JP4592627B2 - 車両駆動用全閉型電動機 - Google Patents

車両駆動用全閉型電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP4592627B2
JP4592627B2 JP2006087575A JP2006087575A JP4592627B2 JP 4592627 B2 JP4592627 B2 JP 4592627B2 JP 2006087575 A JP2006087575 A JP 2006087575A JP 2006087575 A JP2006087575 A JP 2006087575A JP 4592627 B2 JP4592627 B2 JP 4592627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
rotor
core
cooling fan
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006087575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007267483A (ja
Inventor
信行 八木
茂智 白石
浩志 蒲
鋼 石原
誠一 玉置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
West Japan Railway Co
Original Assignee
Toshiba Corp
West Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, West Japan Railway Co filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006087575A priority Critical patent/JP4592627B2/ja
Publication of JP2007267483A publication Critical patent/JP2007267483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4592627B2 publication Critical patent/JP4592627B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

本発明は、鉄道等の車両を駆動するための車両駆動用全閉型電動機に関する。
一般に、電車等の鉄道車両では、車体の床下に配置された台車の内部に車両駆動用電動機を装荷し、この電動機の回転力を歯車装置を介して車輪に伝達して車両を走行させるようにしている。
従来、この種の車両駆動用電動機としては、ロータシャフトに冷却ファンを設け、運転時に外気を機内に流通させて冷却する開放自己通風冷却型の電動機が使用されていたが、近年、外気による機内の汚損を無くすことによって保守時の分解作業を長期間不要とするべく、全閉型電動機の採用が検討されている。
なお、全閉型電動機の場合、冷却性が低下するため、電動機が大型化して台車内に装荷できなくなる場合や、容量(出力)が不足する場合等が有り、冷却性を向上させる必要がある。
冷却性の向上を図った車両駆動用全閉型電動機として、例えば図3、図4に示すものが提案されている(特許文献1)。この車両駆動用全閉型電動機の構造について説明する。
円筒状のステータフレーム101の内周側に円筒状のステータ鉄心102が同心状に固定されており、このステータ鉄心102の内周部には複数のステータコイル103が収納されている。
ステータフレーム101の駆動側端部には第1の外周ブラケット104が取り付けられ、その内周側には、軸受105を内蔵した第1の内周ブラケット106がボルト107にて締結されている。
また、ステータフレーム101の反駆動側端部には第2の外周ブラケット108が取り付けられ、その内周側には、軸受109を内蔵した第2の内周ブラケット110がボルト111にて締結されている。
ステータ鉄心102の内周側にはロータ鉄心112が配置され、このロータ鉄心112の中心部にはロータシャフト113が結合され、その両端部は軸受105、109によって回転自在に支持されている。
ロータシャフト113の駆動側端部113aは機外に突出しており、その部分に駆動歯車装置を接続するための継手(図示せず)が取り付けられる。
ロータ鉄心112の外周部には複数のロータバー114が収納され、ロータ鉄心112の内周部には軸方向に貫通する通風穴112aが複数個設けられている。
駆動側の軸受105を内蔵した第1の内周ブラケット106の機内側に隣接した位置において、第1の冷却ファン115がロータシャフト113上に取り付けられている。
また、反駆動側の軸受109を内蔵した第2の内周ブラケット110の機内側に隣接した位置において、第2の冷却ファン116がロータシャフト113上に取り付けられている。
第1の冷却ファン115の主板の外周部と、第1の外周ブラケット104の機内側の張り出し部分の内周部との間に円周状の微小間隙部が形成されている。
同様に、第2の冷却ファン116の主板の外周部と、第2の外周ブラケット108の機内側の張り出し部分の内周部との間に円周状の微小間隙部が形成されている。
