JPH0778570A - カラー受像管およびその製造方法 - Google Patents

カラー受像管およびその製造方法

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JPH0778570A
JPH0778570A JP6129383A JP12938394A JPH0778570A JP H0778570 A JPH0778570 A JP H0778570A JP 6129383 A JP6129383 A JP 6129383A JP 12938394 A JP12938394 A JP 12938394A JP H0778570 A JPH0778570 A JP H0778570A
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plate
face plate
face
rear plate
setting means
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Koji Nishimura
孝司 西村
Kazuyuki Kiyono
和之 清野
Toru Takahashi
亨 高橋
Yuji Haraguchi
雄次 原口
Eiji Kanbara
英治 蒲原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート1の周
辺部から実質的に垂直に延在する側壁2を介してほぼ矩
形状の平坦なリアプレート3がフェースプレートと対向
して平行に配置され、このリアプレート3に取付けられ
たマスク架設手段10にフェースプレート1の内面に形
成された蛍光体スクリーン8と所定間隔で対向するシャ
ドウマスク9が固定されてなるカラー受像管およびその
製造方法においてたとえば、フェースプレート1および
シャドウマスク9をフェースプレート1に位置決めする
設定手段15を具備し、シャドウマスク9は設定手段1
5が貫通する設定孔9aを有するようにした。 【効果】 シャドウマスクと蛍光体スクリーンとを正確
に位置合せでき、高精度カラー受像管とすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、平坦なフェースプレ
ートの内面に蛍光体スクリーンが形成されたカラー受像
管およびその製造方法に係り、特にリアプレートおよび
フェースプレートに設定手段を配置し、蛍光体スクリー
ンとシャドウマスクを位置決めするカラー受像管および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年高品位放送あるいはこれにともなう
大画面をもつ高解像度受像管に対して種々の検討がなさ
れている。一般に受像管の高解像度化を達成するために
は、蛍光体スクリーン上の電子ビームのスポット径を小
さくしなければならない。
【0003】これに対して、従来より電子銃の電極構造
の改良あるいは電子銃自体の大口径化、伸長化などが図
られてきたが、未だ十分な成果が得られていない。これ
は、大形管になるにしたがって、電子銃から蛍光体スク
リーンまでの距離が長くなり、電子レンズの倍率が大き
くなりすぎることが最大の原因である。したがって、高
解像度を実現するためには、電子銃から蛍光体スクリー
ンまでの距離(奥行き)を短縮することが重要である。
またこの場合、広角偏向にすると、画面中央と周辺との
倍率差の増大をまねく。そのため、広角偏向にすること
は、高解像度化にとって得策ではない。
【0004】そのため、従来より独立した小形の受像管
を複数個配置して高解像度大画面にする方法が、特開昭
48−90428号公報などに開示されている。この種
の方法は、屋外などに配置する分割数の多い巨大画面の
表示には有効であるが、画面サイズが40インチ程度の
中規模の大画面を表示する場合は、各領域間の画面の接
続部が目立ち、目障りな画像を再生する。したがって、
家庭用テレビ受像機として使用する場合や計算機利用設
計(CAD)における図形表示用の端末機として使用す
る場合は、その画面の接続部が致命的な欠陥となる。
【0005】これに対して、米国特許第3,071,7
06号明細書などには、複数個の独立した受像管の蛍光
体クリーンを一体化した構造のものが開示されている。
この一体化構造の蛍光体スクリーンをもつ受像管は、蛍
光体スクリーンの形成されたフェースプレート、このフ
ェースプレートに対向して配置されたリアプレート、こ
のリアプレートに隣接する複数のファンネルにより真空
外囲器が構成されている。
【0006】しかし、このような構造では、スクリーン
面が大形になると、大気圧荷重(外圧)に耐えられるよ
うにフェースプレートやリアプレートの肉厚を厚くしな
ければならず、また管軸方向に大きな曲率をもたせるこ
とも必要となる。その結果、外囲器の重量が重くなる。
さらにフェースプレートの曲率が大きくなると、画面が
見にくいものとなる。さらにまた蛍光体スクリーンとネ
ック内に封入される電子銃との距離が大きくなり、電子
レンズが倍率的に好ましくないものとなる。
【0007】上記一体化構造の蛍光体スクリーンをもつ
受像管の問題点を解決する受像管として、特開平5−3
6363号公報には、フェースプレートを平坦にし、そ
のフェースプレートの内面に形成された一体化構造の蛍
光体スクリーンを複数個の電子銃から放出される電子ビ
ームにより複数個の領域に分割して走査するようにした
受像管(カラー受像管)が示されている。この受像管で
は、その平坦なフェースプレートとこのフェースプレー
トと対向する平坦なリアプレートとに加わる大気圧荷重
を支えるために、外囲器の内側のフェースプレートとリ
アプレートとの間にプレート支持手段が配置されてい
る。
【0008】さらに特願平4−323497号には、同
じく平坦なフェースプレートとこのフェースプレートと
対向する平坦なリアプレートとに加わる大気圧荷重を支
えるプレート支持手段とシャドウマスクを支持するマス
ク架設手段とが、リアプレートの内面に密着固定された
固定部材に固定した陰極線管(カラー受像管)が示され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、高解像
度で奥行きが短く見やすい画面が得られるカラー受像管
として、平坦なフェースプレートの内面に形成された一
体化構造の蛍光体スクリーンを複数個の電子銃から放出
される電子ビームにより複数個の領域に分割して走査す
るようにしたカラー受像管が知られている。このカラー
受像管では、その平坦なフェースプレートとこのフェー
スプレートに対向する平坦なリアプレートに加わる大気
