JPH0780437B2 - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents
自動車用ウエザーストリップInfo
- Publication number
- JPH0780437B2 JPH0780437B2 JP2339189A JP33918990A JPH0780437B2 JP H0780437 B2 JPH0780437 B2 JP H0780437B2 JP 2339189 A JP2339189 A JP 2339189A JP 33918990 A JP33918990 A JP 33918990A JP H0780437 B2 JPH0780437 B2 JP H0780437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- mounting
- vehicle body
- opening edge
- upper wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は自動車の車体開口縁をシールするために使用
するウエザーストリップに関する。
するウエザーストリップに関する。
従来の技術 第５図に示すようなホイールアーチ部13を有する車体開
口縁10をシールする従来のウエザーストリップは、下縁
部12とホイールアーチ部13とでその断面形状が異なって
いる。即ち、第６図〜第７図に示すように、車体開口縁
10のステップ状ウエザーストリップ取付部15のステップ
高さHU,HAが下縁部12とホイールアーチ部13とで異なる
ため、ウエザーストリップ16,17の鉤形状取付基部18,19
の側壁部20,21の長さを、ウエザーストリップ取付部15
のステップ高さに応じた寸法にする必要がある。従っ
て、下縁部12に取り付けるウエザーストリップ16とホイ
ールアーチ部13に取り付けるウエザーストリップ17とを
別々に押出成形し、これらウエザーストリップ16,17を
型成形したコーナー部Ｃのウエザーストリップ14（第５
図及び第８図参照）で接続するようにしている。
口縁10をシールする従来のウエザーストリップは、下縁
部12とホイールアーチ部13とでその断面形状が異なって
いる。即ち、第６図〜第７図に示すように、車体開口縁
10のステップ状ウエザーストリップ取付部15のステップ
高さHU,HAが下縁部12とホイールアーチ部13とで異なる
ため、ウエザーストリップ16,17の鉤形状取付基部18,19
の側壁部20,21の長さを、ウエザーストリップ取付部15
のステップ高さに応じた寸法にする必要がある。従っ
て、下縁部12に取り付けるウエザーストリップ16とホイ
ールアーチ部13に取り付けるウエザーストリップ17とを
別々に押出成形し、これらウエザーストリップ16,17を
型成形したコーナー部Ｃのウエザーストリップ14（第５
図及び第８図参照）で接続するようにしている。
尚、第６図〜第７図において、22は下縁部12からホイー
ルアーチ部13に跨って取り付けたキックプレートであ
る。又、23はシール部であり、このシール部23がドアイ
ンナーパネル24に密接して車体開口縁10とドアインナー
パネル24との間をシールする。
ルアーチ部13に跨って取り付けたキックプレートであ
る。又、23はシール部であり、このシール部23がドアイ
ンナーパネル24に密接して車体開口縁10とドアインナー
パネル24との間をシールする。
発明が解決しようとする課題 上述したように従来のウエザーストリップ16,17,14は、
車体開口縁10の下縁部12,ホイールアーチ部13及びコー
ナー部Ｃ（第５図及び第８図参照）に位置するものをそ
れぞれ別成形し、これら別成形したものをそれぞれ下縁
部12,ホイールアーチ部13及びコーナー部Ｃに取り付け
ている。従って、ウエザーストリップ16,17,14の製造工
数が嵩むと共に、ウエザーストリップ16,17,14の取付工
数が嵩むという問題が提起されていた。
車体開口縁10の下縁部12,ホイールアーチ部13及びコー
ナー部Ｃ（第５図及び第８図参照）に位置するものをそ
れぞれ別成形し、これら別成形したものをそれぞれ下縁
部12,ホイールアーチ部13及びコーナー部Ｃに取り付け
ている。従って、ウエザーストリップ16,17,14の製造工
数が嵩むと共に、ウエザーストリップ16,17,14の取付工
数が嵩むという問題が提起されていた。
本発明はこの従来技術の問題点を解決することを目的と
して案出されたものである。
して案出されたものである。
課題を解決するための手段 即ち本発明は、車体開口縁のステップ状ウエザーストリ
ップ取付部のステップ高さの異なる部分に跨って取り付
ける取付基部を備えた自動車用ウエザーストリップであ
って、前記取付基部を、ウエザーストリップ取付部側面
に係合する側壁部とウエザーストリップ取付部上面に係
合する２段の上壁部とからなる逆Ｆ字形状断面とし、こ
の２段の上壁部のうち一方をウエザーストリップ取付部
のステップ高さに応じて切除可能となるように夫々の上
壁部の根本部分に切欠きを設けたことを特徴としてい
る。
ップ取付部のステップ高さの異なる部分に跨って取り付
ける取付基部を備えた自動車用ウエザーストリップであ
って、前記取付基部を、ウエザーストリップ取付部側面
に係合する側壁部とウエザーストリップ取付部上面に係
