JPH0777718B2 - パンチ - Google Patents
パンチInfo
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- JPH0777718B2 JPH0777718B2 JP2221950A JP22195090A JPH0777718B2 JP H0777718 B2 JPH0777718 B2 JP H0777718B2 JP 2221950 A JP2221950 A JP 2221950A JP 22195090 A JP22195090 A JP 22195090A JP H0777718 B2 JPH0777718 B2 JP H0777718B2
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- JP
- Japan
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- sheet
- punch
- punching
- hole
- edge
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カードやコピー用紙等のシート状部材(以
下、単にシートという)を一枚ずつ受入れて搬送方向に
沿い該シート上に所定の穿孔間隔を保ってファイリング
等のための複数のパンチ孔を穿孔(パンチング)するパ
ンチに係り、特に自動給紙装置(APF)や普通紙複写機
(PPC)等に付設して好適なパンチに関する。
下、単にシートという)を一枚ずつ受入れて搬送方向に
沿い該シート上に所定の穿孔間隔を保ってファイリング
等のための複数のパンチ孔を穿孔(パンチング)するパ
ンチに係り、特に自動給紙装置(APF)や普通紙複写機
(PPC)等に付設して好適なパンチに関する。
[従来の技術] 一般に、コピー用紙等のシートにファイリング用等のパ
ンチ孔を施す場合には、手動式あるいは電動式のパンチ
で、一枚又は複数枚のシートを重ねた状態で所定位置に
セットして行なう。そして、所定位置へのシートのセッ
トはパンチ上に設けた位置合わせ用のガイドやセンター
マーク等を案内として行ない、位置合わせ用のガイド調
整することによってシートのサイズやシート端縁からパ
ンチ孔までの距離等の調整を行なうようになっている。
ンチ孔を施す場合には、手動式あるいは電動式のパンチ
で、一枚又は複数枚のシートを重ねた状態で所定位置に
セットして行なう。そして、所定位置へのシートのセッ
トはパンチ上に設けた位置合わせ用のガイドやセンター
マーク等を案内として行ない、位置合わせ用のガイド調
整することによってシートのサイズやシート端縁からパ
ンチ孔までの距離等の調整を行なうようになっている。
他方、近年においては普通紙複写機(PPC)や自動給紙
装置(APF)等のシートを処理する事務機器の広範な普
及とその高速化、効率化に伴ない、コピー処理後にファ
イリングするためのパンチ処理も迅速かつ能率的に行な
う必要に迫られている。この解決策として、例えば、特
開昭63−121862号には、複写機の用紙排出側にパンチ孔
間隔に対応して横方向に配設された2本の穿孔爪を有す
る穿孔機を付設し、コピー処理されて排紙ローラにより
順次一枚ずつ排出されるコピー用紙に、該排紙ローラに
連動するカムにより排出される用紙のタイミングに合わ
せて両穿孔爪を同時に作動させてパンチ処理する構成の
ものが提案されている。
装置(APF)等のシートを処理する事務機器の広範な普
及とその高速化、効率化に伴ない、コピー処理後にファ
イリングするためのパンチ処理も迅速かつ能率的に行な
う必要に迫られている。この解決策として、例えば、特
開昭63−121862号には、複写機の用紙排出側にパンチ孔
間隔に対応して横方向に配設された2本の穿孔爪を有す
る穿孔機を付設し、コピー処理されて排紙ローラにより
順次一枚ずつ排出されるコピー用紙に、該排紙ローラに
連動するカムにより排出される用紙のタイミングに合わ
せて両穿孔爪を同時に作動させてパンチ処理する構成の
ものが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の手動式あるいは電動式のパンチを用いて複数枚の
シートに穿孔する場合、シートを重ねて正確に位置合わ
せして揃える必要があり、この操作をしないとファイル
した場合に不揃いになる不具合がある。又、多数枚を一
度に穿孔すると、パンチ孔の周辺がめくれたりバリが発
生したりするため、ファイル時には特に問題とならない
としても、再度コピーするために特に自動給紙装置(AP
F)付きの複写機にかけた場合には、これらシート上の
メクレやバリが影響してスムーズなシート搬送ができな
くなる問題があった。
シートに穿孔する場合、シートを重ねて正確に位置合わ
せして揃える必要があり、この操作をしないとファイル
した場合に不揃いになる不具合がある。又、多数枚を一
度に穿孔すると、パンチ孔の周辺がめくれたりバリが発
生したりするため、ファイル時には特に問題とならない
としても、再度コピーするために特に自動給紙装置(AP
F)付きの複写機にかけた場合には、これらシート上の
メクレやバリが影響してスムーズなシート搬送ができな
くなる問題があった。
他方、上述の特開昭63−121862号では、コピー処理した
用紙をコピートレイ上に排出する前に一枚ずつパンチ処
理する構成のため、複数枚を一度にパンチ処理する場合
における用紙取扱い上の面倒が解消され、現今の事務処
理の能率化に対応できるものである。
用紙をコピートレイ上に排出する前に一枚ずつパンチ処
理する構成のため、複数枚を一度にパンチ処理する場合
における用紙取扱い上の面倒が解消され、現今の事務処
理の能率化に対応できるものである。
しかしここに開示された構成では、穿孔を行なう穿孔爪
にはシートの搬送方向に対して横方向にある穿孔位置に
対応した所定位置に2本設けたものであり、パンチ孔間
隔やパンチ孔数が異なるものには対応できず、これに対
応するためにはそれぞれパンチ孔間隔やパンチ孔数に応
じた数の穿孔部材を設けなければならず、構造が複雑に
なり、また高価なものとなってしまう問題があった。
にはシートの搬送方向に対して横方向にある穿孔位置に
対応した所定位置に2本設けたものであり、パンチ孔間
隔やパンチ孔数が異なるものには対応できず、これに対
応するためにはそれぞれパンチ孔間隔やパンチ孔数に応
じた数の穿孔部材を設けなければならず、構造が複雑に
なり、また高価なものとなってしまう問題があった。
本発明は、上記従来構成の諸問題を解消するためになさ
れたものであり、その目的はコピー用紙等のシート上の
複数の位置に迅速かつ正確にパンチ孔を形成することが
でき、自動給紙装置(APF)や普通紙複写機(PPC)等の
機器に付設して好適に用い得るとともに構造が簡単で低
廉なパンチを提供するにある。
れたものであり、その目的はコピー用紙等のシート上の
複数の位置に迅速かつ正確にパンチ孔を形成することが
でき、自動給紙装置(APF)や普通紙複写機(PPC)等の
機器に付設して好適に用い得るとともに構造が簡単で低
廉なパンチを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明においては、シート
の受入れを検出する手段と、該シートの受入れ検出に応
じてシートを一枚ずつ順次搬送路に沿って搬送する搬送
手段と、該搬送路中を送られるシート上にパンチ孔を形
成するように動作可能に該搬送路の所定位置に配置され
た穿孔部材と、前記搬送路中を送られるシートの進行方
向に沿うシート前端縁の位置検出を行なうとともに該検
出されるシート端縁と該端縁から第1のパンチ孔までの
間の搬送方向に沿う距離と等しい間隔をもって前記穿孔
部材から離間した位置に設けられたシート端縁検出セン
サと、穿孔間隔と等しい間隔もって前記穿孔部材から離
間した位置に設けられたパンチ孔検出センサと、前記シ
ート端縁検出センサによるシート前端縁の位置検出に応
じて前記穿孔部材を作動させてシート上に第1のパンチ
孔を形成させる第1の作動手段と、前記パンチ孔検出セ
ンサによる前記第1のパンチ孔の検出に応じて前記穿孔
部材を作動させてシート上に第1のパンチ孔に対して穿
孔間隔を隔てて第2のパンチ孔を形成させる第2の作動
手段とを備えたパンチを提案するものである。
の受入れを検出する手段と、該シートの受入れ検出に応
じてシートを一枚ずつ順次搬送路に沿って搬送する搬送
手段と、該搬送路中を送られるシート上にパンチ孔を形
成するように動作可能に該搬送路の所定位置に配置され
た穿孔部材と、前記搬送路中を送られるシートの進行方
向に沿うシート前端縁の位置検出を行なうとともに該検
出されるシート端縁と該端縁から第1のパンチ孔までの
間の搬送方向に沿う距離と等しい間隔をもって前記穿孔
部材から離間した位置に設けられたシート端縁検出セン
