JPH078366A - フック - Google Patents
フックInfo
- Publication number
- JPH078366A JPH078366A JP20678593A JP20678593A JPH078366A JP H078366 A JPH078366 A JP H078366A JP 20678593 A JP20678593 A JP 20678593A JP 20678593 A JP20678593 A JP 20678593A JP H078366 A JPH078366 A JP H078366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- line
- base
- board
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】商品の輸送・保管、及び陳列時に嵩張らず、又
使用後捨てる場合でも資源が無駄となず、ごみ処理上も
問題の少ない環境にやさしいフックを提供する。 【構成】 壁面に付着させる為の基盤及び該基盤上に
係止部を設けてなるフックにおいて、該基盤及び該係止
部を連続した紙又は樹脂製の平板より構成し、該平板は
中央部に縦方向の山折り線及びその下端部同士を略一致
させたV字状の谷折り線により該平板の中央部を膨出さ
せて係止部を構成させ、該基盤部の裏面部には粘着材又
は磁石からなる結合部を設けたフック。
使用後捨てる場合でも資源が無駄となず、ごみ処理上も
問題の少ない環境にやさしいフックを提供する。 【構成】 壁面に付着させる為の基盤及び該基盤上に
係止部を設けてなるフックにおいて、該基盤及び該係止
部を連続した紙又は樹脂製の平板より構成し、該平板は
中央部に縦方向の山折り線及びその下端部同士を略一致
させたV字状の谷折り線により該平板の中央部を膨出さ
せて係止部を構成させ、該基盤部の裏面部には粘着材又
は磁石からなる結合部を設けたフック。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面等に付着させ、そ
の係止部に物を吊り下げることのできるフックに関す
る。
の係止部に物を吊り下げることのできるフックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のフックは、樹脂又は金属製の基盤
と係止部からなるフック本体の基盤部に粘着材又は磁石
を設けて壁面に付着させて使用していた。
と係止部からなるフック本体の基盤部に粘着材又は磁石
を設けて壁面に付着させて使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフックは、係止
部が突出しているため嵩張ってしまい、商品の輸送・保
管、及び陳列にスペースを取るという問題点があった。
近年のように商品の種類が大幅に増加してくると、如何
にして物流を効率化し、売り場の限られれたスペースを
有効に使うかが重要な課題であった。又、従来のフック
は、本体部が樹脂や金属でできているため、使用後捨て
る際、資源の無駄使いとなるだけでなく、燃焼し難く有
毒ガスを出す等ごみ処理上も問題があり、環境上も問題
があった。
部が突出しているため嵩張ってしまい、商品の輸送・保
管、及び陳列にスペースを取るという問題点があった。
近年のように商品の種類が大幅に増加してくると、如何
にして物流を効率化し、売り場の限られれたスペースを
有効に使うかが重要な課題であった。又、従来のフック
は、本体部が樹脂や金属でできているため、使用後捨て
る際、資源の無駄使いとなるだけでなく、燃焼し難く有
毒ガスを出す等ごみ処理上も問題があり、環境上も問題
があった。
【0004】本発明に比較的近い従来技術として、実開
昭51−30162・実開昭53−148031が考え
られていたが、これらの考案は、上記課題を解決するも
のでなく、係止部が平板状のままであるので剛性が弱い
ため、横方向の力が加わると簡単に曲がってしまい、垂
直方向の力が加わると座屈し易いという別の問題点を有
していた。
昭51−30162・実開昭53−148031が考え
られていたが、これらの考案は、上記課題を解決するも
のでなく、係止部が平板状のままであるので剛性が弱い
ため、横方向の力が加わると簡単に曲がってしまい、垂
直方向の力が加わると座屈し易いという別の問題点を有
していた。
【0005】本発明は、商品の輸送・保管、及び陳列時
に嵩張らず、又使用後捨てる場合でも資源が無駄となら
ず、ごみ処理上も問題とならない、環境にやさしいフッ
クを提供することを目的とし、前記の従来技術と比較し
て、十分な剛性の係止部を有するフックを提供すること
を目的とする。
に嵩張らず、又使用後捨てる場合でも資源が無駄となら
ず、ごみ処理上も問題とならない、環境にやさしいフッ
クを提供することを目的とし、前記の従来技術と比較し
