JPS5838781Y2 - 電磁クラッチ・ブレ−キ付電動機 - Google Patents

電磁クラッチ・ブレ−キ付電動機

Info

Publication number
JPS5838781Y2
JPS5838781Y2 JP11975578U JP11975578U JPS5838781Y2 JP S5838781 Y2 JPS5838781 Y2 JP S5838781Y2 JP 11975578 U JP11975578 U JP 11975578U JP 11975578 U JP11975578 U JP 11975578U JP S5838781 Y2 JPS5838781 Y2 JP S5838781Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
clutch
electric motor
ventilation
flywheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11975578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5537518U (ja
Inventor
勝久 加藤
孝生 小林
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP11975578U priority Critical patent/JPS5838781Y2/ja
Publication of JPS5537518U publication Critical patent/JPS5537518U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5838781Y2 publication Critical patent/JPS5838781Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電磁クラッチ装置及び電磁ブレーキ装置を内
蔵する電磁クラッチ・ブレーキ付電動機に関するもので
ある。
一般に、電磁クラッチ・ブレーキ付電動機は開放形電動
機が多く使用されており、電磁クラッチ部、電磁ブレー
キ部及び電動機部で発生する大量の熱は内部に冷却風を
流して冷却している。
このため、内部冷却後、排気口から排出される空気はか
なりの高温となって排出されるので、例えば第1図に示
すように電磁クラッチ・ブレーキ付電動機1をミシン2
の駆動源として使用する場合には高温になった排気3が
ミシン2の操作者に当って不快感を与えるという欠点の
あるものであった。
この考案は上記欠点を除去するためになされたもので、
電磁クラッチ部、電磁ブレーキ部及び電動機部で発生す
る熱を通風によって効果的に冷却し、かつ、ミシンなど
に用いられた場合にも排気が操作者に当らない方向、即
ち電動機の負荷側へ排出され、操作者に熱風による不快
感を与えることのない装置を提供することを目的とした
ものである。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第2図は電磁クラッチ・ブレーキ付電動機の水平方向半
部分断面を示したもので、この電磁クラッチ・ブレーキ
付電動機は電動機部Aと電磁クラッチ装置Bと電磁ブレ
ーキ装置Cとから構成されている。
次に」二記各構成部分について詳述する。電動機部Aに
おいて、4は反負荷側ブラケット5と一体成形された段
付フレーム、6は上記反負荷側ブラケット5に形成され
た複数の通風窓、7は段付フレーム4の内周部に設けら
れた電動機固定子、8は段付フレーム4と電動機固定子
7との間に形成された通風路、9は電動機軸、10は回
転子、11.12はこの電動機軸9を支承する軸受、1
3は反負荷側ブラケツl−5を覆うよう段付フレーム4
にねじ着されたエンドカバー、14はこのエンドカバー
13の側壁に設けられた複数の吸気口、15は軸受12
を支持し、段付フレーム4にねし固定された中間ブラケ
ットで、内周部には複数の通風窓16が形成されている
電磁クラッチ装置Bにおいて、17は電動機軸9に固着
され、回転エネルギーを蓄積するフライホイールで、こ
のフライホイール17には内周部に複数の通風窓18が
形成されており、さらにフライホイール17と一体とな
って回転するクラッチ板19が、このクラッチ板19と
