JPH078416U - 支保工構造 - Google Patents

支保工構造

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JPH078416U
JPH078416U JP4045793U JP4045793U JPH078416U JP H078416 U JPH078416 U JP H078416U JP 4045793 U JP4045793 U JP 4045793U JP 4045793 U JP4045793 U JP 4045793U JP H078416 U JPH078416 U JP H078416U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】支保工ユニット自体が折りたたみ,組み立て自
在とし、施工能率を高める。 【構成】支保工ユニット3''の面フレームロに於て一対
の柱材10,10' の間にリンク式の水平つなぎ材11
' ,11' …、及び、これらの間に連結する鉛直材16
に対し柱材10' の上部から斜材12''を平面的に旋回
自在に延出させ、その先端のローラ21をして鉛直材1
6に転動自在にし、下側の水平つなぎ材11' 先端のガ
セットプレート151' に位置合せし、両者のピン孔に
ピン26を挿通して静定的なリジッドな構造とし、ワン
アクションでアコーディオン式に組み立てを行い、下側
の水平つなぎ材11' に付設した作業床17を介し、
又、面フレームイに設けた昇降用梯子19,19' によ
り所定の仮設作業を行い、当該所定の作業完了後はピン
26を抜き支保工ユニットを構成する4面のうち折りた
ためない2つの面フレームはクレーンにより自重で折り
たたむようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
開示技術は、橋梁や建築構造物の架設を行うに、ユニット重量物を架設するに 際しての該重量物を支持する支保工の構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
橋梁工事、及び、各種建築構造物の建築工事の現地施工において、図15に示 す様に、橋桁1、又は、大トラス等を架設する場合、予め工場で製作された輸送 ブロック単位の部材を現場にクレーン2により搬入し、現場にてそれぞれのブロ ックを支保工3で仮受けし繋ぎ合わせた後ボルト、又は、溶接等で接合し構造体 を一体にした後、該支保工3を解体搬出する工法が一般的であり、したがって、 その際必ず必要とするのが支保工3である。
【0003】 又、図16に示す様に、構築物5の構築に際しトラス4' を架設するに、同様 に支保工3' を介して行う。
【0004】 かかる従来の支保工3,3' の構造は、重量物を受ける柱材、水平力に対して 構造物を安定させるための水平つなぎ材,ブレース材,支保工の組立作業に必要 なタラップ材,足場板材等がそれぞれ単独部材として多種,多数現場に搬入され 、それぞれの部材をボルト等で接合し支保工を組立て完成させていた。
【0005】 したがって、支保工の構成部材数が多いため多くの組立工数を要し、且つ、多 くの高所作業を伴うため非常に危険度が高い作業となり、しかも、能率が非常に 悪いのが現状である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のベント等の支保工3,3' にあっては図17に示 す様に、上述の如く、支柱材10のパイプ材や横継材11のアングル材、更には 、ブレース材12を成すアングル等が所定数ボルト,ナット等により設計に従っ て工事現場で所定に組み付けされ、又、作業用梯子13を取り付け、工事終了後 には解体して撤去するようにされていることから、極めてその組み立て、解体作 業が多工程的であり、高所作業を伴うため作業にかかわる危険度が高く、施工能 率が極めて低くなるという欠点があり、結果的にさまざまな点で危険性が高く、 コスト高につながるという不利点があった。
【0007】 又、支保工3,3' を構成する部材が多岐に亘るため、その部材の搬入,搬出 、及び、保管管理に多くの労力を要していた。
【0008】
【考案の目的】
この出願の考案の目的は上述従来技術に基づく重量物の架設に伴う仮設用のベ ント等の支保工の施工現場に於ける組み立て,解体に伴う安全性,作業能率等の 問題点を解決すべき技術的課題とし、製造工場や管理倉庫等に於て所定に組み立 てした状態の支保工ユニットを施工現場まで折りたたみ状態で搬送し、該施工現 場においてワンアクション的に展開し、安全に、しかも、能率的に所定の架設に 供することが出来るようにして建設産業における施工技術利用分野に益する優れ た支保工構造を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段・作用】
