JPH0780618B2 - 輪転印刷機 - Google Patents

輪転印刷機

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JPH0780618B2
JPH0780618B2 JP3503667A JP50366791A JPH0780618B2 JP H0780618 B2 JPH0780618 B2 JP H0780618B2 JP 3503667 A JP3503667 A JP 3503667A JP 50366791 A JP50366791 A JP 50366791A JP H0780618 B2 JPH0780618 B2 JP H0780618B2
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cam
cams
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フィッシャー,エーミール
ルードルフ シュテープ,
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アルバート―フランケンタール アクチエンゲゼルシヤフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/16Rotary folders
    • B65H45/162Rotary folders with folding jaw cylinders
    • B65H45/168Rotary folders with folding jaw cylinders having changeable mode of operation

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求の範囲第1項上位概念に記載された輪転印
刷機であって、少なくとも1つの印刷機と、折り装置と
を備えており、印刷機がその周面に複数ページ分を有す
る版胴を備えており、折り装置、特に可変折り装置がコ
レクトランからストレートランに切換え可能な集合胴、
それも、有利にはくわえ爪列として構成された7つの保
持部材と7つの折りブレード列を備えた集合胴を有して
おり、この集合胴の保持部材と折りブレードとが、有利
には検知ローラとして構成されている操作部材と連結さ
れ、これら操作部材が、それぞれ配属された制御カムに
より制御可能であり、この制御カムの、有利には制御く
ぼみとして構成された制御区域は、制御カムと同軸的な
駆動可能のカム保持体に取付けられた切換えカムを有す
るカバー装置を介して選択的に開放ないしカバーが可能
であり、各カバー装置の切換えカムは、それぞれ配属さ
れたカム保持体上に半径方向に調節可能に取付けられて
おり、カム保持体と同軸的な調節円板を介して調節可能
であり、調節円板24が、カム保持体と一緒に駆動可能で
あり、カム保持体に対し周方向に調節可能である形式の
ものに関するものである。
本出願人の内部技術では、カバー装置が、不動に配置さ
れた切換えカムを有する駆動可能のカバー板を備えてい
る。この種の配置の場合、カバー板は、コレクト・ラン
の場合のみでなく、実際にはしばしば行なわれる非コレ
クト・ランの場合も回転せねばならない。この配置の場
合、前後して続く重ね工程の数が極めて限られている。
経験により判明したことは、前後して2つの重ね工程が
続くと限界に達するということであった。この場合、2
つ以上の重ね工程は、事実上不可能である。
しかしながら、他方、印刷機の幅や、それと同時に版胴
直径が増大する結果、以前より多くのエッチング(ペー
ジ)、たとえば8個のエッチングが周面に用いられる。
本出願の根底をなす課題は、7つのくわえ爪システムと
7つの折りブレードシステムを保持する集合胴の折りブ
レート及び又はくわえ爪用の、“部分重ね”を可能にす
る制御装置を製作することにある。
本発明により達成可能の利点は次の点にある。すなわ
ち、簡単かつ廉価な手段によって、連続的な重ね工程の
数と可能な生産方式の数が増加せしめられる点である。
有利には次の生産方式が可能である: 1)4U,6U,8Uの版胴を使用したストレート・ラン 2)4U又は8Uの版胴使用した2枚重ね、 3)6U版胴使用の3枚重ね、 4)8U版胴使用の4枚重ね、 5)6U版胴使用の部分重ね(重ねなしの折丁プラス2枚
重ね折丁) 6)8U版胴使用の部分重ね(重ねなしの折丁プラス3枚
