JP2000146562A - 長さ測定装置、長さ測定方法及び長さ測定制御手段 - Google Patents
長さ測定装置、長さ測定方法及び長さ測定制御手段Info
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- JP2000146562A JP2000146562A JP10325393A JP32539398A JP2000146562A JP 2000146562 A JP2000146562 A JP 2000146562A JP 10325393 A JP10325393 A JP 10325393A JP 32539398 A JP32539398 A JP 32539398A JP 2000146562 A JP2000146562 A JP 2000146562A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長さ測定の測定精度の高い長さ測定装置、長
さ測定方法及び長さ測定制御手段を提供することにあ
る。 【構成】 被測定物12の一定位置から他の一定位置ま
での長さを測定する長さ測定装置10を、シート状の被
測定物12を支持する支持テーブル14と、被測定物1
2の一定位置及び他の一定位置に穴16を設ける付印手
段18と、被測定物12に対して相対的に2次元方向に
移動させられて一定位置及び他の一定位置の穴16を検
知するカメラ20a及び20bと、一一定位置から他の
一定位置までの長さを算出するパーソナルコンピュータ
ー22とから構成した。
さ測定方法及び長さ測定制御手段を提供することにあ
る。 【構成】 被測定物12の一定位置から他の一定位置ま
での長さを測定する長さ測定装置10を、シート状の被
測定物12を支持する支持テーブル14と、被測定物1
2の一定位置及び他の一定位置に穴16を設ける付印手
段18と、被測定物12に対して相対的に2次元方向に
移動させられて一定位置及び他の一定位置の穴16を検
知するカメラ20a及び20bと、一一定位置から他の
一定位置までの長さを算出するパーソナルコンピュータ
ー22とから構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物の長さを
測定する長さ測定装置に関し、特にはシート状の被測定
物の収縮率を算出するための長さ測定装置に関する。
測定する長さ測定装置に関し、特にはシート状の被測定
物の収縮率を算出するための長さ測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、シート状の被測定物の熱によ
る収縮率を算出するために長さを測定する長さ測定装置
が案出されている。この長さ測定装置の一例として、長
さ測定装置1を図11に示す。
る収縮率を算出するために長さを測定する長さ測定装置
が案出されている。この長さ測定装置の一例として、長
さ測定装置1を図11に示す。
【0003】この長さ測定装置1は、試料2を垂れ下げ
ておき、モーター3によってフォトセンサ4を上下に移
動させ、フォトセンサ4がチャック5及び6と試料2と
の境界を検知した時の位置を位置検出手段7によって検
出するように構成されている。また、位置検出手段7に
よる位置検出信号に基づいて、チャック5と試料2との
境界からチャック6と試料2との境界までの長さを演算
する長さ演算処理装置8が備えられている。また、試料
2を支持する回転テーブル9を回転させることにより、
複数本の試料2を順次測定できるように構成されてい
る。
ておき、モーター3によってフォトセンサ4を上下に移
動させ、フォトセンサ4がチャック5及び6と試料2と
の境界を検知した時の位置を位置検出手段7によって検
出するように構成されている。また、位置検出手段7に
よる位置検出信号に基づいて、チャック5と試料2との
境界からチャック6と試料2との境界までの長さを演算
する長さ演算処理装置8が備えられている。また、試料
2を支持する回転テーブル9を回転させることにより、
複数本の試料2を順次測定できるように構成されてい
る。
【0004】このような長さ測定装置1によれば、チャ
ック5と試料2との境界からチャック6と試料2との境
界までの長さを測定した後に、試料2を熱処理し、再び
測定することにより、熱収縮率を算出することができ
る。
ック5と試料2との境界からチャック6と試料2との境
界までの長さを測定した後に、試料2を熱処理し、再び
測定することにより、熱収縮率を算出することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この長さ測定
装置1によれば、熱処理後の試料2には、撓みや捻じれ
等が生じるため、チャック5及び6と試料2との境界線
が試料2に対して垂直でなくなり、測定誤差が生じるこ
とが考えられる。また、チャック5及び6の試料2への
