JPH0783429A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents

液体燃料燃焼装置

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JPH0783429A
JPH0783429A JP22762493A JP22762493A JPH0783429A JP H0783429 A JPH0783429 A JP H0783429A JP 22762493 A JP22762493 A JP 22762493A JP 22762493 A JP22762493 A JP 22762493A JP H0783429 A JPH0783429 A JP H0783429A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
predetermined temperature
room temperature
combustion
carburetor
Prior art date
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Pending
Application number
JP22762493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuharu Ishida
和春 石田
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気化器の保温に費やす電力の無駄をなくす。 【構成】 電力供給手段5と、気化器温度検出手段11
と、室温検出手段8と、室温検出手段8の検出する部屋
の温度と比較する所定温度を設定する所定温度設定手段
10と、室温設定手段9とを備え、気化器温度検出手段
11の検出する温度が燃焼量に応じた所定温度となるよ
うに制御するほか燃焼運転停止時にその所定温度より低
い保温温度になるように電力供給手段5を制御するもの
であって、燃焼運転開始時に気化器温度検出手段11の
検出する温度が燃焼量に応じた所定温度になるよう電力
供給手段5を制御し、一方燃焼運転停止時に室温検出手
段8の検出する温度が所定温度設定手段10で設定され
る所定温度より低い時だけ、気化器温度検出手段11の
検出する温度が気化器3の保温のための保温温度になる
よう電力供給手段5を制御し、逆に室温検出手段9の検
出する温度が所定温度設定手段10で設定される所定温
度より高い時に気化器3の保温を停止するよう電力供給
手段5を制御する中央制御手段1とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房器に用いられる液
体燃料燃焼装置に係るもので、詳しくは液体燃料を電熱
ヒータを備えた気化器でガス化し燃焼させる液体燃料燃
焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の液体燃料燃焼装置では、運転開
始時は気化器を液体燃料が気化し点火させるのに十分な
点火温度まで加熱し、その後液体燃料を供給し気化させ
る必要があり、室温が低い場合などでは気化器を点火温
度まで加熱するのに数分かかりなかなか暖房運転を開始
せず使い勝手の悪いものであった。これを改善するため
運転スイッチの停止操作と同時に気化器を保温し、運転
再開時の待ち時間を短縮するものが広く知られている
(例えば特開平3−117813号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、運
転スイッチの停止操作と同時に気化器の保温に入り、運
転スイッチの運転開始操作がなされるまで継続して保温
されるため、急いで暖房を必要としない比較的室温の高
い状態でも電気ヒータの通電による保温を行い無駄な電
力を消費していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、運転スイッチと、電熱ヒー
タを有する気化器と、気化器で気化した液体燃料をバー
ナで燃焼させる液体燃料燃焼装置において、電熱ヒータ
に電力を供給する電力供給手段と、気化器の温度を検出
する気化器温度検出手段と、部屋の温度を検出する室温
検出手段と、室温検出手段の検出する部屋の温度と比較
する所定温度を設定する所定温度設定手段と、部屋の暖
房温度の目標値を設定する室温設定手段とを備え、気化
器温度検出手段の検出する温度が燃焼量に応じた所定温
度となるように制御するほか燃焼運転停止時にその所定
温度より低い保温温度になるように電力供給手段を制御