て、十分な剛性の係止部を有するフックを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】壁面に付着させる為の基
盤及び該基盤上に係止部を設けてなるフックにおいて、
該基盤及び該係止部を連続した紙又は樹脂製の平板より
構成し、該平板は中央部に縦方向の山折り線及びその下
端部同士を略一致させたV字状の谷折り線により該平板
の中央部を膨出させて係止部を構成させ、該基盤部の裏
面部には粘着材又は磁石からなる結合部を設けたフッ
ク。
盤及び該基盤上に係止部を設けてなるフックにおいて、
該基盤及び該係止部を連続した紙又は樹脂製の平板より
構成し、該平板は中央部に縦方向の山折り線及びその下
端部同士を略一致させたV字状の谷折り線により該平板
の中央部を膨出させて係止部を構成させ、該基盤部の裏
面部には粘着材又は磁石からなる結合部を設けたフッ
ク。
【0007】
【作用】商品として供給する時点では、平板状にして包
装し、使用時には、平板の中央部を膨出させて、壁に付
着させる。
装し、使用時には、平板の中央部を膨出させて、壁に付
着させる。
【0008】
【実施例】図1により、本発明の一実施例を説明する。
本図は、フックを商品としての供給時の状態であり、展
開した状態を示す。1は本実施例のフックであり、平板
2により構成される。平板2の外形は略円形の外形を有
し、略中央部に上方に凸の係止部3を構成するよう切れ
目4が入れられる。平板2の略中央で係止部3を縦に貫
くように山折り線5が入れられる。山折り線5の両側に
は、その下端が山折り線5と略一致し、上方がV字上に
広がるよう2本の谷折り線6が入れられる。谷折り線6
の外側は基盤部7となる。
本図は、フックを商品としての供給時の状態であり、展
開した状態を示す。1は本実施例のフックであり、平板
2により構成される。平板2の外形は略円形の外形を有
し、略中央部に上方に凸の係止部3を構成するよう切れ
目4が入れられる。平板2の略中央で係止部3を縦に貫
くように山折り線5が入れられる。山折り線5の両側に
は、その下端が山折り線5と略一致し、上方がV字上に
広がるよう2本の谷折り線6が入れられる。谷折り線6
の外側は基盤部7となる。
【0009】平板2の断面は、図2に示されるように紙
又は樹脂等からなる基板21の裏に粘着材22を塗布
し、さらに剥離紙23で覆った構造を有する。図3は本
実施例のフックを組み立てた状態の平面図を、図4はそ
の斜視図を示す。即ち、山折り線5と谷折り線6に沿っ
て折り曲げて係止部3を膨出させ、平板2の上端部8、
8が一致するまで係止部3を盛り上げる。以上の如く、
組み立てたフック1は、基盤部7の裏の剥離紙を剥がし
て壁面に付着させて使用する。
又は樹脂等からなる基板21の裏に粘着材22を塗布
し、さらに剥離紙23で覆った構造を有する。図3は本
実施例のフックを組み立てた状態の平面図を、図4はそ
の斜視図を示す。即ち、山折り線5と谷折り線6に沿っ
て折り曲げて係止部3を膨出させ、平板2の上端部8、
8が一致するまで係止部3を盛り上げる。以上の如く、
組み立てたフック1は、基盤部7の裏の剥離紙を剥がし
て壁面に付着させて使用する。
【0010】図5は、図3のA−A断面であり、くの字
型の断面形状を持たせることにより剛性を大幅に向上さ
せることができる。図6は図3のB−B断面を示し、三
角形状の断面であり、係止部の付け根部を逆三角錐とす
ることにより、係止部の剛性を飛躍的に強固にすること
ができる。このような構造とすることにより、紙または
樹脂シートの様に材料自身は剛性が低くても、フックと
して十分な剛性・機能を持たせることができる。本実施
例において、基板21を紙で作る場合は、金属や樹脂の
ように燃えにくかったり、有毒ガスを発生したりするよ
うなごみ処理上の問題が少なく環境上も問題を少なくす
ることができる。又、樹脂を使った場合でもその使用量
を少なくでき、金属も使用しないので同様の効果を得る
ことができる。
型の断面形状を持たせることにより剛性を大幅に向上さ
せることができる。図6は図3のB−B断面を示し、三
角形状の断面であり、係止部の付け根部を逆三角錐とす
ることにより、係止部の剛性を飛躍的に強固にすること
ができる。このような構造とすることにより、紙または
樹脂シートの様に材料自身は剛性が低くても、フックと
して十分な剛性・機能を持たせることができる。本実施
例において、基板21を紙で作る場合は、金属や樹脂の
ように燃えにくかったり、有毒ガスを発生したりするよ
うなごみ処理上の問題が少なく環境上も問題を少なくす
ることができる。又、樹脂を使った場合でもその使用量
を少なくでき、金属も使用しないので同様の効果を得る
ことができる。
【0011】図7は第2の実施例であり、平板2の上端
部8、8に凹凸9、10を設け、組み立て時に凹凸9、
10を組み合わせることにより、上端部8、8の位置合
わせを容易としたもである。図8は平板2の外形をハー
ト型とした実施例であり、消費者の好みに合わせて矩形
