JPH0778091B2 - 光重合性組成物 - Google Patents

光重合性組成物

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JPH0778091B2
JPH0778091B2 JP62248747A JP24874787A JPH0778091B2 JP H0778091 B2 JPH0778091 B2 JP H0778091B2 JP 62248747 A JP62248747 A JP 62248747A JP 24874787 A JP24874787 A JP 24874787A JP H0778091 B2 JPH0778091 B2 JP H0778091B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は新規な光重合性開始剤を含む光重合性組成物に
関するものである。更に詳しくは、平版印刷、樹脂凸
板、プリント基盤作製用レジストまたはフオトマスク、
白黒またはカラーの転写発色用シートもしくは発色シー
ト作製等の用途に用いることのできる、高感度でかつ分
光増感された光重合性組成物に関する。
「従来の技術」 光重合性組成物は、基本的に光重合開始剤と分子中にエ
チレン性不飽和結合を2個以上含有する付加重合可能な
化合物(以下「多官能性モノマー」と称する)を含み、
光を照射すると硬化し、粘着性が変化したり、溶媒に不
溶化する。これらの性質を利用して、写真、印刷、金属
表面加工、インキ等に広く利用されている。考え方や応
用例は多くの成書に記載されている。例えば、ジエー・
コーサー著「ライト センシチブ システムズ」ジエイ
・ウイリー アンド サンズ ニユーヨーク(J.Kosar
「Light Sensitive Systems」J.Wiley & Sons,New Yo
rk)1965年の158〜193頁やケー・アイ・ジヤコブソン・
アール・イー・ジヤコブソン著の「イメージング シス
テムズ」ジエイ・ウイリー アンド サンズ・ニユーヨ
ーク(K.I.Jacobson,R.E.Jacobson著の「Imaging Syste
ms」J.Wiley & Sons,New York)1976年の181〜222頁等
に詳しい。
また、近年光重合性組成物を利用した画像形成法とし
て、光重合性組成物をマイクロカプセルに内包した感光
性マイクロカプセル利用の画像形成システムが提案され
ている。例えば特開昭57-124343号、特開昭57-179836
号、特開昭57-197538号にはビニル化合物および光重合
開始剤よりなる光重合性組成物と色素を含むマイクロカ
プセルを塗設した発色シートを露光後受像シートと重ね
て全体に圧力を加えることによる色素画像の形成法が開
示されている。
また、近年、これらの光重合性組成物を可視光領域にま
で分光増感しレーザーを光源としてデジタル画像を形成
する試みやフルカラー感光材料への応用が検討されてき
ている。
例えば、日本写真学会誌49巻3合230頁(1986)や機能
材料1983年9月号48頁〜60頁にはレーザー記録に用いる
ための光重合性組成物の分光増感法が記載されている。
また、特開昭59-189340号明細書には有機過酸化物開始
剤を有機色素で分光増感する方法が記載されている。ま
た、ヨーロツパ特許第223,587A1号明細書には、新規の
光重合開始剤として、有機カチオン性色素の有機硼素ア
ニオン塩が開示されている。
特に、この有機カチオン性色素化合物の有機硼素化合物
アニオン塩を感光性開始剤として用いる方法は、カチオ
ン性色素化合物の選択範囲が広く、任意の波長に感光す
る光重合開始剤組成物を設計できる点で有用な方法であ
る。
「発明が解決しようとしている問題点」 しかし、これらの方法では可視光に感光性のある光重合
開始剤組成物は得られるものの満足できる光感度が得ら
れなかつた。
「発明の目的」 本発明の目的の1つには高感度でかつ可視光以上の光源
に感光性を有する新規な光重合開始剤組成物を提供する
ことである。更に詳しくは、新規な有機カチオン性色素
の有機硼素化合物アニオン塩を用いた高感度でかつ可視
光以上の光源例えばレーザー光源に感光性を有する平版
印刷版、樹脂凸版、プリント基板作成用のレジスト又は
フオトマスクに有利に利用できる光重合開始剤組成物を
提供することにある。また1つには白黒またはカラー画
像形成に有利に用いることができる高感度でかつ可視光
以上の光源に感光性を有するマイクロカプセルのための
光重合開始剤組成物を提供することにある。
「問題を解決するための手段」 本発明者等は鋭意研究の結果(a)分子中にエチレン性
不飽和結合を有する重合可能な化合物と(b)下記一般
式(I)で示される有機カチオン性色素の有機硼素アニ
オン塩化合物とを含有し、該有機カチオン性色素化合物
が下記一般式(II)で表される光重合性化合物を用いる
ことにより上記目的が達成できることを発見した。
一般式(I) ここで、D+は一般式(II)で示されるカチオン性色素
を;R1、R2、R3およびR4は同じでも異なつていてもよ
く、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換ア
リール基、アラルキル基、置換アラルキル基、アルカリ
ール基、置換アルカリール基、アルケニル基、置換アル
ケニル基、アルキニル基、置換アルキニル基、アリサイ
クリツク基、複素環基、置換複素環基から選ばれる基で
あり;R1、R2、R3、およびR4はその2個以上の基が結合
している環状構造であつてもよい。
一般式(II) 式中、R11およびR12はそれぞれアルキル基を表わし、
L1、L2、およびL3はメチン基を表わす。nは0〜4の整
数を表わし、A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3およびB4はそ
れぞれ水素原子又は電子吸引性基(ハメツトのσ>0を
表わす。但し、A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3、B4のうち
少くとも1つは電子吸収性基を表わす。
R11、R12で表わされるアルキル基としては例えば、炭素
原子1〜18のアルキル基{無置換アルキル基(例えば、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル、オクタデシ
ル)、置換アルキル基、例えばアラルキル基(例えばベ
ンジル、2−フエニルエチル)、ヒドロキシアルキル基
