JPH0781367B2 - 屋根板 - Google Patents
屋根板Info
- Publication number
- JPH0781367B2 JPH0781367B2 JP8564987A JP8564987A JPH0781367B2 JP H0781367 B2 JPH0781367 B2 JP H0781367B2 JP 8564987 A JP8564987 A JP 8564987A JP 8564987 A JP8564987 A JP 8564987A JP H0781367 B2 JPH0781367 B2 JP H0781367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting member
- roof
- waterproof
- main body
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アルミニウム合金や塗装鉄板等の金属板ある
いは合成樹脂等よりなる屋根板に関するものである。
いは合成樹脂等よりなる屋根板に関するものである。
従来の技術 本出願人は先に、屋根板本体部の両側端を上方に折曲げ
てなる係合防水壁と、該防水壁を頂部で折返し、底部に
おいて外方に折曲げ、所定間隔をおいて上方に折曲げて
なる防水壁を有する屋根板を、特開昭58−69950号公報
として提案した。
てなる係合防水壁と、該防水壁を頂部で折返し、底部に
おいて外方に折曲げ、所定間隔をおいて上方に折曲げて
なる防水壁を有する屋根板を、特開昭58−69950号公報
として提案した。
ところで、この屋根板は、本体部の両側端に設けられた
2本の防水壁の高さが異なるため、低い防水壁による防
水性が十分でなく、また風圧を受けて屋根板が引張られ
る場合にも、低い防水壁では接続部材の垂下片に引掛か
り、膨みを抑止する力が劣る。
2本の防水壁の高さが異なるため、低い防水壁による防
水性が十分でなく、また風圧を受けて屋根板が引張られ
る場合にも、低い防水壁では接続部材の垂下片に引掛か
り、膨みを抑止する力が劣る。
解決すべき問題点 本発明は、上記欠点を解消して、防水より完全なものと
し、風圧による引張力に対しても強い屋根板を提供する
ことを目的とするものである。
し、風圧による引張力に対しても強い屋根板を提供する
ことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明の屋根板は、本体の平面部に軒棟方向の突条を設
け、両側端部には側縁に沿ってそれぞれ同一高さの2本
の防水壁を間隔をおいて設け、前記2本の防水壁の間に
係合溝を形成する。
け、両側端部には側縁に沿ってそれぞれ同一高さの2本
の防水壁を間隔をおいて設け、前記2本の防水壁の間に
係合溝を形成する。
作 用 後述する接続部材の断面H型の本体の側壁と、前記側壁
上端を外方に張出した腕部の下面に、間隔を開けて設け
た2本の垂下片により形成した2個の収納部に、屋根板
と側端部の立設した2本の防水壁を嵌合し、接続部材の
2本の垂下片と、屋根板の2本の防水壁により外部から
の雨水の侵入を防止し、屋根板本体の平面部に設けた突
条により雨水の排水路を形成し、かつ剛性を高めて風圧
に対抗させる。
上端を外方に張出した腕部の下面に、間隔を開けて設け
た2本の垂下片により形成した2個の収納部に、屋根板
と側端部の立設した2本の防水壁を嵌合し、接続部材の
2本の垂下片と、屋根板の2本の防水壁により外部から
の雨水の侵入を防止し、屋根板本体の平面部に設けた突
条により雨水の排水路を形成し、かつ剛性を高めて風圧
に対抗させる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の屋根板Bの横断面図であり、本体の平
面部に軒棟方向の数条の突条15を上面に膨出して設け、
両側部には突条15と同一高さの側部膨出部18を介して、
垂直上方に折曲げて内部防水壁16,16を形成すると共
に、該内部防水壁16の頂部を折返し、底部において水平
