JPH078480Y2 - 配送物等保管引渡管理装置 - Google Patents
配送物等保管引渡管理装置Info
- Publication number
- JPH078480Y2 JPH078480Y2 JP1987124238U JP12423887U JPH078480Y2 JP H078480 Y2 JPH078480 Y2 JP H078480Y2 JP 1987124238 U JP1987124238 U JP 1987124238U JP 12423887 U JP12423887 U JP 12423887U JP H078480 Y2 JPH078480 Y2 JP H078480Y2
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- delivery
- storage
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、マンション等の集合住宅、オフィスビル、
テナントビル等に設置して、例えばデパートやスーパ
ー、クリーニング点などからの配送物等を宛先住居者が
不在の時においても受領して保管管理し、該当住居者の
帰宅後にその配送物等を引渡すことができるようになし
た配送物等保管管理装置に関するものである。
テナントビル等に設置して、例えばデパートやスーパ
ー、クリーニング点などからの配送物等を宛先住居者が
不在の時においても受領して保管管理し、該当住居者の
帰宅後にその配送物等を引渡すことができるようになし
た配送物等保管管理装置に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 上記したような配送物等の保管管理装置乃至はシステム
として、実願昭60−68657号(実開昭61−192362号)、
特開昭61−242287号及び特開昭61−74093号に記載のも
のが既に公知である。
として、実願昭60−68657号(実開昭61−192362号)、
特開昭61−242287号及び特開昭61−74093号に記載のも
のが既に公知である。
実願昭60−68657号の明細書に記載されている配送物の
安全保管管理システムは、管理室内の管理人の指示と遠
隔操作とにより、またTVカメラによる管理人の監視、確
認の下に配送物保管用ボックスの収納室を開錠して配送
物を収納し、配送者持参の配送伝票等に受領データをプ
リントするものである。従って、このシステムでは配送
物の収納室内への収納に当たり管理人に多大の負担をか
けるだけでなく、管理人が管理室に在席している時間以
外は利用不可能である。
安全保管管理システムは、管理室内の管理人の指示と遠
隔操作とにより、またTVカメラによる管理人の監視、確
認の下に配送物保管用ボックスの収納室を開錠して配送
物を収納し、配送者持参の配送伝票等に受領データをプ
リントするものである。従って、このシステムでは配送
物の収納室内への収納に当たり管理人に多大の負担をか
けるだけでなく、管理人が管理室に在席している時間以
外は利用不可能である。
一方、特開昭61−242287号公報及び特開昭61−74093号
公報に記載の共用ロッカーシステムは、管理室の管理人
を全く煩わすことなく配送人自らの操作により配送物を
ロッカー内に収納することができるものであり、管理人
が在席であるか否かに関わりなく、24時間中何時でも利
用できる。
公報に記載の共用ロッカーシステムは、管理室の管理人
を全く煩わすことなく配送人自らの操作により配送物を
ロッカー内に収納することができるものであり、管理人
が在席であるか否かに関わりなく、24時間中何時でも利
用できる。
然しながら、上記の共用ロッカーシステムにおいては配
送人がロッカーキーによりロッカーを施解錠するには、
予め登録済みの配送人キーもしくは配送人カード(以
下、単に配送人キーという)をキー読取装置に挿入する
ことが必要であり、また受領記録カードのプリント、発
行も、配送人キーをキー読取装置に挿入しかつ居住者に
対応して別に設けられたロッカーキー収納箱に配送物を
収納したロッカーのロッカーキーを投入したときに行わ
れる。すなわち上記の共用ロッカーシステムは予め登録
済みの配送人キーを所持する特定の配送人だけが利用で
き、登録済みの配送人キーを与えられていない配送業者
や商店の配達人等はこれを利用できない。配送人キーを