第1の冷却ファン115の機外側の壁面には複数枚の送風用のブレード115aが放射状に設けられている。
また、第2の冷却ファン116の機外側の壁面には複数枚の送風用のブレード116aが放射状に設けられている。
また、第1の冷却ファン115の機内側壁面には、複数枚の送風用のブレード115bが放射状に設けられている。
そして、第1の内周ブラケット106には外気の入気口106aが複数個設けられ、第1の外周ブラケット104には、外気の排気口104aが複数個設けられている。
また、第2の内周ブラケット110にも外気の入気口110aが複数個設けられ、第2の外周ブラケット108にも外気の排気口108aが複数個設けられている。
第1の外周ブラケット104及び第2の外周ブラケット108の排気口104a、108aの外周側にそれぞれ冷却フィン104b、108bが多数設けてあり、ステータフレーム101の外周面には多数の冷却フィン101aが設けられている。
この電動機全体は、図4に示すように、ステータフレーム101の外部に設けたフレームアーム101b、101cをボルトで台車枠に固定することにより、車両の床下に配置された台車に装荷してある。
この電動機では、運転時に電動機内部に発生する熱を、電動機の外周面とステータフレーム101の冷却フィン101aとから走行風に放出して冷却を行う。さらに、ロータシャフト113の回転に伴う第1の冷却ファン115と第2の冷却ファン116の回転によって、各々の冷却ファン115、116の機外側壁面に設けたブレード115a、116aにより、外気を入気口106a、110aより吸引した後、外周側に吹き上げて排気口104a、108aより外部へ流通させ、電動機の側面からも冷却を行う。
さらに、冷却ファン115、116には機内空間の熱が直接伝わり、冷却ファン115、116の機外側を流通する外気にこの熱を効率良く放出するため、冷却性能は向上する。
また、冷却ファン115の機内側壁面に設けたブレード115bによって、電動機内部の空気が機内を循環するため、機内の熱が効果的に冷却ファン115、116に伝わり、放射性能が向上すると同時に機内の温度を均一化してローカルヒートを防ぐことができるものとなっている。
このように、図3、図4に示す電動機では、冷却性能の向上を図ると共に、小型化や容量の増大を図ることができる。
特開2006−025521号公報
近年、車両駆動用電動機においては保守の省力化の要望とともに、エネルギー変換効率の向上による省エネルギー化と、環境改善やサービス向上の見地からの運転時の発生騒音の低減が要望されている。
一方、車両駆動用電動機は速度向上や冗長性の確保のため、高出力・高回転化が進められており、冷却ファンによるエネルギー損失(風損)や送風音(風切音)はますます増大する傾向にある。
図3、図4にて説明した車両駆動用全閉型電動機は保守の省力化を実現するものであるが、更にエネルギー効率の向上と低騒音化を図ることが出来る車両駆動用全閉型電動機の実現が望まれている。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、保守の省力化を可能にし、更に冷却性能を向上して小型軽量化又は容量増大を図ると同時に、運転時のエネルギー損失や発生騒音の低減を図ることができる車両駆動用全閉型電動機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ステータフレームの内周側にステータ鉄心を取り付け、当該ステータ鉄心の内周側にロータ鉄心を配置し、当該ロータ鉄心の中心部にロータシャフトを結合し、前記ステータフレームの長手方向の両端部に軸受を支持するブラケットを取り付け、前記各軸受によって前記ロータシャフトを回転自在に支持するように構成した車両駆動用全閉型電動機において、前記ロータ鉄心の駆動側端部に第1の鉄心押さえを介して第1の冷却ファンを取り付け、前記ロータ鉄心の反駆動側端部に第2の鉄心押さえを介して第2の冷却ファンを取り付け、前記第1及び第2の冷却ファンの外周部とこれらの冷却ファンにそれぞれ対応する前記ブラケットの機内側に張り出した部分の内周部との間に円周状の微小間隙を形成し、前記第1及び第2の冷却ファンの機外側側面にそれぞれ複数個のフィンを放射状に設け、前記第1及び第2の冷却ファンの機内側壁面にそれぞれ前記ロータシャフトの軸方向と直交する方向に突出する環状のフィンを前記ロータシャフトの軸方向に間隔をおいて複数個設け、前記各ブラケットには外気の入気口と排気口をそれぞれ複数個設け、かつ、前記回転子鉄心の外周部には永久磁石が収納されており、前記第1の冷却ファンは、前記第1の鉄心押さえの外周部近傍までの広い領域で密着させた状態で取り付けられ、前記第2の冷却ファンは、前記第2の鉄心押さえの外周部近傍までの広い領域で密着させた状態で取り付けられており、前記第1及び第2の冷却ファンの機内側壁面に設けられた複数ある環状のフィンの先端位置は、軸方向機外側に行くに連れて各フィン間で段差を有するようにフィンの長さを異ならせていることを特徴としている。
本発明の車両駆動用全閉型電動機によれば、走行風によって電動機の外周部が冷却されると同時に、ロータの両端部に設けた第1及び第2の冷却ファンの回転によって冷却用外気を入気口より導入して冷却ファンの外壁面に流通させるので、冷却ファンを介してロータ及び機内の熱を外気に放出することができる。したがって、冷却性が向上する。
