JPH0785296A - トレンドグラフ描画装置 - Google Patents

トレンドグラフ描画装置

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JPH0785296A
JPH0785296A JP5232728A JP23272893A JPH0785296A JP H0785296 A JPH0785296 A JP H0785296A JP 5232728 A JP5232728 A JP 5232728A JP 23272893 A JP23272893 A JP 23272893A JP H0785296 A JPH0785296 A JP H0785296A
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trend
trend data
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JP5232728A
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Yutaka Honma
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プラント監視用の計算機等により
逐次入力される状態データを、トレンドデータとして時
系列的に描画するトレンドグラフ描画装置において、ホ
スト計算機の負荷を軽減して処理の高速化を図ることを
目的とする。 【構成】 ホスト計算機20のデータ入力部21に対しトレ
ンドデータが一定時間間隔で入力される毎に、前回入力
されたデータ値との一致/不一致をデータ判断部23にて
判断し、不一致判断されたデータのみ順次表示装置30に
送出し、表示制御部31で受信したデータは表示座標系に
変換して表示部33上の時系列対応描画ポイントに表示す
ると共にトレンドデータ記憶部34に記憶し、タイマ装置
32にて計時される一定時間以上ホスト計算機20からトレ
ンドデータが受信されない場合には、トレンドデータ記
憶部34に記憶された前回受信のデータを今回受信のデー
タとして読出し表示部33上の次の描画ポイントに表示す
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント監視用の計算
機等により逐次入力される状態データを、トレンドデー
タとして時系列的に表示あるいは印刷にて描画するトレ
ンドグラフ描画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラント監視用の計算機とグラフ
ィックディスプレイ装置とを組合せることにより、計算
機に定期的に入力されるプラント状態データ(以下、ト
レンドデータと称する)を、時系列的にグラフとして表
示あるいは印刷するようにしたトレンドグラフ描画装置
が実用されている。
【0003】図8は従来のトレンドグラフ描画装置の構
成を示すブロック図である。すなわち、プラント監視用
の計算機となるホスト計算機10のデータ入力部11に
対し、プラントから一定時間Δt毎にアナログ入力され
るトレンドデータは、制御部12においてディジタルデ
ータに変換され、インターフェイス13を介して表示装
置(グラフィックディスプレイ装置)14に順次送出さ
れる。
【0004】すると、表示装置14の表示制御部15に
受信されたトレンドデータは、CRT表示部16の表示
画面に対応する表示座標系に変換され、図示しないフレ
ームメモリに書込まれて表示部16におけるΔt毎の各
ポイントtn ,tn+1 ,tn+2 ,…に順次時系列的に描
画表示される。
【0005】そして、前回入力のトレンドデータと今回
入力のトレンドデータとの各表示点間を結ぶ線分が表示
され、トレンドグラフが得られるようになる。ここで、
上記表示部16に表示されたトレンドグラフ上における
各データポイントtn ,tn+1 ,tn+2 ,…以外の任意
の中間点を、操作入力部17に備えられるタブレット等
を操作してクロスカーソルにより指定すると、この表示
装置(グラフィックディスプレイ装置)14に備えられ
るクリッピング機能によりその指定されたトレンドグラ
フとの交点座標が検出され、ホスト計算機10の制御部
12に通知される。
【0006】すると、ホスト計算機10の制御部12で
