JPH0777872B2 - スクータ型車両 - Google Patents
スクータ型車両Info
- Publication number
- JPH0777872B2 JPH0777872B2 JP62241897A JP24189787A JPH0777872B2 JP H0777872 B2 JPH0777872 B2 JP H0777872B2 JP 62241897 A JP62241897 A JP 62241897A JP 24189787 A JP24189787 A JP 24189787A JP H0777872 B2 JPH0777872 B2 JP H0777872B2
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- Japan
- Prior art keywords
- footrest plate
- fuel
- tank
- vehicle
- upper wall
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J35/00—Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J25/00—Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J9/00—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags
- B62J9/20—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories
- B62J9/25—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags attached to the cycle as accessories to the fuel tank, e.g. magnetic tank bags
Description
【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 （１） 産業上の利用分野 本発明は、スクータ型車両、特にシート下方に後車輪駆
動用パワーユニットを配設し、そのパワーユニットと前
車輪との間に配置されて左右方向に連続する足載板の下
方に、各々前後方向に延び且つ左右方向に離隔して並ぶ
左右一対のフレームパイプを配設し、前記足載板には、
その後部から起立して前記シートに向かって延びる立上
壁を連設した形式のスクータ型車両に関する。
動用パワーユニットを配設し、そのパワーユニットと前
車輪との間に配置されて左右方向に連続する足載板の下
方に、各々前後方向に延び且つ左右方向に離隔して並ぶ
左右一対のフレームパイプを配設し、前記足載板には、
その後部から起立して前記シートに向かって延びる立上
壁を連設した形式のスクータ型車両に関する。
（２） 従来の技術 上記スクータ型車両は、例えば特開昭60−154969号公報
に開示される如く従来公知であり、このものでは、燃料
タンクの一部が足載板よりも下方に配置されている。
に開示される如く従来公知であり、このものでは、燃料
タンクの一部が足載板よりも下方に配置されている。
（３） 発明が解決しようとする課題 ところが上記従来のものでは、燃料タンクの有効容積を
十分に確保すべくタンク本体が車体側方より見て略Ｌ字
状に形成されており、そのタンク本体水平部分が足載板
下方に配置されるものの、そのタンク本体起立部分が足
載板よりも上方に大きく立ち上がっているため、それだ
け燃料タンクの重心位置が高くなってしまい、またタン
ク本体起立部分のために足載板の有効面積を前後方向に
広く確保し得ないばかりか、該起立部分に隣接する車体
空間（即ち足載板後部より起立する立上壁の内側空間）
も狭くなってしまい、それだけ該空間に他の車両部品を
設置する上での制約も多くなる等の問題がある。
十分に確保すべくタンク本体が車体側方より見て略Ｌ字
状に形成されており、そのタンク本体水平部分が足載板
