JPH0778750A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH0778750A
JPH0778750A JP24590693A JP24590693A JPH0778750A JP H0778750 A JPH0778750 A JP H0778750A JP 24590693 A JP24590693 A JP 24590693A JP 24590693 A JP24590693 A JP 24590693A JP H0778750 A JPH0778750 A JP H0778750A
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liquid
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英一 白川
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博一 稲田
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理液と接触する箇所の汚れを防止して処理
の清浄度を高め、歩留り向上を図る。 【構成】 ウエハW(被処理体)の表面に処理液供給ノ
ズル25の先端部を微小の間隙をおいて臨ませ、そのノ
ズル先端からウエハWの表面に処理液Lを滴下供給する
装置において、処理液供給ノズル25の先端部表面に超
撥水性層28を形成したことを特徴とする。処理液供給
後、処理液供給ノズル25をウエハWへから退避させれ
ば、ノズル25の先端部表面の処理液Lが超撥水性層2
8の超撥水作用によって直ちに離脱するので、ノズル2
5の先端部表面に処理液Lが残留せず、汚れが防止でき
る。超撥水性層28にテトラフルオロエチレン(tetora
fluoru-ethylene )含有複合メッキを用いることによ
り、極めて高い撥水性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】この発明は、例えば半導体ウエハ
等の被処理体の表面に現像液等の処理液を供給して処理
する処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の処理装置として、図13及
び図14に示すように、例えば半導体ウエハW等の被処
理体を回転可能なスピンチャック20上に保持し、スピ
ンチャック20の上部に半導体ウエハWと対向するよう
に処理液供給ノズル50を配設し、処理液供給ノズル5
0に多数設けられたノズル孔51から半導体ウエハWの
表面に処理液例えば現像液Lを供給すると共に、スピン
チャック20を回転させて半導体ウエハWの表面に現像
液Lの薄い液層(パドル)を形成するパドル方式の現像
装置が知られている。この装置の処理液供給ノズル51
は、半導体ウエハWの表面に現像液Lを滴下する多数の
ノズル孔51を直線状に配設したもので、図13
(a),(b)に示すように、処理液供給ノズル51に
よって現像液Lを滲み出させつつスピンチャック20に
より半導体ウエハWを低速例えば30rpmで約1/2
回転させ、半導体ウエハW上に供給した現像液Lを押し
広げることによって半導体ウエハW表面に均一に現像液
Lを被着(液盛り)することができる。
【0003】また、この種の別の処理装置として、図1
5に示すディップ方式の現像装置が知られている。同図
において、アッパーカップ34及びローアーカップ35
は、共に現像液の飛散防止のためのカップである。イン
ナーカップ36は、その上面が現像液Lの液槽(ディッ
プ槽)を形成するように凹部36aとなっていて、その
中心部はスピンチャック20の昇降経路を確保するため
に切り欠かれている。このインナーカップ36には上記
凹部36aに連通する残液ドレイン管38と、ウエハシ
ール用バキューム管39とが設けられている。また、ウ
エハシール用バキューム管39の一端側であって、イン
ナーカップ36の凹部36aに臨む位置には、この凹部
36aの底部より突出して環状のウエハシール用パッキ
ン37が設けられている。そして、この現像装置では、
ウエハシール用バキューム管39の作用によりウエハW
の裏面をウエハシール用パッキン37上に真空吸着し、
この吸着によって現像液Lをシールし、ウエハWをディ
ップ現像するようになっている。この種のディップ方式