所有しない親戚、友人、知人等の訪問者或は近隣者も携
帯物をロッカーに保管させることができない。また配送
人キーを与えられている配送業者であっても、たまたま
配送人キーを所持していないときはロッカーを利用でき
ないという不便がある。
送人がロッカーキーによりロッカーを施解錠するには、
予め登録済みの配送人キーもしくは配送人カード(以
下、単に配送人キーという)をキー読取装置に挿入する
ことが必要であり、また受領記録カードのプリント、発
行も、配送人キーをキー読取装置に挿入しかつ居住者に
対応して別に設けられたロッカーキー収納箱に配送物を
収納したロッカーのロッカーキーを投入したときに行わ
れる。すなわち上記の共用ロッカーシステムは予め登録
済みの配送人キーを所持する特定の配送人だけが利用で
き、登録済みの配送人キーを与えられていない配送業者
や商店の配達人等はこれを利用できない。配送人キーを
所有しない親戚、友人、知人等の訪問者或は近隣者も携
帯物をロッカーに保管させることができない。また配送
人キーを与えられている配送業者であっても、たまたま
配送人キーを所持していないときはロッカーを利用でき
ないという不便がある。
更に、上記共用ロッカーにおいては、受領記録カードの
プリント、発行がロッカーに配送物を確実に収納したこ
とを確認しないままに行われるという管理上の不備があ
る。
プリント、発行がロッカーに配送物を確実に収納したこ
とを確認しないままに行われるという管理上の不備があ
る。
(考案の目的) 本考案は配送物等保管管理装置における上述の問題点を
解消して、特定の配送人等に限らず誰もが、24時間中何
時でも利用できるようになしたものである。また、本考
案は、上記のとおり特定の配送人等に限らず誰もが利用
するものであることから、利用に当たり利用者が操作等
にまごつくことがないように案内し、誰でも容易に利用
し得るようになしたものである。更に、本考案は配送物
等が保管用ボックスの収納室に確実に収納されたことを
検知した上で、受領証をプリントし、発行できるように
し、もって配送物等の保管管理の安全、確実性を向上さ
せるようになしたものである。
解消して、特定の配送人等に限らず誰もが、24時間中何
時でも利用できるようになしたものである。また、本考
案は、上記のとおり特定の配送人等に限らず誰もが利用
するものであることから、利用に当たり利用者が操作等
にまごつくことがないように案内し、誰でも容易に利用
し得るようになしたものである。更に、本考案は配送物
等が保管用ボックスの収納室に確実に収納されたことを
検知した上で、受領証をプリントし、発行できるように
し、もって配送物等の保管管理の安全、確実性を向上さ
せるようになしたものである。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成する本考案の配送物等保管引渡管理装置
は、受領証をプリントアウトするプリンタ(3)、個体
識別カード読取り用のカードリーダ(4)、操作案内用
ディスプレイ(5)及び操作用入力キー(6)を備えた
コントロールボックス(7)と、上記カードリーダ
(4)に個体識別カードを差入れることにより、また上
記の操作用入力キー(6)の操作に基づき解錠される開
閉ドア(8a)、(8b)・・・(8n)を有し、かつ在席検
知用センサーをそれぞれ装備した複数の配送物等収納室
(8A)(8B)・・・(8N)を備えた配送物等保管用ボッ
クス(8)とより成り、上記コントロールボックスが上
記各要素を作動させ、動作を制御する制御手段を具備す
ることを特徴とするものである。
は、受領証をプリントアウトするプリンタ(3)、個体
識別カード読取り用のカードリーダ(4)、操作案内用
ディスプレイ(5)及び操作用入力キー(6)を備えた
コントロールボックス(7)と、上記カードリーダ
(4)に個体識別カードを差入れることにより、また上
記の操作用入力キー(6)の操作に基づき解錠される開
閉ドア(8a)、(8b)・・・(8n)を有し、かつ在席検
知用センサーをそれぞれ装備した複数の配送物等収納室
(8A)(8B)・・・(8N)を備えた配送物等保管用ボッ
クス(8)とより成り、上記コントロールボックスが上
記各要素を作動させ、動作を制御する制御手段を具備す
ることを特徴とするものである。
(作用) 上記した構成を有する本考案の配送物等保管引渡管理装
置によれば、操作案内用ディスプレイ(5)によるガイ