下方に配置されるものの、そのタンク本体起立部分が足
載板よりも上方に大きく立ち上がっているため、それだ
け燃料タンクの重心位置が高くなってしまい、またタン
ク本体起立部分のために足載板の有効面積を前後方向に
広く確保し得ないばかりか、該起立部分に隣接する車体
空間（即ち足載板後部より起立する立上壁の内側空間）
も狭くなってしまい、それだけ該空間に他の車両部品を
設置する上での制約も多くなる等の問題がある。
本発明は上記に鑑み提案されたもので従来のものの上記
問題を全て解決することができるスクータ型車両を提供
することを目的とする。
問題を全て解決することができるスクータ型車両を提供
することを目的とする。
B.発明の構成 （１） 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、シート下方に後車
輪駆動用パワーユニットを配設し、そのパワーユニット
と前車輪との間に配置されて左右方向に連続する足載板
の下方に、各々前後方向に延び且つ左右方向に離隔して
並ぶ左右一対のフレームパイプを配設し、前記足載板に
は、そ後部から起立して前記シートに向かって延びる立
上壁を連設してなるスクータ型車両において、前記足載
板を前下りに傾斜させ、その足載板の下方において前記
両フレームパイプに燃料タンクを支持すると共に、その
燃料タンクのタンク本体の上壁を扁平に形成して前下り
に傾斜させ、前記タンク本体は、その左右両側部が前記
両フレームパイプ上に、またその下部が前記両フレーム
パイプ間にそれぞれ位置するように、且つ前記上壁が車
体前後方向に全体に亘り前記足載板よりも低位置に在っ
て該足載板に略沿うように配設され、前記タンク本体の
上壁後部には燃料注入口及び燃料取出管を前記立上壁の
内側空間内の下部にそれぞれ臨ませて設けたことを特徴
とする。
輪駆動用パワーユニットを配設し、そのパワーユニット
と前車輪との間に配置されて左右方向に連続する足載板
の下方に、各々前後方向に延び且つ左右方向に離隔して
並ぶ左右一対のフレームパイプを配設し、前記足載板に
は、そ後部から起立して前記シートに向かって延びる立
上壁を連設してなるスクータ型車両において、前記足載
板を前下りに傾斜させ、その足載板の下方において前記
両フレームパイプに燃料タンクを支持すると共に、その
燃料タンクのタンク本体の上壁を扁平に形成して前下り
に傾斜させ、前記タンク本体は、その左右両側部が前記
両フレームパイプ上に、またその下部が前記両フレーム
パイプ間にそれぞれ位置するように、且つ前記上壁が車
体前後方向に全体に亘り前記足載板よりも低位置に在っ
て該足載板に略沿うように配設され、前記タンク本体の
上壁後部には燃料注入口及び燃料取出管を前記立上壁の
内側空間内の下部にそれぞれ臨ませて設けたことを特徴
とする。
（２） 作用 上記構成によれば、左右方向に連続した足載板を前下り
に傾斜させたことによって、乗降性が向上すると共に、
乗車状態での乗員の足首に加わる負担が軽減される。
に傾斜させたことによって、乗降性が向上すると共に、
乗車状態での乗員の足首に加わる負担が軽減される。
また、このように足載板を前下りに傾斜させたにも拘わ
らず、その足載板下方において燃料タンクのタンク本体
を、左右フレームパイプや足載板との干渉を回避しなが
ら車体左右方向にも上下方向にも極力幅広に形成するこ
とができるから、該タンク本体の一部を足載板より高く
起立させずにタンク容積を十分に拡大することができ
る。その結果、足載板下方のデッドスペースの有効利用
を図りつつ燃料タンクを全体的に極力低位置に配置する
ことができるため、燃料タンクの、足載板から上方への
突出量を極力抑えることができ、従って立上壁の内側空
間が燃料タンクのために大幅に狭められることはない
し、足載板の有効面積が燃料タンクのために大幅に狭め
られることもない。
らず、その足載板下方において燃料タンクのタンク本体
を、左右フレームパイプや足載板との干渉を回避しなが
ら車体左右方向にも上下方向にも極力幅広に形成するこ
とができるから、該タンク本体の一部を足載板より高く
起立させずにタンク容積を十分に拡大することができ
る。その結果、足載板下方のデッドスペースの有効利用
