JPH0272097A

JPH0272097A - 弁装置

Info

Publication number: JPH0272097A
Application number: JP22378488A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Motohashi; 俊明本橋; Kunio Sakuma; 佐久間　邦夫; Tsutomu Otaki; 勉大滝
Original assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Current assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Priority date: 1988-09-06
Filing date: 1988-09-06
Publication date: 1990-03-12
Anticipated expiration: 2009-09-28
Also published as: JPH0676120B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、貯油タンクと給油装置とを接続するのに適し
た弁装置に関する。

（従来技術）例えば、給油所等においては、第５図に示したように燃
料油を収めたタンクＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄに対して給油装置Ｅ
、Ｆ、Ｇ、Ｈをそれぞれ１台ずつ接続しているか、給油
装置Ｅ、Ｆ、Ｇ、Ｈの配百場所によって販売量が異なる
ため、タンクの油の消費量が異なるという問題がある。

このため、各タンクをジヨイントＪにより連通せしめ、
ここがら各給油装置Ｅ、Ｆ、Ｇ、Ｈに配管を行なう方式
も提案されでいる。この方式によれば、各タンクの消費
ｍｔ均一化してタンクの貯油効率の向上を図ることか可
能になるが、反面、ローりによる地下タンクへの給油時
には、タンク個別に給油が行なわれるため、サイホン作
用によりジヨイントを通じて他のタンクに流れ込んで、
他のタンクの容量が変化し、給油作業に困難を来すとい
う問題がある。

このような問題を解消するため、ジヨイントとタンクと
の間にバルブを設けて、消費時にはバルブを開放する一
方、またローりからの給油時にはバルブを締めるように
することも行なわれているが、バルブ操作を必要として
作業が繁わしくなるばかいりでなく、時としてバルブの
閉め忘れによるオーバーフローを起す恐れがあるという
問題がある。

（目的）本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって
、その目的とするところは複数のタンクを必要に応して
自動的に独立させたり、連通させたつすることができる
弁装置を提供することにある。

（発明の概要）すなわち、本発明が特徴とするところは、１つの流入口
に対してチエツク弁を介して２つの流出口を接続する装
置本体と、１つの流出口と他の装置本体の流出口を連通
させるバルブケースを備え、タンクからの消費時にはタ
ンク相互間を自動的に連通させ、またローりからの給油
時には弁体により閉塞してタンク相互間を自動的に分離
することにある。

（実施例）そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。

第１．２図は本発明の一実施例を示したものであって、
図中符号１０．２０はそれぞれバルブ装置本体で、流入
口１１ａ、２１ａと流出口１１ｂ、２１ｂを有する流路
１１．２１の途中には、上方に向いた弁座１２．２２が
形成され、またこれに対向する上部には開口１３．２３
か形成され、後述するバルブケース４０により開口１３
．２３は連通状態で固定されている。］４．２４は、チ
エツク弁で、本体に形成されたガイド部材１５．２５に
より上下方向に移動可能に案内され、上面には開口１３
．２３に当接してチエツク弁１４．２４の抜はヲ阻止す
るストッパ部材１６（２６）か設けられでいて、流出口
１１ｂ（２１ｂ）からの負圧、もしくは流入口１１ａ（
２１ａ）から流入した流体の圧力により上方に移動する
ように構成されている。４０は、弁装置本体１０．２０
の開口１３．２３をそれぞれ連通ざぜ茫状態で弁装置本
体］０．２０に取付けられて弁装置本体１０．２０を一
体的に固定するもので、バルブ装置本体の開口１３．２
３に連通する空間を形成する凹部４１を有するとともに
、また上部にはノブ１８．２８によつ弁装置本体１０．
２０の開口をそれぞれ閉塞可能な弁体１９．２９か取付
けられでいる。

次に、このように構成した装置の動作についで説明する
。

弁体本体１０．２０の各流入口１１ａ、２１ａをそれぞ
れ別々のタンクに接続し、また流出口１］ｂ、２１ｂを
別々の給油装置のポンプの吸込口に接続する。

このような準備を終えた段階で、給油装置を作動させる
と、ポンプからの負圧が弁装百本体に作用してチエツク
弁１４．２４を上方に移動させ、流入口１１ａ、２１ａ
と流出口１１ｂ、２１ｂか連通しでタンクへの流路が開
放され、これによりタンク内の燃料油がポンプにより吸
引されて給油に供せられることになる。