ドに導かれて操作用入力キー(6)を操作することによ
り、誰もが、24時間中何時でも、かつ容易に、保管用ボ
ックス(8)の適宜な配送物等収納室の開閉ドアを開錠
させて、当該収納室に配送物等を安全かつ確実に収納さ
せることができる。
置によれば、操作案内用ディスプレイ(5)によるガイ
ドに導かれて操作用入力キー(6)を操作することによ
り、誰もが、24時間中何時でも、かつ容易に、保管用ボ
ックス(8)の適宜な配送物等収納室の開閉ドアを開錠
させて、当該収納室に配送物等を安全かつ確実に収納さ
せることができる。
そして、配送物等収納室(8A),(8B)・・・(8N)の
それぞれに在席検知センサーが装備されているので、当
該収納室に配送物等が確実に収納されたことを検知する
ことができ、また、かかる検知を行った上で受領証がプ
リントされ、発行されるので、配送物等の保管管理の安
全性、確実性が向上する。
それぞれに在席検知センサーが装備されているので、当
該収納室に配送物等が確実に収納されたことを検知する
ことができ、また、かかる検知を行った上で受領証がプ
リントされ、発行されるので、配送物等の保管管理の安
全性、確実性が向上する。
帰宅後に配達状等により自己宛の配送物等が保管用ボッ
クス(8)の配送物等収納室に収納されていることを知
った配送物等の宛先居住者は、自己の個体識別カードを
カードリーダ(4)に差し込むことにより、自己宛の配
送物等が収納されている収納室の開閉ドアが開錠され開
くので、配送物を取出すことができる。
クス(8)の配送物等収納室に収納されていることを知
った配送物等の宛先居住者は、自己の個体識別カードを
カードリーダ(4)に差し込むことにより、自己宛の配
送物等が収納されている収納室の開閉ドアが開錠され開
くので、配送物を取出すことができる。
(実施例) 第1図は本考案の実施例による配送物保管引渡管理装置
の説明図であり、第2図は該装置の構成の系統図であ
る。図において(7)はコントロールボックスであり、
該ボックスの表側には後述の管理室(管理センターとも
呼ぶ)と連絡、対話するための送・受信器(1)、後記
のモニターテレビ用カメラ(9)により撮影した画像を
表示するモニターテレビ(2)、配送物の配送人等に対
して受領証及び配達状をプリントし発行するプリンタ
(3)、例えば磁気カードより成る個体識別カード(ID
カードとも呼ばれる)が差し込まれこれを読み取るカー
ドリーダ(4)、後記の操作用入力キー(6)等による
操作を配送人等にガイドする操作案内用ディスプレイ
(5)並びにテンキー(6a)、開始ボタン(6b)、確認
ボタン(6c)及び訂正ボタン(6d)とを含む操作用入力
キー(6)が人間工学的な設計に従って配置され、装備
されている。また、ボックス(7)の内部には各種の動
作を制御する制御装置としてCPUによる制御装置(図示
省略)が内装され、かつボックス(7)正面の上下両端
寄り位置には放熱のための換気口(7A)が形成されてい
る。
の説明図であり、第2図は該装置の構成の系統図であ
る。図において(7)はコントロールボックスであり、
該ボックスの表側には後述の管理室(管理センターとも
呼ぶ)と連絡、対話するための送・受信器(1)、後記
のモニターテレビ用カメラ(9)により撮影した画像を
表示するモニターテレビ(2)、配送物の配送人等に対
して受領証及び配達状をプリントし発行するプリンタ
(3)、例えば磁気カードより成る個体識別カード(ID
カードとも呼ばれる)が差し込まれこれを読み取るカー
ドリーダ(4)、後記の操作用入力キー(6)等による
操作を配送人等にガイドする操作案内用ディスプレイ
(5)並びにテンキー(6a)、開始ボタン(6b)、確認
ボタン(6c)及び訂正ボタン(6d)とを含む操作用入力
キー(6)が人間工学的な設計に従って配置され、装備
されている。また、ボックス(7)の内部には各種の動
作を制御する制御装置としてCPUによる制御装置(図示
省略)が内装され、かつボックス(7)正面の上下両端
寄り位置には放熱のための換気口(7A)が形成されてい
る。
(8)は配送物等保管用ボックスであって、標準5段、
標準8段、標準2段、幅広4段というように、種々の大
きさ、形状の配送物、荷物を収納保管できるように複数
種類の大きさの収容室を有するボックスを適当個数組み
合わせて並置固定してなる。ボックス(8)は前面に開
