JPH0779270A - 疑似同期検出回路 - Google Patents

疑似同期検出回路

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JPH0779270A
JPH0779270A JP5220886A JP22088693A JPH0779270A JP H0779270 A JPH0779270 A JP H0779270A JP 5220886 A JP5220886 A JP 5220886A JP 22088693 A JP22088693 A JP 22088693A JP H0779270 A JPH0779270 A JP H0779270A
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JP
Japan
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data
circuit
pseudo
synchronization
phase
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JP5220886A
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Inventor
Susumu Komatsu
進 小松
Tatsuya Ishikawa
石川  達也
Noboru Taga
昇 多賀
Yasushi Sugita
康 杉田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】復調器単体で再生搬送波の疑似同期状態を検出
し高速に搬送波再生を行えるようにする。 【構成】多値デジタル変調信号は、同相検波器2、直交
検波器3で検波され各検波出力はLPF6、7を介して
A/D変換器9、10に入力され、A/D変換器9、1
0はクロック再生回路8からのクロックに基づきシンボ
ルレートの2倍の周波数でかつアイパターン中心を含む
タイミングで標本化し量子化し復調データを得、復調デ
ータは、搬送波再生回路11、同期判定回路12、疑似
同期判定回路13に入力され、疑似同期判定回路13
は、アイパターン中心位相データからアイパターン中間
位相データへのデータ遷移を検出し、その検出出力の平
均から疑似同期か否かを判定し、疑似同期の場合、スイ
ープ信号発生器15のスイープ動作を再開させ、局部発
振器5の局発をスイープさせ同期状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星放送及び衛星通
信等に利用されるデジタル変調波の復調装置に有効な疑
似同期検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像情報等の大容量のデジタルデ
ータ伝送に関する研究、開発及び実用化が行われてい
る。デジタルデータ伝送方式には位相変調方式や直交振
幅変調方式がある。
【0003】ところで衛星放送、衛星通信おいて、伝送
系、特に衛星中継器及び受信機の周波数変換器では周波
数離調が発生し、搬送波再生を行うにはこの周波数離調
を引き込んだ後、位相同期を達成し、搬送波再生を実現
しなければならない。
【0004】図6は、周波数引き込み機能を設けた従来
の搬送波再生回路を有するデジタル復調回路のブロック
図である。変調信号は、帯域制限フィルタ(BPF)1
で帯域外の雑音が除去された後、分配されて同相検波器
2、及び直交検波器3へ供給される。検波器2、3に与
えられる局部発振信号(以下局発と略する)は、局部発
振器5の局発が2つに分配されて0°位相の局発と、9
0°移相器4で移相された90°位相の局発とされたも
のである。局部発振器5は、後述する搬送波再生用位相
ロックループ(PLL)で制御されており、この局部発
振器5の出力が再生搬送波である。
【0005】検波器2、3の出力は、それぞれ送信器側
とでロールオフ特性をもつ低域通過フィルタ(LPF)
6、7で符号間干渉が除去され、クロック再生回路8、
及びA/D変換器9、10に供給される。クロック再生
回路8は、検波出力自身からデータのタイミングを抽出
する回路であり、A/D変換器9、10に標本化タイミ
ングを供給する。A/D変換器9、10は、それぞれの
入力(符号間干渉が除去されて十分に開いたアイパター
ンを持つ)に対して、アイパターンの中心タイミングで
サンプリングを施し標本化及び量子化を行う。量子化
は、デジタル変調方式に応じてそのビット数が決定され