その他の色々な形状を選ぶことができる。
部8、8に凹凸9、10を設け、組み立て時に凹凸9、
10を組み合わせることにより、上端部8、8の位置合
わせを容易としたもである。図8は平板2の外形をハー
ト型とした実施例であり、消費者の好みに合わせて矩形
その他の色々な形状を選ぶことができる。
【0012】本発明の以上の実施例は、壁との接合に粘
着材を用いたものであるが、その代わりに磁石を用いて
も構成することもできる。また、本発明のフックを初め
から組み立てた状態で成形し、商品として供給すること
も可能である。この場合でも、本発明のフックを積み重
ねて包装できるので、本発明の特徴を生かすことが可能
であり、より剛性を高めることもできる。
着材を用いたものであるが、その代わりに磁石を用いて
も構成することもできる。また、本発明のフックを初め
から組み立てた状態で成形し、商品として供給すること
も可能である。この場合でも、本発明のフックを積み重
ねて包装できるので、本発明の特徴を生かすことが可能
であり、より剛性を高めることもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、商品の供給時は、コン
パクトで嵩張らず、商品の保管・輸送・陳列等にスペー
スを取らないフックを供給することができる。又、フッ
クを捨てる場合でも比較的資源が無駄にならず、ゴミ処
理上も問題の少ないフックを提供することができる。こ
のような効果は、十分な剛性の係止部を有する本発明の
フックにより初めて実現可能となった。
パクトで嵩張らず、商品の保管・輸送・陳列等にスペー
スを取らないフックを供給することができる。又、フッ
クを捨てる場合でも比較的資源が無駄にならず、ゴミ処
理上も問題の少ないフックを提供することができる。こ
のような効果は、十分な剛性の係止部を有する本発明の
フックにより初めて実現可能となった。
【図1】一実施例を示す展開図である。
【図2】図1の実施例の断面図である。
【図3】図1の実施例を組み立てた状態を示す平面図で
ある。
ある。
【図4】図1の実施例を組み立てた状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】図3のA−A断面図を示す。
【図6】図3のB−B断面図を示す。
【図7】第2の実施例を示す平面図である。
【図8】第3の実施例を示す平面図である。
(1)はフック (2)は平板 (3)は係止部 (7)は基盤部
Claims (1)
- 【請求項1】壁面に付着させる為の基盤及び該基盤上に
係止部を設けてなるフックにおいて、該基盤及び該係止
部を連続した紙又は樹脂製の平板より構成し、該平板は
中央部に縦方向の山折り線及びその下端部同士を略一致
させたV字状の谷折り線により該平板の中央部を膨出さ
せて係止部を構成させ、該基盤部の裏面部には粘着材又
は磁石からなる結合部を設けたフック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20678593A JPH078366A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | フック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20678593A JPH078366A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | フック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078366A true JPH078366A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=16529060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20678593A Pending JPH078366A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | フック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036092A (ja) * | 2013-08-16 | 2015-02-23 | 進 中谷 | フックおよび洗濯干し具 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP20678593A patent/JPH078366A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036092A (ja) * | 2013-08-16 | 2015-02-23 | 進 中谷 | フックおよび洗濯干し具 |
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