閉ドア(8a),(8b)・・・(8n)を有する複数の配送
物等収納室(8A),(8B)・・・(8N)に区画され、そ
れらの前面には室ナンバーが連続符号として付されてい
る。上記各配送物収納室(8A),(8B)・・・(8N)に
は在席検知用センサー(図示省略)が装備されていて、
配送物の収容の有無を検知し、その検知信号“無”にも
とづいて後記するようにディスプレイ(5)に空席状況
を表示し、また配送物の押入れ、収納を検知した、検知
信号“有”にもとづいて、プリンタ(3)にプリント動
作指令を伝達する。また、上記開閉ドア(8a),(8b)
・・・(8n)にはそれぞれオートロック機構(図示省
略)が装着されていて、上記カードリーダ(4)に個体
識別用カード(A)を差し入れたとき、また上記テンキ
ー(6a)の操作に基づいて、上記CPUの制御により該当
ドアを解錠するようになっている。
標準8段、標準2段、幅広4段というように、種々の大
きさ、形状の配送物、荷物を収納保管できるように複数
種類の大きさの収容室を有するボックスを適当個数組み
合わせて並置固定してなる。ボックス(8)は前面に開
閉ドア(8a),(8b)・・・(8n)を有する複数の配送
物等収納室(8A),(8B)・・・(8N)に区画され、そ
れらの前面には室ナンバーが連続符号として付されてい
る。上記各配送物収納室(8A),(8B)・・・(8N)に
は在席検知用センサー(図示省略)が装備されていて、
配送物の収容の有無を検知し、その検知信号“無”にも
とづいて後記するようにディスプレイ(5)に空席状況
を表示し、また配送物の押入れ、収納を検知した、検知
信号“有”にもとづいて、プリンタ(3)にプリント動
作指令を伝達する。また、上記開閉ドア(8a),(8b)
・・・(8n)にはそれぞれオートロック機構(図示省
略)が装着されていて、上記カードリーダ(4)に個体
識別用カード(A)を差し入れたとき、また上記テンキ
ー(6a)の操作に基づいて、上記CPUの制御により該当
ドアを解錠するようになっている。
上記したコントロールボックス(7)及び配送物保管用
ボックス(8)は高さ寸法ならびに奥行寸法が等しいも
のであり、これらボックス(7)及び(8)は第1図で
示すように、横方向に密接配置し、その上方位置にモニ
ターテレビ用カメラ(9)を配置して、例えばマンショ
ンの玄関などの外来者用受付室(R1)の壁面に沿って据
え付けられている。
ボックス(8)は高さ寸法ならびに奥行寸法が等しいも
のであり、これらボックス(7)及び(8)は第1図で
示すように、横方向に密接配置し、その上方位置にモニ
ターテレビ用カメラ(9)を配置して、例えばマンショ
ンの玄関などの外来者用受付室(R1)の壁面に沿って据
え付けられている。
(R2)は管理室であって、この管理室(R2)には、上記
送・受信器(1)に対応する受・送話器(10)、上記モ
ニターテレビ用カメラ(9)に対応するモニターテレビ
(11)、必要に応じてビデオ装置(図示省略)等が設置
されている。
送・受信器(1)に対応する受・送話器(10)、上記モ
ニターテレビ用カメラ(9)に対応するモニターテレビ
(11)、必要に応じてビデオ装置(図示省略)等が設置
されている。
そして、上記コントロールボックス(7)及び配送物等
保管用ボックス(8)側のモニターテレビ用カメラ
(9)、モニターテレビ(2)、送・受話器(1)、プ
リンタ(3)、カードリーダ(4)、ディスプレイ
(5)、在席検知用センサーなどがそれぞれ接続された
送・受信器(13)と上記管理室(R2)側の受・送話器
(10)、モニターテレビ(11)などが接続された送・受
信器(14)とは、、公衆電話回線(12)を介して接続さ
れ、また必要に応じて管理室(R2)は独自の専用回線
(15)を介して警備会社(R3)と連絡されている。
保管用ボックス(8)側のモニターテレビ用カメラ
(9)、モニターテレビ(2)、送・受話器(1)、プ
リンタ(3)、カードリーダ(4)、ディスプレイ
(5)、在席検知用センサーなどがそれぞれ接続された
送・受信器(13)と上記管理室(R2)側の受・送話器
(10)、モニターテレビ(11)などが接続された送・受
信器(14)とは、、公衆電話回線(12)を介して接続さ
れ、また必要に応じて管理室(R2)は独自の専用回線
(15)を介して警備会社(R3)と連絡されている。
次に上記実施例の配送物等保管引渡管理装置の操作手順