このとき、各タンク、及び計量機への配管抵抗が同じで
、かつ各地下タンクの埋設深さが同してあればタンク内
の油は均等に消費される。

他方、ローりにより一方の地下タンク、例えば弁装百本
体１０に接続する側のタンクに燃料油が補給された場合
には、給油を受けている地下タンクの液面が上昇し、弁
装置本体のチエツク弁１４を押上げてバルブケース４０
の凹部を介して他方のタンクに流れ込もうとする。しか
し、この液圧は、他方の弁装＝本体２０のチエツク弁２
４の上方から作用するため、このチエツク弁２４を弁座
２２に押付けて閉塞させることとなり、結果として、弁
装置本体２０に梯続しているタンクへのサイホン作用に
よる流入が粗化されることになる。

言うまでもなく、弁装置本体の流出口Ｍｂ、２１ｂは、
給油装置に接続されていて給油装置の弁等により閉塞さ
れでいるから溢流することは起つ得ない。

また、油種変更または、一方の配管系統が破損した場合
等、連通状態にあるタンク相互を分離する必要性が生じ
たときは、ノブ］８．２８を操作して弁体１９．２９に
より一方の弁装置本体１０．２０の開口１３．２３を閉
塞することにより、バルブケース４０による連通を断つ
ことができる。

第３図は、本発明の弁装置を用いた第２実施例を示すも
ので、図中符号５０は、バルブケースで、この実施例に
おいては、前述した弁装置本体１０．２０．３０の３つ
を接続することかできる寸法を有するとともに、各弁装
置本体１０．２０．３０の通孔１３．２３．３３に対向
させてノブ１８．２８．３８により開閉可能な弁体１９
．２９．３９か設けられでいる。

この実施例によれば、各弁装置本体１０．２０．３０の
流入口を独立する３基の地下タンクのそれぞれ（こ、ま
た各弁装置本体１０．２０．３０の流出口を３台の給油
装置に接続することにより、３基の地下タンクを相互に
バルブケース５０の凹部５１により連通させて均等な消
費を可能ならしめるとともに、地下タンクへの補給時に
は補給を受けないタンクのチエツク弁によつ凹部５１か
らの流入１８：阻止することかできる。

なお、上述の実施例においては、各弁装置に対してタン
クを接続しているか、第４図に示したように、複数のパ
ルプ装百本体６１．６２．６３．６４を共通のバルブケ
ース６５により連接した上で、２台のバルブ装百本体６
２．６３の流入口６２ａ、６３ａｔそれぞれ地下タンク
に、残りのバルブ装百本体の流入口６１ａ、６４ａには
冒栓６６．６６により閉塞し、ざらに各バルブ装百本体
の流出口６１ｂ〜６４ｂそれぞれ給油装置を接続するこ
とにより、２基の地下タンクを用いて４台の給油装置を
作動させることが可能となる。

（ｉｔＪ果）以上、説明したように本発明によれば、１つの流入口に
対してチエツク弁を介して２つの流出口を接続する装置
本体と、１つの流出口と他の装置本体の流出口を連通さ
せるバルブケースそ備えたので、独立して設ゴされたタ
ンクから均等に燃料油を消費することができるばかりて
なく、タンクへの補給時には、補給を受けでいないタン
クに接続するチエツク弁を流体圧により自動的に閉塞さ
せてサイホン作用による流入１１Ｊｆｌ止することがで
き、補給時における潅流等の事故を防止することかでき
る。

また、用途に応したケースカバーを用意ざえすれば弁装
置本体の共用化を図ることか可能となり、製造コストの
引き下げを図ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１．２図は、本発明の一実施例を示す装置の横断面図
と縦断面図、第３図は、本発明の弁体を使用した他の実
施例を示す断面図、第４図は上記井装苫の使用法の一例
を示す構成図、第５．６図は従来の管路接続を示す管路
図である。１０．２０．３０・・・・弁装置本体４０・・・・バルブケース１２．２２・・・・弁座１３．２３・・・・通孔１４．２４・・・・チエ・ンク弁１５．２５・・・・ガイド１６．２６・・・・ストッパ１８．２８・・・・ノブ１９．２９・・・・弁体＠１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

１つの流入口に対してチェック弁を介して２つの流出口
を接続する装置本体と、１つの流出口と他の装置本体の
流出口を連通させるバルブケースを備えてなる弁装置。