は、上記カーソル指定された交点座標に対応する数値デ
ータが、既に表示装置14に対し送出されて表示された
前後トレンドデータに基づき算出され、表示装置14の
表示制御部15に再通知される。これにより、表示部1
6には、前記トレンドグラフの表示と共に、クロスカー
ソルにより任意指定された各トレンドデータ間の中間値
が表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のトレンドグラフ描画装置では、ホスト計算機1
0は、データ入力部11にΔt毎に入力される各トレン
ドデータを、その入力の都度、全てA/D変換して順次
表示装置14に送出しているため、例えばプラント状態
に変化なく、長期連続して同一値のトレンドデータが入
力される場合でも、そのトレンドデータは全てA/D変
換され順次送出処理されるため、トレンドデータの入力
処理に拘るホスト計算機10の負荷が常に重い状態とな
り、描画処理全体の高速化を妨げる問題がある。
【0008】また、クロスカーソルによりトレンドグラ
フの中間値を指定表示させる際にも、表示装置14のク
リッピング機能により検出されたクロスカーソルとトレ
ンドグラフとの交点座標がホスト計算機10の制御部1
2に通知され、該ホスト計算機10側にてその交点座標
に対応する各トレンドデータ間の中間値が計算され表示
装置14側に再通知されるので、ホスト計算機10の負
荷はさらに重くなり、しかも、クロスカーソルによる中
間値の指定から表示までに時間が掛かるので、オペレー
タによるクロスカーソル操作にトレンドグラフ中間値の
検出表示処理がスムーズに追従しない問題がある。
【0009】したがって、上記トレンドデータの入力表
示処理、及びトレンドグラフの中間値指定表示処理の何
れにあっても、ホスト計算機10の負荷は常に重い状態
にあり、各対応する処理の高速化を妨げる問題がある。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その第1の目的は、トレンドデータの入力描画処理に際
し、ホスト計算機に入力される全てのトレンドデータに
対し描画装置への送出処理を行なう必要なく、ホスト計
算機の負荷を軽減して処理の高速化を図ることが可能に
なるトレンドグラフ描画装置を提供することにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、トレンドグ
ラフの中間値指定表示処理に際し、トレンドグラフ上の
指定点座標がホスト計算機側に通知されてその中間値が
計算されることなく、ホスト計算機側の負荷を軽減して
処理の高速化を図ることが可能になるトレンドグラフ描
画装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1のトレンドグラフ描画装置は、ホスト計算機とグ
ラフィック描画装置とを組合せてなるもので、上記ホス
ト計算機にて一定時間毎にトレンドデータを入力するデ
ータ入力手段と、このデータ入力手段により入力された
今回入力のトレンドデータ値と前回入力のトレンドデー
タ値との一致/不一致を判断するデータ判断手段と、こ
のデータ判断手段により不一致判断されたトレンドデー
タを上記グラフィック描画装置に送出するデータ送出手
段と、上記グラフィック描画装置にて受信されたトレン
ドデータを時系列的に描画する受信データ描画手段と、
この受信データ描画手段により描画されるトレンドデー
タを順次記憶するトレンドデータ記憶手段と、上記ホス
ト計算機のデータ送出手段からグラフィック描画装置に
対し一定時間以上トレンドデータが受信されないことを
検出するタイマ手段と、このタイマ手段により一定時間
以上トレンドデータが受信されないことが検出された場
合には上記トレンドデータ記憶手段に記憶されている前
回受信のトレンドデータを今回受信のトレンドデータと
して上記受信データ描画手段に与える同一データ描画制
御手段とを備えて構成したものである。
【0013】また、本発明に係わる第2のトレンドグラ
フ描画装置は、ホスト計算機に一定時間毎に入力された
トレンドデータをグラフィック描画装置にて時系列的に
描画するもので、上記グラフィック描画装置において順
次描画されるトレンドデータを記憶するトレンドデータ
記憶手段と、上記グラフィック描画装置において描画さ
れたトレンドグラフ上の任意の中間点を指定するグラフ