取付けは手作業によって行うため、チャック5及び6と
試料2との境界線を試料2に対して垂直にするのは困難
であり、測定誤差が生じるとともに、作業が困難であっ
た。
装置1によれば、熱処理後の試料2には、撓みや捻じれ
等が生じるため、チャック5及び6と試料2との境界線
が試料2に対して垂直でなくなり、測定誤差が生じるこ
とが考えられる。また、チャック5及び6の試料2への
取付けは手作業によって行うため、チャック5及び6と
試料2との境界線を試料2に対して垂直にするのは困難
であり、測定誤差が生じるとともに、作業が困難であっ
た。
【0006】また、この長さ測定装置1によれば、試料
2を引力によって下へ垂らが、試料2を真っ直ぐに下へ
垂らすことを困難であり、試料2に撓みや捻じれ等が生
じやすかった。このため、正確な測定を行うのが困難で
あった。
2を引力によって下へ垂らが、試料2を真っ直ぐに下へ
垂らすことを困難であり、試料2に撓みや捻じれ等が生
じやすかった。このため、正確な測定を行うのが困難で
あった。
【0007】そこで、本発明者は、このような課題の原
因を究明してこのような課題を解決するべく、鋭意研究
を重ねた結果、本発明に至ったのである。
因を究明してこのような課題を解決するべく、鋭意研究
を重ねた結果、本発明に至ったのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の長さ測定装置の
要旨は、被測定物の一定位置から他の一定位置までの長
さを測定する長さ測定装置であり、前記被測定物を支持
する支持手段と、該被測定物の一定位置及び他の一定位
置に印を設ける付印手段と、該被測定物に対して相対的
に移動させられることにより又は該被測定物が移動させ
られることにより該一定位置及び他の一定位置の印を検
知する付印検知手段と、該一定位置及び他の一定位置を
認識して該一定位置から他の一定位置までの長さを算出
する長さ測定制御手段とから構成されることにある。
要旨は、被測定物の一定位置から他の一定位置までの長
さを測定する長さ測定装置であり、前記被測定物を支持
する支持手段と、該被測定物の一定位置及び他の一定位
置に印を設ける付印手段と、該被測定物に対して相対的
に移動させられることにより又は該被測定物が移動させ
られることにより該一定位置及び他の一定位置の印を検
知する付印検知手段と、該一定位置及び他の一定位置を
認識して該一定位置から他の一定位置までの長さを算出
する長さ測定制御手段とから構成されることにある。
【0009】このような長さ測定装置は、被測定物の一
定位置及び他の一定位置に、穴、孔、切欠き、点、マー
ク又はシール等の印を付けておき、一定位置の印及び他
の一定位置の印を認識して一定位置から他の一定位置ま
での長さを算出することを特徴とする。なお、本明細書
において、「被測定物に対して相対的に移動する」と
は、付印検知手段が被測定物に対して移動する場合及び
被測定物が付印検知手段に対して移動する場合の両方を
含む概念である。
定位置及び他の一定位置に、穴、孔、切欠き、点、マー
ク又はシール等の印を付けておき、一定位置の印及び他
の一定位置の印を認識して一定位置から他の一定位置ま
での長さを算出することを特徴とする。なお、本明細書
において、「被測定物に対して相対的に移動する」と
は、付印検知手段が被測定物に対して移動する場合及び
被測定物が付印検知手段に対して移動する場合の両方を
含む概念である。
【0010】また、本発明の長さ測定装置の要旨とする
ところは、前記長さ測定装置において、前記長さ測定制
御手段が前記一定位置から他の一定位置までの距離の値
を少なくとも2以上認識し、該2以上の距離の値に基づ
いて前記被測定物の収縮率を算出することにある。
ところは、前記長さ測定装置において、前記長さ測定制
御手段が前記一定位置から他の一定位置までの距離の値
を少なくとも2以上認識し、該2以上の距離の値に基づ
いて前記被測定物の収縮率を算出することにある。
【0011】このような長さ測定装置は、一定位置の印
から他の一定位置の印までの長さを2以上算出し、算出
した2以上の値に基づいて収縮率を算出することを特徴
とする。例えば、熱収縮率を算出する場合には、一定位
置の印から他の一定位置の印までの長さの値について、
熱処理前の値と熱処理後の値とを認識することによっ
て、熱処理前の値と熱処理後の値とに基づいて熱収縮率
を算出する。
から他の一定位置の印までの長さを2以上算出し、算出
した2以上の値に基づいて収縮率を算出することを特徴
とする。例えば、熱収縮率を算出する場合には、一定位
置の印から他の一定位置の印までの長さの値について、
熱処理前の値と熱処理後の値とを認識することによっ
て、熱処理前の値と熱処理後の値とに基づいて熱収縮率
を算出する。
【0012】また、本発明の長さ測定装置の要旨とする
ところは、前記長さ測定装置において、前記付印手段に
よって設けられる印が穴又は孔であることにある。