フライホイール17との間に通風路20を形成するよう
配設された複数の冷却ファン21を介して固着されてい
る。
22はクラッチ用の励磁コイル、23はこの励磁コイル
22を収納し、かつ、後述する負荷側ブラケット24の
内周部に固定された環状ヨークで、上記クラッチ板19
の外周部と若干のギャップgを介して対向し、ヨーク2
3とクラッチ板19とはクラッチ用の励磁コイル22に
発生される磁束25を通す磁路の一部を構成している。
26は外周部がヨーク23の内側と若干のギャップを介
して対向し、ヨーク23とクラッチ板19との間の磁路
を構成するとともに、内周部に複数の通風窓27が形成
されたクラッチアマチュアで、出力軸28にスプライン
結合されている。
29はクラッチアマチュア26のクラッチ板19側の側
面に貼着された摩擦材である。
電磁ブレーキ装置Cにおいて、30はブレーキ用励磁コ
イルで、クラッチ側と共用のヨーク23に収納されてい
る。
31は出力軸28を支承する軸受32゜33を支持する
ハウジング34と一体に構成され、上記ヨーク23の内
側に若干のギャップを介し、ブレーキ用の励磁コイル3
0に発生される磁束35の磁路の一部を構成するブレー
キ板で、内周部側に複数の通風窓36が形成されている
37は外周部がヨーク23の内側と若干のギャップgを
介して対向し、ブレーキ用の励磁コイル30に発生され
る磁束35の磁路の一部を構成するとともに内周部に複
数の通風窓38が形成されたブレーキアマチュアで、出
力軸28にスプライン結合されている。
39はブレーキアマチュア37のブレーキ板31側の側
面に貼着された摩擦材である。
次に、24は段付フレーム4とによって電磁クラッチ装
置B及び電磁ブレーキ装置Cを収納し、かつ、ブレーキ
板31と一体化されたハウジング34を支持するよう段
付フレーム4にねじ着された前述の負荷側ブラケットで
、内周部側面には複数の吸気口40か′、また外周部側
面には複数の排気口41が設けられている。
また、42は負荷側ブラケット24とブレーキ板31と
の間に設けられた複数の通風路、43は負荷側ブラケッ
ト24とヨーク23との間に円弧状に設けられた複数の
通風路である。
44は負荷側ブラケツ1〜24に設けられ、ブレーキ板
31を軸方向に摺動可能に、回転は不能の関係に規制す
るピン、45はハウジング34に対し回転自由に、かつ
その軸方向には摺動不能に取付けられ、かつ負荷側ブラ
ケット24に螺合された調整ナツトで、このナツト45
を回転させることにより、ハウジング34と一体化され
たブレーキ板31を軸方向に摺動させギャップgを調整
する。
また、46は調整ナツト45の回り止めで゛ある。
次に、このように構成された電磁クラッチ・ブレーキ付
電動機の動作について説明する。
電動機部Aは常時運転されており、電動機軸9と一体の
フライホイール17及びクラッチ板19も常時回転して
いる。
ここで、電磁クラッチ装置Bの励磁コイル22に電流を
流すと、磁束25によってクラッチアマチュア26がク
ラッチ板19に吸引され、摩擦板29とクラッチ板19
との摩擦力により出力軸28を回転して負荷を駆動する
このとき励磁電流の大きさを制御し、吸引力を変化させ
て発生する摩擦トルクを負荷トルクとバランスさせて摩
擦材29とクラッチ板19とを半クラツチ状態に保って
摺動させてやれば出力軸28に任意の回転数を与えるこ
とができ、可変速運転をすることができる。
そして、所要の駆動を完了すると、電磁クラッチ装置B
の励磁コイル22を消磁し、電磁ブレーキ装置Cの励磁
コイル30に電流を流すと磁束35により、ブレーキア
マチュア37がブレーキ板31に吸引され、摩擦材39
とブレーキ板31との摩擦力により出力軸28を停止さ
せ、負荷の駆動を停止させる。
次いでこの電磁クラッチ・ブレーキ付電動機の内部を流
れる冷却空気の流れについて説明する。
フライホイール17とクラッチ板19との間に設けられ
た冷却ファン20によって吸気され、エンドカバー13
の吸気口14から吸気された冷却空気りは反負荷側ブラ
ケット5の通風窓6、通風路8、中間ブラケット15の
通風窓16、通風路21.通風路43を経て負荷側ブラ
ケット24の排気口41から、また一方、負荷側ブラケ
ット24の吸気口40から吸気された冷却空気Eは通風
路42、ブレーキ板31の通風窓36、ブレーキアマチ
ュア37の通風窓38、クラッチアマチュア26の通風
窓27を通って上記冷却空気りと合流し、通風路21.
