JPH0782945B2 - 電磁機器の端子装置 - Google Patents

電磁機器の端子装置

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JPH0782945B2
JPH0782945B2 JP62098377A JP9837787A JPH0782945B2 JP H0782945 B2 JPH0782945 B2 JP H0782945B2 JP 62098377 A JP62098377 A JP 62098377A JP 9837787 A JP9837787 A JP 9837787A JP H0782945 B2 JPH0782945 B2 JP H0782945B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば照明器具に用いられる放電灯用安定
器等の電磁機器の端子装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の放電灯用安定器の端子装置は、たとえば
第4図に示す構成が知られている。
この放電灯用安定器の端子装置は、ボビン本体1の角筒
状の巻胴部2の両端に板状のフランジ部3,4が一体に形
成され、さらに、一方のフランジ部3には端子台部5が
一体に形成されている。また、この端子台部5には平板
状の接続片部6およびコイル引出線接続端子片部7を有
する端子板8の基部が端子板保持突部9に埋込み固定さ
れている。
そして、ボビン本体1の巻胴部2に巻回されたコイル10
のコイル引出線11がコイル引出線接続端子片部7に接続
されるとともにリード線12の導電部13が接続片部6に接
続されて、接続箇所は半田付けされる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、第4図に示す従来の放電灯用安定器の端
子装置の構造ではコイル引出線11の巻始めおよび巻終り
を端子板8に半田付けによって固定しなければならず、
特に放電灯用安定器の寿命末期等にコイルが異常に発熱
した場合半田が熱で溶解してリード線が端子板8から離
反し、短絡したりスパークが発生するおそれがある。ま
た、端子板8の高さの寸法を小さくすることができない
ので、電磁機器全体の寸法を小さくできない。
また、各端子板8が露出しているため感電、短絡等の危
険性があるとともに、端子板8が確実に保持されない。
さらに、端子が被覆されていると特性検査等を行ないに
くいという問題を有している。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、コイル引出
線の固定が容易で、リード線の接続も簡単にでき、配線
作業の簡素化および接続の信頼性も向上し、コイルの自
動巻線機への適用が容易で、かつ、感電、短絡を防止す
るとともに端子板の装着を確実にし、特性検査を容易に
行なえる小型化を図った電磁機器の端子装置を提供する
ことを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の電磁機器の端子装置は、コイルを巻装する巻胴
部、この巻胴部の端部に一体成形されたフランジ部、こ
のフランジ部に一体に形成され端子板挿入孔を形成した
端子台部、および、前記フランジ部に一体に突設した端
子カバー係止爪部を有するボビン本体と、コイル引出線
接続端子片部を外面側に切り起し形成した平板状の接続
片部、この接続片部の一端側から略直角に折曲した一方
端片部の先端から折返し折曲され先端にてリード線を前
記接続片部に圧接するリード線鎖錠片部、および、前記
接続片部の他端側から略直角に折曲され前記ボビン本体
の端子台部に形成した端子板挿入孔に挿入係止される他
端固定片部を有し、前記端子台部に装着される端子板
と、前記端子板の接続片部および前記リード線鎖錠片部
の間に開口形成され前記リード線を挿入するリード線挿
入孔と、前記端子カバー係止爪部に係合固定される係止
段部、および、前記端子板の一方端片部に対向して形成
される特性検査用接触ピン挿入孔を有し、前記ボビン本
体の端子台部に取付けられた端子板を覆う端子カバーと
を具備したものである。
(作用) 本発明は、端子板の固定片部をフランジ部の端子板挿入
孔に挿入係止した状態で、この端子板のコイル引出線接
続端子片部にコイル引出線を接続し、リード線を端子板
のリード線鎖錠片部と接続片部との間に挿入し鎖錠圧接
して端子板にリード線を接続し、端子板の高さを低くで
き、半田付けの必要がなく配線作業の簡素化およびコイ
ル引出線の接続の信頼性も向上する。また、フランジに
