JPH0676120B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JPH0676120B2
JPH0676120B2 JP63223784A JP22378488A JPH0676120B2 JP H0676120 B2 JPH0676120 B2 JP H0676120B2 JP 63223784 A JP63223784 A JP 63223784A JP 22378488 A JP22378488 A JP 22378488A JP H0676120 B2 JPH0676120 B2 JP H0676120B2
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JP
Japan
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valve
tank
valve device
valve seat
outlet
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JP63223784A
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俊明 本橋
邦夫 佐久間
勉 大滝
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Tatsuno Corp
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Tatsuno Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、貯油タンクと給油装置とを接続するのに適し
た弁装置に関する。
(従来技術) 例えば、給油所等においては、第5図に示したように燃
料油を収めたタンクA、B、C、Dに対して給油装置
E、F、G、Hをそれぞれ1台ずつ接続しているが、給
油装置E、F、G、Hの配置場所によって販売量が異な
るため、タンクの油の消費量が異なるという問題があ
る。このため、各タンクをジョイントJにより連通せし
め、ここから各給油装置E、F、G、Hに配管を行なう
方式も提案されている。この方式によれば、各タンクの
消費量を均一化してタンクの貯油効率の向上を図ること
が可能になるが、反面、ローリによる地下タンクへの給
油時には、タンク個別に給油が行なわれるため、サイホ
ン作用によりジョイントを通じて他のタンクに流れ込ん
で、他のタンクの容量が変化し、給油作業に困難を来す
という問題がある。
このような問題を解消するため、ジョイントとタンクと
の間にバルブを設けて、消費時にはバルブを開放する一
方、またローリからの給油時にはバルブを締めるように
することも行なわれているが、バルブ操作を必要として
作業が繁わしくなるばかいりでなく、時としてバルブの
閉め忘れによるオーバーフローを起す恐れがあるという
問題がある。
(目的) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは複数のタンクを必要に応じ
て自動的に独立させたり、連通させたりすることができ
る弁装置を提供することにある。
(発明の概要) すなわち、本発明が特徴とするところは、1つの流入口
に対してチェック弁を介して2つの流出口を接続する装
置本体と、1つの流出口と他の装置本体の流出口を連通
させるバルブケースを備え、タンクからの消費時にはタ
ンク相互間を自動的に連通させ、またローリからの給油
時には弁体により閉塞してタンク相互間を自動的に分離
することある。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
第1、2図は本発明の一実施例を示したものであって、
図中符号10、20はそれぞれバルブ装置本体で、流入口11
a、21aと流出口11b、21bを有する流路11、21の途中に
は、上方に向いた弁座12、22が形成され、またこれに対
向する上部には開口13、23が形成され、後述するバルブ
ケース40により開口13、23は連通状態で固定されてい
る。14、24は、チェック弁で、本体に形成されたガイド
部材15、25により上下方向に移動可能に案内され、上面
には開口13、23に当接してチェック弁14、24の抜けを阻
止するストッパ部材16(26)が設けられていて、流出口
11b(21b)からの負圧、もしくは流入口11a(21a)から
流入した流体の圧力により上方に移動するように構成さ
れている。40は、弁装置本体10、20の開口13、23をそれ
ぞれ連通させた状態で弁装置本体10、20に取付けられて
弁装置本体10、20を一体的に固定するもので、バルブ装
置本体の開口13、23に連通する空間を形成する凹部41を
有するとともに、また上部にはノブ18、28により弁装置
本体10、20の開口をそれぞれ閉塞可能な弁体19、29が取
付けられている。
次に、このように構成した装置の動作について説明す
る。
弁体本体10、20の各流入口11a、21aをそれぞれ別々のタ
ンクに接続し、また流出口11b、21bを別々の給油装置の
ポンプの吸込口に接続する。
このような準備を終えた段階で、給油装置を作動させる
と、ポンプからの負圧が弁装置本体に作用してチェック
弁14、24を上方に移動させ、流入口11a、21aと流出口11
b、21bが連通してタンクへの流路が開放され、これによ
りタンク内の燃料油がポンプにより吸引されて給油に供
せられることになる。
このとき、各タンク、及び計量機への配管抵抗が同じ
で、かつ各地下タンクの埋設深さが同じであればタンク
内の油は均等に消費される。
他方、ローリにより一方の地下タンク、例えば弁装置本
体10に接続する側のタンクに燃料油が補給された場合に
