JPH0778575B2 - 曲管挿入用内視鏡 - Google Patents

曲管挿入用内視鏡

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JPH0778575B2
JPH0778575B2 JP29277986A JP29277986A JPH0778575B2 JP H0778575 B2 JPH0778575 B2 JP H0778575B2 JP 29277986 A JP29277986 A JP 29277986A JP 29277986 A JP29277986 A JP 29277986A JP H0778575 B2 JPH0778575 B2 JP H0778575B2
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芳雄 宍戸
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、曲った配管に挿通し、配管内壁面を観察検
査する曲管挿入用内視鏡に関する。
〔従来の技術〕
従来、水道管やガス管等の内部を内視鏡によって観察し
ようとする試みがされている。直角に曲った配管部位
は、第14図及び第15図に示されるように、直線状のパイ
プ1,2が直角に曲ったエルボ3内にねじ込み固定されて
いる。そのためパイプ1,2とエルボ3との螺合部には段
差4が形成される。このように曲った配管部位に内視鏡
5を挿入する時は、弯曲部6を曲げて内視鏡先端部7が
段差4に引っ掛からないようにパイプ1内に挿入して目
的とする内壁面を観察していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、曲った配管部位に内視鏡5を挿入してい
く時、第14図に示されるように、弯曲部が曲がり過ぎる
と、この曲折部が段差4に引っ掛かりそれ以上の挿入が
できなくなる。また、第15図に示されるように、多くの
曲ったエルボ3を越えるごとに弯曲機能のロスが増加
し、通常3曲がり程で弯曲角度が得られず、それ以上の
通過が不可能となり目的の内壁面の観察ができないとい
う不具合が生じていた。
この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、パイプとエルボとの段差に弯曲部の引っ掛かりがな
く、かつ多数のエルボを通過させても弯曲機能のロスが
生じることなく目的とする折れ曲ってつながる配管の内
壁面を摺動させて、配管内に容易に挿入することができ
る曲管挿入用内視鏡を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
内視鏡対物側最先端より突出し適度な剛性と軟らかさを
有したバネ状棒状体と、この棒状体の先端に設けられた
配管内壁に摺動可能な摺動子とを有する内視鏡案内手段
を設けた。
〔作用〕
エルボ内に内視鏡先端部を挿入させ、次のパイプの継ぎ
目が見えた時点で弯曲をかけて棒状体の先端に設けられ
た摺動子を次の挿入されるパイプ内壁面に当接させる。
次に当接面を押す方向に弯曲をかけ、弯曲部に剛性を持
たせた状態で内視鏡挿入部を押し込むことにより、摺動
子及び棒状体が内視鏡挿入部をパイプ内にすべり込むよ
うに案内させる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて各実施例を説明する。
第1図,第2図は本発明の第1実施例を示す図である。
11は内視鏡、特に各種の曲管に挿入するに適した外表面
を有しており、ワイヤブレード管等で形成され、先端構
成部12,弯曲部13,挿入部14で内視鏡挿入部を構成し、図
示しない操作部により弯曲部13の弯曲操作等を行なう。
また、先端構成部12の外表面には内視鏡案内手段15が溶
接等の固着手段で一体化されている。この内視鏡案内手
段15は、先端にガイドボール16(摺動子)を有し、先端
構成部12との間をフレキシブルコイル17で適度な剛性と
軟らかさを持たせて結んでいる。この案内手段15は内視
鏡11の弯曲方向に沿って視野の下側から上側に向けて配
置される様に方向付けされて固着され、ガイドボール16
が視野下側周辺から中心までの間に位置する様にフレキ
シブルコイル17の長さを決める。また、このコイル17の
長さについては挿入しようとするパイプの径によって適
宜変えた方がより効果的である。
次に、第1実施例の作用を第2図で説明する。パイプ2
内に内視鏡11を挿入して行き、エルボ3の入口に案内手
段15が差し掛かったら弯曲部13をエルボの曲がり方向に
弯曲させて内視鏡11を押し込む。この際にガイドボール
16がエルボ3の出口に接続された次のパイプ1の内面に
当接する様に弯曲部13に弯曲を掛けながら押し込み、ガ
イドボール16がパイプ1の内面に当接したら弯曲部13の
弯曲を今までの弯曲方向とは逆方向に操作する。この逆
方向の弯曲操作により弯曲部13の弯曲遊びがなくなり、
弯曲した状態に保持される。この状態で内視鏡11をガイ
ドボール16を摺動子としてパイプ1の内面を摺動させな