突設された端子カバー係止爪部に、端子カバーの係止段
部を係合固定し端子板を充電部が露出されないように端
子カバーによって被覆し、感電、短絡を防止する。さら
に、端子カバーの特性検査用接触ピン挿入孔から特性検
査用接触ピンを挿入し、端子板に特性検査用接触ピンを
接触させ特性検査を行ない、特性検査を容易に行なえ
る。
(実施例) 以下、本発明の電磁機器の端子装置の一実施例を第1図
ないし第3図に示す放電灯点灯用安定器の端子装置を参
照して説明する。
図において、21はコイルボビン本体で、このコイルボビ
ン本体21は電気絶縁性を有する合成樹脂によって形成さ
れ、角筒状の巻胴部22と、この巻胴部22の両端にそれぞ
れ一体に形成されたフランジ部23,24から構成されてい
る。
そして、このコイルボビン本体21の少くとも一方のフラ
ンジ部23の外面には、このフランジ部23の外周縁より内
側に両端に絶縁壁部25,26を有する一対の端子台部28,28
が一体に突出形成されている。また、この両端子台部2
8,28のフランジ部23との係合基部には、上面に開口した
端子板挿入孔31が形成されている。さらに、フランジ部
23の外周縁には、端子台部28に形成した端子板挿入孔31
とほぼ等幅で、かつ、この端子台部28の上面とほぼ等高
の深さの切り欠きによるコイル引出線導出部32を形成し
ている。また、フランジ部23の外面の一対の端子台部2
8,28近傍の両外側には、互いに内方に向かって爪が形成
された爪片部33を有する端子カバー係止爪部34,34が一
体に突出形成され、コイルボビン本体21の巻胴部22に巻
回されるコイル35の電線のコイル引出線36がフランジ部
23のコイル引出線導出部32から引出されるようになって
いる。
また、41は端子板で、この端子板41はたとえば燐青銅等
のばね性を有する導電材料により形成された略U字状
で、この端子板41の接続片部42にはほぼ長方形のコイル
引出線接続端子片部43が先端側を一端側に向かって傾斜
状に切り起して形成され、接続片部42と対向している。
また、この接続片部42の一端から下方に向けて略直角に
折曲した一方端片部44の先端から接続片部42の下面に向
けて折返し折曲されたリード線鎖錠片部45が形成され、
端子板41の一方端片部44にはリード線貫通孔46が設けら
れている。さらに、端子板41の接続片部42の他端から下
方に向けて略直角に折曲された他端固定片部47には抜き
外し方向に対して拡開する方向に傾斜して、端子板挿入
孔31の幅よりやや厚めに切り起された係止片部48を有
し、端子板挿入孔31の深さとほぼ等しい長さの他端固定
片部47が接続片部42から略直角に折曲されて形成されて
いる。
さらに、51は絶縁性を有する合成樹脂に形成された端子
カバーで、この端子カバー51は、後面に開口されそれぞ
れの端子台部28,28に対応する端子収納室52,52を有して
いる。そして、この端子収納室52の高さは、前端側では
端子台部28,28に取付けられた端子板41のリード線鎖錠
片部45の高さにコイル引出線接続端子片部43の切り起し
た高さを加えた高さで、前面当接部53ではほぼリード線
鎖錠片部45の高さになっている。また、この端子収納室
52の幅は端子台部28の外幅とほぼ等幅となっている。さ
らに、端子収納室52の奥行きは、端子板41の他端固定片
部47を端子板挿入孔31に挿入して取付けたとき一方端片
部44が前面当接部53に当接する長さとなっている。
そして、この端子カバー51の上面54の長さは端子板41の
一方端片部44が前面当接部53に当接したときフランジ部
23よりややコイル35側に突出する程度の長さで、下面55
の長さは端子板41の一方端片部44が前面当接部53に当接
したとき端子台部28の外面に当接する長さになってい
る。さらに、この端子カバー51の前面には端子板41の接
続片部42とリード線鎖錠片部45の先端との間に位置して
リード線挿入孔56が開口され、このリード線挿入孔56の
外面開口側の内径はリード線57の被膜58を有する導線59
の被膜58の外径よりやや大きい径で中間部のテーパー状
部を介して内面開口側はほぼ導線59の外径と略等しい内
径となっている。
また、この端子カバー51の前面にはそれぞれのリード線
挿入孔56,56の下部に位置して端子板41の一方端片部44
に対して特性検査用接触ピン挿入孔60,60が設けられて
いる。
さらに、この端子カバー51の両外側には上面54および下
面55からそれぞれ一体にかつ平行に案内突部61,62が設
けられ、上側の案内突部61と下側の案内突部62でフラン
ジ部23に突設した端子カバー係止爪部34を挾持するよう