通風路43を経て負荷側ブラケット24の排気口41か
ら排出される。
そして、冷却空気が通風路43を通るときヨーク23、
励磁コイル22 、30を冷却する。
上記のような冷却空気の流通によって、電動機部Aにお
けるロスや電磁クラッチ、電磁ブレーキ部の励磁コイル
22 、30のロスにより発生、する熱、クラッチ板1
9と摩擦板29やブレーキ板31と摩擦板39の摺動に
よる発熱、特に半クラツチ運転によるクラッチ板19と
摩擦板29との摩擦熱など大量に発生する熱を効率よく
系外に放出し、電動機部の絶縁材料やクラッチ・ブレー
キ部の摩擦材の劣化を防いでいる。
さらにこれにより電動機外被の温度上昇を妨げて、外被
に触れて火傷を負うような危険をも防いでいる。
第3図はミシン2に設けられたこのような電磁クラッチ
・ブレーキ付電動機1の排気3が操作者に触れない方向
に放出されている状態を示したものである。
以上のように、この考案によれば、電磁クラッチ・ブレ
ーキ付電動機の冷却効率を高めることができ、かつこの
電動機をミシンに用いた場合高温になった排気が操作者
に当って不快感を与えることのないミシンとすることが
できる。
さらに、電磁クラッチ・ブレーキ付電動機の負荷側ブラ
ケットの側面に設けられた吸気口の外周部に排気口を設
けたので、吸気口上部のミシンテーブルに配設されたベ
ルト穴から落下する糸くずや布はこりが排気によって吹
き飛ばされ、吸気口から電磁クラッチ・ブレーキ部に糸
くずや布はこりが侵入し、通風路の目づまりを防ぐ副次
的効果を有するものである。
しかも、本考案では1個の冷却ファンを用いて電動機部
およびクラッチ・ブレーキ部の冷却を効果的に行うこと
ができ、ヨークも1個設ければ良く、構造簡単で安価と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁クラッチ・ブレーキ付電動機を備え
たミシンの正面図、第2図はこの考案による電磁クラッ
チ・ブレーキ付電動機の水平方向半部分断面図、第3図
はこの考案による電磁クラッチ・ブレーキ付電動機を備
えミシンの正面図である。 図において、1は電磁クラッチ・ブレーキ付電動機、2
はミシン、3は排気、4は段付フレーム、5は反負荷側
ブラケット、13はエンドカバー、14.40は吸気口
、15は中間ブラケット、17はフライホイール、19
はクラッチ板、21は冷却ファン、22はクラッチ用励
磁コイル、23はヨーク、24は負荷側ブラケット、2
6はクラッチアマチュア、28は出力軸、29,39は
摩擦材、30はブレーキ用励磁コイル、31はブレーキ
板、34はハウジング、37はブレーキアマチュア、4
1は排気口、6,16,18,27,36.38は通風
窓、8゜20.42.43は通風路である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機部を収納するフレームと、このフレームの負荷側
    開口に位置し、電磁クラッチ・ブレーキ装置を上記フレ
    ームと共に収納する負荷側ブラケットと、上記電動機部
    の電動機軸に固着され、この電動機軸と一体的に回転す
    るフライホイールと、上記電動機部とフライホイールと
    の中間部に位置する中間ブラケットと、上記フライホイ
    ールに冷却ファンを介して固着されるクラッチ板と、上
    記負荷側ブラケットに回転可能に支持される出力軸と、
    この出力軸に軸方向のみ摺動可能に装着され、上記クラ
    ッチ板と対向する位置に摩擦材が設けられるクラッチア
    マチュアと、上記出力軸に軸方向のみ摺動可能に装着さ
    れ、摺動側側面に摩擦材が設けられるブレーキアマチュ
    アと、このブレーキアマチュアの摩擦材と対向する位置
    に設けられるブレーキ板と、上記クラッチ、ブレーキア
    マチュアの外周部に所定間隔を介して位置し、クラッチ
    ・ブレーキ用励磁コイルが収納されるヨークと、上記電
    動機部の反負荷側に設けられる吸気口と、上記電動機内
    部に設けられる軸方向の通風路と、上記中間ブラケット
    及び゛フライホイールに設けられる通風窓と、上記負荷
    側ブラケットの内部寄りに設けられる吸気口と、上記ブ
    レーキ板、ブレーキアマチュア及びクラッチアマチュア
    に形成される通風窓と、上記フライホイールとクラッチ
    板との間に上記冷却ファンの適当な配置構成により形成
    される通風路と、上記負荷側ブラケットの外周部と上記
    ヨーク外周との間に形成される通風路と、この通風路と
    対応して負荷側ブラケットの外周部りに設けられた排気
    口とを備え、上記冷却ファンにより、冷却風を上記電動
