JPH0723938Y2 - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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JPH0723938Y2
JPH0723938Y2 JP1986196952U JP19695286U JPH0723938Y2 JP H0723938 Y2 JPH0723938 Y2 JP H0723938Y2 JP 1986196952 U JP1986196952 U JP 1986196952U JP 19695286 U JP19695286 U JP 19695286U JP H0723938 Y2 JPH0723938 Y2 JP H0723938Y2
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JP
Japan
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terminal
protective cover
terminals
mounting
main body
Prior art date
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Application number
JP1986196952U
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English (en)
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JPS63102216U (ja
Inventor
茂久 吉田
裕二 中林
孝 小立
正人 田路
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、放電灯安定器等の電磁装置に関するもので
ある。
〔背景技術〕
従来、電磁装置のケースより突出した端子を被覆する保
護カバーはその装着爪によりケースに固定されていたた
め、つぎのような欠点があった。
すなわち、保護カバーに外力が加わると保護カバーが位
置ずれして端子を変形するため品質上好ましくないとい
う欠点があった。また保護カバーが成形品で形成され装
着爪で固定された場合、装着爪が破損するという欠点が
あった。さらにケースが金属で形成され端子を挿通する
部分が絶縁板で形成された場合、沿面距離が不十分にな
ることがあった。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、保護カバーに外力が加わっても保護
カバーの位置ずれおよび端子の変形を防止できるととも
に、装着爪の破損を防止でき、またケースの本体が金属
で形成された場合沿面距離を十分に確保することが可能
な電磁装置を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の電磁装置は、複数の端子挿通孔を並列に形成
し前記端子挿通孔の外側縁部に端子保持部を突設すると
ともに前記端子挿通孔に挿通して前記端子保持部よりも
突出した端子を有しさらに爪受け部を有する本体と、前
記端子を被覆するものであって前記爪受け部に係止する
装着爪を有するとともに前記端子の前記端子保持部間に
挟持されて前記端子相互を仕切る隔壁を有する保護カバ
ーとを備えたものである。
この考案の構成によれば、本体の端子挿通孔の外側縁部
に端子保持部を突設したため、少ない材料および小さい
スペースで端子の支持強度が得られるとともに、端子を
挿通させる本体の厚さを小さくすることもできる。また
本体より突出した端子の両面に空間を設けることが可能
なため、電気溶接や超音波溶接等でリード線の接続が行
え、リード線接続の自動化手段が多彩にとれるととも
に、半田に比べて接続時間を短くできる。さらに装着爪
を爪受け部に係止することにより保護カバーを簡単に取
付けることができるとともに、保護カバーの隔壁が端子
保持部間に挟持されるため、保護カバーに外力が加わっ
ても複数の端子保持部および爪受け部に保護カバーが支
持され、これらに外力が分散するので、保護カバーのが
たつきや位置ずれを防止できるとともに装着爪の破損を
防止でき、しかも端子に外力が加わることを防止するこ
とができる。また保護カバーの隔壁により本体が金属で
形成された場合に沿面距離を十分にとることが可能にな
り、小型化も達成できる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第8図に基づいて説
明する。すなわち、この電磁装置は、複数の端子挿通孔
1を並列に形成し端子挿通孔1の外側縁部に端子保持部
2を突設するとともに端子挿通孔1に挿通して端子保持
部2よりも突出した端子4,4′を有しさらに爪受け部で
ある装着部12の装着孔12aを有する本体3と、端子4,4′
を被覆するものであって装着孔12aに係止する装着爪19
を有するとともに端子4,4′の端子保持部2間に挟持さ
れて端子4,4′の相互を仕切る隔壁6を有する保護カバ
ー7とを備えている。
前記本体3は、内蔵本体5とケース3aからなる。内蔵本
体5は、電磁部10とコンデンサユニット11を有し、電磁
部10は磁気漏れ単巻変圧器構造の2灯用ラピッドスター
ト型放電灯安定器を実施例とし、コンデンサユニット11
は進相コンデンサ,始動用コンデンサ,雑音防止用コン
デンサおよび放電抵抗等の電気部品を取付部材に固定し
ている。電磁部10とコンデンサユニット11とは導電板13
で電気的かつ機械的に連結され、電磁部10およびコンデ
ンサユニット11に端子4,4′を設けている。内蔵本体5
はコンパウンド8によりケース3a内に固定されている。
前記ケース3aは、第3図および第4図に示すように金属
製の角筒体に形成され、その一端部をプラスチック製の
側板9で閉塞している。側板9に端子挿通孔1および端
子保持部2が形成されて端子4が貫通し、またコンデン
サユニット11の端子4′の付根部に端子保持部2が形成
されている。
前記端子保持部2は第5図および第6図に示すように、
略U字形をなして両側面に端子4,4′が通る溝2aを形成
している。また側板9およびコンデンサユニット11にそ
れぞれ保護カバー7を固定するための装着部12を突設
し、装着部12に嵌着孔12aを形成している。
前記保護カバー7は、端子4,4′の上面を被覆する天板
部15と、端子4,4′の前側を被覆する前面板部16と、側
部を被覆する側板部17とを有し、内部に前記隔壁6を形
成するとともに、前面板部16にリード線挿通スリット18
を形成している。また隔壁6の端部に装着孔12に嵌着す
るための装着爪19を形成している。この装着爪19は平面
矢印形をなし、中央にスリット20を形成して、装着孔12