や動作について説明する。例えば配送業者が配送物を配
達した際に宛先居住者が不在の場合に、配送者は入力キ
ー(6)の開始ボタン(6a)を押して制御装置を作動開
始させ、操作案内用ディスプレイ(5)が作動し、その
画面には、宛先居住者のルーム番号の入力を案内する画
面、配送者(業者)コードの入力を案内する画面、保管
用ボックス(8)の空き収納室を表示し、配送物の大き
さに適合する収容室の選択を案内する画面、選択した収
納室のドアの開放を知らせ、荷物の収納を指示するメッ
セージの画面、受領書発行のメッセージの画面等、案
内、指示の内容が予め設定された順序で映し出され配送
者はこれに対応して操作用入力キー(6)を操作する。
や動作について説明する。例えば配送業者が配送物を配
達した際に宛先居住者が不在の場合に、配送者は入力キ
ー(6)の開始ボタン(6a)を押して制御装置を作動開
始させ、操作案内用ディスプレイ(5)が作動し、その
画面には、宛先居住者のルーム番号の入力を案内する画
面、配送者(業者)コードの入力を案内する画面、保管
用ボックス(8)の空き収納室を表示し、配送物の大き
さに適合する収容室の選択を案内する画面、選択した収
納室のドアの開放を知らせ、荷物の収納を指示するメッ
セージの画面、受領書発行のメッセージの画面等、案
内、指示の内容が予め設定された順序で映し出され配送
者はこれに対応して操作用入力キー(6)を操作する。
これによって、開閉ドアが開放した収納室内に配送物を
押入れてドアを閉めると、該収納室の在席検知センサー
による検知信号に基づいてプリンタが作動し、日時、収
納室No.、居住者ルームNo.などが書き込まれた受領証と
配達状がプリントアウトされ、ディスプレイには、その
うちの配達状を届先のメールボックスに投函してほしい
旨の要請事項が表示されるので配送者はその要請通り配
達状をメールボックスに投函する。
押入れてドアを閉めると、該収納室の在席検知センサー
による検知信号に基づいてプリンタが作動し、日時、収
納室No.、居住者ルームNo.などが書き込まれた受領証と
配達状がプリントアウトされ、ディスプレイには、その
うちの配達状を届先のメールボックスに投函してほしい
旨の要請事項が表示されるので配送者はその要請通り配
達状をメールボックスに投函する。
そして、宛先住居者は帰宅後に、メールボックス内に投
函されている配達状から自己宛に配送物が届き、保管ボ
ックス内に保管管理されていることを知り、所有する個
体識別カードをカードリーダに投入すると、制御装置の
働きで真正な住居者であることの確認とともに、配送物
の保管されている収納室のドアを解錠し、併せてディス
プレイにその旨を表示する。
函されている配達状から自己宛に配送物が届き、保管ボ
ックス内に保管管理されていることを知り、所有する個
体識別カードをカードリーダに投入すると、制御装置の
働きで真正な住居者であることの確認とともに、配送物
の保管されている収納室のドアを解錠し、併せてディス
プレイにその旨を表示する。
上述したディスプレイ(5)の画面と入力キー(6)と
により行われる、配送人による配送物収納動作フロー
と、宛先居住者による取出動作フローとを第3図(A)
と第3図(B)とに示している。
により行われる、配送人による配送物収納動作フロー
と、宛先居住者による取出動作フローとを第3図(A)
と第3図(B)とに示している。
なお、管理室においては上記したような配送人の配送物
収納動作、宛先居住者の配送物取出し動作をモニターテ
レビによって監視することができる。
収納動作、宛先居住者の配送物取出し動作をモニターテ
レビによって監視することができる。
上記説明した実施例は種々の変形が可能である。コント
ロールボックス(7)の送・受話器(1)は、上述の説
明から明らかなように、正常に操作され、作動している
場合には使用する必要がなく、トラブル時等に管理室と
連絡、対話するのに用いるが、かかる連絡、対話には外
来者用受付室(R1)に設置されている他の電話等を用い
ることもできるので、送・受信器(1)は省略すること
もできる。また、モニターテレビ用カメラ(9)はコン
トロールボックスの上部側に内蔵させることもできる。
そしてモニターテレビ用カメラ(9)並びにモニターテ
レビ(2)及び(11)はトラブル処理時にはあった方が
便利なこともあるが、不可欠的なものではなく、また本
考案によれば配送物の保管・取出しが確実かつ安全に行