圧荷重を支えるために、外囲器の内側のフェースプレー
トとリアプレートとの間にプレート支持手段、またはプ
レート支持手段とシャドウマスクを支持するマスク架設
手段とが配置されている。
【0010】しかしこのカラー受像管は、あらかじめフ
ェースプレートの内面に蛍光体スクリーンを形成してお
き、一方、リアプレートにプレート支持手段やマスク架
設手段を固定し、そのマスク架設手段にシャドウマスク
を取付け、このプレート支持手段やシャドウマスクの取
付けられたリアプレートに側壁を介して蛍光体スクリー
ンの形成されたフェースプレートを接合することにより
製造されるため、蛍光体スクリーンとシャドウマスクと
を所定の関係に高精度に組立てることが困難であるとい
う問題がある。
【0011】すなわち、上記カラー受像管の蛍光体スク
リーンは、垂直方向に細長いストライプ状の3色蛍光体
層が水平方向に並列形成された蛍光体スクリーンからな
り、写真印刷法により、所定ピッチで基準パターンの形
成されたマスターマスクを用いて、フェースプレートの
内面に形成されたスクリーン形成部材層にマスターマス
クのパターンを焼付けることにより製造される。したが
って上記カラー受像管の組立てに際しては、リアプレー
トにマスク架設手段を介して取付けられたシャドウマス
クに対して、蛍光体スクリーンが正確に所定位置になる
ように位置合せして、フェースプレートを位置決めする
必要がある。
【0012】このシャドウマスクに対する蛍光体スクリ
ーンの位置合せは、ストライプ状3色蛍光体層の水平、
垂直および回転方向に正確におこなうことが必要であ
り、その位置合せに必要な精度は、3色蛍光体層の配列
ピッチにもよるが、3色蛍光体層の幅の約10%以下で
あり、特に水平および回転方向にきびしく、蛍光体スク
リーンの一方の水平端を基準にすると、他方の水平端で
のずれを約0.01mm以下にする必要がある。
【0013】しかも上記のようにマスク架設手段を介し
てリアプレートにシャドウマスクが取付けられた構造で
は、シャドウマスクに対する蛍光体スクリーンの位置合
せは、マスク架設手段、リアプレート、側壁、フェース
プレートを介して、間接的におこなうことになる。その
ため、組立工程で用いられる組立治具などの精度を向上
させても、なお誤差が累積され、所望の精度を得ること
が困難である。
【0014】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、平坦なフェースプレートの内面に
蛍光体スクリーンが形成され、一方、シャドウマスクが
マスク架設手段を介してリアプレートに取付けられてな
るカラー受像管およびその製造方法において、シャドウ
マスクと蛍光体スクリーンとを精度よく位置合せするこ
とができるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、ほぼ矩形状
の平坦なフェースプレートと、このフェースプレートの
周辺部から実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェー
スプレートと対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平
坦なリアプレートと、上記フェースプレートと上記リア
プレートに加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート
支持手段とを有する外囲器と、上記リアプレートに取り
付けられたマスク架設手段に支持され、上記フェースプ
レートの内面に形成された蛍光体スクリーンと所定間隔
で対向し、複数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャ
ドウマスクと、上記リアプレートに取り付けられ、上記
フェースプレートおよび上記シャドウマスクを上記フェ
ースプレートに位置決めする設定手段を具備し、上記シ
ャドウマスクは上記設定手段が貫通する設定孔を有して
いる。
【0016】また、この発明は、ほぼ矩形状の平坦なフ
ェースプレートと、このフェースプレートの周辺部から
実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェースプレート
と対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプ
レートと、上記フェースプレートと上記リアプレートに
加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート支持手段と
を有する外囲器と、上記リアプレートに取り付けられた
マスク架設手段に支持され、上記フェースプレートの内
面に形成された蛍光体スクリーンと所定間隔で対向し、
複数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャドウマスク
と、上記リアプレートに取り付けられ、上記フェースプ
レートを位置決めする設定手段を具備し、上記シャドウ
マスクは上記電子ビーム通過孔を有しない領域を分離す
る分離部を有している。
【0017】また、この発明は、ほぼ矩形状の平坦なフ
ェースプレートと、このフェースプレートの周辺部から
実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェースプレート
と対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプ
レートと、上記フェースプレートと上記リアプレートに
加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート支持手段と
を有する外囲器と、上記フェースプレートの内面に形成
された蛍光体スクリーンと、上記リアプレートに取り付
けられたマスク架設手段に支持され、上記蛍光体スクリ
ーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通過孔を有
する平坦なシャドウマスクと、上記フェースプレートの
内面に上記蛍光体スクリーンと所定の位置関係に形成さ
れた基準マークと、この基準マークの近傍に上記リアプ
レートを位置決めする設定手段が配置されている。
【0018】また、この発明は、ほぼ矩形状の平坦なフ
ェースプレートと、このフェースプレートの周辺部から
実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェースプレート
と対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプ
レートと、上記フェースプレートと上記リアプレートに