指定手段と、このグラフ指定手段による指定点に対応す
る中間値を上記トレンドデータ記憶手段に記憶されてい
る前後トレンドデータに基づき算出する中間値算出手段
とを備えて構成したものである。
【0014】
【作用】つまり、上記第1のトレンドグラフ描画装置で
は、ホスト計算機のデータ入力手段に対し、順次異なる
値のトレンドデータが入力された場合には、そのそれぞ
れのトレンドデータは順次グラフィック描画装置に送出
されるものの、順次同一値のトレンドデータが入力され
た場合には、その2つ目以降のトレンドデータのの送出
処理は、異なる値のトレンドデータが入力される手前の
ものまで実行されず、しかも、グラフィック描画装置に
おいて、ホスト計算機から一定時間以上新たなトレンド
データが受信されない場合には、前回の受信表示処理に
伴ないトレンドデータ記憶手段に既に記憶されている前
回のトレンドデータが読出され、今回受信のトレンドデ
ータと見做されて受信データ描画手段により描画される
ので、特に、状態変位の少ないプラントデータを監視す
る際には、ホスト計算機の負荷が大幅に軽減され、処理
の高速化が図れることになる。
【0015】また、上記第2のトレンドグラフ描画装置
では、グラフ指定手段により任意指定されたトレンドグ
ラフ上の中間値は、該トレンドグラフの描画処理に伴な
いグラフィック描画装置内のトレンドデータ記憶手段に
記憶された各トレンドデータに基づき算出されるので、
ホスト計算機とは何等データの授受が行なわれることな
く、該ホスト計算機の負荷が軽減されると共に、処理の
高速化が図れることになる。
【0016】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1はトレンドグラフ描画装置の構成を示すブ
ロック図である。このトレンドグラフ描画装置は、例え
ばプラント監視用の計算機となるホスト計算機20とグ
ラフィックディスプレイ装置からなる表示装置30とを
備えている。
【0017】上記ホスト計算機20のデータ入力部21
は、例えばプロセス入力装置であり、プラントから抽出
される各種のアナログ状態データ(トレンドデータ)
を、それぞれ一定時間Δt毎に入力するもので、このデ
ータ入力部21に順次入力されるトレンドデータは制御
部22に転送される。
【0018】上記制御部22には、データ判断部23及
びインターフェイス24が接続される。上記データ判断
部23は、上記データ入力部21に入力されたトレンド
データが制御部22に転送された際に、その今回入力の
トレンドデータ値とΔt以前に入力された前回入力のト
レンドデータ値との一致/不一致を判断するもので、こ
のデータ判断部23による入力トレンドデータの一致/
不一致判断信号は、制御部22に供給される。
【0019】そして、上記制御部22は、上記データ判
断部23から入力トレンドデータの不一致判断信号が供
給された際、つまり、今回入力のトレンドデータ値が前
回入力トレンドデータ値と異なる値であると判断された
際に、該今回入力のトレンドデータをディジタル値に変
換するもので、このA/D変換された今回入力のトレン
ドデータは、インターフェイス24を介して上記表示装
置30の表示制御部31に送出され、次回トレンドデー
タの入力待ち状態となる。
【0020】また、上記制御部22は、上記データ判断
部23から入力トレンドデータの一致判断信号が供給さ
れた際、つまり、今回入力のトレンドデータ値が前回入
力のトレンドデータ値と同一値であると判断された際に
は、該今回入力のトレンドデータのA/D変換処理及び
その送出処理は実行しないもので、この場合、直ちに次
回トレンドデータの入力待ち状態となる。
【0021】すなわち、データ入力部21に順次異なる
値のトレンドデータが入力された場合には、そのそれぞ
れのトレンドデータはA/D変換されてΔt間隔で順次
表示装置30に送出されるが、順次同一値のトレンドデ
ータが入力された場合には、その2つ目以降のトレンド
データのA/D変換処理及びΔt間隔の送出処理は、異
なる値のトレンドデータが入力される手前のものまで間
引きされることになる。
【0022】一方、上記表示装置30の表示制御部31
には、タイマ装置32、表示部33、トレンドデータ記
憶部34、及び操作入力部35が接続される。上記タイ
マ装置32は、上記表示制御部31に上記ホスト計算機
