JPH0782431A - 印刷用透明ポリプロピレンシート - Google Patents

印刷用透明ポリプロピレンシート

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JPH0782431A
JPH0782431A JP23136993A JP23136993A JPH0782431A JP H0782431 A JPH0782431 A JP H0782431A JP 23136993 A JP23136993 A JP 23136993A JP 23136993 A JP23136993 A JP 23136993A JP H0782431 A JPH0782431 A JP H0782431A
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JP
Japan
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polypropylene
sheet
printing
weight
antistatic agent
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JP23136993A
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English (en)
Inventor
Hajime Sadatoshi
甫 貞利
Seiichiro Kon
誠一郎 今
Kazuhisa Kuroda
和久 黒田
Tomohisa Fukao
朋尚 深尾
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリプロピレン100重量部に、融点が5〜
60℃であるアルキルジアルカノールアミドまたはグリ
セリン脂肪酸モノエステルを0.01〜0.4重量部を
含有せしめたポリプロピレン組成物よりなることを特徴
とする印刷用透明ポリプロピレンシート。 【効果】 帯電防止剤によるブリード白化を生じること
なく、しかもUVオフセット印刷性の良好なポリプロピ
レンシートを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線硬化型インキを
使用する印刷用ポリプロピレンシートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンは、安価で剛性、耐熱
性、耐衝撃性、耐薬品性、ヒンジ特性等に優れ、フィル
ム、シート、射出成形品等に広く用いられている。ポリ
プロピレンシートや成形品には、表面に印刷を行い、フ
ァッション性を持たせることや、シートの透明性を良く
することにより内容物を見えやすくする等の商品価値を
高めることが要求されている。ポリプロピレンのシー
ト、その他成形体を取扱う時に、埃の付着を避けねばな
らず、またシート成形時や加工時の取扱いの容易性から
帯電防止剤をポリプロピレンペレットに混合しておき、
これを成形する方法が一般的に行われている。ところ
が、帯電防止剤は成形体表面にブリードしなければ効果
は得られない。しかしこの表面にブリードした帯電防止
剤は、印刷性を悪化させる原因となる場合や、またシー
ト成形後の経過日数とともに生じるブルーム現象(以下
ブリード白化と称す)の原因となる場合があり、品質上
問題となっていた。このうち、印刷性を改良する方法と
しては、特開昭63−145076号公報が開示されて
る。この方法はポリプロピレンにパルミチルモノグリセ
ライド、ステアリルモノグリセライドを含有させたシー
トであり、帯電防止性と紫外線硬化型インキを使用する
印刷性においては非常に優れた方法であるが、透明性の
良好なシートなど製品によってはブリード白化が目立ち
やすくなり問題となることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】印刷方法には種々の方
法がある。本発明はシルクスクリーン印刷、オフセット
印刷等の従来印刷に供されていたポリプロピレンシート
の欠点、特に紫外線硬化型のインキを用いた場合のオフ
セット印刷(以下、UVオフセット印刷という)の場合
