JPH078315Y2 - 自動車用ドリップモール構造 - Google Patents

自動車用ドリップモール構造

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JPH078315Y2
JPH078315Y2 JP13893388U JP13893388U JPH078315Y2 JP H078315 Y2 JPH078315 Y2 JP H078315Y2 JP 13893388 U JP13893388 U JP 13893388U JP 13893388 U JP13893388 U JP 13893388U JP H078315 Y2 JPH078315 Y2 JP H078315Y2
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JP
Japan
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sealing agent
drip molding
roof
panel
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JP13893388U
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JPH0259051U (ja
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孝 鈴木
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ルーフサイドレールに接合されたコネクタパ
ネルと、該コネクタパネルに接合されたルーフパネルと
の接合端末部を隠蔽するドリップモールの構造に関す
る。
従来の技術 従来のドリップモールとしては、第5、6図に示した構
造のものが提案されている(実願昭62−37836号参
照)。すなわち、車体ルーフパネル1の下面側には、車
体前後方向に延在するルーフサイドレール2が配設され
ており、該ルーフサイドレール2はルーフレールアウタ
3とルーフレールインナ4とを接合した閉断面形状から
なる。前記ルーフレールアウタ3の端部にはコネクタパ
ネル5が接合されており、該コネクタパネル5の端末部
6には、前記ルーフパネル1の端末部7が接合されてい
る。
一方ドリップモール8には、湾曲状の凹部からなる受容
部9が成形されており、該受容部9にはシーリング剤10
が収容されている。そして、前記ドリップモール8は、
未凝固状態のシーリング剤10内に、接合された両端末部
6、7を没入させて、ビス11によりルーフレールアウタ
3に固着される。したがって、ドリップモール7を固着
した後、シーリング剤10が凝固すると、前記端末部6、
7はシーリング剤10により被覆され、これにより両端末
部6、7の防錆性が確保されると共に、両端末部6、7
間から浸水が防止されるものである。
なお第5、6図において、20はウインドウガラス、21は
ドアサシュ、22はドアウェザーストリップ各々示してい
る。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の構造にあっては、単に
湾曲状の凹部に成形された受容部9内に、未凝固状のシ
ーリング剤10を収容するようにしていることから、シー
リング剤10の収容量にバラツキが生じてしまう。このた
め、シーリング剤10が過少に収容された場合には、両端
末部6、7が充分にシーリング剤10内に没入し得ず、両
端末部6、7の防錆性や浸水防止性能が低下する不利が
生じ、又シーリング剤10が過多に収容された場合には、
両端末部6、7がシーリング剤10内に没入された際、未
凝固状態のシーリング剤10が受容部9から溢れ出してド
リップモール8の表面等に付着し、品質感を低下させる
不利が生ずるものであった。
本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、受容部内へのシーリング剤の収容量を適正に維
持することを可能にした自動車用ドリップモール構造を
提供するを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本考案にあっては、車体ルー
フパネルの下面側に配設されたルーフサイドレールにコ
ネクタパネルを接合し、該コネクタパネルの端末部に前
記ルーフパネル端末部を接合する一方、ドリップモール
に成形された受容部にシーリング剤を収容し、該シーリ
ング剤に前記コネクタパネルとルーフパネルの接合端末
部を没入させて、前記ドリップモールをルーフサイドレ
ールに取り付けた構造において、前記受容部に、シーリ
ング剤の基準収容量を明示する目安部を設けてある。
作用 前記構成において、受容部にシーリング剤を収容する際
に、作業者は受容部に設けられた目安部を注視し、該目
安部までシーリング剤を注入する。これにより、受容部
内に収容されるシーリング剤の量は、過不足なく画一的
に適正量に維持され、したがって、接合されたコネクタ
パネルとルーフパネルの端末部は、防錆性や浸水防止性
を得るに充分な深さをもって、シーリング剤に没入され
ると共に、両端末部がシーリング剤内に没入された際、
受容部からシーリング剤が溢れ出ることはない。
実施例 以下本考案の一実施例について、図面に従って説明す
る。すなわち、第1図をもって既説したように、車体ル
ーフパネル1の下面側には、車体前後方向に延在するル
ーフサイドレール2が配設されており、該ルーフサイド
レール2はルーフレールアウタ3とルーフレールインナ
4とを接合した閉断面形状からなる。前記ルーフレール
アウタ3の端部には、第1図に示したように、コネクタ
パネル5が接合されており、該コネクタパネル5の端末
部6には、前記ルーフパネル1の端末部7が接合されて
いる。
一方第2図に示したように、ドリップモール8は、ベー
ス部12と凹状の受容部9とを一体に成形した構造であっ
て、該受容部9の縁部には前記ベース部12方向に屈曲さ
れたフランジ13が設けられている。該フランジ13には、
シールラバー14が嵌着されており、該シールラバー14に
は、受容部9に臨む面に溜まり部15が切欠成形されてい
ると共に、前記フランジ13上に及ぶリップ16が延設され
ている。
前記溜まり部15の上縁部は、目安部17として、該目安部
17は、前記溜まり部15内にシーリング剤10を収容し、該
シーリング剤19内にルーフパネル1の端末部7と、コネ
クタパネル5の端末部6とを没入した際、該受両端末部
6、7が防錆性および浸水防止性を確保するに充分な状
態に没入し、かつシーリング剤10が受容部9から溢れ出
ない基準収容量を明示している。
他方、前記ルーフレールアウタ3には、グロメット18が
嵌着されており、前記受容部9内にシーリング剤10が収
容されたドリップモール8は、ビス11をグロメット18に
螺合させて、ルーフレールアウタ3に取り付けられてい
る。これにより、前記量端末部6、7は、シーリング剤
10内に没入され、該両端末部6、7の没入に伴って排斥
されたシーリング剤10は前記溜まり部15に侵入してお