加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート支持手段と
を有する外囲器と、上記フェースプレートの内面に形成
された蛍光体スクリーンと、上記リアプレートに取り付
けられたマスク架設手段に支持され、上記蛍光体スクリ
ーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通過孔を有
する平坦なシャドウマスクと、上記フェースプレートの
内面に上記リアプレートを位置決めする設定手段を有
し、上記蛍光体スクリーンは上記設定手段と所定の位置
関係に形成されている。
【0019】また、この発明は、ほぼ矩形状の平坦なフ
ェースプレートと、このフェースプレートの周辺部から
実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェースプレート
と対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプ
レートと、上記フェースプレートと上記リアプレートに
加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート支持手段と
を有する外囲器と、上記フェースプレートの内面に形成
された蛍光体スクリーンと、上記リアプレートに取り付
けられたマスク架設手段に支持され、上記蛍光体スクリ
ーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通過孔を有
する平坦なシャドウマスクと、上記リアプレートに取り
付けられ、上記フェースプレートおよび上記シャドウマ
スクを上記フェースプレートに位置決めする第1の設定
手段を具備し、上記シャドウマスクは上記設定手段が貫
通する設定孔を有し、上記フェースプレートの内面に上
記蛍光体スクリーンと所定の位置関係に形成された基準
マークと、この基準マークの近傍に上記リアプレートを
位置決めする第2の設定手段が配置されている。
【0020】また、この発明は、ほぼ矩形状の平坦なフ
ェースプレートと、このフェースプレートの周辺部から
実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェースプレート
と対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプ
レートと、上記フェースプレートと上記リアプレートに
加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート支持手段と
を有する外囲器と、上記リアプレートに取り付けられた
マスク架設手段に支持され、上記フェースプレートの内
面に形成された蛍光体スクリーンと所定間隔で対向し、
複数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャドウマスク
とを有するカラー受像管の製造方法において、上記リア
プレートに上記フェースプレートおよび上記シャドウマ
スクを位置決めする設定手段を取り付け、この設定手段
を基準として上記シャドウマスクを位置決めし、上記マ
スク架設手段に上記シャドウマスクを固定し、上記設定
手段で上記フェースプレートを位置決めする。
【0021】また、この発明は、ほぼ矩形状の平坦なフ
ェースプレートと、このフェースプレートの周辺部から
実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェースプレート
と対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプ
レートと、上記フェースプレートと上記リアプレートに
加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート支持手段と
を有する外囲器と、上記リアプレートに取り付けられた
マスク架設手段に支持され、上記フェースプレートの内
面に形成された蛍光体スクリーンと所定間隔で対向し、
複数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャドウマスク
とを有するカラー受像管の製造方法において、上記フェ
ースプレートの内面に上記蛍光体スクリーンと所定の位
置関係に基準マークを形成し、この基準マークを基準に
して上記フェースプレートの内面に上記フェースプレー
トと上記リアプレートとを所定の関係に位置決めする設
定手段を取り付け、この設定手段を基準にして上記フェ
ースプレートと上記リアプレートとを位置決めする。
【0022】また、この発明は、ほぼ矩形状の平坦なフ
ェースプレートと、このフェースプレートの周辺部から
実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェースプレート
と対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプ
レートと、上記フェースプレートと上記リアプレートに
加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート支持手段と
を有する外囲器と、上記リアプレートに取り付けられた
マスク架設手段に支持され、上記フェースプレートの内
面に形成された蛍光体スクリーンと所定間隔で対向し、
複数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャドウマスク
とを有するカラー受像管の製造方法において、上記フェ
ースプレートの内面に設定手段を固定し、この設定手段
と所定の位置関係に上記蛍光体スクリーンを形成し、こ
の設定手段を基準にして上記フェースプレートと上記リ
アプレートとを位置決めする。
【0023】また、この発明は、ほぼ矩形状の平坦なフ
ェースプレートと、このフェースプレートの周辺部から
実質的に垂直に延在する側壁と、上記フェースプレート
と対向して平行に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプ
レートと、上記フェースプレートと上記リアプレートに
加わる大気圧荷重を支える複数個のプレート支持手段と
を有する外囲器と、上記リアプレートに取り付けられた
マスク架設手段に支持され、上記フェースプレートの内
面に形成された蛍光体スクリーンと所定間隔で対向し、
複数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャドウマスク
とを有するカラー受像管の製造方法において、上記リア
プレートに上記フェースプレートおよび上記シャドウマ
