JP3363006B2 - コネクタと電線との接続用治具 - Google Patents

コネクタと電線との接続用治具

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JP3363006B2 JP29604895A JP29604895A JP3363006B2 JP 3363006 B2 JP3363006 B2 JP 3363006B2 JP 29604895 A JP29604895 A JP 29604895A JP 29604895 A JP29604895 A JP 29604895A JP 3363006 B2 JP3363006 B2 JP 3363006B2
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泰幸 三村
幹夫 進藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに電線を接
続する為の治具に関し、特にモータの固定子巻線をコネ
クタに接続する為の、コネクタと電線との接続用治具に
関する。 【0002】 【従来の技術】ステップモータ等のモータの固定子巻線
を通電用のリード線に接続する方法としては、図6に示
す如く、実開昭48−67203 号公報に開示された構造が知
られている。これは固定子鉄心101 にハウジング104 が
固定され、このハウジング104内に通電用のリード線110
に取り付けられた圧着端子111 が配置されている。こ
の圧着端子111 にはハウジング104 の外へ突出する巻付
舌片112 が設けられ、固定子巻線103 はこの巻付舌片11
2 に巻付けられ、ろう付けされている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この巻付け作業が手作
業でなされる場合は巻付け作業、はんだ付け作業、余分
の固定子巻線103 の切断等を要し、非常に工数がかかり
効率が悪かった。また、自動的に機械で行う場合には、
固定子巻線103 の先端部の保持が難しく自動化が困難で
あった。 【0004】この問題を解決する為に、固定子巻線103
をモータ100 に取付けられた基板(図示せず)に自動機
によりボンディング、即ちはんだ付けし、この基板にコ
ネクタを取り付けるという構成が考えられた。しかし、
この構成は部品点数及び組付け工数が増加し、コストも
高くなるという問題があった。 【0005】本願発明は前述の問題を解決する為になさ
れたものであり、コネクタ化したハウジングへの固定子
巻線の接続を容易に自動化することを目的とする。 【0006】 【課題を解決する為の手段】本発明のコネクタと電線の
接続用治具は、少なくとも1個の端子を一側から突出さ
せたコネクタに取り付けられるハウジングと、前記端子
に接続される電線を保持する為の、前記端子と同じ側に
突出させて前記ハウジングに取り付けられる少なくとも
1個の保持部材とを有することを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図を参照して詳細に説明する。図1はコネ
クタ200 に取り付けられた、本発明に係わるコネクタと
電線との接続用治具(以下、単に治具という)1の断面
図を示す。コネクタ200 は嵌合凹部202 を有する絶縁性
のハウジング204 と嵌合凹部202 内に突出し且つハウジ
ング204 の外部にも突出するL字形のポスト(端子)20
6 とを有する。ハウジング204の後部には外部に突出し
たポスト206 の垂直部分208 と平行に延びる溝210 が両
側に形成されている。コネクタ200 はモータ(図示せ
ず)のパネル(図示せず)がこの溝210 に配置されるこ
とによりモータに取り付けられる。 【0008】治具1はコネクタ200 の嵌合凹部202 に挿
入され嵌合する嵌合凸部2及び嵌合凸部2から直角に上
方に連続する本体部4を有する絶縁性のハウジング6
と、保持金具(以下、単に金具という)50とを有する。
ハウジング6の前方にはポスト206 の水平部分212 に位
置合わせしてポスト受容穴8が設けられている。ポスト
受容穴8の深さは水平部分212 が十分収容できる長さと
なっている。ポスト受容穴8の開口部周縁には水平部分
212 の挿入を容易にする面取り10が形成されている。ハ
ウジング6には嵌合凸部2の略中間から後方、即ち本体
部4にかけて金具50を受容するキャビティ12が形成され
ている。キャビティ12はハウジング6の後面14及び上面
20に開放している。特にハウジング6の本体部4の上部
は前面22にも開放している。 【0009】金具50は一枚の金属板から打抜き形成さ
れ、ハウジング6の取付溝18に挿入されて取り付けられ
る取付部52と、取付部52に連続した基部54と、基部54か
ら上方に延びるアーム56とを有する。金具50は基部54の
下端部55で折り曲げられ対向した一対の一体形状となっ
ており、ハウジング6の後面14からキャビティ12に挿入
される。取付部52の上縁58にはバーブ(刺)60が形成さ
れ取付部52が圧入された際、取付溝18の内壁と係合して
保持されるようになっている。 【0010】図に於いて、固定子巻線即ち電線Wはポス
ト206 の垂直部分208 に接するか、或いはその近傍を通
過してアーム56の方に延びる。電線Wの端部は一対のア
ーム56、56の間で挟持され保持され、即ち一様に位置決
めがなされる。しかる後、電線Wはポスト206 の垂直部
分208 に押し当てられると共に、そのままはんだ付けさ
れる。或いは、電線Wを垂直部分208 の周りに巻回した
後、はんだ付けしてもよい。その場合はポスト206 とア
ーム56の間の電線Wが巻き取られてポスト206上に巻回
される。この作業は自動機により行われる。 【0011】図2は治具1を一部破断した平面図を示
す。金具50のアーム56は図に示す如く互いに対向してお
り、対向する間隔が狭くなった部分で電線Wを保持する
