JPH0777517A - 回転磁界型金属管内渦電流探傷プローブ - Google Patents

回転磁界型金属管内渦電流探傷プローブ

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JPH0777517A
JPH0777517A JP5222478A JP22247893A JPH0777517A JP H0777517 A JPH0777517 A JP H0777517A JP 5222478 A JP5222478 A JP 5222478A JP 22247893 A JP22247893 A JP 22247893A JP H0777517 A JPH0777517 A JP H0777517A
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JP
Japan
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coil
circular coil
magnetic field
metal tube
eddy current
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JP5222478A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Ara
克之 荒
Noriya Ebine
典也 海老根
Shinjiro Takeuchi
信次郎 竹内
Kunihiko Hara
邦彦 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MISHIMA TAIMU IND KK
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
MISHIMA TAIMU IND KK
Japan Atomic Energy Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長い被探傷金属管においても操作性能及び走
行性能がよい回転磁界型金属管内渦電流探傷プローブを
提供する。 【構成】 励振用円周コイル108(Aコイル)の外側
円周に金属管内表面に対面する直列接続された複数個の
平面コイル201a〜201h(Bコイル)が設けられ
る。Aコイルに流れる電流により生じたz方向の磁界と
Bコイルに流れる電流により生じたθ方向の磁界とが交
叉して被探傷金属管肉部の局部に浸透することにより、
この局部には回転磁界が浸透し、傷等の探傷が可能とな
る。従来の電線が不要で長い金属管にもプローブを容易
に挿入でき操作性等がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属管の欠陥及び傷割
れを検査するための渦電流探傷プローブに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】被探傷金属管内面に回転磁界を浸透させ
る従来の回転磁界型金属管内渦電流探傷プローブは、図
10に示すように、被探傷金属管内に設けた円周コイル
108(同図の(A)に図示)と管内軸方向に伸びた単
一電線102(同図の(B)の左側の図に示す)又は複
数電線103(同図の(B)の右側の図に示す)に、そ
れぞれ異なる高周波電流を流すものである。なお、図1
0の(A)において、100は被探傷金属管を、104
は高周波電流を、110は高周波電流104によって作
られる磁界をそれぞれ示す。この円周コイル108に流
れる円周方向(円筒座標系で−θ方向)の高周波電流に
よって、金属管肉部には縦方向(円筒座標系でz方向)
の磁界が浸透する。次に、図10の(B)において、1
05は単一電線102又は複数電線103のそれぞれの
電線102に流れる高周波電流を、106は高周波電流
105によって作られる磁界をそれぞれ示す。これらの
電線102又は103に流れる軸方向(円筒座標系で−
z方向)の高周波電流によって、金属管肉部には円周方
向(円筒座標系で−θ方向)の磁界が浸透する。従っ
て、金属管肉部内に浸透する磁界は、円周コイル108
から発生する縦方向(z方向)磁界と電線102又は1
03から発生する円周方向(−θ方向)磁界の合成ベク
トル磁界となり、この合成磁界ベクトルは円周コイル1
08に流れる高周波電流と電線102又は103に流れ
る高周波電流のそれぞれの位相差又は振動変動の位相差