なお、冷却ファンの機内側壁面に設けた複数の環状のフィンにより機内空間の熱を効率良く冷却ファンに伝達できる。したがって、冷却ファンから外気への放熱効果が一層向上する。このように、電動機の冷却性が向上するため、電動機の小型化を図ることができる。
また、冷却ファンの放熱性が向上することから、冷却ファンの機外側壁面に設けるフィンは従来の送風用のブレードに比べて小型化することが可能となり、回転時のエネルギー損失(風損)及び発生騒音を低減することができる。
さらに、駆動側の冷却ファンの機内側に従来設けていた内気循環用のブレードの代わりに円環状のフィンを設けた構造のため、回転時のエネルギー損失(風損)と送風音(風切り音)が発生しなくなり、一層のエネルギー効率向上と低騒音化を図ることができる。
このように、本発明の車両駆動用全閉型電動機は、小型化又は容量の増大を可能とすると共にエネルギー効率向上と低騒音化を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態である車両駆動用全閉型電動機の軸方向断面図、図2は図1の一部省略側面図である。
図1において、1は円筒状のステータフレームで、その内周側に円筒状のステータ鉄心2が同心状に固定されている。ステータ鉄心2の内周部には、複数のステータコイル3が収納されている。
ステータフレーム1の駆動側端部には、第1の外周ブラケット4が取り付けられており、その内周側には、軸受5を内蔵した第1の内周ブラケット6が取り付けられている。
また、ステータフレーム1の反駆動側端部には、第2の外周ブラケット8が取り付けられており、その内周側には、軸受9を内蔵した第2の内周ブラケット10が取り付けられている。
ステータ鉄心2の内周側にはロータ鉄心12が配置されている。このロータ鉄心12の中心部にはロータシャフト13が取り付けられ、その両端部は軸受5、9によって回転自在に支持されている。ロータシャフト13の駆動側端部13aは機外に突出し、この部分に駆動歯車装置を接続するための継手(図示せず)が取り付けられる。
ロータ鉄心12の外周部には、複数個の永久磁石14が収納されている。近年、永久磁石のめざましい研究開発により、永久磁石の高磁気エネルギー積化が図られており、そのような永久磁石を用いることで、小型で高出力を得ることが可能となる。
ロータ鉄心12の駆動側端部には板状の第1の鉄心押さえ7の一方の側面が密着して取り付けられ、この第1の鉄心押さえ7の他方の側面に密着して第1の冷却ファン15が取り付けられている。この第1の冷却ファン15の一方の側面と第1の鉄心押さえ7の他方の側面とは、第1の鉄心押さえ7の外周部近傍までの広い領域で密着している。
第1の冷却ファン15の主板の外周部と第1の外周ブラケット4の機内側に張り出した部分の内周部との間には円周状の微小間隙22が形成されている。この微小間隙22は互いに凹凸形状として二段構造に形成してある。
同様に、ロータ鉄心12の反駆動側端部には板状の第2の鉄心押さえ11の一方の側面が密着して取り付けられ、この第2の鉄心押さえ11の他方の側面に密着して第2の冷却ファン16が取り付けられている。この第2の冷却ファン16の一方の側面と第2の鉄心押さえ11の他方の側面とは、第2の鉄心押さえ11の外周部近傍までの広い領域で密着している。
第2の冷却ファン16の主板の外周部と第2の外周ブラケット8の機内側に張り出した部分の内周部との間には円周状の微小間隙23が形成されている。この微小間隙23は互いに凹凸形状として二段構造に形成してある。
なお、第1及び第2の冷却ファン15、16は、熱伝導性と加工性に優れたアルミニウムで形成するのが好ましい。
また、第1及び第2の冷却ファン15、16、第1及び第2の外周ブラケット4、8をそれぞれ同じ材料で形成すると、熱収縮率が同じとなるため、微小間隙22、23の大きさが温度変化で変動しにくくなる。これにより、微小間隙22、23の大きさを小さくすることができるので、防塵性及び静粛性が向上する。
第1の冷却ファン15の機外側の壁面には複数枚のフィン15aが放射状に設けられており、機内側壁面には複数個の円環状のフィン15bが設けられている。同様に、第2の冷却ファン16の機外側壁面には複数枚のフィン16aが放射状に設けられており、機内側壁面には複数枚の円環状のフィン16bが設けられている。機内側のフィン15b、16bは、それぞれロータシャフト13の軸方向と直交する方向に突出すると共にロータシャフト13と同軸状に形成され、ロータシャフト13の軸方向に間隔をおいて配置されている。
第1の内周ブラケット6の壁面には複数個の外気の入気口6aが設けられている。また、第1の外周ブラケット4の壁面には複数個の外気の排気口4aが設けられている。
同様に、第2の内周ブラケット10の壁面にも複数個の外気の入気口10aが設けられている。また、第2の外周ブラケット8の壁面には複数個の外気の排気口8aが設けられている。
ステータフレーム1の外周面には、多数の冷却フィン1aが設けられている。この電動機全体は、図4に示す従来例と同様に、ステータフレーム1の外部に設けたフレームアーム部を台車枠に固定して、車両の床下に配置された台車に装荷してある。
