JPS6348559Y2 - - Google Patents

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JPS6348559Y2
JPS6348559Y2 JP16872682U JP16872682U JPS6348559Y2 JP S6348559 Y2 JPS6348559 Y2 JP S6348559Y2 JP 16872682 U JP16872682 U JP 16872682U JP 16872682 U JP16872682 U JP 16872682U JP S6348559 Y2 JPS6348559 Y2 JP S6348559Y2
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valve
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fuel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は航空機等への給排油配管回路に関
し、特に当該回路中に配設される多方向切換弁の
切換操作を確実に行なわないと、給排油作業が不
可能となるようにした航空機等への給排油配管回
路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の航空機等への給排油配管回路は第4図に
示すように、地上に配設される燃料タンク1から
開閉弁2を介して管路3によつて四方向切換弁4
には前述の第1ポート5の他に第2、第3、第4
ポート6,7,8が形成される。第2ポート6は
順に、流量計9、水分過器10、緊急遮断パイ
ロツト弁11でコントロールされる調圧弁12、
ポンプ13、ラインストレーナ14及び燃料タン
ク1への燃料給入弁15が配設される管路16に
連結される。第3ポート7は、管路17によつ
て、ホースリール18及びホース19を介して、
航空機等の燃料タンク(図示せず)に連結しうる
ノズル20に連結される。そして第4ポート8
は、管路21によつてポンプ13とラインストレ
ーナ14の間の管路16に連結される。
前述の緊急遮断パイロツト弁11は、空気回路
である緊急遮断回路22に連結され、この緊急遮
断回路22は、エアータンク23から緊急遮断ス
イツチ24が介在される管路25によつて、前述
のパイロツト弁11に連結される。なお26はエ
アーホースリールである。
従来の給排油配管回路は、以上に述べたようで
あるから、4方向切換弁4の切換操作により、肉
付矢印27に示す燃料タンク1への燃料充填、実
線矢印28に示す航空機給油、破線矢印29に示
す航空機からの排油の各作業をすることが可能で
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、4方向切換弁4はその切換操作が中途
半端になされていると、例えば航空機へ給油をす
る際には、実線矢印28に沿つて流量計9を通つ
た後に、4方向切換弁4を経由して、全量がホー
スリール18からホース19を通つて、ノズル2
0へ送られるべきものが、第1ポート5から燃料
タンク1又は第4ポート8から、管路21によつ
てポンプ13の方へ分流してしまう場合がある。
すると流量計9で所定の量を計量しても、航空機
の燃料タンクには、その計量した所定量の給油が
なされていないこととなり、燃料切れによつて航
空機等の事故につながるおそれがあるという問題
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は以上に述べた事情に鑑み、タンク及
びポンプ、調圧弁、水分分離器、流量計等の給油
機器間に4方向切換弁を配設し、この4方向切換
弁のレバーを切り換えてタンクとポンプ吸入側を
連絡してタンク内の燃料を航空機に給油したり、
タンクとポンプ吐出側を連絡して航空機の燃料を
地上側タンクへ排油したりする給排油配管回路に
おいて、調圧弁に緊急遮断パイロツト弁と遠隔操
作式緊急スイツチとを設け、この緊急スイツチの
操作で、回路の遮断及びフローが自在にできるよ
うにするとともに、前記4方向切換弁のレバー部
にレバーが所定の位置にあることを検知する位置
検知器を備え、前記緊急スイツチとこの位置検知
器とが信号系としてシリーズに連結していて、緊
急スイツチの「フロー」の信号と位置検知器の
「十分に開いている」という信号が出た時のみ調
圧弁が開いて、回路がフロー状態になるように形
成してなる航空機等への給排油配管回路を提案す
るものである。
〔作用〕
この考案では多方向切換弁である4方向切換弁
にその切換レバーの切換操作位置を検知しうる位
置検知器を備え、この位置検置器が緊急遮断回路
に連結され、前記位置検知器と緊急遮断スイツチ
とによつて、緊急遮断パイロツト弁の遮断操作を
成しうるように形成し、4方向切換弁が確実に切
り換えられ、位置検置器によつてそれを確認した
場合にのみ、調圧弁が開となるようにし、流量計
で計量された燃料は、すべて航空機の燃料タンク
に給油されるようにしてあり、給油燃料の計量誤
認によつて、航空機が燃料切れ事故を引き起すの
を防止することができるものである。
〔実施例〕 以下に図面に示す実施例についてこの考案を詳
細に説明する。
第1図はこの考案による給排油配管回路を示す
回路図で、図中30は地上に配設される燃料タン