するものであって、燃焼運転開始の指示がなされている
場合に気化器温度検出手段の検出する温度が燃焼量に応
じた所定温度になるよう電力供給手段を制御し、一方燃
焼運転停止の指示がなされ燃焼が停止している場合には
室温検出手段の検出する温度が所定温度設定手段で設定
される所定温度より低い時だけ気化器温度検出手段の検
出する温度が気化器の保温のための保温温度になるよう
電力供給手段を制御し、逆に室温検出手段の検出する温
度が所定温度設定手段で設定される所定温度より高い時
には気化器の保温を停止するよう電力供給手段を制御す
る中央制御手段とを設けた構成とし、所定温度設定手段
で設定される所定温度は予め設定された温度とし、所定
温度設定手段で設定される所定温度を室温設定手段によ
って設定される温度に対応した温度としてもよい。
【0005】
【作用】上記構成により、燃焼運転停止中に室温が予め
設定された温度より高い場合は気化器の保温を行わず室
温が予め設定された温度より低い場合にのみ保温を行
い、または室温が設定室温に対応した温度より高い場合
は気化器の保温を行わず室温が低い場合にのみ保温を行
うので、気化器の保温に費やす電力に無駄がない。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1を用いて説明す
る。
【0007】1は燃焼制御等各種の制御を実行する中央
制御手段で、燃焼運転の開始・停止を指示する運転スイ
ッチ2が接続されている。3は電熱ヒータ4を有する気
化器で、電力供給手段5により電力が供給され液体燃料
を加熱し気化させてバーナ6へ供給している。7は点火
器7である。8は暖房される部屋の温度を検出する室温
検出手段、9は部屋の暖房温度の目標値を設定する室温
設定手段、10は所定温度を設定する所定温度設定手
段、11は気化器3の温度を検出する気化器温度検出手
段で、これら各手段8、9、10、11は前記中央制御
手段1に接続して設けられている。
【0008】次に本実施例の作用について説明する。
【0009】運転スイッチ2をオンすると、中央制御手
段1がこれを検知して電力供給手段5を作動させ、電熱
ヒータ4に電力が供給されて発熱し気化器3が加熱され
温度が上昇する。この間気化器3の温度は気化器温度検
出手段11により常時検出されて中央制御手段1に送ら
れる。数分の余熱時間を費やして気化器3の温度が液体
燃料を気化させるに十分な点火温度に達すると、中央制
御手段1は液体燃料の供給を開始し気化器3で気化され
バーナに送られた気化ガスに点火器7を作動して点火し
燃焼を開始する。燃焼開始後は燃焼を安定させるための
強制燃焼の後、室温設定手段9で設定された暖房目標の
設定室温と室温検出手段9で検出される室温により燃料
供給量等を制御し室温を設定室温となるように制御す
る。
【0010】この燃焼運転中に運転スイッチ2をオフに
すると、中央制御手段1がこれを検知して液体燃料の供
給を停止し、バーナ6が消火するとともに電力供給手段
5も停止して電熱ヒータ4への通電を停止するので、気
化器3の温度は徐々に降下する。室温検出手段8で検出
される室温が所定温度設定手段10で予め設定された所
定温度を下回った時のみ、中央制御手段1は気化器温度
検出手段11の検出温度が気化器3の保温のための保温
温度になるように電力供給手段5を制御し、電熱ヒータ
4への通電制御をしながら気化器3は保温温度に維持さ
れる。
【0011】逆に室温検出手段9で検出される室温が所
定温度設定手段10で予め設定された所定温度を上回る
時には、電力供給手段5を制御して電熱ヒータ4への通
電を停止し気化器3の保温を停止する。
【0012】そして、気化器3が保温温度に維持されて
いるときに運転スイッチ2をオンにすると、中央制御手
段1は気化器温度検出手段11の検出温度が保温温度か
ら点火温度に上昇するように電力供給手段5を制御し、
電熱ヒータ4への通電を制御する。保温温度から点火温
度へは数秒で到達し前述した順に点火し燃焼するが、気
化器3が保温されていた分予熱時間が短縮され速やかに
燃焼が行われる。
【0013】なお、所定温度設定手段10で設定される
所定温度は、室温設定手段9で設定される温度に対応し
た温度としてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上本発明によれば、電熱ヒータに電力
を供給する電力供給手段と、気化器の温度を検出する気
化器温度検出手段と、部屋の温度を検出する室温検出手
段と、室温検出手段の検出する部屋の温度と比較する所
定温度を設定する所定温度設定手段と、部屋の暖房温度
の目標値を設定する室温設定手段とを備え、前記気化器
