JPH0777401A - ワーク折曲げ角度インジケータ - Google Patents

ワーク折曲げ角度インジケータ

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Publication number
JPH0777401A
JPH0777401A JP5223491A JP22349193A JPH0777401A JP H0777401 A JPH0777401 A JP H0777401A JP 5223491 A JP5223491 A JP 5223491A JP 22349193 A JP22349193 A JP 22349193A JP H0777401 A JPH0777401 A JP H0777401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
bending
angle
angle indicator
indicator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5223491A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Suzuki
鈴木  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP5223491A priority Critical patent/JPH0777401A/ja
Publication of JPH0777401A publication Critical patent/JPH0777401A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板金ワーク1の曲げ加工を行うプレスブレー
キ等において、所定ワーク1の曲げ加工データを決定す
るための試し曲げ作業に関する角度測定に要する工数と
時間とを節減するための重力式簡易角度インジケータを
提供する。 【構成】 このため、重力により常に直下の鉛直方向を
指向する分銅式指針5を備えたダイヤル目盛板6を有す
る角度インジケータ4を、曲げ加工の開始に先立ったワ
ーク1の端面にクランプ7で取付け、曲げ加工中のワー
ク1の実際の曲げ角度を作業者が簡易に認知し得るよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板金ワークの折曲げ
加工角度を検出するための角度とインジケータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプレスブレーキ等の折曲げ
機械により板金ワークの折曲げ加工を行うに際しては、
所定の加工精度を確保するために実際の加工条件設定に
先立って、数回いわゆる“試し曲げ”を行う必要があっ
た。すなわち、ある加工条件(曲げ加工データ)で試し
曲げを行い、その後、ワークの実際の曲げ角度を測定
し、所望の角度と異なる場合は、上記曲げ加工データを
修正し、再び試し曲げを行うことを所定の許容精度範囲
に達するまでこれを繰返すことが必要であった。
【0003】図5に、この試し曲げ作業の動作シーケン
スフローチャートを示す。すなわち、ステップS1にお
いて、例えばプレスブレーキに、所定の曲げ加工データ
を入力して、ステップS2で試し曲げを行い、ステップ
S3で例えばプロトラクタ等によりワークの実際の曲げ
角度を測定し、必要であれば、ステップS4でデータを
修正し、再びステップS2に戻る試し曲げを必要回数繰
返すことが必要であった。
【0004】ここに、前記曲げ加工データは、つぎのよ
うな諸要素を含んでいる; 1)ワークの材質条件(スプリングバック等に影響する
抗張力等の機械的諸特性、ワーク板厚誤差などを含む) 2)金型条件(例えばパンチ/ダイ角度,幅、V幅,D
幅値(曲げ深さ)など) 3)製品形状(曲げ角度/長さなど) また、実際には油圧式プレスブレーキの場合、油圧作動
油の温度上昇によるフレームの熱膨張変形の影響,曲げ
反力により一般にワーク端に比し中央部が舟形に曲げ角
度が若干減少する現象及びワーク板厚誤差分布等による
諸影響を受ける。
【0005】なお、図6に、従来のこの種の曲げ角度の
測定方法の一例の要部説明断面図を示す。1はワーク、
2はダイで不図示のパンチのストロークを僅かに戻し
て、ワーク1のスプリングバックを生じさせた状態を示
し、ダイ3とワーク1間の各距離C1 ,C2 ,C3 ,C
4 を、ダイ3表面に埋設した複数のセンサSにより測定
することにより、実際のワーク曲げ角度θを算出するよ
うにした事例であり、極めて煩瑣であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような複雑な諸
要因により、実際に所定のワークの実際の加工曲げ角度
を所定の基準許容角度誤差内(例えばθ±30′)に納
めるためには、試し曲げ/角度測定等の繰返し回数も増
加して時間もかかり極めて作業効率が悪かった。
【0007】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、上記試し曲げに関連する問題点を解決
するため、曲げ加工工程中にワーク端面における実際の
曲げ角度を簡易に作業者が認知し得る手段の提供を目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、この種のワーク折り曲げ角度インジケータを、ワ
ークの端縁に取付けられ、このワークの曲げ加工と共に
傾斜する角度インジケータであって、重力により常に鉛
直方向を指向する分銅手段と、前記傾斜と共にこの分銅
手段に対して相対回転してその回転量に対応する角度を
検知/表示するための角度検知/表示手段とを有するよ
う構成することにより、前記目的を達成しようとするも
のである。
【0009】
【作用】以上のような本発明に係る角度インジケータを
曲げ作業を行う前に予めワーク端縁に取付けることによ
り、実際の曲げ加工工程におけるワークの定角度を測定
できるため、従来の試し曲げに要する段取り時間と工数
とを大幅に削減でき、作業効率を向上するとができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を複数の実施例に基づいて説
明する: (実施例1)図1に本発明に係る簡易なワーク曲げ角度
インジケータを利用した第1実施例の斜視図を示す。1
は、パンチ/ダイ2/3間に定置された未加工状態の板
金ワークである。4は、本発明の特徴である重力を利用
した折曲げ角度インジケータで、曲げ加工作業前に、ワ
ーク1の所定曲げ加工部に近接する端縁に予め取付けら
れた状態を示す。
【0011】この角度インジケータ4は、図1(a)/
(b)にそれぞれ側面図/正面図を示すように、重力に
より常に分銅式の指針5が鉛直方向を指向する形式のダ
イヤル目盛板6を有するインジケータで、ワーク1へ
は、クリップ7もしくはマグット等により簡単にその端
縁に取付け/取外し可能に固定することができるように
したものである。
【0012】自明のように、この角度インジケータ4
は、取付ワーク1が曲げ加工と共に立上がり傾斜する
と、図2(a),(b)にその作動説明図を示すように
曲げ開始(a)から曲げ中(b)まで、常に重力により
鉛直方向を指向している指針5が、ワーク1と共に傾斜
して回転変位するダイヤル目盛6の角度値を示す。
【0013】D軸を追込んで行ってこの表示角度が所望
の角度(例えば(b)図においてθ=90°)と一致し
た場合、曲げ加工データとしてその時の前記D軸値をセ
ットすることにより所望のワーク曲げ角度が得られるよ
うになる。
【0014】なお、この場合、ワーク1のスプリングバ
ック量をオフセット値として設定可能とすることはもち
ろんである。
【0015】(実施例2)なお、上記実施例1は、最も
簡単かつ低コスト版として重力式指針5の直接ダイヤル
目盛6直読式の実施態様例を示したが、この角度を例え
ばLED(発光ダイオード)等で表示させ設定角度と実
角度とが一致すると、ブザー音等により作業者に報知す
るよう構成することもできる。
【0016】(実施例3)さらにまた、前記実施例1に
おいて、前記実角度を適当な通信手段により数値制御装
置(NC)に送信し、それが設定角度と一致したときの
D軸値を上記NCに補正データとして取込むよう構成し
てよい。
【0017】(実施例4)つぎに、図3に、重力とエン
コーダを利用した実施態様例の前記図1相当図を示す。
図3(a)/(b)は、それぞれこの実施例の角度イン
ジケータ4Aの側面図/正面図である。この角度インジ
ケータ4Aは、その回転軸に、重力により常に鉛直方向
を指向する分銅5Aを固設したロータリエンコーダ8と
その角度表示部6Aとより成り、前記実施例1〜3にお
けると同様に、曲げ加工に先立ってクランプ7もしくは
マグネット等により、ワーク1の端縁へ取付け/取外し
容易に固定し得るよう構成されている。
【0018】分銅5Aは常に鉛直の重力方向を指向して
いるが、ワーク1が、加工と共に曲がって行くと、ロー
タリエンコーダ8の本体部分がワーク1と共に傾斜して
前記軸に対して相対回転し、その回転変位量から傾斜角
度を読取ることができる。
【0019】図4にワーク1の曲げ開始時(a)及び曲
げ動作中(b)の動作を示すこの角度インジケータ4A
の正面図を示す。すなわち、ワーク1が(a)に示す状
態で角度θ=180°にセットし、曲げ加工を開始して
D軸を追込んで行き、ワーク1が(b)に示すように傾
いて行くと、分銅5Aの軸に対してロータリエンコーダ
8本体が相対回転してその量に比例するパルスを発生
し、相当角度を角度指示部6Aに表示する。なお、この
場合、ワーク1のスプリングバック量をオフセット値と
して設定可能とすることはもちろんである。
【0020】(実施例5)前記実施例4において、測定
角度を例えばLED等で表示させると共に、設定角度と
ワーク1の実角度が一致したとき、ブザー音等により作
業者に報知するよう構成することもできる。
【0021】(実施例6)また、前記実施例4において
ワーク1の実角度を適当な通信手段でNCに送り、設定
角度と実角度とが一致したときのD値をNCに補正デー
タとして取込むよう構成してよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、重力を利用した簡易な角度インジケータを、曲げ作
業を行う前に予めワーク端縁に取付けることにより、実
際の曲げ加工工程中におけるワークの実角度を測定し得
るため、試し曲げに要する段取り時間と工数とを大幅に
低減して作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の斜視図と要部側面図及び正面図
【図2】 実施例1の動作説明図
【図3】 実施例4の図1相当図
【図4】 実施例4の動作説明図
【図5】 試し曲げ作業の動作シーケンスフローチャー
【図6】 従来の曲げ角度測定方法の一例の説明断面図
【符号の説明】
1 ワーク 2 パンチ 3 ダイ 4,4A 角度インジケータ 5 分銅式指針 5A 分銅 6 ダイヤル目盛板 6A 角度指示部 7 クランプ 8 ロータリエンコーダ θ 曲げ角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの端縁に取付けられ、このワーク
    の曲げ加工と共に傾斜する角度インジケータであって、
    重力により常に鉛直方向を指向する分銅手段と、前記傾
    斜と共にこの分銅手段に対して相対回転してその回転量
    に対応する角度を検知/表示するための角度検知/表示
    手段とを有することを特徴とするワーク折曲げ角度イン
    ジケータ。
  2. 【請求項2】 前記角度検知/表示手段はダイヤル式目
    盛板またはロータリエンコータのいずれかであることを
    と特徴とする請求項1記載のワーク折曲げ角度インジケ
    ータ。
JP5223491A 1993-09-08 1993-09-08 ワーク折曲げ角度インジケータ Withdrawn JPH0777401A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5223491A JPH0777401A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 ワーク折曲げ角度インジケータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223491A JPH0777401A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 ワーク折曲げ角度インジケータ