(例えば、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロ
ピル)、カルボキシアルキル基(例えば、2−カルボキ
シエチル、37−カルボキシプロピル、4−カルボキシブ
チル、カルボキシメチル)、アルコキシアルキル基(例
えば、2−メトキシエチル、2−(2−メトキシエトキ
シ)エチル)、スルホアルキル基(例えば、2−スルホ
エチル、3−スルホプロピル、3−スルホブチル、4−
スルホブチル、2−〔3−スルホプロポキシ〕エチル、
2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル、3−スルホプロ
ポキシエトキシエチル)、スルフアトアルキル基(例え
ば、3−スルフアトプロピル、4−フルフアトブチ
ル)、複素環置換アルキル基(例えば2−(ピロリジン
−2−オン−1−イル)エチル、テトラヒドロフルフリ
ル)、2−アセトキシエチル、カルボメトキシメチル、
2−メタンスルホニルアミノエチル、アリル基}があ
る。
L1、L2、L3で表わされるメチン基は置換されていてもよ
く、その置換基としては、例えばアルキル基(例えばメ
チル、エチル)、アリール基(例えばフエニル)、アラ
ルキル基(例えばベンジル基)又はハロゲン原子(例え
ば、塩素原子、臭素原子)カルコキシ基(例えばメトキ
シ、エトキシ)などであり、またメチン鎖の置換基同志
で4ないし6員環を形成してもよい。
また、R11あるいはR12はL1、L2、あるいはL3と共に4な
いし6員環を形成してもよい。
A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3、B4で表わされる電子吸引
性基としては例えばハロゲン原子(弗素原子、塩素原
子、臭素原子、沃素原子)、ニトロ基、カルバモイル基
(例えばカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、
N−プロピルカルバモイル基、N−ヘキシルカルバモイ
ル基)、アルコキシカルボニル基(例えばメトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、2−エチルヘキシル
オキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基)、
スルフアモイル基(例えばスルフアモイル基、N−ブチ
ルスルフアモイル基)、シアノ基が挙げられる。
一般式(I)中の有機硼素化合物アニオンとしては米国
特許第3,567,453号、同4,307,182号、同4,343,891号、
同4,447,521号、同4,450,227号、特開昭62-150242号、
同特開昭62-143044号等を参考に種々用いることができ
るが、最も好ましい化合物はR1=R2=R3:フエニル、p
−メトキシフエニル、p−ブトキシフエニル、p−ジメ
チルアミノフエニル又はp−クロルR4:メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、n−ヘキシル又はn−ヘプチル
の化合物である。
一般式(I)の化合物としては、上述の特許等を参考に
して合成された有機カチオン染料の有機硼素化合物アニ
オン塩を用いることもできるが、光重合性組成物中に有
機カチオン染料の任意の塩例えばクロル塩、ヨード塩等
と有機硼素化合物の任意の塩例えばテトラブチルアンモ
ニウム塩を各々添加してもよい。
具体的な有機カチオン性色素化合物の有機硼素化合物ア
ニオン塩の例を以下に挙げる。ただし、本発明の効果は
以下の化合物に限定されるものではない。
本発明の組成物におけるエチレン性不飽和結合を有する
重合可能な化合物とは、その化学構造中に少なくとも1
個のエチレン性不飽和結合を有する化合物であつて、モ
ノマー、プレポリマー、すなわち2量体、3量体および
他のオリゴマーそれらの混合物ならびにそれらの共重合
体などの化学的形態をもつものである。それらの例とし
ては不飽和カルボン酸およびその塩、脂肪族多価アルコ
ール化合物とのエステル、脂肪族多価アミン化合物との
アミド等があげられる。
不飽和カルボン酸の具体例としては、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、
マレイン酸などがある。
不飽和カルボン酸の塩としては、前述の酸のナトリウム
塩およびカリウム塩などがある。
脂肪族多価アルコール化合物と不飽和カルボン酸とのエ
ステルの具体例としてはアクリル酸エステルとして、エ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールトリアクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリ
レート、テトラメチレングリコールジアクリレート、プ
ロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリア
クリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリレ
ート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ペン
タエリスリトールジアクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアク
リレート、ジペンタエリスリトールジアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリ
スリトールテトラアクリレート、ソルビトールトリアク
リレート、ソルビトールテトラアクリレート、ソルビト
ールペンタアクリレート、ソルビトールヘキサアクリレ
ート、ポリエステルアクリレートオリゴマー等がある。
メタクリル酸エステルとしてはテトラメチレングリコー
ルジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク
リレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、トリメチルロールエタントリメタクリレート、ケチ
レングリコールジメタクリレート、1,3−ブタンジオー
ルジメタクリレート、ペンタエリスリトールジメタクリ
レート、ペンタエリスリトールトリメタクリート、ジペ
ンタエリスリトールジメタクリレート、ソルビトールト
リメタクリレート、ソルビトールテトラメタクリレー