を図りつつ燃料タンクを全体的に極力低位置に配置する
ことができるため、燃料タンクの、足載板から上方への
突出量を極力抑えることができ、従って立上壁の内側空
間が燃料タンクのために大幅に狭められることはない
し、足載板の有効面積が燃料タンクのために大幅に狭め
られることもない。
更に上記タンク本体の上壁は全体的に傾斜している上、
左右方向に比較的幅広であり且つ足載板よりも低位置に
在ってタンク内燃料油面とも比較的近いことから、その
広い上壁傾斜面に燃料を十分に当てることができ、その
結果、車両の上下振動や加減速に起因した燃料の波立ち
が効果的に低減される。
左右方向に比較的幅広であり且つ足載板よりも低位置に
在ってタンク内燃料油面とも比較的近いことから、その
広い上壁傾斜面に燃料を十分に当てることができ、その
結果、車両の上下振動や加減速に起因した燃料の波立ち
が効果的に低減される。
更にタンク本体の上壁後部には燃料注入口及び燃料取出
管が前記立上壁の内側空間内の下部にそれぞれ臨ませて
設けられるから、そのタンク本体の上壁後部より燃料注
入および燃料取出をそれぞれ支障なく行わせることがで
きる。また特に燃料取出管については配管の接続作業を
タンク本体下方より行う必要がないため、接続作業が容
易である。
管が前記立上壁の内側空間内の下部にそれぞれ臨ませて
設けられるから、そのタンク本体の上壁後部より燃料注
入および燃料取出をそれぞれ支障なく行わせることがで
きる。また特に燃料取出管については配管の接続作業を
タンク本体下方より行う必要がないため、接続作業が容
易である。
（３） 実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
まず第１〜４図を参照してその第１実施例について説明
すると、第１図においてスクータ型車両のフレームＦは
フレームパイプの枠組によって構成され、通常のように
その前部にはフロントフォーク１を介して前車輪Wfが操
向可能に懸架され、またその後部には、後車輪Wrを軸架
したパワーユニットＰがリンク機構２およびリヤクッシ
ョン３を介して懸架される。
すると、第１図においてスクータ型車両のフレームＦは
フレームパイプの枠組によって構成され、通常のように
その前部にはフロントフォーク１を介して前車輪Wfが操
向可能に懸架され、またその後部には、後車輪Wrを軸架
したパワーユニットＰがリンク機構２およびリヤクッシ
ョン３を介して懸架される。
フレームＦは、その大部分が、金属板もしくは合成樹脂
板よりなる車体板Ｂにより被覆される。
板よりなる車体板Ｂにより被覆される。
車体板Ｂの後部には、上面開放の箱状をなすシート載置
部５が形成され、このシート載置部５内に物入れ４が収
容され、この物入れ４の前，後部はフレームＦに支持さ
れる。物入れ４は前記パワーユニットＰの上面を覆うよ
うに大きく形成され、その前部は、後述する燃料タンク
Ｔの燃料注入口13a近傍まで達していて、第１図鎖線に
示すようにヘルメットＨを収容し得る十分な収容容量を
有する。その物入れ４の開放上面にはシート６が開閉可
能に設けられる。
部５が形成され、このシート載置部５内に物入れ４が収
容され、この物入れ４の前，後部はフレームＦに支持さ
れる。物入れ４は前記パワーユニットＰの上面を覆うよ
うに大きく形成され、その前部は、後述する燃料タンク
Ｔの燃料注入口13a近傍まで達していて、第１図鎖線に
示すようにヘルメットＨを収容し得る十分な収容容量を
有する。その物入れ４の開放上面にはシート６が開閉可
能に設けられる。
パワーユニットＰと前車輪Wfとの間において車体板Ｂに
は、車体左右方向に連続し且つ前下りに傾斜した扁平な
足載板７が形成されており、その足載板７の上面には、
車体左右方向に連続した広い前部足載面71と、その前部
足載面71の後端部左右両側にそれぞれ連続する左右の後
部足載面72とが形成される。
は、車体左右方向に連続し且つ前下りに傾斜した扁平な
足載板７が形成されており、その足載板７の上面には、
車体左右方向に連続した広い前部足載面71と、その前部
足載面71の後端部左右両側にそれぞれ連続する左右の後