の現像装置によれば、ウエハWを現像液L中に完全に浸
漬して現像を行うので、十分な量の現像液LをウエハW
表面へ均一に供給でき、現像むらのない良好な現像が実
現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の現像装置は、処理液との接触に起因する共通の
問題点を有していた。
【0005】パドル方式の現像装置においては、図13
に示すように、処理液供給ノズル50の先端部50aを
ウエハWに対して微小の間隙をおいて臨ませ、ノズル孔
51からウエハW上に現像液Lを滲み出させつつ、その
先端部50aによってこれを押し広げるため、現像液L
の吐出休止時間が長くなるとノズル先端部50aの表面
の現像液Lが乾いてここに汚れが付着することになる。
このようにしてノズル先端部50aに付着した汚れ物質
は、その後の現像処理の際に現像液中に混入することに
なり、処理の清浄度を損い、歩留まり低下の要因とな
る。この問題に対処するため、現状では処理液処理液供
給ノズル50の待機位置などにソルベントバスなどの洗
浄手段を設けて、ノズル先端部50aを定期的に洗浄し
ているが、そのための複雑な機構を要し、コスト高とな
っている。
【0006】また、ディップ方式の現像装置において
は、ウエハWを現像液L中に完全に浸漬する構造上、デ
ィップ槽を形成するためのウエハシール用パッキン37
やインナーカップ36の凹部36a内面などに汚れが付
着しやすく、この汚れが処理中の現像液L中に混入して
処理の清浄度を損ない、歩留まり低下を招くという問題
がある。この問題に対処するためには、現像液Lと接触
する箇所を非常に細めに洗浄する必要があり、その頻度
が多いことから、ディップ現像方式自体の現実性さえ疑
問視されつつある。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、処理液と接触する箇所の汚れを防止し、処理の清浄
度を著しく向上できる処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の第1の処理装置は、被処理体の表面に処理
液供給ノズルの先端部を臨ませ、そのノズル先端から被
処理体の表面に処理液を供給する処理装置を前提とし、
上記処理液供給ノズルの先端部表面に超撥水性層を形成
したことを特徴とする。
【0009】また、この発明の第2の処理装置は、被処
理体を処理液中に浸漬して被処理体の表面に処理液を供
給する処理装置において、被処理体を処理液中に浸漬す
るための液槽の表面に超撥水性層を形成したことを特徴
とする。
【0010】上記第1及び第2の処理装置において、上
記超撥水性層にテトラフルオロエチレン(TFE:teto
rafluoru-ethylene )含有複合メッキを用いることが望
ましい。
【0011】
【作用】上記第1の処理装置では、処理液供給ノズルの
先端部の表面に超撥水性層を形成したことにより、被処
理体への処理液供給後、処理液供給ノズルを被処理体か
ら離せば、ノズルの先端部表面の処理液が超撥水性層の
超撥水作用によって直ちに離脱するようになる。したが
って、ノズルの先端部表面に処理液が残留することがな
く、その後の処理の清浄度を高く維持できる。
【0012】また、第2の処理装置では、被処理体を処
理液中に浸漬するための液槽の表面に超撥水性層を形成
したことにより、被処理体への処理液供給後、液槽内の
処理液を排液すれば、凹部内壁やシール部表面の処理液
が超撥水性層の超撥水作用によって直ちに離脱するよう
になる。したがって、上記凹部の内壁面やシール部の表
面に処理液が残留することがなく、その後の処理の清浄
度を高く維持できる。
【0013】上記超撥水性層にTFE含有複合メッキを
用いることにより、極めて高い撥水性が得られる。TF
Eは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE:poly-t
etorafluoru-ethylene)の分子鎖を切断して得られるオ
リゴマーで、分子量はPTFEの1/20〜1/50程
度である。このオリゴマーをフッ素系界面活性剤を用い
てスルファミン酸液中に分散し金属表面にメッキするこ
とによりTFE含有複合メッキ層が得られる。TFE含
有複合メッキには、TFE含有亜鉛複合メッキやTFE
含有銅複合メッキ等がある。TFE含有複合メッキの撥