20のインターフェイス24を介してトレンドデータが
受信された際にリセット・スタートされ一定時間T(≧
Δt)を繰返し計時するもので、このタイマ装置32か
らの一定時間Tの経過通知信号は、表示制御部31に出
力される。
【0023】上記表示制御部31は、上記ホスト計算機
20から送出されたトレンドデータが受信されると、そ
の受信されたトレンドデータを表示部33の表示画面に
対応させた座標系に変換すると共に、該表示部33の表
示画面上にΔt間隔で設定された次の描画ポイントに表
示するもので、この表示部33に表示したトレンドデー
タ値は、上記トレンドデータ記憶部34に対しそのトレ
ンドグラフ番号及び描画ポイントtn に対応付けられて
記憶される。
【0024】また、上記表示制御部31は、上記タイマ
装置32からの一定時間Tの経過通知信号に基づき、該
一定時間T以内に上記ホスト計算機20からトレンドデ
ータが受信されなかったと判断された際に、上記トレン
ドデータ記憶部34に記憶されている前回のトレンドデ
ータを読出し今回受信のトレンドデータとして表示座標
系に変換すると共に、該表示部33の表示画面上にΔt
間隔で設定された次の描画ポイントに表示するもので、
この場合にも、表示部33に表示した新たなトレンドデ
ータ値は、上記トレンドデータ記憶部34に対しそのト
レンドグラフ番号及び描画ポイントtn に対応付けられ
て記憶される。
【0025】図2は上記トレンドグラフ描画装置の表示
装置30に備えられるトレンドデータ記憶部34のトレ
ンドデータ記憶状態を示す図である。例えばトレンドグ
ラフ「1」として時間t0 に表示されたトレンドデータ
値は“20”、そのΔt後の時間t1 に表示されたトレ
ンドデータ値は“30”、さらにそのΔt後の時間t2
に表示されたトレンドデータ値は“50”として記憶さ
れている。
【0026】また、上記操作入力部35は、キーボード
やタブレット,マウス等を備えてなり、例えば表示部3
3に表示されたトレンドグラフ上の中間値を知りたい場
合には、タブレットにより表示部33における表示画面
上のクロスカーソルを移動操作して中間値を知りたいト
レンドグラフ上の1点を指定するもので、この操作入力
部35におけるタブレットの操作信号は表示制御部31
に出力される。
【0027】この場合、上記表示制御部31は、グラフ
ィックディスプレイ装置として予め備えられるクリッピ
ング機能により、上記タブレットの操作信号に基づき、
表示画面上のクロスカーソルにより指定されたトレンド
グラフとの交点座標を検出すると共に、その前後に存在
する表示済みトレンドデータを上記トレンドデータ記憶
部34から読出し、そのそれぞれの表示座標との関係か
ら上記カーソル指定されたトレンドグラフ上の中間値を
計算するもので、このクロスカーソルにより任意指定さ
れた中間値データは、表示部33に対し上記トレンドグ
ラフと共に数値表示される。
【0028】次に、上記構成によるトレンドグラフ描画
装置の動作について説明する。図3は上記トレンドグラ
フ描画装置のホスト計算機20におけるトレンドデータ
入力処理を示すフローチャートである。
【0029】図4は上記トレンドグラフ描画装置の表示
装置30におけるトレンドデータ表示処理を示すフロー
チャートである。図5は上記トレンドグラフ描画装置の
トレンドデータ入力処理及びトレンドデータ表示処理に
伴なうトレンドグラフの表示状態を示す図である。
【0030】すなわち、例えばホスト計算機20のデー
タ入力部21に対し、タイミングt0 にて、トレンドデ
ータ“20”が入力され制御部22に転送されると、デ
ータ判断部23において、今回入力されたトレンドデー
タ値“20”と前回入力されたトレンドデータ値(この
場合には無し)との一致/不一致が判断される(ステッ
プS1,S2)。
【0031】この場合、前回データ無しなので「不一
致」と判断され、今回入力のトレンドデータ“20”は
制御部22にてA/D変換され、インターフェイス24
を介し表示装置30の表示制御部31に送出される(ス
テップS2→S3,S4)。
【0032】上記ホスト計算機20から送出された今回
t0 入力のトレンドデータ“20”が表示装置30の表
示制御部31に受信されると、タイマ装置32による一
定時間Tの繰返し計時処理がリセット・スタートされる
と共に、上記受信されたトレンドデータ“20”は表示
部33の表示画面に対応させた表示座標系に変換され、