に問題となっていたポリプロピレンシートに帯電防止性
をもたせた場合に、印刷性が悪化するという問題点を解
決し、しかも帯電防止性と透明性を維持し、さらに、シ
ート加工後の経日により製品に生じるブリード白化を防
止したポリプロピレンシートを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特定の帯
電防止剤を特定量配合することにより、上記問題点を解
決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、ポリプロピレン10
0重量部に、融点が5〜60℃であるアルキルジアルカ
ノールアミドまたはグリセリン脂肪酸モノエステルを
0.01〜0.4重量部を含有せしめたポリプロピレン
組成物よりなることを特徴とする印刷用透明ポリプロピ
レンシートである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。比較的印
刷コストが安価であるUVオフセット印刷を行う場合に
は、ポリプロピレンシートにプライマーを塗布した後に
本印刷を行うことが一般的に行われている。しかし一般
には帯電防止剤はプライマーの効果を減じるのでプライ
マー塗布、乾燥を行った後、短時間のうちに本印刷を行
う必要がある。一方、ポリプロピレンシートは成形後、
日数が経過するとシート表面の帯電防止剤濃度が高くな
り、これに起因するブリード白化を生じる場合が多い。
このブリード白化は透明性の良いシートにおいては、特
に目立ちやすくなり著しく商品価値を落とすことにな
る。従って透明性の良いポリプロピレンシートにおいて
は、帯電防止性と透明性を損なうことなく、UVオフセ
ット印刷性とブリード白化を改良することは、きわめて
重要な技術である。
【0007】本発明においては、ポリプロピレンに融点
が5〜60℃のアルキルジアルカノールアミドまたは融
点が5〜60℃のグリセリン脂肪酸モノエステルを特定
量配合することにより印刷用のプライマー効果を損なう
ことなく、さらにはプライマーを用いることなくUVオ
フセット印刷を行うことも可能であり、また同時にシー
ト表面でのブリード白化の発生を防止できる。
【0008】アルキルジアルカノールアミド及びグリセ
リン脂肪酸モノエステルは、融点が60℃以上のものは
ブリード白化が大きくなり、また融点が5℃以下のもの
はシート間でブロッキングが大きくなり好ましくない。
【0009】アルキルジアルカノールアミドとしては、
一般に、下記式(1)で表されるものが使用される。 (式中のR1 は、炭素数5〜21のアルキル基あるいは
アルケニル基を表す。mおよびnは、m+n=2〜10
の関係にある整数である。) なかでも、式(1)において、R1 が炭素数11〜17
のアルキル基あるいはアルケニル基で表される化合物が
好ましい。具体例としては、ラウリルジエタノールアミ
ド、ステアリルジエタノールアミド、オレイルジエタノ
ールアミド、パルミチルジエタノールアミド、ミリスチ
ルジエタノールアミド等を挙げることができる。これら
のうち、ラウリルジエタノールアミド、ステアリルジエ
タノールアミドは特に好ましい。
【0010】グリセリン脂肪酸モノエステルとしては、
一般に、下記式(2)で表されるものが使用される。 R2 COOCH2 CH(OH)CH2 OH (2) (式中のR2 は、炭素数5〜21のアルケニル基を表
す。) なかでも、式(2)において、R2 が炭素数11〜17
のアルケニル基で表される化合物が好ましい。具体例と
しては、グリセリンモノオレエート、グルセリンモノゾ
ーマレート等を挙げることができる。これらのうち、グ
リセリンモノオレエートは特に好ましい。
【0011】また、ポリプロピレン100重量部に対す
るアルキルジアルカノールアミド及び/またはグリセリ
ン脂肪酸モノエステルの配合量は0.01〜0.4重量
部が好ましく、さらに好ましくは0.03〜0.2重量
部である。0.01重量部以下では、帯電防止効果が小
さく、また0.4重量部以上では印刷性が悪化する。
【0012】帯電防止剤の配合方法は公知の方法で行わ
れる。すなわち、ポリプロピレンパウダーとあらかじめ
混合されても良いし、高濃度のマスターバッチを別に作