になっており、両案内突部61,62間に設けられた係止段
部63にフランジ部23の端子カバー係止爪部34に形成した
爪片部33が係止してフランジ部23に端子カバー51が係止
するようになっている。
次に、上記実施例の装着動作について説明する。
まず、端子板41の他端固定片部47を端子台部28の端子板
挿入孔31に挿入する。このとき他端固定片部47の係止片
部48は端子板挿入孔31で狭められるが係止片部48の復帰
しようとするばね性で端子板挿入孔31の内面には係止し
て端子板41が端子台部28に抜け止め固定される。そし
て、コイル35の巻始めのコイル引出線36を端子板41のコ
イル引出線接続端子片部43に巻回してたとえばスポット
溶接することにより接続し、さらにコイル35の巻終りの
コイル引出線36を同様に端子板41のコイル引出線接続端
子片部43に接続する。
そうして、端子板41の接続片部42に平行に端子カバー51
を端子台部28,28に嵌合する。これによりコイル引出線
接続端子片部43が端子カバー51の端子収納室52の上側内
面で下方に押圧され、ばね性で端子カバー51の上面54の
内側に圧接される。
そして、リード線57の先端の被膜58を剥離し導線59を露
出させて端子カバー51のリード線挿入孔56より挿入する
と導線59は端子板41のリード線貫通孔46を介して挿通さ
れ、導線59はリード線鎖錠片部45と接続片部42との間に
挿入されて鎖錠接続される。
また、特性検査等を行なうときは特性検査用接触ピンを
特性検査用接触ピン挿入孔60から挿入し端子板41の一方
端片部44に接触させる。
〔発明の効果〕
本発明の電磁機器の端子装置によれば、端子板の平板状
の接続片部の外面側に切り起し形成したコイル引出線接
続端子片部を設けるとともに、この端子板の接続片部と
リード線鎖錠片部でリード線を鎖錠接続することにより
端子板の平板状の接続片部の両面にてリード線とコイル
引出線とを接続するようにしたので端子板の高さを低く
でき、半田付けの必要がなく配線作業の簡素化およびコ
イル引出線の接続の信頼性も向上し、かつ電磁機器の小
型化ができる。また、端子台部を端子カバーで被覆する
ことにより端子板の充電部が被覆され感電、短絡を防止
できるとともに端子板の装着がより確実になるので接続
の信頼性を向上できる。さらに、特性検査用接触ピン挿
入孔を設けたことにより端子板を端子カバーで被覆して
いても容易に特性検査を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電磁機器の接続装置の一実施例を示す
分解斜視図、第2図は同上断面図、第3図は同上端子板
の斜視図、第4図は従来例を示す斜視図である。 21……コイルボビン本体、22……巻胴部、23,24……フ
ランジ部、28……端子台部、31……端子板挿入孔、34…
…端子カバー係止爪部、41……端子板、42……接続片
部、43……コイル引出線接続端子片部、44……一方端片
部、45……リード線鎖錠片部、47……他端固定片部、51
……端子カバー、56……リード線挿入孔、57……リード
線、60……特性検査用接触ピン挿入孔、63……係止段
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルを巻装する巻胴部、この巻胴部の端
    部に一体成形されたフランジ部、このフランジ部に一体
    に形成され端子板挿入孔を形成した端子台部、および、
    前記フランジ部に一体に突設した端子カバー係止爪部を
    有するボビン本体と、 コイル引出線接続端子片部を外面側に切り起し形成した
    平板状の接続片部、この接続片部の一端側から略直角に
    折曲した一方端片部の先端から折返し折曲され先端にて
    リード線を前記接続片部に圧接するリード線鎖錠片部、
    および、前記接続片部の他端側から略直角に折曲され前
    記ボビン本体の端子台部に形成した端子板挿入孔に挿入
    係止される他端固定片部を有し、前記端子台部に装着さ
    れる端子板と、 前記端子板の接続片部および前記リード線鎖錠片部の間
    に開口形成され前記リード線を挿入するリード線挿入孔
    と、前記端子カバー係止爪部に係合固定される係止段
    部、および、前記端子板の一方端片部に対向して形成さ
    れる特性検査用接触ピン挿入孔を有し、前記ボビン本体
    の端子台部に取付けられた端子板を覆う端子カバーと を具備したことを特徴とする電磁機器の端子装置。
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