われるので、モニターテレビ用カメラ(9)及びモニタ
ーテレビ(11)により管理室において監視することは必
ずしも必要ではない。従ってこれらのカメラ(9)、モ
ニターテレビ(2)(11)は省略することもできる。
ロールボックス(7)の送・受話器(1)は、上述の説
明から明らかなように、正常に操作され、作動している
場合には使用する必要がなく、トラブル時等に管理室と
連絡、対話するのに用いるが、かかる連絡、対話には外
来者用受付室(R1)に設置されている他の電話等を用い
ることもできるので、送・受信器(1)は省略すること
もできる。また、モニターテレビ用カメラ(9)はコン
トロールボックスの上部側に内蔵させることもできる。
そしてモニターテレビ用カメラ(9)並びにモニターテ
レビ(2)及び(11)はトラブル処理時にはあった方が
便利なこともあるが、不可欠的なものではなく、また本
考案によれば配送物の保管・取出しが確実かつ安全に行
われるので、モニターテレビ用カメラ(9)及びモニタ
ーテレビ(11)により管理室において監視することは必
ずしも必要ではない。従ってこれらのカメラ(9)、モ
ニターテレビ(2)(11)は省略することもできる。
更に、配送物等の保管についての宛先居住者への通知
は、配送人の場合は、通常、配達状もしくは不在者用通
知票を携行しているので、これにより行うことができる
し、友人、知人等の場合もメモをメールボックスに投入
する或は後刻、電話で連絡することにより行うことがで
きるので、配達状のプリントアウトも望ましいことでは
あるが、必要不可欠なことではなく、省略することもで
きる。なお、配送物等保管用ボックス(8)は左右相隣
るボックス同士を上下方向の3箇所位でボルトナットで
結合可能に構成しておけば、組み合わせの変更が容易で
便利である。
は、配送人の場合は、通常、配達状もしくは不在者用通
知票を携行しているので、これにより行うことができる
し、友人、知人等の場合もメモをメールボックスに投入
する或は後刻、電話で連絡することにより行うことがで
きるので、配達状のプリントアウトも望ましいことでは
あるが、必要不可欠なことではなく、省略することもで
きる。なお、配送物等保管用ボックス(8)は左右相隣
るボックス同士を上下方向の3箇所位でボルトナットで
結合可能に構成しておけば、組み合わせの変更が容易で
便利である。
(考案の効果) 上記説明した構成、作用を有する本考案の配送物等保管
引渡管理装置は、特定の配送人に限らず誰もが24時間中
何時でも利用でき、しかも操作案内用ディスプレイに導
かれて自ら操作用キーを操作することにより、容易にそ
して確実に、配送物等を配送物等保管用ボックスの収納
室に収納することができるという顕著な実用的効果を奏
することができる。
引渡管理装置は、特定の配送人に限らず誰もが24時間中
何時でも利用でき、しかも操作案内用ディスプレイに導
かれて自ら操作用キーを操作することにより、容易にそ
して確実に、配送物等を配送物等保管用ボックスの収納
室に収納することができるという顕著な実用的効果を奏
することができる。
また、本考案によれば、保管用ボックスの収納室に配送
物等が確実に収納されたことを在席検知センサーにより
検知した上で受領証をプリントし発行するので、保管の
確実性、安全性を向上させることができる。更に、本考
案の配送物等保管引渡管理装置はその具体構成がきわめ
て合理的であり、全体の構造が簡単で、操作が簡単かつ
容易であるという利点がある。
物等が確実に収納されたことを在席検知センサーにより
検知した上で受領証をプリントし発行するので、保管の
確実性、安全性を向上させることができる。更に、本考
案の配送物等保管引渡管理装置はその具体構成がきわめ
て合理的であり、全体の構造が簡単で、操作が簡単かつ
容易であるという利点がある。
第1図は本考案の一実施例による配送物等保管引渡管理
装置の説明図、第2図は該装置の構成の系統図、第3図
(A)(B)は配送物の収納動作と保管配送物の取出し
動作とを示すフローチャートである。 (符号の説明) (1)…送・受話器、(2)(11)…モニターテレビ、
(3)…プリンタ、(4)…カードリーダ、(5)…デ
ィスプレイ、(6)…入力キー、(7)…コントロール
ボックス、(8)…配送物保管用ボックス、(9)…モ
ニターテレビ用カメラ、(10)…受・送話器、(12)…
電話回線。
装置の説明図、第2図は該装置の構成の系統図、第3図