温度検出手段の検出する温度が燃焼量に応じた所定温度
となるように制御するほか燃焼運転停止時にその所定温
度より低い保温温度になるように前記電力供給手段を制
御するものであって、燃焼運転開始の指示がなされてい
る場合に気化器温度検出手段の検出する温度が燃焼量に
応じた所定温度になるよう前記電力供給手段を制御し、
一方燃焼運転停止の指示がなされ燃焼が停止している場
合には前記室温検出手段の検出する温度が所定温度設定
手段で設定される所定温度より低い時だけ気化器温度検
出手段の検出する温度が気化器の保温のための保温温度
になるよう前記電力供給手段を制御し、逆に前記室温検
出手段の検出する温度が所定温度設定手段で設定される
所定温度より高い時には気化器の保温を停止するよう電
力供給手段を制御する中央制御手段とを設けた構成と
し、燃焼運転停止中に室温が予め設定された温度より高
い場合は気化器の保温を行わず、室温が予め設定された
温度より低い場合にのみ保温を行うようにしたので、燃
焼運転再開時の待ち時間短縮の利点を有しながら気化器
の保温に費やす電力に無駄がない液体燃料燃焼装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す液体燃料燃焼装置の構
成図である。
【図2】従来例を示す液体燃料燃焼装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 中央制御手段 2 運転スイッチ 3 気化器 5 電力供給手段 8 室温検出手段 9 室温設定手段 10 所定温度設定手段 11 気化器温度検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転スイッチ(2)と、電熱ヒータ
    (4)を有する気化器(3)と、この気化器(3)で気
    化した液体燃料をバーナ(6)で燃焼させる液体燃料燃
    焼装置において、電熱ヒータ(4)に電力を供給する電
    力供給手段(5)と、前記気化器(3)の温度を検出す
    る気化器温度検出手段(11)と、部屋の温度を検出す
    る室温検出手段(8)と、この室温検出手段(8)の検
    出する部屋の温度と比較する所定温度を設定する所定温
    度設定手段(10)と、部屋の暖房温度の目標値を設定
    する室温設定手段(9)とを備え、前記気化器温度検出
    手段(11)の検出する温度が燃焼量に応じた所定温度
    となるように制御するほか燃焼運転停止時にその所定温
    度より低い保温温度になるように前記電力供給手段
    (5)を制御するものであって、燃焼運転開始の指示が
    なされている場合に前記気化器温度検出手段(11)の
    検出する温度が燃焼量に応じた所定温度になるよう前記
    電力供給手段(5)を制御し、一方燃焼運転停止の指示
    がなされ燃焼が停止している場合には前記室温検出手段
    (8)の検出する温度が前記所定温度設定手段(10)
    で設定される所定温度より低い時だけ前記気化器温度検
    出手段(11)の検出する温度が前記気化器(3)の保
    温のための保温温度になるよう前記電力供給手段(5)
    を制御し、逆に前記室温検出手段(8)の検出する温度
    が前記所定温度設定手段(10)で設定される所定温度
    より高い時には気化器(3)の保温を停止するよう前記
    電力供給手段(5)を制御する中央制御手段(1)とを
    設けた構成としたことを特徴とする液体燃料燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記所定温度設定手段(10)で設定さ
    れる所定温度は、予め設定された温度であることを特徴
    とする請求項1記載の液体燃料燃焼装置。
  3. 【請求項3】 前記所定温度設定手段(10)で設定さ
    れる所定温度は、前記室温設定手段(9)によって設定
    される温度に対応した温度であることを特徴とする請求
    項1記載の液体燃料燃焼装置。
JP22762493A 1993-09-14 1993-09-14 液体燃料燃焼装置 Pending JPH0783429A (ja)

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JP22762493A JPH0783429A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 液体燃料燃焼装置

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