っておき、これをシートを得るまでの任意の工程で混合
しても良い。なお、本発明における上記アルキルジアル
カノールアミド及びグリセリン脂肪酸モノエステルはブ
リード白化と印刷性を悪化させない範囲において他の帯
電防止剤との併用も可能である。
【0013】本発明におけるポリプロピレンとしては、
各種のポリプロピレン、即ち、ホモポリプロピレン、プ
ロピレン−α−オレフィンコポリマー(α−オレフィン
にはエチレンを含む)あるいはブロックコポリマーが用
いられる。ポリプロピレンのMIについては、特に制限
はないが0.1〜100g/10分、好ましくは0.5
〜50g/10分、さらに好ましくは0.8〜20g/
10分のものが用いられる。
【0014】さらにはポリプロピレンにポリエチレン、
ゴム等が混合されたものであってもよいが、透明性の良
いものとして、ホモポリプロピレン、プロピレン−α−
オレフィンコポリマー及びこれらポリプロピレンと屈折
率が近いポリエチレン、エチレン−α−オレフィンコポ
リマーやゴムを混合したものが好ましい。このうち、比
較的安価であり、配合によりポリプロピレンの透明性を
損なわずにインパクトの改良効果を持つエチレン−α−
オレフィンコポリマーが好適に用いられる。エチレン−
α−オレフィンコポリマーとしては、インパクト改良効
果の大きいエチレンとブテンコポリマーが特に好まし
い。エチレン−α−オレフィンコポリマーのMIは特に
制限はないが通常0.1〜100g/10分のもの、ま
た密度は用いるポリプロピレン種類によって異なるが、
通常0.88〜0.92g/cm3 のものが好適に用い
られる。エチレン−α−オレフィンコポリマーの配合量
は0〜20wt%が好ましく、20wt%より多いと剛
性が小さくなり好ましくない。
【0015】また、透明性の良好なシートを得るために
ポリプロピレンに対し、各種造核剤を添加すると好まし
い。造核剤としては特に制限はないが、1,3,2,4
−ジベンジリデンソルビトール、1,3,2,4−ジ
(P−メチル−ベンジリデン)ソルビトール、1,3,
2,4−ジ(P−エチル−ベンジリデン)ソルビトー
ル、1,3,2,4−ジ(2,4−ジメチルベンジリデ
ン)ソルビトール等のソルビトール系造核剤及び安息香
酸の各種金属塩、タルク等が例示される。
【0016】本発明では、これらの外に付加的成分を更
に添加した組成物を用いることもできる。付加的成分と
しては通常のポリオレフィン用に用いられる酸化防止
剤、中和剤、紫外線吸収剤、気泡防止剤、分散剤、帯電
防止剤、滑剤、シリカ等のアンチブロッキング剤等の各
種助剤、ゴム成分、染色剤等を挙げることができる。
【0017】本発明に使用する組成物の配合方法で、添
加順序や用いる装置には特に制限はないが、一般に使用
されるヘンシェルミキサー、Vブレンダー、リボンブレ
ンダー、バンバリーミキサー、ニーダーブレンダーまた
は押出機のごとき混合機を用いて所定時間混合し、通常
の押出機にてペレット状とすることが好ましい。これら
の方法で得られた組成物を0.2〜3mm程度の厚みの
シートにする方法は次の如き、T−ダイ、カレンダー、
射出成形、プレス成形、ロール成形等、種々の方法が用
いられる。
【0018】
【実施例】以下実施例、比較例を述べるが、本発明はこ
れらによって何ら制限されるものではない。すべての実
施例、比較例には以下の添加剤が配合されている。 カルシウムステアレート(共同薬品製)0.05重量部 イルガノックス1010(チバガイギー製、テトラキス(メチレン−3−(3 −5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)メタン) 0.25重量部 ゲルオールMD(新日本理化製、1,3,2,4−ジ(パラメチルベンジリデ ン)ソルビトール 0.30重量部 エクセレン〔登録商標〕VL400(住友化学製、エチレン−α−オレフィン コポリマー、MI(190℃)=5、密度=0.900g/cm3 ) 5重量部
【0019】また、すべての実施例、比較例では下記の
方法によりシートを得た。 (1)ポリプロピレン、〜の添加剤および帯電防止
剤をヘンシェルミキサーで混合後、田辺プラスチック社
製 65mmφ押出機を用い、ダイス部の設定温度25