外方に折曲げ、所定間隔をおいて垂直上方に折曲げ、内
部防水壁16と同一高さの外部防水壁17を形成し、さらに
外部防水壁17の頂部を折返し、底部において水平内方向
に内部防水壁16の下まで折曲げ、内部防水壁16と外部防
水壁17の間に係合溝19を形成する。
面部に軒棟方向の数条の突条15を上面に膨出して設け、
両側部には突条15と同一高さの側部膨出部18を介して、
垂直上方に折曲げて内部防水壁16,16を形成すると共
に、該内部防水壁16の頂部を折返し、底部において水平
外方に折曲げ、所定間隔をおいて垂直上方に折曲げ、内
部防水壁16と同一高さの外部防水壁17を形成し、さらに
外部防水壁17の頂部を折返し、底部において水平内方向
に内部防水壁16の下まで折曲げ、内部防水壁16と外部防
水壁17の間に係合溝19を形成する。
また、第2図に示すように、屋根板Bの本体の棟側端部
は垂直上方に折曲げて水返し係合溝13を形成し、軒側端
部はU字状に下方内側に折返して、軒先支持部材D(第
9図参照)に係合する係合水切14を形成する。
は垂直上方に折曲げて水返し係合溝13を形成し、軒側端
部はU字状に下方内側に折返して、軒先支持部材D(第
9図参照)に係合する係合水切14を形成する。
第3図は、屋根の要部を一部分解して示す斜視図であ
る。1は複数本の角材からなる垂木で、垂木1の直上に
野地板2が取付けられ、野地板2の上面に防水紙3が張
られ、防水紙3の上には棟と平行な複数本の棧木4が配
設され、各棧木4間には断熱材が充填され下地が形成さ
れる。
る。1は複数本の角材からなる垂木で、垂木1の直上に
野地板2が取付けられ、野地板2の上面に防水紙3が張
られ、防水紙3の上には棟と平行な複数本の棧木4が配
設され、各棧木4間には断熱材が充填され下地が形成さ
れる。
接続部材5は第4図に示すように断面H形の本体50の両
側壁51,51の上端に、外方に張設した腕部52,52を設け、
腕部52の端部下面には水返し53が形成され、腕部52の下
面には、外縁よりやや内側に外部垂下片54を、外部垂下
片54から所定間隔をおいて内側に内部垂下片55をそれぞ
れ設ける。そして、外部垂下片54と内部垂下片55の間に
は第1収納部56を、内部垂下片55と本体50の側壁51の間
には、第2収納部57をそれぞれ形成する。さらに、本体
50の水平部58下面には、接続部材取付金具6に当接する
当接片59,59が突設され、本体50の両側壁51,51の内側に
は、係合突起511,511が形成されている。
側壁51,51の上端に、外方に張設した腕部52,52を設け、
腕部52の端部下面には水返し53が形成され、腕部52の下
面には、外縁よりやや内側に外部垂下片54を、外部垂下
片54から所定間隔をおいて内側に内部垂下片55をそれぞ
れ設ける。そして、外部垂下片54と内部垂下片55の間に
は第1収納部56を、内部垂下片55と本体50の側壁51の間
には、第2収納部57をそれぞれ形成する。さらに、本体
50の水平部58下面には、接続部材取付金具6に当接する
当接片59,59が突設され、本体50の両側壁51,51の内側に
は、係合突起511,511が形成されている。
接続部材カバー7は第5図に示すように、接続部材5に
嵌合する本体71の下面に、接続部材5の係合突起511に
係合する係合凹部721を有する2本の垂下片72,72が間隔
をあけて設けられ、本体71のほぼ中間は、長手方向にわ
たって上方に膨出し、下面に水切り溝711を形成し、本
体71下面の両側には接続部材5の水返し53に係合する係
合片73が設けられている。
嵌合する本体71の下面に、接続部材5の係合突起511に
係合する係合凹部721を有する2本の垂下片72,72が間隔
をあけて設けられ、本体71のほぼ中間は、長手方向にわ
たって上方に膨出し、下面に水切り溝711を形成し、本
体71下面の両側には接続部材5の水返し53に係合する係
合片73が設けられている。
第6図は屋根板Bの取付け部分を示す横断面図を示す。
棧木4に釘等により固定した接続部材取付金具6の中央