スクを位置決めする第1の設定手段を取り付け、この第
1の設定手段を基準として上記シャドウマスクを位置決
めし、上記マスク架設手段に上記シャドウマスクを固定
し、上記フェースプレートの内面に上記蛍光体スクリー
ンと所定の位置関係に基準マークを形成し、この基準マ
ークを基準にして上記フェースプレートの内面に上記フ
ェースプレートと上記リアプレートとを所定の関係に位
置決めする第2の設定手段を取り付け、上記第1および
第2の設定手段を基準にして上記フェースプレートと上
記リアプレートとを位置決めする。
【0024】
【作用】上記のように、リアプレートにフェースプレー
トおよびシャドウマスクのうち、少なくともフェースプ
レートを位置決めする設定手段を設けると、この設定手
段を基準として、フェースプレートを位置決めすること
ができるため、カラー受像管の組立てにおけるマスク架
設手段、リアプレート、側壁、フェースプレートなどの
累積誤差をなくして、シャドウマスクと蛍光体スクリー
ンとを正確に位置合せすることができ、高精度のカラー
受像管とすることができる。
【0025】また、上記のように、フェースプレートの
内面に蛍光体スクリーンと所定の位置関係に基準パター
ンを形成し、この基準パターンを基準にしてフェースプ
レートにフェースプレートとリアプレートとを所定の関
係に位置決めする設定手段を取付けると、この設定手段
を基準として、フェースプレートとリアプレートとを位
置合せすることにより、従来のカラー受像管の組立てに
おけるマスク架設手段、リアプレート、側壁、フェース
プレートなどの累積誤差をなくして、シャドウマスクと
蛍光体スクリーンとを正確に位置合せでき、高精度のカ
ラー受像管とすることができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。 実施例1.図1に実施例1に係るカラー受像管の構成
を、また図2にその分解斜視図を示す。このカラー受像
管は、ほぼ矩形状の平坦なガラス製フェースプレート1
と、このフェースプレート1の周縁部に接合され、フェ
ースプレート1に対して実質的に垂直に延在する側壁2
と、この側壁2を介してフェースプレート1と平行に対
向して接合されたほぼ矩形状の平坦なガラス製リアプレ
ート3と、このリアプレート3に接合された複数個のフ
ァンネル4、図示例では、水平方向(X方向)に5個、
垂直方向(Y方向)に4個、計20個のファンネル4と
からなる真空外囲器5を有する。このファンネル4は、
それぞれリアプレート3に形成された複数個の開孔6の
まわりに接合されている。
【0027】上記フェースプレート1の内面には、青、
緑、赤に発光するストライプ状の3色蛍光体層およびこ
の3色蛍光体層の間隙部にブラックストライプが設けら
れた蛍光体スクリーン8が形成され、この蛍光体スクリ
ーン8に対向して、その内側に多数の電子ビーム通過孔
の形成された平坦なシャドウマスク9が配置されてい
る。このシャドウマスク9は、リアプレート3の各開孔
6を垂直方向から挟むようにリアプレート3の内面に水
平方向を長手方向として固定された断面コ字状のマスク
架設手段10に取付けられている。
【0028】またフェースプレート1とリアプレート3
との間には、真空外囲器5に加わる大気圧荷重に対し
て、平坦なフェースプレート1およびリアプレート3を
支える複数個のプレート支持手段11が配置されてい
る。このプレート支持手段11は、蛍光体スクリーン8
に当接する先端部が楔状に形成され、上記マスク架設手
段10と同様にリアプレート3の内面に固定されてい
る。また上記複数個のファンネル4の各ネック12内
に、それぞれ電子ビームを放出する複数個の電子銃13
が配設されている。
【0029】さらにこのカラー受像管においては、リア
プレート3の周辺部の各辺の中央部に、各側壁2に沿っ
てフェースプレート1およびシャドウマスク9を位置決
めするための設定手段A15が固定されている。この設
定手段A15は、柱状に形成され、先端部に設けられた
凹孔からなる設定孔16が設けられ、この設定孔16に
フェースプレート1の周辺部の各辺の中央部に設けられ
た設定手段B17が嵌合している。これら設定手段A1
5および設定手段B17は、それぞれリアプレート3お
よびフェースプレート1に対する固定強度を高めるため
に、これらリアプレート3およびフェースプレート1に
深さ約2mmの凹孔を形成し、基端部をこれら凹孔に埋込
み、そのまわりをフリットガラスで接合することにより
固定されている。
【0030】このカラー受像管においては、上記複数個
の電子銃13から放出される電子ビームを各ファンネル
4の外側に装着された偏向装置19により水平および垂
直方向に偏向し、シャドウマスク9を介して蛍光体スク
リーン8を複数個の領域、図示例では水平方向に5分
割、垂直方向に4分割された計20個の領域R1〜R20 に
分割して走査する。この分割走査により蛍光体スクリー
ン8上に描かれるラスターは、電子銃12や偏向装置に
印加される信号により繋がり、蛍光体スクリーン8の全
面上に切れ目のない1つの大きなラスターを描くものと
なっている。
【0031】つぎにこのカラー受像管の製造方法につい
て説明する。まず、固定治具などを用いて、リアプレー
ト3の内面の所定位置にマスク架設手段10、プレート
支持手段11を配置するとともに、図3(a)に示すよ
うに、リアプレート3の内面の所定位置に形成された凹
孔に設定手段A15を嵌合し、フリットガラス20を塗
布し焼成して、上記マスク架設手段10、プレート支持
手段11および設定手段A15を固定する。この場合、
特にマスク架設手段10およびプレート支持手段11に
ついては、リアプレート3の内面との間にフリットガラ
ス20が入込まないように加圧密着させて、フリットガ
ラス20の塗布焼成がおこなわれる。これは、マスク架
設手段10やプレート支持手段11とリアプレート3の
内面との間にフリットガラスが入り込むと、それらの高
さが変化するためである。
【0032】このマスク架設手段10、プレート支持手
段11および設定手段A15の固定されたリアプレート
3については、その後、設定手段A15を基準にして、
マスク架設手段10にシャドウマスク9を張力をかけな
がら溶接固定する。この設定手段A15を基準とするシ
ャドウマスク9の固定は、たとえばフォトエッチングに
よりシャドウマスク9の電子ビーム通過孔を形成すると
き、同時に設定手段A15に係合する設定孔9aを形成
し、この設定孔9aを設定手段15に嵌合することによ
りおこなうことができる。
【0033】一方、フェースプレート1については、固
定治具などを用いて、図3(b)に示すように、その内