重ね折丁) “部分重ね”とは、折り装置の生産位置で、重ねなしの
製品と重ね製品のいずれをも生産することを意味し、た
とえば6U版胴の場合はC;A+Bを意味し、8U版胴の場合
はA;B+C+Dを意味している。
また、事実上、一種の可変のカバー円板を有し、したが
って2回の重ね工程以上を実施できるようにするのが有
利である。
この課題は、請求項1と請求項3に記載の特徴を有する
手段により解決された。
したがって、従来以上に汎用的な折り装置が得られ、こ
の折り装置を用いることにより、周面に8個までのエッ
チングを有する版胴の回転時に印刷されるすべての製品
を重ねることができる。これにより、比較的厚い製品の
合理的な製作が可能となる。本発明による措置の他の利
点は、可変のカバー円板が、ストレート・ランの場合に
は容易に停止できる点である。そのさい、すべての、又
はいずれにしても妨害となる切換えカムが、簡単に引込
められるので不必要な摩耗が避けられる。
また、本発明の措置により有利な構成によれば、カム保
持体と一緒に駆動可能な、かつまたカム保持体に対して
周方向に調節可能な、カム保持対と同軸的な調節円板を
介して切換えカムを調節可能にすることができる。この
措置により、調節円板を回すことにより切換えカムを容
易に調節することができ、それによって自動的な前調節
が可能になる。そのさい、カム保持体と、一様に駆動可
能の配属調節円板とを差動歯車装置を介して互いに駆動
連続しておくことができる。この差動歯車措置は、生産
の進行時に受動化可能の補助駆動装置を介して調節可能
である。この差動歯車装置は、また、調節後には事実
上、自体不動の伝動部材として機能する。
もう1つの有利な措置は、折りブレードと保持部材との
配属されたカム保持体ないし調節円板は、それぞれ互い
に回転不能に結合され、有利には解離可能に互いに固定
されている。この措置により、双方のカム保持体ないし
双方の調節円板を共通の駆動装置で駆動できる。こうす
ることによって構造を極めて簡単にすることができ、同
時に高い精度が保証される。折りブレードないし保持部
材に配属された制御カムは、そのさい有利には、双方の
配属カバー装置を、間に配置できるだけの間隔をもって
軸方向に互いにずらして配置しておくのが有利である。
これらの有利な措置を更に進展させることにより、保持
部材に配属された制御カムは、有利には、生産進行時に
受動化可能の補助駆動装置を介して周方向に調節可能で
ある。これによって、その時々の生産に適合させること
ができるようになり、短い寸法のものは長い寸法のもの
より早く放出することが可能である。
押圧カムの配置と調節円板とを簡単化する別の有利な措
置は、コレクトランの場合に、所望の重ね工程数に応じ
て異なる速度で駆動可能にすることにある。
前記の措置を更に有利に構成することにより、カバー装
置に配属された駆動装置は、シリンダ軸と平行な中間軸
を有しており、この中間軸を介して、カム保持体は直接
に、また調節円板は調節可能の差動歯車装置を介して、
駆動可能である。中間時のほうは、この軸上に移動可能
に配置されたクラッチ部を介して、異なる直径の駆動輪
のそれぞれ1つと見当に精確に連結可能である。これら
の駆動輪は、中間軸上に互いに向い合って自由に回転可
能に支承され、胴部分により駆動可能の2重歯車の異な
るリムギヤと噛合っている。この場合、有利には、2つ
の異なる駆動速度を有する切換え位置が、クラッチ部を
介して生じるようにする。それによって、コレクトラン
の場合にカバー装置を所望の重ね工程数に応じて駆動す
ることが可能になる。
折り装置幅にわたって区分された折りブレードと保持部
材とを有し、かつまた双方のシリンダ端側区域に配置さ
れ、カバー装置の配属された制御装置を有する2倍幅の
折り装置の場合、集合胴の外に半径方向に配置され、胴
の全長にわたって延びる共通の中間転を介して、カバー
装置は容易に駆動可能である。このため、胴の端側区域
にのみ先に略説したようにクラッチ装置が必要となり、
これにより構造が簡単化される。
このほかの有利な構成及び本発明による措置の、目的に
適った継続形成は、有利な実施例についての以下の説明
と関連して、請求の範囲第2項、第4項の記載から明ら
かとなろう。
以下では、図示の実施例につき詳説する。
図面は次の通りである: 図1は、本発明による折り装置の集合胴の駆動装置及び
制御装置の縦断面図、 図2から図8までは、振出し及び引込めの可能な切換え