クであり、燃料タンク30から開閉弁31を介し
て、管路32によつて多方向切換弁である4方向
切換弁33の第1ポート34に連結される。4方
向切換弁33には、前述の第1ポート34のほか
に、第2、第3、第4ポート35,36,37が
形成される。第2ポート35は順に、流量計3
8、水分過器39、緊急遮断パイロツト弁40
(後述する)によつてコントロールされる調圧弁
41、ポンプ42、ラインストレーナ43及び燃
料タンク30への燃料給入弁44が配設される管
路45に連結される。第3ポート36は管路46
によつて、ホースリール47及びホース48を介
して、航空機等の燃料タンク(図示せず)に連結
しうるノズル49に連結される。そして第4ポー
ト37は管路50によつて、ポンプ42とライン
ストレーナ43の間の管路45に連結される。
また前述の緊急遮断パイロツト弁40は、空気
回路である緊急遮断回路51に連結される。第2
図はパイロツト弁40と緊急遮断回路51との連
結状態等を示す回路図で、図中調圧弁41はポン
プ42と四方向切換弁33とを連絡しうる通路5
2が形成される弁本体53と、通路52中に形成
される弁座54と、弁座54に就座可能であると
ともに、ばね55によつてポンプ42方向に押圧
される弁体56と、弁体56と一体に形成される
ピストン部57と、ピストン部57が摺動可能に
収納される摺動室58とを備え、ポンプ42側の
一次側59にはサブポート60が、4方向切換弁
33側の二次側61にはサブポート62が、そし
て摺動室58にはサブポート63がそれぞれ形成
される。
前述したパイロツト弁40は、第2図に示すよ
うに、弁本体64の上部(図面上において、以下
同様)にダイヤフラム65が形成され、ダイヤフ
ラム65の下方には、ほぼ垂直下方に向かう通路
66が形成され、通路66の上端には、管路67
によつて調圧弁41のサブポート62に連結され
るポート68が、通路66の下端には、管路69
によつてサブポート63に連結されるポート70
が、それぞれ形成され、通路66のほぼ中央には
オリフイス71が形成され、通路66が上部と下
部に分割される。また通路66内には、摺動可能
な軸体72が配設され、軸体72の上端は、ダイ
ヤフラム65に連結され、また軸体72には通路
66の上部と下部にそれぞれ配設される弁体73
及び74が、固着及び摺設される。弁体73,7
4はそれぞれ弁座75,76に就座可能とされ、
それぞれポート68,70の開閉操作がなされ
る。ポート70は、副通路70′及びニードル弁7
1′を介して、通路66の上部に連結される。ま
た通路66の下方側部には、サブポート60に管
路77によつて連結されるポート78が形成され
る。なおダイヤフラム65の下部のポート65b
は、管路65′によつてホースリール47の入口
部に連結される管路46に連結される。
調圧弁41とパイロツト弁40は以上に述べた
ようであるから、緊急遮断回路51は、第2図及
び第3図に示すように、前述の4方向切換弁33
に装着され(第3図に示す)、かつ切換レバー7
9の基部に穿設されるそれぞれ給油位置及び抜取
位置を示す小孔80,81に挿抜可能な検知部8
2を備える位置検知器83が、パイロツト弁40
(第2図に示す)のダイヤフラム65の上部に形
成されるポート65aに、空気管路84によつて
連結される。位置検知器83は、空気ホースリー
ル85及び空気ホース86によつて、開閉弁であ
る緊急遮断スイツチ87に直列に連結され、そし
て緊急遮断スイツチ87は圧力計88を介して、
エアタンク89に同様に直列に連結される。なお
緊急遮断スイツチ87は、レバー90を矢印91
方向へ操作した場合にのみ開とされ、操作を解除
すると、自動的に閉とされる。
この考案による航空機等の給排油配管回路は以
上に述べたようであるから、4方向切換弁33の
切換操作により、肉付矢印92(第1図に示す)
に示す燃料タンク1への燃料充填、実線矢印93
に示す航空機給油、破線矢印94に示す航空機か
らの排油の各作業をすることが可能である。そし
て例えば、第3図に示すように、切換レバー79
を実線で示す位置、すなわち航空機への給油位置
に操作し、位置検知器83の検知部82が確実に
小孔80に挿入され、その位置が検知されると、
回路が開状態となり、その後に緊急遮断スイツチ
87(第2図に示す)のレバー90を矢印91方
向に操作するとはじめて、緊急遮断回路51が開
となり、エアータンク89から、圧力空気が管路
84によつて、ダイヤフラム65のポート65a
に供給され、ダイヤフラム65が下方へ下がり、
パイロツト弁40の弁体73が開状態となる。す
るとサブポート60からの液圧がポート78から
パイロツト弁40内に入り、オリフイス71を通
つて弁座75からポート68を通り、管路67に
よつて調圧弁41の二次側61に逃がされると同
時に、調圧弁41の摺動室58の液圧が、サブポ
ート63から管路69を通つてパイロツト弁40
のポート70へ送流され、副通路70′及びニー
ドル弁71′を介して通路66へ入り、ポート6
8から調圧弁41の二次側へ逃がされる。すると
調圧弁41のピストン部57が一次側59の液圧
に押されて右行し、開状態となつて燃料が4方向
切換弁33、管路46、及びホース48から49
を通つて、航空機等の燃料タンクへ供給される。
この際ホースリール47入口部の圧力が、管路6
5′によつて、ダイヤフラム65の下部に導かれ、