面の所定位置に形成された凹孔に設定手段B17を嵌合
し、フリットガラス20を塗布し焼成して設定手段17
を固定する。そしてこの設定手段B17の固定されたフ
ェースプレート1の内面に、その固定された設定手段B
17を基準にして、写真印刷法によりストライプ状の3
色蛍光体層とブラックストライプとからなる蛍光体スク
リーン8を形成する。
【0034】また複数個のファンネル4のネック12内
にそれぞれ電子銃13を封止しておく。つぎに、組立治
具を用いて、図4に示すように、マスク架設手段10、
プレート支持手段11および設定手段A15の固定され
たリアプレート3、側壁2を構成する複数個の側壁片2
2、上記蛍光体スクリーン8の形成されたフェースプレ
ート1および電子銃13の封止された複数個のファンネ
ル4を所定の関係に位置決めし、フリットガラスにより
それらを一体に接合する。この場合、特にフェースプレ
ート1の位置決めは、リアプレート3に固定されている
設定手段A15の先端部の設定孔にフェースプレート1
に固定されている設定手段B17を嵌合することにより
おこなわれる。その後、上記のように一体に接合された
外囲器5を排気することにより、カラー受像管は製造さ
れる。
【0035】ところで、上記のようにリアプレート3に
設定手段A15を取付け、この設定手段A15を基準に
して、リアプレート3に固定されたマスク架設手段10
にシャドウマスク9を溶接し、一方、フェースプレート
1に上記リアプレート3に取付けられた設定手段A15
と嵌合する設定手段B17を取付け、この設定手段B1
7を基準にして、フェースプレート1の内面に蛍光体ス
クリーン8を形成し、この蛍光体スクリーン8の形成さ
れたフェースプレート1の設定手段B17を設定手段A
15に嵌合することによりリアプレート3と組合わせる
と、シャドウマスク9と蛍光体スクリーン8とを設定手
段A15を基準にして位置合せしたことになり、従来、
マスク架設手段、リアプレート、側壁、フェースプレー
トなどを介しておこなわれた位置合せにくらべて、誤差
の累積を大幅に低減でき、カラー受像管を高精度に製造
することができる。 実施例2.図5に実施例2のカラー受像管の構成を、ま
た図6にその分解斜視図を示し、図1および図2に対応
する部分には同一の符号を付してある。実施例2は実施
例1と基本的な構成は同様である。
【0036】実施例2において、設定手段A15と設定
手段B17とは、カラー受像管の組立時に、フェースプ
レート1とリアプレート3とを所定の関係に位置決めす
るためのものであり、それぞれリアプレート3およびフ
ェースプレート1に対する固定強度を高めるために、設
定手段A15については、リアプレート3に深さ約2mm
の凹孔を形成し、基端部をこれら凹孔に埋込み、そのま
わりに塗布されたフリットガラスにより固定されてい
る。また設定手段B17は、フェースプレート1の内面
に蛍光体スクリーン8と所定の関係に形成された一対の
基準マーク31を基準にして、フェースプレート1の内
面にフリットガラスにより接合された固定部材32上に
固定されている。上記基準マーク31は、たとえば図7
に示すように、線幅0.1mm、直径2mmの一対の同心円
33と各同心円33の中心を通るクロスパターン34と
からなる。この基準マーク31を基準にして固定される
固定部材32は、フェースプレート1との接合強度を高
めるために周辺部に凹凸が形成され、この凹凸の形成さ
れた周辺部に盛上がるように塗布されたフリットガラス
により接合されている。
【0037】つぎにこのカラー受像管の製造方法につい
て説明する。まず、実施例1と同様に、固定治具などを
用いて、リアプレート3の内面の所定位置にマスク架設
手段10、プレート支持手段11を配置し固定する。一
方、フェースプレート1については、まず写真印刷法に
より、蛍光体スクリーン8を形成するための所定ピッチ
で並列形成されたストライプ状パターンと固定部材32
および設定手段B17を固定するための基準マーク31
を形成するための基準パターンの形成されたマスターマ
スクを用いて、フェースプレート1の内面にストライプ
状の3色蛍光体層とブラックストライプとからなる蛍光
体スクリーン8を形成するとともに、そのブラックスト
ライプを形成するとき、固定部材32および設定手段B
17を固定するための一対の基準マーク31を形成す
る。つぎに図8に示すように、上記一対の基準マーク3
1を基準にして、それらの間に固定部材32を配置し、
その周辺部にフリットガラスを塗布し焼成して固定部材
32を固定する。このフリットガラスの塗布、焼成に当
っては、固定部材32とフェースプレート1の内面との
間にフリットガラスが入り込まないように加圧しながら
おこなわれる。なおこの場合、フリットガラスの焼成
は、450℃でおこなわれるため、このフリットガラス
の焼成と同時に、蛍光体スクリーン8も焼成され、蛍光
体層中などに含まれる有機バインダーなどが分解除去さ
れる。
【0038】つぎに上記一対の基準マーク31と同一間
隔で同一直径の一対の設定開孔35が設けられ、この一
対の設定開孔35の中心位置に設定手段B17が嵌合す
る凹孔部36の形成された設定治具37を用いて、上記
固定部材32に設定手段B17を固定する。すなわち、
設定治具37の凹孔部36に設定手段B17を嵌合保持
して、上記固定部材32上に設置し、この設定治具37
の一対の設定開孔35をフェースプレート1の内面に形
成されている一対の基準マーク31に一致させる。この
一対の設定開孔35と一対の基準マーク31との整合
は、たとえば精密ステージなどにより設定治具37を動
かし、顕微鏡により基準マーク31を拡大して観測する
ことによりおこなうとよい。このようにして設定治具3
7の一対の設定開孔34と一対の基準マーク31とを一
致させたのち、設定治具37の凹孔部36に嵌合保持さ
れている設定手段B17をレーザ溶接などにより固定部
材32に溶接する。その後、設定治具37を取去る。
【0039】また複数個のファンネル4のネック12内
にそれぞれ電子銃13を封止しておく。つぎに、組立治
具を用いて、図9に示すように、マスク架設手段10、
プレート支持手段11および設定手段A15の固定され
たリアプレート3、側壁2を構成する複数個の側壁片2
2、上記蛍光体スクリーン8が形成されかつ設定手段B
17の取付けられたフェースプレート1、および電子銃
13の封止された複数個のファンネル4を所定の関係に
位置決めし、フリットガラスによりそれらを一体に接合
する。この場合、特にフェースプレート1の位置決め
は、フェースプレート1に取付けられている設定手段B
17の先端部をリアプレート3に固定されている設定手
段A15の先端部の設定孔16に嵌合することによりお