次に、本実施形態の車両駆動用全閉型電動機の作用及び効果について、以下に説明する。
電動機の運転時にはステータコイル3及び永久磁石14が発熱し、この熱が電動機全体に伝達する。
ステータコイル3よりステータ鉄心2を介してステータフレーム1に伝達した熱は、ステータフレーム1の外周面と、そこに設けてある多数の冷却フィン1aより外気に放熱される。
また、運転時には、ロータの回転に伴ってロータ鉄心12の両側に設けてある冷却ファン15、16が回転し、これらの機外側壁面に設けてあるフィン15a、16aのファン作用により、冷却外気を壁に沿って外周方向に吹き上げる。
冷却外気は、ブラケット6、10に設けられた入気口6a、10aより機内に流入した後、ブラケット4、8に設けられた排気口4a、8aより排出される。
ロータ鉄心12に伝達された熱は、両側の鉄心押さえ7、11を介して冷却ファン15、16に伝達された後、冷却ファン15、16の機外側壁面上を流通する冷却空気に放出される。
さらに、電動機内の空気の熱は、冷却ファン15、16の機内側壁面と、そこに設けられた円環状のフィン15b、16bより冷却ファン15、16に伝達された後に、機外側壁面上を流通する冷却空気に放出される。
この冷却ファン15、16からの放熱作用は、図3に示す従来構造のものと比べ、次の点で優れている。
第1に、鉄心押さえ7、11と冷却ファン15、16との接合面を鉄心押さえ7、11の外周部近傍まで拡大し、従来よりも広い面積で両者を密着させてあるため、ロータの熱が従来よりも冷却ファンに伝達され易い。
第2に、冷却ファン15、16の機内側壁面に円環状のフィン15b、16bを多数設けて、冷却ファン15、16と機内空気との接触面積を大きくしてあるため、機内空気の熱が従来よりも冷却ファンに伝達され易い。
このように、ロータの熱と機内空気の熱とが効率良く冷却ファン15、16に伝達されて冷却ファン15、16から冷却空気に放出されるため、従来よりも冷却性が向上する。冷却性の向上に伴い、電動機の小型軽量化又は容量(出力)の増大が可能となる。
また、このような構造とした上で、冷却性を従来なみに抑えておき、その代わりにエネルギー効率の向上と発生騒音の低減を図ることもできる。
つまり、冷却ファン15、16の機外側のフィン15a、16aを従来よりも小さくしたり、フィン15a、16aを内周側に設けるなどしてファン作用を抑え、流通外気の風量を従来より少なくすることにより、回転時に発生するフィン15a、16aのエネルギー損失(風損)と騒音を小さくすることができるので、エネルギー効率の向上と低騒音化を図ることができる。
この場合、流通する冷却外気の量は減少するが、ロータと機内空気からの冷却ファン15、16への熱伝達効率が向上しているので、従来と同等の冷却性能を維持することができる。
また、冷却ファン15、16の機内側のフィン15b、16bを円環状にして、かつ軸方向にずらして配列しているので、回転時にはエネルギー損失(風損)と送風音(風切り音)は発生しない。
このように、本発明の車両駆動用全閉型電動機では、冷却性能が向上するため、小型軽量化又は容量の増大を可能とすると共に、エネルギー効率の向上と低騒音化を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、ロータに永久磁石を用いた同期電動機の場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばロータバーをロータに用いる誘導電動機や、その他の電動機に適用した場合においても、同様の効果を得ることができる。
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
本発明の一実施形態である車両駆動用全閉型電動機の軸方向断面図。 図1の一部省略側面図。 従来の車両駆動用全閉型電動機の軸方向断面図。 図3の一部省略側面図。
符号の説明
1:ステータフレーム
2:ステータ鉄心
4:第1の外周ブラケット
4a:排気口
5:軸受
6:第1の内周ブラケット
6a:入気口
7:第1の鉄心押さえ
8:第2の外周ブラケット
8a:排気口
10:第2の内周ブラケット
10a:入気口
11:第2の鉄心押さえ
12:ロータ鉄心
13:ロータシャフト
15:第1の冷却ファン
15a,15b フィン
16:第2の冷却ファン
16a,16b:フィン
22,23:微小間隙

Claims (1)

  1. ステータフレームの内周側にステータ鉄心を取り付け、当該ステータ鉄心の内周側にロータ鉄心を配置し、当該ロータ鉄心の中心部にロータシャフトを結合し、前記ステータフレームの長手方向の両端部に軸受を支持するブラケットを取り付け、前記各軸受によって前記ロータシャフトを回転自在に支持するように構成した車両駆動用全閉型電動機において、
    前記ロータ鉄心の駆動側端部に第1の鉄心押さえを介して第1の冷却ファンを取り付け、
    前記ロータ鉄心の反駆動側端部に第2の鉄心押さえを介して第2の冷却ファンを取り付け、
    前記第1及び第2の冷却ファンの外周部とこれらの冷却ファンにそれぞれ対応する前記ブラケットの機内側に張り出した部分の内周部との間に円周状の微小間隙を形成し、
    前記第1及び第2の冷却ファンの機外側側面にそれぞれ複数個のフィンを放射状に設け、
