JPH0531096Y2 - - Google Patents

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JPH0531096Y2
JPH0531096Y2 JP1986065851U JP6585186U JPH0531096Y2 JP H0531096 Y2 JPH0531096 Y2 JP H0531096Y2 JP 1986065851 U JP1986065851 U JP 1986065851U JP 6585186 U JP6585186 U JP 6585186U JP H0531096 Y2 JPH0531096 Y2 JP H0531096Y2
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push button
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slide shutter
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notch
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポンプ式注出容器やエアーゾル式注
出容器等、押ボタンを押すことにより内容物を吐
出させる容器に設けるべき注出キヤツプに関す
る。
〔従来の技術〕 従来、この種の注出キヤツプとして第4図に示
されたものが知られている。これは、ポンプ装置
を内蔵する容器の口部に取り付けられ、上部に設
けた押ボタン3を押してポンプ装置を作動せしめ
ることにより、一側に設けた注出口4から内容物
を吐出させるもので、この注出口4には開閉栓2
0が着脱自在に取り付けられている。
また、実開昭60−33048号公報に記載された押
出し容器、及び、特開昭60−110667号公報に記載
されたペースト状物質の容器がある。
前記実開昭60−33048号公報に記載された押出
し容器は、プツシユボタンを押し下げて、インナ
ーキヤツプの側方に開口したペースト吐出口か
ら、ペーストを吐出するように形成した押出し容
器において、プツシユボタンの上昇位置で、プツ
シユボタンの外周壁の一部により、前記ペースト
吐出口を覆い、プツシユボタンの下降位置で、前
記ペースト吐出口を開口するように形成したもの
である。
そして、前記特開昭60−110667号公報に記載さ
れたペースト状物質の容器は、容器本体の上部に
蓋体を軸着し、蓋体の後部は押し下げることによ
り、容器本体の開口部を覆つていた蓋体の前板を
回動させて、前記開口部を開くと共に、容器本体
の底部を引き上げて、ペーストを開口部から吐出
するように形成したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記第4図に示された注出キヤツプ
は、開閉栓20は使用の度に注出口4から着脱な
ければならず面倒であるとともに、キヤツプと別
体であるため紛失してしまうおそれが大きい。
これに対し、前記実開昭60−33048号公報に記
載された押出し容器、及び、特開昭60−110667号
公報に記載されたペースト状物質の容器は、前記
第4図に示す注出キヤツプの問題点を解決してお
り優れたものである。
しかしながら、前記実開昭60−33048号公報に
記載された押出し容器は、突出口を外周壁の一部
で完全に閉鎖するように形成することが難しく、
吐出口と外周壁の一部に隙間ができ易い。そし
て、この隙間により吐出口の内外が連通し、吐出
口内に残留するペーストが固化する虞れがある。
そして、前記特開昭60−110667号公報に記載さ
れたペースト状物質の容器は、蓋体を軸着部で回
動させて、蓋体の前板を開口部の前部の側壁間
に、或は、側壁間の溝に回動させて挿入するもの
であるので、前板が支障なく回動でき、しかも隙
間がなく開口部を閉鎖できるようにするには、精
密な加工を必要とするものであり、成形が難し
く、前板で閉鎖した開口部に隙間ができ易いもの
である。そして、その隙間により開口部内に残留
するペーストが固化する虞れがある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、注出口の開閉を押ボタンの押し下げに連動さ
せる注出キヤツプを、簡単な構成で、注出口が密
閉できるようにすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のような技術的手段をとつた。
すなわち、キヤツプ本体1に設けた押ボタン3
を押すことにより、注出口4から容器内の内容物
を吐出させる注出キヤツプにおいて、キヤツプ本
体1の上部前面に、切溝2によつて形成した切欠
部30を設け、この切欠部30の下部より、前記
押ボタン3を支える支柱32を立設し、この支柱
32の上部に設けた支点7に、弾性変形可能なV
状屈伸部33の一端を接続し、V状屈伸部33の
他端に、前記押ボタン3を接続して設け、前記切
欠部30の下側のキヤツプ本体1に、前記注出4
を設け、注出口4の両側に縦方向に形成した一対
の起立板5を設け、この起立板5間に、スライド
シヤツタ6を縦方向に形成した凹凸部を嵌合させ
て、上下摺動自在に挿入し、スライドシヤツタ6
に接続した帯状部35の基部36を、前記押ボタ
ン3に連結すると共に、帯状部35を前記支点7
で摺動自在に支持して注出キヤツプとした。
〔作用〕
本考案は、押ボタン3を押圧すると、押ボタン
3のV状屈伸部33の上部が開き、押ボタン3が
注出口4と反対側の後方に移動し、帯状部35は
基部36が後方に引つ張られ、帯状部35が支柱
32の上部の支点7上を摺動して移動し、帯状部
35の先端のスライドシヤツタ6を上方に引き上
げ、注出口4を開く。
それと同時に、前記押ボタン3は下降し、内容
物を注出口4から吐出させる。そして、押ボタン
3の押圧を止めると、V状屈伸部33は元の形に
復帰し、帯状部35がスライドシヤツタ6を押し
下げ、スライドシヤツタ6は注出口4を閉鎖す
る。
そして、前記スライドシヤツタ6は、起立板
5,5間に凹凸部で嵌合して上下摺動自在に挿入
されているので、前記凹凸に従つて摺動し、注出
口4を隙間を形成することなく密閉する。
さらに、前記スライドシヤツタ6に接続してス
ライドシヤツタ6を操作するのが帯状部35であ
るので、スライドシヤツタ6は、摺動方向に対し
て横方向の力が作用することがなく、スライドシ