る。A/D変換器9、10の出力は復調データであり、
搬送波再生回路11、同期判定回路12に供給されると
共に、誤り訂正回路(図示せず)にも導かれる。搬送波
再生回路11は位相同期ループ(PLL)を有し、復調
データから位相誤差を求め、これを平滑化して出力す
る。この平滑化出力は、加算器14を通して前述の局部
発振器5の制御端子に供給され、これによりフィードバ
ックループが形成される。
【0006】ここで、スイープ信号発生回路15は、前
述した周波数引き込みを実現するものである。以下、こ
の動作について説明する。スイープ信号発生回路15の
出力は、加算器14に入力されている。これにより局部
発振器5の発振周波数にオフセットを与えることができ
る。即ち、スイープ信号発生回路15からスイープ信号
を与えると、局部発振出力(再生搬送波)の周波数もス
イープされる。もし、入力変調波の周波数がずれている
と、一般にPLLの周波数引き込み範囲は制限されるこ
とから、位相同期が達成されないことがある。しかし、
上記のように局部発振出力をスイープさせることによ
り、スイープ信号がちょうど入力変調波の周波数ずれを
抑圧する信号を発生した時点で、PLLが同期可能とな
り、再生搬送波の位相同期が達成される。
【0007】スイープ信号発生回路15は、上述のよう
に位相同期が達成された時点で、瞬時にその動作を停止
する必要がある。同期判定回路12は、復調データから
再生搬送波の位相同期状態を判定し、位相同期状態を検
出するとスイープ信号発生器のスイープ動作を停止する
ように制御する。
【0008】次に、同期判定回路12の同期判定方法に
ついて説明する。図7(A)は、QPSK変調のアイパ
ターン中心における位相同期時のコンステレーションで
ある。雑音の少ない状態では、コンステレーションは複
素平面上で4点に収束している。再生搬送波が非同期の
状態では、収束点が回転しているので、この収束点の複
素平面上での分布を求めれば再生搬送波の位相同期を判
定することができる。
【0009】図8は上記コンステレーションにおいて、
2次元的に領域分割を行い、収束点の分布を求めるため
の領域分割を示す図である。領域Bの部分が同期時の収
束点を含む領域で、領域Aはその他の領域である。なお
領域Bは、低C/N時の収束点の広がりを考慮してあ
る。搬送波再生が非同期の状態では、収束点が回転し、
どの領域もほぼ同程度に分布するが、位相同期が達成さ
れると領域Bに分布する確率が大きくなる。従って、領
域Aと領域Bにそれぞれ分布する確率がほぼ等しいとき
非同期、領域Bに分布する確率が領域Aに分布する確率
より大きいときに同期と判定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の復
調装置では、入力変調波の周波数離調が大きい場合、疑
似同期状態となり、正常な同期確立ができなくなる場合
がある。疑似同期は、受信された搬送波fcと再生搬送
波frcとの周波数誤差Δfが、シンボルレートfsの
n/4(nは整数)のときに起こる現象で、あたかも復
調器の同期が確立しているかのように動作するものであ
る。従って周波数離調がfs/4以下の変調波を受信す
る場合には、疑似同期の発生を考慮する必要はないが、
それ以上の周波数離調がある変調波を受信する場合に
は、疑似同期の発生を検出する必要がある。例えばn=
1の場合、復調データはシンボル毎に位相がπ/2シフ
トしてしまう。
【0011】図7(B)は、位相のπ/2シフトにより
疑似同期したときのコンステレーションを示す図であ
る。受信した搬送波fcと再生搬送波frcとの周波数
誤差Δfがfs/4であるために、検波器2、3の出力
は、低域通過フィルタ(LPF)6、7の通過帯域から
fs/4ずれており、このLPFで信号スペクトルが削
れてしまいアイパターンが閉じてしまう。しかしなが
ら、復調データはシンボル毎に位相がπ/2シフトして
いるため、コンステレーションは収束点が広がるだけで
低C/N時の同期状態となんら変わりないものとなって
しまうので、従来の同期判定回路は、同期状態であるも
のと誤判定してしまう。
【0012】するとスイープ動作が停止してしまうため
に、正規の同期周波数に同期することができない。正規
の同期周波数に同期させるためには、スイープ動作を再
開して局部発振器5を正規の同期周波数で発振させなけ
ればならない。そのためには、疑似同期を検出する必要
があるが、位相変化により情報を伝達するQPSK変調
方式において、位相nπ/2シフトは、復調器において
は搬送波fcと再生搬送波freとの周波数誤差Δfに