上方に膨出した突部61を、接続部材5の本体50の水平部
58下面に嵌入し、該突部61に取付けられたねじのない軸
部62aを形成したボルト62に、接続部材5の本体50の水
平部58に穿設した取付け長孔581をボルト62のねじなし
軸部62aがわずかに突出するよう挿通すると共に、座金
を介してナットを螺着することにより、接続部材5を接
続部材取付け金具6に摺動可能に固定し、接続部材5の
第1収納部56に屋根板Bの内部防水壁16を嵌合し、第2
収納部57に屋根板Bの外部防水壁17を嵌合する。
上方に膨出した突部61を、接続部材5の本体50の水平部
58下面に嵌入し、該突部61に取付けられたねじのない軸
部62aを形成したボルト62に、接続部材5の本体50の水
平部58に穿設した取付け長孔581をボルト62のねじなし
軸部62aがわずかに突出するよう挿通すると共に、座金
を介してナットを螺着することにより、接続部材5を接
続部材取付け金具6に摺動可能に固定し、接続部材5の
第1収納部56に屋根板Bの内部防水壁16を嵌合し、第2
収納部57に屋根板Bの外部防水壁17を嵌合する。
そして、接続部材カバー7の垂下片72,72を、接続部材
5の本体50の水平部58上面に上方から押圧し、垂下片72
の係合凹部721を、接続部材5の係合突起511に係合し、
接続部材カバー7の係合片73を接続部材5の水返し53の
外方に嵌合して、接続部材カバー7を接続部材5に取付
ける。
5の本体50の水平部58上面に上方から押圧し、垂下片72
の係合凹部721を、接続部材5の係合突起511に係合し、
接続部材カバー7の係合片73を接続部材5の水返し53の
外方に嵌合して、接続部材カバー7を接続部材5に取付
ける。
この屋根板Bを用いて屋根を葺く際、野地幅を、一間を
4枚葺きする時の標準屋根葺間幅である1尺5寸で割
り、剰余数を求める。剰余数が7寸5分以内の場合を
(+)、7寸5分以上の場合を(−)とする。
4枚葺きする時の標準屋根葺間幅である1尺5寸で割
り、剰余数を求める。剰余数が7寸5分以内の場合を
(+)、7寸5分以上の場合を(−)とする。
(+)の場合を説明すると、 野地幅/1尺5寸=α+剰余数 剰余数/α=β α=屋根枚数 1尺5寸+β=屋根の葺き間隔 の関係が成り立つ。この時、屋根葺き間隔を広げるため
に、第7b図に示すように、屋根板Bの内部防水壁16と外
部防水壁17を、接続部材5の第1収納部56と第2収納部
57の外側よりに位置させる。
に、第7b図に示すように、屋根板Bの内部防水壁16と外
部防水壁17を、接続部材5の第1収納部56と第2収納部
57の外側よりに位置させる。
(−)の場合は、 野地幅/1尺5寸=α+剰余数 (1尺5寸−剰余数)/(α+1)=β α+1=屋根枚数 1尺5寸−β=屋根の葺き間隔 の関係が成り立つ。この時は、屋根の葺き間隔を狭める
ため、第7c図に示すように屋根板Bの内部防水壁16と外
部防水壁17を、接続部材5の第1収納部56と第2収納部
57の内側よりに位置させる。
ため、第7c図に示すように屋根板Bの内部防水壁16と外
部防水壁17を、接続部材5の第1収納部56と第2収納部
57の内側よりに位置させる。
そして、野地幅が1尺5寸のほぼ整数倍の時には、第7a
図に示すように、屋根板Bの内部防水壁16と外部防水壁
17は、接続部材5の第1収納部56と第2収納部57のほぼ
中央に位置し取り付けられる。
図に示すように、屋根板Bの内部防水壁16と外部防水壁
17は、接続部材5の第1収納部56と第2収納部57のほぼ
中央に位置し取り付けられる。
また、このように屋根板Bを接続部材5を介して連結固
定すると、常態において第8a図に示すように接続部材5
の第1収納部56,第2収納部57のほぼ中央に位置する屋
根板Bの内部防水壁16及び外部防水壁17は、屋根板Bが
風圧力を受けて、第8b図に示すように屋根板Bの中間部
が膨らむにつれて接続部材5の外縁へ引張られ、接続部
材5の外部垂下片54及び内部垂下片55に当接して引掛か
り、膨みを抑止する。
