JPH0577092U - 給油所用貯液タンクのマンホール装置 - Google Patents

給油所用貯液タンクのマンホール装置

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JPH0577092U
JPH0577092U JP2640492U JP2640492U JPH0577092U JP H0577092 U JPH0577092 U JP H0577092U JP 2640492 U JP2640492 U JP 2640492U JP 2640492 U JP2640492 U JP 2640492U JP H0577092 U JPH0577092 U JP H0577092U
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廉三 長谷川
左三郎 夏目
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トキコ油器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の計量機と貯液タンクとを効率的に接続
し、全体構造を簡素化してコンパクトに形成し、設置作
業の作業効率、メンテナンス性等を向上する。 【構成】 筒体5内に位置して吸込管21のタンク側管
路21Aと各計量機側管路21Bとの間には、弁装置2
2を設け、該弁装置22を、ケーシングと、ケーシング
内に設けられ、一端側がタンク側管路21Aを介して貯
液タンク3に接続される流入口24Aとなり、他端側が
各計量機側管路21Bを介して各計量機2にそれぞれ接
続される流出口24B,24B,…となった流路24
と、流路24の途中に設けられ、流入口24Aから流出
口24Bに向けて油液が流通するのを許し逆向きの流れ
を阻止するチェック弁26とから構成した。これによ
り、従来技術のヘッダ用マンホールを不要とし、全体構
造が簡素化される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばガソリン、軽油等の油液を貯蔵する貯液タンクと計量機とを 接続する給油所用貯液タンクのマンホール装置に関し、特に、貯液タンクと複数 の計量機とを接続するのに用いて好適な給油所用貯液タンクのマンホール装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ガソリン等の油液を販売する給油所にあっては、給油所敷地に埋設さ れた貯液タンクと給油所敷地上に配設された計量機とを吸込管等を備えた給油所 用貯液タンクのマンホール装置を介して接続し、該計量機によって貯液タンク内 の油液を吸上げ、自動車等の車両に油液を給油している。ここで、複数台の計量 機を備えた給油所にあっては、同一油種の油液を複数台の計量機によって販売す ることが多いため、吸込管の途中にヘッダを設け、該ヘッダにより貯液タンク内 の油液を複数台の計量機にそれぞれ分配供給するようになっている。
【0003】 そこで、従来技術による給油所用貯液タンクのマンホール装置として、図7な いし図9に、3台の計量機と1基の貯液タンクとを接続する場合を例に挙げて示 す。
【0004】 図において、1は給油所敷地、2,2,…は該給油所敷地1上に配設された3 台の計量機を示し、該各計量機2は、ポンプ,流量計(いずれも図示せず)等を 含んで構成されている。3は給油所敷地1の地下に埋設され、ガソリン等の油液 を貯蔵した貯液タンクを示し、該貯液タンク3は、コンクリート製の台座4上に 固定バンド(図示せず)を介して固定されている。また、該貯液タンク3には、 後述の給油管7,吸込管8等が設けられている。
【0005】 5は貯液タンク3上に設けられた角筒状の筒体を示し、該筒体5は、図8にも 示す如く、その上端側が給油所敷地1の表面側で開口し、その下端側は貯液タン ク3の上部に当接している。また、該筒体5内には、給油管7,吸込管8等の中 間部が設けられている。6は該筒体5の上端側に着脱可能に設けられた蓋体を示 し、該蓋体6は、常時は筒体5を施蓋し、メンテナンス時等には作業者によって 開けられるようになっている。
【0006】 7は貯液タンク3に設けられた給油管を示し、該給油管7は、その下端側が貯 液タンク3の底部に向けて伸長し、その中間部が前記筒体5内に位置し、その上 端側は給油所敷地1上に開口する給油口(図示せず)となっている。そして、該 給油管7は、タンクローリ車から給油口内に注入された油液を貯液タンク3内に 送り込むものである。