0℃で造粒した。 (2)該ペレットからダイス部設定温度250℃のT−
ダイ式押出機でタッチロール方式にて0.8mm厚のシ
ートを得た。冷却ロール温度はタッチロールを50℃、
第1フロントロールを80℃とした。 また、シートの第1フロントロール接触面のみ春日電機
社製HFSS−201型 コロナ処理機にて、電圧50
Vでコロナ処理を行った。
【0020】実施例、比較例中の物性測定は以下の方法
によった。 (1)帯電防止剤の融点 パーキンエルマー製 DSC−II型を用い、昇温速度を
10℃/分で測定し、融解の主ピーク温度を融点とし
た。 (2)MI JIS−K7210に準拠した。 (3)透明性 JIS−K7105に準拠し、シート加工後1日後に測
定した。 (4)表面固有抵抗 川口電機製作所製 R503型超絶縁計にてP616型
電極でシートのコロナ処理面を測定した。印加電圧は5
00Vで行い、測定時は、JIS−K7100に準拠し
た雰囲気にて測定した。また、測定に用いたシートは、
シート加工後JIS−K7100に準拠した雰囲気で1
0日間状態調整を行った。
【0021】(5)ブリード白化 a法:縦5cmx横5cmの試片4枚を互いに接触しないよ
うにして、オーブン(ヤマト科学製 DN−61型空気
循環式オーブン)にて40℃で20日間状態調整した。
この試片を以下の基準に基づいて肉眼で判定した。 A:試片の表面に白色のブリード物は認められない。 B:試片の一部表面にわずかに白色のブリード物が認め
られる。 C:各試片の全ての表面に明らかに白色のブリード物が
観察される。
【0022】b法:シート加工後、雰囲気をJIS−K
7100に準拠した状態で6ケ月間経過させた後、a法
と同様の方法で評価した。
【0023】(6)印刷テスト JIS−K5701に準拠し、シートのコロナ処理面を
評価した。シートは加工後、JIS−K7100に準拠
した状態で6ケ月間経過させたものを用いた。インキ転
写は(株)明製作所製 RI−2型を用いた。紫外線照
射は、東芝電材(株)製、紫外線照射装置UV3KW型
を用い、光源はメタハライドランプを使用した。
【0024】印刷性の評価は次の方法にて行った。 I法: 1.東洋インキ(株)製 一般UVインキであるFD−
O−墨−Gを0.3cc分取し、65mmφ、1/2分
割ロールで500rpmの回転数で2分間インキを混練
した後、シートへ転写した。 2.次にUV照射機にて、インキ転写面へUV照射を行
った。この時のシート送り速度は15m/分で行った。 3.この印刷面へ三菱鉛筆製セロテープを18mm巾、
30mm長さで4ケ所指先で密着させた。その後このセ
ロテープを一気に剥離させた時に1cm2 以上印刷面が
剥がれた場合を印刷面剥離とした。
【0025】II法:I法1および2と同じ方法でインキ
転写とUV照射を実施した後、この面に次の表面コート
を行った。東洋インキ(株)製 表面コート用ニスであ
るFD−TC−OPニスVS(ロ)を0.3cc分取
し、65mmφ、1/2分割ロールで500rpmの回
転数で2分間混練した後、印刷シート面へ転写した。そ
の後、I法2と同じ方法でUV照射を行い表面コートを
実施した。この表面コート印刷面をI法3と同じ方法で
剥離テストを実施した。
【0026】実施例1 ポリプロピレンとして、エチレン含有量2.5wt%の
プロピレンエチレンランダム共重合体(住友化学製 ス
ミトモノーブレン〔登録商標〕RH120B)100重
量部を用いた。また、前述の添加剤〜の所定量に加
え、帯電防止剤として融点43℃のラウリルジエタノー
ルアミドを0.04重量部添加し造粒した。本試料のM
Iは3.3であった。シートの透明性、帯電防止性、ブ
リード白化及び印刷性とも良好なものである。
【0027】実施例2 帯電防止剤を0.06重量部とした以外は、実施例1と
同様に評価した。各物性値とも良好であった。
【0028】実施例3 帯電防止剤として、融点13℃のグリセリンモノオレエ
ートを0.04重量部添加した以外は実施例1と同様に
評価した。透明性、帯電防止性、ブリード白化、印刷性
とも良好であった。
【0029】実施例4 帯電防止剤を0.10重量部とした以外は、実施例3と
同様に評価した。各物性値とも良好であった。
【0030】実施例5 帯電防止剤として、融点40℃のラウリルジエタノール
