JPH0779717A - スピルナ含有穀物 - Google Patents
スピルナ含有穀物Info
- Publication number
- JPH0779717A JPH0779717A JP5265353A JP26535393A JPH0779717A JP H0779717 A JPH0779717 A JP H0779717A JP 5265353 A JP5265353 A JP 5265353A JP 26535393 A JP26535393 A JP 26535393A JP H0779717 A JPH0779717 A JP H0779717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- rice
- spirulina
- spirna
- spiruna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スピルナに含まれる良質の栄養分を食卓に常
時且つ無理なく提供すべく、これを主食である穀物に含
浸させると共に、スピルナ液の活性化作用により、穀物
を活性化して表皮の硬質な穀物を白米と同様な炊飯手段
で炊飯ができるようにしたものである。 【構成】 比較的高温のスピルナ液に玄米等の穀物を浸
漬した後、これを比較的低温のスピルナ液に冷却を兼ね
て再び浸漬し、爾後これを乾燥等してスピルナ液の活性
化作用により穀物を活性化すると共に、穀物にスピルナ
の有効成分を含浸させ、穀物(特に表皮の硬質な玄米)
の活性化とスピルナを穀物に含浸させるようにしたもの
である。
時且つ無理なく提供すべく、これを主食である穀物に含
浸させると共に、スピルナ液の活性化作用により、穀物
を活性化して表皮の硬質な穀物を白米と同様な炊飯手段
で炊飯ができるようにしたものである。 【構成】 比較的高温のスピルナ液に玄米等の穀物を浸
漬した後、これを比較的低温のスピルナ液に冷却を兼ね
て再び浸漬し、爾後これを乾燥等してスピルナ液の活性
化作用により穀物を活性化すると共に、穀物にスピルナ
の有効成分を含浸させ、穀物(特に表皮の硬質な玄米)
の活性化とスピルナを穀物に含浸させるようにしたもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば玄米等の如く表
皮の堅い穀物等をスピルナ液に浸漬することにより、堅
い表皮の主成分である蛋白質繊維を活性化し、以って圧
力釜等による従来の炊飯方法を廃止し、通常の炊飯器で
も炊飯できるようにすると共に、スピルナの成分を穀物
に含浸せしめるようにしたスピルナ含有穀物に関する。
皮の堅い穀物等をスピルナ液に浸漬することにより、堅
い表皮の主成分である蛋白質繊維を活性化し、以って圧
力釜等による従来の炊飯方法を廃止し、通常の炊飯器で
も炊飯できるようにすると共に、スピルナの成分を穀物
に含浸せしめるようにしたスピルナ含有穀物に関する。
【0002】
【従来の技術】玄米等の如く表皮が強靱な蛋白質繊維で
被覆されている穀物は、加熱するだけでは容易に活性化
しないため、圧力等を負荷して表皮を活性化して炊飯す
る方法が取られ、その手段として圧力釜がこの種の穀物
の炊飯には不可欠であった。一方、藻類の一種であるス
ピルナは、人間のからだに必要な種々の栄養素を豊富に
含有していることから、昨今はこれが栄養補給源として
注目され、これの粉末やや錠剤等が既に市販されてい
る。
被覆されている穀物は、加熱するだけでは容易に活性化
しないため、圧力等を負荷して表皮を活性化して炊飯す
る方法が取られ、その手段として圧力釜がこの種の穀物
の炊飯には不可欠であった。一方、藻類の一種であるス
ピルナは、人間のからだに必要な種々の栄養素を豊富に
含有していることから、昨今はこれが栄養補給源として
注目され、これの粉末やや錠剤等が既に市販されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、既述のこ
の種穀物の硬度な表皮蛋白質繊維を従来の圧力を負荷す
る手段を用いることなく活性化し、白米の如く通常の炊
飯器でこの種穀物が手軽に炊飯ができるようにすると共
に、スピルナの成分を穀物に含浸させ、以ってこの種穀
物の炊飯の容易化及びスピルナの豊富な栄養分の補給の
容易化を企図したスピルナ含有穀物を提供しようとする
ものである。
の種穀物の硬度な表皮蛋白質繊維を従来の圧力を負荷す
る手段を用いることなく活性化し、白米の如く通常の炊
飯器でこの種穀物が手軽に炊飯ができるようにすると共
に、スピルナの成分を穀物に含浸させ、以ってこの種穀
物の炊飯の容易化及びスピルナの豊富な栄養分の補給の
容易化を企図したスピルナ含有穀物を提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するため、この種穀物をスピルナ液に浸漬して穀物に
スピルナの成分を含浸せしめると共に、このスピルナ液
の活性化作用により、穀物の表皮蛋白質繊維を活性化し
て白米の如き組成とし、以って家庭用炊飯器でも白米と
同様に手軽にこの種穀物の炊飯ができるようにし、且つ
スピルナ含有の穀物を食卓に供することにより、主食で
ある御飯を食べながらスピルナの豊富な栄養分を無理な
く補給するようにしたものである。
決するため、この種穀物をスピルナ液に浸漬して穀物に
スピルナの成分を含浸せしめると共に、このスピルナ液