図5で示すように、表示部33の表示画面上に設定され
た描画ポイントt0 に表示される(ステップA1→A
2,A3)。
【0033】そして、上記表示部33に表示されたトレ
ンドデータ値“20”は、前記図2で示したように、ト
レンドデータ記憶部34に対しそのトレンドグラフ番号
「1」及び描画ポイントt0 に対応付けて記憶される
(ステップA4)。
【0034】この後、前記タイミングt0 からΔtが経
過して、再び、ホスト計算機20のデータ入力部21に
対し、タイミングt1 にて、トレンドデータ“30”が
入力され制御部22に転送されると、データ判断部23
において、今回入力されたトレンドデータ値“30”と
前回入力されたトレンドデータ値“20”との一致/不
一致が判断される(ステップS1,S2)。
【0035】この場合、前回データ“20”と今回デー
タ“30”とは「不一致」と判断され、今回入力のトレ
ンドデータ“30”は制御部22にてA/D変換され、
インターフェイス24を介し表示装置30の表示制御部
31に送出される(ステップS2→S3,S4)。
【0036】上記ホスト計算機20から送出された今回
t1 入力のトレンドデータ“30”が表示装置30の表
示制御部31に受信されると、上記受信されたトレンド
データ“30”は表示部33の表示画面に対応させた表
示座標系に変換され、図5で示すように、前回入力のト
レンドデータ“20”に続いて表示部33の表示画面上
に設定された次の描画ポイントt1 に表示される(ステ
ップA1→A2,A3)。
【0037】そして、上記表示部33に表示されたトレ
ンドデータ値“30”は、前記図2で示したように、ト
レンドデータ記憶部34に対しそのトレンドグラフ番号
「1」及び描画ポイントt1 に対応付けて記憶される
(ステップA4)。
【0038】さらに、前記タイミングt1 からΔtが経
過して、再び、ホスト計算機20のデータ入力部21に
対し、タイミングt2 にて、トレンドデータ“50”が
入力され制御部22に転送されると、データ判断部23
において、今回入力されたトレンドデータ値“50”と
前回入力されたトレンドデータ値“30”との一致/不
一致が判断される(ステップS1,S2)。
【0039】この場合、前回データ“30”と今回デー
タ“50”とは「不一致」と判断され、今回入力のトレ
ンドデータ“50”は制御部22にてA/D変換され、
インターフェイス24を介し表示装置30の表示制御部
31に送出される(ステップS2→S3,S4)。
【0040】上記ホスト計算機20から送出された今回
t2 入力のトレンドデータ“50”が表示装置30の表
示制御部31に受信されると、上記受信されたトレンド
データ“50”は表示部33の表示画面に対応させた表
示座標系に変換され、図5で示すように、前回入力のト
レンドデータ“30”に続いて表示部33の表示画面上
に設定された次の描画ポイントt2 に表示される(ステ
ップA1→A2,A3)。
【0041】そして、上記表示部33に表示されたトレ
ンドデータ値“50”は、前記図2で示したように、ト
レンドデータ記憶部34に対しそのトレンドグラフ番号
「1」及び描画ポイントt2 に対応付けて記憶される
(ステップA4)。
【0042】また、前記タイミングt2 からΔtが経過
して、再び、ホスト計算機20のデータ入力部21に対
し、タイミングt3 にて、トレンドデータ“50”が入
力され制御部22に転送されると、データ判断部23に
おいて、今回入力されたトレンドデータ値“50”と前
回入力されたトレンドデータ値“50”との一致/不一
致が判断される(ステップS1,S2)。
【0043】この場合、前回データ“50”と今回デー
タ“50”とは「一致」と判断されるので、今回入力の
トレンドデータ“50”のA/D変換処理及び表示装置
30への送出処理は実行されず、さらにΔt後のタイミ
ングt4 におけるトレンドデータの入力待ち状態となる
(ステップS2→S1)。
【0044】すると、表示部30における表示制御部3
1では、タイマ装置32からの一定時間Tの経過通知信
号に基づき、ホスト計算機20からトレンドデータが受
信されない状態で一定時間Tが経過したと判断されるの
で、上記トレンドデータ記憶部34(図2参照)に記憶
されている前回t2 入力のトレンドデータ“50”が読
出され、今回受信のトレンドデータとして表示座標系に