サと、穿孔間隔と等しい間隔もって前記穿孔部材から離
間した位置に設けられたパンチ孔検出センサと、前記シ
ート端縁検出センサによるシート前端縁の位置検出に応
じて前記穿孔部材を作動させてシート上に第1のパンチ
孔を形成させる第1の作動手段と、前記パンチ孔検出セ
ンサによる前記第1のパンチ孔の検出に応じて前記穿孔
部材を作動させてシート上に第1のパンチ孔に対して穿
孔間隔を隔てて第2のパンチ孔を形成させる第2の作動
手段とを備えたパンチを提案するものである。
更に、標準化された多孔パンチ孔を形成するものでは、
シート端縁検出センサとパンチ孔検出センサとを単一の
センサで構成し、該単一のセンサによりシート端縁の検
出に続いてパンチ孔の検出を順次行なってシート上に所
望数の多孔パンチ孔を形成する構成も提案される。
シート端縁検出センサとパンチ孔検出センサとを単一の
センサで構成し、該単一のセンサによりシート端縁の検
出に続いてパンチ孔の検出を順次行なってシート上に所
望数の多孔パンチ孔を形成する構成も提案される。
[作用] 上記構成の本発明のパンチにおいては、例えばシート上
に2孔を穿孔する場合、搬送したシートの前端縁がまず
シート端縁検出センサで検出され、これに応じて穿孔部
材が、1回動作して最初にパンチ孔が形成される。次い
で、シートが更に搬送されて該形成された第1のパンチ
孔がパンチ孔検出センサにより検出され、これに応じて
穿孔部材が更に1回動作して第2のパンチ孔をシート上
に形成する。シート端縁検出センサおよびパンチ孔検出
センサは、それぞれ穿孔部材との離間距離が特定され、
これによって、シート端縁から第1のパンチ孔までの距
離、及び、第1及び第2のパンチ孔の穿孔間隔をファイ
リング用に標準化されたパンチング形式の寸法に対応さ
せることができる。
に2孔を穿孔する場合、搬送したシートの前端縁がまず
シート端縁検出センサで検出され、これに応じて穿孔部
材が、1回動作して最初にパンチ孔が形成される。次い
で、シートが更に搬送されて該形成された第1のパンチ
孔がパンチ孔検出センサにより検出され、これに応じて
穿孔部材が更に1回動作して第2のパンチ孔をシート上
に形成する。シート端縁検出センサおよびパンチ孔検出
センサは、それぞれ穿孔部材との離間距離が特定され、
これによって、シート端縁から第1のパンチ孔までの距
離、及び、第1及び第2のパンチ孔の穿孔間隔をファイ
リング用に標準化されたパンチング形式の寸法に対応さ
せることができる。
シート上に穿孔間隔の等しい多数のパンチ孔部を穿孔す
る多孔パンチ孔形成の場合は、上述の両検出センサと穿
孔部材との間隔をそれに応じて狭めた位置に配置した構
成とすればよく、又、シート端縁から最初のパンチ孔ま
での距離が穿孔間隔に遠しい標準化されたパンチング形
式の場合には両検出センサを単一のセンサで構成し該セ
ンサにシート端縁の検出及びそれに続いてパンチ孔の検
出を順次行なわせることができる。
る多孔パンチ孔形成の場合は、上述の両検出センサと穿
孔部材との間隔をそれに応じて狭めた位置に配置した構
成とすればよく、又、シート端縁から最初のパンチ孔ま
での距離が穿孔間隔に遠しい標準化されたパンチング形
式の場合には両検出センサを単一のセンサで構成し該セ
ンサにシート端縁の検出及びそれに続いてパンチ孔の検
出を順次行なわせることができる。
[実施例] 第1図には本発明に係るパンチを自動給紙装置(以下、
APFという)に接続して所定の幅サイズWのカット・シ
ートPを矢印で示すごとく搬送してシートP上の所望位
置にパンチングを施す態様を示してある。
APFという)に接続して所定の幅サイズWのカット・シ
ートPを矢印で示すごとく搬送してシートP上の所望位
置にパンチングを施す態様を示してある。
図において、10は本発明に係るパンチ、12はそれに接続
されたAPF、14は該APFにシートPを供給するシート供給
カセット、16は排出トレイである。
されたAPF、14は該APFにシートPを供給するシート供給
カセット、16は排出トレイである。
シートPはカセット14より一対のシートガイド18に案内
された状態で矢印で示す搬送方向にセンターラインX−
Xに沿って縦長の状態でAPF12へ一枚ずつ送り込まれ
る。APF12は該シートPを自動給紙してパンチ10へ順次
給送し、ここでシートPは、一対のシートガイド19に案
内された状態で搬送されながら該シートP上にパンチン
グが施され排出トレイ16へと送り出される。
された状態で矢印で示す搬送方向にセンターラインX−
Xに沿って縦長の状態でAPF12へ一枚ずつ送り込まれ
る。APF12は該シートPを自動給紙してパンチ10へ順次
給送し、ここでシートPは、一対のシートガイド19に案
内された状態で搬送されながら該シートP上にパンチン
グが施され排出トレイ16へと送り出される。
この実施例では、パンチ10に対しシートを給送する給送
装置としてパンチ10にAPF12を接続した態様を示してあ
るが、このAPF12に代えて、普通紙複写機(以下、PPCと
いう)を接続し、PPCの排出側にパンチ10を配置する構
成も可能である。
装置としてパンチ10にAPF12を接続した態様を示してあ
るが、このAPF12に代えて、普通紙複写機(以下、PPCと
いう)を接続し、PPCの排出側にパンチ10を配置する構
成も可能である。
このようなシートPにパンチ孔を施す場合、ファイリン
グ様式によって異なるが、通常用いられるファイル様式
から見て代表的なものは、シートP上にA,Bで示した様
に、シートPの側縁に沿って略中央に所定の穿孔間隔を
保って2個のパンチ孔を形成する2孔タイプA及び該シ
ート側縁全体にわたり小間隔で多数のパンチ孔部を形成
する多孔タイプBの穿孔パターンがあると考えられる。
この両タイプA,Bとともに、穿孔間隔S1,S2及びシート側
端縁からの寸法Uはほぼ標準化されており、又、タイプ
Aの2孔がシートPの縦横方向のセンターラインY−Y
に対して対称位置にあり、シート前端縁20から最初のパ
ンチ孔までの距離T1についても標準化されている。又、
多孔タイプBの場合の孔数もファイリング方式によって
多少の差異はあるにしてもほぼ標準化され、穿孔間隔S2
が均等であるに加えてシートの前端縁20から最初のパン
チ孔までの間隔T2もこれと同様に設定されているのが一
般的である。
グ様式によって異なるが、通常用いられるファイル様式
から見て代表的なものは、シートP上にA,Bで示した様
に、シートPの側縁に沿って略中央に所定の穿孔間隔を
保って2個のパンチ孔を形成する2孔タイプA及び該シ
ート側縁全体にわたり小間隔で多数のパンチ孔部を形成
する多孔タイプBの穿孔パターンがあると考えられる。
この両タイプA,Bとともに、穿孔間隔S1,S2及びシート側
端縁からの寸法Uはほぼ標準化されており、又、タイプ
Aの2孔がシートPの縦横方向のセンターラインY−Y
に対して対称位置にあり、シート前端縁20から最初のパ
ンチ孔までの距離T1についても標準化されている。又、
多孔タイプBの場合の孔数もファイリング方式によって
多少の差異はあるにしてもほぼ標準化され、穿孔間隔S2
が均等であるに加えてシートの前端縁20から最初のパン
チ孔までの間隔T2もこれと同様に設定されているのが一
般的である。
なお、第1図においてはシートP上に両タイプA,Bのパ
ンチ孔を説明上一緒に図示してあり、多孔タイプBのパ
ンチ孔は両端部分のみ示し、中央部分を省略してある。
ンチ孔を説明上一緒に図示してあり、多孔タイプBのパ
ンチ孔は両端部分のみ示し、中央部分を省略してある。
本発明は以上の標準化された穿孔パターンの条件をふま
え、これに対応したパンチングを容易かつ正確になし得
るようにしたものである。このために、パンチ10上に
は、シートPの前端縁20を検出して該シーPの進入を検
出する進入検出センサE、該シートPの後端縁21を検出
して該シートPの排出を検出する排出検出センサZが設
けられると共に、タイプA,B両用のパンチ位置Kが設定
されている。又、該パンチ位置KにシートPを位置づけ
るための位置検出センサとして、タイプA用のシートP
の前端縁の到来を検出するシート端縁検出センサAS1、
及びパンチ孔を検出するパンチ孔検出センサAS2が設け
られるとともにタイプB用のシート端縁の検出及びパン
チ孔の検出の両方を兼用するセンサBSが設けられてい
る。
え、これに対応したパンチングを容易かつ正確になし得
るようにしたものである。このために、パンチ10上に
は、シートPの前端縁20を検出して該シーPの進入を検
出する進入検出センサE、該シートPの後端縁21を検出
して該シートPの排出を検出する排出検出センサZが設
けられると共に、タイプA,B両用のパンチ位置Kが設定
されている。又、該パンチ位置KにシートPを位置づけ
るための位置検出センサとして、タイプA用のシートP