定すると、常態において第8a図に示すように接続部材5
の第1収納部56,第2収納部57のほぼ中央に位置する屋
根板Bの内部防水壁16及び外部防水壁17は、屋根板Bが
風圧力を受けて、第8b図に示すように屋根板Bの中間部
が膨らむにつれて接続部材5の外縁へ引張られ、接続部
材5の外部垂下片54及び内部垂下片55に当接して引掛か
り、膨みを抑止する。
特に、内部防水壁16、外部防水壁17及び係合溝19の底部
を折返し形成して、板厚が2倍になるように重ね合わせ
ているので、接続部材5に対する引掛力が大幅に増大
し、第8c図に示すごとく、大きな風圧力が加わって屋根
板Bの中央部が極端に膨らんでもこれに耐えることがで
きるため、一間3枚葺きも可能となり、以下に述べる様
な効果と利点が発揮される。
を折返し形成して、板厚が2倍になるように重ね合わせ
ているので、接続部材5に対する引掛力が大幅に増大
し、第8c図に示すごとく、大きな風圧力が加わって屋根
板Bの中央部が極端に膨らんでもこれに耐えることがで
きるため、一間3枚葺きも可能となり、以下に述べる様
な効果と利点が発揮される。
(イ)使用する接続部材5,接続部材固定金具6,接続部材
カバー7,釘等の部材,部品数は25%減となり、材料費の
大幅なコストダウンになる。
カバー7,釘等の部材,部品数は25%減となり、材料費の
大幅なコストダウンになる。
(ロ)部材,部品取付の手間も減り、人件費の大幅なコ
ストダウンになる。
ストダウンになる。
(ハ)屋根板Bも成型枚数が少なくなって生産コストが
減る。
減る。
(ニ)部材,部品類の使用数量が減る事により、在庫管
理が簡単になる。
理が簡単になる。
第9図及び第10図は屋根材の下地への取付けを示す斜視
図であり、まず始めに、軒先の棧木4に断面略T形をな
す軒先支持材Dの水平部を装着し、各棧木4の端部に接
続部材取付金具6をそれぞれ装着し、破風板8の側部に
基盤材固定金具(図示省略)を装着した後、接続部材取
付金具6,6間の下地上に屋根板Bを配置し、破風板8の
側部に基盤材固定金具を介して側端面基材11を熱摺動自
在に装着した後、側端面基材11に側端面カバー111を嵌
合装着し、側端面基材11に軒先装飾補強板112を摺動自
在に装着した後、側部下隅装飾カバー113を装着する。
図であり、まず始めに、軒先の棧木4に断面略T形をな
す軒先支持材Dの水平部を装着し、各棧木4の端部に接
続部材取付金具6をそれぞれ装着し、破風板8の側部に
基盤材固定金具(図示省略)を装着した後、接続部材取
付金具6,6間の下地上に屋根板Bを配置し、破風板8の
側部に基盤材固定金具を介して側端面基材11を熱摺動自
在に装着した後、側端面基材11に側端面カバー111を嵌
合装着し、側端面基材11に軒先装飾補強板112を摺動自
在に装着した後、側部下隅装飾カバー113を装着する。
次いで、接続部材取付金具6のボルト62を接続部材5の
断面H形の本体の水平部に設けた固定用丸孔(図示省
略)と取付け長孔581に挿通し、接続部材取付金具6の
ボルト62に座金を介してナットを螺着することにより、
接続部材5を接続部材取付金具6に熱摺動自在に装着
し、接続部材5間に屋根板Bを連結した後、接続部材5
に接続部材カバー7をそれぞれ嵌合装着する。
断面H形の本体の水平部に設けた固定用丸孔(図示省
略)と取付け長孔581に挿通し、接続部材取付金具6の
ボルト62に座金を介してナットを螺着することにより、
接続部材5を接続部材取付金具6に熱摺動自在に装着
し、接続部材5間に屋根板Bを連結した後、接続部材5
に接続部材カバー7をそれぞれ嵌合装着する。
なお、接続部材カバー7はアルミ合金等の金属あるいは
合成樹脂等よりなる。
合成樹脂等よりなる。
側端面基材11,側端面カバー111,軒先装飾補強板112及び
側部下隅装飾カバー113をそれぞれ下地の側部に装着す
ると共に、屋根板B,接続部材5及び接続部材カバー7を
それぞれ下地上に装着した後、第10図に示すように、接
続部材5の軒先寄り端部に装飾キャップEが装着され
る。
