JPH0781275B2 - 空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室 - Google Patents

空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室

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JPH0781275B2
JPH0781275B2 JP1209605A JP20960589A JPH0781275B2 JP H0781275 B2 JPH0781275 B2 JP H0781275B2 JP 1209605 A JP1209605 A JP 1209605A JP 20960589 A JP20960589 A JP 20960589A JP H0781275 B2 JPH0781275 B2 JP H0781275B2
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和彦 北村
幸男 棚田
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京阪コンクリート工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、普通住宅用の居住できる空間としてのプレキ
ャストコンクリート製の地下室に関し、更に詳しくは、
土地を掘削して形成された空堀に通風及び採光用の窓と
換気扇取り付け用の換気口が面して形成された空堀型の
プレキャストコンクリート製の地下室に関する。
(従来の技術) 近年、取得できる土地面積が狭くなり、普通住宅で居住
空間を広くするには地上に高層化するか、あるいは地下
空間を利用するしか方法がなくなりつつある。
従来公知の地下室として、実願昭59−152840号(実開昭
61−68149号)のマイクロフィルムには、複数個のコン
クリートブロックの長さ方向に連結棒を通してそれらブ
ロック全体を連結したものが開示されている。また、こ
の公知の地下室の天井部には採光用の天窓を設ける構造
が開示されている。
また、実願昭60−80785号(実開昭61−197102号)のマ
イクロフイルムには、ブロックの端面に形成した条溝に
シール部材を保持させて、ブロック相互の継目をシール
し、漏水防止を図った地下室が開示されている。
ここで、実願昭59−152840号のマイクロフイルム、実願
昭60−80785号のマイクロフイルムに記載された地下室
は、いずれも、採光窓や出入口の有る天井部を除いて、
ほとんどその周囲全部が地下に埋設される、いわば完全
地下埋設型となっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これら従来例によると、完全地下埋設型
となっており、換気扇取付け用の換気口もない構造とな
っているので、実際に人が居住する居住空間として用い
るには、採光、通風、換気が不十分であった。天井に設
けた天窓程度では、居住空間の採光としては不十分であ
るし、窓を介しての通風が行なわれないという問題点も
あった。
また、周囲全部が地下に埋設されるものであるため、湿
気、排水、結露の点で居住空間としては不十分であっ
た。
地下室空間を快適な居住空間とするためには、換気、通
風、採光、低湿度、照明、結露防止などの衛生上必要な
事項が十分に満足いくものであることが必要である。ま
た、地下室の上に住宅を建築する構造となっているの
で、当該住宅の重量に耐えるだけの強度を持っているこ
とも必要である。
そこで、本発明の目的は、換気、通風、採光、低湿度、
照明、結露防止などの衛生上必要な事項が十分確保され
た快適な居住空間を有し、さらに地下室の上に建築する
住宅の重量に耐え得る強度をもっている空堀型のプレキ
ャストコンクリート製の地下室を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の特徴とする構成は、地下室埋設場所付近の土地
を掘削して形成された空堀に面して設置され、端壁、側
壁、底壁及び天井壁からなり、空堀に面した端壁又は側
壁に採光用の窓と換気扇取り付け用の換気口が形成され
たコンクリートブロックを備え、各コンクリートブロッ
クの衝き合わせ面に設けられたシール溝と、シール溝に
設けられたシールと、各コンクリートブロックの4隅の
長手方向に貫通して形成されたワイヤ挿通孔と、ワイヤ