部足載面72とが形成される。
この足載板７下方において前記フレームＦは、各々前後
方向に延び且つ左右方向に離隔して並ぶ左右一対のフレ
ームパイプ8,8を備えており、その両フレームパイプ8,8
間には、タンク本体12が前方より後方に向って拡がるく
さび状に形成される燃料タンクＴが一体的に横架連結さ
れ、即ちその各フレームパイプ8,8には、前後一対のブ
ラケット9,10がそれぞれ固設されていて、それらブラケ
ット9,10に前記タンク本体12の四隅がボルト11を以て締
着される。
方向に延び且つ左右方向に離隔して並ぶ左右一対のフレ
ームパイプ8,8を備えており、その両フレームパイプ8,8
間には、タンク本体12が前方より後方に向って拡がるく
さび状に形成される燃料タンクＴが一体的に横架連結さ
れ、即ちその各フレームパイプ8,8には、前後一対のブ
ラケット9,10がそれぞれ固設されていて、それらブラケ
ット9,10に前記タンク本体12の四隅がボルト11を以て締
着される。
前記タンク本体12の上壁12tは扁平に形成されて足載板
７と同様、前下りに傾斜している。そして該タンク本体
12は、その左右両側部12aが左右のフレームパイプ8,8上
に、またその下部12bが左右のフレームパイプ8,8間にそ
れぞれ位置するように、且つその上壁12tが車体前後方
向の全体に亘り前記足載板７よりも低位置に在り且つ足
載板７に略沿うように配設されている。
７と同様、前下りに傾斜している。そして該タンク本体
12は、その左右両側部12aが左右のフレームパイプ8,8上
に、またその下部12bが左右のフレームパイプ8,8間にそ
れぞれ位置するように、且つその上壁12tが車体前後方
向の全体に亘り前記足載板７よりも低位置に在り且つ足
載板７に略沿うように配設されている。
またタンク本体12の上壁12t後部右側には、注入口形成
部13が一体的に膨出形成されており、この形成部13の上
端部に燃料注入口13aが開口される。そして前記注入口
形成部13は、車体板Ｂの、足載板７後部から起立してシ
ート６に向かって延びる立上壁14の内側空間内の下部15
に臨んでいて、該物入れ４の下部前端に近接している。
部13が一体的に膨出形成されており、この形成部13の上
端部に燃料注入口13aが開口される。そして前記注入口
形成部13は、車体板Ｂの、足載板７後部から起立してシ
ート６に向かって延びる立上壁14の内側空間内の下部15
に臨んでいて、該物入れ４の下部前端に近接している。
前記立上壁14には、その前方右側に偏位し且つ前記燃料
注入口13aに対応して窓孔16が開口され、この窓孔16に
リッド17が開閉自在に蝶着171される。
注入口13aに対応して窓孔16が開口され、この窓孔16に
リッド17が開閉自在に蝶着171される。
燃料タンクＴの上壁12tの後部略中央には、立上壁14の
内側空間内の前記下部15に上部を臨ませた燃料取出管18
が挿着され、この取出管18の取出口181はタンク本体12
の底部12bに形成した凹部に開口している。
内側空間内の前記下部15に上部を臨ませた燃料取出管18
が挿着され、この取出管18の取出口181はタンク本体12
の底部12bに形成した凹部に開口している。
フレームＦの左右フレームパイプ8,8には、ブラケット1
9を介してメインスタンド20が起伏可能に軸支されてい
る。
9を介してメインスタンド20が起伏可能に軸支されてい
る。
また図示しないが前記メインスタンド20の代りにフレー
ムＦの左側にサイドスタンドを設けた場合には、車両の
停立時には、該車両は進行方向左側に傾斜し、燃料タン
クＴの右側にオフセットした高位置にある燃料注入口13
aからの燃料の注入がし易くなる。
ムＦの左側にサイドスタンドを設けた場合には、車両の
停立時には、該車両は進行方向左側に傾斜し、燃料タン
クＴの右側にオフセットした高位置にある燃料注入口13
aからの燃料の注入がし易くなる。
而して前述の如く左右方向に連続した足載板７を前下り
に傾斜させたことによって、乗降性が向上すると共に、
乗車状態での乗員の足首に加わる負担が軽減される。
に傾斜させたことによって、乗降性が向上すると共に、