変換されると共に、図5で示すように、前回入力のトレ
ンドデータ“50”に続いて表示部33の表示画面上に
設定された次の描画ポイントt3 に表示される(ステッ
プA1→A5,A6,A2,A3)。
【0045】そして、表示部33に表示された新たなト
レンドデータ値“50”は、前記図2で示したように、
トレンドデータ記憶部34に対しそのトレンドグラフ番
号「1」及び描画ポイントt3 に対応付けて記憶される
(ステップA4)。
【0046】この後、Δt毎のタイミングt4 ,t5 ,
…のそれぞれにおいて、前記同様のトレンドデータ入力
処理(図3)及びトレンドデータ表示処理(図4)が繰
返され、各対応するトレンドデータに応じたトレンドグ
ラフ(図5)が表示されるようになる。
【0047】この場合、ホスト計算機20のデータ入力
部21に対し、順次異なる値のトレンドデータが入力さ
れた場合には、そのそれぞれのトレンドデータはA/D
変換されてΔt間隔で順次表示装置30に送出される
が、順次同一値のトレンドデータが入力された場合に
は、その2つ目以降のトレンドデータのA/D変換処理
及びΔt間隔の送出処理は、異なる値のトレンドデータ
が入力される手前のものまで実行されず、しかも、表示
装置30において、ホスト計算機20から一定時間T
(≧Δt)以上新たなトレンドデータが受信されない場
合には、前回の受信表示処理に伴ないトレンドデータ記
憶部34に既に記憶されている前回のトレンドデータが
読出され、今回受信のトレンドデータと見做されて表示
部33に表示されるので、特に、状態変位の少ないプラ
ントデータを監視する際には、ホスト計算機20の負荷
が大幅に軽減され、処理の高速化が図れるようになる。
【0048】図6は上記トレンドグラフ描画装置の表示
装置30におけるトレンドグラフ交点検出処理を示すフ
ローチャートである。図7は上記トレンドグラフ描画装
置のトレンドグラフ交点検出処理に伴なう中間値の指定
表示状態を示す図である。
【0049】すなわち、前記トレンドデータ入力処理
(図3)及びトレンドデータ表示処理(図4)に基づ
き、例えば図7で示すように、表示部33に表示された
トレンドグラフ上の中間値を知りたい場合に、操作入力
部35のタブレットにより表示画面上のクロスカーソル
Cを移動操作して中間値を知りたいトレンドグラフ上の
1点xを指定すると、グラフィックディスプレイ装置と
して予め備えられるクリッピング機能により、上記クロ
スカーソルCにより指定されたトレンドグラフとの交点
座標xが検出される(ステップB1→B2)。
【0050】すると、上記カーソル指定されたトレンド
グラフ上の交点座標xの前後に存在する表示済みトレン
ドデータ“50”(tn )及び“150”(tn+1 )が
トレンドデータ記憶部34から表示制御部31に読出さ
れ、そのそれぞれの表示座標との関係から上記カーソル
指定されたトレンドグラフ上の中間値“125”が算出
される(ステップB3,B4)。
【0051】これにより、上記クロスカーソルCにより
任意指定され表示制御部31にて算出されたトレンドグ
ラフ上の中間値データ“125”は、図7で示すよう
に、表示部33に対しそのトレンドグラフと共に数値表
示されるようになる(ステップB5)。
【0052】この場合、上記クロスカーソルCにより任
意指定されたトレンドグラフ上の中間値は、該トレンド
グラフの表示処理に伴ない表示装置30内のトレンドデ
ータ記憶部34に記憶された各トレンドデータに基づき
表示制御部31にて算出されるので、ホスト計算機20
とは何等データの授受が行なわれることなく、該ホスト
計算機20の負荷が軽減されると共に、処理の高速化が
図れるようになる。
【0053】よって、上記トレンドグラフ上の任意の点
を、クロスカーソルCを連続的に移動させて順次指定し
た場合でも、該クロスカーソルCの移動操作に対しその
各中間値の算出表示処理はスムーズに追従するようにな
る。
【0054】したがって、上記構成のトレンドグラフ描
画装置によれば、ホスト計算機20のデータ入力部21
に対し、例えばプラント状態データとしてのトレンドデ
ータが一定時間Δt間隔で入力される毎に、前回入力さ
れたトレンドデータ値との一致/不一致をデータ判断部
23にて判断し、不一致判断されたトレンドデータのみ
制御部22にてA/D変換して順次表示装置(グラフィ