挿通孔に挿通されて定着グリップで各コンクリートブロ
ックを締め付けてなるワイヤと、各コンクリートブロッ
クから形成された地下室の内壁面に設けられた断熱材
と、からなる空堀型のプレキャストコンクリート製の地
下室にある。
(実施例) 以下、図によって本発明の空堀型のプレキャストコンク
リート製の地下室の実施例について説明する。
第1図ないし第11図を参照して、本発明の地下室の一実
施例について説明する。図1に示すように、本発明のプ
レキャストコンクリート製の地下室1は、住宅2の下方
の地下に埋設されるものであり、端面(又は側面)が土
地を掘削して形成された空堀Kに面して設置されてい
る。施工にあたっては、空堀Kを含む堀を形成して、そ
の堀の中に地下室を埋設してから、その上の住宅2を建
築する。
この地下室は、複数のコンクリートブロックを組み付け
て構成される。本実施例では、4種のコンクリートブロ
ックから構成されている。即ち、本実施例の地下室は、
地下室空間の一方の端部を形成すると同時に地下室内へ
の出入り口3の形成されているコンクリートブロック1A
と、このコンクリートブロック1Aに隣接して地下室内へ
の出入り口3を構成するコンクリートブロック1Bと、1
個以上(本実施例では2個)連設されて地下室空間を区
画形成するコンクリートブロック1Cと、地下室空間の他
方の端部を形成し空堀Kに面するコンクリートブロック
1Dから構成されている。
ここで、コンクリートブロック1Aは、端壁1A1と側壁1A2
と底壁1A3とから構成され、天井壁が設けられておらず
開口Uとなっている。
また、コンクリートブロック1Bは、側壁1B2と底壁1B3
天井壁1B4とから構成され、天井壁1B4には切り欠きSが
形成されている。この切り欠きSは、コンクリートブロ
ック1Aの上部開口Uと共同して出入り口3を形成するも
のである。
また、コンクリートブロック1Cは、側壁1C2、底壁1C3
び天井壁1C4からなる。
また、コンクリートブロック1Dは、空堀Kに面して設置
されるものであり、端壁1D1と側壁1D2と底壁1D3と天井
壁1D4からなり、端壁1D1には採光用の窓4と換気扇取り
付け用の換気口5が形成されている。このように、地下
室1の端面に設けた窓4および換気口5を空堀Kに面す
るようにした理由は、地下室1の上に住宅2を建築して
も十分な採光、換気、除湿を確保するためである。ま
た、地下室の天井部に窓や換気口を設ける場合に比較し
て、地下室1の上に建築した住宅2の重量に耐える強度
を確保するためである。
各コンクリートブロック1A、1B、1C、1Dは、内面4隅に
強度維持のための斜面6が形成されている。
各コンクリートブロック1A、1B、1C、1Dは、相互に隣接
して組み付けられるものであり、その衝き合わせ部分に
第7図および第8図に示すように防水構造が設けられ、
漏水防止を図っている。
衝き合わせ面7には2条のシール溝が設けられ、このシ
ール溝にはシール8が設けられている。本実施例のシー
ル8は、強粘性ゴムからなり、確実に防水するものであ
る。さらに、衝き合わせ面7の一方の端縁を切り欠い
て、その切り欠き溝内に合成樹脂からなる防水モルタル
9を埋め、もって防水を一層確実としている。尚、この
合成樹脂製の防水モルタル9に代えて、可撓性の合成ゴ
ムからなる止水ゴムを設ける構造とすることもできる。
衝き合わせ面7の他方端縁には、防水テープ10が貼着さ
れ、ブロックの継ぎ目を覆っている。
また、各コンクリートブロック1A、1B、1C、1Dの4隅の
ブロック長さ方向にワイヤ挿通孔11が貫通して形成され
ており、第9図および第10図に示すように、このワイヤ
挿通孔11にワイヤ12を通し、ワイヤ12の端部をアンカー
プレート13を挟んで定着グリップ14によって締め付けて
いる。これによって、ブロック1A、1B、1C、1Dが強固に
組み組けられる。
更に、第11図に示すように、コンクリートブロック1A、
1B、1C、1Dの任意の位置に、電気配線用のパイプ15が埋
設され、このパイプ15を通して電気配線が挿通設置され
るようになっている。このように地下室に電気配線を通
すことによって、地下室内の照明その他、電気器具の利
用を十分に行うことができる。
さらにまた、第11図に示すように、内壁面にウレタンフ
ォーム等の断熱材16が吹き付け等によって設けられ、結
露防止を図っている。
また、換気口5には図示しない換気扇が取り付けられ