の活性化作用により、穀物の表皮蛋白質繊維を活性化し
て白米の如き組成とし、以って家庭用炊飯器でも白米と
同様に手軽にこの種穀物の炊飯ができるようにし、且つ
スピルナ含有の穀物を食卓に供することにより、主食で
ある御飯を食べながらスピルナの豊富な栄養分を無理な
く補給するようにしたものである。
【0005】
【作用】比較的高温のスピルナ液に穀物を数時間浸漬し
た後、これを常温或いは常温以下のスピルナ液に再び浸
漬してスピルナの成分を穀物に充分含浸せめると共に、
このスピルナ液の活性化作用により穀物の表皮蛋白質繊
維を活性化し、これによりスピルナ成分の穀物への含浸
と、穀物の蛋白質繊維を活性化することによって白米と
同様な手段で炊飯できるようにしたものである。
た後、これを常温或いは常温以下のスピルナ液に再び浸
漬してスピルナの成分を穀物に充分含浸せめると共に、
このスピルナ液の活性化作用により穀物の表皮蛋白質繊
維を活性化し、これによりスピルナ成分の穀物への含浸
と、穀物の蛋白質繊維を活性化することによって白米と
同様な手段で炊飯できるようにしたものである。
【0006】
【実施例】以下に本発明の好適一実施例を詳述する。ス
ピルナには周知の如く、蛋白質を始め、からだの細胞膜
をつくるリノール酸、リノレン酸、更には数種類の必須
アミノ酸等からだに必要な物質を豊富に含んでおり、こ
れを食卓に無理なく提供することは人間の健康維持の面
からして有効な手段である。一方、日本人の主食はお米
であり、特に玄米は健康維持の面から主食に適している
とされ、昨今は玄米の価値が見直されつつある。本発明
者は、上記スピルナの組成物及び主食としての玄米の利
点に着目し、これを食卓に手軽に、且つ無理なく提供す
べく本発明をなしたものであり、以下にその具体的実施
例を詳述する。玄米の如く表皮蛋白質繊維が強靱な穀物
を、比較的高温(約50度乃至100度)のスピルナ液
に数時間(3時間乃至5時間)浸漬した後、この穀物を
取り出してこれを比較的低温(15度乃至24度)のス
ピルナ液に再び浸漬して冷却することにより、穀物の表
皮及び内部組織をスピルナ液の活性化作用により活性化
し、この冷却された穀物を乾燥等してスピルナ含有の穀
物を得る。この乾燥されたスピルナ含有穀物は、活性化
された状態で真空パック等して保存して市販され、需要
者はこれを白米と同様に炊飯器にて炊飯し、主食として
食卓に供する。スピルナには既述のように、蛋白質をは
じめ、からだの細胞膜をつくるリノール酸、リノレン
酸、更には数種類の必須アミノ酸等からだに必要な物質
を豊富に含んでおり、これを食卓に無理なく提供するこ
とは人間の健康維持の面からして有効な手段である。以
上の如く得たスピルナ含有穀物は、スピルナの成分が穀
物に含浸しているため、その成分であるロイシン等の数
種類の必須アミノ酸やベーターカロチン等を穀物が保有
することとなる。又、スピルナ液の活性化作用により、
穀物の表皮蛋白質繊維組織並びに内部組織は活性化され
ており、白米を炊飯するのと同様炊飯することができ
る。以上では、スピルナを含浸させるものとして玄米を
利用したが、含浸させる穀物は、白米でも良く、或いは
麦等でもよいこと勿論である。
ピルナには周知の如く、蛋白質を始め、からだの細胞膜
をつくるリノール酸、リノレン酸、更には数種類の必須
アミノ酸等からだに必要な物質を豊富に含んでおり、こ
れを食卓に無理なく提供することは人間の健康維持の面
からして有効な手段である。一方、日本人の主食はお米
であり、特に玄米は健康維持の面から主食に適している
とされ、昨今は玄米の価値が見直されつつある。本発明
者は、上記スピルナの組成物及び主食としての玄米の利
点に着目し、これを食卓に手軽に、且つ無理なく提供す
べく本発明をなしたものであり、以下にその具体的実施
例を詳述する。玄米の如く表皮蛋白質繊維が強靱な穀物
を、比較的高温(約50度乃至100度)のスピルナ液
に数時間(3時間乃至5時間)浸漬した後、この穀物を
取り出してこれを比較的低温(15度乃至24度)のス
ピルナ液に再び浸漬して冷却することにより、穀物の表
皮及び内部組織をスピルナ液の活性化作用により活性化
し、この冷却された穀物を乾燥等してスピルナ含有の穀
物を得る。この乾燥されたスピルナ含有穀物は、活性化
された状態で真空パック等して保存して市販され、需要
者はこれを白米と同様に炊飯器にて炊飯し、主食として
食卓に供する。スピルナには既述のように、蛋白質をは
じめ、からだの細胞膜をつくるリノール酸、リノレン
酸、更には数種類の必須アミノ酸等からだに必要な物質
を豊富に含んでおり、これを食卓に無理なく提供するこ
とは人間の健康維持の面からして有効な手段である。以
上の如く得たスピルナ含有穀物は、スピルナの成分が穀
物に含浸しているため、その成分であるロイシン等の数
種類の必須アミノ酸やベーターカロチン等を穀物が保有
することとなる。又、スピルナ液の活性化作用により、
穀物の表皮蛋白質繊維組織並びに内部組織は活性化され
ており、白米を炊飯するのと同様炊飯することができ
る。以上では、スピルナを含浸させるものとして玄米を
利用したが、含浸させる穀物は、白米でも良く、或いは
麦等でもよいこと勿論である。
【0007】
【効果】以上の説明で明らかな如く本発明によれば、か
らだに必須の成分を豊富に含んだスピルナを主食である
玄米等の穀物に含有させたため、日本人の食事として三
度の食卓に供されるお米(玄米等を含む)を食べなが