ところは、前記長さ測定装置において、前記付印手段に
よって設けられる印が穴又は孔であることにある。
【0013】このような長さ測定装置は、付印手段によ
って一定位置及び他の一定位置に穴又は孔を設けて、一
定位置の穴等から他の一定位置の穴等までの長さの値を
測定することを特徴とする。ここで、本明細書におい
て、穴とは、貫通しない凹部を言い、孔とは穴を貫通さ
せたものを言う。
って一定位置及び他の一定位置に穴又は孔を設けて、一
定位置の穴等から他の一定位置の穴等までの長さの値を
測定することを特徴とする。ここで、本明細書におい
て、穴とは、貫通しない凹部を言い、孔とは穴を貫通さ
せたものを言う。
【0014】また、本発明の長さ測定装置の要旨とする
ところは、前記長さ測定装置において、前記付印検知手
段が前記測定物に対して2次元方向に移動させられて、
又は該被測定物が該付印検知手段に対して2次元方向に
移動させられて、前記印の位置の2次元データを検知で
きることにある。
ところは、前記長さ測定装置において、前記付印検知手
段が前記測定物に対して2次元方向に移動させられて、
又は該被測定物が該付印検知手段に対して2次元方向に
移動させられて、前記印の位置の2次元データを検知で
きることにある。
【0015】このような長さ測定装置は、一定位置及び
他の一定位置の印の位置の2次元データを検知し、その
2次元の位置データに基づき、ピタゴラスの定理又は三
角関数等を用いて、一定位置から他の一定位置までの距
離を算出することを特徴とする。
他の一定位置の印の位置の2次元データを検知し、その
2次元の位置データに基づき、ピタゴラスの定理又は三
角関数等を用いて、一定位置から他の一定位置までの距
離を算出することを特徴とする。
【0016】また、本発明の長さ測定装置の要旨とする
ところは、前記長さ測定装置において、前記付印検知手
段又は被測定物の移動軌跡をティーチングすることが可
能であることにある。
ところは、前記長さ測定装置において、前記付印検知手
段又は被測定物の移動軌跡をティーチングすることが可
能であることにある。
【0017】このような長さ測定装置は、付印検知手段
を被測定物に対して移動させる軌跡、又は被測定物を付
印検知手段に対して移動させる軌跡をティーチングによ
って記憶させておき、ティーチングデータに基づいて付
印検知手段又は被測定物を移動させることを特徴とす
る。
を被測定物に対して移動させる軌跡、又は被測定物を付
印検知手段に対して移動させる軌跡をティーチングによ
って記憶させておき、ティーチングデータに基づいて付
印検知手段又は被測定物を移動させることを特徴とす
る。
【0018】また、本発明の長さ測定装置の要旨とする
ところは、前記長さ測定装置において、前記印の形状及
び/又は寸法をティーチングすることが可能であり、該
ティーチングした形状等と略同一の形状等の印のみを前
記付印検知手段が検知することにある。
ところは、前記長さ測定装置において、前記印の形状及
び/又は寸法をティーチングすることが可能であり、該
ティーチングした形状等と略同一の形状等の印のみを前
記付印検知手段が検知することにある。
【0019】このような長さ測定装置は、検知しようと
する印の形状又は寸法等をティーチンクしておき、ティ
ーチングした形状等と略同一の形状等の印のみを付印検
知手段が検知し、ティーチングした形状等と異なる形状
等の印を無視して検知しないことを特徴とする。
する印の形状又は寸法等をティーチンクしておき、ティ
ーチングした形状等と略同一の形状等の印のみを付印検
知手段が検知し、ティーチングした形状等と異なる形状
等の印を無視して検知しないことを特徴とする。
【0020】また、本発明の長さ測定装置の要旨とする
ところは、前記長さ測定装置において、前記長さ測定制
御手段により認識した一定位置から他の一定位置までの
長さを補正し得ることにある。
ところは、前記長さ測定装置において、前記長さ測定制
御手段により認識した一定位置から他の一定位置までの
長さを補正し得ることにある。
【0021】このような長さ測定装置は、測定した長さ
を測定時の温度や湿度等に応じて補正することを特徴と
する。
を測定時の温度や湿度等に応じて補正することを特徴と
する。
【0022】また、本発明の長さ測定装置の要旨とする
ところは、前記長さ測定装置において、前記付印検知手
段が少なくとも2個備えられ、一方の付印検知手段の精
度が他の付印検知手段の精度よりも高いことにある。
ところは、前記長さ測定装置において、前記付印検知手
段が少なくとも2個備えられ、一方の付印検知手段の精
度が他の付印検知手段の精度よりも高いことにある。
【0023】このような長さ測定装置は、付印検知手段
として、精度が異なるものを2個以上備え、必要に応じ
て、いずれか一方又は両方の付印検知手段によって印を
検知することを特徴とする。
として、精度が異なるものを2個以上備え、必要に応じ