合する２段の上壁部とからなる逆Ｆ字形状断面とし、こ
の２段の上壁部のうち一方をウエザーストリップ取付部
のステップ高さに応じて切除可能となるように夫々の上
壁部の根本部分に切欠きを設けたことを特徴としてい
る。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
第１図は本実施例のウエザーストリップ１の断面図であ
り、この図において２は逆Ｆ字形状に形成した取付基部
である。この取付基部２は、ウエザーストリップ取付部
15の側面11に係合される側壁部３と、この側壁部３から
図中左方向へ突出してウエザーストリップ取付部15の上
面25に係合される上壁部4,5とからなり、その上壁部4,5
の根本部分に切欠き6,7を設けてある。８は側壁部３に
一体形成したシール部であり、このシール部８が図外の
ドアインナーパネルに密接して車室内外をシールする。
又、９は側壁部３の下縁に一体形成したシールリップで
あり、このシールリップ９が車体開口縁10のウエザース
トリップ取付部側面11に密接して側壁部３とウエザース
トリップ取付部側面11との間をシールする。このよう
に、逆Ｆ字形状の取付基部２とシール部８及びシールリ
ップ９とからなるウエザーストリップ１は押出し成形に
より形成する。Ｂは両面テープ等の固定手段であり、こ
の固定手段Ｂでウエザーストリップ１を車体開口縁10に
固定している。
り、この図において２は逆Ｆ字形状に形成した取付基部
である。この取付基部２は、ウエザーストリップ取付部
15の側面11に係合される側壁部３と、この側壁部３から
図中左方向へ突出してウエザーストリップ取付部15の上
面25に係合される上壁部4,5とからなり、その上壁部4,5
の根本部分に切欠き6,7を設けてある。８は側壁部３に
一体形成したシール部であり、このシール部８が図外の
ドアインナーパネルに密接して車室内外をシールする。
又、９は側壁部３の下縁に一体形成したシールリップで
あり、このシールリップ９が車体開口縁10のウエザース
トリップ取付部側面11に密接して側壁部３とウエザース
トリップ取付部側面11との間をシールする。このよう
に、逆Ｆ字形状の取付基部２とシール部８及びシールリ
ップ９とからなるウエザーストリップ１は押出し成形に
より形成する。Ｂは両面テープ等の固定手段であり、こ
の固定手段Ｂでウエザーストリップ１を車体開口縁10に
固定している。
以上のように形成したウエザーストリップ１は、車体開
口縁10に取り付ける際に、車体開口縁10の下縁部12（第
５図参照）に対応する部位の上壁部５を切欠き７の部分
から切除して第２図の形状とする一方、車体開口縁10の
ホイールアーチ部13（第５図参照）に対応する部位の上
壁部５の上方に位置する部分を切欠き６の部分から切除
して第３図の形状とする。又、ウエザーストリップ１
は、車体開口縁10のコーナー部Ｃ（第５図参照）に対応
する部位を、第４図のＡ部のように切欠くと共に、この
Ａ部に対応するシールリップ９を切欠いて、ウエザース
トリップ１の取付作業を容易かつ確実に行うようにして
ある。
口縁10に取り付ける際に、車体開口縁10の下縁部12（第
５図参照）に対応する部位の上壁部５を切欠き７の部分
から切除して第２図の形状とする一方、車体開口縁10の
ホイールアーチ部13（第５図参照）に対応する部位の上
壁部５の上方に位置する部分を切欠き６の部分から切除
して第３図の形状とする。又、ウエザーストリップ１
は、車体開口縁10のコーナー部Ｃ（第５図参照）に対応
する部位を、第４図のＡ部のように切欠くと共に、この
Ａ部に対応するシールリップ９を切欠いて、ウエザース
トリップ１の取付作業を容易かつ確実に行うようにして
ある。
以上の実施例構造によれば、車体開口縁10の下縁部12か
らホイールアーチ部13（第５図参照）に取り付けるウエ
ザーストリップ１の押出し成形時の断面形状を単一にで
きると共に、車体開口縁10のコーナー部Ｃに配置する従
来の型成形ウエザーストリップ14（第５図及び第８図参
照）が不要となるため、ウエザーストリップ１の製造工
数を低減化して生産性を向上し、ウエザーストリップ１
の製造コストを低減化できると共に、ウエザーストリッ
プ１の取付工数の低減化が可能となる。
らホイールアーチ部13（第５図参照）に取り付けるウエ
ザーストリップ１の押出し成形時の断面形状を単一にで
きると共に、車体開口縁10のコーナー部Ｃに配置する従
来の型成形ウエザーストリップ14（第５図及び第８図参
照）が不要となるため、ウエザーストリップ１の製造工
数を低減化して生産性を向上し、ウエザーストリップ１
の製造コストを低減化できると共に、ウエザーストリッ
プ１の取付工数の低減化が可能となる。
発明の効果 以上説明したように本発明は、車体開口縁のステップ状
ウエザーストリップ取付部のステップ高さの異なる部分
に跨って取り付ける取付基部を備えた自動車用ウエザー
ストリップであって、前記取付基部を、ウエザーストリ
ップ取付部側面に係合する側壁部とウエザーストリップ
取付部上面に係合する２段の上壁部とからなる逆Ｆ字形
状断面とし、この２段の上壁部のうち一方をウエザース
トリップ取付部のステップ高さに応じて切除可能となる
ように夫々の上壁部の根本部分に切欠きを設けたため、
ウエザーストリップの押出し成形時の断面形状を単一化
して製造工数を低減することができると共に、ステップ