ヤツタ6は凹凸部に従つて容易に摺動する。
そして、前記帯状部35は、通常の押ボタン等
の如く回動する半径の寸法等を考慮する必要がな
いので成形も容易である。さらに、本考案の押ボ
タン3は、軸着されておらず全体が下降するの
で、ストロークを大きく形成できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。
円錐台状のキヤツプ本体1が形成され、このキ
ヤツプ本体1の上部には一対の縦溝2,2を形成
することによりキヤツプ本体1の上部前面に切欠
部30を設けている。前記切欠部30の下部よ
り、押ボタン3を支える支柱32を立設してあ
る。
前記支柱32の上部には支点7が設けてあり、
この支点7に弾性変形可能に形成したV状屈伸部
33の一端を接続し、V状屈伸部33の他端に
は、押ボタン3を接続して設けてある。
前記切欠部30の下側のキヤツプ本体1に、前
面に開口する注出口4を設けてある。
前記注出口4の両側には、一対の縦方向に形成
した起立板5,5が設けてあり、この起立板5,
5間にスライドシヤツタ6を、縦方向に形成した
凹凸部を嵌合させるアンダーカツトにより、上下
摺動自在に嵌合している。
前記スライドシヤツタ6には、スライドシヤツ
タ6より薄肉に形成した帯状部35が接続してあ
り、この帯状部35の基部36は、押ボタン3の
前部に回動自在に軸支され、連結されている。
そして、前記帯状部35は、前記支柱32の支
点7により摺動自在に支持されている。前記支柱
32は、押ボタン3の一部に溝8を形成すること
により、押ボタン3のV状屈伸部33が弾性変位
しても変位せずにそのまま帯状部35を支持する
ようになつている。
そして、キヤツプ本体1内には押ボタン3の下
方に弾力性のるドーム11が内蔵され、また、こ
のドーム11の下方に第1逆止弁12が設けら
れ、ドーム11と第1逆止弁12とで囲まれるポ
ンプ室13が形成され、このポンプ室13は第2
逆止弁14を介して注出口4に続いている。
次に、この実施例の作用について説明する。
押ボタン3を押すと、スライドシヤツタ6が注
出口4を開くとともに、ドーム11が押され、ポ
ンプ室13内の内容物が第2逆止弁14を開きつ
つ注出口4から吐出される。
押ボタン3を離すと押ボタン3が元の状態に復
帰し、スライドシヤツタ6が注出口4を閉じると
ともに、ドーム11も元の形状に復帰してポンプ
室13内を負圧にし、第1逆止弁12を開いて容
器内の内容物をポンプ室13内に吸い込む。
なお、押ボタン3を押すことにより内容物を吐
出できるものであればこの実施例のようなポンプ
式の装置を内蔵するのではなく、エアーゾル式等
の他の吐出手段でも良いことは言うまでもない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、支柱32を立設し、この支柱
32の上部に設けた支点7に、弾性変形可能なV
状屈伸部33の一端を接続し、V状屈伸部33の
他端に、押ボタン3を接続して設け、起立板5間
に凹凸部を嵌合させて挿入したスライドシヤツタ
6を設け、このスライドシヤツタ6に接続した帯
状部35の基部36を、押ボタン3に連結すると
共に、帯状部35を前記支点7で摺動自在に支持
している。
したがつて、本考案は、起立板5,5間に凹凸
で嵌合して摺動自在に挿入されたスライドシヤツ
タ6に、摺動方向と異なる横方向の力が作用する
ことなく、スライドシヤツタ6が凹凸部に従つて
容易に摺動できると共に、帯状部35は押ボタン
3の回動する半径の寸法等を考慮して形成する必
要がないので、スライドシヤツタ6と起立板5間
を隙間のないものに容易に形成できるものであ
る。そして、注出口4内の内容物の固化するのを
防ぐことができる。
さらに、押ボタン3を回動でなく全体を押し下
げるので、押ボタン3のストロークを大きくでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその一部を省略した断面図、第3図は第2図
のA−A断面図、第4図は従来例を示す斜視図で
ある。 1……キヤツプ本体、3……押ボタン、4……
注出口、6……スライドシヤツタ、7……支点、
30……切欠部、32……支柱、33……V状屈
伸部、35……帯状部、36……基部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプ本体1に設けた押ボタン3を押すこと
    により、注出口4から容器内の内容物を吐出させ
    る注出キヤツプにおいて、キヤツプ本体1の上部
    前面に、切溝2によつて形成した切欠部30を設
    け、この切欠部30の下部より、前記押ボタン3
    を支える支柱32を立設し、この支柱32の上部
    に設けた支点7に、弾性変形可能なV状屈伸部3
    3の一端を接続し、V状屈伸部33の他端に、前
    記押ボタン3を接続して設け、前記切欠部30の
    下側のキヤツプ本体1に前記注出口4を設け、注
    出口4の両側に縦方向に形成した一対の起立板5
    を設け、この起立板5間に、スライドシヤツタ6
    を縦方向に形成した凹凸部を嵌合させて、上下摺
    動自在に挿入し、スライドシヤツタ6に接続した
    帯状部35の基部36を、前記押ボタン3に連結
    すると共に、帯状部35を前記支点7で摺動自在
    に支持したことを特徴とする注出キヤツプ。
JP1986065851U 1986-04-30 1986-04-30 Expired - Lifetime JPH0531096Y2 (ja)

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JPS62177658U JPS62177658U (ja) 1987-11-11
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JPH078441Y2 (ja) * 1988-01-29 1995-03-01 株式会社吉野工業所 半練り物注出容器
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JPS6033048B2 (ja) * 1981-05-26 1985-07-31 松下電器産業株式会社 調理機

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