の前端縁の到来を検出するシート端縁検出センサAS1、
及びパンチ孔を検出するパンチ孔検出センサAS2が設け
られるとともにタイプB用のシート端縁の検出及びパン
チ孔の検出の両方を兼用するセンサBSが設けられてい
る。
パンチ位置Kと一方のシートガイド19との間隔はタイプ
BのUと同等に、該パンチ位置KとセンサAS1との間隔
はシートPの前端縁20からタイプAの最初の孔までの間
隔T1と同等に、又、パンチ位置KとセンサンAS2との間
隔はタイプAの2孔の穿孔間隔S1と同等に設定してあ
る。更に、パンチ位置KとセンサンBSの間隔はタイプB
の間隔T2,S2と同等に設定してある。
BのUと同等に、該パンチ位置KとセンサAS1との間隔
はシートPの前端縁20からタイプAの最初の孔までの間
隔T1と同等に、又、パンチ位置KとセンサンAS2との間
隔はタイプAの2孔の穿孔間隔S1と同等に設定してあ
る。更に、パンチ位置KとセンサンBSの間隔はタイプB
の間隔T2,S2と同等に設定してある。
センサAS2,BSはパンチ位置Kと搬送方向に沿う同一のラ
イン上、すなわち、シートの側端縁ないしは一方のガイ
ド19より間隔Uのライン上に配設されている。他方、セ
ンサAS1は第1図に示すごとく上記ラインよりはずれた
位置にあってもよい。
イン上、すなわち、シートの側端縁ないしは一方のガイ
ド19より間隔Uのライン上に配設されている。他方、セ
ンサAS1は第1図に示すごとく上記ラインよりはずれた
位置にあってもよい。
ここに用いられるセンサAS1,AS2,BSはシートPの前端縁
20やパンチされた孔を検出するもので、シート搬送路22
(第2図)にセンサーレバーを介在させておき、シート
の通過や、孔位置における凹凸に対応した微動をフォト
インターラプタにより検出して所要のタイミング信号を
送出する構成のものを採用し得る。このセンサを構成す
るセンサレバー及びフォトインターラプタの具体例は後
述する。
20やパンチされた孔を検出するもので、シート搬送路22
(第2図)にセンサーレバーを介在させておき、シート
の通過や、孔位置における凹凸に対応した微動をフォト
インターラプタにより検出して所要のタイミング信号を
送出する構成のものを採用し得る。このセンサを構成す
るセンサレバー及びフォトインターラプタの具体例は後
述する。
なお、センサAS2,BSによるパンチ孔の検出は、第1図に
示すように、この実施例ではシート搬送方向に沿ってパ
ンチ孔の後端を基準位置として行なう構成となってい
る。しかし、該パンチ孔の前端部を基準とすることも可
能である。
示すように、この実施例ではシート搬送方向に沿ってパ
ンチ孔の後端を基準位置として行なう構成となってい
る。しかし、該パンチ孔の前端部を基準とすることも可
能である。
パンチ位置Kには、後述のごとく、穿孔手段を構成する
穿孔装置23が配置され、各センサからの信号をうけてパ
ンチング動作を遂行するようになっている。
穿孔装置23が配置され、各センサからの信号をうけてパ
ンチング動作を遂行するようになっている。
又、センサや穿孔装置の取付位置を調整することによ
り、より正確なパンチ孔の位置を設定することができ
る。
り、より正確なパンチ孔の位置を設定することができ
る。
第1図ないし第3図において、シートPを搬送するため
に、APF12内には折りローラ機構24及びこの駆動タイミ
ングをコントロールするソレノイド26等が内蔵され、搬
送サイクルの始動信号を得て駆動されシートPをパンチ
10の搬送路22へ送り込む。ただし、APF12の構成自体は
公知のものを採用し得る。
に、APF12内には折りローラ機構24及びこの駆動タイミ
ングをコントロールするソレノイド26等が内蔵され、搬
送サイクルの始動信号を得て駆動されシートPをパンチ
10の搬送路22へ送り込む。ただし、APF12の構成自体は
公知のものを採用し得る。
シートPを搬送するパンチ10内の搬送系は、シート進入
側に配置された第1の送りローラ機構28とシート排出側
に配置された第2の送りローラ機構30とこれらにプー
リ、ベルトを介して駆動力を供給する駆動モータ32を有
する。第1の送りローラ機構28は、固定軸34のまわりに
回転する駆動ローラ36と、これに対し、搬送路22をはさ
んで対応する従動ローラ38を有し、該ローラ38は、シー
トの停止位置決めを行なう第1のローラ移動機構40に連
結されている。該機構40は駆動源をなすソレノイド42、
これとローラ38間を連接する作動レバー44及びローラ38
を常時は駆動ローラ36より離間した第2図及び第3図に
示す開放位置に保持するバネ46を有する。
側に配置された第1の送りローラ機構28とシート排出側
に配置された第2の送りローラ機構30とこれらにプー
リ、ベルトを介して駆動力を供給する駆動モータ32を有
する。第1の送りローラ機構28は、固定軸34のまわりに
回転する駆動ローラ36と、これに対し、搬送路22をはさ
んで対応する従動ローラ38を有し、該ローラ38は、シー
トの停止位置決めを行なう第1のローラ移動機構40に連
結されている。該機構40は駆動源をなすソレノイド42、
これとローラ38間を連接する作動レバー44及びローラ38
を常時は駆動ローラ36より離間した第2図及び第3図に
示す開放位置に保持するバネ46を有する。
他方、第2の送りローラ機構30は、固定軸48のまわりに
回転する駆動ローラ50と、これに対し搬送路22をはさん
で対応する従動ローラ52を有し、該ローラ52は、シート
の停止位置決めを行なう第2のローラ移動機構54に連結
されている。該機構54は駆動源をなすソレノイド56、こ
れとローラ52間を連接する作動レバー57及びローラ52を
常時は駆動ローラ50に圧接した第2図及び第3図に示す
押圧位置に保持するバネ58を有する。
回転する駆動ローラ50と、これに対し搬送路22をはさん
で対応する従動ローラ52を有し、該ローラ52は、シート
の停止位置決めを行なう第2のローラ移動機構54に連結
されている。該機構54は駆動源をなすソレノイド56、こ
れとローラ52間を連接する作動レバー57及びローラ52を
常時は駆動ローラ50に圧接した第2図及び第3図に示す
押圧位置に保持するバネ58を有する。
搬送路22は、シートPがスムーズに通過できる程度の上
下間隙をおいて平行に配置された上下一対のガイドプレ
ート60,62により形成され、一方のプレート60上に前述
した第1及び第2のローラ移動機構40,54が設けられ、
他方のプレート62下方に第1及び第2の送りローラ機構
28,30の駆動側部分が設けられている。
下間隙をおいて平行に配置された上下一対のガイドプレ
ート60,62により形成され、一方のプレート60上に前述
した第1及び第2のローラ移動機構40,54が設けられ、
他方のプレート62下方に第1及び第2の送りローラ機構
28,30の駆動側部分が設けられている。
第4図及び第5図に示す穿孔装置23は、ガイドプレート
60,62に連通形成したパンチ作動孔76に対応してプレー
ト60上に支持部材77により上下動可能に配置されたパン
チ爪よりなる穿孔部材78と、印加電圧に応じて圧電効果
によって寸法歪を発生する圧電素子80と、該圧電素子80
の寸法歪を穿孔部材78に拡大伝達して穿孔部材78に矢印
(第4図)方向の穿孔動作を遂行させる拡大機構82を備
えている。拡大機構82は、圧電素子80を取囲んだ態様で
スチール等の金属板で一体に形成され、第5図に示すよ
うに、圧電素子80の長手方向の両端部にそれぞれ取付け
られた一対の取付部82aと、圧電素子80の両側にあって
各取付部82aにヒンジ部材82bを介して可動連結されると
ともに出力端部82c,82dにそれぞれヒンジ部82bを介して
可動連結された一対の可動リンク82eより構成されてい
る。
60,62に連通形成したパンチ作動孔76に対応してプレー
ト60上に支持部材77により上下動可能に配置されたパン
チ爪よりなる穿孔部材78と、印加電圧に応じて圧電効果
によって寸法歪を発生する圧電素子80と、該圧電素子80
の寸法歪を穿孔部材78に拡大伝達して穿孔部材78に矢印
(第4図)方向の穿孔動作を遂行させる拡大機構82を備
えている。拡大機構82は、圧電素子80を取囲んだ態様で
スチール等の金属板で一体に形成され、第5図に示すよ
うに、圧電素子80の長手方向の両端部にそれぞれ取付け
られた一対の取付部82aと、圧電素子80の両側にあって
各取付部82aにヒンジ部材82bを介して可動連結されると
ともに出力端部82c,82dにそれぞれヒンジ部82bを介して
可動連結された一対の可動リンク82eより構成されてい
る。
圧電素子80に圧電効果により第5図に示すごとく縦方向
の寸法歪が発生した場合、該歪は一対の取付部82aにそ
のまま伝達されて両取付部が互いに離間する方向に移動
し、その移動は該取付部82aから、図において一点鎖線
で示すごとく各ヒンジ部82bとそれらを連接するリンク