その圧力が設定圧より高くなつた場合には、ダイ
ヤフラム65を上方へ押し上げ、弁体73が上方
へ移動し、弁座75が閉となり、調圧弁41の一
次側の液圧がサブポート60、管路77、ポート
78、オリフイス71、ニードル弁71′、副通
路70′、ポート70、管路69を順に通つて、
サブポート63から摺動室58に送流され、ピス
トン57を左行させ、弁座54を閉として燃料供
給が停止され、圧力が下れば給油が始まる。この
動作の繰り返えしで、ホースリール47付近の液
圧を一定に調圧している。したがつてダイヤフラ
ム65の下部に導く液圧は、できるだけノズル4
9に近いものがよい。
〔考案の効果〕
上記構成において、4方向切換弁33の切り換
えが中途半端な場合には、位置検知器83の検知
部82が小孔81又は80内に挿入されず、した
がつて緊急遮断回路51が閉状態とされ、パイロ
ツト弁40のダイヤフラム65の上部に圧力空気
が供給されず、ダイヤフラム65が上方へ移動す
るため、弁体73によつて弁座75が閉状態とな
り、前述と同様に調圧弁41が閉状態となり、燃
料の供給が停止される。したがつて4方向切換弁
33の切換操作が中途半端な状態での燃料の供給
は防止され、流量計38で計量された燃料は、す
べて航空機の燃料タンクへ供給され、従来の回路
の問題を解消することができ、その利用価値は顕
著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による回路を示す回路図、第
2図はこの考案に使用される緊急遮断回路を示す
回路図、第3図はこの考案に使用される位置検知
器を4方向切換弁に装着した状態を示す斜視図
で、第4図は従来の回路を示す回路図である。 なお図面において、30……燃料タンク、33
……多方向切換弁(4方向切換弁)、40……緊
急遮断パイロツト弁、41……調圧弁、42……
ポンプ、51……緊急遮断回路、79……切換レ
バー、83……位置検知器、87……緊急遮断ス
イツチ、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク及びポンプ、調圧弁、水分分離器、流量
    計等の給油機器間に4方向切換弁を配設し、この
    4方向切換弁のレバーを切り換えてタンクとポン
    プ吸入側を連絡してタンク内の燃料を航空機に給
    油したり、タンクとポンプ吐出側を連絡して航空
    機の燃料を地上側タンクへ排油したりする給排油
    配管回路において、調圧弁に緊急遮断パイロツト
    弁と遠隔操作式緊急スイツチとを設け、この緊急
    スイツチの操作で、回路の遮断及びフローが自在
    にできるようにするとともに、前記4方向切換弁
    のレバー部にレバーが所定の位置にあることを検
    知する位置検知器を備え、前記緊急スイツチとこ
    の位置検知器とが信号系としてシリーズに連結し
    ていて、緊急スイツチの「フロー」の信号と位置
    検知器の「十分に開いている」という信号が出た
    時のみ調圧弁が開いて、回路がフロー状態になる
    ように形成してなる航空機等への給排油配管回
    路。
JP16872682U 1982-11-09 1982-11-09 航空機等への給排油配管回路 Granted JPS5972200U (ja)

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JP16872682U JPS5972200U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 航空機等への給排油配管回路

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JP16872682U JPS5972200U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 航空機等への給排油配管回路

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JPS5972200U JPS5972200U (ja) 1984-05-16
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JP16872682U Granted JPS5972200U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 航空機等への給排油配管回路

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649518Y2 (ja) * 1987-02-12 1994-12-14 株式会社矢野特殊自動車 航空機燃料の給油、抜取誤動作防止装置
EP2227416B1 (en) * 2007-11-29 2012-06-27 Airbus Operations GmbH Apparatus and method for fuelling an aircraft tank system

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JPS5972200U (ja) 1984-05-16

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