JPH078441Y2 - 半練り物注出容器 - Google Patents

半練り物注出容器

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JPH078441Y2
JPH078441Y2 JP1988010683U JP1068388U JPH078441Y2 JP H078441 Y2 JPH078441 Y2 JP H078441Y2 JP 1988010683 U JP1988010683 U JP 1988010683U JP 1068388 U JP1068388 U JP 1068388U JP H078441 Y2 JPH078441 Y2 JP H078441Y2
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JP
Japan
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spout
semi
spring body
lid
pressurizing pump
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988010683U
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English (en)
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JPH01116160U (ja
Inventor
明彦 渡辺
康宏 藤原
哲三 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は半練り物の注出容器に関する。
〔従来の技術〕
従来より、半練り物注出容器としては種々のものが提案
されているが、この種の容器は半練り物を注出する特殊
性から特に注出口の乾燥を防止して内容物の固化の防止
をはかる必要がある。
そこで従来は注出口にキャップを取り付け、注出時には
キャップを取り外した後、ポンピング操作を行うように
してしていた。
しかし、このような従来のものにおいては取扱が面倒で
ある。そこで実開昭60−33048号公報に記載されている
ように注出口2の開閉とポンピング操作とをワンタッチ
で行うことができるようにしたものが提案されている。
これは第14図に示すように、上下動する加圧ポンプ部1
の側面に蓋板20を設け、この加圧ポンプ部1へ貫通口を
上下方向に貫通して設け、この中に注出口2を位置せし
めたものである。
加圧ポンプ部1を下降させると、第15図に示すように、
蓋板20が加圧ポンプ部1と一緒に降下し、容器本体に固
定された注出口2が加圧ポンプ部1の上面から露出する
とともに、加圧ポンプ1が作動して内容物が注出するよ
うになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記した従来のものにおいては、注出口の露出
と内容物の注出とが同時に進行するため注出口が完全に
露出する前に注出してしまう虞がある。
また、注出口が上下にスライドすることにより、蓋体が
注出口を開閉するようになっているため、両者間にある
程度の間隙を設ける必要があるが、そうすると密閉が不
完全となる虞がある。
しかも前記したスライド機構を採ると構造が複雑化して
コスト高となるという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、注出口の開
閉とポンピング操作とをワンタッチで行うことができる
のは勿論、注出口が十分に開口した後にポンプを操作す
るようにし、さらに構造の簡素化をも図ることができる
ようにした半練り物注出容器を提供することを技術的課
題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、容器本体3
に加圧ポンプ部1と、この加圧ポンプ部1の操作と注出
口2の開閉とを連続的に行い得る部材とを設けた半練り
物注出容器において、以下のような構成とした。
即ち、先端に蓋部6を後端に押圧部4を設けた揺動板10
と、前記揺動板10を揺動可能に支持する屈曲可能な第1
のバネ体5と、前記揺動板10の蓋部6を前記注出口2に
当接させる方向に付勢する第2のバネ体7と、前記押圧
部4に押圧されて加圧ポンプ部1を押圧駆動するポンプ
作動部材8とからなり、前記蓋板6が注出口2の当接状
態を脱して注出口2を開放した位置が、前記押圧部4に
よる前記ポンプ作動部材8の駆動開始位置であるような
半練り物注出容器とした。
〔作用〕
第2のバネ体7の付勢力に抗して揺動板10の押圧部4を
下降させると第2のバネ体7が撓みながら注出口2に当
接していた蓋体6を注出口2から離れる方向に移動す
る。さらに押圧部4を下降させ続けると、蓋体6が注出
口2から完全にはなれた状態になり、第2のバネ体7が
限界まで撓む。続いて第1のバネ体5が撓みながらポン
プ作動部材8を下方に移動させる。そして、このポンプ
作動部材8の下降によって、加圧ポンプ部1が駆動され
る。
蓋部6が注出口2の当接状態から完全に離れた位置後に
注出できるため、注出口2の周囲が汚れることはない。
〔実施例〕 本考案の実施例を第1図ないし第13図に基づいて説明す
るが、まず、基本的な実施例を第1図ないし第4図によ
り説明する。
容器本体の基台部3aには斜め方向に開口した抽出口2が
形成されている。この抽出口2の近傍に第1のバネ体5
が立設されている。さらに先端に蓋部6を後端に押圧部
4を具えた揺動板10が前記第1のバネ体5を介して揺動
自在に設けられている。この押圧部4は上面に滑り止め
用の凹凸が形成されている。そして、前記蓋部6は常時
抽出口2を閉鎖するように付勢されている。
前記基台3aにはドーム状の薄肉部が形成されており、こ
れを押圧することにより容器内と容器外とに圧力差を生
じせしめることができるようになっている。そして、容
器内部にはこの圧力差により半練り物を前記抽出口2か
ら抽出できるような周知の弁機構が内装されていて、加
圧ポンプ部1を構成する。
前記押圧部4と加圧ポンプ部1との間にはポンプ作動部
材となる筒状のスペーサ8が介挿されており、このスペ
ーサ8の上縁には第2のバネ体7としての板が斜め上方
向に向けて突設されている。この第2のバネ体7は前記
押圧部4の作動力が加圧ポンプ部1に伝達されないよう
になっている。
前記した構成において動作例を説明する。
まず、第1図に示す密封状態から第2のバネ体7の付勢
力に抗して揺動板10の押圧部4を下降させると、揺動板
10は第1のバネ体5に支えられながら揺動し、蓋部6が