乗車状態での乗員の足首に加わる負担が軽減される。
また、このように足載板７を前下りに傾斜させたにも拘
わらず、タンク本体12の前記配置構成によれば足載板７
の下方においてタンク本体12が、左右フレームパイプ8,
8や足載板７との干渉を回避しながら車体左右方向にも
上下方向にも極力幅広に形成することができることか
ら、該タンク本体12の一部を足載板７より高く起立させ
ずにタンク容積を十分に拡大することができる。その結
果、足載板７下方のデッドスペースの有効利用を図りつ
つ燃料タンクＴを全体的に極力低位置に配置することが
できるから、車両の低重心化が図られることは勿論、燃
料タンクＴの燃料注入口形成部13の、足載板７から上方
への突出量を極力抑えることができて、立上壁14の内側
空間を燃料タンクＴに邪魔されずに極力大きく確保し得
て、そこに大きな車両部品（図示例では物入れ４）でも
無理なく設置することができると共に、足載板７の有効
面積を燃料タンクＴに邪魔されずに極力広く確保し得て
車両の操作性が向上する。
わらず、タンク本体12の前記配置構成によれば足載板７
の下方においてタンク本体12が、左右フレームパイプ8,
8や足載板７との干渉を回避しながら車体左右方向にも
上下方向にも極力幅広に形成することができることか
ら、該タンク本体12の一部を足載板７より高く起立させ
ずにタンク容積を十分に拡大することができる。その結
果、足載板７下方のデッドスペースの有効利用を図りつ
つ燃料タンクＴを全体的に極力低位置に配置することが
できるから、車両の低重心化が図られることは勿論、燃
料タンクＴの燃料注入口形成部13の、足載板７から上方
への突出量を極力抑えることができて、立上壁14の内側
空間を燃料タンクＴに邪魔されずに極力大きく確保し得
て、そこに大きな車両部品（図示例では物入れ４）でも
無理なく設置することができると共に、足載板７の有効
面積を燃料タンクＴに邪魔されずに極力広く確保し得て
車両の操作性が向上する。
更に上記タンク本体12の上壁12tは全体的に傾斜してい
る上、左右方向に比較的幅広であり且つ足載板７よりも
低位置に在ってタンク内燃料油面とも比較的近いことか
ら、その広い上壁傾斜面に燃料を十分に当てることがで
きて、車両の上下振動や加減速に起因した燃料の波立ち
が効果的に抑えられる。
る上、左右方向に比較的幅広であり且つ足載板７よりも
低位置に在ってタンク内燃料油面とも比較的近いことか
ら、その広い上壁傾斜面に燃料を十分に当てることがで
きて、車両の上下振動や加減速に起因した燃料の波立ち
が効果的に抑えられる。
更にまた上記燃料タンクＴは、左右フレームパイプ8,8
間に跨がるよう幅広に形成されてその両パイプ8,8間に
一体的に横架連結されるため、燃料タンクＴ及び左右フ
レームパイプ8,8が相互に補強し合い、それらの全体的
強度が高められる。
間に跨がるよう幅広に形成されてその両パイプ8,8間に
一体的に横架連結されるため、燃料タンクＴ及び左右フ
レームパイプ8,8が相互に補強し合い、それらの全体的
強度が高められる。
次に第5,6図を参照して本発明の第２実施例について説
明する。この実施例ではフレームＦの、リンク機構２に
よるパワーユニットＰ前端部への支持点は、前記第１実
施例よりも上方に位置しており、前記リンク機構２下に
形成される死空間に燃料タンクＴのタンク本体12の後方
延長部12を臨ませる。こうすることによって燃料タン
クＴの容量増を図ることができる。
明する。この実施例ではフレームＦの、リンク機構２に
よるパワーユニットＰ前端部への支持点は、前記第１実
施例よりも上方に位置しており、前記リンク機構２下に
形成される死空間に燃料タンクＴのタンク本体12の後方
延長部12を臨ませる。こうすることによって燃料タン
クＴの容量増を図ることができる。
而してこの第２実施例も前記第１実施例と同じ作用効果
を奏する。
を奏する。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、左右方向に連続した足載
板を前下りに傾斜させたことによって、乗降性が向上す
ると共に、乗車状態での乗員の足首に加わる負担を軽減