ト、ビス−〔p−(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロ
キシプロポキシ)フエニル〕ジメチルメタン、ビス(p
−(アクリルオキシエトキシ)フエニル〕ジメチルメタ
ン等がある。イタコン酸エステルとしては、エチレング
リコールジイタコネート、プロピレングリコールジイタ
コネート、1,3−ブタンジオールジイタコネート、1,4−
ブタンジオールジイタコネート、テトラメチレングリコ
ールジイタコネート、ペンタエリスリトールジイタコネ
ート、ソルビトールテトライタコネート等がある。クロ
トン酸エステルとしては、エチエングリコールジクロト
ネート、テトラメチレングリコールジクロトネート、ペ
ンタエリスリトールジクロトネート、ソルビトールテト
ラクロトネート等がある。イソクロトン酸エステルとし
ては、エチレングリコールジイソクロトネート、ペンタ
エリスリトールジイソクロトネート、ソルビトールテト
ライソクロトネート等がある。マイレン酸エステルとし
ては、エチレングリコールジマレート、トリエチレング
リコールジマレート、ペンタエリスリトールジマレー
ト、ソルビトールテトラマレート等がある。さらに、前
述のエステルの混合物もあげることができる。
脂肪族多価アミン化合物と不飽和カルボン酸とのアミド
の具体例としては、メチレンビス−アクリルアミド、メ
チレンビス−メタクリルアミド、1,6−ヘキサメチレン
ビス−アクリルアミド、1,6−ヘキサメチレンビス−メ
タクリルアミド、ジエチレントリアミントリスアクリル
アミド、キシリレンビスアクリルアミド、キシリレンビ
スメタクリルアミド等がある。
その他の例としては、特公昭48-41708号公報中に記載さ
れている1分子に2種以上のイソシアネート基を有する
ポリイソシアネート化合物に、下記の一般式(III)で
示される水酸基を含有するビニルモノマーを付加せしめ
た1分子中に2個以上の重合性ビニル基を含有するビニ
ルウレタン化合物等があげられる。
CH2=C(R21)COOCH2CH(R22)OH (III) (ただし、R21およびR22はHあるいはCH3を示す。) また、ビニル基またはビニリデン基を有する高分子化合
物、例えば、側鎖にヒドロキシル基、アミノ基、エポキ
シ基、ハロゲン原子、スルホニルオキシ基を有する高分
子化合物とアクリル酸、メタクリル酸あるいはこれらの
誘導体との縮合物等も本発明に利用できる。
さらに、色画像形成物質、例えば色素またはロイコ色素
の分子中にビニル基を含有する化合物も重合性化合物と
して利用できる。
有機カチオン性色素化合物の有機硼素化合物は重合性化
合物に対し0.01〜50重量%の範囲で添加することが好ま
しい。
以上に例示したエチレン性不飽和結合を有する重合可能
な化合物と有機カチオン性色素化合物の有機硼素化合物
アニオン塩を有する化合物とを含有する新規な光重合性
組成物は、様々な用途に利用することができる。
例えば、この光重合性組成物とバインダーポリマーとを
含む層を支持体上に設け米国特許第4,604,342号や同4,5
87,199号、同4,629,680号明細書、同4,415,652号、同4,
431,723号、同4,550,073号、日本公開特許61-285,444、
同61-213213号公報等を参考に、印刷版やプリント基板
作成用のレジスト材料に、日本公開特許第62-67529号、
米国特許第4,604,340号等を参考にカラープルーフ材料
に等々、業界公知の方法に従い多くの分野に適用でき
る。
また、本発明の光重合性組成物は、高感度でかつ可視光
に感光性があるため、マイクロカプセルを利用した画像
形成システム用として特に有利に用いることができる。
マイクロカプセルを利用した画像形成システムに利用す
るには例えば、特開昭57-197538号、同61-130945号、同
58-88739号、同58-88740号、欧州特許第223,587A1号明
細書等を参考にできる。この画像形成方法は例えば、エ
チレン性のビニル化合物及び光重合開始剤から成る光重
合開始剤組成物と色素プレカーサーを含むマイクロカプ
セルを支持体に塗設し、この感光シートを画像様露光し
て露光部のマイクロカプセルを硬化させた後、顕色剤シ
ートを重ねて全面加圧することにより、未露光部のマイ
クロカプセルを破壊し、色画像形成物質(例えば色素プ
レカーサー)を受像要素(例えば顕色剤層)に転写し、
発色させる方式である。以下このマイクロカプセルを利
用した画像形成システムを例に挙げ本発明を説明する。
本発明の光重合性組成物には目的に応じて様々な添加剤
を添加することができる。例えば熱重合防止剤、重合促
進剤、色画像形成物質(色素もしくは色素プレカーサー
もしくは顔料)等を添加することができる。
以下、本発明の光重合性組成物を用いた感光材料の製造
方法について述べる。
感光材料の製造方法としては様々な方法を用いることが
できるが、一般的な製造方法は感光層の構成成分を、適
当な溶媒中に溶解、乳化あるいは分散させた塗布液を調
製し、そして塗布液を前述したような支持体に塗布、乾
燥することで感光材料を得る工程よりなるものである。
一般に上記各塗布液は、各成分についてそれぞれの成分
を含む液状の組成物を調製し、ついで各液状組成物を混
合することにより調製される。上記液状組成物は、各成
分毎に調製してもよいし、また複数の成分を含むように
調製してもよい。一部の感光層の構成成分は、上記液状
組成物または塗布液の調製段階または調製後に添加して
用いることもできる。さらに、後述するように、一また
は二以上の成分を含む油性(または水性)の組成物を、
さらに水性(または油性)溶媒中に乳化させて二次組成
物を調製する方法を用いることもできる。
本発明の光重合性組成物の重合性化合物を乳化して液滴
として感光層中に含有させることができるし、液滴の周
囲をマイクロカプセル壁でおおうこともできる。このと
き有機カチオン性色素化合物の有機硼素化合物アニオン
塩も液滴中に含有させることが好ましい。
本発明の組成物は更に熱重合防止剤は主に保存中の光重
合組成物の重合を防止する目的で添加することができ
る。熱重合防止剤の具体例としては、例えば、p−メト
キシフエノール、ハイドロキノン、アルキルあるいはア
リール置換ハイドロキノン、t−ブチルカテコール、ピ
ロガロール、塩化第一銅、クロラニール、ナフチルアミ
ン、β−ナフトール、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレ
ゾール、ピリジン、ニトロベンゼン、ジニトロベンゼ
ン、p−トルイジン、メチレンブル−有機銅、サリチル
酸メチルなどがあげられる。これらの熱重合防止剤はエ
チレン性不飽和化合物100重量部に対して0.001〜5重量
部の範囲で含有されるのが好ましい。
本発明の組成物は更に重合促進剤として、還元剤例えば
酸素除去剤(oxygen scavenger)および活性水素ドナー
の連鎖移動剤として働く化合物を用いることもできる。
有用であることの見出されている酸素除去剤はホスフイ
ン、ホスホネート、ホスフアイト、第1錫塩および酸素
により容易に酸化されるその他の化合物である。有用な
連鎖移動剤はN−フエニルグリシン、トリメチルバルビ
ツール酸、2−メルカプトベンズオキサゾール、2−メ
ルカプトベンズチアゾール、N,Nジメチル−2,6−ジイソ
プロピルアニリン、N,N−2,4,6−ペンタメチルアニリン
およびラジカルによつて容易に抽出されうる水素を有す
るその他の化合物である。
本発明の組成物には色素像形成物質を含有させて未重合
の部分を除去した後、重合部分を着色したり、未重合部
分を受像要素に転写して色画像を形成させることもでき
る。
本発明に利用できる色画像形成物質には種々のものがあ
る。例えば、それ自身が着色しているものとして染料や
顔料が挙げられる。これらを用いる場合には、高分子重
合物が生成していない部分(マイクロカプセル)を破壊
して、受像材料に適当な方法を用いて転写することによ
り色画像を形成することができる。染料や顔料は市販の
ものの他、各種文献等(例えば「染料便覧」有機合成比
学協会編集、昭和45年刊、「最新顔料便覧」日本顔料技
術協会編集、昭和52年刊)に記載されている公知のもの
が利用できる。これらの染料または顔料は、溶解ないし
分散して用いられる。
一方、着色していない色画像形成物質としては、それ自
身は無色ないし淡色であるが加熱や加圧、光照射等、何
らかのエネルギーにより発色するものとそれ自身はエネ
ルギーを加えても発色しないが、別の成分と接触するこ
とにより発色するものに分類される。前者の例としては
サーモクロミツク化合物、ピエゾクロミツク化合物、ホ
トクロミツク化合物およびトリアリールメタン染料やキ
ノン系染料、イソジゴイド染料、アジン染料等のロイコ
体などが知られている。これらはいずれも加熱、加圧、
光照射あるいは空気酸化により発色するものである。
後者の例としては2種以上の成分の間の酸塩基反応、酸
化還元反応、カツプリング反応、キレート形成反応等に
より発色する種々のシステムが包含される。例えば、感
圧紙等に利用されているラクトン、ラクタム、スピロピ
ラン等の部分構造を有する発色剤と酸性白土やフエノー
ル類等の酸性物質(顕色剤)から成る発色システム;芳
香族ジアゾニウム塩やジアゾタート、ジアゾスルホナー
ト類とナフトール類、アニリン類、活性メチレン類等の
アゾカツプリング反応を利用したシステム;ヘキサメチ
レンテトラミンと第2鉄イオンおよび没食子酸との反応
やフエノールフタレイン−コンプレクソン酸とアルカリ
土類金属イオンとの反応などのキレート形成反応;ステ
アリン酸第2鉄とピロガロールとの反応やベヘン酸銀と
4−メトキシ−1−ナフトールの反応などの酸化還元反
応などが利用できる。
また、同じく2成分の間の反応による発色するシステム
の他の例としては、この反応が加熱により進行する場合
が知られている。この場合には加圧時のマイクロカプセ
ル破壊によつて2成分が混合されると同時、或いは加圧
の直後に加熱をすることが必要である。
発色剤/顕色剤システムにおける発色剤としては、
(1)トリアリールメタン系、(2)ジフエニルメタン
系、(3)キサンテン系、(4)チアジン系、(5)ス
ピロピラン系化合物などがあり、具体的な例としては、
特開昭55-27253号等に記載されているもの等があげられ
る。中でも(1)トリアリールメタン系、(3)キサン
テン系の発色剤はカブリが少く、高い発色濃度を与える
ものが多く好ましい。具体例としては、クリスタルバイ
オレツトラクトン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−
7−(β−エトキシエチルアミノ)フルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−トリエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−シクロヘキシルメチルアミノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
o−クロロアニリノフルオラン等があり、これらは単独
もしくは混合して用いられる。
顕色剤としては、フエノール系化合物、有機酸もしくは
その金属塩、オキシ安息香酸エステル、酸性白土などが
用いられる。
フエノール化合物の例を示せば、4,4′−イソプロピリ
デン−ジフエノール(ビスフエノールA)、p−tert−
ブチルフエノール、2,4−ジニトロフエノール、3,4−ジ
クロロフエノール、4,4′−メチレン−ビス(2,6−ジ−
tert−ブチルフエノール)、p−フエニルフエノール、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)シクロヘキサ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)−2−エチ
ルヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)ブ
タン、2,2′−メチエンビス(4−tert−ブチルフエノ
ール)、2,2′−メチレンビス(α−フエニル−p−ク
レゾール)チオジフエノール、4,4′−チオビス(6−t
ert−ブチル−m−クレゾール)、スルホニルジフエノ
ールのほか、p−tert−ブチルフエノール−ホルマリン
縮合物、p−フエニルフエノール−ホルマリン縮合物な
どがある。
有機酸もしくはその金属塩としては、フタル酸、無水フ
タル酸、マレイン酸、安息香酸、没食子酸、o−トルイ
ル酸、p−トルイル酸、サリチル酸、3−tert−ブチル
サリチル酸、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、5−
α−メチルベンジルサリチル酸、3,5−(α−メチルベ
ンジル)サリチル酸、3−tert−オクチルサリチル酸お
よびその亜鉛、鉛、アルミニウム塩、マグネシウム塩、
ニツケル塩等が有用である。特にサリチル酸誘導体およ
