JPH0784240B2 - 給油所等の配管設備 - Google Patents

給油所等の配管設備

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JPH0784240B2
JPH0784240B2 JP2267245A JP26724590A JPH0784240B2 JP H0784240 B2 JPH0784240 B2 JP H0784240B2 JP 2267245 A JP2267245 A JP 2267245A JP 26724590 A JP26724590 A JP 26724590A JP H0784240 B2 JPH0784240 B2 JP H0784240B2
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weighing
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宗三郎 前芝
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガソリンスタンド、給油所等の地下タンクか
ら各計量機に配管する配管設備に関する。
〔従来の技術〕
ガソリンスタンド、給油所等においては、地下タンクと
複数の計量機との間を配管する必要がある。
従来においては、計量機の数だけの配管を地下タンクか
ら導いていたので、これら埋設配管の構造が複雑、雑多
となり、保守管理が困難となってきている。また、計量
機を新設しようとする場合にはガソリンスタンドの敷地
を広い範囲で掘り返す必要があり、工事の手間とコスト
が嵩むという問題があった。
このような状況を考慮して、地下タンクからの配管の途
中まで一本の配管を設置し、計量機が近くなった場所で
複数に分岐するという方法が考えられる。第7図はその
場合の配管例を示すものであり、1は地下タンク、2は
逆止弁、3は本管、4,5は分岐管、7,8は計量機である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、第7図に示すような設備において、計量機7
を用いて給油をした場合、計量機8側の配管にも吸引力
がかかり、通常給油時に配管内に混入したエアを除去す
るエアセパレータCの部分よりエアが混入し、給油時に
おけるポンプPへの負荷がかかり、給油作業に支障をき
たす。また、給油停止後も油中に混入したエアがA部に
溜まり、次給油時にポンプPにそのエアが噛み込んで油
の吸引ができなくなるという、いわゆるベーパーロック
という問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明の給油所等の配管設備
は、地下タンクから複数の計量機に油を供給する配管設
備において、前記地下タンクから複数の計量機の近傍ま
でを一つの配管で導き、この配管と前記複数の計量機と
の間を、それぞれが前記配管と連通する共通した入口を
持ち、それぞれが前記計量機に連通する出口を持ち、前
記入口とそれぞれの出口との間に逆止弁を持つ弁装置で
分岐接続したことを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、分岐システム内の各計量機への分岐部分に
逆止弁を設け、逆圧を防止している。これにより、計量
機のベーパーロック等の問題を解決する。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を参照しながら具体的に説明す
る。
第1図は本発明に係る実施例の配管構造を示す接続図で
ある。同図において、10は地下タンクであり、これから
4本の本管21,22,23,24が分岐ブロック31,32,33,34まで
配設されている。各分岐ブロック31,32,33,34から、そ
れぞれの計量機41〜52に枝管が分岐接続されている。
第3図及び第4図は分岐ブロック31〜34を構成する弁装
置の構造を示す縦断側面図及びそのI−I線における断
面図である。この図において、61は弁本体、61aは流体
の入口、61bは流体の出口、61cは連通口、62は入口61a
と出口61bとの間の開口に設けた弁座、63は弁、64は弁
パッキン、65はカバー、66はカバーパッキン、67は弁圧
を調整するハンドル、68はハンドルシャフト、69は弁63
に弁圧を与えるスプリングである。
前記のハンドル67は弁圧を調整できるほか、万一の計量
機故障時にハンドル67を回して弁63を閉止し、対応を迅
速に行うことができる。
第5図は第1図の分岐ブロック(例えば31)を第3図,
第4図の弁装置を用いて構成した例を示す平面図、第6
図はそのII−II線における断面図である。本例では、弁
装置を3個用い、中央の弁装置に地下タンク10からの本
管21を連結する。隣接する弁装置同志は接続フランジ70
を用いて弁本体の連通口61cがこれらによって連通する
ようにする。端の連通口61cの部分は盲板71で塞ぐ。ま
た、中央以外の弁装置の入口61aの部分も盲板72で塞
ぐ。各弁装置の出口61bにはそれぞれ計量機に至る枝管
を接続する。
このようにして、各分岐ブロック31〜34を構成すること
ができ、また弁装置も必要数、任意に連結することがで
きる。
また、組み合わせ式となっているので、従来の分岐配管
のような溶接等の手間がかからず、漏れ等がなくなって
安全性が向上する。
このような配管設備において、ある計量機の給油ホース
先端の給油ノズルに設けられているレバーを握ると、給
油ポンプが作動してそれに接続されている枝管内が負圧
になり、該当する弁装置の弁63が開き、本管と連通して
地下タンク10から油が供給される。給油が終了して給油
ポンプが手動により又は自動的に停止すると、枝管内が
瞬間的に圧力が上昇し、逆圧が弁装置の開口を通して他
の弁装置に掛かり、その弁装置の弁63を押し上げて給油
機構に悪影響を与えようとするが、本装置の場合、当該
弁装置の弁63が逆圧によって閉じるため、他の弁装置に
接続されている給油機構に対する影響を抑えることがで
きる。
第2図は、二つの地下タンク11,12に均衡方式オートレ
ベルコントロールシステムを適用した本発明の配管設備
の例を示すものである。本実施例では、地下タンク1と
12のレベル差が一定以上大きくなるとレベルが高い方の
地下タンクに弁を自動的に切り替える自動切替弁80を備
えており、チェック弁81,82を介して分岐ブロックに接
続している。
なお、配管内に異常圧が掛かった場合、速やかにその圧
を地下タンク側に戻すリリーフ弁を弁63に設置すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、タンクからの
本管の配管が1本だけですみ、工事にかかる費用が軽減
される。これにより、地下タンクの限られた分岐用ノズ
ルであっても多数の計量機を合理的に設置できる。ま
た、逆止弁を各弁装置に設けているため、配管を通して
の計量機への逆圧が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の配管構造を示す接続図、
第2図は二つの地下タンクに均衡方式オートレベルコン
トロールシステムを適用した本発明の配管設備の例を示
す接続図、第3図及び第4図は分岐ブロックを構成する
弁装置の構造を示す縦断側面図及びそのI−I線におけ
る断面図、第5図は分岐ブロックの構成例を示す平面
図、第6図はそのII−II線における断面図、第7図は弁
装置を設けない場合の配管例を示す接続図である。 10,11,12:地下タンク、21〜24:本管 31〜34:分岐ブロック、41〜52:計量機 61:弁本体、61a:流体の入口 61b:流体の出口、61c:連通口 62:弁座、63:弁 64:弁パッキン、65:カバー 66:カバーパッキン、67:ハンドル 68:ハンドルシャフト、69:スプリング 70:接続フランジ、71,72:盲板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下タンクから複数の計量機に油を供給す
    る配管設備において、前記地下タンクから複数の計量機
    の近傍までを一つの配管で導き、この配管と前記複数の
    計量機との間を、それぞれが前記配管と連通する共通し
    た入口を持ち、それぞれが前記計量機に連通する出口を
    持ち、前記入口とそれぞれの出口との間に逆止弁を持つ
    弁装置で分岐接続したことを特徴とする給油所等の配管
    設備。
JP2267245A 1990-10-03 1990-10-03 給油所等の配管設備 Expired - Fee Related JPH0784240B2 (ja)

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