がらさらに押し込み、弯曲部13がパイプ1内に挿入し終
ったら弯曲部13を直線状に直して挿入し続ける。弯曲部
13がエルボ3を通過してしまえば、挿入部14が弯曲部13
より硬いので、押し込む際に引っ掛かることもなく挿入
できる。
この第1実施例によれば、案内手段15の突出長さ分だけ
早目に、且つ小さな弯曲角でパイプ1の継ぎ目の段差よ
り奥に滑り込ませることができ、先端構成部、弯曲部等
が継ぎ目に引っ掛かり押し込めなくなることがなくな
り、多くの曲部を有する配管内を簡単な操作で短時間に
挿通でき、管内検査を容易に行なえる。
尚、先端構成部12からガイドボール16までの距離は固定
され、またその直径も既知であるので、ガイドボール16
の表面に明瞭に区別できる色を塗っておくことにより視
野内での物体の大きさ、物体までの距離を推測するのに
も役立つ。
第3図は本発明の第2実施例を示す図である。第2実施
例は、内視鏡11の先端構成部12にネジ18を設け、内視鏡
案内手段19を上記ネジ18に螺合させることにより内視鏡
11の先端構成部12に着脱可能としたアダプタータイプと
してある。内視鏡案内手段19は内視鏡11側のネジ18に螺
合するネジ部20を有する取付筒21を有し、取付筒21には
前方に適当な長さのフレキシブルコイル22が溶接固定さ
れ、コイル22の先端にはガイドボール23が固定されてい
る。
この第2実施例では、使用に際して内視鏡11の先端構成
部12に内視鏡案内手段19を取付け、第1実施例と同様に
内視鏡11を操作して曲管内に挿通していく。
尚、案内手段19が内視鏡11に常に同じ位置、例えば、コ
イル22が視野の下側に位置決めされる様に位置決め手段
を設けることもできる。又、取付けはネジでなく、バヨ
ネット式等の種々の手段でもよい。
更に、曲管以外の使用に際しては、上記案内手段19を取
外して使用することもできる。
第4図は本発明の第3実施例を示し、摺動子としてフレ
キシブルコイル22の先端にブラシ24が設けてあり、ブラ
シ24の外縁は楕円体に形成されている。ブラシ24を設け
ることで内視鏡自身の挿通路を清掃し、内視鏡先端にゴ
ミや汚れが付き難いという副次的効果も得られる。
第5図は本発明の第4実施例を示し、摺動子としてコイ
ル22の先端に回転楕円体25を設けてある。尚、この他に
も紡錘形状等進退動作で引っ掛かりのない形状であって
もよい。
第6図は本発明の第5実施例を示し、摺動子としてコイ
ル22の先端に外側に向けて曲率を持たせた細線26で球,
楕円体,折曲げて形成した紡錘体等を形成したものであ
る。
第7図は本発明の第6実施例を示し、摺動子としてコイ
ル22の先端に外縁が楕円形状を成すうず巻コイル27を設
けたものである。
第8図は本発明の第7実施例を示し、摺動子としてコイ
ル22の先端にスプーン体28を外側に底面を向けて設けた
ものであり、必要に応じて管内のサビ、汚れの試料を採
取することができる。
第9図は本発明の第8実施例を示し、摺動子としてコイ
ル22の先端に前方を斜めに切断した筒状体29を設けたも
のであり、採取した試料を筒状体29内に回収することが
できる。
第10図は本発明の第9実施例を示し、摺動子としてコイ
ル22の先端に磁石30を設けたもので、管内の金属物を検
査時に回収することができる様にしたものである。
尚、第4図から第10図までの各実施例はアダプタータイ
プで記載されているが、内視鏡11の先端構成部12に固着
されていても良いことは勿論である。また、フレキシブ
ルコイルについては必ずしもコイル状である必要はな
く、適度な剛性と軟らかさを持ったバネ性を有する棒状
体であれば良い。
第11図は本発明の第10実施例を示す図であり、内視鏡31
の外周面にその先端構成部32に第1のワイヤ押え33を設
け、弯曲部34と挿入部35の境界に第2のワイヤ押え36を
設け、挿入部35にも適宜位置にワイヤ押えを設けてあ
る。この第1のワイヤ押え33と第2のワイヤ押え36には
それぞれ貫通孔が形成されている。このワイヤ押え33,3
6にはガイドワイヤ37が挿通され、その一端は手元操作
部まで延ばされてガイドワイヤ37を進退自在に保持して
いる。ガイドワイヤ37の先端にはガイドボール等の摺動
子38が固定してあり、このガイドワイヤ37と摺動子38と
で内視鏡案内手段39を構成している。ガイドワイヤ37は
単線でもコイルでもフレキシブルで適度な剛性を有して
いれば良い。尚、ワイヤ押えに設ける挿通孔が溝状に係
止溝として形成し、ワイヤ押えの横方向からガイドワイ
ヤ37を装着できるようにしても良い。
次に第10実施例の作用を説明する。パイプ内に内視鏡31
を挿通させ、エルボの手前でガイドワイヤ37をその摺動
子がほぼ観察視野の中心に位置するまで突出させ、エル
ボと次のパイプとの段差が視野内にとらえられたら、そ
の段差を乗り越える位置まで弯曲部34を弯曲させ、ガイ
ドワイヤ37を更に前方に突出させて摺動子38を奥へ滑り
込ませる。次に、このガイドワイヤ37を案内路として内
視鏡を押し込ませる。
第12図は本発明の第11実施例を示す図である。この第11