こなわれる。その後、上記のように一体に接合された外
囲器5を排気することにより、カラー受像管は製造され
る。
【0040】ところで、上記のようにリアプレート3に
設定手段A15を取付け、この設定手段A15を基準に
して、リアプレート3に固定されたマスク架設手段10
にシャドウマスク9を溶接し、一方、フェースプレート
1に蛍光体スクリーン8と所定の位置関係に基準マーク
31を形成し、この基準マーク31を基準にして、上記
リアプレート3に取付けられた設定手段A15と係合す
る設定手段B17を取付け、その設定手段B17と設定
手段A15との係合により、フェースプレート1とリア
プレート3とを組合わせ位置決めすると、シャドウマス
ク9と蛍光体スクリーン8とを設定手段A15を基準に
して位置合せしたことになり、従来、マスク架設手段、
リアプレート、側壁、フェースプレートなどを介してお
こなわれたシャドウマスクと蛍光体スクリーンとの位置
合せにくらべて、累積誤差を大幅に低減でき、カラー受
像管を高精度に製造することができる。しかもこの例の
カラー受像管の製造方法では、フェースプレート1の内
面に蛍光体スクリーン8を形成するとき、同時に基準マ
ーク31を形成し、蛍光体スクリーン8を形成後、その
基準マーク31を基準にして設定手段B17を設けるの
で、蛍光体スクリーン8の形成時に設定手段B17が障
害になったり、あるいは設定手段B17を破損すること
がないなどの効果が得られる。 実施例3.この実施例3のカラー受像管も、実施例2の
カラー受像管と同様に、ほぼ矩形状のリアプレートの周
辺部の各辺の中央部に側壁に沿って固定された設定手段
Aと、ほぼ矩形状のフェースプレートの内面に蛍光体ス
クリーンを形成するとき、同時に形成された一対の基準
マークを基準にして、フェースプレートの周辺部の各辺
の中央部に側壁に沿って固定された設定手段Bとを係合
して、フェースプレートとリアプレートとを組合わせ位
置決めすることにより、組立てられている。しかしこの
例のカラー受像管では、リアプレートに対する設定手段
Aの固定は、実施例2と同様であるが、フェースプレー
トに対する設定手段Bの固定は、図10に示すようにお
こなわれるものとなっている。
【0041】すなわち、固定部材32に一対の基準マー
クの同心円の直径よりもやや直径の大きい一対の円形開
孔38を形成し、この固定部材32の一対の円形開孔3
8を一対の基準マークに一致させて、その周辺部に塗布
されたフリットガラスによりフェースプレート1の内面
に固定する。この一対の円形開孔38を基準マークの同
心円の直径よりも大きくした理由は、フリットガラスに
よる固定が若干ずれても、基準マークを遮蔽しないよう
にするためである。つぎにこの固定部材32上に、一対
の基準マークと同一間隔で同一大きさの一対の円形開孔
39が形成された固定板40の一対の円形開孔38の中
心位置に設定手段B17の立設された固定板付設定手段
41を、その固定板40の一対の円形開孔39を一対の
基準マークに一致させて、固定板40を上記固定部材3
2に溶接する。
【0042】このようにフェースプレート1に設定手段
B17を取付けると、実施例2と同様の効果が得られる
ばかりでなく、設定手段B17の取付けにあたり、設定
治具を必要としないため、設定治具による組立誤差をな
くすことができる。
【0043】なお、上記各実施例では、リアプレートに
マスク架設手段、プレート支持手段および設定手段Aを
フリットガラスにより直接リアプレートに固定したが、
これらマスク架設手段10、プレート支持手段11およ
び設定手段A15は、図11に示すように、リアプレー
ト3と熱膨張係数の近似した金属からなる固定部材51
を、たとえばフリットガラス20により予めリアプレー
ト3に固定しておき、この固定部材51上にマスク架設
手段10、プレート支持手段11および設定手段A15
を固定するようにしてもよい。このような構造にする
と、各手段をたとえば常温で溶接可能なレーザ溶接でお
こなうことにより各手段の固定精度が向上するばかりで
なく、各手段を直接ガラスからなるリアプレート3に固
定しないため、リアプレート3と熱膨張係数の近似した
材料で形成する必要はなく、材料の選択の自由度が増
す。
【0044】また、上記実施例の構成で、設定手段を介
してシャドウマスクと蛍光体スクリーンを所定の位置関
係に高精度で配置固定することができるが、プレート支
持手段と蛍光体スクリーンを所定の位置、すなわちプレ
ート支持手段の先端部をブラックストライプ上に高精度
に配置することは困難である。これはプレート支持手段
をフリットガラスでリアプレートに直接接着する構造で
は、フリットガラスの焼成のための高温時に種々のずれ
を発生するからである。しかし、予めリアプレート上に
フリットガラスで固定した固定手段に複数のプレート支
持手段および設定手段を固定する構造にすることで、上
記複数のプレート支持手段および設定手段は共通の組立
治具を用いて常温下で所定位置に取り付けることが可能
となり、プレート支持手段と設定手段の配置精度(位置
関係)を組立治具相当の精度まで飛躍的に向上させるこ
とができる。したがって、この構造および組立方法を用
いることで、プレート支持手段、シャドウマスクおよび
蛍光体スクリーンが設定手段を基準として全て位置決め
されるので、極めて高精度な組立精度を得ることが可能
となる。
【0045】また、上記実施例では、リアプレート側の
設定手段Aに凹孔からなる設定孔を形成し、この設定孔
にフェースプレート側の設定手段Bを嵌合する構造とし
たが、これら設定手段A,Bの係合は、図12に示すよ
うに、リアプレート側の設定手段A15に溝52を形成
し、この溝52にフェースプレート側の設定手段B17
が係合する構造としてもよい。このような構造にする
と、設定手段A15と設定手段B17との接触面積が少
なく、これら設定手段A15および設定手段B17を円
滑に係合することができる。
【0046】また、リアプレート側の設定手段A15に
形成した溝52の方向は、たとえばフェースプレート内
面に形成された蛍光体スクリーンがストライプ状である
ときには、ストライプの線方向すなわち垂直方向に平行
な溝とすると、ストライプの線方向の位置と直交方向の
位置を規定することができる。この結果、蛍光体各色の
並び方向でシャドウマスクとフェースプレートの位置関
係を設定でき、さらにストライプの線方向と直角方向に
リアプレートとフェースプレートを設定するときには、
溝の方向をストライプの線方向と直交方向に平行である
設定手段をリアプレート側に追加すればよい。
【0047】また、上記実施例では、リアプレート側の
設定手段Aに凹状からなる設定孔を形成し、この設定孔