    前記第1及び第2の冷却ファンの機内側壁面にそれぞれ前記ロータシャフトの軸方向と直交する方向に突出する環状のフィンを前記ロータシャフトの軸方向に間隔をおいて複数個設け、
    前記各ブラケットには外気の入気口と排気口をそれぞれ複数個設け、かつ、
    前記回転子鉄心の外周部には永久磁石が収納されており、
    前記第1の冷却ファンは、前記第1の鉄心押さえの外周部近傍までの広い領域で密着させた状態で取り付けられ、前記第2の冷却ファンは、前記第2の鉄心押さえの外周部近傍までの広い領域で密着させた状態で取り付けられており、
    前記第1及び第2の冷却ファンの機内側壁面に設けられた複数ある環状のフィンの先端位置は、軸方向機外側に行くに連れて各フィン間で段差を有するようにフィンの長さを異ならせていることを特徴とする車両駆動用全閉型電動機。
JP2006087575A 2006-03-28 2006-03-28 車両駆動用全閉型電動機 Active JP4592627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006087575A JP4592627B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 車両駆動用全閉型電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006087575A JP4592627B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 車両駆動用全閉型電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007267483A JP2007267483A (ja) 2007-10-11
JP4592627B2 true JP4592627B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=38639931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006087575A Active JP4592627B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 車両駆動用全閉型電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4592627B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5951182B2 (ja) 2011-02-18 2016-07-13 株式会社東芝 電動機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007267483A (ja) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2017370503B2 (en) Motor rotor support frame and motor
JP5143094B2 (ja) 全閉外扇冷却型電動機
JP4817800B2 (ja) 車両駆動用全閉形電動機
WO2010097837A1 (ja) 永久磁石式発電機
JP4891688B2 (ja) 全閉形電動機
KR20160000909A (ko) 수냉식 모터
JP4772298B2 (ja) 車両駆動用全閉型電動機
JP2010110201A (ja) 電気機械を冷却するための装置
JP2010207051A (ja) ファンモータおよびこのファンモータを備えた送風機
JP2005057957A (ja) 電動機
WO2012080566A1 (en) An electrical machine
JPH11262219A (ja) 電気機械
JP4928986B2 (ja) 車両駆動用全閉型電動機
JP2004194498A (ja) 全閉外扇冷却型電動機
JP5534934B2 (ja) インホイールモータ冷却構造
JP2008125221A (ja) 車両用駆動装置
JP2008125172A (ja) 車両用駆動装置
JP2002218704A (ja) 全閉外扇形電動機
JP2011205894A (ja) 全閉形電動機
JP2006180684A (ja) 車両駆動用全閉形電動機
JP2010098791A (ja) 全閉型回転電動機
JP2008118769A (ja) 全閉立型回転機
JP2000245108A (ja) 回転電気機械の冷却構造
JP4592627B2 (ja) 車両駆動用全閉型電動機
JP4891656B2 (ja) 車両用全閉形電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091118

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091228

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4592627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350