カムを備えた本発明による可変カバー円板を、種々の生
産方式向きの異なるカム位置で示した図である。
図1には、通常、輪転凹版印刷機に後置されるような可
変折り装置の集合胴1が示されている。この集合胴は、
断面が星形の、一様に駆動可能な2つの付属装備品保持
体から成っている。これらの保持体は、側部に支承され
た折りブレード部2と、この折りブレード部2に支承さ
れたくわえ爪部3の形式を有している。折りブレード部
2は、操作装置4により操作可能の折りブレード5を有
している。くわえ爪部3は、操作装置6により操作可能
の、くわえ爪7を有する爪軸8を備えている。折りブレ
ード部2ないしくわえ爪部3の、互いに同軸的に配置さ
れた軸頸9ないし10上には、等しい直径の駆動歯車が互
いに並置されている。これらの駆動歯車は、同時調節を
可能にすれば、詳しくは図示されていないブリッジ伝動
装置を介して連結し、一様な駆動を生ぜしめることがで
きる。
折り工程を実施するためには、折りブレード5が走出さ
れ、くわえ爪7が開かれる。この操作のために、胴の端
側の区域に胴の軸と同軸的に配置された制御カム12ない
し13が備えられている。これらの制御カムは、配属され
ている操作装置4ないし6により検知される。操作装置
4,6は、この目的のために、共通の軸に並列配置された
2個の検知ローラ14,15を有しており、そのうちの一方
の検知ローラ14は、それぞれ配属された制御カム12ない
し13上を転動し、他方の検知ローラ15は、制御カム12な
いし13にそれぞれ隣接するカバー装置上を転動する。こ
のカバー装置は、制御カム側の制御くぼみ16の側方をカ
バーするためのものである。折りブレード5ないしくわ
え爪7の操作は、制御くぼみ16を介して行われる。制御
くぼみ16の外部に制御カムないし13は、円弧状の周辺輪
郭を有している。生産方式に応じて、制御くぼみ16は、
集合胴1の各回転ごとに(非集合)、又は集合胴1の各
々回転ごとに(集合)解放され、それ以外は側方がカバ
ーされている。カバー装置は、この目的のためにそれぞ
れ配属制御カム12ないし13と平行に配置された切換えカ
ム17.1〜17.8を有している。検知ローラ14ないし15の幅
は、制御カム12,13ないし切換えカム17の幅に合致して
いる。
制御カム12,13は、駆動される集合胴1に対して停止状
態にある。折りブレード5の制御用に設けられた制御カ
ム12はブッシュ18に固定されている。ブッシュ18は外方
の軸頸9を取囲み、ケーシングに取付けられている。く
わえ爪7に配属された制御カム13は半径方向で外方のブ
ッシュ19に固定されている。ブッシュ19は回転可能に印
刷機架台内に支承されている。また、ブッシュ19には調
節部材20が固定され、この調節部材20を介して制御カム
13が、くわえ爪7の開放時点を調節するため、周方向に
調節可能である。調節部材20は、寸法調節のために備え
られている補助モータなどの形式の補助駆動装置を介し
て駆動可能にするか、又は簡単に手で操作できるように
しておく。生産進行中には、調節部材20は回転しないよ
うに固定しておく。切換えカム17を有し、制御カム12な
いし13に配属されたカバー装置は、生産進行中は、停止
している制御カム12,13に対して駆動される。この目的
のため、外方の駆動歯車11には駆動リングギヤ21がフラ
ンジ結合されている。双方の制御カム12ないし13にそれ
ぞれ配属されたカバー装置の駆動は、このリングギヤ21
により行われる。
双方のカバー装置は、折りブレードに配属された制御カ
ム12に配置されたカバー装置について図2に略示されて
いるように、それぞれ当該制御カム12,13と同軸配置さ
れたカム保持体22を有し、カム保持体22には、切換えカ
ム17.1〜17.8が半径方向に調節可能に受容されている。
切換えカム17.1〜17.8の周辺輪郭23は、周辺の凹所によ
り形成される制御くぼみ16の外方の円形の制御カム12,1
3の半径に合致する半径を有する部分円形をなしてい
る。切換えカム17.1〜17.8の周辺輪郭23は、切換えカム
17.1〜17.8の調節により、配属制御カム12,13の円弧形
の輪郭と重なり合う半径方向で外方の能動位置から、半
径方向で制御くぼみ内に受動位置へもたらすことができ
る。能動位置では、切換えカム17.1〜17.8は、制御くぼ
み16を通過するさい、このくぼみ16の側方をカバーす
る。このため当該制御カム12ないし13上を転動する検知