は、給油を受けている地下タンクの液面が上昇し、弁装
置本体のチェック弁14を押上げてバルブケース40の凹部
を介して他方のタンクに流れ込もうとする。しかし、こ
の液圧は、他方の弁装置本体20のチェック弁24の上方か
ら作用するため、このチェック弁24を弁座22に押付けて
閉塞させることとなり、結果として、弁装置本体20に接
続しているタンクへのサイホン作用による流入が阻止さ
れることになる。言うまでもなく、弁装置本体の流出口
11b、21bは、給油装置に接続されていて給油装置の弁等
により閉塞されているから溢流することは起り得ない。
また、油種変更または、一方の配管系統が破損した場合
等、連通状態にあるタンク相互を分離する必要性が生じ
たときは、ノブ18、28を操作して弁体19、29により一方
の弁装置本体10、20の開口13、23を閉塞することによ
り、バルブケース40による連通を断つことができる。
第3図は、本発明の弁装置を用いた第2実施例を示すも
ので、図中符号50は、バルブケースで、この実施例にお
いては、前述した弁装置本体10、20、30の3つを接続す
ることができる寸法を有するとともに、各弁装置本体1
0、20、30の通孔13、23、33に対向させてノブ18、28、3
8により開閉可能な弁体19、29、39が設けられている。
この実施例によれば、各弁装置本体10、20、30の流入口
を独立する3基の地下タンクのそれぞれに、また各弁装
置本体10、20、30の流出口を3台の給油装置に接続する
ことにより、3基の地下タンクを相互にバルブケース50
の凹部51により連通させて均等な消費を可能ならしめる
とともに、地下タンクへの補給時には補給を受けないタ
ンクのチェック弁により凹部51からの流入を阻止するこ
とができる。
なお、上述の実施例においては、各弁装置に対してタン
クを接続しているが、第4図に示したように、複数のバ
ルブ装置本体61、62、63、64を共通のバルブケース65に
より連接した上で、2台のバルブ装置本体62、63の流入
口62a、63aをそれぞれ地下タンクに、残りのバルブ装置
本体の流入口61a、64aには盲栓66、66により閉塞し、さ
らに各バルブ装置本体の流出口61b〜64bそれぞれ給油装
置を接続することにより、2基の地下タンクを用いて4
台の給油装置を作動させることが可能となる。
(効果) 以上、説明したように本発明においては、それぞれタン
クに接続される複数の流入口、給油装置のポンプ吸込口
に接続され、流入口と同数の流出口、及び流出口側を連
通させる共通の空間を備えたバルブケースに、対応する
各流入口と各流出口とを区画する第1の弁座と、各流出
口と空間とを区画する第2の弁座とを形成し、第1の弁
座には流出口側から流入口に向かう流れを阻止し、バル
ブケースに設けられたガイド部材によりガイドされるチ
ェック弁を、また第2の弁座には外部から開閉操作が可
能で、流入口及び流出口側と空間とを閉鎖する仕切弁を
設けたので、独立して設置されたタンクから均等に燃料
油を吸い上げることができるばかりでなく、タンクの補
給時には補給を受けないタンクとの連通を断ってサイホ
ン作用による流入を阻止することができ、さらには仕切
弁の操作だけで、それぞれのタンクを独立させることが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1、2図は、本発明の一実施例を示す装置の横断面図
と縦断面図、第3図は、本発明の弁体を使用した他の実
施例を示す断面図、第4図は上記弁装置の使用法の一例
を示す構成図、第5、6図は従来の管路接続を示す管路
図である。 10、20、30……弁装置本体 40……バルブケース 12、22……弁座 13、23……通孔 14、24……チェック弁 15、25……ガイド 16、26……ストッパ 18、28……ノブ 19、29……弁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ独立のタンクに接続される複数の
    流入口、給油装置のポンプ吸込口に接続され、前記流入
    口と同数の流出口、及び前記流出口側を連通させる共通
    の空間を備えたバルブケースに、対応する各流入口と各
    流出口とを区画する第1の弁座と、前記各流出口と前記
    空間とを区画する第2の弁座とを形成し、前記第1の弁
    座には流出口側から流入口に向かう流れを阻止し、前記
    バルブケースに設けられたガイ部材によりガイドされる
    チェック弁を、また第2の弁座には外部から開閉操作が
    可能で、流入口及び流出口側と前記空間とを閉鎖する仕
    切弁を設けてなる弁装置。
JP63223784A 1988-09-06 1988-09-06 弁装置 Expired - Lifetime JPH0676120B2 (ja)

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JPH0272097A JPH0272097A (ja) 1990-03-12
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JPH0784240B2 (ja) * 1990-10-03 1995-09-13 昭和機器工業株式会社 給油所等の配管設備
JPH04267800A (ja) * 1991-02-14 1992-09-24 Showa Kiki Kogyo Kk 弁装置およびこれを用いた給油設備
JP2008190543A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Tokiko Techno Kk 液体供給設備の配管継手

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