る。この換気扇は、例えば、湿度センサーによって所定
の湿度以上となって時に自動的に運転される構造となっ
ている。
以上の実施例においては、中間のコンクリートブロック
1Cが2個連設されているが、例えば第12図に示すように
この中間のコンクリートブロック1Cを4個連設する構造
とする他、任意の個数設置される。
また、第13図に示すように、採光用の窓4および換気口
5を地下室長手方向の側壁に形成する構造とすることも
できる。この場合、図示するように、窓4を、隣接する
コンクリートブロック1Cの相互に横凹状6切り欠きを形
成し、この切り欠きを衝き合わせて窓4とすると、強度
維持の上で望ましい。尚、窓4をコンクリートブロック
1A、とコンクリートブロック1Bとの衝き合わせ部分や、
コンクリートブロック1Bとコンクリートブロック1Cとの
衝き合わせ部分、あるいはコンクリートブロック1Cとコ
ンクリートブロック1Dと衝き合わせ部分に設置すること
もできる。
更に、地下室への出入り口は、コンクリートブロック1
B、1Cの天井部に開口設置することもできるし、コンク
リートブロック1B、1Cの両者に亙って天井を切り欠いて
形成することもできる。
(発明の効果) 以上のように構成された本発明の空堀型のプレキャスト
コンクリート製の地下室によると、以下のような衛生的
な居住空間として効果的な地下室を実現できるものであ
る。
(1)地下室の側端面に設けた窓および換気口が空堀に
面しているので、地下室の上に住宅を建築しても居住空
間として十分な採光、換気、通風、除湿を確保できる。
地下室の天井部に窓や換気口を設ける場合に比較して、
地下室の上に建築した住宅の重量に耐える強度を確保で
きる。
出入り口を地下室の端部に設けているので、地下室の中
間部分に設ける場合に比較して、強度低下が少なく、地
下室の上に建築した住宅の重量に耐える強度を確保でき
る。
地下室の両端部にそれぞれ窓および換気口と出入り口と
を設けたので、窓および換気口と出入り口との位置が離
れており、出入り口の下方に延びる昇降用の階段が窓や
換気口の支障となることがない。
各コンクリートブロックの衝き合わせ面に設けられたシ
ール溝にシールを設けて、継目を密封しているので、漏
水を防止できる。
内壁面に断熱材を設けているので、結露を防止できる。
(2)地下室の一端に位置するブロックの上部開口に、
隣接するブロックの天井部に形成した切り欠き部を併せ
て、出入り口を形成したので、出入り口を十分な開口面
積を有し、しかも強度の低下を抑えたものにできる。
(3)ブロックの衝き合わせ面の端縁に形成した切り欠
き溝内に合成樹脂からなる防水モルタルを設けた場合に
は、シールのみの場合に比較して、漏水防止性能を向上
できる。
(4)ブロックの衝き合わせ面の端縁に形成した切り欠
き溝内に可撓性の合成ゴムからなる止水ゴムを設けた場
合には、シールのみの場合に比較して、漏水防止性能を
向上できる。
(5)ブロックの衝き合わせ面の端縁に継ぎ目を覆う防
水テープを設けた場合には、シールのみの場合に比較し
て、漏水防止性能を向上できる。
(6)ブロックに電気配線用のパイプが設けられている
場合には、地下室の照明その他電気器具を利用できる。
(7)シールが強粘性ゴムからなる場合には、漏水防止
性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になる空堀型のプレキャスト
コンクリート製の地下室を埋設した状態を示す断面図で
あり、第2図は全体構造を示す斜視図である。第3図は
全体構造の分解図、第4図は全体構造を示す平面図であ
る。第5図は第4図のX−X側面図であり、第6図は第
4図のY−Y断面図である。第7図は衝き合わせ面の正
面図であり、第8図は衝き合わせ部分の部分断面図であ
る。第9図はワイヤの取り付け状態を示す正面図、第10
図は第9図のZ−Z断面図である。第11図は電気配線の
挿通パイプの埋設を示す断面図である。第12図は本発明
の他の実施例を示す正面図である。第13図は窓及び換気
口の他の実施例を示す正面図である。 符号の説明 1:地下室 1A、1B、1C、1D:コンクリートブロック 3:出入り口 4:窓 5:換気口 7:衝き合わせ面 8:シール 11:ワイヤ挿通孔 12:ワイヤ 14:定着グリップ 16:断熱材 K 空堀
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−42406(JP,A) 実開 昭61−68149(JP,U) 実開 昭61−197102(JP,U) 実開 昭62−8574(JP,U) 実開 昭58−140249(JP,U)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下室の一方の端部を形成すると同時に天
    井に地下室内への出入り口3が開口されているコンクリ
    ートブロック1Aと、 1個以上連設されて地下室空間を区画形成するコンクリ
    ートブロック1Cと、 地下室埋設場所付近の土地を掘削して形成された空堀に
    面して設置されており、端壁1D1、側壁1D2、底壁1D3
    び天井壁1D4からなっており、空堀に面する端壁1D1には
    採光用の窓4と換気扇取り付け用の換気口5が形成され
    て地下室空間の他方の端部を形成するコンクリートブロ
    ック1Dと、 各コンクリートブロック1A、1C、1Dの衝き合わせ面7に
    設けられたシール溝と、 該シール溝に設けられたシール8と、 各コンクリートブロック1A、1C、1Dの4隅の長手方向に
    貫通して形成されたワイヤ挿通孔11と、 該ワイヤ挿通孔11に挿通されて定着グリップ14で各コン
    クリートブロック1A、1C、1Dを締め付けてなるワイヤ12
    と、 前記各コンクリートブロック1A、1C、1Dから形成された
    地下室1の内壁面に吹き付け等によって設けられたウレ
    タンフォーム等の断熱材16と、 からなることを特徴とする空堀型のプレキャストコンク
    リート製の地下室。
  2. 【請求項2】コンクリートブロック1Aに隣接して同様に
    地下室内への出入り口3を構成するコンクリートブロッ
    クであって側壁1B2と、側壁1B3及び天井壁1B4とから構
    成され、天井壁1B4には切り欠きSが形成されており、
    該切り欠きSは前記コンクリートブロック1Aの上部開口
    Uと共同して出入り口3を形成するコンクリートブロッ
    ク1Bが設けられてなることを特徴とする請求項第1項記
    載の空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室。
  3. 【請求項3】衝き合わせ面7の一方の端縁を切り欠いて
    その切り欠き溝内に合成樹脂からなる防水モルタル9を
    設けたことを特徴とする請求項第1項あるいは第2項記
    載の空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室。
  4. 【請求項4】衝き合わせ面7の一方の端縁を切り欠いて
    その切り欠き溝内に可撓性の合成ゴムからなる止水ゴム
    を設けたことを特徴とする請求項第1項あるいは第2項
    記載の空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室。
  5. 【請求項5】衝き合わせ面7の他方の端縁に該継ぎ目を
    覆う防水テープ10を設けたことを特徴とする請求項第1
    項ないし第4項のいずれか1項記載の空堀型のプレキャ
    ストコンクリート製の地下室。
  6. 【請求項6】コンクリートブロック1A、1B、1C、1Dの任
    意の位置に埋設され、電気配線が挿通される電気配線用
    のパイプ15が設けられてなることを特徴とする請求項第
    1項ないし第5項のいずれか1項記載の空堀型のプレキ
    ャストコンクリート製の地下室。
  7. 【請求項7】シール8が強粘性ゴムからなることを特徴
    とする請求項第1項ないし第6項のいずれか1項記載の
    空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室。
  8. 【請求項8】地下室の一方の端部を形成すると同時に天
    井に地下室内への出入り口3が開口されているコンクリ
    ートブロック1Aと、 1個以上連設されて地下室空間を区画形成すると同時
    に、側壁1C2が地下室埋設場所付近の土地を堀削して形
    成された空堀に面して設置され、空堀に面した側壁1C2
    には採光用の窓4と換気扇取り付け用の換気口5が形成
    されてなるコンクリートブロック1Cと、 地下室空間の他方の端部を形成するコンクリートブロッ
    ク1Dと、 各コンクリートブロック1A、1C、1Dの衝き合わせ面7に