ら、スピルナの豊富な栄養分を無理なくスムーズにから
だに供給することができ健康維持に真に有用である。更
に本発明は、スピルナ液の活性化作用により、玄米等の
如き表皮が硬質の蛋白繊維質でできている穀物を活性化
するようにしたため、圧力等を負荷してこれを軟質化さ
せる必要はなく、従って従来の如く、玄米の炊飯に高圧
力を負荷することなく、白米を炊飯する従来の手段で炊
飯することができ、その効果は顕著である。又、スピル
ナ液により穀物を活性化し、白米と同様な条件で炊飯す
ることができるようにしたため、白米とこれらの穀物と
を混合して炊飯することができ、従って、白米と穀物と
の混合割合を如何様にも調整することができ、好みに応
じて混合して主食として食卓に提供することができる等
その効果は頗る大である。
らだに必須の成分を豊富に含んだスピルナを主食である
玄米等の穀物に含有させたため、日本人の食事として三
度の食卓に供されるお米(玄米等を含む)を食べなが
ら、スピルナの豊富な栄養分を無理なくスムーズにから
だに供給することができ健康維持に真に有用である。更
に本発明は、スピルナ液の活性化作用により、玄米等の
如き表皮が硬質の蛋白繊維質でできている穀物を活性化
するようにしたため、圧力等を負荷してこれを軟質化さ
せる必要はなく、従って従来の如く、玄米の炊飯に高圧
力を負荷することなく、白米を炊飯する従来の手段で炊
飯することができ、その効果は顕著である。又、スピル
ナ液により穀物を活性化し、白米と同様な条件で炊飯す
ることができるようにしたため、白米とこれらの穀物と
を混合して炊飯することができ、従って、白米と穀物と
の混合割合を如何様にも調整することができ、好みに応
じて混合して主食として食卓に提供することができる等
その効果は頗る大である。
Claims (1)
- 【請求項1】比較的高温のスピルナ液に穀物を数時間浸
漬した後、これを低温のスピルナ液に再び浸漬してスピ
ルナの成分を穀物に充分含浸せしめると共に、穀物を該
スピルナ液によって活性化したことを特徴とするスピル
ナ含有穀物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5265353A JPH0779717A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | スピルナ含有穀物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5265353A JPH0779717A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | スピルナ含有穀物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0779717A true JPH0779717A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17416002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5265353A Pending JPH0779717A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | スピルナ含有穀物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0779717A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0882626A (ja) * | 1984-10-29 | 1996-03-26 | Microgenics Corp | タンパク質結合酵素相補性検定に使用するキット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147180A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-07 | Kurorera Kogyo Kk | 穀物酢の製造方法 |
JPH04237479A (ja) * | 1991-01-22 | 1992-08-25 | Taito Kk | 加工藻類 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP5265353A patent/JPH0779717A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147180A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-07 | Kurorera Kogyo Kk | 穀物酢の製造方法 |
JPH04237479A (ja) * | 1991-01-22 | 1992-08-25 | Taito Kk | 加工藻類 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0882626A (ja) * | 1984-10-29 | 1996-03-26 | Microgenics Corp | タンパク質結合酵素相補性検定に使用するキット |
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