注出口2との当接状態から離れる方向に移動する。この
状態にあっては第2のバネ体7のストローク範囲である
ためスペーサ8は下降せず、したがって加圧ポンプ部1
は作動しない。
ここで第2図に示すように蓋部6が注出口2から完全に
離れ、注出口2を開放して押圧部4がスペーサ8の頭部
に接する位置まで押圧されると、第2のバネ体7の撓み
の限界となる。
さらに押圧部4を下降させると、第3図に示すように第
1のバネ体5が撓みスペーサ8が下降して加圧ポンプ部
1を押圧することになり、加圧ポンプ部1が駆動され
る。
このように、蓋部6が注出口2と当接状態を脱して注出
口2から完全に離れた後に内容物が注出される。
第5図ないし第7図は第2の実施例を示し前記第2のバ
ネ体7を加圧ポンプ部1から延出する一方、ポンプ作動
部材となるスペーサ8から板部8aを延出し、これら第2
のバネ体7を加圧ポンプ部1から延出し、これら第2の
バネ体7と板部8aとを係合させてバネ機能をもたせたも
のである。
そして、第5図に示す密閉状態から、第6図に示すよう
に揺動板10の押圧部4を第1,第2のバネ体5、7の付勢
力に抗して下降させ、蓋部6を注出口2との当接状態か
ら脱して開放する。次いで、第7図に示すようにスペー
サ8により加圧ポンプ部1を作動させる。
第8図ないし第10図は第3実施例を示して、ポンプ作動
部材となるスペーサ8の内壁から第2のバネ体7を横方
向に延出する一方、加圧ポンプ部1の頂部に突起を形成
し、これを前記第2のバネ体7の下面に当接させたもの
である。
そして、第8図は密閉状態を示し、第9図は蓋部6を注
出口2との当接状態から脱して開放した状態を示し、第
10図はスペーサ8により加圧ポンプ部1を作動させた状
態を示している。
第11図ないし第13図は第4実施例を示し、ポンプ作動部
材となるスペーサ8と押圧部4との係合部4aを切欠け4b
をもって形成し、この係合部4aを第2のバネ体7とした
ものである。
そして、第11図は密閉状態を示し、第12図は蓋部6を注
出口2との当接状態から脱して開放した状態を示し、第
13図はスペーサ8により加圧ポンプ部1を作動させた状
態を示している。
上記第2ないし第4実施例の動作は、第1の実施例と同
様のため省略する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、押圧部4を下降させることにより、注
出口2を完全に開放状態とした後にポンピング操作を行
うことができるようにしたので、注出口2が充分開く前
に注出してしまう虞れはない。
しかも注出口は蓋部6によって常時押圧されているため
密閉が確実で、内容物である半練り物が固化することは
ない。また、操作がワンタッチで連続的にできるので、
操作が簡単である。しかも構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は本考案の実施例を示し、第1図は
第1実施例の部分切断側面図、第2図及び第3図は第1
実施例の動作説明のための部分切断側面図、面図、第4
図は同平面図、第5図は第2実施例の部分切断側面図、
第6図及び第7図は第2実施例の動作説明のための部分
切断側面図、第8図は第3実施例の部分切断側面図、第
9図及び第10図は動作説明のための部分切断側面図、第
11図は第4実施例の部分切断側面図、第12図及び第13図
は動作説明のための部分切断側面図、第14図及び第15図
は従来の半練り物注出容器を示す断面図である。 1…加圧ポンプ部 2…注出口 3…容器本体 4…押圧部 5…第1のバネ体 6…蓋部 7…第2のバネ体 8…スペーサ(ポンプ作動部材) 10…揺動板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−112772(JP,U) 実開 昭62−62651(JP,U) 実開 昭62−177658(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体3に加圧ポンプ部1と、この加圧
    ポンプ部1の操作と注出口2の開閉とを連続的に行い得
    る部材とを設けた半練り物注出容器において、 先端に蓋部6を後端に押圧部4を設けた揺動板10と、前
    記揺動板10を揺動可能に支持する屈曲可能な第1のバネ
    体5と、前記揺動板10の蓋部6を前記注出口2に当接さ
    せる方向に付勢する第2のバネ体7と、前記押圧部4に
    押圧されて加圧ポンプ1を押圧駆動するポンプ作動部材
    8とからなり、前記蓋部6が注出口2の当接状態を脱し
    て注出口2を開放した位置が、前記押圧部4による前記
    ポンプ作動部材8の駆動開始位置であることを特徴とす
    る半練り物注出容器。
JP1988010683U 1988-01-29 1988-01-29 半練り物注出容器 Expired - Lifetime JPH078441Y2 (ja)

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JPH01116160U JPH01116160U (ja) 1989-08-04
JPH078441Y2 true JPH078441Y2 (ja) 1995-03-01

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9358363B2 (en) 2006-04-20 2016-06-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Multiple lumen assembly for use in endoscopes or other medical devices
US9439557B2 (en) 2005-08-30 2016-09-13 Boston Scientific Scimed, Inc. Articulation joint

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112772U (ja) * 1983-01-18 1984-07-30 株式会社吉野工業所 クリ−ム状物収納容器
JPH0423814Y2 (ja) * 1985-10-09 1992-06-03
JPH0531096Y2 (ja) * 1986-04-30 1993-08-10

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JPH01116160U (ja) 1989-08-04

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