よるものかどうかの判定はできず、誤り訂正回路で行う
ことになる。
【0013】誤り訂正回路は、復調データの誤りを訂正
するものであるから、どの程度の誤りが発生しているか
を検出することができる。したがって、同期判定された
ときに誤りが非常に大きい場合には疑似同期であるとい
うことがわかる。ところで、QPSK変調では、再生搬
送波に4つの位相不定性があるため、誤り訂正回路では
4つの位相について順次疑似同期判定を行わなければな
らず、判定に持間がかかる。すなわち搬送波再生に時間
がかかってしまうという問題がある。
【0014】そこでこの発明は、復調器単体で高速に搬
送波再生回路の誤動作を検出することができるデジタル
変調波復調器の疑似同期検出回路を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、デジタル変
調波の復調装置において、少なくともシンボルレートの
2倍の周波数で、かつアイパターン中心を含むタイミン
グで標本化され量子化された復調データが入力され、ア
イパターン中心位相データからアイパターン中間位相デ
ータへのデータ遷移を検出するデータ遷移検出手段と、
前記データ遷移検出手段の検出出力の平均をとり疑似同
期か否か判定する判定手段とを備える。
【0016】
【作用】上記の手段により、復調器単体で疑似同期状態
を検出することができ、高速な搬送波再生の周波数引き
込み動作が可能となり、再生搬送波の位相同期を短時間
で達成することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例であるデジタル変調
波復調器を示している。図6に示した従来の回路と同じ
部分には同一符号を付している。変調信号は、帯域制限
フィルタ(BPF)1で帯域外の雑音が除去された後、
分配されて同相検波器2、及び直交検波器3へ供給され
る。検波器2、3には、局部発振器5の局発が2つに分
配されて0°位相の局発と、90°移相器4で移相され
た90°位相の局発として与えられている。局部発振器
5は、後述する搬送波再生用位相ロックループ(PL
L)で制御されており、この局部発振器5の出力が再生
搬送波である。検波器2、3の出力は、それぞれ送信器
側とロールオフ特性をもつ低域通過フィルタ(LPF)
6、7で符号間干渉が除去され、クロック再生回路8、
及びA/D変換器9、10に供給される。
【0018】クロック再生回路8は、検波出力自身から
データのタイミングを抽出する回路であり、A/D変換
器9、10に標本化タイミングを供給する。この場合、
クロック再生回路8は、シンボルレートfsの2倍の周
波数のクロックを再生しており、その位相はアイパター
ンの中心に同期している。したがってA/D変換器9、
10では2倍のシンボルレートで標本化が行われる。従
ってA/D変換器9、10は、それぞれの入力(符号間
干渉が除去されて十分に開いたアイパターンを持つ)に
対して、アイパターンの中心を含むタイミングでサンプ
リングを施し標本化及び量子化を行う。量子化は、デジ
タル変調方式に応じてそのビット数が決定される。A/
D変換器9、10の出力は復調データであり、搬送波再
生回路11、同期判定回路12、疑似同期検出回路13
に供給される。
【0019】搬送波再生回路11は位相同期ループ(P
LL)を有し、復調データから位相誤差を求め、これを
平滑化して出力する。この平滑化出力は、加算器14を
通して局部発振器5の制御端子に供給され、これにより
フィードバックループが形成される。同期判定回路12
は、復調データから同期判定を行い、再生搬送波が同期
確立したことを判定すると、スイープ信号発生回路15
に対してスイープ信号発生を停止するように制御を行
う。スイープ信号発生回路15は、周波数引き込みを実
現するもので、停止制御が行われるまでは、スイープ信
号を発生して加算器14に供給している。加算器14
は、スイープ信号と搬送波再生回路11からの平滑化出
力を加算して、局部発振器5の周波数制御端子に供給し
ている。
【0020】疑似同期検出回路13は、A/D変換器
9、10より得られる復調データから、疑似同期判定を
行い、疑似同期状態を判定したときは、スイープ信号発
生回路15にスタート信号を送り、スイープ動作の再開
を行わせる。
【0021】次に、疑似同期検出回路13における疑似
同期判定方法について説明する。図2(A)、図2
(B)は、それぞれQPSK変調の同期状態と疑似同期
状態(シンボル毎にπ/2シフト)との位相ベクトルを
示している。黒丸はアイパターンの中心位相、白丸は黒
丸の中間位相のデータを示している。ここで中間位相の