に基づいて金属管肉部内を回転する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の回
転型金属管内渦電流探傷プローブでは、金属管肉部に円
周方向の磁界成分を浸透させるために、金属管内に単一
電線又は複数電線を通してこれに高周波電流を流す必要
があった。そのため、被探傷金属管の長さが長い場合に
はそれだけ長い電線を通す必要があり、そのため渦電流
探傷プローブとしての操作性能及び走行性能が悪いとい
う欠点があった。
【0004】本発明の目的は、以上の欠点を解決するた
めになされたものであり、長い被探傷金属管においても
長尺の電線を通す必要のない操作性能及び走行性能がよ
い回転磁界型金属管内渦電流探傷プローブを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の回転磁界型金属管内渦電流探傷プローブ
は、円形コイルと、前記円形コイルを含む面に対して実
質的に直交する面において前記円形コイルの円周方向に
沿って前記円形コイルに隣接して設けられ、かつ電気的
に直列接続された複数の平面コイルとを備えることを特
徴とする。
【0006】
【作用】上記のように構成された本発明の回転磁界型金
属管内渦電流探傷プローブは、複数の平面コイルが前記
円形コイルの円周方向に沿って前記円周コイルに隣接し
て配置されている構造を有するので、長い被探傷金属管
であっても、従来のプローブのようにそれに見合った長
い電線を挿入する必要がなく、平面コイルの面と被探傷
金属管の内面を対面するようにして金属管内の被探傷場
所まで容易に挿入することができる。
【0007】
【実施例】初めに、本発明の基本構成とその作用を図面
を参照して説明する。
【0008】図1は、平面コイルとこの平面コイルに流
れる電流の方向を表す方法について説明するための図で
ある。図1において、201は平面コイル、202は平
面コイル201に流れる電流を示す。図1の(A)に示
される平面コイル201は角型平面コイルの例で、巻線
はコイル中央より外側へ時計回りに巻かれている。そし
て、コイル中央部の巻線開始部より電流202を供給す
ると、この電流202は時計回りに回転しながら外側に
流れ、巻線終始部より流れ出る。図1の(B)は、この
ような角型コイルとそれに流れる電流の方向を表す方法
を示し、以下の説明ではこの表記法を用いる。なお、本
発明の平面コイルは角型に限定されるものではなく、円
形等の渦巻き状の平面コイルであればよい。また、平面
コイルに流す電流の向きも上記の方向に限定されず逆向
きでもよい。
【0009】図2は、平面コイルを被探傷金属管の内表
面に対面させたとき平面コイルに流れる電流による磁束
の発生状態を説明するための図である。図2において、
301は磁界の中の磁束の流れ、304は金属板を示
す。図2の(A)は、平面コイル201が金属板304
に対面して置かれた状態を示し、図2の(B)はその状
態を側面からみた図である。図2の(B)に示されるよ
うに、平面コイル201の中央部では磁束は金属板30
4に直角に流れ込むが、平面コイル201の端部では磁
束は金属板304の面内方向に流れようとする成分が生
じる。
【0010】図3は、平面コイルを適当に曲げて金属管
内に挿入し、金属管内表面に対面させたときの磁束の流
れを説明するための図であり、図2における平面コイル
と磁束の関係を金属管に適用したものである。図3にお
いて、100は金属管を、201は平面コイルを、20
2a〜202dは電流を、301a〜301dは磁束を
それぞれ示す。ここで、電流202a〜202dにおい
て、202aと202cはθ方向成分の電流であり、2
02bと202dはz方向成分の電流である。従って、
202aと202cとがそれぞれ作る磁束301aと3
01cの流れにはz方向成分とr方向成分しかないが、
202bと202dとがそれぞれ作る磁束301bと3
01dの流れにはr方向成分とθ方向成分が含まれる。
即ち、電流202が流されている平面コイル201を金
属管100の内表面に対面させると、金属管肉部の局部
にθ方向に流れる磁束が生じる。これは、局部における
磁束の流れはその局部の磁界の方向と同じなので、結果
として金属管肉部の局部にθ方向の磁界を浸透させたこ
とになる。
【0011】そこで、励振用円周コイルの外側円周に金
属管内表面に対面する直列接続された複数個の平面コイ
ルを設けた状態を示す図4に示されるように、被探傷金
属管(図示せず)の内部にこの金属管軸を軸とする励振
用円周コイル108(以下「Aコイル」という)がある
とき、この円周コイル108に沿った外側円周(又は内
側円周)に、即ち円周コイル108とは電気的に分離し
かつそれに隣接して、金属管内表面に対面する複数個の
平面コイル201a〜201hを設け、これらの複数個
の平面コイルを直列接続して全体としてBコイルとする
場合を考える。Aコイルに流れる電流は、図10の
(A)を参照して説明したように、金属管肉部にはz方
向の磁界を浸透させ、またBコイルに流れる電流は図3
を参照して説明した作用により金属管肉部の局部にθ方
向の磁界を浸透させる。即ち、金属管肉部の円周の局部
にはz方向の磁界とθ方向の磁界が交叉して浸透するの
で、この局部には従来の回転磁界型金属管内渦電流探傷
プローブと同様の作用で、回転磁界を浸透させることが
できる。
【0012】図5及び図6は図4の平面展開図で、Bコ
イルにおける平面コイルの直列接続の方法とそれによっ
て発生する磁界を説明するための図である。即ち、図5
は、励振用円周コイルの外側円周に設けた複数個の平面
コイルの直列接続方法の一つを示す図で、相隣合うコイ
ルの向きが互いに逆向きになる場合の磁束の流れ方を説
明するための図である。一方、図6は、励振用円周コイ
ルの外側円周に設けた複数個の平面コイルの直列接続方
法の一つを示す図で、相隣合うコイルの向きが互いに同
じ向きになる場合の磁束の流れ方を説明するための図で
ある。
【0013】図5の(A)は、相隣合う平面コイルの電
流の回転流れ方向が逆になるように平面コイルの直列接
続を実行した場合で、図5の(B)はこの状態を側面か
ら見た様子を示す図である。図5の(B)においては、
601a〜601hと6ab〜6ghとは、円周コイル
108の近傍、即ち図5の(A)の平面コイル群の中心
線RR′を通り且つ平面コイル群の面に直角な面におけ
る、平面コイル201a〜201hに流れる電流により
生じた磁束の流れを示す。このときには、相隣合う平面
コイルによって作られる磁束は互いに逆向きになるの
で、磁束の流れは図5の(B)に示すように一つの平面
コイルの中心から出た磁束は相隣合う平面コイルの中心
に向かって別れて流れる。図5の(C)はこの磁束のθ
方向成分のみに注目してその大きさと向き(正負)を示
したもので、θ方向成分の流れは相隣合う平面コイルの
境界部あたりに強く現れることを示している。また、各
平面コイルの中心部ではゼロになることを示している。
【0014】図6の(A)は、相隣合う平面コイルの電
流の回転流れ方向が同じになるように平面コイルの直列
接続を実行した場合で、図6の(B)はこの状態を側面
から見た様子を示す図である。図6の(B)において、
701a〜701hと7a〜7h及び7a′〜7h′と
は磁束の流れを示している。このときには、相隣合う平
面コイルによって作られる磁束は互いに同じ向きになる
ので、平面コイルの中心より出た磁束は相隣合う平面コ
イルの境界部に向かって別れて流れる。図6の(C)は
磁束のθ方向成分を示したもので、θ方向成分の流れは
それぞれの平面コイルの中央部と外周部の中間あたりに
強く現れる。また、各平面コイルの中心部及び各平面コ
イル間の境界部においてゼロとなる。
【0015】以上説明したように、いずれの接続におい
ても磁束のθ方向成分の強い個所と弱い個所が生じ、こ
の弱い個所は回転磁界によって探傷する場合の死角とな
る。しかし、直列接続するコイルの数を増やすことによ
り、この死角の巾はそれに反比例して狭くなるので、あ
る程度の大きさの傷であれば探傷が可能である。なお、
測定時に本発明のプローブを被探傷金属管の軸を中心に
してその円周方向に移動させてもよい。
【0016】図7は、二組の直列接続された平面コイル
を用いて探傷における死角をなくす方法を説明するため
の図である。図7に示されるように、上記死角を完全に
なくすためには、一つ目の平面コイル群201a〜20
1hに対してもう一つの同じ円周コイルと直列接続され
た平面コイル群201a′〜201h′の対を用意し、
一方の死角を他方の平面コイルにより補うようにそれぞ
れの位置をθ方向にずらして取り付けるようにすればよ
い。なお、図7において、104は一つ目の円周コイル
を、104′は上記もう一つの平面コイル群201a′
〜201h′に対応する円周コイルを示す。図7は、図
5における死角を補う場合の例である。この場合には、
図5の(A)に示されるように、平面コイルの数が8個
で相隣合う平面コイルが互いに逆向きに接続されている
ので、その周期性を見ると、平面コイル群[201a〜
201h]は、[201aと201b]、[201cと
201d]、[201eと201f]、及び[201g
と201h]の4つのペアから構成されていることがわ
かる。即ち、一回り360°において4つの周期でθ方
向の磁束の流れも空間的に振動することになる。この様
子は図5の(C)に示す通りである。従って、一つの周
期角度は、360°/4=90°である。そして、一つ
の周期に死角が2回現れるので、死角が現れる周期角度
は45°である。従って、この死角を最適に補うための
θ方向へのずらし角度は図7に示されるように(45°
/2)となる。なお、2つの平面コイル群の配置関係
は、双方の死角が円周方向において一致しないようにさ
れていればよい。また、死角解消のため、さらに別の平
面コイル群を設けてもよい。
【0017】以上の説明の如く、被探傷金属管中心軸を
軸とする励振用円周コイルであるAコイルに沿った外側
円周又は内側円周に金属管内表面に対面する複数個の平
面コイルを設け、これらの複数個のコイルを直列接続し
て構成されたBコイルにAコイルに流れる高周波電流と
は異なる高周波電流を流して目的とする回転磁界を浸透
させることが可能となり、従来の回転磁界型金属管内渦
電流探傷プローブで必要とされた被探傷金属管に通す単
一又は複数電線が不要である。その結果、従来の回転磁
界型金属管内渦電流探傷プローブのように被探傷金属管
の長さが長い場合でもそれだけ長い電線を通す必要がな
くなり、渦電流探傷プローブとしての操作性能及び走行
性能が格段に向上する。
【0018】図8は、一つの励振用円周コイルの外側に
直列接続された8個の平面コイルを設けた本発明の回転
磁界型金属管内渦電流探傷プローブの一実施例を示す図
である。図8において、400はプローブを、201は
直列接続された8個の平面コイルを、108は円周コイ
ルをそれぞれ示す。本実施例では8個の平面コイルを用
いているが、その探傷目的により3個以上の適当な数の
平面コイルを用いることができる。また、円周コイルお
よび直列接続平面コイルに流す高周波電流は、従来の回
転磁界型金属管内渦電流探傷プローブと同様に、それぞ
れ異なる位相の高周波電流又はそれぞれ異なる位相の交
流信号で振幅変調された高周波電流を用いることができ
る。
【0019】図9は、上記死角を解消するように二つの
励振用円周コイルの外側にそれぞれ一組の直列接続され
た8個の平面コイルを設けた本発明の回転磁界型金属管
内渦電流探傷プローブの一実施例を示す図である。図9
において、400はプローブを、201及び201′は
直列接続された8個の平面コイルを、108及び10
8′は円周コイルをそれぞれ示す。8個の平面コイル2
01及び201′の円周上での取り付け位置関係は図7
で示したように(45°/2)のずれがある。平面コイ
ルの数の選び方及び高周波電流の用い方は図8の実施例
の場合と同じである。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述のように、複数の平面コ
イルが円形コイルの円周方向に沿って前記円周コイルに
隣接して配置されている構造を有するので、従来の回転
磁界型金属管内渦電流探傷プローブで必要とされた被探
傷金属管に通す単一又は複数電線が不要となり、そのた
め、長い被探傷金属管であっても、従来のプローブのよ
うにそれに見合った長い電線を挿入する必要がなく、平
面コイルの面と被探傷金属管の内面を対面するようにし
て金属管内の被探傷場所まで容易に挿入することができ
るので操作性および走行性の良い回転磁界型渦電流探傷
プローブが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面コイルとこの平面コイルに流れる電流の方
向を表す方法について説明するための図である。
【図2】平面コイルを被探傷金属管の内表面に対面させ
たとき平面コイルに流れる電流による磁束の発生状態を
説明するための図である。
【図3】図3は、平面コイルを適当に曲げて金属管内に
挿入し、金属管内表面に対面させたときの磁束の流れを
説明するための図である。
【図4】励振用円周コイルの外側円周に金属管内表面に
対面する直列接続された複数個の平面コイルを設けた状
態を示す図である。
【図5】励振用円周コイルの外側円周に設けた複数個の
平面コイルの直列接続方法の一つを示す図で、相隣合う
コイルの向きが互いに逆向きになる場合の磁束の流れ方
を説明するための図である。
【図6】励振用円周コイルの外側円周に設けた複数個の
平面コイルの直列接続方法の一つを示す図で、相隣合う