水性を、撥水性の指標である接触角でテフロン(商品
名)と比較すると、テフロン層表面の110°に対し
て、超撥水性層表面は173°と著しく大きい。なお、
このTFE含有複合メッキは、アルミやステンレス鋼な
どの金属表面以外に、樹脂表面にもメッキ処理できるこ
とが確かめられている。
【0014】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面を用いて詳
細に説明する。この実施例はレジスト塗布現像装置に適
用したものである。
【0015】図1に示すように、このレジスト塗布現像
装置は、被処理体例えば半導体ウエハ(以下、単にウエ
ハという)Wに種々の処理を施す処理機構が配置された
処理機構ユニット10と、処理機構ユニット10にウエ
ハWを自動的に搬入・搬出する搬入・搬出機構1とで概
ね構成されている。
【0016】搬入・搬出機構1は、処理前のウエハWを
収納するウエハキャリア2と、処理後のウエハWを収納
するウエハキャリア3と、ウエハWを吸着保持するアー
ム4と、このアーム4をX,Y(水平),Z(垂直)及
びθ(回転)方向に移動させる移動機構5と、ウエハW
がアライメントされかつ処理機構ユニット10との間で
ウエハWの受け渡しがなされるアライメントステージ6
とを備えている。
【0017】処理機構ユニット10には、アライメント
ステージ6よりX方向に形成された搬送路11に沿って
移動自在に搬送機構12が設けられている。搬送機構1
2にはY,Z及びθ方向に移動自在にメインアーム13
が設けられている。搬送路11の一方の側には、ウエハ
Wとレジスト液膜との密着性を向上させるためのアドヒ
ージョン処理を行うアドヒージョン処理機構14と、ウ
エハWに塗布されたレジスト中に残存する溶剤を加熱蒸
発させるためのプリベーク機構15と、加熱処理された
ウエハWを冷却する冷却機構16とが配置されている。
また、搬送路11の他方の側にはウエハWの表面に処理
液例えば現像液を塗布する現像機構17(処理装置)
と、ウエハWのにレジスト膜をを塗布形成する塗布機構
18とが配置されている。
【0018】以上のように構成されるレジスト塗布現像
装置において、まず、処理前のウエハWは、搬入・搬出
機構1のアーム4によってウエハキャリア2から搬出さ
れてアライメントステージ6上に載置される。次いで、
アライメントステージ6上のウエハWは、搬送機構12
のメインアーム13に保持されて、各処理機構14〜1
8へと搬送され、レジスト塗布及び現像処理される。そ
して、処理後のウエハWはメインアーム13によってア
ライメントステージ6に戻され、更にアーム4により搬
送されてウエハキャリア3に収納されることになる。
【0019】◎第1実施例 次に、この発明の第1実施例の処理装置について説明す
る。この実施例の処理装置17はパドル式の現像装置で
あり、図1に示すように、ウエハWを吸着保持すると共
に垂直移動及び水平回転可能に保持するスピンチャック
20と、このスピンチャック20の上方に移動されてウ
エハWの表面に処理液である現像液を供給する処理液供
給ノズル21と、スピンチャック20の一方の側に配置
されて不使用時の処理液供給ノズル21を保持する待機
手段22と、スピンチャック20の他方の側に配置され
て現像処理後、ウエハ表面をリンスするためのリンス液
供給ノズル23と、処理液供給ノズル21をスピンチャ
ック20上及び待機手段22上に選択移動するノズル移
動機構24とで主要部が構成されている。
【0020】処理液供給ノズル21は、図2及び図3に
示すように、現像液Lを収容する矩形容器25の下面に
台形状の突条部26を突設し、その突条部26に多数の
ノズル孔27を等間隔に並べて形成してなり、この処理
液供給ノズル21の先端部である矩形容器25の下面及
び突条部26の表面は、ノズル孔27の吐出口27aを
除いて超撥水性層28がコーティングされている。超撥
水性層28にはTFE含有複合メッキが用いられ、処理
液供給ノズル21の表面に直接メッキ処理されている。
矩形容器25はウエハWの直径とほぼ同じ長さに形成さ
れており、突条部26は矩形容器25の幅方向中央部に
全長に亘って形成されている。また、突条部26の矩形
容器25の下面からの超撥水性層28の層厚分を含む突
出長は、例えば8mmとなっている。
【0021】一方、矩形容器25の上端開口部にはOリ