節の関係により、出力端82c,82dの位置する各ヒンジ部8
2bを互いに近接させる方向へ移動させる。そして、この
移動量はリンク比に応じて拡大され力端82c,82dに伝達
され両出力端を第5図に矢印で示すごとく互いに向き合
う方向に移動させる。ただし、実施例においては、一方
の出力端82dが該穿孔装置23をガイドプレート60上へ設
置するベース84に固定された固定端としてあるため、圧
電素子80の寸法歪により生じた上述の両出力端の移動量
は合算されて他方の可動出力端82cへと伝達され、これ
がレバー86へと伝達される。該レバー86の基端86aはベ
ース84に枢支され、自由端86bが穿孔部材78の上端に対
応しているので、レバー86は可動出力端82cからの力を
うけて第4図において反時計方向へ回動する。このレバ
ー86に対する可動出力端82cの取付位置88と、レバー86
の枢支された基端86a及び穿孔部材78に対応する自由端8
6bとのレバー比により、可動出力端82cへ伝達された圧
電素子80の寸法歪は、ここで更に拡大されて穿孔部材78
へと伝達され、これによって穿孔部材78の穿孔動作が復
帰バネ90に抗して遂行される。
の寸法歪が発生した場合、該歪は一対の取付部82aにそ
のまま伝達されて両取付部が互いに離間する方向に移動
し、その移動は該取付部82aから、図において一点鎖線
で示すごとく各ヒンジ部82bとそれらを連接するリンク
節の関係により、出力端82c,82dの位置する各ヒンジ部8
2bを互いに近接させる方向へ移動させる。そして、この
移動量はリンク比に応じて拡大され力端82c,82dに伝達
され両出力端を第5図に矢印で示すごとく互いに向き合
う方向に移動させる。ただし、実施例においては、一方
の出力端82dが該穿孔装置23をガイドプレート60上へ設
置するベース84に固定された固定端としてあるため、圧
電素子80の寸法歪により生じた上述の両出力端の移動量
は合算されて他方の可動出力端82cへと伝達され、これ
がレバー86へと伝達される。該レバー86の基端86aはベ
ース84に枢支され、自由端86bが穿孔部材78の上端に対
応しているので、レバー86は可動出力端82cからの力を
うけて第4図において反時計方向へ回動する。このレバ
ー86に対する可動出力端82cの取付位置88と、レバー86
の枢支された基端86a及び穿孔部材78に対応する自由端8
6bとのレバー比により、可動出力端82cへ伝達された圧
電素子80の寸法歪は、ここで更に拡大されて穿孔部材78
へと伝達され、これによって穿孔部材78の穿孔動作が復
帰バネ90に抗して遂行される。
上述のように、穿孔部材78の穿孔動作を遂行させる駆動
源として、圧電素子80の圧電効果による寸法歪を利用す
る、いわゆる圧電アクチェータを用いているため、カム
作動やソレノイド駆動に比して、極めて高速の作動をな
し得、その応答性はソレノイドを用いた場合にはmsオー
ダーであるがこの圧電アクチェータではμsオーダーと
なり格段と高速化される。
源として、圧電素子80の圧電効果による寸法歪を利用す
る、いわゆる圧電アクチェータを用いているため、カム
作動やソレノイド駆動に比して、極めて高速の作動をな
し得、その応答性はソレノイドを用いた場合にはmsオー
ダーであるがこの圧電アクチェータではμsオーダーと
なり格段と高速化される。
上記実施例では穿孔装置23の駆動源として、圧電素子を
用いたものを説明したが、この駆動源としては圧電素子
と同様な電気−機械変換素子である磁歪素子を用いても
良い。磁歪素子は、磁気ひずみ材料に、コイルを介して
磁界を与えることにより生ずる磁気ひずみ現象を利用し
たものであり、応答性も圧電素子と同様に格段に優れて
いる。
用いたものを説明したが、この駆動源としては圧電素子
と同様な電気−機械変換素子である磁歪素子を用いても
良い。磁歪素子は、磁気ひずみ材料に、コイルを介して
磁界を与えることにより生ずる磁気ひずみ現象を利用し
たものであり、応答性も圧電素子と同様に格段に優れて
いる。
又、前述の第1及び第2のローラ移動機構40,54の駆動
源として使用されているソレノイド42,56に代えて、上
述の電気−機構変換素子を用いれば、より高速の作動に
対応し得る。
源として使用されているソレノイド42,56に代えて、上
述の電気−機構変換素子を用いれば、より高速の作動に
対応し得る。
次に、第6図及び第7図につき、前記の各センサAS1,AS
2,BSを構成するセンサレバー及びフォトイターラプタの
具体的構成を説明する。
2,BSを構成するセンサレバー及びフォトイターラプタの
具体的構成を説明する。
101は、透過型フォトインターラプタであり、離間状態
に対向する発光部102及び受光部103と、これを一体的に
連結する連結部104とよりなり発光部102及び受光部103
間に検出凹部105を有してコ字型に構成されている。検
出凹部105においては、発光部102及び受光部103の対向
面に、スリット106がそれぞれ設けられ、スリット106間
に形成される光路を遮断、または導通させることによ
り、受光部103に電流が流れ、または流れない態様で作
動が行なわれるものである。ここで、発光部102は発光
ダイオード等で、受光部103は、フォトダイオードやフ
ォトトランジスタ等の受光素子でそれぞれ構成されてい
る。107は、出力用ピンであり、連結部104から外部に突
出されている。
に対向する発光部102及び受光部103と、これを一体的に
連結する連結部104とよりなり発光部102及び受光部103
間に検出凹部105を有してコ字型に構成されている。検
出凹部105においては、発光部102及び受光部103の対向
面に、スリット106がそれぞれ設けられ、スリット106間
に形成される光路を遮断、または導通させることによ
り、受光部103に電流が流れ、または流れない態様で作
動が行なわれるものである。ここで、発光部102は発光
ダイオード等で、受光部103は、フォトダイオードやフ
ォトトランジスタ等の受光素子でそれぞれ構成されてい
る。107は、出力用ピンであり、連結部104から外部に突
出されている。
112は、ハウジングであり、保持部材113とアーム部材11
4とより構成されており、合成樹脂で一体成型されるも
のが良好である。
4とより構成されており、合成樹脂で一体成型されるも
のが良好である。
保持部材113は、下部及び一側部が開放された箱状をな
し、その内部には、透過型フォトインターラプタ101を
格納し得る格納部115が形成されるとともに、下端周部
には、据付けフランジ116が形成され、据付けフランジ1
16を上側のガイドプレート60の上面にビス117を用いて
ビス止めすることにより、被検出部材をなすシートPに
対して所定の位置に据付けられ、透過型フォトインター
ラプタ101が格納部115に保持されるようになっている。
し、その内部には、透過型フォトインターラプタ101を
格納し得る格納部115が形成されるとともに、下端周部
には、据付けフランジ116が形成され、据付けフランジ1
16を上側のガイドプレート60の上面にビス117を用いて
ビス止めすることにより、被検出部材をなすシートPに
対して所定の位置に据付けられ、透過型フォトインター
ラプタ101が格納部115に保持されるようになっている。
第7図中、119は、ビス117用のビス孔であり、据付けフ
ランジ116において格納部115の両側に、一対、長孔状に
形成されており、本実施例においては、シートPの移動
方向に沿って、保持部材113の据付け位置が調整可能と
なっている。
ランジ116において格納部115の両側に、一対、長孔状に
形成されており、本実施例においては、シートPの移動
方向に沿って、保持部材113の据付け位置が調整可能と
なっている。
格納部115において透過型フォトインターラプタ101は、
その連結部104が保持部材113の開放された一側部に位置
し、また発光部102及び受光部103の先端が、当該開放さ
れた一側部に対し反対側の側部120に当接して位置し、
スリット106間の光路が水平の状態で格納されるように
なっている。ここで、発光部102及び受光部103間は、保
持部材113で覆われている。
その連結部104が保持部材113の開放された一側部に位置
し、また発光部102及び受光部103の先端が、当該開放さ
れた一側部に対し反対側の側部120に当接して位置し、
スリット106間の光路が水平の状態で格納されるように
なっている。ここで、発光部102及び受光部103間は、保
持部材113で覆われている。
アーム部材114は、保持部材113に、その側部120より、
発光部102及び受光部103の先端と対向するように、一
対、間隔を有して、突設され、シートPの搬送方向Aに
沿うように配置されている。アーム部材114間は、保持
部材113の側部120及び該部位における取付けフランジ11