実施例では、第10実施例の保持手段であるワイヤ押え3
3,36に換えて、内視鏡41に設けたチヤンネル孔42を使用
し、第10実施例でのガイドワイヤ37、摺動子38から成る
内視鏡案内手段を使用可能としてある。この案内手段の
内視鏡41への装着は手元操作部側の鉗子挿通孔(図示せ
ず)から挿通しても、先端構成部側よりの先込め式でも
よい。先込め式の場合には摺動子38を大きくして滑り易
くすることができる。
尚、この第11実施例では、第10実施例と同様に操作して
使用される。
第13図は本発明の第12実施例を示し、フレキシブルガイ
ドチューブ43の先端側に先端円錐状でその先端に続けて
蛇腹状の中空部を形成した摺動子44を設けてある。使用
に際してはフレキシブルガイドチューブ43の他端より圧
縮空気を送り込み、中空部を延長させるとともに空気圧
により全体に適度な剛性を持たせることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、内視鏡先端部に内視鏡案内手段を設け
たので、多くの曲部を有する配管内を簡単な操作で短時
間に挿通でき、管内検査を容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は第1実
施例の使用状態図、第3図は本発明の第2実施例を示す
図、第4図は本発明の第3実施例を示す図、第5図は本
発明の第4実施例を示す図、第6図は本発明の第5実施
例を示す図、第7図は本発明の第6実施例を示す図、第
8図は本発明の第7実施例を示す図、第9図は本発明の
第8実施例を示す図、第10図は本発明の第9実施例を示
す図、第11図は本発明の第10実施例を示す図、第12図は
本発明の第11実施例を示す図、第13図は本発明の第12実
施例を示す図、第14図は従来例の一使用状態を示す図、
第15図は従来例の他の使用状態を示す図である。 11,31……内視鏡、15,19,39……内視鏡案内手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲った配管に挿通し観察検査する弯曲部を
    有する曲管挿入用内視鏡において、内視鏡対物側最先端
    より突出し適度な剛性と軟らかさを有したバネ状棒状体
    と、上記棒状体の先端に設けられ上記配管内壁に摺動可
    能な摺動子とを有する内視鏡案内手段を設けたことを特
    徴とする曲管挿入用内視鏡。
  2. 【請求項2】上記内視鏡案内手段は、内視鏡本体にねじ
    等の固定手段で着脱自在に設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の曲管挿入用内視鏡。
  3. 【請求項3】上記内視鏡案内手段は、固定手段により内
    視鏡本体に一体的に固定されたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の曲管挿入用内視鏡。
  4. 【請求項4】上記内視鏡案内手段は、内視鏡本体に設け
    られた保持手段に挿通または係合され、内視鏡の軸方向
    に進退自在であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の曲管挿入用内視鏡。
  5. 【請求項5】上記保持手段は、内視鏡に設けられたチャ
    ンネル孔であることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の曲管挿入用内視鏡。
  6. 【請求項6】上記保持手段は、内視鏡外表面の軸方向に
    設けられた貫通孔または係止溝であることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の曲管挿入用内視鏡。
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US07/127,070 US4793326A (en) 1986-12-08 1987-12-01 Endoscope having insertion end guide means

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JPS63144318A JPS63144318A (ja) 1988-06-16
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JP4772208B2 (ja) * 2001-05-10 2011-09-14 オリンパス株式会社 内視鏡
JP5501686B2 (ja) * 2009-07-27 2014-05-28 オリンパス株式会社 内視鏡装置
JP2020134714A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 三菱重工業株式会社 管内移動装置

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