ング32を介して矩形容器25を気密に閉塞する蓋体2
9が装着され、この蓋体29には、処理液供給管30が
接続されており、図示しない処理液供給源から不活性ガ
ス等により、現像液Lを所定圧で矩形容器25内に圧送
供給できるようになっている。
【0022】上記のように構成されるこの実施例の処理
装置において、ウエハWの表面に現像液を被着するに
は、予め処理液供給ノズル21の矩形容器25内に現像
液Lを供給して矩形容器25内を現像液で満たした状態
としておき、待機手段22に待機させておく。そして、
メインアーム13によって上昇したスピンチャック20
上にウエハWを載置し、スピンチャック20を下降させ
る。次に、ノズル移動機構24によって処理液供給ノズ
ル21をウエハWの中心位置付近まで平行移動させた
後、スピンチャック20と処理液供給ノズル21とを相
対的に上下移動させ、処理液供給ノズル21のノズル孔
先端部とウエハWとの間が微小間隔例えば0.5mm〜2
mmの範囲となるように調節する。そして、処理液供給管
30から所定圧力で矩形容器25内に現像液Lを供給す
ることにより、各ノズル孔27から滲み出させるように
して現像液Lをウエハ表面に供給する。これに伴ってス
ピンチャック20によりウエハWを低速回転で約1/2
回転させると、ウエハWの表面に供給された現像液Lは
図13の場合と同様処理液供給ノズル21の先端部で押
し広げられ、ウエハWの表面に均一に被着される。
【0023】その後、処理液供給ノズル21は移動機構
24によってウエハW表面から退避され、待機手段22
の上方まで水平移動されたのち下降されて待機手段22
上に保持される。この場合処理液供給ノズル21の先端
部である矩形容器25の下面及び突条部26の表面には
超撥水性層28がコーティングされているので、処理液
供給ノズル21をウエハWから退避させれば、それまで
処理液供給ノズル21の先端部表面に接していた現像液
Lは超撥水性層28の超撥水作用によって直ちに離脱す
る。したがって、処理液供給ノズル21の先端部表面は
汚れることなく常に清浄に保たれる。また、処理液供給
ノズル21の待機中に、矩形容器25内の清浄な現像液
Lをノズル孔27から吐出することにより、ノズル孔2
7の壁面に付着していた現像液Lが洗い流される。また
同時に、待機手段22側の汚れも洗い流すことができ、
待機手段22側から処理液供給ノズル21へのパーティ
クルの再付着が防止される。
【0024】したがって、処理液供給ノズル21の先端
部はその表面並びにノズル孔27内面が常に清浄に保た
れることになり、次の現像液被着工程において、汚れ物
質が現像液L中に混入するのを防ぎ、ウエハWの表面に
常に清浄な現像液Lを被着することができる。これによ
り、歩留まりが著しく向上する。また、処理液供給ノズ
ル21の現像液Lと接触する先端部表面に超撥水性層2
8をコーティングして、現像液Lが自然に撥水除去され
るようにしたので、従来のように別途ノズル先端洗浄手
段を設ける必要がなく、構造を簡単にすることができる
と共に装置の小形化が図れる。
【0025】なお、処理液供給ノズル21が待機手段2
2に保持されて待機している間、ウエハWは現像液Lが
被着された状態で所定時間現像処理され、その後リンス
液供給ノズル23からリンス液(例えば純水)が供給さ
れ、リンスが行われた後、リンス液の振り切りを行って
処理は終了する。
【0026】上記実施例では、処理液供給ノズル21の
表面に直接メッキ処理することにより超撥水性層28が
形成されているとしたが、処理液供給ノズル21の材質
上などの理由により、超撥水性層28を直接コーティン
グすることが困難な場合には、例えば図4に示すよう
に、超撥水性層28をコーティングした薄板33を処理
液供給ノズル21の現像液Lと接触する面に貼り付ける
ようにしてもよい。また、処理液供給ノズルの構造は上
記のものに限定されず、被処理体へ処理液を供給するノ
ズル全般において、その処理液と接触する面に超撥水性
層を形成すれば上記と同様の効果を発揮できる。
【0027】◎第2実施例 次に、この発明の第2実施例の処理装置について説明す
る。この実施例の処理装置はディップ方式の現像装置で
あり、その処理部の全体的構成は図15に示す従来の装
置と同様である。ただし、インナーカップ36の上面に
ウエハWを浸漬すべく液槽が形成された凹部36aの内
面及びシール部であるウエハシール用パッキン37の表