【0007】 8は各計量機2と貯液タンク3との間を接続して設けられた吸込管を示し、該 吸込管8は、図9にも示す如く、下端側が貯液タンク3の底部に伸長し、上端側 が筒体5内に突出し、垂直方向に延びるタンク側管路8Aと、一端側が該タンク 側管路8AにL字状の継手を兼ねたアングルチェック弁9を介して接続され、他 端側が給油所敷地1の地下を水平方向に延びて後述のヘッダ11に接続された中 間管路8Bと、一端側がヘッダ11を介して該中間管路8Bに接続され、他端側 が各計量機2のポンプにそれぞれ接続された3本の計量機側管路8C,8C,… とから構成されている。そして、該吸込管8は、各計量機2に貯液タンク3内の 油液を供給するものである。
【0008】 ここで、前記アングルチェック弁9は、吸込管8のタンク側管路8Aと中間管 路8Bとの間にフランジ接続により設けられ、垂直方向に延びる該タンク側管路 8Aと水平方向に延びる該中間管路8Bとを接続すると共に、該タンク側管路8 Aからの油液が中間管路8Bに流通するのを許し、逆向きの流れを阻止するもの である。
【0009】 10は給油所敷地1に設けられたヘッダ用マンホール、11は該ヘッダ用マン ホール10内に設けられたヘッダを示し、該ヘッダ11には、吸込管8の中間管 路8Bにフランジ接続された流入口11Aと、該流入口11Aと内部で連通し、 吸込管8の各計量機側管路8Cにそれぞれフランジ接続された3個の流出口11 B,11B,…とが設けられている。そして、該ヘッダ11は、流入口11Aか ら流入した貯液タンク3内の油液を各流出口11Bから各計量機側管路8C内に 流出せしめ、これにより、各計量機2に貯液タンク3内の油液をほぼ均等に分配 するものである。
【0010】 12,12,…はヘッダ11の流入口11Aおよび各流出口11Bにそれぞれ フランジ接続された仕切弁を示し、該各仕切弁12は例えばバタフライ弁等から 構成されている。そして、該各仕切弁12は、常時は開弁し、貯液タンク3,吸 込管8の点検時等に作業者によって閉弁操作されると、各計量機側管路8Cと貯 液タンク3および中間管路8Bとの間を、また一の計量機側管路8Cと他の計量 機側管路8Cとの間を遮断するものである。
【0011】 13は筒体5を介して貯液タンク3内に設けられた液面センサを示し、該液面 センサ13は例えばフロート式レベルセンサ、静電容量式レベルセンサ等から構 成されている。そして、該液面センサ13は、貯液タンク3内の油液の液面レベ ルを検出し、給油所の建屋内に設けられた液面計(図示せず)等に出力するもの である。
【0012】 14は筒体5を介して貯液タンク3に設けられた通気管で、該通気管14は、 その下端側が貯液タンク3の上部で開口し、その上端側は給油所敷地1の上方で 開口している。そして、該通気管14は、大気圧を貯液タンク3内に取り入れ計 量機2のポンプによる油液の吸込を可能とすると共に、該貯液タンク3内に溜っ た引火性ガスを大気中に放散させるものである。
【0013】 従来技術による給油所用貯液タンクのマンホール装置は上述の如き構成を有す るもので、計量機2のポンプが作動すると、アングルチェック弁9が開弁し、貯 液タンク3内の油液は吸込管8のタンク側管路8A,中間管路8Bを介してヘッ ダ11の流入口11A内に流入する。そして、該ヘッダ11内に流入した油液は 、各流出口11Bから作動中の計量機2に連なる吸込管8の計量機側管路8C内 に流出し、当該計量機2を介して自動車の燃料タンクに給油される。ここで、全 ての計量機2が作動している場合は、該各計量機2は、ヘッダ11を介して貯液 タンク3内の油液をほぼ均等に吸上げることになる。
【0014】 一方、給油作業が終了し、計量機2のポンプが作動を停止すると、アングルチ ェック弁9は閉弁し、計量機2と貯液タンク3との間を遮断する。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術による給油所用貯液タンクのマンホール装置では 、ヘッダ11を介して複数台の計量機2,2,…と貯液タンク3とを接続するこ とにより、該貯液タンク3内の油液をほぼ均等に各計量機2に分配するようにな っている。
【0016】 しかし、上述した従来技術によるものでは、ヘッダ11を収容するヘッダ用マ ンホール10を給油所敷地1に設けなければならず、給油所用貯液タンクのマン ホール装置の全体構造が複雑化、大型化して設置工事に手間がかかり、設置費用 が大幅に増大する上に、給油所敷地1の表面積を有効利用できないという問題が ある。また、ヘッダ11とアングルチェック弁9とは、それぞれ別体で、離間し て設けられているから、該ヘッダ11とアングルチェック弁9とを吸込管8の中 間管路8Bによって接続しなければならず、接続作業に手間がかかるばかりか、 メンテナンス性が大幅に低下するという問題がある。