り、又前記リップ16はフランジ13とルーフパネル1間に
介挿されている。
以上の構成にかかる本実施例において、ドリップモール
8の取り付けを行う際には、作業者は目安部17を注視
し、第2図に示したように、ドリップモール8を斜状に
して、受容部9の目安部17まで未凝固状態のシーリング
剤を注入する。これにより、受容部9内に収容されるシ
ーリング剤10の量は、過不足なく画一的に維持され、こ
のとき溜まり部15内には、シーリング剤10が侵入するこ
となく空間が形成されている。
次に、前述のようにビス11をスクリューグロメット18に
螺合させて、ドリップモール8を取り付けると共に、シ
ーリング剤10内に、接合されたコネクタパネル5とルー
フパネル1の端末部6、7を没入させる。すると該両端
末部6、7は、防錆性や浸水防止性を得るに充分な深さ
をもって、シーリング剤10に没入され、また該両端部
6、7の没入に伴って排斥されたシーリング剤10は、溜
まり部15内に侵入した後、凝固する。
よって、両端末部6、7がシーリング剤10内に没入され
た際、該シーリング剤10が適量であって、しかも溜まり
部15内に侵入することから、受容部9からシーリング剤
10が溢れ出るようなことがなく、溢れ出たシーリング剤
10がドリップモール8の表面等に付着して、外観品質が
低下する不利を解消することができる。
又、ドリップモール8のフランジ13とルーフパネル1間
には、リップ16が介挿されることから、ドリップモール
8の取り付け作業時に、フランジ13がルーフパネル1に
直接接触することはなく、該直接接触によりルーフパネ
ル1の塗装が剥離して錆が発生する不都合を防止するこ
とができるのである。
第3、4図は本考案の他の実施例を示すものであり、ド
リップモール8に嵌着されたシールラバー14に受容部9
が成形されており、該受容部9の開口縁部19を目安部17
としている。
かかる実施例においては、未凝固状態のシーリング剤10
を受容部9内に収容する際には、前記目安部17よりやや
下方まで、シーリング剤10を注入する。すると第3図に
示したシーリング剤10内に両端末部6、7が没入された
際にはシーリング剤10が受容部9から溢れ出ることな
く、受容部9を充填する状態にて凝固するのである。
考案の効果 以上説明したように本考案は、ドリップモールに成形さ
れた受容部に、シーリング剤の基準収容量を明示する目
安部を設けたことから、受容部内に目安部を基準とし
て、シーリング剤を注入することにより、受容部内に収
容されるシーリング剤の量を、過不足なく画一的にする
ことができる。
したがって、接合されたコネクタパネルとルーフパネル
の端末部をシーリング剤内に没入した際、受容部からシ
ーリング剤を溢れ出させることなく、該両端末部を、防
錆性や浸水防止性を得るに充分な深さをもってシーリン
グ剤に没入されることができる。このため、シーリング
剤による、両端末部の防錆性や浸水防止性能を、確実に
得ることが可能となると共に、未凝固状態のシーリング
剤が受容部から溢れ出して、車体の品質感を低下させる
不利を解消することを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す第5図VI−VI線に相当
する断面図、第2図は同実施例のドリップモールの断面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す第5図VI−VI線
に相当する断面図、第4図は同実施例のドリップモール
の断面図、第5図は車体側面図、第6図は従来のドリッ
プモール構造を示す第5図VI−VI線に沿う断面図であ
る。 1…ルーフパネル、2…ルーフサイドレール、5…コネ
クタパネル、6、7…端末部、8…ドリップモール、9
…受容部、10…シーリング剤、17…目安部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体ルーフパネルの下面側に配設されたル
    ーフサイドレールにコネクタパネルを接合し、該コネク
    タパネルの端末部に前記ルーフパネル端末部を接合する
    一方、ドリップモールに成形された受容部にシーリング
    剤を収容し、該シーリング剤に前記コネクタパネルとル
    ーフパネルの接合端末部を没入させて、前記ドリップモ
    ールをルーフサイドレールに取り付けた構造において、
    前記受容部に、シーリング剤の基準収容量を明示する目
    安部を設けたことを特徴とする自動車用ドリップモール
    構造。
JP13893388U 1988-10-25 1988-10-25 自動車用ドリップモール構造 Expired - Lifetime JPH078315Y2 (ja)

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JP13893388U JPH078315Y2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 自動車用ドリップモール構造

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JP13893388U JPH078315Y2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 自動車用ドリップモール構造

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Publication Number Publication Date
JPH0259051U JPH0259051U (ja) 1990-04-27
JPH078315Y2 true JPH078315Y2 (ja) 1995-03-01

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JP13893388U Expired - Lifetime JPH078315Y2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 自動車用ドリップモール構造

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JP2577522Y2 (ja) * 1990-11-28 1998-07-30 愛知機械工業株式会社 ルーフモール
DE10207682C5 (de) 2002-02-22 2008-08-28 Metzeler Automotive Profile Systems Gmbh Dichtungsanordnung zum Abdichten einer Tür gegenüber der Karosserie eines Kraftfahrzeugs

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JPH0259051U (ja) 1990-04-27

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