高さの異なるウエザーストリップ取付部に単一のウエザ
ーストリップを跨って取り付けることができ、ウエザー
ストリップの取付工数を低減化することができる。
ウエザーストリップ取付部のステップ高さの異なる部分
に跨って取り付ける取付基部を備えた自動車用ウエザー
ストリップであって、前記取付基部を、ウエザーストリ
ップ取付部側面に係合する側壁部とウエザーストリップ
取付部上面に係合する２段の上壁部とからなる逆Ｆ字形
状断面とし、この２段の上壁部のうち一方をウエザース
トリップ取付部のステップ高さに応じて切除可能となる
ように夫々の上壁部の根本部分に切欠きを設けたため、
ウエザーストリップの押出し成形時の断面形状を単一化
して製造工数を低減することができると共に、ステップ
高さの異なるウエザーストリップ取付部に単一のウエザ
ーストリップを跨って取り付けることができ、ウエザー
ストリップの取付工数を低減化することができる。
第１図は本発明の実施例を示す押出し成形時のウエザー
ストリップの断面図、第２図は車体開口縁の下縁部取付
時のウエザーストリップの断面図、第３図は車体開口縁
のホイールアーチ部取付時のウエザーストリップの断面
図、第４図はウエザーストリップの取付状態を示す斜視
図、第５図は自動車の斜視図、第６図は従来例を示す断
面図（第５図のII−II線に沿う断面図）、第７図は従来
例の断面図（第５図のIII−III線に沿う断面図）、第８
図は第５図のＣ部に位置する従来のウエザーストリップ
切り出して示す斜視図である。 １……ウエザーストリップ、２……取付基部、３……側
壁部、4,5……上壁部、10……車体開口縁、11……側
面、15……ウエザーストリップ取付部、25……上面。
ストリップの断面図、第２図は車体開口縁の下縁部取付
時のウエザーストリップの断面図、第３図は車体開口縁
のホイールアーチ部取付時のウエザーストリップの断面
図、第４図はウエザーストリップの取付状態を示す斜視
図、第５図は自動車の斜視図、第６図は従来例を示す断
面図（第５図のII−II線に沿う断面図）、第７図は従来
例の断面図（第５図のIII−III線に沿う断面図）、第８
図は第５図のＣ部に位置する従来のウエザーストリップ
切り出して示す斜視図である。 １……ウエザーストリップ、２……取付基部、３……側
壁部、4,5……上壁部、10……車体開口縁、11……側
面、15……ウエザーストリップ取付部、25……上面。
Claims (1)
- 【請求項１】車体開口縁のステップ状ウエザーストリッ
プ取付部のステップ高さの異なる部分に跨って取り付け
る取付基部を備えた自動車用ウエザーストリップにおい
て、前記取付基部を、ウエザーストリップ取付部側面に
係合する側壁部とウエザーストリップ取付部上面に係合
する２段の上壁部とからなる逆Ｆ字形状断面とし、この
２段の上壁部のうち一方をウエザーストリップ取付部の
ステップ高さに応じて切除可能となるように夫々の上壁
部の根本部分に切欠きを設けたことを特徴とする自動車
用ウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2339189A JPH0780437B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自動車用ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2339189A JPH0780437B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自動車用ウエザーストリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04208657A JPH04208657A (ja) | 1992-07-30 |
| JPH0780437B2 true JPH0780437B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=18325079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2339189A Expired - Lifetime JPH0780437B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自動車用ウエザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780437B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4884903B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2012-02-29 | 西川ゴム工業株式会社 | ウェザストリップの取付構造 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2339189A patent/JPH0780437B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04208657A (ja) | 1992-07-30 |
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