6に形成された切欠き部121を介して発光部102及び受光
部103間と連通するようになっている。
発光部102及び受光部103の先端と対向するように、一
対、間隔を有して、突設され、シートPの搬送方向Aに
沿うように配置されている。アーム部材114間は、保持
部材113の側部120及び該部位における取付けフランジ11
6に形成された切欠き部121を介して発光部102及び受光
部103間と連通するようになっている。
122は、センサレバーをなすアクチュエータであり、ア
ーム部材114間に配設され、一端部は、アーム部材114の
先端部に形成され回動支持部を構成する軸孔123に軸支
される回動軸部124を備えるとともに、検出部125を下方
に突出形成してなり、他端部は、上記切欠き部121を通
って、格納部115に入り、そして検出凹部105に臨入し、
スリット106間の光路を遮断する光折遮断部126を有して
いる。検出部125は、保護部材111に形成した検出孔127
からシートPに対応して臨み、該シートPと接して応動
し、これにより、アクチュエータ122は、軸孔123を支点
として回動し、光路遮断部126がスリット106間の光路を
遮断、導通可能となっている。ここで、回動軸部124
は、アーム部材114の先端部を広げるようにして、軸孔1
23から容易に系脱され、これにより、アクチュエータ12
2が着脱可能となっている。
ーム部材114間に配設され、一端部は、アーム部材114の
先端部に形成され回動支持部を構成する軸孔123に軸支
される回動軸部124を備えるとともに、検出部125を下方
に突出形成してなり、他端部は、上記切欠き部121を通
って、格納部115に入り、そして検出凹部105に臨入し、
スリット106間の光路を遮断する光折遮断部126を有して
いる。検出部125は、保護部材111に形成した検出孔127
からシートPに対応して臨み、該シートPと接して応動
し、これにより、アクチュエータ122は、軸孔123を支点
として回動し、光路遮断部126がスリット106間の光路を
遮断、導通可能となっている。ここで、回動軸部124
は、アーム部材114の先端部を広げるようにして、軸孔1
23から容易に系脱され、これにより、アクチュエータ12
2が着脱可能となっている。
128は、付勢部材を構成する板ばねであり、その基端部
が保持部材113の上部に固定支持され、先端部がアクチ
ュエータ122の中央、上部に凸状に曲げ形成された被押
接部129を押接し、これにより、アクチュエータ122が、
第1図において、時計方向に、原位置に向かって付勢さ
れている。
が保持部材113の上部に固定支持され、先端部がアクチ
ュエータ122の中央、上部に凸状に曲げ形成された被押
接部129を押接し、これにより、アクチュエータ122が、
第1図において、時計方向に、原位置に向かって付勢さ
れている。
なお、板ばね128の巾は、保持部材113の据付け前にあっ
て、板ばね128がアクチュエータ122の被押接部129を押
接していない状態では、板ばね128がアーム部材114の上
方に位置し、据付け後にあっては、検出部125が搬送路2
2に当接した状態で被押接部129がアーム部材114の上面
より上方へ突出して板ばね128で押接されるようになっ
ている。また、検出部125が搬送路22に非接触の状態で
臨む場合にも、光路遮断部126はガイドプレート60に当
接規制され、検出部125に常時付勢力が作用するように
なっている。
て、板ばね128がアクチュエータ122の被押接部129を押
接していない状態では、板ばね128がアーム部材114の上
方に位置し、据付け後にあっては、検出部125が搬送路2
2に当接した状態で被押接部129がアーム部材114の上面
より上方へ突出して板ばね128で押接されるようになっ
ている。また、検出部125が搬送路22に非接触の状態で
臨む場合にも、光路遮断部126はガイドプレート60に当
接規制され、検出部125に常時付勢力が作用するように
なっている。
次に、このフォトインターラプタ101によるシートPの
検出につき説明する。
検出につき説明する。
第6図に示すように、搬送路22に沿って、シートPが矢
印A方向に送られ、その前端部20がアクチュエータ122
の検出部125に当接すると、図中、鎖線で示すように、
該検出部125が応動し、アクチュエータ122が板ばね128
の付勢力に抗し、原位置から反時計方向に回動し、これ
に伴い光路遮断部126が検出凹部105を移動し、スリット
106間の光路の下方位置よりスリット106間の光路に位置
し、それが遮断され、検出信号が送出される。他方、シ
ートPが検出部125から離れると、検出部125の復帰応動
に伴い、アクチュエータ122が板ばね128の付勢力により
時計方向に、実線で示すように原位置に戻り、光路遮断
部126も原位置に復帰し、スリット106間の光路が導通さ
れる。このようにして、シートPの有無やその端部位
置、あるいは、パンチ光位置が検出される。
印A方向に送られ、その前端部20がアクチュエータ122
の検出部125に当接すると、図中、鎖線で示すように、
該検出部125が応動し、アクチュエータ122が板ばね128
の付勢力に抗し、原位置から反時計方向に回動し、これ
に伴い光路遮断部126が検出凹部105を移動し、スリット
106間の光路の下方位置よりスリット106間の光路に位置
し、それが遮断され、検出信号が送出される。他方、シ
ートPが検出部125から離れると、検出部125の復帰応動
に伴い、アクチュエータ122が板ばね128の付勢力により
時計方向に、実線で示すように原位置に戻り、光路遮断
部126も原位置に復帰し、スリット106間の光路が導通さ
れる。このようにして、シートPの有無やその端部位
置、あるいは、パンチ光位置が検出される。
141は、調節具であり、支持部材142と押圧部材143とよ
り構成されている。
り構成されている。
支持部材142は、前記保持部材113の取付けフランジ116
と対応する形状に、形成され、また、据付けフランジ11
6のビス孔119と同様な長孔状のビス孔144を有し、前記
ビス117により一緒にビス止め支持されており、ビス孔1
44の長孔方向に沿って、ビス止め位置が調整可能となっ
ている。
と対応する形状に、形成され、また、据付けフランジ11
6のビス孔119と同様な長孔状のビス孔144を有し、前記
ビス117により一緒にビス止め支持されており、ビス孔1
44の長孔方向に沿って、ビス止め位置が調整可能となっ
ている。
押圧部材143は、ハウジング112の上方において、アーム
部材114から保持部材113に亘り配設され、押圧部材143
の中央部は、取付けフランジ142を立ち上げ形成した支
持片145に支持され、押圧部材143の先端部は、アクチュ
エータ122の先端上部に当接し、押圧部材143の後端部に
は、調節手段を構成する調節ビス146が螺合し、そのビ
ス先を保持部材113の上部に当接させてある。調節ビス1
46を締めると、そのビス先が突出して保持部材113の上
部を押し、上端部を先細りに形成して弾性変形可能に支
点作用をなす支持片145のその上端部を弾性変形支点部1
47として押圧板143が、弾性変形支点部147の弾性力に抗
して反時計方向に回動し、押圧板143の先端部がアーム
部材114を押圧し、これにより、アーム部材114が、その
基端部を支点として、反時計方法に弾性変形する。
部材114から保持部材113に亘り配設され、押圧部材143
の中央部は、取付けフランジ142を立ち上げ形成した支
持片145に支持され、押圧部材143の先端部は、アクチュ
エータ122の先端上部に当接し、押圧部材143の後端部に
は、調節手段を構成する調節ビス146が螺合し、そのビ
ス先を保持部材113の上部に当接させてある。調節ビス1
46を締めると、そのビス先が突出して保持部材113の上
部を押し、上端部を先細りに形成して弾性変形可能に支
点作用をなす支持片145のその上端部を弾性変形支点部1
47として押圧板143が、弾性変形支点部147の弾性力に抗
して反時計方向に回動し、押圧板143の先端部がアーム
部材114を押圧し、これにより、アーム部材114が、その
基端部を支点として、反時計方法に弾性変形する。
逆に、調節ビス146を緩めれば、そのビス先が引っ込
み、押圧板143が弾性変形支点部147の弾性力により復帰
方向に回動し、これにより、アーム部材114がその弾性
力により復帰変形して戻る。
み、押圧板143が弾性変形支点部147の弾性力により復帰
方向に回動し、これにより、アーム部材114がその弾性
力により復帰変形して戻る。
従って、前記調節ビス146の調節に応じたアーム部材114
の弾性変形によりアーム部材114の軸孔123をシートPに
向けて近接離間させ、シートPに対するアクチュエータ
122の対応位置を調節可能としている。