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Publication Number Publication Date
JPH0777401A true JPH0777401A (ja) 1995-03-20

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JP5223491A Withdrawn JPH0777401A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 ワーク折曲げ角度インジケータ

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JP (1) JPH0777401A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000051953A (ja) * 1998-08-14 2000-02-22 Amada Denshi:Kk 曲げ加工機における角度出し方法およびその装置
JP2000051949A (ja) * 1998-08-14 2000-02-22 Amada Denshi:Kk 曲げ加工機における曲げ角度制御方法およびその装置
JP2008023600A (ja) * 2007-10-16 2008-02-07 Amada Denshi:Kk 曲げ加工機における角度出し方法およびその装置
JP2008023601A (ja) * 2007-10-16 2008-02-07 Amada Denshi:Kk 曲げ加工機における曲げ角度制御方法およびその装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000051953A (ja) * 1998-08-14 2000-02-22 Amada Denshi:Kk 曲げ加工機における角度出し方法およびその装置
JP2000051949A (ja) * 1998-08-14 2000-02-22 Amada Denshi:Kk 曲げ加工機における曲げ角度制御方法およびその装置
JP2008023600A (ja) * 2007-10-16 2008-02-07 Amada Denshi:Kk 曲げ加工機における角度出し方法およびその装置
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001128