(A)(B)は配送物の収納動作と保管配送物の取出し
動作とを示すフローチャートである。 (符号の説明) (1)…送・受話器、(2)(11)…モニターテレビ、
(3)…プリンタ、(4)…カードリーダ、(5)…デ
ィスプレイ、(6)…入力キー、(7)…コントロール
ボックス、(8)…配送物保管用ボックス、(9)…モ
ニターテレビ用カメラ、(10)…受・送話器、(12)…
電話回線。
Claims (2)
- 【請求項1】受領証をプリントアウトするプリンタ
(3)、個体識別カード読取り用のカードリーダ
(4)、操作案内用ディスプレイ(5)及び操作用入力
キー(6)を備えたコントロールボックス(7)と、上
記カードリーダ(4)に個体識別カードを差入れること
により、また上記の操作用入力キー(6)の操作に基づ
き解錠される開閉ドア(8a)、(8b)・・・(8n)を有
し、かつ在席検知用センサーをそれぞれ装備した複数の
配送物等収納室(8A)、(8B)・・・(8N)を備えた配
送物等保管用ボックス(8)とより成り、上記コントロ
ールボックス(7)が上記ディスプレイ(5)の作動と
上記キー(6)による入力操作に基づく保管用ボックス
(8)への配送物等の受入れの進行と上記カードリーダ
(4)に差入れられた個体識別カードを読取り上記開閉
ドア(8a)、(8b)・・・(8n)を解錠する動作等とを
制御する制御手段を具備していることを特徴とする配送
物等保管引渡管理装置。 - 【請求項2】コントロールボックス(7)の送・受信器
(13)と管理室の送・受信器(14)とが電話回線(12)
を介して接続されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項に記載の配送物等保管引渡管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987124238U JPH078480Y2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 | 配送物等保管引渡管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987124238U JPH078480Y2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 | 配送物等保管引渡管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431453U JPS6431453U (ja) | 1989-02-27 |
JPH078480Y2 true JPH078480Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31373796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987124238U Expired - Lifetime JPH078480Y2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 | 配送物等保管引渡管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078480Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6174093A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 | 五反田 基博 | ロツカ−システム |
JPS61242287A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-28 | 五反田 基博 | 共用ロツカ−システム |
JPH0342501Y2 (ja) * | 1985-05-08 | 1991-09-05 |
-
1987
- 1987-08-12 JP JP1987124238U patent/JPH078480Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6431453U (ja) | 1989-02-27 |
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