面に、図5に示すように超撥水性層28が形成されてい
る点が従来装置と異なっている。そして、この実施例の
処理装置は、上記第1実施例の現像装置17の代りにレ
ジスト塗布現像装置の処理機構ユニット10に配置され
る。
【0028】上記のように構成されるこの実施例の処理
装置において、ウエハWの表面に現像液を被着するに
は、先ず、メインアーム13によって上昇したスピンチ
ャック20上にウエハWを載置し、スピンチャック20
を下降させて、ウエハWをウエハシール用パッキン37
上に載置する。次いでウエハシール用バキューム管39
に接続された図示しない吸引装置を作動させて、ウエハ
Wをウエハシール用パッキン37上に吸着保持する。こ
のウエハWをウエハシール用パッキン37上に吸着され
たウエハWによって上記凹部36aが液密にシールさ
れ、ここに現像液Lを貯溜可能となる。その後、図示し
ない処理液供給管を通して凹部36a内に現像液Lを導
入し、凹部36a内を処理液Lで満たす。これによりウ
エハWは処理液L中に浸漬され、その上面に均一に現像
液Lが供給される。この状態でウエハWは所定時間ディ
ップ現像処理される。
【0029】その後、残液ドレイン管38を通して凹部
36a内の現像液Lを排水する。この場合、ウエハWを
現像液L中に浸漬するための凹部36aの内面及びシー
ル部であるウエハシール用パッキン37の表面に超撥水
性層28が形成されているので、現像液Lを排水すれ
ば、それまで凹部36aの内面及びウエハシール用パッ
キン37の表面に接触していた現像液Lは超撥水性層2
8の超撥水作用によって直ちに離脱し排水される。
【0030】したがって、処理液Lの液槽を成す凹部3
6aの内面及びウエハシール用パッキン37の表面は、
現像液Lの付着残留によって汚れることなく常に清浄に
保たれるようになり、次の現像工程における汚れ物質の
現像液L中への混入を防ぎ、処理の清浄度を高く維持で
きる。これにより、歩留まりを著しく向上できる。ま
た、現像液Lと接触する箇所に超撥水性層28をコーテ
ィングして、現像液Lが自然に撥水除去されるようにし
たので、従来ディップ方式の現像装置の最大の欠点であ
った面倒な洗浄作業を一掃できる。また、洗浄のために
装置の稼働を停止する必要がなくなり、稼働効率を著し
く向上できる。
【0031】この実施例の場合も、超撥水性層28は上
記凹部36aの内面及びウエハシール用パッキン37の
表面に直接メッキ処理することによって形成してもよ
く、それが困難な箇所には、図4と同様に超撥水性層2
8をコーティングした薄板33を貼り付けてもよい。ま
た、ディップ方式の現像装置の構造は上記のものに限定
されず、被処理体を処理液中に浸漬して処理する装置全
般において、その処理液と接触する面に超撥水性層を形
成すれば上記と同様の効果を発揮できる。
【0032】◎変形実施例 次に、この発明の変形実施例の処理装置について説明す
る。この実施例の処理装置は、ウエハWの表面の粒子汚
損物を除去するための洗浄装置で、図6,図7に示すよ
うに、ウエハWを水平に保持して回転するスピンチャッ
ク40と、このスピンチャック40にて保持されるウエ
ハWの上面に洗浄液をジェット流にして噴出するジェッ
トノズル41と、洗浄液を用いてウエハWの上面に付着
する粒子汚損物を洗浄除去するブラシ42とで主要部が
構成されている。スピンチャック40の周囲には、その
ウエハ保持部40aを取り囲むようにして処理カップ4
3が設けられている。この処理カップ43は、洗浄液な
どの飛散防止のためのもので、これが図示しない昇降装
置により上下に移動することで、その上部開口部43a
からスピンチャック40のウエハ保持部40aが出没で
きるようになっている。
【0033】この種の装置において、ウエハWの回路パ
ターンが形成される側の面を洗浄する場合には、真空吸
着式のスピンチャックが使用され、回路パターンが形成
されない側の面を洗浄する場合には、ベルヌーイ効果に
よりウエハWを吸着するスピンチャック(ベルヌーイチ
ャック)が使用される。図6に示すスピンチャック40
は後者すなわちベルヌーイチャックであり、図8に示す
ように、その中空管構造の回転軸44を通してチャック
上面中央部から外周部へ不活性ガス(例えばN2ガス)
等の作動ガスを流出させ、ベルヌーイ効果によりウエハ
Wの下面とチャック上面間を負圧にすることでウエハW