の弾性変形によりアーム部材114の軸孔123をシートPに
向けて近接離間させ、シートPに対するアクチュエータ
122の対応位置を調節可能としている。
ここで、押圧板143の先端部から弾性変形支点部147まで
の長さと、この弾性変形支点部147から調節ビス146まで
の長さとの寸法比、及び、調節ビス146のねじピッチを
適当に設定ることにより、調節ビス146の回転角度に応
じた微調整が可能である。
の長さと、この弾性変形支点部147から調節ビス146まで
の長さとの寸法比、及び、調節ビス146のねじピッチを
適当に設定ることにより、調節ビス146の回転角度に応
じた微調整が可能である。
上記構成の透過型フォトインターラプタ101において、
ハウジング112の保持部113を据付けるだけで、アクチュ
エータ122、ばね部材128及び透過型フォトインターラプ
タ101を、シートPに対してそれぞれ適正な位置関係で
保持でき、簡単な取付け作業で足り、高い位置精度を
得、更に、種々、異なるアクチュエータを用意し、それ
を取り替えるだけで、シートPの形状が相違したり、検
出態様が相違したりする場合にも、それに容易かつ迅速
に対応できる。又、調節ビス146の調節に応じたアーム
部材114の弾性変形により軸孔123をシートPに向けて近
接離間させ、これに対するアクチュエータ122のの対応
位置を調節してなる構成により、ハウジング112の保持
部材113をガイドプレート60上に据付後において、シー
トPに対するアクチュエータ122の位置調節を、容易か
つ迅速に、そして高精度に微調整することができる。
ハウジング112の保持部113を据付けるだけで、アクチュ
エータ122、ばね部材128及び透過型フォトインターラプ
タ101を、シートPに対してそれぞれ適正な位置関係で
保持でき、簡単な取付け作業で足り、高い位置精度を
得、更に、種々、異なるアクチュエータを用意し、それ
を取り替えるだけで、シートPの形状が相違したり、検
出態様が相違したりする場合にも、それに容易かつ迅速
に対応できる。又、調節ビス146の調節に応じたアーム
部材114の弾性変形により軸孔123をシートPに向けて近
接離間させ、これに対するアクチュエータ122のの対応
位置を調節してなる構成により、ハウジング112の保持
部材113をガイドプレート60上に据付後において、シー
トPに対するアクチュエータ122の位置調節を、容易か
つ迅速に、そして高精度に微調整することができる。
次に、本発明のパンチによってシートPにパンチング処
理を行なう一連の動作を第1図、第8図ないし第10図に
ついて説明する。
理を行なう一連の動作を第1図、第8図ないし第10図に
ついて説明する。
まず、第8図にブロック図で示した本発明のパンチの動
作制御システムを略述すると、該制御システムはCPUで
構成されたコントローラ202に対し検出信号を送出する
ように進入検出センサE、排出検出センサZ、各シート
のタイプA,Bに対応するセンサAS1,AS2,BSが接続されて
いる。又、これら各センサよりの検出信号をコントロー
ラ202より各種の駆動部に伝達するために、該コントロ
ーラ202には、シート搬送用の駆動モータ32、第1及び
第2のローラ移動機構用のソレノイド42、56及びタイプ
A,B共用のパンチ位置Kにおかれた穿孔装置の圧電素子
が、それぞれ駆動回路204〜207を介して接続されてい
る。更に、本発明のパンチとの間でシート搬送について
の信号のやりとりを行なうためにコントローラ202は、A
PF又はCCP等のシート給送装置12にも接続されている。
作制御システムを略述すると、該制御システムはCPUで
構成されたコントローラ202に対し検出信号を送出する
ように進入検出センサE、排出検出センサZ、各シート
のタイプA,Bに対応するセンサAS1,AS2,BSが接続されて
いる。又、これら各センサよりの検出信号をコントロー
ラ202より各種の駆動部に伝達するために、該コントロ
ーラ202には、シート搬送用の駆動モータ32、第1及び
第2のローラ移動機構用のソレノイド42、56及びタイプ
A,B共用のパンチ位置Kにおかれた穿孔装置の圧電素子
が、それぞれ駆動回路204〜207を介して接続されてい
る。更に、本発明のパンチとの間でシート搬送について
の信号のやりとりを行なうためにコントローラ202は、A
PF又はCCP等のシート給送装置12にも接続されている。
まず、シートP上にタイプAのパンチングを行なう場合
につき、第9図のタイムチャートも参照して説明する。
につき、第9図のタイムチャートも参照して説明する。
APF12よりパンチ10へシートPが給送されると、進入検
出センサEがシートPの進入端を検出する。これによ
り、センサEがOFF状態よりON状態となり立上り信号を
送出し、コントローラ202を介してAPF12の給送動作停止
が指令され、同時に駆動回路204,205に駆動信号が送出
されて、モータ32及びソレノイド42がOFF状態よりON状
態となり作動して、パンチ10内でのシート搬送がなされ
る。
出センサEがシートPの進入端を検出する。これによ
り、センサEがOFF状態よりON状態となり立上り信号を
送出し、コントローラ202を介してAPF12の給送動作停止
が指令され、同時に駆動回路204,205に駆動信号が送出
されて、モータ32及びソレノイド42がOFF状態よりON状
態となり作動して、パンチ10内でのシート搬送がなされ
る。
シートPの先端20がシート端縁検出センサAS1に到達す
ると、該センサAS1がON状態よりOFF状態となり立下りの
検出信号が送出され、これによりコントローラ202より
駆動回路205,206に駆動解除信号及び駆動信号がそれぞ
れ送出されソレノイド56がOFF状態からON状態に又、ソ
レノイド42がON状態からOFF状態に瞬時的に切換わるの
で、シートPの停止位置決めがなされ、これと同時にコ
ントローラ202から駆動回路207へ駆動信号が送出され、
パンチ位置Kにある穿孔装置23の圧電素子80に駆動電圧
が印加され、これによって、シートP上のシート側端縁
よりU、シート前端縁20よりT1の距離に最初のパンチ孔
(第1のパンチ孔)が形成される。このような作動を行
なわせる作動手段(第1の作動手段)は、コントローラ
202、駆動回路205,206,207、ソレノイド42,56、圧電素
子80等により構成されている。
ると、該センサAS1がON状態よりOFF状態となり立下りの
検出信号が送出され、これによりコントローラ202より
駆動回路205,206に駆動解除信号及び駆動信号がそれぞ
れ送出されソレノイド56がOFF状態からON状態に又、ソ
レノイド42がON状態からOFF状態に瞬時的に切換わるの
で、シートPの停止位置決めがなされ、これと同時にコ
ントローラ202から駆動回路207へ駆動信号が送出され、
パンチ位置Kにある穿孔装置23の圧電素子80に駆動電圧
が印加され、これによって、シートP上のシート側端縁
よりU、シート前端縁20よりT1の距離に最初のパンチ孔
(第1のパンチ孔)が形成される。このような作動を行
なわせる作動手段(第1の作動手段)は、コントローラ
202、駆動回路205,206,207、ソレノイド42,56、圧電素
子80等により構成されている。
次いでシートPが更に搬送されて、形成された最初のパ
ンチ孔がパンチ孔検出センサAS2に達すると、該センサA
S2がOFF状態よりON状態となって検出信号を送出し、前
述と同様にソレノイド42,56をそれぞれ瞬時的に作動し
てシートPの停止位置決めを行なうとともにパンチ位置
Kにおいて再びパンチングを行ない2番目のパンチ孔を
形成する。従って、このパンチ孔は、シートPの側端縁
より距離T2、最初のパンチ孔より穿孔間隔S1をおいた位
置に形成される。このような作動を行なわせる作動手段
(第2の作動手段)は、コントローラ202、駆動回路20
5,206,207、ソレノイド42,56、圧電素子80等により構成
されている。
ンチ孔がパンチ孔検出センサAS2に達すると、該センサA
S2がOFF状態よりON状態となって検出信号を送出し、前
述と同様にソレノイド42,56をそれぞれ瞬時的に作動し
てシートPの停止位置決めを行なうとともにパンチ位置
Kにおいて再びパンチングを行ない2番目のパンチ孔を
形成する。従って、このパンチ孔は、シートPの側端縁
より距離T2、最初のパンチ孔より穿孔間隔S1をおいた位
置に形成される。このような作動を行なわせる作動手段
(第2の作動手段)は、コントローラ202、駆動回路20
5,206,207、ソレノイド42,56、圧電素子80等により構成
されている。
以上のようにしてシートP上に2孔のパンチングが終了
した後、シートPは更に搬送され、シートの終端21がセ
ンサZを通過すると、これより検出信号が送出され搬送
系の駆動モータ32が停止され、シートPがシートトレー