データに着目すると、同期時(図2(A))と疑似同期
時(図2(B))とでは、パターンが異なることがわか
る。
【0022】図3(A)、図3(B)は、復調データ
が、位相aから変化したときの位相ベクトルを、同期状
態と疑似同期状態とで比較して示している。ここで、復
調データが位相aからaに変化したときの中間位相デー
タをa´、aからbに変化したときの中間位相データを
b´、aからcに変換したときの中間位相データをc
´、aからdに変化したときの中間位相データをd´と
する。
【0023】同期状態(図3(A))のときはデータの
遷移を表すベクトルaa´、ab´、ac´、ad´の
合成ベクトルの向きは、複素平面上の原点方向である。
一方、疑似同期状態(図3(B))のときは合成ベクト
ルの向きは、円周方向の成分を持つ。これは復調データ
がシンボル毎にπ/2シフトしているからである。従っ
て、疑似同期検出回路13では、この円周方向の成分を
検出して疑似同期状態の判定を行う。なお、合成ベクト
ルの円周方向の成分を求めるには、各遷移ベクトルの円
周方向の成分を求め平均すれば良い。
【0024】図4(A)は、上記疑似同期検出回路13
の具体的構成例を示している。2倍のシンボルレートで
サンプリングされたデータI、Qは、遷移ベクトル検出
回路51に入力され、アイパターン中心位相データから
中間位相データへの遷移ベクトルが検出される。検出さ
れた遷移ベクトルは、判定回路52で平均化され、その
平均された合成ベクトルが円周方向の成分を持っている
かどうかの判定がなされ、この判定結果が疑似同期判定
結果として出力される。
【0025】図4(B)は、上記遷移ベクトル検出回路
51、判定回路52の構成をさらに具体化して示してい
る。復調データIのサインビットは、T/2遅延回路6
1(Tはシンボル周期)61を介してイクスクルーシブ
オア回路62の一方端に入力され、復調データQのサイ
ンビットは、イクスクルーシブオア回路62の他方端に
入力される。この遷移ベクトル検出回路51の論理演算
出力は、判定回路52の加算器63に入力される。
【0026】ここで、遷移ベクトル検出回路51の動作
について説明しておく。この実施例においては、シンボ
ル位相(アイパターン中心位相)のIデータ符号と中間
シンボル位相のQデータ符号の排他的論理和をとり、遷
移ベクトルを検出している。これは遷移ベクトルの円周
方向の成分を検出するのに、ベクトルの始点(シンボル
位相)と終点(中間シンボル位相)の象限の遷移を求め
ることにより、検出演算の簡略化を図ったためである。
【0027】図5は、象限の遷移による遷移ベクトル検
出回路51の演算テーブルを示したものである。象限の
遷移が反時計廻り(π/2シフト)の場合は、演算結果
であるイクスクルーシブオア(EX・OR)出力は、す
べて“L”、時計回り(−π/2シフト)の場合は、す
べて“H”となり、遷移ベクトルの円周方向の成分を検
出することができる。また象限遷移が対角方向(πシフ
ト)または遷移しない(シフトなし)、即ち円周方向の
成分が無い場合にも、演算結果として“L”(反時計廻
り)と“H”(時計廻り)が検出されるが、それぞれが
同数であるために平均を求めれば円周方向の成分が無い
ことがわかる。
【0028】次に、図4に戻り判定回路52について説
明する。加算器63の出力はラッチ回路64に入力され
る。ラッチ回路64の出力は、加算器63と絶対値回路
65に入力される。絶対値回路65の出力は、比較器6
6に入力されて、基準値と比較される。疑似同期の状態
で復調データがシンボル毎にπ/2シフトしているとき
には、遷移ベクトル検出結果として“L”が多く出力さ
れるので積分器には負の値が加算されいく。また−π/
2シフトのときは“H”が多いので積分器には正の値が
加算されていく。これに対して、同期状態のときには、
“L”と“H”が同数発生するうので積分器出力はゼロ
近傍の値となる。この積分動作は周期的に行われてい
る。積分出力は、絶対値回路65で絶対値がとられるの
で、ゼロ近傍の値であれば同期確立状態、それ以外であ
れば、疑似同期状態として判定することがでできる。つ
まり絶対値出力Aが基準値Bより大きいかどうかの判定
出力を得ることにより、これを疑似同期判定結果として
用いることができる。
【0029】ここで積分器の出力の符号を判定すれば、
局発周波数と正規の周波数の大小関係が分かるので、ス
イープ信号発生器のスイープ方向を制御することもでき
る。なおこの発明は、上記の実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であることは勿論である。またQPSK信号について説