ローラ14が、制御くぼみ16の上方を転動するさい、並置
され切換えカム17.1〜17.8上を転動する検知ローラ15に
より制御くぼみ16内へ落込んで折り工程を開始させるの
が防止される。この様子は符号15aで示されている。ま
た、図2では丁度、折り間隙を通過している折りブレー
ド5に配属された操作部材が、制御くぼみ16に落込み、
符号14aで示されているように折り工程を行なうことが
できる。切換えカム17.1〜17.8の調節のためには、カム
保持体22と同軸的に配置され、軸方向に切換えカムと整
列せしめられている調節円板24が揃えられている。この
調節円板24は、制御突起25を有し、これら制御突起25の
間には周辺くぼみ26が設けられている。
切換えカム17.1〜17.8は、それぞれ、軸平行の旋回軸を
介して旋回可能にカム保持体22に支承された旋回アーム
27に旋回可能に取付けられ、半径方向で内方へ突出する
検知突起28を有している。この検知突起28は、押圧ばね
29の作用により、配属の調節円板24の周辺輪郭に接触す
るように維持される。押圧ばね29は、配属切換えカム1
7.1〜17.8の凹所30内に受容され、一端が、カム側の凹
所30の内側に、他端が凹所30内に突入し、カム保持体22
に取付けられたピン31に支えられている。
調節円板24と、切換えカム17.1〜17.8を保持するカム保
持体22とは、調節円板24の調節後、運転中に一様に駆動
される。この結果、切換えカム17.1〜17.8は、運転中調
節円板24により与えられた位置を維持する。カム保持体
22と調節円板24とにより形成される全カバー装置の駆動
速度は、その場合、その時々の生産方式に応じて選定さ
れる。そうすることにより、それぞれ振出される切換え
カム17.1〜17.8が制御くぼみ16を通過し、所望数だけの
折り工程が行なわれる。
折りブレード5と折りブレードに配属されたくわえ爪7
とが等しくサイクルで作業するので、それぞれ配属され
たカバー装置の双方のカム保持体22と双方の調節円板24
とは、相互に固定結合しておき、駆動に必要な駆動装置
を簡単化できる。したがって、図1から更に看取できる
ように、双方の制御カム12,13は、軸方向に互いに間隔
をおいて配置され、それによって、互いに接触している
カム保持体22とともに配置されている双方のカバー装置
を、制御カム12,13の間に配置することができる。背中
合わせに接触しているカム保持体22は、クランプ部材に
より互いに固定結合されている。それぞれ配属された制
御カム12,13側の切換えカムに下から接触する調節円板2
4は、スペーサ32を間そうしてにねじ止めされている。
スペーサの厚さは、互いに結合されたカム保持体22の合
計厚に合致する。互いに結合されたカム保持体22ないし
調節円板24の支承のためには、制御カム12,13を保持す
るブッシュ18,19の間の区域に互いに重なり合ったブッ
シュ33,34が備えられている。そのさい、半径方向で内
側のブッシュは、直径に接し合うカム保持体22を保持
し、半径方向外方のブッシュ34は、スペーサ32を間そう
の上互いに結合された調節円板24を保持している。調節
円板24の一方とカム保持体22の一方とは、それぞれその
半径方向で内方の縁部が、それぞれ配属されるブッシュ
33,34のところに達しており、ブッシュにねじ止めされ
ている。それぞれ他方の調節円板24とカム保持体22は、
更に外方で終っている。スペーサ片32は、その場合、ス
ペーサジョーが、ブッシュ34に取付けられたカム保持体
22の、スペーサジョーに配属された窓に突入している。
他方のカム保持体22はスペーサ片32を包囲している。
調節円板24ないしカム保持体22を保持するブッシュ33,3
4は回転可能に支承され、そのシリンダから離れたほう
の端部に、等しい直径の、フランジ結合された駆動リン
グギヤ35,36が備えられている。これらの駆動リングギ
ヤは、制御カム側のブッシュ18,19を受容するケーシン
グ部分によって制限されるチャンバ37内に受容されてい
る。チャンバ37は、ギヤケース38から接近可能である。
駆動リングギヤ35,36は、等しい直径の配属中間歯車39,
40と噛合っている。中間歯車39,40は、架台側に支承さ
れている。カム保持体22に配属された駆動トレーン内の
中間歯車40は、この場合、集合胴軸と平行に集合胴直径
の外に配置された中間軸41に取付けられたピニオン42と
噛合っている。調節円板24の駆動トレーンに所属する中
間歯車39は、中間軸41に支承された複式ホイールの一方
のリムギヤ43と噛合っている。複式ホイールの双方のリ
ムギヤ43,44はピニオン42と直径が等しい。ピニオン42
は、中間軸41の横に軸平行に配置された差動歯車装置46
の入力歯車45と噛合っている。差動歯車装置46の出力歯
車47は、中間軸41上に回転可能に支承された複式ホイー
ルの第2リムギヤ44と噛合っている。差動歯車装置46
は、出力歯車47を等しい直径の入力歯車45に対して補助
駆動装置48を介して調節することができる。正常運転時
には、補助駆動装置48は受動化されるので、差動歯車装
置46は、自体不動の複式ホイールのように機能する。運
転開始前に調節円板24は補助駆動装置48の操作により所
望回転位置へもたらされる。
ギヤケース38内に支承された中間軸41は、外側の駆動歯
車11にフランジ結合された駆動リングギヤ21を介して、
種々の速度で駆動可能である。この目的のために、架台
側に取付けられた軸頸に支承された複式ホイールが、直
径の異なる2個のリムギヤ49,50を有している。これら
のリムギヤ49,50は、中間軸41に自由回転可能に支承さ
れた異なる直径の駆動歯車51,52と噛合っている。これ
らの駆動歯車51,52は、これらの歯車51,52の間の中間軸
41上にスライド可能に取付けられたクラッチ部材53を介
して、交互に中間軸41と接触可能である。駆動歯車51,5
2は、この目的のために、互いに向い合った端側に、軸
方向に突出する2つの連結用の爪54を有している。これ
らの爪54にクラッチ部材53が相応の切欠き55を介して係
止される。この結果、見当に精確に合った連結が生ぜし
められる。クラッチ部材53は、周方向みぞ内に係合する
切換えレバー56を介して、図1に示した左の連結位置か
ら右の連結位置へスライド可能である。したがって、切
換えレバー56の相応の操作により、カバー装置の2つの
異なる速度を生じさせることができる。
7部分の集合胴1を有する図示の実施例では、カム保持
体22が、図2で更に認められるように、8個の調節可能
の切換えカム17.1〜17.8を有し、これらのカムの周辺輪
郭23がそれぞれ約10゜〜20゜の角度を有している。
8個の切換えカム17は、互いに180゜ずらされた2つ
の、各4個のグループから成り、第1のグループ17.1〜
17.4と第2のグループ17.5〜17.8が、それぞれ90゜の角
度にわたって分配されている。各2個の切換えカム17.1
と17.5、17.2と17.6、17.3と17.7、17.4と17.8とが、互
いに直径方向で向い合った位置に配置されている。
調節円板24は、この場合、6つの固定周辺カム25.1〜2
5.6を有し、これら周辺カムが、各3個のグループ25.6,
25.1,25.2と25.3,25.4,25.5とに分けられ、各グリープ
が180゜だけずらされて設けられている。周辺カム25.1
〜25.6の間隔1〜6(角度で示す)は、次の通りであ
る: 周辺カム25.6/25.1間の角度η1=56.25゜、 周辺カム25.1/25.2間の角度η2=48.00゜、 周辺カム25.2/25.3間の角度η3=75.75゜、 周辺カム25.4/25.5間の角度η4=56.25゜、 周辺カム25.5/25.6間の角度η5=48.00゜、 周辺カム25.6/25.1間の角度η6=75.75゜。
調節円板24の周辺カム25.1〜25.6は、切換えカム17.1〜
17.8と異なり、周辺長さが異なっている。周辺カム25.1
〜25.6は次の周辺長さ(=切換え位置長さ)(角度で示
す)を有している: 周辺カム25.1:1゜〜2゜、周辺カム25.2:12゜〜14゜、
周辺カム25.3:22゜〜24゜、周辺カム25.4:1゜〜2゜、
周辺カム25.5:12゜〜14゜、周辺カム25.6:22゜〜24゜。
切換えカム17.1〜17.8の間隔は、円弧の角度で測定する
と、次の値となる: 切換えカム17.1/17.2間の角度α1=45゜ 切換えカム17.2/17.3間の角度α=15゜ 切換えカム17.3/17.4間の角度α=30゜ 切換えカム17.4/17.5間の角度α=90゜ 切換えカム17.5/17.6間の角度α=45゜ 切換えカム17.6/17.7間の角度α=15゜ 切換えカム17.7/17.8間の角度α=30゜ 切換えカム17.8/17.1間の角度α=90゜ 2つの切換えカムの間隔は、それぞれ周辺長さの1/2の
ところから1/2のところまでを測定したものである。測
定時の切換えカム17.1〜17.8の位置は、外方へ振出され
た位置である。切換えカム17.1〜17.8及びそれぞれ間に
周辺くぼみ26を有する周辺カム25.1〜25.6のこのような
分配により、図示の7部分より成る集合胴1の駆動速度
を種々に変化させることと相まって、各所望の次の生産
方式が可能となる。すなわち、4U,6U,8Uいずれかの版胴
を選択的に用いたストレートラン(A+B;A+B+C;A+
B+C+D)、4U又は8Uの版胴での2枚重ね(AB;AB+C
D)、6U版胴での3枚重ね(ABC)、8U版胴での4枚重ね
(ABCD)、6U版胴での部分重ね(AB+C)、8U版胴での
部分重ね(A+BCD)などの方式が可能である。
図2にはカム保持体22と切換えカム17.1〜17.8に対する
調節円板24の基本調節が示されている。この基本調節
は、4U,6U,8Uのいずれかの版胴でのストレートラン生産
方式に合致している。この方式の場合は、一層の製品が
得られる。この場合、調節円板24の調節により、切換え
カム17.1〜17.8のいずれもが振出されないようにされ
る。言いかえると各折りブレード列5が1回の折り工程
を行ない、各つかみ爪列7が折り工程時に開くようにさ
れる。7列の折りブレード列5ないしくわえ爪列7のそ
れぞれが、集合胴の各回転ごとに制御くぼみ16が解放さ
れ、1回折り工程が行なわれるからである。同じこと
が、くわえ爪列7にも妥当することは言うまでもない。
切換えカム17.1〜17.8のうちの1個も振出されない状態
となる。駆動速度、すなわちカム保持体22と調節円板24
の回転数は、各7個の折りブレードとくわえ爪列を保持
する集合胴の速度の7/8の値である。
図3に示した、調節円板24の調節は、4U又は8Uの版胴を
用いた場合の2枚重ねの運転方式に当てはまる。この場
合は2層の製品が得られる。切換えカム17.1と17.4、1
7.5と17.8が振出されており、切換えカム17.2と17.3、1
7.6と17.7が引込められているカム保持体22と調節円板2
4との駆動速度は、集合胴1の速度の7/8の値である。集
合胴の1回転おきに、各折りブレード列5ないしくわえ
爪列7の制御ローラは、空いている制御くぼみ16に出会
い、折り工程を実施し、ないしはくわえ爪列7が開かれ
る。
図4に示された、調節円板24の調節は、6U版胴での3枚
重ねの生産方式の場合である。この場合は、3層の製品
が得られる。第1と第3の切換えカム17.1と17.3、ない
し17.5と17.7が振出され、切換えカム17.2と17.4、ない
しは17.6と17.8が引込められている。カム保持体22と調
節円板24の駆動速度は、集合胴1の速度の7/6の値であ
る。集合胴の2回転ごとに各折ブレード列5ないしくわ
え爪列7の制御ローラが、空いている制御くぼみ16に出
会し、折り工程を実施し、ないしはくわえ爪列7が開か
れる。
図5に示した、制御円板24の調節は、8U版胴での4枚重
ねの生産方式の場合である。この場合は、4層の製品が
得られる。切換えカム17.1と17.4、ないし17.5と17.8振
出され、切換えカム17.3ないし17.6と17.7が引込められ
ている。カム保持体22と調節円板24との駆動速度は、集
合胴の速度の7/8の値である。集合胴の3回転ごとに各
折りブレード列5ないしくわえ爪列7の制御ローラが、
空いている制御くぼみ16に出会し、折り工程が実施さ
れ、ないしはくわえ爪列7が開かれる。
図6に示された、調節円板24の調節は、8U版胴での4枚
重ねの生産方式の場合である。この場合、4層の製品が
得られる。切換えカム17.1との17.4ないし17.5と17.8は
振出されており、切換えカム17.2と17.3ないし17.6と1
7.7は引込められている。カム保持体22と調節円板24の
駆動速度は、集合胴速度の7/8の値である。集合胴の3
回転ごとに、各折りブレード列5ないしくわえ爪列7の
制御ローラは、空いている制御くぼみ16に出会し、折り
工程が実施され、ないしはくわえ爪列7が開かれる。
図6の、調節円板24の調節は、6U版胴、すなわち版胴周
面に6ページ(たとえばA,B,C,A,B,C)を有する版胴で
の部分重ね生産方式の場合である。この場合、1層プラ
ス2層の製品が得られる。切換えカム17.2と17.6は振出
されており、切換えカム17.1、17.3、17.4、17.5、17.
7、17.8は引込められている。カム保持体22と調節円板2
4の駆動速度は、集合胴1の速度の7/6の値である。集合
胴1上の各区画は、1回転後に折りブレード列5ないし
くわえ爪列7が、制御くぼみ16の制御ローラに出会し、
引続き2回回転すると、空いている制御くぼみ16に出会
する。
図7に示した、調節円板24の調節は、8U版胴、すなわち
周面に8ページ(たとえばA,B,C,D,A,B,C,D)を有する
版胴での部分重ねの生産方式の場合である。この場合、
1層プラス3層の製品が得られる。切換えカム17.2と1
7.4、17.6と17.8が振出され、切換えカム17.1と17.3な
いし17.5と17.7が引込められている。カム保持体22と調
節円板24の駆動速度は、集合胴速度の7/8の値である。
集合胴1上の各区画の制御により、回転後、折りブレー
ド列5ないしくわえ爪列7が制御くぼみ16の制御ローラ
に出会し、引続き3回回転すると、空いている制御くぼ
み16に出会す。
くわえ爪制御装置に配属されたカバー装置の構造と作用
形式は、図2〜図8に示した、折りブレード制御装置の
カバー装置のそれにほぼ合致する。異なる点は、ただ、
全紙始端を保持するくわえ爪7が、折り工程実施時には
既に折り間隙を通過してしまっている点だけである。折
りブレード5の起動とくわえ爪7の拡開は、したがっ
て、実質的に同時に行われる。これらの過程は、しか
し、一定時間にわたり継続される。その場合、くわえ爪
7の拡開は、短尺の製品の加工時には長尺の製品の加工
時よりも、いく分早く行われる。この操作は、調節部材
20を介して、くわえ爪側の制御カム13を、既述のように
回転可能にすることによって行われる。
いわゆる2倍幅の折り装置では、並置された2枚の製品
を加工できるが、その種の折り装置の場合、爪軸8と折
りブレード5とが胴の全長にわたって区分されており、
その場合には各胴側に固有の制御装置が配属されてい
る。これら双方の制御装置の構造は、図1に見られる右
側の胴半部の制御装置の構造と同じようにすることがで
きる。異なる点は、中間軸41が、配属された爪クラッチ
を介して胴駆動装置と連結可能となるのではなく、図1
からも分るように、ブリッジ軸57を介して、向い合って
いる中間軸41と連結されている点だけでさる。この場
合、したがって、胴の全幅にわたて連続する共通の駆動
軸が設けられている。
前述の実施例の場合、配属されている調節円板24を介し
て切換えカムの調節が行われる。この結果、補助駆動装
置48を相応にプログラミングすることにより自動的な前
調節が可能になる。しかし、また、切換えカム17.1〜1
7.8を、相応の案内に従って個別に手で調節することも
考えられる。その場合には、カム保持体22が、切換えカ
ム17.1〜17.8を保持するための適当なクランプ装置を備
えるようにする必要があろう。
異なる生産方式に調節するためには、周辺カム25.1〜2
5.6を有する調節円板24をそのつど調節する。それによ
り切換えカム17.1〜17.8は、くわえ爪列と折りブレード
列とが適正時点に起動されるような位置へもたらされ
る。異なる運転方式に切換えるためには、調節円板24を
ゼロ位置=“4U又は8Uでのストレートラン生産方式”か
ら、カム保持体22に対してλ1〜λ5の角度だけ回転さ
せて、切換えカム17.1〜17.8を所望の位置へ移す必要が
ある。かくして、調節円板24をゼロ位置からλ1=0.5
゜だけ逆時計回り方向に回転させると、切換えカム17.1
〜17.8は“6Uのストレートラン”生産方式の位置へ移さ
れることになる。
調節円板24をλ2=24゜だけ逆時計回り方向へ回転させ
れば、切換えカム17.1〜17.8は、“4U又は8Uでの2枚重
ね”生産方式位置に移される。
更に、調節円板24をλ3=12゜だけ逆時計回り方向に回
転させると、切換えカム17.1〜17.8は“6Uでの3枚重
ね”生産方式位置へ移される。
調節円板24をλ4=34゜だけ逆時計回り方向へ回動させ
ると、切換えカム17.1〜17.8は“8Uでの4枚重ね”生産
方式位置へ移されることになる。
調節円板24をλ5=12゜だけ時計回り方向に回転させる
と、切換えカム17.1〜17.8は“6Uでの部分重ね”生産方
式位置へ移される。
4U,6U,8U版胴とは、版胴の周面に4(たとえばA,B,A,
B)、ないし6ページ(たとえばA,B,C,A,B,C,)、ない
し8ページ(たとえばA,B,C,D,A,B,C,D)の等しい長さ
のページが一様に分配配置されていることを意味してい
る。4U,6U,8Uのページは等長であり、許容寸法域内で可