びその亜鉛塩、またはアルミニウム塩は、顕色能、発色
像の堅牢性、記録シートの保存性などの点ですぐれてい
る。
オキシ安息香酸エステルとしては、p−オキシ安息香酸
エチル、p−オキシ安息香酸ブチル、p−オキシ安息香
酸ヘプチル、p−オキシ安息香酸ベンジル等がある。
又、吸油性の白色顔料を併用して、カプセル内包物の拡
散と固定化をはかることもできる。
これらの顕色剤は希望する温度で融解させ発色反応を生
じさせるために、低融点の熱可融性物質との共融物とし
て添加したり、または低融点化合物が顕色剤粒子の表面
に融着している状態で添加する事が好ましい。
低融点化合物の具体例としては、高級脂肪酸アミド例え
ばステアリン酸アミド、エルカ酸アミド、パルミチン酸
アミド、エチレンビスステアロアミドあるいは高級脂肪
酸エステル等のワツクス類、あるいは安息香酸フエニル
誘導体、芳香族エーテル誘導体、あるいは尿素誘導体が
あるが、これに限定されるものではない。
別な発色剤/顕色剤の発色剤としては、例えばフエノー
ルフタレイン、フルオレツセイン、2′,4′,5′,7′−
テトラブロモ−3,4,5,6−テトラクロロフルオレツセイ
ン、テトラブロモフエノールブルー、4,5,6,7−テトラ
ブロモフエノールフタレイン、エオシン、アウリンクレ
ゾールレツド、2−ナフトールフエノールフタレインな
どがある。
顕色剤としては、無機及び有機アンモニウム塩、有機ア
ミン、アミド、尿素やチオ尿素及びその誘導体、チアゾ
ール類、ピロール類、ピリミジン類、ピペラジン類、グ
アニジン類、インドール類、イミダゾール類、イミダゾ
リン類、トリアゾール類、モルホリン類、ピペリジン
類、アミジン類、フオルマジン類、ピリジン類等の含窒
素化合物が挙げられる。これらの具体例としては、例え
ば酢酸アンモニウム、トリシクロヘキシルアミン、トリ
ベンジルアミン、オクタデシルベンジルアミン、ステア
リルアミン、アリル尿素、チオ尿素、メチルチオ尿素、
アリルチオ尿素、エチレンチオ尿素、2−ベンジルイミ
ダゾール、4−フエニルイミダゾール、2−フエニル−
4−メチル−イミダゾール、2−ウンデシル−イミダゾ
リン、2,4,5−トリフリル−2−イミダゾリン、1,2−ジ
フエニル−4,4−ジメチル−2−イミダゾリン、2−フ
エニル−2−イミダゾリン、1,2,3−トリフエニルグア
ニジン、1,2−ジトリルグアニジン、1,2−ジシクロヘキ
シルグアニジン、1,2−ジシクロヘキシル−3−フエニ
ルグアニジン、1,2,3−トリシクロヘキシルグアニジ
ン、グアニジントリクロロ酢酸塩、N,N′−ジベンジル
ピペラジン、4,4′−ジチオモルホリン、モリホリニウ
ムトリクロロ酢酸塩、2−アミン−ベンゾチアゾール、
2−ベンゾイルヒドラジノ−ベンゾチアゾールがある。
本発明の色画像形成物質は、重合性化合物100重量部に
対して0.5〜20重量部、特に好ましくは2〜7重量部の
割合で用いられる。顕色剤は発色剤1重量部に対して約
0.3〜80重量部の割合いで用いられる。
本発明の光重合性組成物をマイクロカプセル化する場合
は当業界公知の方法でつくることができる。例えば米国
特許2800457号、同2800458号にみられるような親水性壁
形成材料のコアセルベーションを利用した方法、米国特
許3287154号、英国特許990443号、特公昭38-19574号、
同昭42-446号、同昭42-771号にみられるような界面重合
法、米国特許3418250号、同3660304号にみられるポリマ
ーの析出による方法、米国特許3796669号にみられるイ
ソシアネート−ポリオール壁材料を用いる方法、米国特
許3914511号にみられるイソシアネート壁材料を用いる
方法、米国特許4001140号、同4087376号、同4089802号
にみられる尿素−ホルムアルデヒド系、或いは尿素ホル
ムアルデヒド−レゾルシノール系壁形成材料を用いる方
法、米国特許4025455号にみられるメラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂、ヒドロキシプロピルセルロース等の壁形
成材料を用いる方法、特公昭36-9168号、特開昭51-9079
号にみられるモノマーの重合によるイン シツ(in sit
u)法、英国特許952807号、同965074号にみられる電解
分散冷却法、米国特許3111407号、英国特許930422号に
みられるスプレードライング法などがある。これらに限
定されるものではないが、芯物質を乳化した後マイクロ
カプセル壁として高分子膜を形成することが好ましい。
本発明のマイクロカプセル壁の作り方としては特に油滴
内部からのリアクタントの重合によるマイクロカプセル
化法を使用する場合、その効果が大きい。即ち、短時間
内に、均一な粒径をもち、生保存性にすぐれた記録材料
として好ましいカプセルを得ることができる。
例えばポリウレタンをカプセル壁材として用いる場合に
は多価イソシアネート及びそれと反応しカプセル壁を形
成する第2の物質(たとえばポリオール、ポリアミン)
をカプセル化すべき油性液体中に混合し水中に乳化分散
し次に温度を上昇することにより、油滴界面で高分子形
成反応を起して、マイクロカプセル壁を形成する。この
とき油性液体中に低沸点の溶解力の強い補助溶液を用い
ることができる。
この場合に、用いる多価イソシアネートおよびそれと反
応する相手のポリオール、ポリアミンについては米国特
許3281383号、同3773695号、同3793268号、特公昭48-40
347号、同49-24159号、特開昭48-80191号、同48-84086
号に開示されており、それらを使用することもできる。
多価イソシアネートとしては、例えば、m−フエニレン
ジイソシアネート、p−フエニレンジイソシアネート、
2,6−トリレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソ
シアネート、ナフタレン−1,4−ジイソシアネート、ジ
フエニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、3,3′−ジ
メトキシ−4,4′−ビフエニル−ジイソシアネート、3,
3′−ジメチルフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト、キシリレン−1,4−ジイソシアネート、4,4′−ジフ
エニルプロパンジイソシアネート、トリメチレンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、プロピ
レン−1,2−ジイソシアネート、ブチレン−1,2−ジイソ
シアネート、シクロヘキシレン−1,2−ジイソシアネー
ト、シクロヘキシレン−1,4−ジイソシアネート等のジ
イソシアネート、4,4′,4″−トリフエニルメタントリ
イソシアネート、トルエン−2,4,6−トリイソシアネー
トのごときトリイソシアネート、4,4′−ジメチルジフ
エニルメタン−2,2′,5,5′−テトライソシアネートの
ごときテトライソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートとトリメチロールプロパンの付加物、2,4−ト
リレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンの付
加物、キシリレンジイソシアネートとトリメチロールプ
ロパンの付加物、トリレンジイソシアネートとヘキサン
トリオールの付加物のごときイソシアネートプレポリマ
ーがある。
ポリオールとしては、脂肪族、芳香族の多価アルコー
ル、ヒドロキシポリエステル、ヒドロキシポリアルキレ
ンエーテルのごときものがある。
特開昭60-49991号に記載された下記のポリオールも用い
られるエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オク
タンジオール、プロピレングリコール、2,3−ジヒドロ
キシブタン、1,2−ジヒドロキシブタン、1,3−ジヒドロ
キシブタン、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、
2,4−ペンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、3−
メチル−1,5−ペンタンジオール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、ジヒドロキシシクロヘキサン、ジエチレ
ングリコール、1,2,6−トリヒドロキシヘキサン、2−
フエニルプロピレングリコール、1,1,1−トリメチロー
ルプロパン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトー
ル、ペンタエリスリトールエチレンオキサイド付加物、
グリセリンエチレンオキサイド付加物、グリセリン、1,
4−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、レゾルシ
ノールジヒドロキシエチルエーテル等の芳香族多価アル
コールとアルキレンオキサイドとの縮合生成物、p−キ
シリレングリコール、m−キシリレングリコール、α,
α′−ジヒドロキシ−p−ジイソプロピルベンゼン、4,
4′−ジヒドロキシ−ジフエニルメタン、2−(p,p′−
ジヒドロキシジフエニルメチル)ベンジルアルコール、
ビスフエノールAにエチレンオキサイドの付加物、ビフ
フエノールAにプロピレンオキサイドの付加物などがあ
げられる。ポリオールはイソシアネート基1モルに対し
て、水酸基の割合が0.02〜2モルで使用するのが好まし
い。
ポリアミンとしてはエチレンジアミン、トリメチレンジ
アミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、pフエニレンジアミ
ン、m−フエニレンジアミン、ピペラジン、2−メチル
ピペラジン、2,5−ジメチルピペラジン、2−ヒドロキ
シトリメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジエチ
ルアミノプロピルアミン、テトラエチレンペンタミン、
エポキシ化合物のアミン付加物等があげられる。多価イ
ソシアネートは水と反応して高分子物質を形成すること
もできる。
マイクロカプセルを作るときに、水溶性高分子を用いる
ことができるが水溶性高分子は水溶性のアニオン性高分
子、ノニオン性高分子、両性高分子のいずれでも良い。
アニオン性高分子としては、天然のものでも合成のもの
でも用いることができ、例えば−COO-、▲−SO- 3▼基等
を有するものが挙げられる。具体的なアニオン性の天然
高分子としてはアラビヤゴム、アルギン酸、ペクチンな
どがあり、半合成品としてはカルボキシメチルセルロー
ズ、フタル化ゼラチン、硫酸化デンプン、硫酸化セルロ
ーズ、リグニンスルホン酸などがある。
又合成品としては無水マレイン酸系(加水分解したもの
も含む)共重合体、アクリル酸系(メタクリル酸系も含
む)重合体及び共重合体、ビニルベンゼンスルホン酸系
重合体及び共重合体、カルボキシ変性ポリビニルアルコ
ールなどがある。
ノニオン性高分子としては、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等があ
る。
両性の化合物としてはゼラチン等がある。
これらの水溶性高分子は0.01〜10wt%の水溶液として用
いられる。マイクロカプセルの粒径は20μ以下に調整さ
れる。
本発明に用いるカプセルの大きさは80μ以下であり、特
に保存性の取り扱い性の点から20μ以下が好ましい。ま
たカプセルが小さすぎる場合には基質の孔または繊維中
に消去する恐れがあるが、これは基質又は支持体の性質
に依存するので一概にはいえないが、0.1μ以上が好ま
しい。
本発明に用いるカプセルは圧力約10Kg/cm2以下では実質
的に変化がなく、これより大きな圧力を加えられた時に
は破壊が起こることが好ましいが、この破壊の起こる圧
力の大きさは用途に応じて変えることができるものであ
り特定の数値に限定されるものではないが、約500Kg/cm
2程度以下の圧力で破壊することが好ましい。カプセル
の粒径、カプセル壁の厚さ、用いる壁剤の種類により、
これらの圧力特性を制御することができる。
本発明に係わる、重合性化合物、色画像形成物質のカプ
セル化に際して溶媒を併用することができる。また還元
剤や顕色剤等を必要な要素中に導入する場合にも溶媒を
用いることができる。例えば水または親水性有機溶媒に
溶かした溶液を必要に応じてバインダーとともに直接支
持体上に塗設することもできるし、米国特許2322027号
記載の方法などの公知の方法により必要な要素中に導入
することができる。マイクロカプセル中に溶媒を併用す
ることにより加圧の際のカプセルの破壊の程度及びカプ
セル内の色画像形成物質の受像要素への移動量をコント
ロールすることもできる。カプセル内に併用する溶媒の
量は重合性化合物100重量部に対して1〜500重量部の割