ックディスプレイ装置)30に送出し、表示装置30の
表示制御部31で受信したトレンドデータは表示座標系
に変換して表示部33上にΔt間隔で設定された対応描
画ポイントtnに表示すると共にトレンドデータ記憶部
34に記憶し、タイマ装置32にて計時される一定時間
T(≧Δt)以上ホスト計算機20からトレンドデータ
が受信されない場合には、トレンドデータ記憶部34に
記憶された前回受信のトレンドデータを今回受信のトレ
ンドデータとして読出し、表示部33上の次の描画ポイ
ントtn に表示するので、ホスト計算機20では前回入
力のトレンドデータと同一値のトレンドデータに対して
はそのA/D変換処理及び送出処理を実行せずに済み、
特に、状態変位の少ないプラントデータを監視する際に
は、ホスト計算機20の負荷を大幅に軽減することがで
き、処理の高速化を図ることができる。
【0055】また、表示部33に表示されたクロスカー
ソルCを操作入力部35のタブレットにより移動操作
し、トレンドグラフ上の任意の中間点を指定した場合に
は、そのトレンドグラフとの交点座標xが検出され、ト
レンドデータ記憶部34に記憶されている指定点前後の
トレンドデータ及びその表示座標との関係から該指定点
に対応する中間値が算出され表示部33に表示されるの
で、ホスト計算機20とは何等データの授受を行なわな
くて済み、ホスト計算機20の負荷を軽減できると共
に、処理の高速化を図ることができる。
【0056】よって、上記トレンドデータの入力表示処
理、及びトレンドグラフの中間値指定表示処理の何れに
あっても、ホスト計算機20の負荷を軽減することがで
き、各対応する処理の高速化を図ることができるように
なる。
【0057】なお、上記実施例では、トレンドグラフを
表示部33に表示して描画する場合についてのみ説明し
たが、図示しない印刷装置にて印刷して描画する構成と
してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1のトレンド
グラフ描画装置では、ホスト計算機とグラフィック描画
装置とを組合せてなるもので、上記ホスト計算機にて一
定時間毎にトレンドデータを入力するデータ入力手段
と、このデータ入力手段により入力された今回入力のト
レンドデータ値と前回入力のトレンドデータ値との一致
/不一致を判断するデータ判断手段と、このデータ判断
手段により不一致判断されたトレンドデータを上記グラ
フィックディスプレイ装置に送出するデータ送出手段
と、上記グラフィック描画装置にて受信されたトレンド
データを時系列的に描画する受信データ描画手段と、こ
の受信データ描画手段により描画されるトレンドデータ
を順次記憶するトレンドデータ記憶手段と、上記ホスト
計算機のデータ送出手段からグラフィック描画装置に対
し一定時間以上トレンドデータが受信されないことを検
出するタイマ手段と、このタイマ手段により一定時間以
上トレンドデータが受信されないことが検出された場合
には上記トレンドデータ記憶手段に記憶されている前回
受信のトレンドデータを今回受信のトレンドデータとし
て上記受信データ描画手段に与える同一データ描画制御
手段とを備えて構成したので、トレンドデータの入力描
画処理に際し、ホスト計算機に入力される全てのトレン
ドデータに対し描画装置への送出処理を行なう必要な
く、ホスト計算機の負荷を軽減して処理の高速化を図る
ことが可能になる。
【0059】また、本発明の第2のトレンドグラフ描画
装置では、ホスト計算機に一定時間毎に入力されたトレ
ンドデータをグラフィック描画装置にて時系列的に描画
するもので、上記グラフィック描画装置において順次描
画されるトレンドデータを記憶するトレンドデータ記憶
手段と、上記グラフィック描画装置において描画された
トレンドグラフ上の任意の中間点を指定するグラフ指定
手段と、このグラフ指定手段による指定点に対応する中
間値を上記トレンドデータ記憶手段に記憶されている前
後トレンドデータに基づき算出する中間値算出手段とを
備えて構成したので、トレンドグラフの中間値指定表示
処理に際し、トレンドグラフ上の指定点座標がホスト計
算機側に通知されてその中間値が計算されることなく、
ホスト計算機側の負荷を軽減して処理の高速化を図るこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるトレンドグラフ描画