上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を要旨とするこの出願の考案の構 成は、前述課題を解決するために、重量物の架設工事に際し、当該重量物を支持 して所定の架設工事を行うに際し、当該重量物を上部にて支持し、所定の手順に 従って当該架設工事を行うに、当該架設部位に折りたたみ式のベント等の支保工 を搬入して展開し、ワンアクション的に組み立てるようにし、施工現場にて折り たたみ式支保工をしてクレーン等によりワイヤを玉掛けにより一端部の柱材を吊 り上げるに、面フレームを成す柱材にピン連結された水平つなぎ材に該水平つな ぎ材にピン連結された鉛直材が該ピンを介して旋回して展開し、又、柱材にピン 連結されたブレース等の斜材が開いてその先端に設けたローラをして鉛直材、又 は、水平つなぎ材に沿って転動し、相対向する支柱材、及び、水平つなぎ材,鉛 直材,ブレース材、及び、水平つなぎ材に一体的に併設された作業床も展開し、 支柱材に併設した梯子も該作業床を挿通した姿勢のまま展開し、全開状態にて斜 材先端のローラが横継材のガセットプレートの孔にそのピンが一致した時点で枢 支ピンを挿通して抜け止めピンを係合させ、支保工は静定的にリジッドにされ、 特に、箱型式の支保工にあっては空間的に安定して立体構造の支保工とされ、作 業員は柱材に併設された昇降用梯子を用い、作業床の上でベント材の積上げ等の 所定の作業を能率良く、安全裡に行い、所定の重量物に対する支保工の仮設作業 を行い、作業終了後は上述プロセスを逆に辿って支保工が枢支ピンの引き抜きに よりワンアクション的に解体され、クレーン等によりスムーズに撤去され折りた たまれて次回の使用に備えるようにされ、而して、支保工は実質的に1ブロック で構成しているため資材管理等もほとんど要らず、作業の安全性が高く、施工能 率が著しく向上するようにした技術的手段を講じたものである。
【0010】
【実施例】
次に、この出願の考案の1実施例を図1〜図14に基づいて説明すれば以下の 通りである。
【0011】 尚、図15以下と同一態様部分は同一符号を用いて説明するものとする。
【0012】 図示実施例は箱組みタイプの支保工3''の態様であり、当該実施例では、例え ば、高さ2mの支保工ユニット3''を示してある。
【0013】 而して、この出願の考案の原理的態様を図11〜図14によって略説すると、 当該支保工ユニット3''は一対の柱材10,10' 、及び、ブレース材12' , 12' の面フレームイを形成し、他方の面フレームロについては2組の柱材10 ' ,10' の所定の中点のピン,枢支点14をヒンジとし、展開枢支点15を相 互の連結点とした水平つなぎ材11' ,11' を設け、上下のピン枢支点15' ,15' の間に鉛直材16をピン枢支して連結させ、両側の柱材10,10' の 上端部と鉛直材16の下端部のピン枢支点15' との間にブレース材12' を鉛 直材16に対し先端のローラ17が転動自在に係止させ、又、下側の水平つなぎ 材11' ,11' には一対の作業床17,17を対向間隔dを介し一体固設させ 、その一方側の挿入口18に梯子19を挿通させて柱材10' ,10' 間の水平 つなぎ材20,20に固設させ、反対側には略半分の長さの梯子19' を上部と 中部の水平つなぎ材20,20' 間に固設する。
【0014】 而して、一方の面フレームイについては固定構造とし、他方の面フレームロに ついては図11〜図13に示す様に、折りたたみ展開自在な動的な開閉式にする ことが出来るようにされる。
【0015】 そのため、折りたたみ状態では両側の面フレームイ,イは相対向して重合状態 にされ、面フレームロはほとんど間隔がない状態にされ得る。
【0016】 したがって、支保工ユニット3' にあっては側面視にあって一種のアコーデオ ン機能を有することになる。
【0017】 而して、上述原理的態様に沿う実施例としては図1〜図9に示す通りであり、 一対のパイプの柱材10,10' 、及び、これらの相互の柱頭,柱脚のブロック 23,23,23' ,23' にはブレース材12' ,12' …が中央にガセット プレート151' を介してピン接合により枢支連結され、或いは、溶接により固 定されて両面フレームイ,イを形成している。