合が好ましい。
本発明において用いられる溶媒として天然油または合成
油を併用することができる。これら溶媒の例として例え
ば、綿実油、灯油、脂肪族ケトン、脂肪族エステル、パ
ラフイン、ナフテン油、アルキル化ビフエニル、アルキ
ル化ターフエニル、塩素化パラフイン、アルキル化ナフ
タレン、および1−フエニル−1−キシリルエタン、1
−フエニル−1−p−エチルフエニルメタン、1,1′−
ジトリルエタン等のごときジアリールエタン。
フタール酸アルキルエステル(ジブチルフタレート、ジ
オクチルフタレートなど)、リン酸エステル(ジフエニ
ルホスフエート、トリフエニルホスフエート、トリクレ
ジルホスフエート、ジオクチルブチルホスフエート)、
クエン酸エステル(例えばアセチルクエン酸トリブチ
ル)、安息酸エステル(安息香酸エステル)、アルキル
アミド(例えばジエチルラウリルアミド)、脂肪酸エス
テル類(例えばジブトキシエチルサクシネート、ジオク
チルアセレート)、トリメシン酸エステル類(例えばト
リメシン酸トリブチル)、酢酸エチル、酢酸ブチルの如
き低級アルキルアセテート、プロピオン酸エチル、二級
ブチルアルコール、メチルイソブチルケトン、β−エト
キシエチルアセテート、メチルセロソルブアセテート、
シクロヘキサノンなどがある。
本発明の組成物を用いた感光要素と共に用いる受像要素
は感光性マイクロカプセルから放出される色画像形成物
質を発色およびもしくは固定するための要素である。感
光性マイクロカプセルと受像要素は同一支持体上の同一
層中にあつてもよく、同一支持体上の別の層にあつても
よく又、感光性マイクロカプセルを含む層を支持体上に
有する感光シートと受像要素を含む層を支持体上に有す
る受像シートの組み合わせのごとく、別々の支持体上に
あつてもよい。
更に、本発明の受像要素は必要に応じて、例えばアニオ
ン性ポリマー又はカチオン性ポリマー等の媒染剤を含ん
でいても、これらのアニオン性ポリマーとカチオン性ポ
リマーとを併含していてもよい。
本発明の感光材料及び受像材料に用いられるバインダー
は、単独であるいは組み合わせて含有することができ
る。親水性バインダーとしては、透明か半透明の親水性
バインダーが代表的であり、例えばゼラチン、ゼラチン
誘導体、セルロース誘導体等のタンパク質や、デンプ
ン、アラビヤゴム等の各糖類のような天然物質と、ポリ
ビニルピロリドン、アクリルアミド重合体等の水溶性の
ポリビニル化合物のような合成重合物質を含む。他の合
成重合物質には、ラテツクスの形の分散状ビニル化合物
がある。
また、有機溶剤可溶性のビニル付加重合体のバインダー
も用いることができる。
本発明に於ける感光材料および受像材料に使用される支
持体は、処理圧力もしくは処理温度に耐えることのでき
るものである。一般的な支持体としては、ガラス、紙、
上質紙、コート紙、アート紙、合成紙、金属およびその
類似体が用いられるばかりでなく、アセチルセルローズ
フイルム、セルローズエステルフイルム、ポリビニルア
セタールフイルム、ポリスチレンフイルム、ポリカーボ
ネートフイルム、ポリエチレンテレフタレートフイルム
及びそれらに関連したフイルムまたは樹脂材料が含まれ
る。またポリエチレン等のポリマーによつてラミネート
された紙支持体も用いることができる。米国特許363408
9号、同3725070号記載のポリエステルフイルムは好まし
く用いられる。
本発明の感光材料は必要に応じて保護層、帯電防止層、
カール防止層、はくり層、マツト剤層などの補助層を設
けることができる。特に保護層は接着防止の目的で有
機、無機のマツト剤を含ませるのが好ましい。
また、感光材料、受像材料には必要に応じてカブリ防止
剤、けい光増白剤、褪色防止剤、ハレーシヨンやイラジ
エーシヨン防止染料、顔料(酸化チタンなどの白色顔料
も含む)、材料の色を整える又は着色する色素、熱重合
防止剤、界面活性剤、分散状ビニル化合物等を含んでい
てもよい。
本発明においては種々の露光手段を用いることができ
る。一般には、通常使われる光源例えば太陽光、ストロ
ボ、フラツシユ、タングステンランプ、水銀灯、ヨード
ランプなどのハロゲンランプ、キセノンランプ、レーザ
ー光線、およびCRT光源、プラズマ光源、螢光管、発光
ダイオードなどを光源として使うことができる。また、
LCD(液晶)やPLZT(ランタンをドープしたチタンジル
コニウム酸鉛)などを利用したマイクロシヤツターアレ
イと線状光源もしくは平面状光源を組合せた露光手段を
用いることもできる。
本発明においては、感度を高めるため、感光性マイクロ
カプセルを含む層を露光の前および/もしくは露光中お
よび/もしくは露光後に加熱することができる。
本発明においては未露光の不溶化しない区域を溶剤で洗
いとる方法により、未露光の硬くならない区域を熱転写
することにより、または当業者に公知のその他の方法に
より、画像を露光済要素上に現像することもできる。溶
剤で洗いとる方法の場合は、有機溶媒を用いることがで
きるが、アルカリ水溶液を現像用溶媒に用いることもで
きる。適切な現像溶液としては、炭酸アルカリ、たとえ
ば炭酸ナトリウムの溶液;水酸化アルカリたとえば水酸
化ナトリウムの溶液;それらの混合物;低級アルコール
たとえばエタノール、イソプロパノール等とアルアノー
ルアミンたとえばエタノールアミン、プロパノールアミ
ン、2−ジエチルアミノエタノール等との水溶液;およ
びこれらに類似のものがある。
現像溶液中に界面活性剤を存在させると、要素のきれい
な現像が助成される。現像溶液のアルカリ強度は、用い
る特定の組成物による。また現像液は染料、顔料等を含
むことができる。現像した像は次いで蒸留水ですすぎ、
乾燥しそして場合によつては後焼きすることもできる。
「実施例」 実施例1 第1表に示す光重合開始剤溶液A−1〜A−2を用い
て、下記に示す光重合性組成物B−1〜B−2を調整し
た。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 1.0g メタクリル酸ベンジル/メタクリル酸(モル比73/27共
重合体) 0.8g アセトン 5g メチルエチルケトン 10g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート5g 光重合開始剤溶液(第1表に示す) X g 得られた光重合組成物B−1〜B−2を100μのポリエ
チレンテレフタレートフイルム上に2μの膜厚に塗布
し、温度100℃で2分乾燥させ、更に下記のオーバーコ