【0017】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、複数の計量機と貯液 タンクとを効率的に接続でき、設置作業の作業効率、メンテナンス性等を向上で きるようにした給油所用貯液タンクのマンホール装置を提供することを目的とす る。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本考案が採用する構成の特徴は、筒体内に位 置して吸込管の途中に、ケーシングと、該ケーシング内に設けられ、一端側が貯 液タンクに接続される流入口となり他端側が前記吸込管を介してそれぞれ異なる 計量機に接続される複数の流出口となった流路と、該流路の途中に位置して前記 ケーシング内に設けられ、前記流入口から前記各流出口に向けて油液が流通する のを許し逆向きの流れを阻止するチェック弁とからなる弁装置を配設したことに ある。
【0019】
【作用】
筒体内に設けられた弁装置の構成により、計量機が作動すると、チェック弁が 開弁し、貯液タンク内の油液は流入口から流路内に流入する。そして、この油液 は、該流路から複数の流出口を介して吸込管内に流出し、それぞれ異なる計量機 に吸込まれる。
【0020】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。なお、実施例で は前述した図7ないし図9に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し 、その説明を省略するものとする。
【0021】 まず、図1ないし図5は本考案の第1の実施例を示している。
【0022】 図中、21は本実施例による吸込管を示し、該吸込管21は、従来技術で述べ た吸込管8とほぼ同様に、各計量機2と貯液タンク3との間を接続して設けられ ている。しかし、該吸込管21は、図2,図3にも示す如く、下端側が貯液タン ク3内に伸長し、上端側が筒体5内に突出して設けられ、垂直方向に延びるタン ク側管路21Aと、一端側が該タンク側管路21Aと後述の弁装置22等を介し て接続され、他端側が各計量機2にそれぞれ接続された3本の水平方向に延びる 計量機側管路21B,21B,…とから構成されている点で、従来技術による吸 込管8と異なる。
【0023】 22は筒体5内に位置して吸込管21の途中に設けられた弁装置を示し、該弁 装置22は、図4に示す如く、フランジ接続用のボルト穴23A,23A,…が 形成されたケーシング23と、該ケーシング23内に設けられた流路24と、後 述のチェック弁26とから大略構成され、該流路24は、その一端側が吸込管2 1のタンク側管路21Aを介して貯液タンク3に接続された流入口24Aとなり 、その他端側が吸込管21の各計量機側管路21Bを介して各計量機2にそれぞ れ接続された3個の流出口24B,24B,…となっている。
【0024】 ここで、前記流路24の流入口24Aはケーシング23の中央部下側に形成さ れ、各流出口24Bは該流入口24Aを中心として周方向に90°程度ずつ離間 し、ほぼ同一平面上に位置してそれぞれ異なる方向に開口して設けられ、これに より、各計量機2と貯液タンク3との間の吸込抵抗(管路抵抗)等を均一化して 、該各計量機2に貯液タンク3内の油液をほぼ均等に分配するものである。
【0025】 また、前記流路24の各流出口24Bと吸込管21の各計量機側管路21Bと は、例えばバタフライ弁、ボール弁、ゲート弁等からなる仕切弁25,25,… を介してそれぞれ接続されている。
【0026】 26は流路24の途中に位置してケーシング23内に設けられたチェック弁を 示し、該チェック弁26は、図4,図5に示す如く、流路24の流入口24Aと 各流出口24Bとの間に設けられ、中央部に位置するガイド穴27Aおよび該ガ イド穴27Aの外周側に位置する複数の連通孔27B,27B,…が形成された 略筒状の弁座部材27と、該弁座部材27のガイド穴27A内に摺動可能に設け られ、弁座部材27の上端外周側に離着座する弁体28と、該弁体28とケーシ ング23との間に設けられ、弁体28を常時閉弁方向に付勢する弁ばね29とか ら構成されている。また、該弁体28には、弁座部材27と接触して閉弁時のシ ールを行う環状のシール部材28Aが設けられ、内部には後述のリリーフ弁30 が設けられている。
【0027】 そして、前記チェック弁26は、いずれかの計量機2のポンプが作動して吸込 管21の計量機側管路21B内の圧力が低下すると、弁体28が弁ばね29のば ね力に抗して開弁し、これにより、流路24の流入口24Aと各流出口24Bと の間を連通せしめ、貯液タンク3内の油液が吸込管21のタンク側管路21Aか ら流路24を介して各計量機側管路21B内に流入するのを許すものである。一 方、全ての計量機2のポンプが停止すると、弁体28は弁ばね29のばね力によ り弁座部材27に着座して閉弁し、流路24の流入口24Aと各流出口24Bと の間を遮断するようになっている。
【0028】 30は弁体28内に設けられたリリーフ弁を示し、該リリーフ弁30は、図5 に示す如く、弁体28内に軸方向に形成されたリリーフ流路30Aと、該リリー フ流路30Aの途中に位置して弁体28に一体形成された筒状の弁座30Bと、 リリーフ流路30A内に摺動可能に設けられ、該弁座30Bに離着座する弁体3 0Cと、該弁体30Cを常時閉弁方向に付勢する弁ばね30Dとから構成されて いる。そして、該リリーフ弁30は、例えば温度上昇等によって吸込管21の各 計量機側管路21B内の圧力が上昇すると、弁ばね30Dのばね力に抗して弁体 30Cが開弁し、これにより、各計量機側管路21B内の圧力をタンク側管路2 1Aを介して貯液タンク3内に逃がすものである。
【0029】 本実施例による給油所用貯液タンクのマンホール装置は上述の如き構成を有す るもので、その基本的動作については従来技術によるものと格別差異はない。
【0030】 然るに本実施例では、筒体5内に位置して吸込管21のタンク側管路21Aと 各計量機側管路21Bとの間に、ケーシング23と、該ケーシング23内に設け られ、一端側がタンク側管路21Aを介して貯液タンク3に接続される流入口2 4Aとなり、他端側が各計量機側管路21Bを介して各計量機2にそれぞれ接続 される流出口24B,24B,…となった流路24と、該流路24の途中に設け られ、流入口24Aから流出口24Bに向けて油液が流通するのを許し、逆向き の流れを阻止するチェック弁26とからなる弁装置22を配設する構成としたか ら、貯液タンク3と複数の計量機2とを該弁装置22によって効率的に接続する ことができ、全体をコンパクトに形成することができる。
【0031】 この結果、従来技術で述べたヘッダ用マンホール10、ヘッダ11を不要とし 、給油所用貯液タンクのマンホール装置の設置工事を簡素化して、設置費用を大 幅に低減することができ、給油所敷地1の表面を有効利用することができる。ま た、弁装置22はチェック弁26を内蔵しているから、従来技術で述べた吸込管 8の中間管路8Bを廃止して、吸込管21等の接続作業の作業効率、メンテナン ス性等を大幅に向上することができる。さらに、従来技術によるものと比して接 続箇所を少なくできるから、各フランジ接続部からの油液の漏洩を効果的に防止 でき、信頼性や安全性等を大幅に向上することができる。
【0032】 次に、図6は本考案の第2の実施例を示し、本実施例の特徴は、2個の弁装置 22を連結することにより、該各弁装置22を介して複数基の同一油種の貯液タ ンク3,3内の油液を複数台の計量機2に均等分配するように構成したことにあ る。
【0033】 なお、本実施例では、上述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を 付し、その説明を省略するものとするに、31は一の弁装置22と他の弁装置2 2とを連結する接続管で、該接続管31は、その一端側が一の弁装置22の流出 口24Bに接続され、その他端側は他の弁装置22の流出口24Bと接続されて いる。そして、該接続管22によって一の弁装置22の流路24と他の弁装置2 2の流路24とが連通され、これにより、各計量機2は、各弁装置22および接 続管31を介して、2基の貯液タンク3からほぼ均等に油液を吸上げることがで きるようになっている。
【0034】 かくして、このように構成される本実施例でも、前述した第1の実施例とほぼ 同一の効果を得ることができる。しかし、特に、本実施例では、一の弁装置22 と他の弁装置22とを接続管31を介して連結する構成としたから、多数の計量 機2に多数の貯液タンク3内の油液を均等分配することができる。
【0035】 なお、前記各実施例では、チェック弁26の弁体28は、弁ばね29によって 常時閉弁方向に付勢するものとして述べたが、これに替えて、例えば弁体を油液 よりも大きい比重を有する材料から形成し、その自重によって弁座部材に着座さ せる構成としてもよく、この場合には弁ばねを省略できる。
【0036】 また、前記各実施例では、流路24には、3個の流出口24B,24B,…を 設けるものとして述べたが、本考案はこれに限らず、例えば2個あるいは4個以 上の流出口24Bを設ける構成としてもよい。
【0037】 さらに、前記各実施例では、固定式の計量機2を貯液タンク3に接続する場合 を例示したが、これに限らず、建屋から給油所敷地に延設された天井部に昇降可 能に設けられたいわゆる懸垂式の計量機にも適用することができる。
【0038】
【考案の効果】
以上詳述した通り、本考案によれば、筒体内に位置して吸込管の途中に、ケー シングと、該ケーシング内に設けられ、一端側が貯液タンクに接続される流入口 となり他端側が前記吸込管を介してそれぞれ異なる計量機に接続される複数の流 出口となった流路と、該流路の途中に位置して前記ケーシング内に設けられ、前 記流入口から前記各流出口に向けて油液が流通するのを許し逆向きの流れを阻止 するチェック弁とからなる弁装置を配設する構成としたから、複数の計量機と貯 液タンクとを効率的に接続することができ、全体構造を簡素化してコンパクトに 形成することができる。
【0039】 この結果、従来技術で述べたヘッダ用マンホール、ヘッダを不要とし、給油所 用貯液タンクのマンホール装置の設置工事を簡素化して、設置費用を低減するこ とができ、給油所敷地の表面を有効利用することができる。また、弁装置はチェ ック弁を内蔵しているから、吸込管等の接続作業の作業効率、メンテナンス性等 を向上することができる。さらに、従来技術によるものと比して接続箇所を少な くできるから、各接続部からの油液の漏洩を効果的に防止でき、信頼性や安全性 等を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例による給油所用貯液タン
クのマンホール装置の回路構成を示す回路構成図であ
る。
【図2】図1中の筒体内部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図3】図2中の矢示III-III方向からみた拡大断面図
である。
【図4】弁装置を拡大して示す縦断面図である。
【図5】図4中のチェック弁、リリーフ弁を拡大して示
す縦断面図である。
【図6】本考案の第2の実施例による給油所用貯液タン
クのマンホール装置を示す図1と同様の回路構成図であ
る。
【図7】従来技術による給油所用貯液タンクのマンホー
ル装置の全体を示す縦断面図である。
【図8】図7中の筒体内部を拡大して示す図2と同様の
縦断面図である。
【図9】従来技術による給油所用貯液タンクのマンホー
ル装置の回路構成を示す図1と同様の回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1 給油所敷地 2 計量機 3 貯液タンク 5 筒体 6 蓋体 7 給油管 21 吸込管 22 弁装置 23 ケーシング 24 流路 24A 流入口 24B 流出口 26 チェック弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量機が配設された給油所敷地に埋設さ
    れ、油液を貯蔵した貯液タンクと、該貯液タンク上に設
    けられ、上端側が前記給油所敷地の表面に開口する筒体
    と、該筒体の上端側に着脱可能に設けられた蓋体と、前
    記筒体を介して前記貯液タンクに設けられ、該貯液タン
    ク内に油液を給油する給油管と、前記筒体を介して前記
    貯液タンクに設けられ、該貯液タンクと前記計量機との
    間を接続し、該計量機が前記貯液タンク内の油液を吸込
    むのを許す吸込管とからなる給油所用貯液タンクのマン
    ホール装置において、前記筒体内に位置して前記吸込管
    の途中には、ケーシングと、該ケーシング内に設けら
    れ、一端側が前記貯液タンクに接続される流入口となり
    他端側が前記吸込管を介してそれぞれ異なる計量機に接
    続される複数の流出口となった流路と、該流路の途中に
    位置して前記ケーシング内に設けられ、前記流入口から
    前記各流出口に向けて油液が流通するのを許し逆向きの
    流れを阻止するチェック弁とからなる弁装置を配設した
    ことを特徴とする給油所用貯液タンクのマンホール装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04142299A (ja) * 1990-10-03 1992-05-15 Showa Kiki Kogyo Kk 給油所等の配管設備

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