16に排出されて一枚分のパンチングが完了する。続い
て、APF12より2枚目、3枚目のシートPが給送されて
くれば、これに応じて順次同様のパンチング動作を繰返
す。
した後、シートPは更に搬送され、シートの終端21がセ
ンサZを通過すると、これより検出信号が送出され搬送
系の駆動モータ32が停止され、シートPがシートトレー
16に排出されて一枚分のパンチングが完了する。続い
て、APF12より2枚目、3枚目のシートPが給送されて
くれば、これに応じて順次同様のパンチング動作を繰返
す。
すなわち、1枚目の工程中、センサEが立下がり信号送
出時に該信号に応じてコントローラ202よりAPF12へ次の
シートの給送サイクルを始動する信号を送出し、再び次
のシートをカセット14から一枚、パンチ10へ供給するこ
とを指示し、上述の工程を繰返す。又、もしカセット14
にシートがなければAPF12は始動せず、これに応じてパ
ンチ10もその動作を終了するようになっている。
出時に該信号に応じてコントローラ202よりAPF12へ次の
シートの給送サイクルを始動する信号を送出し、再び次
のシートをカセット14から一枚、パンチ10へ供給するこ
とを指示し、上述の工程を繰返す。又、もしカセット14
にシートがなければAPF12は始動せず、これに応じてパ
ンチ10もその動作を終了するようになっている。
又、センサAS1,AS2は、第6図及び第7図に示したフォ
トインターラプタ101で説明したごとく、その取付位置
を調整することにより、各パンチ孔の位置及び穿孔間隔
を調整することができる。
トインターラプタ101で説明したごとく、その取付位置
を調整することにより、各パンチ孔の位置及び穿孔間隔
を調整することができる。
次に、シートP上にタイプBのパンチングを行なう場合
につき説明する。この場合もセンサE及びZによるシー
トの進入端20及び後端21の検出及びそれに基づく動作は
第10図のタイムチャートで示すごとくタイプAの場合と
全く同様である。シートPの進入端20がセンサBSに達す
ると、該センサBSより検出信号が送出されると、コント
ローラ202より駆動回路207に駆動信号が送出され、これ
によってパンチ位置Kにある穿孔装置23の圧電素子80に
駆動電圧が印加されて該位置Kにおいて最初のパンチン
グがなされる。すなわち、シートP上の前端縁20より距
離T2、シートの側端縁より距離Uの位置にパンチ孔が形
成される。なお、このパンチング時にモータ32、ソレノ
イド42,56が作動してシートPの一時的停止による停止
位置決めがなされることはタイプAの場合と同様であ
る。
につき説明する。この場合もセンサE及びZによるシー
トの進入端20及び後端21の検出及びそれに基づく動作は
第10図のタイムチャートで示すごとくタイプAの場合と
全く同様である。シートPの進入端20がセンサBSに達す
ると、該センサBSより検出信号が送出されると、コント
ローラ202より駆動回路207に駆動信号が送出され、これ
によってパンチ位置Kにある穿孔装置23の圧電素子80に
駆動電圧が印加されて該位置Kにおいて最初のパンチン
グがなされる。すなわち、シートP上の前端縁20より距
離T2、シートの側端縁より距離Uの位置にパンチ孔が形
成される。なお、このパンチング時にモータ32、ソレノ
イド42,56が作動してシートPの一時的停止による停止
位置決めがなされることはタイプAの場合と同様であ
る。
シートPは更に搬送されて、最初に穿孔されたパンチ孔
がセンサBSに達すると、再び該センサBSより検出信号が
送出され、前述と同様にして2番目のパンチ孔がシート
P上に形成される。この2番目のパンチ孔は、シート側
端縁より距離U、最初のパンチ孔より穿孔間隔S2をおい
た位置に形成される。この間隔S2は、距離T2と同一とな
る。
がセンサBSに達すると、再び該センサBSより検出信号が
送出され、前述と同様にして2番目のパンチ孔がシート
P上に形成される。この2番目のパンチ孔は、シート側
端縁より距離U、最初のパンチ孔より穿孔間隔S2をおい
た位置に形成される。この間隔S2は、距離T2と同一とな
る。
このようにして、センサBPによりパンチ孔を順次検出
し、そのタイミングでパンチ位置Kにおいてパンチング
を繰返すことにより、第3番目以降のパンチ孔が同一の
間隔S2,T2をもって列状態でシートの長さ範囲にわたっ
て順次形成される。そして、シートPの後端21がセンサ
Zにより検出されることによって、一枚分のパンチング
が完了する。
し、そのタイミングでパンチ位置Kにおいてパンチング
を繰返すことにより、第3番目以降のパンチ孔が同一の
間隔S2,T2をもって列状態でシートの長さ範囲にわたっ
て順次形成される。そして、シートPの後端21がセンサ
Zにより検出されることによって、一枚分のパンチング
が完了する。
なお、この場合もセンサBSの取付位置を調整することに
より、各パンチ孔の位置及び孔間隔を調整することがで
きる。
より、各パンチ孔の位置及び孔間隔を調整することがで
きる。
なお、タイプBのパンチング動作を示す第10図のタイム
チャートについては、第9図のタイムチャートについて
の前述の説明から容易に理解できるので、詳細説明を略
する。
チャートについては、第9図のタイムチャートについて
の前述の説明から容易に理解できるので、詳細説明を略
する。
このようにして、シートPの1枚目のパンチングが完了
した後、APF12より続いてシートPがパンチ10へ給送さ
れてくれば、2枚目、3枚目と順次同様の動作を繰返す
ことになり、APF12中にシートが無くなれば、これに応
じてパンチ10も動作を終了する。
した後、APF12より続いてシートPがパンチ10へ給送さ
れてくれば、2枚目、3枚目と順次同様の動作を繰返す
ことになり、APF12中にシートが無くなれば、これに応
じてパンチ10も動作を終了する。
なお、タイプBの場合、実施例では、間隔T2,S2を同一
としたパンチング形式につき説明し、このためにセンサ
BSをシートPの前端縁20及びパンチ孔の双方の検出に使
用する単一のセンサ構成とした。これはこの種の多孔タ
イプの形式において、ほぼ標準化された形式であり、セ
ンサの節約を図る上で利点がある。しかし、間隔T2,S2
が異なる形式のパンチングを要する場合は、タイプAと
同様2つのセンサを設けてシート前端縁とパンチ孔の検
出をそれぞれ個別に行なうようにすればよい。
としたパンチング形式につき説明し、このためにセンサ
BSをシートPの前端縁20及びパンチ孔の双方の検出に使
用する単一のセンサ構成とした。これはこの種の多孔タ
イプの形式において、ほぼ標準化された形式であり、セ
ンサの節約を図る上で利点がある。しかし、間隔T2,S2
が異なる形式のパンチングを要する場合は、タイプAと
同様2つのセンサを設けてシート前端縁とパンチ孔の検
出をそれぞれ個別に行なうようにすればよい。
又、実施例ではシートPの縦長の側縁に沿ってパンチ孔
を形成する、いわゆる縦とじパンチングの場合を説明し
たが、横とじパンチングを行ないたい場合には、シート
Pを横長に搬送するようにすれば、本発明のパンチの同
様にパンチングをなし得る。
を形成する、いわゆる縦とじパンチングの場合を説明し
たが、横とじパンチングを行ないたい場合には、シート
Pを横長に搬送するようにすれば、本発明のパンチの同
様にパンチングをなし得る。
シートサイズがA版あるいはB版等異なる場合でも、1
つの穿孔部材で複数のパンチ孔を穿孔でき、シート端縁
からの穿孔位置及び穿孔間隔の相違についてもセンサの
数の追加あるいは移動によって対応可能である。
つの穿孔部材で複数のパンチ孔を穿孔でき、シート端縁
からの穿孔位置及び穿孔間隔の相違についてもセンサの
数の追加あるいは移動によって対応可能である。
[発明の効果] 以上のように、本発明のパンチによれば、シート上にパ
ンチを施すための穿孔部材の配設位置とシートの前端縁
ならびにパンチ孔の位置を検出するセンサの配設位置と
を穿孔間隔ならびにシートの前端縁から最初のパンチ孔
までの距離に対応させる構成とし、これらセンサによる
検出に応じて穿孔部材によってパンチング動作を遂行さ
せるようにしたものであり、特にパンチ位置における穿
孔に当っては、すでに穿孔されたパンチ孔をセンサによ
って検出することにより以降の穿孔を行なう構成とした
ので、2以上のパンチ孔の形成においても穿孔部材なら
びにセンサの数を増やすことなく対応でき、シートの移
動距離を常に計測するようなエンコーダを設けて、該エ
ンコーダによる位置検出に応じてパンチを作動させる構
成や、パルスモータあるいはサーボモータを用いて位置
決めを行なう構成に比して安価にでき、しかも直接パン
チ孔を検出していることからシートのスリップ等の影響
によるパンチ位置の位置ずれを生ずる等の問題もなく、
又、センサ自体は安価でかつ駆動部等がなく移動や取付