ート層を1μの膜厚に塗布し、温度100℃2分乾燥させ
て感光シート1〜2を得た。
〔オーバーコート層用塗布液〕
水 98g ポリビニルアルコール 1.7g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1.7g ポリビニルピロリドン 8.7g 露光は真空焼枠装置を用いて、前記感光シート1〜2上
にステツプウエツジ(濃度段差0.15、濃度段数0〜15
段、富士ステツプガイドP(富士写真フイルム(株)社
製)を通して、キセノンランプ(ウシオ(株)製)を用
いて光を照射した。露光後下記処方の現像液を用いて現
像した。
〔現像液〕
無水炭酸ソーダ 10g ブチルセロソルブ 5g 水 1 現像後、露光量の少いウエツジの段は溶出されてポリエ
チレンテレフタレート面が現われるのでステツプウエツ
ジに対応する最高段数を感光材料の段数として求めた。
段数が高い程、感度が高いことを意味する。
結果を第2表に示す。
第2表から判るように、本願発明のインドレニン核に電
子吸引性のCl基を有する化合物を用いた場合には、Cl基
がない化合物を用いた場合に較べて顕著な光感度向上効
果をもたらす。
比較例の感光シート1は感光層が硬化しないため画像が
流れて段数が特定できなかつた。
実施例2 有機カチオン色素/画像硼素アニオン塩及び他の添加剤
よりなる第3表に示す光重合開始剤溶液C−1〜C−2
にポリイソシアネート〔スミジユールN−75(住友化学
(株)性)〕3.3gを添加し、この溶液に発色剤としての
Perscript Red I−6−B(チバガイギー社製)12gをト
リメチロールプロパントリアクリレート50gに溶解した
溶液とを混合する。この混合液を水154gにポリスチレン
スルフオン酸ソーダ(ナシヨナルスターチ社製 バーサ
TL502)4.3gを溶解し、次いでペクチン5.1gを更にこの
中に溶解した後、pHを6.0に調整した水溶液に加え乳化
分散した。この分散液に水44g、メラミン3.9g、37%ホ
ルマリン6.5gをあらかじめ60℃30分反応させた反応液を
添加し、混合後pHを6.0に調整した。その後65℃に昇温
し、3時間攪拌下反応させた。この反応液に尿素7.7gを
添加し、その後NaOH液にてpHを9.5に調整し、粒径3.5μ
のマイクロカプセル液D−1〜D−2を得た。
〔感光シート及び受像シートの作製〕 それぞれこうして得たカプセル液D−1〜D−2、5gに
15%ポリビニルアルコール水溶液1.53g、蒸留水3.47g、
でんぷん0.57gを加え塗布液とした。これをコーテイン
グロツド10を用いて、アート紙に塗布し、50℃で15分間
乾燥させ感光シート3〜4を得た。
一方21.8gの水に48%のSBRラテツクス0.6g、10%エーテ
ル化でんぷん水溶液4g、炭酸亜鉛2.1g、ケイ酸ソーダ50
%水溶液1.3g、ヘキサメタリン酸ソーダ0.1g、酸性白土
粘土13gを加え、ホモジナイザーで15分間攪拌した。
これをコーテイングロツド18を用いてアート紙に塗布
し、100℃で2分間乾燥し、受像シートを得た。
〔画像の再生及び結果〕
画像の再生は以下のように行つた。上述の感光シートに
線画の原稿を介して、キセノンランプ(ウシオ(株)
製)を用いて濃度差が▲√▼関係のステツプウエツジ
(富士ステツプガイドP(富士写真フイルム(株)製)
を通して光を照射した。露光後これらの露光済感光シー
トと受像シートの塗布面が対向するように重ねて、線圧
100Kg/cmの加圧ローラーに通した。未露光部のカプセル
は破壊され、受像シートに転写された。転写された部分
は濃度1.0の鮮明な画像を与えた。露光部に対応する部
分は露光量に応じ濃度が変化するが、濃度0.1以下とな
る最低露光段数を持つて感度(足感度に相当)とした。
すなわち、その露光段数が大きいほど高感度であること
を示す。結果を第4表に示す。
第4表から判るように、本願発明のインドレニン核に電
子吸引性のCl基を有する化合物を用いた場合はCl基の無
い化合物を用いた時より高感度を示すことが判る。
実施例3 実施例1の光重合開始剤(b)の代わりに をそれぞれ用いた以外は実施例1と同様にしてサンプル
を作成した。これらのサンプルについて実施例1と同様
の方法でテストを行ったところ、いずれも比較例1より
も感度が高く、光重合開始剤(b)を用いた時とほぼ同
等の感度を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−60606(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレン性不飽和結合を有する重合可能な
    化合物と、下記一般式(I)で示される有機カチオン性
    色素化合物の有機硼素化合物アニオン塩とを含有し、該
    有機カチオン性色素化合物が下記一般式(II)で表され
    ることを特徴とする光重合性組成物。 一般式(I) ここで、D+は一般式(II)のカチオン性色素を;R1
    R2、R3およびR4は同じでも異なつていてもよく、アルキ
    ル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、
    アラルキル基、置換アラルキル基、アルカリール基、置
    換アルカリール基、アルケニル基、置換アルケニル基、
    アルキニル基、置換アルキニル基、アリサイクリツク
    基、複素環基、置換複素環基から選ばれる基であり;
    R1、R2、R3およびR4はその2個以上の基が結合している
    環状構造であつてもよい。 一般式(II) ここで、R11およびR12はそれぞれアルキル基を表わし、
    L1、L2、およびL3はメチン基を表わす。nは0〜4の整
    数を表わし、A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3およびB4はそ
    れぞれ水素原子又は電子吸引性基(ハメツトのσ>0)
    を表わす。但し、A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3、B4のう
    ち少くとも1つは電子吸収性基を表わす。
  2. 【請求項2】エチレン性不飽和結合を有する重合可能な
    化合物をマイクロカプセルに内包することを特徴とする
    特許請求範囲第1項記載の光重合性組成物。
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