アミド50wt%、グリセリンモノラウレート50wt
%の混合物を0.06重量部添加した以外は、実施例1
と同様に評価した。各物性とも良好であった。
【0031】実施例6 帯電防止剤として、融点49℃のステアリルジエタノー
ルアミドを0.06重量部添加した以外は実施例1と同
様に評価した。各物性値とも良好であった。
【0032】比較例1 帯電防止剤として、融点68℃のパルミチルモノグリセ
ライドを0.04重量部添加した以外は、実施例1と同
様に評価した。透明性、帯電防止性及び印刷性は良好で
あるが、ブリード白化が悪いものである。
【0033】比較例2 帯電防止剤として、融点71℃のステアリルモノグリセ
ライドを0.06重量部添加した以外は、実施例1と同
様に評価した。透明性、帯電防止性は良好であるが、ブ
リード白化が悪く、印刷性もやや悪いものである。
【0034】比較例3 帯電防止剤として、融点58℃のステアリルジエタノー
ルアミンを0.06重量部添加した以外は、実施例1と
同様に評価した。透明性、帯電防止性は良好であるが、
ブリード白化はやや悪く、印刷性が悪いものである。
【0035】比較例4 帯電防止剤として、融点60℃のステアリルヒドロキシ
アミン50wt%、ステアリルアルコール50wt%の
混合物を0.06重量部添加した以外は、実施例1と同
様に評価した。比較例3と同様に印刷性が悪いものであ
る。
【0036】〔表1〕
【0037】
【発明の効果】本発明の方法により得られたポリプロピ
レンシートは、帯電防止剤によるブリード白化を生じる
ことなく、しかもUVオフセット印刷性を損なうことな
く、印刷に供することができる。本発明の方法により得
られたポリプロピレンシートにUVオフセット印刷を施
したシートは、ファッション性の求められる用途、即
ち、食品容器、医薬、化粧品容器等の容器類、クリアホ
ルダー、ブックバインダー、書類ケース等の文具類、さ
らにはフロッピーディスクケース、VTRカセットケー
ス等に用いられる。
フロントページの続き (72)発明者 深尾 朋尚 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリプロピレン100重量部に、融点が5
    〜60℃であるアルキルジアルカノールアミドまたはグ
    リセリン脂肪酸モノエステルを0.01〜0.4重量部
    を含有せしめたポリプロピレン組成物よりなることを特
    徴とする印刷用透明ポリプロピレンシート。
  2. 【請求項2】アルキルジアルカノールアミドが、下記一
    般式(1)で表される請求項1のポリプロピレンシー
    ト。 (式中のR1 は、炭素数5〜21のアルキル基あるいは
    アルケニル基を表す。mおよびnは、m+n=2〜10
    の関係にある整数である。)
  3. 【請求項3】グリセリン脂肪酸モノエステルが、下記一
    般式(2)で表される請求項1のポリプロピレンシー
    ト。 R2 COOCH2 CH(OH)CH2 OH (2) (式中のR2 は、炭素数5〜21のアルケニル基を表
    す。)
JP23136993A 1993-09-17 1993-09-17 印刷用透明ポリプロピレンシート Pending JPH0782431A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002210901A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Tohcello Co Ltd ポリオレフィン多層フィルム
JP2008297423A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Bespack Kk ポリプロピレンシート
JP2010510362A (ja) * 2006-11-22 2010-04-02 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー プラスチック表面の湿潤性及び/若しくは接着性の改善方法

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