にフェースプレート側の設定手段Bを嵌合する構造とし
たが、設定手段Bに凹状からなる設定孔を形成し、この
設定孔に設定手段Aを嵌合する構造としてもよい。
【0048】また、上記実施例では、各設定手段A,B
を、ほぼ矩形状のフェースプレートおよびリアプレート
の周辺部の各辺の中央部に設けたが、この設定手段A,
Bの配置位置、配置数は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、たとえば真空外囲器の外側になるように配置
してもよい。更に、設定手段A,Bはどちらか一方だけ
存在するよりも、両方とも存在する方が好ましい。
【0049】また、上記実施例では、シャドウマスクの
位置決め方法として、シャドウマスクの電子ビーム通過
孔を形成するとき、同時に形成した設定孔をリアプレー
トに固定された設定手段Aに係合することにより位置決
めしたが、このシャドウマスクと設定手段Aとの係合
は、マスク架設手段にシャドウマスクを溶接した後は不
要となり、場合によっては、シャドウマスクの熱膨張の
障害となり、シャドウマスクの変形の原因となることが
あるので、マスク架設手段にシャドウマスクを固定した
後、電子ビーム通過孔を有する有効部から切離し、設定
手段Aとの係合を解除する方がよい。
【0050】その好ましい一方法として、フォトエッチ
ング法により電子ビーム通過孔を形成するとき、有効部
と設定手段Aに係合する設定孔との間にハーフエッチン
グ部分(分離部)を設けると、その設定孔を設定手段A
に係合してシャドウマスクを位置決めし、マスク架設手
段に溶接固定したのち、ハーフエッチング部分で容易に
切離すことができる。
【0051】また、上記実施例に示されたフェースプレ
ートに対する設定手段Bの固定に用いられる基準マーク
と設定開孔は円形開孔としてあるが、他の形でもよく、
たとえば基準マークは図13に示す形状でもよく、設定
開孔は長孔状に形成したものでもよい。
【0052】また、上記実施例では、リアプレート、側
壁、フェースプレートおよびファンネルを同時に一体に
接合して外囲器を構成したが、この例のカラー受像管の
製造方法としては、そのほかに、マスク架設手段にシャ
ドウマスクが溶接され、かつプレート支持手段および設
定手段Aの固定されたリアプレート、側壁を構成する複
数個の側壁片、蛍光体スクリーンの形成されたフェース
プレートを所定の関係に位置決めしてフリットガラスに
より一体に組立てておき、その後、電子銃の封止された
ファンネルをそのリアプレートにより接合するなど、他
の方法でも製造することができる。
【0053】
【発明の効果】リアプレート、フェースプレートおよび
シャドウマスクを位置決めする設定手段あるいは基準パ
ターンを設けると、この設定手段あるいは基準パターン
を基準として位置決めすると、カラー受像管の組立てに
おけるマスク架設手段、リアプレート、側壁、フェース
プレートなどの累積誤差をなくして、シャドウマスクと
蛍光体スクリーンとを正確に位置合せでき、高精度のカ
ラー受像管とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の一実施例に係るカラー
受像管の構成を示す斜視図、図1(b)はそのB−B断
面図である。
【図2】上記カラー受像管の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】図3(a)はリアプレートに設定手段を固定す
る方法を説明するための図、図3(b)はフェースプレ
ートに設定手段を固定する方法を説明するための図であ
る。
【図4】上記カラー受像管の製造方法を説明するための
図である。
【図5】図5(a)はこの発明の他の一実施例に係るカ
ラー受像管の構成を示す斜視図、図5(b)はそのB−
B断面図である。
【図6】上記カラー受像管の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図7】上記カラー受像管の要部構成を示す図である。
【図8】フェースプレートに設定手段を固定する方法を
説明するための図である。
【図9】上記カラー受像管の製造方法を説明するための
図である。
【図10】フェースプレートに設定手段を固定する他の
方法を説明するための図である。
【図11】リアプレートにマスク架設手段、プレート支
持手段および設定手段を固定する他の方法を説明するた
めの図である。
【図12】設定手段の他の係合構造を示す図である。
【図13】基準マークの形状の例を示す図である。
【符号の説明】
1…フェースプレート 2…側壁 3…リアプレート 4…ファンネル 5…外囲器 8…蛍光体スクリーン 9…シャドウマスク 10…マスク架設手段 11…プレート支持手段 13…電子銃 15…設定手段A 17…設定手段B R1 〜R20…領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 31/00 B (72)発明者 原口 雄次 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番地2号 株 式会社東芝深谷電子工場内 (72)発明者 蒲原 英治 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番地2号 株 式会社東芝深谷電子工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記フェースプレートの内面に形成された蛍光
    体スクリーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通
    過孔を有する平坦なシャドウマスクと、 上記リアプレートに取り付けられ、上記フェースプレー
    トおよび上記シャドウマスクを上記フェースプレートに
    位置決めする設定手段を具備し、 上記シャドウマスクは上記設定手段が貫通する設定孔を
    有することを特徴とするカラー受像管。
  2. 【請求項2】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記フェースプレートの内面に形成された蛍光
    体スクリーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通
    過孔を有する平坦なシャドウマスクと、 上記リアプレートに取り付けられ、上記フェースプレー
    トを位置決めする設定手段を具備し、 上記シャドウマスクは上記電子ビーム通過孔を有しない
    領域を分離する分離部を有することを特徴とするカラー
    受像管。