が容易であることから、これらセンサの数及び取付位置
を任意に設定することによって種々のサイズならびにパ
ンチング形式に迅速かつ低コスト対応できるものであ
り、APFやPPC等の機器に付設して好適に用い得る等、種
々の効果を奏する。
ンチを施すための穿孔部材の配設位置とシートの前端縁
ならびにパンチ孔の位置を検出するセンサの配設位置と
を穿孔間隔ならびにシートの前端縁から最初のパンチ孔
までの距離に対応させる構成とし、これらセンサによる
検出に応じて穿孔部材によってパンチング動作を遂行さ
せるようにしたものであり、特にパンチ位置における穿
孔に当っては、すでに穿孔されたパンチ孔をセンサによ
って検出することにより以降の穿孔を行なう構成とした
ので、2以上のパンチ孔の形成においても穿孔部材なら
びにセンサの数を増やすことなく対応でき、シートの移
動距離を常に計測するようなエンコーダを設けて、該エ
ンコーダによる位置検出に応じてパンチを作動させる構
成や、パルスモータあるいはサーボモータを用いて位置
決めを行なう構成に比して安価にでき、しかも直接パン
チ孔を検出していることからシートのスリップ等の影響
によるパンチ位置の位置ずれを生ずる等の問題もなく、
又、センサ自体は安価でかつ駆動部等がなく移動や取付
が容易であることから、これらセンサの数及び取付位置
を任意に設定することによって種々のサイズならびにパ
ンチング形式に迅速かつ低コスト対応できるものであ
り、APFやPPC等の機器に付設して好適に用い得る等、種
々の効果を奏する。
第1図は本発明に係る実施例のパンチをAPFと接続した
態様でシートの搬送、検出、穿孔の動作を説明する概略
平面図、第2図は第1図に示すパンチのシート搬送装置
の概要を示す要部拡大側面図、第3図は第1図は示すパ
ンチのシート搬送装置及び穿孔装置を含む構成部分をシ
ート搬送方向に沿って示す要部拡大断面図、第4図は穿
孔装置の拡大断面図、第5図は該穿孔装置の圧電素子と
拡大機構の動作のための説明図、第6図センサレバー及
びフォトインターラプタを示す拡大断面図、第7図は第
6図の分解斜視図、第8図は第1図に示す本発明に係る
パンチの動作制御ブロック図、第9図及び第10図はタイ
プB及びCのパンチングを行なった場合のそれぞれのタ
イムチャートである。 10:パンチ、12:自動給紙装置(APF) 22:シート搬送路、23:穿孔装置 78:穿孔部材、80:圧電素子 101:フォトインターラプタ 202:コントローラ P:カット・シート E:進入検出センサ、Z:排出検出センサ AS1:シート端縁検出センサ AS2:パンチ孔検出センサ BS:タイプB用単一センサ K:パンチ位置
態様でシートの搬送、検出、穿孔の動作を説明する概略
平面図、第2図は第1図に示すパンチのシート搬送装置
の概要を示す要部拡大側面図、第3図は第1図は示すパ
ンチのシート搬送装置及び穿孔装置を含む構成部分をシ
ート搬送方向に沿って示す要部拡大断面図、第4図は穿
孔装置の拡大断面図、第5図は該穿孔装置の圧電素子と
拡大機構の動作のための説明図、第6図センサレバー及
びフォトインターラプタを示す拡大断面図、第7図は第
6図の分解斜視図、第8図は第1図に示す本発明に係る
パンチの動作制御ブロック図、第9図及び第10図はタイ
プB及びCのパンチングを行なった場合のそれぞれのタ
イムチャートである。 10:パンチ、12:自動給紙装置(APF) 22:シート搬送路、23:穿孔装置 78:穿孔部材、80:圧電素子 101:フォトインターラプタ 202:コントローラ P:カット・シート E:進入検出センサ、Z:排出検出センサ AS1:シート端縁検出センサ AS2:パンチ孔検出センサ BS:タイプB用単一センサ K:パンチ位置
Claims (2)
- 【請求項1】シート搬送方向に沿って該シート上に所定
の穿孔間隔を保って少なくとも2つのパンチ孔を形成す
るパンチであって、 シートの受入れを検出する手段と、 該シートの受入れ検出に応じてシートを一枚ずつ順次搬
送路に沿って搬送する搬送手段と、 該搬送路中を送られるシート上にパンチ孔を形成するよ
うに動作可能に該搬送路の所定位置に配置された穿孔部
材と、 前記搬送路中を送られるシートの進行方向に沿うシート
前端縁の位置検出を行なうとともに該検出されるシート
端縁と該端縁から第1のパンチ孔までの間の搬送方向に
沿う距離と等しい間隔をもって前記穿孔部材から離間し
た位置に設けられたシート端縁検出センサと、 穿孔間隔と等しい間隔をもって前記穿孔部材から離間し
た位置に設けられたパンチ孔検出センサと、 前記シート端縁検出センサによるシート前端縁の位置検
出に応じて前記穿孔部材を作動させてシート上に第1の
パンチ孔を形成させる第1の作動手段と、 前記パンチ孔検出センサによる前記第1のパンチ孔の検
出に応じて前記穿孔部材を作動させてシート上に第1の
パンチ孔に対して穿孔間隔を隔てて第2のパンチ孔を形
成させる第2の作動手段と、 を備えることを特徴とするパンチ。 - 【請求項2】前記シート端縁検出センサとパンチ孔検出
センサとは単一のセンサで構成され、該単一のセンサが
シート端縁の検出に続いてパンチ孔の検出を順次行なっ
てシート上に多孔パンチ孔を形成してなる請求項1に記
載のパンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2221950A JPH0777718B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | パンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2221950A JPH0777718B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | パンチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105895A JPH04105895A (ja) | 1992-04-07 |
JPH0777718B2 true JPH0777718B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=16774700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2221950A Expired - Fee Related JPH0777718B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | パンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0777718B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69424643T2 (de) * | 1993-12-28 | 2001-01-25 | Sharp K.K., Osaka | Papierstanzeinrichtung zur Verwendung in einer Abbilderzeugungsvorrichtung |
JP2007118121A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Kyocera Mita Corp | 穿孔装置 |
US9579815B2 (en) * | 2013-12-20 | 2017-02-28 | ACCO Brands Corporation | In-line punching machine |
JP6418173B2 (ja) * | 2016-01-26 | 2018-11-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | シート処理装置及び画像形成装置 |
CN112874179A (zh) * | 2021-02-25 | 2021-06-01 | 冯利春 | 一种智能印花机及其运行方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6231659A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-10 | Alps Electric Co Ltd | 複写機 |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP2221950A patent/JPH0777718B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04105895A (ja) | 1992-04-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |