JPH078318B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH078318B2
JPH078318B2 JP58136422A JP13642283A JPH078318B2 JP H078318 B2 JPH078318 B2 JP H078318B2 JP 58136422 A JP58136422 A JP 58136422A JP 13642283 A JP13642283 A JP 13642283A JP H078318 B2 JPH078318 B2 JP H078318B2
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JP
Japan
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fan
motor
drum
clothes dryer
main body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58136422A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6029200A (ja
Inventor
幸延 大道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転ドラム内に投入された衣類等の被乾燥物を
乾燥する回転ドラム式の衣類乾燥機に係り、扁平型のモ
ータを用いることにより、構造を簡素化したものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来の衣類乾燥機は、乾燥空気を送風するファン,衣類
を収納し回転自在に軸支された衣類収納庫の両者を1個
のモータにより、プーリとベルトからなる動力伝達機構
を介して駆動しているが、構造が複雑で高価格化がさけ
られず、しかも、装置が大型化するという欠点を有して
いた。
乾燥用ファンおよび冷却用ファンを一体とし、送風機
能,熱交換機能を有する熱交換型のファンを装備した衣
類乾燥機の従来の構造を、第1図および第2図にもとづ
いて説明する。
図において、1は衣類を収納する衣類収納庫(以下ドラ
ムと呼ぶ)で、回転自在に軸支されている。2はドラム
1の後部に設けられた乾燥側ファンケーシングで、吸気
口はドラム1に、排気口は循環ダクト3にそれぞれ連通
している。
4は正の抵抗温度特性を有する加熱素子等の加熱体5を
装備したヒータカバーで、ドラム1および循環ダクト3
と連通している。そして、前記ドラム1,乾燥側ファンケ
ーシング2,循環ダクト3およびヒータカバー4により乾
燥空気を循環させる乾燥空気経路を形成している。
6は冷却側ケーシングで、本体7の後面に冷却空気の吸
気口8,排気口9を具備することにより、冷却空気経路を
形成している。
10は回転自在に軸支された熱交換型のファンで、回転軸
に固定するためのボス部11を有する内周波12と、内周波
12の外側に回転軸から放射状に溝部を配列した波形状ブ
レード13と、波形ブレード12の外周部を支持する外周板
14により構成されている。15は前記ファン10のブレード
13の両面を流れる二つの異なる空気を分離する仕切板
で、仕切板15の内周部とファン10の外周部との間隙はき
わめて狭い寸法に規制され、非接触シール構造をなして
いる。
16はモータで、モータ軸17の両端にはファン回転プーリ
18およびドラム回転プーリ19が固着されている。またモ
ータ16の回転は、ファンベルト20およびファンプーリ22
を介して熱交換型ファン10へ伝達されるとともに、ドラ
ムベルト21を介してドラム1へ伝達される。
上記構成において、この衣類乾燥機を動作させると、モ
ータ16の回転によりファン回転プーリ18・ファンベルト
20・ファンプーリ22,およびドラム回転プーリ19・ドラ
ムベルト21によりファン10およびドラム1を回転させる
構造であるため、伝達機構部が複雑になり、しかも、モ
ータ16の軸受にラジアル方向の偏荷重が発生するととも
に、ベルトのスリップロスが発生するため効率が悪くな
り、摺動音による不快音が発生するなどの欠点を有して
いた。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、機構が簡単
で伝達効率が良く、しかも低騒音化を図った衣類乾燥機
を提供することを目的とする。
発明の構成 本発明の衣類乾燥機は、本体内に回転自在に軸支したド
ラムの後方に、ファン、モータの順で同軸上に配設し、
このモータの回転軸にファン及び減速機を取り付け、前
記衣類乾燥機本体は、モータの後方位置に吸気口を有す
るケーシングからなり、前記モータは、一個の環状固定
子鉄心と、これに施したトロイダル巻線と、この環状鉄
心の両面にそれぞれ対抗した1対の回転子とを同軸上に
設けることにより構成され、前記ファンの片面では乾燥
空気を循環を行うとともに、他面で冷却空気の送風を行
い、前記減速機で前記回転ドラムを減速駆動するように
したものであり、伝達駆動部の簡素化を図るものであ
る。
実施例の説明 以下、本発明の実施例を第3図,第4図にもとづいて説
明する。図において、1〜10は第1図に示した部材と同
等であり、その説明を略す。
23は軸方向空隙型のモータで、本体7に固着した保持板
24に固定されている。25は減速機で、軸方向空隙型のモ
ータ23の軸回転数約1000r.p.mを減速して約50r.p.mに下
げてドラム1に回転を伝達している。
次に軸方向空隙型のモータ23の構成を第4図に示す。一
個の環状固定子鉄心26と、この環状固定子鉄心26の両面
に中心部に対し放射状に形成した複数条の巻線装着スロ
ットに施したトロイダル巻線27とを有し、これらは、不
燃性熱硬化型ポリエステル樹脂等でモールド一体化した
固定子枠28によって保持されている。前記環状固定子鉄
心26の両面にはそれぞれ対向するように駆動軸31に装着
した一対の回転子29,30を備えている。回転子30にはフ
ァン10が固定されているものである。また前記駆動軸31
は軸受32によって固定子枠28に回転自在に支持されてい
る。さらに、前記固定子枠28には、保持板24に取付ける
ための取付け穴23が設けられている。
上記構成において、次に動作を説明する。ドラム1に衣
類を投入し、電源を入れると、モータ23に電力が供給さ
れ、回転子29,30が回転する。
回転子30の回転により回転子30に固定されたファン10が
約1,000r.p.mで回転する。ブレード13は送風機能,並び
に熱交換機能を有しているため、ドラム1内の乾燥空気
および本体7外の冷却空気が送風される。また、同時に
回転子29,30の回転により駆動軸31から減速機25を介し
て約50r.p.mでドラム1が回転する。
また、電源投入と同時に加熱体5に通電され、乾燥空気
は衣類の乾燥を促進し、高温多湿となって乾燥空気経路
を循環する。熱交換型のファン10は冷却空気を吸気口8
より吸気し、モータ23を冷却した後ブレード13面にて乾
燥空気を冷却する。この作用により、乾燥空気の水分は
凝縮し、本体7の外へ排出される。
ここで、軸方向空隙型のモータ23は、一個の環状固定子
鉄心26とこれに施したトロイダル巻線27とを有し、駆動
軸31に装着した一対の回転子29,30を回転させているた
め、従来の軸方向空隙型のモータと比較してモータの効
率が向上し、しかも熱交換型のファン10を回転子30に直
接固定し回転させており、また、ドラム1は、歯車等を
用いた減速機25を介して駆動しているため、従来のよう
にベルトロスが無くなるため、モータ23の必要な出力が
低減できる。
さらに、従来、軸方向空隙型のモータの欠点である磁気
吸引力によるスラスト荷重についても、一対の回転子2
9,30を環状固定子鉄心26に対向して設けることにより、
前記スラスト荷重を相殺できるため、軸受32を小型化で
きるとともに耐久性が向上するなど、機構部の簡素化を
図ることができる。
発明の効果 以上のように本発明の衣類乾燥機によれば、モータの回
転子にファンを直接固定して回転させ、モータの駆動軸
から減速機を介してドラムを駆動しているため、従来の
ようなベルトロスが無くなるため、モータを小型化で
き、同時に消費電力の低減をはかることができる。
さらに、環状固定子鉄心に対向して一対の回転子を設け
ているため、磁気吸引力によるスラスト荷重が相殺で
き、軸受の小型化および耐久性が大幅に向上する。
また、ファンを回転子に直接固定することにより乾燥の
ための送風と同時に、モータ自身を冷却できるため、モ
ータ冷却用の冷却ファンが不用となる等、伝達機構の簡
素化をはかるとともに、モータの小型,軽量化,および
耐久性の向上をはかることができる。そして従来のよう
にファンベルトがないため、高速回転時に発生するベル
ト摺動音がなく、減速機のギア音はファンとドラムによ
って遮へいされるため低く抑えられ、運転時の騒音が低
減できるなどの効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の衣類乾燥機を示す断面図、第2図は熱交
換型のファンの斜視図、第3図は本発明の一実施例にお
ける衣類乾燥機の断面図、第4図はその軸方向空隙型の
モータの断面図である。 1……衣類乾燥庫(ドラム)、10……ファン、23……軸
方向空隙型のモータ、26……環状固定子鉄心、27……ト
ロイダル巻線、29,30……回転子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣類乾燥機の本体内に回転自在に軸支した
    ドラムの後方に、ファン、モータの順で同軸上に配設
    し、このモータの回転軸にファン及び減速機を取り付
    け、前記衣類乾燥機本体は、モータの後方位置に吸気口
    を有するケーシングからなり、前記モータは、一個の環
    状固定子鉄心と、これに施したトロイダル巻線と、この
    環状鉄心の両面にそれぞれ対抗した1対の回転子と同軸
    上に設けることにより構成され、前記ファンの片面では
    乾燥空気を循環を行うとともに、他面に冷却空気の送風
    を行い、前記減速機で前記回転ドラムを減速駆動するよ
    うにした衣類乾燥機。
JP58136422A 1983-07-25 1983-07-25 衣類乾燥機 Expired - Lifetime JPH078318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58136422A JPH078318B2 (ja) 1983-07-25 1983-07-25 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

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JP58136422A JPH078318B2 (ja) 1983-07-25 1983-07-25 衣類乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6029200A JPS6029200A (ja) 1985-02-14
JPH078318B2 true JPH078318B2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=15174780

Family Applications (1)

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JP58136422A Expired - Lifetime JPH078318B2 (ja) 1983-07-25 1983-07-25 衣類乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022050764A1 (en) * 2020-09-04 2022-03-10 Lg Electronics Inc. Laundry treating apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612898U (ja) * 1984-06-11 1986-01-09 日本建鐵株式会社 衣類乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58180193A (ja) * 1982-04-15 1983-10-21 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機

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WO2022050764A1 (en) * 2020-09-04 2022-03-10 Lg Electronics Inc. Laundry treating apparatus

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Publication number Publication date
JPS6029200A (ja) 1985-02-14

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