側部下隅装飾カバー113をそれぞれ下地の側部に装着す
ると共に、屋根板B,接続部材5及び接続部材カバー7を
それぞれ下地上に装着した後、第10図に示すように、接
続部材5の軒先寄り端部に装飾キャップEが装着され
る。
装飾キャップEは箱型本体の側壁90に切欠部91が形成さ
れ、箱型本体にはキャップ取付支持板92が設けられ、キ
ャップ取付支持板92に係合切欠部3が形成されている。
れ、箱型本体にはキャップ取付支持板92が設けられ、キ
ャップ取付支持板92に係合切欠部3が形成されている。
装飾キャップEの接続部材5への取付は、装飾キャップ
Eのキャップ取付支持板92を接続部材5の上方凹部に挿
入し、キャップ取付支持板92に形成した係合切欠部93を
接続部材5の上方凹部に露出している軒先寄りの接続部
材取付金具6のボルト62にまたがって係合し、ボルト62
に接続部材5を取付けるための座金とナットを介して固
定する。
Eのキャップ取付支持板92を接続部材5の上方凹部に挿
入し、キャップ取付支持板92に形成した係合切欠部93を
接続部材5の上方凹部に露出している軒先寄りの接続部
材取付金具6のボルト62にまたがって係合し、ボルト62
に接続部材5を取付けるための座金とナットを介して固
定する。
第11図は屋根の完成状態の斜視図を示し、Aは中間接続
部材、A′は側部接続部材、Bは中間接続部材A,A間あ
るいは中間接続部材A、側部接続部材A′間に取付けら
れた屋根板、Cは側端面部材、Dは軒先支持部材、Eは
装飾キャップであり、Fは棟冠、Lは棟冠Fの両端に取
付けた端部棟冠、Mは棟冠摺動連結金具、Sは棟冠Fを
連結する棟結カバー材である。
部材、A′は側部接続部材、Bは中間接続部材A,A間あ
るいは中間接続部材A、側部接続部材A′間に取付けら
れた屋根板、Cは側端面部材、Dは軒先支持部材、Eは
装飾キャップであり、Fは棟冠、Lは棟冠Fの両端に取
付けた端部棟冠、Mは棟冠摺動連結金具、Sは棟冠Fを
連結する棟結カバー材である。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の屋根板は、本体平面部に
設けた突条により雨水の排水路を形成し、剛性を著しく
高めて風圧力に対して有効に作用し、屋根板の過度の膨
らみを防止すると共に、荷重除去後には残留変形を生じ
せしめぬ利点を有している。
設けた突条により雨水の排水路を形成し、剛性を著しく
高めて風圧力に対して有効に作用し、屋根板の過度の膨
らみを防止すると共に、荷重除去後には残留変形を生じ
せしめぬ利点を有している。
また、屋根板を接続部材と組み合わせて取付けると、両
側端部の2本の防水壁が接続部材の外部垂下片,内部垂
下片と共に、迷路を形成し雨仕舞を完璧なものとし、接
続部材の第1収納部と第2収納部の空間内に、屋根板の
2本の防水壁を嵌合するため、野地幅が規格幅でなく誤
差が生じた場合も調整が容易であり、簡単に取付けるこ
とができる。
側端部の2本の防水壁が接続部材の外部垂下片,内部垂
下片と共に、迷路を形成し雨仕舞を完璧なものとし、接
続部材の第1収納部と第2収納部の空間内に、屋根板の
2本の防水壁を嵌合するため、野地幅が規格幅でなく誤
差が生じた場合も調整が容易であり、簡単に取付けるこ
とができる。
さらに、このように屋根板を接続部材を介して連結固定
すると、常態において接続部材の第1収納部及び第2収
納部のほぼ中央に位置する屋根板の2本の防水壁は、屋
根板が風圧力を受けてその中間部が膨らむにつれて接続
部材の外縁方向へ引張られ、接続部材の垂下片にそれぞ
れ当接して引掛り、膨みを抑止することができる。
すると、常態において接続部材の第1収納部及び第2収
納部のほぼ中央に位置する屋根板の2本の防水壁は、屋
根板が風圧力を受けてその中間部が膨らむにつれて接続
部材の外縁方向へ引張られ、接続部材の垂下片にそれぞ
れ当接して引掛り、膨みを抑止することができる。
とくに、各側縁の2本の防水壁の高さが等しいので、雨
の侵入をよく防止すると共に風に対しても十分に膨らみ
を抑止できるものである。