  3. 【請求項3】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記フェースプレートの内面に形成された蛍光体スクリ
    ーンと、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記蛍光体スクリーンと所定間隔で対向し、複
    数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャドウマスク
    と、 上記フェースプレートの内面に上記蛍光体スクリーンと
    所定の位置関係に形成された基準マークと、この基準マ
    ークの近傍に上記リアプレートを位置決めする設定手段
    が配置されていることを特徴とするカラー受像管。
  4. 【請求項4】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記フェースプレートの内面に形成された蛍光体スクリ
    ーンと、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記蛍光体スクリーンと所定間隔で対向し、複
    数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャドウマスク
    と、 上記フェースプレートの内面に上記リアプレートを位置
    決めする設定手段を有し、上記蛍光体スクリーンは上記
    設定手段と所定の位置関係に形成されていることを特徴
    とするカラー受像管。
  5. 【請求項5】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記フェースプレートの内面に形成された蛍光体スクリ
    ーンと、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記蛍光体スクリーンと所定間隔で対向し、複
    数の電子ビーム通過孔を有する平坦なシャドウマスク
    と、 上記リアプレートに取り付けられ、上記フェースプレー
    トおよび上記シャドウマスクを上記フェースプレートに
    位置決めする第1の設定手段を具備し、 上記シャドウマスクは上記設定手段が貫通する設定孔を
    有し、 上記フェースプレートの内面に上記蛍光体スクリーンと
    所定の位置関係に形成された基準マークと、この基準マ
    ークの近傍に上記リアプレートを位置決めする第2の設
    定手段が配置されていることを特徴とするカラー受像
    管。
  6. 【請求項6】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記フェースプレートの内面に形成された蛍光
    体スクリーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通
    過孔を有する平坦なシャドウマスクとを有するカラー受
    像管の製造方法において、 上記リアプレートに上記フェースプレートおよび上記シ
    ャドウマスクを位置決めする設定手段を取り付け、この
    設定手段を基準として上記シャドウマスクを位置決め
    し、上記マスク架設手段に上記シャドウマスクを固定
    し、上記設定手段で上記フェースプレートを位置決めす
    ることを特徴とするカラー受像管の製造方法。
  7. 【請求項7】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記フェースプレートの内面に形成された蛍光
    体スクリーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通
    過孔を有する平坦なシャドウマスクとを有するカラー受
    像管の製造方法において、 上記フェースプレートの内面に上記蛍光体スクリーンと
    所定の位置関係に基準マークを形成し、この基準マーク
    を基準にして上記フェースプレートの内面に上記フェー
    スプレートと上記リアプレートとを所定の関係に位置決
    めする設定手段を取り付け、この設定手段を基準にして
    上記フェースプレートと上記リアプレートとを位置決め
    することを特徴とするカラー受像管の製造方法。
  8. 【請求項8】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記フェースプレートの内面に形成された蛍光
    体スクリーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通
    過孔を有する平坦なシャドウマスクとを有するカラー受
    像管の製造方法において、 上記フェースプレートの内面に設定手段を固定し、この
    設定手段と所定の位置関係に上記蛍光体スクリーンを形
    成し、この設定手段を基準にして上記フェースプレート
    と上記リアプレートとを位置決めすることを特徴とする
    カラー受像管の製造方法。
  9. 【請求項9】 ほぼ矩形状の平坦なフェースプレート
    と、このフェースプレートの周辺部から実質的に垂直に
    延在する側壁と、上記フェースプレートと対向して平行
    に配置されたほぼ矩形状の平坦なリアプレートと、上記
    フェースプレートと上記リアプレートに加わる大気圧荷
    重を支える複数個のプレート支持手段とを有する外囲器
    と、 上記リアプレートに取り付けられたマスク架設手段に支
    持され、上記フェースプレートの内面に形成された蛍光
    体スクリーンと所定間隔で対向し、複数の電子ビーム通
    過孔を有する平坦なシャドウマスクとを有するカラー受
    像管の製造方法において、 上記リアプレートに上記フェースプレートおよび上記シ
    ャドウマスクを位置決めする第1の設定手段を取り付
    け、この第1の設定手段を基準として上記シャドウマス
    クを位置決めし、上記マスク架設手段に上記シャドウマ
    スクを固定し、 上記フェースプレートの内面に上記蛍光体スクリーンと
    所定の位置関係に基準マークを形成し、この基準マーク
    を基準にして上記フェースプレートの内面に上記フェー
    スプレートと上記リアプレートとを所定の関係に位置決
    めする第2の設定手段を取り付け、 上記第1および第2の設定手段を基準にして上記フェー
    スプレートと上記リアプレートとを位置決めすることを
    特徴とするカラー受像管の製造方法。
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