を吸引するものである。スピンチャック40のウエハ保
持部40aの周縁部には、作動ガスの流路を確保すべく
ウエハWをチャック上面との間に所定の隙間を持たせて
保持するための支持爪45が周方向に適宜間隔をおいて
設けられている。
【0034】この洗浄装置でウエハWを洗浄処理する場
合、まず、処理カップ43を下降させ、ウエハ搬送アー
ム13等によってウエハWをその回路パターン面を下向
きにしてスピンチャック40の保持爪45上に仮置きし
た後、図示しない作動ガス供給源から回転軸44を通し
てチャック上面とウエハWの下面との間にN2ガスを流
出させ、ベルヌーイ効果によりウエハWを支持爪45上
に吸引保持する。その後、スピンチャック40を駆動し
てウエハWを回転させ、ブラシ42あるいはジェットノ
ズル41とをウエハWの上方に移動させ、回転している
ウエハWの上面にジェットノズル41から洗浄液(多く
の場合純水が用いられる)を散布し、あるいはブラシ4
2を回動走査してウエハWの上面に付着している粒子汚
損物の除去を行う。
【0035】したがって、この種の洗浄装置において
は、その主要な構成要素の全て、すなわちスピンチャッ
ク40、ジェットノズル41及びブラシ42、更には処
理カップ43に汚れが付着することになる。スピンチャ
ック40は、ウエハWから汚れを含む洗浄液が流下する
ため、周縁部の特に支持爪45の表面が汚れやすい。ジ
ェットノズル41は、ウエハWへ向けて洗浄液を勢いよ
く散布するため、洗浄液がウエハWの上面で跳ね反って
汚れを含むミストが発生し、ノズル表面に汚れが付着し
やすい。ブラシ42は洗浄対象であるウエハWの表面に
直接接触して粒子汚損物を除去するため、全体的に汚れ
やすい。また、処理カップ43は、洗浄液の飛散を防止
する構造上、その内面が汚れやすい。これら構成要素が
汚れたままの状態で洗浄処理を繰り返すと、洗浄すべき
ウエハWの表面へ粒子汚損物が再付着し、歩留まり低下
を招くことになるため、洗浄装置内部は洗浄を行って常
に清浄に保っておく必要がある。
【0036】しかしながら、洗浄装置は多くの構成要素
からなり、各部の構造も複雑であるため、その洗浄作業
は著しく煩雑である。しかも、汚れが付着したウエハW
を洗浄するための装置の性質上、一度洗浄を行っても直
ぐ上記各部に汚れが発生することとなり、装置の洗浄作
業を頻繁に行わなければならない。これでは装置の可動
効率を著しく低下させることになってしまう。
【0037】そこで、洗浄装置を構成する上記各構成要
素の汚れやすい箇所に予め超撥水性層をコーティングし
ておく。つまり、スピンチャック40は、図9に示すよ
うに、その周縁部及び支持爪45の表面に超撥水性層2
8をコーティングしておく。また、ジェットノズル41
は、図10に示すように、その支持アーム48を含む全
表面に超撥水性層28をコーティングしておく。また、
ブラシ42は、図11(a)、(b)に示すように、毛
49、ブラシ本体47及びアーム46の全表面に超撥水
性層28をコーティングしておく。また、処理カップ4
3は、図12に示すように、その内面全体に超撥水性層
28をコーティングしておく。
【0038】以上のように、洗浄液が付着して汚れやす
い箇所に超撥水性層28をコーティングしておくこと
で、これらの箇所に洗浄水が付着するのを防止し、汚れ
の発生を未然に防ぐことができる。上記構成要素の中で
もブラシ42の毛49の部分が本来最も汚れやすい箇所
であるが、多数植設された毛49の表面にも超撥水性層
28をコーティングしたことにより、超撥水性層28自
体の超撥水作用と、毛49と毛49の間の空気による撥
水作用との相乗作用によって洗浄水が完全に撥水除去さ
れるので、この部分の汚れの発生を効果的に防止でき
る。このように、洗浄装置の要部が清浄に保たれるの
で、洗浄作業の頻度を減少し、稼働効率を著しく向上で
きる。
【0039】この実施例では、洗浄装置の主要な構成要
素の汚れやすい箇所に超撥水性層28をコーティングす
る場合について説明したが、これらの箇所以外でも、洗
浄液と接触する箇所あるいは接触する可能性のある箇所
には可能な限り超撥水性層28をコーティングしておく
ことが望ましい。また、上記ベルヌーイチャックに代え
て真空吸着式のスピンチャックを使用する場合にも、そ
のウエハ保持部の表面に超撥水性層28をコーティング
しておくことが望ましい。
【0040】なお、以上の実施例では被処理体が半導体