    機部における反負荷側の吸気口および負荷側ブラケット
    の吸気口より吸込み、反負荷側より吸込まれた冷却風は
    電動機内部の通風路、中間ブラケットの通風窓、フライ
    ホイールの通風窓、フライホイールとクラッチ板との間
    の通風路および負荷側ブラケットとヨークとの間の通風
    路を介して上記排気口より排出され、負荷側より吸込ま
    れた冷却風はブレーキ板、ブレーキアマチュア及びクラ
    ッチアマチュアの通風窓、フライホイールとクラッチ板
    との間の通風路および負荷側ブラケットとヨークとの間
    の通風路を介して上記排気口より排出されるよう構成さ
    れてなる電磁クラッチ・ブレーキ付電動機。
JP11975578U 1978-08-31 1978-08-31 電磁クラッチ・ブレ−キ付電動機 Expired JPS5838781Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11975578U JPS5838781Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 電磁クラッチ・ブレ−キ付電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11975578U JPS5838781Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 電磁クラッチ・ブレ−キ付電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5537518U JPS5537518U (ja) 1980-03-11
JPS5838781Y2 true JPS5838781Y2 (ja) 1983-09-01

Family

ID=29075317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11975578U Expired JPS5838781Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 電磁クラッチ・ブレ−キ付電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5838781Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5537518U (ja) 1980-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5217353A (en) Fan, particularly for motor vehicles
US4554472A (en) Low inertia induction motor
US4562367A (en) Low inertia, speed variable induction motor
WO2015118660A1 (ja) 全閉形主電動機
US4476405A (en) Bearing cooling mechanism for vehicular A.C. generator
JPS5838781Y2 (ja) 電磁クラッチ・ブレ−キ付電動機
CN207819676U (zh) 一种新型通风式电机
US2739251A (en) Air cooled electric clutch-brake driving devices
JP2016030526A (ja) インホイールモータの冷却構造
JP3514953B2 (ja) 冷却ファン付き電動機の冷却ファン駆動制御装置
US3624436A (en) Air-cooled electromagnetic brake
JPS63309768A (ja) エンジンの始動充電装置
JPS58372Y2 (ja) クラツチモ−トル
JPS6056055B2 (ja) ブレ−キ付電動機
US2723356A (en) Controlled motor-drive unit
JP6059970B2 (ja) 電動機
JPS6229972B2 (ja)
JPS5836208Y2 (ja) 多翼形フアン付回転電機
JPH0179365U (ja)
JP2003079099A (ja) 開放形回転電機
JPS6053535B2 (ja) 電磁クラツチ,ブレ−キ付モ−タ
JPH078318B2 (ja) 衣類乾燥機
JPS62122457U (ja)
JPH0223092Y2 (ja)
JPH0515661U (ja) フレームレス回転電機の冷却装置