明したが、多値QAM信号等の変調信号に対してもこの
発明を有効に適用できることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
復調器単体で再生搬送波の疑似同期状態を検出すること
ができるために、疑似同期が発生するような周波数離調
の大きな変調波に対しても、高速に搬送波再生を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】この発明による疑似同期検出の原理を説明する
ために示したデータ位相遷移図。
【図3】同じく疑似同期検出の原理を説明するために示
したベクトル図。
【図4】図1の疑似同期検出回路の構成説明図。
【図5】疑似同期検出回路の演算動作の説明図。
【図6】従来のデジタル変調波復調器の構成説明図。
【図7】同期状態と疑似同期状態におけるシンボル位相
の説明図。
【図8】シンボル位相のエリアの説明図。
【符号の説明】
1…帯域制限フィルタ(BPF)、2…同相検波器、3
…直交検波器、4…90°移相器、5…局部発振器、
6、7…低域通過フィルタ(LPF)、8…クロック再
生回路、9、10…A/D変換器、11…搬送波再生回
路、12…同期判定回路、13…疑似同期判定回路、1
4…加算器、15…スイープ信号発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多賀 昇 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (72)発明者 杉田 康 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝映像メディア技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル変調波の復調装置において、 少なくともシンボルレートの2倍の周波数で、かつアイ
    パターン中心を含むタイミングで標本化され量子化され
    た復調データが入力され、アイパターン中心位相データ
    からアイパターン中間位相データへのデータ遷移を検出
    するデータ遷移検出手段と、 前記データ遷移検出手段の検出出力の平均をとり疑似同
    期か否か判定する判定手段とを具備したことを特徴とす
    る疑似同期検出回路。
  2. 【請求項2】前記デジタル変調波は、QPSK変調波で
    あり、前記データ遷移検出手段は、上記復調データI、
    Qの符号ビットがそれぞれ供給される第1、第2の入力
    端と、第1の入力端のデータをシンボル周期の半周期分
    遅延する遅延手段と、前記遅延手段の出力データと前記
    第2の入力端のデータとが供給されるイクスクルーシブ
    オア回路とを有し、 前記判定手段は、前記イクスクルーシブオア回路の出力
    データを積分する積分器と、この積分器の出力データの
    絶対値を得る絶対値回路と、この絶対値回路の出力値と
    所定値とを比較する比較器とを有したことを特徴とする
    請求項1記載の疑似同期検出回路。
JP5220886A 1993-09-06 1993-09-06 疑似同期検出回路 Pending JPH0779270A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6041085A (en) * 1996-11-22 2000-03-21 Nec Corporation Carrier regenerating circuit, multi-level quadrature amplitude demodulator, and method of detecting frequency deviation
JP2008118471A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Nec Corp 搬送波再生装置、復調器、再生搬送波の擬似引込み検出方法、及びそのプログラム

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JP2008118471A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Nec Corp 搬送波再生装置、復調器、再生搬送波の擬似引込み検出方法、及びそのプログラム

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