に挿入できるようにしている。
第1図は保護カバー7で端子4を被覆した状態であり、
装着爪19が装着孔12aに嵌着されるとともに隔壁7の側
面が端子保持部2に当接している。したがって、たとえ
ば端子4,4′に接続されたリード線(図示せず)の引張
りによりリード線挿通スリット18を介して保護カバー7
に外力が加わっても、保護カバー7が端子保持部2に位
置決めされて保護カバー7が位置ずれすることがなく、
また端子4,4′に影響がなく品質を落とすことがない。
この実施例によれば、本体3の端子挿通孔1の外側縁部
に端子保持部2を突設したため、少ない材料および小さ
いスペースで端子4,4′の支持強度が得られるととも
に、端子4,4′を挿通させる本体3の厚さを小さくする
こともできる。また本体3より突出した端子4,4′の両
面に空間を設けることが可能なため、電気溶接や超音波
溶接等でリード線の接続が行え、リード線接続の自動化
手段が多彩にとれるとともに、半田に比べて接続時間を
短くできる。さらに装着爪19を爪受け部である装着孔12
aに係止することにより保護カバー7を簡単に取付ける
ことができるとともに、保護カバー7の隔壁6が端子保
持部2間に挟持されるため、保護カバー7に外力が加わ
っても複数の端子保持部2および装着孔12aに保護カバ
ー7が支持され、これらに外力が分散するので、保護カ
バー7のがたつきや位置ずれを防止できるとともに装着
爪19の破損を防止でき、しかも端子4,4′に外力が加わ
ることを防止することができる。また保護カバー7の隔
壁6により本体3が金属で形成された場合に沿面距離を
十分にとることが可能になり、小型化も達成できる。
また保護カバー7は単に充電部保護だけでなく、リード
線の接続部に外力が加わらないようにするためのリード
線保持部品を兼用することができる。
第9図ないし第11図は端子保持部2の変形例であり、第
9図は端子保持部2が端子4の両側部に位置する例、第
10図は端子保持部2が端子幅以上の幅を有する平板状で
あって端子4の下面に位置する例、第11図は端子4を貫
通させる筒形をなす例である。
なお、隔壁6は端子保持部2の間に挟持されているが、
保護カバー7がリード線により外力をうける方向を考慮
して端子保持部2の他の面にも当接するように構成して
もよい。
〔考案の効果〕
この考案の電磁装置によれば、本体の端子挿通孔の外側
縁部に端子保持部を突設したため、少ない材料および小
さいスペースで端子の支持強度が得られるとともに、端
子を挿通させる本体の厚さを小さくすることもできる。
また本体より突出した端子の両面に空間を設けることが
可能なため、電気溶接や超音波溶接等でリード線の接続
が行え、リード線接続の自動化手段が多彩にとれるとと
もに、半田に比べて接続時間を短くできる。さらに装着
爪を爪受け部に係止することにより保護カバーを簡単に
取付けることができるとともに、保護カバーの隔壁が端
子保持部間に支持されるため、保護カバーに外力が加わ
っても複数の端子保持部および爪受け部に保護カバーが
挟持され、これらに外力が分散するので、保護カバーの
がたつきや位置ずれを防止できるとともに装着爪の破損
を防止でき、しかも端子に外力が加わることを防止する
ことができる。また保護カバーの隔壁により本体が金属
で形成された場合に沿面距離を十分にとることが可能に
なり、小型化も達成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部断面の部分正面図、
第2図はケースの端部の正面図、第3図は電磁装置の断
面図、第4図はその平面図、第5図は端子部分の拡大斜
視図、第6図はその正面図、第7図は保護カバーの斜視
図、第8図はその底面図、第9図ないし第11図はそれぞ
れ変形例の端子保持部を示し(a)は斜視図,(b)は
正面図である。 1…端子挿通孔、2…端子保持部、3…本体、4,4′…
端子、6…隔壁、7…保護カバー、12…装着部、12a…
爪受け部である装着孔、19…装着爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中林 裕二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)考案者 小立 孝 兵庫県姫路市西延末404−1 池田電機株 式会社内 (72)考案者 田路 正人 兵庫県姫路市西延末404−1 池田電機株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−42020(JP,U) 実公 昭45−436(JP,Y1) 実公 昭46−1025(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端子挿通孔を並列に形成し前記端子
    挿通孔の外側縁部に端子保持部を突設するとともに前記
    端子挿通孔に挿通して前記端子保持部よりも突出した端
    子を有しさらに爪受け部を有する本体と、前記端子を被
    覆するものであって前記爪受け部に係止する装着爪を有
    するとともに前記端子の前記端子保持部間に挟持されて
    前記端子相互を仕切る隔壁を有する保護カバーとを備え
    た電磁装置。
JP1986196952U 1986-12-22 1986-12-22 電磁装置 Expired - Lifetime JPH0723938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196952U JPH0723938Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22 電磁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196952U JPH0723938Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22 電磁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63102216U JPS63102216U (ja) 1988-07-02
JPH0723938Y2 true JPH0723938Y2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=31156230

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986196952U Expired - Lifetime JPH0723938Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22 電磁装置

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