変である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−106561(JP,A) 特開 昭58−36861(JP,A) 特開 平1−294170(JP,A) 特開 昭59−31252(JP,A) 特開 昭53−128421(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輪転印刷機であって、少なくとも1つの印
    刷機と、折り装置とを備えており、印刷機がその周面に
    複数ページ分を有する版胴を備えており、折り装置がコ
    レクトランからストレートランに切換え可能な集合胴、
    それも7つの保持部材と7つの折りブレード列(5)を
    備えた集合胴(1)を有しており、この集合胴の保持部
    材と折りブレードとが操作部材と連結され、これら操作
    部材が、それぞれ配属された制御カム(12ないし13)に
    より制御可能であり、この制御カムの制御区域は、制御
    カム(12ないし13)と同軸的な駆動可能のカム保持体
    (22)に取付けられた切換えカム(17.1〜17.8)を有す
    るカバー装置を介して選択的に開放ないしカバーが可能
    であり、各カバー装置の切換えカム(17.1〜17.8)は、
    それぞれ配属されたカム保持体(22)上に半径方向に調
    節可能に取付けられており、カム保持体(22)と同軸的
    な調節円板(24)を介して調節可能であり、調節円板24
    が、カム保持体(22)と一緒に駆動可能であり、カム保
    持体(22)に対し周方向に調節可能である形式のものに
    おいて、6U版胴が、その周面に6ページ分を有してお
    り、折り装置が、“部分重ね”生産方式に調節されてお
    り、第2の切換えカム(17.2)と第6の切換えカム(1
    7.6)とが制御区域(16)のカバーのために振出され、
    第1(17.1)、第3(17.3)、第4(17.4)、第5(1
    7.5)、第7(17.7)、第8(17.8)の各切換えカムが
    制御区域(16)の開放のために引込められた状態である
    ことを特徴とする輪転印刷機。
  2. 【請求項2】カム保持体(22)と調節円板(24)の駆動
    速度が、集合胴の速度の7/6の値であることを特徴とす
    る、請求項1記載の輪転印刷機。
  3. 【請求項3】輪転印刷機であって、少なくとも1つの印
    刷機と、折り装置とを備えており、印刷機がその周面に
    複数ページ分を有する版胴を備えており、折り装置がコ
    レクトランからストレートランに切換え可能な集合胴、
    それも7つの保持部材と7つの折りブレード列(5)を
    備えた集合胴(1)を有しており、この集合胴の保持部
    材と折りブレードとが操作部材と連結され、これら操作
    部材が、それぞれ配属された制御カム(12ないし13)に
    より制御可能であり、この制御カムの制御区域は、制御
    カム(12ないし13)と同軸的な駆動可能のカム保持体
    (22)に取付けられた切換えカム(17.1〜17.8)を有す
    るカバー装置を介して選択的に開放ないしカバーが可能
    であり、各カバー装置の切換えカム(17.1〜17.8)は、
    それぞれ配属されたカム保持体(22)上に半径方向に調
    節可能に取付けられており、カム保持体(22)と同軸的
    な調節円板(24)を介して調節可能であり、調節円板24
    が、カム保持体(22)と一緒に駆動可能であり、カム保
    持体(22)に対し周方向に調節可能である形式のものに
    おいて、6U版胴が、その周面に6ページ分を有してお
    り、折り装置が“部分重ね”の生産方式に調節されてお
    り、第2(17.2)、第4(17.4)、第6(17.6)、第8
    (17.8)の各切換えカムが制御区域(16)のカバーのた
    めに振出されており、第1(17.1)、第3(17.3)、第
    5(17.5)、第7(17.7)の各切換えが制御区域(16)
    の開放のためにカム引込められていることを特徴とする
    輪転印刷機。
  4. 【請求項4】カム保持体(22)と調節円板(24)の駆動
    速度が集合胴の速度の7/8の値であることを特徴とする
    請求項3記載の輪転印刷機。
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