【0018】 尚、両側の柱材10,10' の上下端のブロック23,23' には所定のピン 24取り付け可能な孔を有する高さ方向での支保工ユニット3'',3''の高さ方 向の連結用のプレート22,22' が添設されている。
【0019】 又、上下の相対向するブロック23,23(23' ,23' )には側面方向の 水平つなぎ材20,20がピン24によりピン枢支連結されている。
【0020】 而して、両面フレームイ,イの相対向する柱材10,10' の中途部位には図 2に示す様に、ガセットプレート31が固設されて水平つなぎ材11' の基端を してピン24により枢支連結して延設され、相互にガセットプレート151' を 介してピン24により相対旋回動自在に連結されている。
【0021】 又、柱材10,10' の柱頭,柱脚の各ブロック23の基端でピン24により 枢支連結された上部の水平つなぎ材11' に相対向する先端部でガセットプレー ト151にピン24を介し、或いは、溶接を介し同様に枢支連結され、更に、該 ガセットプレート151に上端をピン24により固定連結され水平つなぎ材11 ' ,11' の間隔保持に必要な断面H型の鉛直材16がそのウエブ16' をして 一種のガイドレールして下延され、その下端は下部の水平つなぎ材11' ,11 ' をピン枢支連結するガセットプレート151にピン24により枢支連結されて いる。
【0022】 そして、各柱材10,10' の上端のブロック23にピン24により基端を枢 支連結されたブレース材12''が平面上に旋回動自在に枢支されてその先端には 図7,図8に示す様に、ローラ21を回転自在に中空のピンにより枢支され、上 記鉛直材16、又は、水平つなぎ材11' のガイドレールに転動自在に係合され 、該ブレース材12' に対しローラ21をピン枢支するピンのピン孔26' がガ セットプレート151' のピン孔26''に一致する次述展開姿勢では図7に示す ピン26により枢支されて上下の水平つなぎ材11' ,11、及び、鉛直材16 、及び、柱材10をして静定構造とされ平面的に所定構造とされて側面を形成す るようにされている。
【0023】 又、下側の横継材11' ,11' には一対のチェッカープレートの作業床17 ,17が前述した如く相互に微小スリットdの間隙を介して固設され、一方の作 業床17側には断面視方形の挿通孔18が設けられ、挿通孔18側の柱材10, 10' に設けられた昇降用梯子19を遊装している。
【0024】 尚、反対側の高さ半分の昇降用梯子19' はその上端が上部の水平つなぎ材1 1' に固設されている。
【0025】 又、各作業床17には降水,洗浄水のためのドレン孔32が所定数穿設されて いる。
【0026】 したがって、当該支保工ユニット3''にあっては、前述図11〜図14に説明 した如く、側面視に於て折りたたみ展開自在な開閉型のアコーディオン的機能を 有するものであり、組み立て,解体はガセットプレート151' のピン孔25' とブレース材12''のローラ21のピン孔が一致した時、これらのピン孔に図7 に示す様に、基端部にストッパフランジ27を有し、先端がテーパー部27' が 形成されているピン26を挿通してテーパー部27' 寄りに設けた貫通孔28に クリップタイプの抜け止めピン29(クリップタイプでなく図8に示す割りピン 式のものでも良い)を挿通係合することにより、開放展開姿勢は固定されて静定 的にリジッドになり、4本の柱材10,10…,10' ,10' …により三次元 的立体構造とされ、自立型支保工ユニットとすることが出来る。
【0027】 そして、上下の水平つなぎ材11' ,11' 、鉛直材16、及び、柱材10, 10' 、ブレース材12''により一種のトラス構造的剛構造とされ、静定的な姿 勢を維持することが出来る。
【0028】 そして、ピン26をガセットプレート151' から抜き取ることによりブレー ス材12' はフリーとされ、静定的な剛構造は開放されて柱材10,10' に取 り付けられた適宜の吊りピースを介し、玉掛けワイヤによりクレーン等によって 吊り上げ姿勢を採ると、前述図13に示した如く、支保工ユニット3''は図2の 姿勢から図3の姿勢を経て図4の閉じ姿勢となって自重により折りたたまれ適宜 に保管される。
【0029】 尚、上述開閉プロセスにおいて、各作業床17,17は下部の水平つなぎ材1 1' ,11' と共に開閉し、展開折りたたみがされ、相対向する間隙dのスリッ トは開閉に支障をきたすことなく、又、一方の作業床17の挿通孔18に対する 昇降用梯子19の状態は何ら支障はないものである。