装置の構成を示すブロック図。
【図2】上記トレンドグラフ描画装置の表示装置に備え
られるトレンドデータ記憶部のトレンドデータ記憶状態
を示す図。
【図3】上記トレンドグラフ描画装置のホスト計算機に
おけるトレンドデータ入力処理を示すフローチャート。
【図4】上記トレンドグラフ描画装置の表示装置におけ
るトレンドデータ表示処理を示すフローチャート。
【図5】上記トレンドグラフ描画装置のトレンドデータ
入力処理及びトレンドデータ表示処理に伴なうトレンド
グラフの表示状態を示す図。
【図6】上記トレンドグラフ描画装置の表示装置におけ
るトレンドグラフ交点検出処理を示すフローチャート。
【図7】上記トレンドグラフ描画装置のトレンドグラフ
交点検出処理に伴なう中間値の指定表示状態を示す図。
【図8】従来のトレンドグラフ描画装置の構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
20…ホスト計算機、21…データ入力部、22…制御
部、23…データ判断部、24…インターフェイス、3
0…表示装置(グラフィックディスプレイ装置)、31
…表示制御部、32…タイマ装置、33…表示部、34
…トレンドデータ記憶部、35…操作入力部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト計算機とグラフィック描画装置と
    を組合せてなるトレンドグラフ描画装置において、 上記ホスト計算機にて一定時間毎にトレンドデータを入
    力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段により入力された今回入力のトレン
    ドデータ値と前回入力のトレンドデータ値との一致/不
    一致を判断するデータ判断手段と、 このデータ判断手段により不一致判断されたトレンドデ
    ータを上記グラフィック描画装置に送出するデータ送出
    手段と、 上記グラフィック描画装置にて受信されたトレンドデー
    タを時系列的に描画する受信データ描画手段と、 この受信データ描画手段により描画されるトレンドデー
    タを順次記憶するトレンドデータ記憶手段と、 上記ホスト計算機のデータ送出手段からグラフィック描
    画装置に対し一定時間以上トレンドデータが受信されな
    いことを検出するタイマ手段と、 このタイマ手段により一定時間以上トレンドデータが受
    信されないことが検出された場合には上記トレンドデー
    タ記憶手段に記憶されている前回受信のトレンドデータ
    を今回受信のトレンドデータとして上記受信データ描画
    手段に与える同一データ描画制御手段と、を具備したこ
    とを特徴とするトレンドグラフ描画装置。
  2. 【請求項2】 ホスト計算機に一定時間毎に入力された
    トレンドデータをグラフィック描画装置にて時系列的に
    描画するトレンドグラフ描画装置において、 上記グラフィック描画装置において順次描画されるトレ
    ンドデータを記憶するトレンドデータ記憶手段と、 上記グラフィック描画装置において描画されたトレンド
    グラフ上の任意の中間点を指定するグラフ指定手段と、 このグラフ指定手段による指定点に対応する中間値を上
    記トレンドデータ記憶手段に記憶されている前後トレン
    ドデータに基づき算出する中間値算出手段と、を具備し
    たことを特徴とするトレンドグラフ描画装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016001425A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 株式会社日立製作所 監視制御システム及び監視制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016001425A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 株式会社日立製作所 監視制御システム及び監視制御方法
CN105320122A (zh) * 2014-06-12 2016-02-10 株式会社日立制作所 监视控制系统及监视控制方法

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