コイルの向きが互いに同じ向きになる場合の磁束の流れ
方を説明するための図である。
【図7】二組の直列接続された平面コイルを用いて探傷
における死角をなくす方法を説明するための図である。
【図8】一つの励振用円周コイルの外側に直列接続され
た8個の平面コイルを設けた本発明の回転磁界型金属管
内渦電流探傷プローブの一実施例を示す図である。
【図9】二つの励振用円周コイルの外側にそれぞれ一組
の直列接続された8個の平面コイルを設けた本発明の回
転磁界型金属管内渦電流探傷プローブの一実施例を示す
図である。
【図10】従来の回転磁界型金属管内渦電流探傷プロー
ブの基本原理を説明するための図である。
【符号の説明】
100:被探傷金属管 108、108′:励振用円周コイル 201、201′:平面コイル 400:探傷プローブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海老根 典也 茨城県那珂郡東海村白方字白根2番地の4 日本原子力研究所東海研究所内 (72)発明者 竹内 信次郎 福岡県北九州市八幡東区枝光2−1−15 株式会社ミシマタイムインダストリー内 (72)発明者 原 邦彦 福岡県北九州市八幡東区枝光2−1−15 株式会社ミシマタイムインダストリー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形コイルと、 前記円形コイルを含む面に対して実質的に直交する面に
    おいて前記円形コイルの円周方向に沿って前記円形コイ
    ルに隣接して設けられ、かつ電気的に直列接続された複
    数の平面コイルとを備えることを特徴とする回転磁界型
    金属管内渦電流探傷プローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転磁界型金属管内渦電
    流探傷プローブにおいて、 前記円形コイルの直径と実質的に同一の直径を有する第
    2の円形コイルを更に設け、 前記第2の円形コイルは、前記円形コイルから離間し
    て、かつ前記第2の円形コイルを含む面に実質的に直交
    する中心軸と前記円形コイルを含む面に実質的に直交す
    る中心軸とが同軸関係に配設され、 複数の第2の平面コイルが、前記第2の円形コイルを含
    む面に対して実質的に直交する面において前記第2の円
    形コイルの円周方向に沿って前記第2の円形コイルに隣
    接して設けられ、かつ電気的に直列接続されており、 前記複数の平面コイルと前記複数の第2の平面コイルと
    が前記円形コイルの円周方向において互いにずれて配置
    されていることを特徴とする回転磁界型金属管内渦電流
    探傷プローブ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の回転磁界型金属管
    内渦電流探傷プローブにおいて、 前記平面コイルに流れる高周波電流と前記円形コイルに
    流れる高周波電流が異なる高周波電流であることを特徴
    とする回転磁界型金属管内渦電流探傷プローブ。
JP5222478A 1993-09-07 1993-09-07 回転磁界型金属管内渦電流探傷プローブ Pending JPH0777517A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3132114A4 (en) * 2014-07-11 2018-03-07 Halliburton Energy Services, Inc. Micro-focused imaging of wellbore pipe defects
CN113406193A (zh) * 2021-06-23 2021-09-17 厦门大学 基于梯形线圈阵列柔性涡流传感薄膜、检测装置及方法

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US10670562B2 (en) 2014-07-11 2020-06-02 Halliburton Energy Services, Inc. Micro-focused imaging of wellbore pipe defects
CN113406193A (zh) * 2021-06-23 2021-09-17 厦门大学 基于梯形线圈阵列柔性涡流传感薄膜、检测装置及方法

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