【0030】 勿論、他方の高さ半分の昇降用梯子19' も何ら支障を及ぼすことはない。
【0031】 そして、クレーンにより掛合吊り上げで支保工ユニット3''が図1,図2に示 す様に、地上から全開状態となって自立型に剛構造として全開されてから組み立 てられた姿勢で作業員が昇降用梯子19,19' により所定高さ昇降し、又、作 業床17を介し安全、且つ、能率的に所定の仮設作業を行う。
【0032】 そして、支保工がベントとして所定高さ必要な場合には、所定数(高さ)の支 保工ユニット3'',3''を各柱材10の上下のブロック23,23' の位置に合 せ、所定のボルト,ナット等による結合で所定高さに組み立て出来、これらの組 み立ては地組み、或いは、クレーンにより吊り上げ等で適宜に行うことが出来る 。
【0033】 上述構成の支保工ユニット3''は工場で所定に組み立てられピン26とペアで 1組とされ、防錆処理等されて折りたたみ姿勢でトラック等により施工現場に搬 入され、1台のクレーンにより玉掛けワイヤを介しその自重による吊り下げ姿勢 を採ることにより、該支保工ユニット3''を図4に示す姿勢状態から図3に示す 姿勢状態を経て図2に示す展開姿勢をとり地組み的に組み立てられ、当該図2に 示す姿勢状態になるプロセスにおいてブレース材12''は図3に示す様に、その 先端のローラ21が鉛直材16、又は、水平つなぎ材11のガイドレールに沿っ て転動し、該ローラ21のピン孔がガセットプレート151' のピン孔25' に 一致したところで、図6に示すピン26をしてその先端のテーパー部27' をガ イドとして挿入し、ストッパフランジ27で停止させ抜け止めピン29をその孔 28に挿入してワンタッチ的に組み立てを終了し、クレーン等により90°旋回 させて上下位置を正しくし自立姿勢にし、地組み立てを完了して自立姿勢で所定 の仮設工事に供する。
【0034】 この状態でユニットの形状保持はブレース材12''が機能に与かる。
【0035】 そして、高さ方向サイズにおいて、所定段数必要な場合には、前述した如く、 各支柱材10の端部ブロック23,23' の位置合せ,ボルト,ナット締め付け 等を地組み、或いは、吊り上げ姿勢で行って所定高さにすれば良い。
【0036】 そして、その際、作業員は上述した如く、昇降用梯子19,19' 、及び、作 業床17を介して所定に行い、作業中における降水、或いは、洗浄水等の水はけ はドレン孔32を介して行われる。
【0037】 そして、所定の仮設作業が終了すれば、上述プロセスとは逆プロセスを辿りピ ン26のガセットプレート151' からの抜き取りを行い、クレーンを介して玉 掛けワイヤにより地表に支保工ユニット3''を降ろすことにより自重を介し図4 に示す姿勢状態に折りたたまれ、柱材10' ,10' をワイヤ等により相互に連 結して所定に格納し次回の使用に供するようにする。
【0038】 したがって、この出願の考案の支保工構造では支保工ユニットが予め1ユニッ トとして組み立てられ、ピン26と1組にされるのみで各資材は相互独立的にバ ラバラにならず、したがって、部品管理等もほとんど必要ではなく、その組み立 て,解体は単なる折りたたみ展開で済むことから極めてスムーズに行われ、墜落 等の危険性はなく、仮設作業能率も極めて良いものである。
【0039】 尚、この出願の考案の実施態様は上述実施例に限るものでないことは勿論であ り種々の態様が採用可能である。
【0040】 又、設計変更的には水平つなぎ材,ブレース材とも複数段にして平行リンク式 にする等が可能である。
【0041】 そして、施工対象は図15に示す橋梁の架設工事や図16に示す建築工事等に 対するのみばかりでなく、さまざまな部位に於ける高所施工の対象も採用可能で あることは勿論のことである。
【0042】 そして、この出願の考案の支保工ユニットはベント以外の種々のサポート用の 支保工であっても良いことは勿論のことである。
【0043】
【考案の効果】
以上、この出願の考案によれば、橋梁工事や建築工事等の高所の重量物架設 工事に用いる仮設用のベント等の支保工ユニットにあって、ブレース材以外はピ ン枢支連結組み付けを行う構造とし、平行リンク的にアコーディオン式に展開折 りたたみ自在としてあることにより、現場仮設に際し複数の部材のボルト,ナッ トによる組み付け等の煩瑣な作業,部品管理がなく、ブレース材に対する単なる ピンの押し込み,抜き取りのワンアクション作業を介し支保工構造が静定構造に 組み立て解体自在とされ、極めてスムーズに地組み等が行え、三次元的仮設が自 在で安全に行われるという優れた効果が奏される。
【0044】 又、製造工場や倉庫等から折りたたみ状態で施工現場まで搬送し、架設工事現 場でワンアクション式に地組み等が行えるために、極めて作業能率が良く、安全 性が高く、結果的にコストダウンが図れ、しかも、部品の紛失等もなく、保守管 理性に優れるという効果がある。
【0045】 又、ローラ付のブレース材の先端部の連結用のピン以外は予め工場で製造組み 付けがなされるために、組み付け精度も良く、斜材の先端の該ローラを介しての 水平つなぎ材、及び、鉛直材の連結されているガセットプレートに対するピン枢 支作業だけで良いために、組み立てに熟練を要せず、しかも、安全性が良く高精 度の支保工組み立てが出来、結果的に重量物の架設工事も施工能率が良く、工期 の短縮が図られるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の考案の1実施例の正面図である。
【図2】同、組み立て状態の側面図である。
【図3】同、組み立てプロセス初期の側面図である。
【図4】同、折りたたみ状態の側面図である。
【図5】同、開放姿勢の作業用床材取り合い平面図であ
る。
【図6】同、組み立てピンの部分断面側面図である。
【図7】他の組み立てピンの斜視図である。
【図8】斜材とローラを介しての鉛直材の取り合い部分
断面正面図である。
【図9】斜材と横継材のガセットプレートを介しての取
り合い部分断面図である。
【図10】斜材,鉛直材,横継材のガセットプレートを
介しての取り合い側面図である。
【図11】この出願の考案の原理態様の模式構造斜視図
である。
【図12】同、組み立て状態の構造模式斜視図である。
【図13】折りたたみ中途の模式斜視図である。
【図14】折りたたみ完了姿勢の模式斜視図である。
【図15】橋梁の構築物の設置態様側面図である。
【図16】構築物の構築態様概略側面図である。
【図17】従来技術に基づくベントの模式側面図であ
る。
【符号の説明】
10' 支柱材 11' 水平つなぎ材 24 連結用ピン 16 鉛直材 26 枢支用ピン 3'' 支保工ユニット 21 ローラ 17 作業床 19,19' 昇降用梯子 22' 連結用プレート イ,ロ 面フレーム

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】全て金属製素材より成り両側端のパイプ材
    の支柱材の端部に横継材がその基端部をピン連結されて
    延設され該横継材の先端部には他の横継材に対し基端部
    をピン連結された鉛直材の先端部がピン連結されると共
    に支柱材の他端部に基端部をピン連結された斜材の先端
    部が枢支ピン連結されて平面に沿う面フレームを構成さ
    れている支保工構造において、該斜材の先端部に上記鉛
    直材に転動自在なローラが枢設されて該ローラと上記横
    継材の先端部とがピン枢支されて全体的に展開折りたた
    み自在にされていることを特徴とする支保工構造。
  2. 【請求項2】上記面フレームに作業床が固設されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    支保工構造。
  3. 【請求項3】上記面フレームに昇降用梯子が固設されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、
    或いは第2項いずれか記載の支保工構造。
  4. 【請求項4】上記昇降用梯子が作業床に遊挿されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項記載の
    支保工構造。
  5. 【請求項5】上記支柱材の端部に支保工ユニット相互の
    連結用プレートが固設されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項、或いは第2項いずれか記載
    の支保工構造。
  6. 【請求項6】上記支柱材が面フレーム内に左右一対にさ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項乃至第5項いずれか記載の支保工構造。
  7. 【請求項7】上記面フレームが左右2組にされているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第5
    項いずれか記載の支保工構造。
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