することができる。
板を前下りに傾斜させたことによって、乗降性が向上す
ると共に、乗車状態での乗員の足首に加わる負担を軽減
することができる。
また、このように足載板を前下りに傾斜させたにも拘わ
らず、その足載板下方において燃料タンクのタンク本体
を、左右フレームパイプや足載板との干渉を回避しなが
ら車体左右方向にも上下方向にも極力幅広に形成するこ
とができるので、該タンク本体の一部を足載板より高く
起立させずにタンク容積を十分に拡大することができ、
従って足載板下方のデッドスペースの有効利用を図りつ
つ燃料タンクを全体的に極力低位置に配置することがで
きるので、車両の低重心化に大いに寄与し得ることは勿
論、燃料タンクの、足載板から上方への突出量を極力抑
えることができるから、立上壁内側空間を燃料タンクに
邪魔されずに極力大きく確保し得て該空間に他の車両部
品を比較的余裕を以て設置することができると共に、足
載板の有効面積を燃料タンクに邪魔されずに前後方向に
極力広く確保し得て車両の操作性を高めることができ
る。
らず、その足載板下方において燃料タンクのタンク本体
を、左右フレームパイプや足載板との干渉を回避しなが
ら車体左右方向にも上下方向にも極力幅広に形成するこ
とができるので、該タンク本体の一部を足載板より高く
起立させずにタンク容積を十分に拡大することができ、
従って足載板下方のデッドスペースの有効利用を図りつ
つ燃料タンクを全体的に極力低位置に配置することがで
きるので、車両の低重心化に大いに寄与し得ることは勿
論、燃料タンクの、足載板から上方への突出量を極力抑
えることができるから、立上壁内側空間を燃料タンクに
邪魔されずに極力大きく確保し得て該空間に他の車両部
品を比較的余裕を以て設置することができると共に、足
載板の有効面積を燃料タンクに邪魔されずに前後方向に
極力広く確保し得て車両の操作性を高めることができ
る。
更に上記タンク本体の上壁は全体的に傾斜している上、
左右方向に比較的幅広であり且つ足載板よりも低位置に
在ってタンク内燃料油面とも比較的近いことから、その
広い上壁傾斜面に燃料を十分に当てることができて、車
両の上下振動や加減速に起因した燃料の波立ちを効果的
に低減することができ、車両の走行性能向上に寄与する
ことができる。
左右方向に比較的幅広であり且つ足載板よりも低位置に
在ってタンク内燃料油面とも比較的近いことから、その
広い上壁傾斜面に燃料を十分に当てることができて、車
両の上下振動や加減速に起因した燃料の波立ちを効果的
に低減することができ、車両の走行性能向上に寄与する
ことができる。
更にまたタンク本体の上壁後部には燃料注入口及び燃料
取出管が前記立上壁の内側空間内の下部にそれぞれ臨ま
せて設けられるから、上記タンク本体の上壁を扁平に形
成してもその後部より燃料注入および燃料取出をそれぞ
れ支障なく行わせることができ、また特に燃料取出管に
ついては配管の接続作業をタンク本体下方より行う必要
がないため、接続作業が容易である。
取出管が前記立上壁の内側空間内の下部にそれぞれ臨ま
せて設けられるから、上記タンク本体の上壁を扁平に形
成してもその後部より燃料注入および燃料取出をそれぞ
れ支障なく行わせることができ、また特に燃料取出管に
ついては配管の接続作業をタンク本体下方より行う必要
がないため、接続作業が容易である。
第１〜５図は本発明の第１実施例を示すもので、第１図
はスクータ型車両の要部縦断側面図、第２図は、第１図
II−II線部分横断面図、第３図は、第２図III−III線部
分縦断面図、第４図は、第２図IV−IV線部分縦断面図で
ある。第5,6図は本発明の第２実施例を示すもので、第
５図はスクータ型車両の要部縦断部分側面図、第６図
は、第５図VI−VI線部分横断面図である。 Ｂ……車体、Ｐ……パワーユニット、Ｔ……燃料タン
ク、６……シート、７……足載板、12……タンク本体、
12a……タンク本体の左右両側部、12b……タンク本体の
下部、12t……タンク本体の上壁、13a……燃料注入口、
14……立上壁、18……燃料取出管
はスクータ型車両の要部縦断側面図、第２図は、第１図
II−II線部分横断面図、第３図は、第２図III−III線部