    設けられたシール溝と、 該シール溝に設けられたシール8と、 各コンクリートブロック1A、1C、1Dの4隅の長手方向に
    貫通して形成されたワイヤ挿通孔11と、 該ワイヤ挿通孔11に挿通されて定着グリップ14で締め付
    けられてなるワイヤ12と、 前記各コンクリートブロック1A、1C、1Dから形成された
    地下室1の内壁面に吹き付け等によって設けられたウレ
    タンフォーム等の断熱材16と、 からなることを特徴とする空堀型のプレキャストコンク
    リート製の地下室。
  9. 【請求項9】コンクリートブロック1Aに隣接して同様に
    地下室内への出入り口3を構成するコンクリートブロッ
    クであって側壁1B2と、側壁1B3及び天井壁1B4とから構
    成され、天井壁1B4には切り欠きSが形成されており、
    該切り欠きSは前記コンクリートブロック1Aの上部開口
    Uと共同して出入り口3を形成するコンクリートブロッ
    ク1Bが設けられてなることを特徴とする請求項第8項記
    載の空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室。
  10. 【請求項10】衝き合わせ面7の一方の端縁を切り欠い
    てその切り欠き溝内に合成樹脂からなる防水モルタル9
    を設けたことを特徴とする請求項第8項あるいは第9項
    記載の空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室。
  11. 【請求項11】衝き合わせ面7の一方の端縁を切り欠い
    てその切り欠き溝内に可撓性の合成ゴムからなる止水ゴ
    ムを設けたことを特徴とする請求項第8項あるいは第9
    項記載の空堀型のプレキャストコンクリート製の地下
    室。
  12. 【請求項12】衝き合わせ面7の他方の端縁に該継ぎ目
    を覆う防水テープ10を設けたことを特徴とする請求項第
    8項ないし第11項のいずれか1項記載の空堀型のプレキ
    ャストコンクリート製の地下室。
  13. 【請求項13】コンクリートブロック1A、1B、1C、1Dの
    任意の位置に埋設され、電気配線が挿通される電気配線
    用のパイプ15が設けられてなることを特徴とする請求項
    第8項ないし第12項のいずれか1項記載の空堀型のプレ
    キャストコンクリート製の地下室。
  14. 【請求項14】シール8が強粘性ゴムからなることを特
    徴とする請求項第8項ないし第13項のいずれか1項記載
    の空堀型のプレキャストコンクリート製の地下室。
  15. 【請求項15】窓4が各コンクリートブロック1A、1B、
    1C、1Dの衝き合わせ部分を横凹状に切り欠いて形成され
    てなることを特徴とする請求項第8項ないし第14項のい
    ずれか1項記載の空堀型のプレキャストコンクリート製
    の地下室。
  16. 【請求項16】地下室の一方の端部を形成するコンクリ
    ートブロック1Aと、 1個以上連設されて地下室空間を区画形成すると同時に
    天井部に地下室内への出入り口3の形成されているコン
    クリートブロック1Cと、 地下室埋設場所付近の土地を掘削して形成された空堀に
    面して設置されており、端壁1D1、側壁1D2、底壁1D3
    び天井壁1D4からなっており、空堀に面した端壁1D1には
    採光用の窓4と換気扇取り付け用の換気口5が形成され
    て地下室空間の他方の端部を形成するコンクリートブロ
    ック1Dと、 各コンクリートブロック1A、1C、1Dの衝き合わせ面7に
    設けられたシール溝と、 該シール溝に設けられたシール8と、 各コンクリートブロック1A、1C、1Dの4隅の長手方向に
    貫通して形成されたワイヤ挿通孔11と、 該ワイヤ挿通孔11に挿通された定着グリップ14で各コン
    クリートブロック1A、1C、1Dを締め付けてなるワイヤ12
    と、 前記各コンクリートブロック1A、1C、1Dから形成された
    地下室1の内壁面に吹き付け等によって設けられたウレ
    タンフォーム等の断熱材16と、 からなることを特徴とする空堀型のプレキャストコンク
    リート製の地下室。
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