保持部62を構成している。各金具50の間はキャビティ12
の隔壁24となっている。ハウジング6を部分的に破断し
た個所から金具50の取付部52が対応する取付溝18に各々
圧入されている状態が容易に理解できよう。取付部52
のバーブ60は、各取付部52に各々設けられている
が、いずれか一方のアーム56に設けてもよい。金具50
の基部54の後端部64が基部54の間に介在するように折り
曲げられて他側の基部54に当接している。この当接と取
付部52の取付構造により基部54の間隔が維持されてい
る。 【0012】図中26はハウジング6の上面に挿入方向に
設けられた突条であり、コネクタ200 の図示しない相補
形の凹溝(図1参照)と嵌り合ってガイド(案内)とな
る。突条と凹溝とは、断面矩形の凹凸状であってもよ
く、あり及びあり溝の関係であってもよい。28は突起を
示し、コネクタ200 に治具1が挿入された際、コネクタ
200 の図示しない係合穴と係合して治具1が保持され
る。 【0013】図3は、図2のハウジング6を後面から見
た背面図である。アーム56、56は対向する先端部が拡開
しY字形となっている。保持部62は互いに接近して電線
Wを挟持する様構成されていることが容易に理解できよ
う。ハウジング6の上面20はアーム56の先端部に合わせ
て外方に拡開する様テーパ32が形成されており、電線W
の挿入が容易となっている。図中34は治具1の挿抜方向
に延びる凹溝であり、コネクタ200 の対応位置に設けた
リブ(図示せず)と協働して挿抜の際の案内となってい
る。 【0014】図4は他の実施の形態の金具50’を示
す。金具50’の各部については図1に示す金具50と
同じ部分については同じ番号にプライム符号をつけて説
明する。 金具50’が金具50と異なる部分はアーム
56’に切起こし片70を設けたことである。切起こし
片70は、略コ字状に遮断し内方に折り曲げて形成され
る。 【0015】図5は、図4の一点鎖線で囲まれた部分を
破断して矢視Aから見た図を示す。切起こし片70’は
内側に折り曲げられて突出する。対向するアーム56に
は切起こし片70に対応する位置に矩形の開口72が穿
設されている。両アーム56、56が閉じている時は切
起こし片70が開口72内に位置するのでアーム56、
56同士が干渉することはない。この閉じたアーム5
6、56の間に電線Wが挿入されると図5に示す如くア
ーム56、56が僅かに開く。この実施の形態では電線
Wを2本挿入したところを示す。電線Wが挿入されると
切起こし片70の先端74が電線Wの逆方向への戻りを
防止するストッパ(停止部)となる。このように切起こ
し片70によって電線Wの抜けが防止でき確実に保持す
ることができる。 【0016】以上、本発明のコネクタと電線との接続用
治具について詳細に説明したが、前述の実施の形態に限
定されるものではないことはいうまでもない。例えば、
アーム56の形状はポスト206 の垂直部分208 と同じ側に
突出するものであれば任意に変形、変更してもよい。 【0017】前述の金具50は1対のアーム56、56により
電線Wを挟持する様構成されているが、1枚のアームを
ハウジングとの間で電線を押圧保持するようにしてもよ
い。更に、保持部分を例えばゴム、樹脂等の他の弾性を
有する部材にしてもよい。 【0018】 【発明の効果】本発明のコネクタと電線との接続用治具
は、コネクタに取り付けられるハウジングに、コネクタ
の端子と同じ側に突出する保持金具を設け、端子にはん
だ付けする電線を保持金具で保持する様構成されたので
次の効果を奏する。 【0019】即ち、電線の端部を保持して電線を一様に
位置決めするので、自動機で容易にはんだ付けすること
が可能となる。はんだ付けにばらつきが少なく、能率的
に接続作業ができる。従って、電気的接続の信頼性が高
くコストも安価となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の、コネクタと電線の接続用治具をコネ
クタと組合わせた断面図を示す。 【図2】本発明の、コネクタと電線の接続用治具の平面
図を示す。 【図3】図2の治具の背面図を示す。 【図4】他の実施形態の保持金具50’を示す。 【図5】図4の一点鎖線で囲んだ部分を矢視Aから見た
部分断面図を示す。 【図6】従来例の電線と端子の接続構造を示す断面図を
示す。 【符号の説明】 1 治具 6 ハウジング 50、50’ 保持金具 52 取付部 62 保持部 200 コネクタ 206 ポスト(端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−23513(JP,A) 実開 昭61−104993(JP,U) 実開 昭62−136088(JP,U) 実開 平1−70295(JP,U) 実開 昭48−67203(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/00 H02K 3/50 H02K 5/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも1個の端子を一側から突出さ
    せたコネクタに取り付けられるハウジングと、 前記端子に接続される電線を保持する為の、前記端子と
    同じ側に突出させて前記ハウジングに取り付けられる少
    なくとも1個の保持部材とを有することを特徴とするコ
    ネクタと電線との接続用治具。
JP29604895A 1995-02-21 1995-08-04 コネクタと電線との接続用治具 Expired - Fee Related JP3363006B2 (ja)

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JP5670595 1995-02-21
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