ウエハの場合について説明したが、非処理体は必ずしも
半導体ウエハに限られるものではなく、例えばLCD基
板、セラミック基板などに対して処理を施すものについ
ても適用できるものである。
【0041】
【発明の効果】以上要するにこの発明の処理装置によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような効
果が得られる。
【0042】1)請求項1記載の処理装置によれば、処
理液供給ノズルの先端部の表面に超撥水性層を形成した
ことにより、ノズルの先端部表面に処理液が残留し汚れ
が発生するのを防止できるので、処理の清浄度を高く維
持し、歩留まりの向上を図ることができる。
【0043】2)請求項2記載の処理装置によれば、被
処理体を処理液中に浸漬するための液槽を形成する凹部
の内壁及びシール部の表面に超撥水性層を形成したこと
により、凹部の内壁面やシール部の表面に処理液が残留
し汚れが発生するのを防止できるので、処理の清浄度を
高く維持し、歩留まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の処理装置をレジスト塗布現像装置に
適用した一実施例を示す概略平面図である。
【図2】この発明の処理装置の第1実施例の要部断面図
である。
【図3】図2の要部斜視図である。
【図4】他の実施態様を示す要部断面図である。
【図5】この発明の処理装置の第2実施例の要部断面図
である。
【図6】この発明の処理装置の変形実施例の概略斜視図
である。
【図7】図6の要部側面図である。
【図8】図6の要部断面図である。
【図9】図6の要部断面図である。
【図10】図6の要部断面図である。
【図11】図6の要部断面図及びそのA部拡大断面図で
ある。
【図12】図6の要部断面図である。
【図13】処理装置(パドル式現像装置)の処理状態を
示す説明図である。
【図14】図13の処理装置の処理状態を示す要部拡大
断面図である。
【図15】処理装置(ディップ式現像装置)の処理状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
25 処理液供給ノズル 28 超撥水性層 36a 凹部 37 ウエハシール用パッキン(シール部) L 処理液 W 半導体ウエハ(被処理体)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】処理機構ユニット10には、アライメント
ステージ6よりX方向に形成された搬送路11に沿って
移動自在に搬送機構12が設けられている。搬送機構1
2にはY,Z及びθ方向に移動自在にメインアーム13
が設けられている。搬送路11の一方の側には、ウエハ
Wとレジスト液膜との密着性を向上させるためのアドヒ
ージョン処理を行うアドヒージョン処理機構14と、ウ
エハWに塗布されたレジスト中に残存する溶剤を加熱蒸
発させるためのプリベーク機構15と、加熱処理された
ウエハWを冷却する冷却機構16とが配置されている。
また、搬送路11の他方の側にはウエハWの表面に処理
液例えば現像液を塗布する現像機構17(処理装置)
と、ウエハWのにレジスト膜を塗布形成する塗布機構1
8とが配置されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 知子 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体の表面に処理液供給ノズルの先
    端部を臨ませ、そのノズル先端から被処理体の表面に処
    理液を供給する処理装置において、 上記処理液供給ノズルの先端部表面に超撥水性層を形成
    したことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理体を処理液中に浸漬して被処理体
    の表面に処理液を供給する処理装置において、 被処理体を処理液中に浸漬するための液槽の表面に超撥
    水性層を形成したことを特徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 上記超撥水性層がテトラフルオロエチレ
    ン含有複合メッキ層である請求項1又は2記載の処理装
    置。
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