の侵入をよく防止すると共に風に対しても十分に膨らみ
を抑止できるものである。
第1図は本発明の実施例の屋根板の一部切欠横断面図、 第2図は同屋根板の斜視図、 第3図は屋根の一部の分解斜視図、 第4図は接続部材の横断面図、 第5図は接続部材カバーの横断面図、 第6図は屋根板の接続,取付部分の横断面図、 第7a,7b,7c図は屋根板の取付位置を示す横断面図、 第8a,8b,8c図は風圧力を受けた時の屋根を示す横断面
図、 第9図は屋根の要部の分解斜視図、 第10図は第9図より組立の進んだ屋根の要部の分解斜視
図、 第11図は屋根の完成状態を示す斜視図である。 1……垂木、2……野地板、3……防水紙、4……棧
木、B……屋根板、13……水返し係合壁、14……係合水
切、15……突条、16……内部防水壁、17……外部防水
壁、18……側部膨出部、19……係合溝、5……接続部
材、50……本体、51……側壁、52……腕部、54……外部
垂下片、55……内部垂下片、56……第1収納部、57……
第2収納部、58……水平部、6……接続部材固定金具、
61……突部、62……ボルト、62a……軸部、7……接続
部材カバー、71……本体、72……垂下片。
図、 第9図は屋根の要部の分解斜視図、 第10図は第9図より組立の進んだ屋根の要部の分解斜視
図、 第11図は屋根の完成状態を示す斜視図である。 1……垂木、2……野地板、3……防水紙、4……棧
木、B……屋根板、13……水返し係合壁、14……係合水
切、15……突条、16……内部防水壁、17……外部防水
壁、18……側部膨出部、19……係合溝、5……接続部
材、50……本体、51……側壁、52……腕部、54……外部
垂下片、55……内部垂下片、56……第1収納部、57……
第2収納部、58……水平部、6……接続部材固定金具、
61……突部、62……ボルト、62a……軸部、7……接続
部材カバー、71……本体、72……垂下片。
Claims (1)
- 【請求項1】本体の平面部に、軒棟方向の突条を設け、
両側端部には、側縁に沿ってそれぞれ同一高さの2本の
防水壁を間隔をおいて設け、前記2本の防水壁の間に係
合溝を形成してなる屋根板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8564987A JPH0781367B2 (ja) | 1987-04-09 | 1987-04-09 | 屋根板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8564987A JPH0781367B2 (ja) | 1987-04-09 | 1987-04-09 | 屋根板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63251562A JPS63251562A (ja) | 1988-10-19 |
JPH0781367B2 true JPH0781367B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=13864669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8564987A Expired - Lifetime JPH0781367B2 (ja) | 1987-04-09 | 1987-04-09 | 屋根板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781367B2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-09 JP JP8564987A patent/JPH0781367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS63251562A (ja) | 1988-10-19 |
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