JPH077901A - 同期モータの構造 - Google Patents

同期モータの構造

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JPH077901A
JPH077901A JP13959293A JP13959293A JPH077901A JP H077901 A JPH077901 A JP H077901A JP 13959293 A JP13959293 A JP 13959293A JP 13959293 A JP13959293 A JP 13959293A JP H077901 A JPH077901 A JP H077901A
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JP
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magnetic pole
polygon mirror
rotor
motor
synchronous motor
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JP13959293A
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Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Yasushi Iwaki
靖 岩城
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Minebea Co Ltd
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Minebea Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポリゴンミラーの駆動用モータの回転部のミラ
ー受台と、移動磁界により回転する磁極と、回転検出用
のFG磁極とを一体にして組立時のトラブルを減少させ
る。 【構成】基板1に立設したハウジング11にて軸支され
る回転軸2に取付けたハブ4に固着する回転子5におけ
るポリゴンミラー6の受台55と、基板上のコルク3に
対応する磁極を着磁する下面部53と、回転速度検出用
のコイルパターン31に対面するFG磁極を着磁する下
縁部54とを一体としてプラスチックマグネット材によ
る成型品にて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロータに永久磁石を用い
た同期モータの構造に関し、特に複写機のスキャナーに
使用する同期モータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】フラットタイプの同期モータはパソコン
やワープロの外部記憶装置のフロッピードライブ装置に
使用されており、さらに複写機のレーザースキャナ用の
ポリゴンミラ−を駆動するモータとしても使用されてい
る。
【0003】この種のアキシャルフラックス型の同期モ
ータは例えば中心の回転軸から放射方向に固定子コイル
を突出させてこれらの先端を固定子磁極端とした星形の
薄型固定子と、該固定子に覆い被さる薄い皿状の回転子
ヨーク板が回転可能に取付けられている。そしてこの回
転子ヨーク板の外周内側にリング状のフェライトからな
るマグネットが取付けられて前記の薄型固定子との電磁
作用により回転子ヨーク板が駆動され、また、リング状
のマグネットの外側または内側に取付けられたFGマグ
ネットと、固定子側のコイルとにより回転速度が検出さ
れるものである。
【0004】なお、複写機のスキャナー用では回転子ヨ
ーク板の上方の受台に側面が鏡面に形成された多角形の
ポリゴンミラーが載置されており、回転しているポリゴ
ンミラ−に変調を受けたレーザー光線が照射されると、
このレーザー光線は回転している鏡面により異なる方向
に反射されて感光体ドラムの表面に対して走査が行われ
る。そして情報の潜像となってドラムに記録され、つい
でトナーにより現像されて転写される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにスキャナ
ー用の同期モータは、その回転子の部分に駆動用のリン
グ状のフェライト製のマグネットとFGマグネットとを
備えており、特にリング状のマグネットは薄く割れやす
いため、回転子ヨーク板への貼着時やモータの組立作業
中に割れを生じ、その歩止りが悪いという問題が生じて
いる。
【0006】本発明はこのような従来の問題に鑑みてな
されたものであり、その目的はフラットタイプの同期モ
ータの回転子を改善することによりモータ組立の歩止り
を向上させようとする同期モータの構造を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、固定側のコイルが発生する回転磁
界を用いるアキシャルフラックス型モータによりポリゴ
ンミラーを駆動する同期モータの構造において、前記の
ポリゴンミラーを載置する受台と、前記のコイルに対応
する磁極部材と、モータの回転速度を検出するFG磁極
部材とを一体構造に形成した同期モータの構造が提供さ
れる。
【0008】
【作用】ポリゴンミラ−を保持して駆動する回転子にお
けるミラーの受台と、駆動力を生ずる磁極と、回転を検
出するFG磁極をプラスチックマグネット材により一体
成型したので、モータの組立が容易となるため破損の虞
が解消される。
【0009】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明にかゝる同期モータの構
造の一実施例を示すポリゴンミラー用のモータの断面
図、図2は本実施例におけるモータの回転子の下からの
斜視図である。図1における1はモータを取付ける基板
で、その所定位置には回転軸2を支えるハウジング11
が立設され、該ハウジング11の内側と回転軸2との間
にはベアリング12が介在されて、回転軸2が回転自在
に軸承されている。そして、後述する回転子を駆動する
コイル3が基板1の上面に取付けられ、その外方の所定
位置にはピックアップコイルとなるコイルパターン31
がプリントされている。
【0010】4はハブで、その上方は回転軸2に取付け
られ、胴部にはマグネットを備えた回転子5、およびポ
リゴンミラー6を装着してこれらを円滑に回転させるも
のである。
【0011】回転子5はプラスチックマグネット素材の
成型時に穴あき円板のヨーク51を鋳込んで逆皿状に形
成したもので、その中央穴52はハブ4の下方の突出端
41に係合して固着されるものである。そして、前記の
基板1のコイル3に対面するマグネット材の下面、すな
わちヨーク51の下部のマグネット材の下面部53に
は、コイル3に対応する磁極が着磁され、また逆皿状の
下縁部54には所定位置にFGマグネットとなるFG磁
極が着磁されている。
【0012】ポリゴンミラー6はアルミニウム合金から
なるもので、多角形の外周部61と、ハブ4の胴部に嵌
合する内周部を備えた孔62とを有する環状に形成さ
れ、その上下面は平面になされて、下面は回転子5の外
周縁の上面部の受台55に載置され、上面は所定のスプ
リング42によりハブ4に圧着されるものである。
【0013】つぎにこのように構成された本実施例の作
動を説明すると、ハブ4の下方の突出部41に嵌合され
て固着されるヨーク51を備えた回転子5はプラスチッ
クマグネット材により成型されており、その上方のポリ
ゴンミラー6を載置する受台55や、基板上のコイル3
に対応して駆動される下面部53の磁極、および周縁の
下縁部54のFG磁極はこれらのすべてが一体の成型品
のため、手数を要せずにハブ4との組立が行われ、さら
にポリゴンミラー6の取付けも容易に行われることにな
る。以上、本発明を上述の実施例によって説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らの変形を本発明の範囲から排除するものではない。
【0014】
【発明の効果】上述の実施例のように本発明によれば、
回転軸2のハブ4に取付けてポリゴンミラーを装置させ
る回転子の駆動用の磁極部材と、FG磁極部材およびミ
ラーの受台を一体としてプラスチックマグネット材によ
り成型したので、従来のようにリング状のフェライト製
のマグネットを取付ける必要なく、したがって組立作業
中の破損がないため、その歩止りが向上するという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかゝる同期モータの構造の一実施例を
示すポリゴンミラー用のモータの断面図である。
【図2】本実施例におけるモータの回転子の下からの斜
視図である。
【符号の説明】
1…基板 2…回転軸 3…コイル 5…回転子 6…ポリゴンミラ− 51…ヨーク 53…下面部 54…下縁部 55…受台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側のコイルが発生する回転磁界を用い
    るアキシャルフラックス型モータによりポリゴンミラー
    を駆動する同期モータの構造において、前記のポリゴン
    ミラーを載置する受台と、前記のコイルに対応する磁極
    部材と、モータの回転速度を検出するFG磁極部材とを
    一体構造に形成したことを特徴とする同期モータの構
    造。
  2. 【請求項2】前記の受台と、磁極部材およびFG磁極部
    材をプラスチックマグネット材にて一体成型したことを
    特徴とする請求項1記載の同期モータの構造。
JP13959293A 1993-05-18 1993-05-18 同期モータの構造 Expired - Fee Related JP3204281B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016116406A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 シナノケンシ株式会社 回転体駆動装置

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