分縦断面図、第４図は、第２図IV−IV線部分縦断面図で
ある。第5,6図は本発明の第２実施例を示すもので、第
５図はスクータ型車両の要部縦断部分側面図、第６図
は、第５図VI−VI線部分横断面図である。 Ｂ……車体、Ｐ……パワーユニット、Ｔ……燃料タン
ク、６……シート、７……足載板、12……タンク本体、
12a……タンク本体の左右両側部、12b……タンク本体の
下部、12t……タンク本体の上壁、13a……燃料注入口、
14……立上壁、18……燃料取出管
Claims (1)
- 【請求項１】シート（６）下方に後車輪駆動用パワーユ
ニット（Ｐ）を配設し、そのパワーユニット（Ｐ）と前
車輪（Wf）との間に配置されて左右方向に連続した足載
板（７）の下方に、各々前後方向に延び且つ左右方向に
離隔して並ぶ左右一対のフレームパイプ（8,8）を配設
し、前記足載板（７）には、その後部から起立して前記
シート（６）に向かって延びる立上壁（14）を連設して
なるスクータ型車両において、前記足載板（７）を前下
りに傾斜させ、その足載板（７）の下方において前記両
フレームパイプ（8,8）に燃料タンク（Ｔ）を支持する
と共に、その燃料タンク（Ｔ）のタンク本体（12）の上
壁（12t）を扁平に形成して前下りに傾斜させ、前記タ
ンク本体（12）は、その左右両側部（12a,12a）が前記
両フレームパイプ（8,8）上に、またその下部（12b）が
前記両フレームパイプ（8,8）間にそれぞれ位置するよ
うに、且つ前記上壁（12t）が車体前後方向の全体に亘
り前記足載板（７）よりも低位置に在って該足載板
（７）に略沿うように配設され、前記タンク本体（12）
の上壁（12t）後部には燃料注入口（13a）及び燃料取出
管（18）を前記立上壁（14）の内側空間内の下部にそれ
ぞれ臨ませて設けたことを特徴とする、スクータ型車
両。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62241897A JPH0777872B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | スクータ型車両 |
| US07/247,519 US4964483A (en) | 1987-09-25 | 1988-09-22 | Motor scooter |
| AU22765/88A AU615214B2 (en) | 1987-09-25 | 1988-09-23 | Motor scooter |
| KR1019880012409A KR920004599B1 (ko) | 1987-09-25 | 1988-09-24 | 스쿠우터형 차량 |
| GB8822516A GB2210340B (en) | 1987-09-25 | 1988-09-26 | Motor scooter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62241897A JPH0777872B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | スクータ型車両 |
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|---|---|
| JPS6483484A JPS6483484A (en) | 1989-03-29 |
| JPH0777872B2 true JPH0777872B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62241897A Expired - Fee Related JPH0777872B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | スクータ型車両 |
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1988
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