て、いずれか一方又は両方の付印検知手段によって印を
検知することを特徴とする。
【0024】また、本発明の長さ測定装置の要旨とする
ところは、前記長さ測定装置において、前記支持手段が
略水平な上面を有するテーブルを備え、該テーブル上に
被測定物を固定することにある。
ところは、前記長さ測定装置において、前記支持手段が
略水平な上面を有するテーブルを備え、該テーブル上に
被測定物を固定することにある。
【0025】このような長さ測定装置は、略水平な上面
を有するテーブル上に被測定物を略水平方向に固定して
おいて、被測定物の測定を行うことを特徴とする。被測
定物をテーブル上に略水平方向に固定するため、被測定
物が安定して固定される。
を有するテーブル上に被測定物を略水平方向に固定して
おいて、被測定物の測定を行うことを特徴とする。被測
定物をテーブル上に略水平方向に固定するため、被測定
物が安定して固定される。
【0026】また、本発明の長さ測定方法の要旨とする
ところは、被測定物の一定位置から他の一定位置までの
長さを測定する長さ測定方法であり、前記被測定物を支
持手段によって支持し、該被測定物の一定位置及び他の
一定位置に付印手段によって印を設け、付印検知手段を
該被測定物に対して移動させることにより又は該被測定
物を移動させることにより付印検知手段によって該一定
位置及び他の一定位置の印を検知し、該一定位置及び他
の一定位置を認識して該一定位置から他の一定位置まで
の長さを算出することにある。
ところは、被測定物の一定位置から他の一定位置までの
長さを測定する長さ測定方法であり、前記被測定物を支
持手段によって支持し、該被測定物の一定位置及び他の
一定位置に付印手段によって印を設け、付印検知手段を
該被測定物に対して移動させることにより又は該被測定
物を移動させることにより付印検知手段によって該一定
位置及び他の一定位置の印を検知し、該一定位置及び他
の一定位置を認識して該一定位置から他の一定位置まで
の長さを算出することにある。
【0027】このような長さ測定方法は、被測定物の一
定位置及び他の一定位置に、穴、孔、切欠き、点、マー
ク又はシール等の印を付けておき、一定位置の印及び他
の一定位置の印を認識して一定位置から他の一定位置ま
での長さを算出することを特徴とする。
定位置及び他の一定位置に、穴、孔、切欠き、点、マー
ク又はシール等の印を付けておき、一定位置の印及び他
の一定位置の印を認識して一定位置から他の一定位置ま
での長さを算出することを特徴とする。
【0028】さらに、本発明の長さ測定制御手段の要旨
とするところは、被測定物の一定位置から他の一定位置
までの長さを測定する長さ測定装置を制御する長さ測定
制御手段であり、前記被測定物に対して移動させられる
ことにより又は該被測定物が移動させられることにより
一定位置及び他の一定位置に設けられた印を検知する付
印検知手段に接続され、該一定位置及び他の一定位置を
認識して該一定位置から他の一定位置までの長さを算出
することにある。
とするところは、被測定物の一定位置から他の一定位置
までの長さを測定する長さ測定装置を制御する長さ測定
制御手段であり、前記被測定物に対して移動させられる
ことにより又は該被測定物が移動させられることにより
一定位置及び他の一定位置に設けられた印を検知する付
印検知手段に接続され、該一定位置及び他の一定位置を
認識して該一定位置から他の一定位置までの長さを算出
することにある。
【0029】このような長さ測定制御手段は、本発明の
長さ測定装置又は長さ測定方法のために使用される制御
手段である。
長さ測定装置又は長さ測定方法のために使用される制御
手段である。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る長さ測定装
置、長さ測定方法及び長さ測定制御手段の実施の形態に
ついて、図面に基づいて詳しく説明する。
置、長さ測定方法及び長さ測定制御手段の実施の形態に
ついて、図面に基づいて詳しく説明する。
【0031】図1乃至図4において、符号10は本発明
の長さ測定装置である。また、符号12は長さ測定装置
10によって測定する被測定物である。
の長さ測定装置である。また、符号12は長さ測定装置
10によって測定する被測定物である。
【0032】この長さ測定装置10は、被測定物12の
一定位置から他の一定位置までの長さを測定する長さ測
定装置であり、シート状の被測定物12を支持する支持
テーブル(支持手段)14と、被測定物12の一定位置
及び他の一定位置に穴(印)16を設ける付印手段18
と、被測定物12に対して相対的に2次元方向に移動さ
せられて一定位置及び他の一定位置の穴16を検知する
カメラ(付印検知手段)20a及び20bと、一定位置
及び他の一定位置を認識して一定位置から他の一定位置
までの長さを算出するパーソナルコンピューター(長さ
測定制御手段)22とから構成されている。なお、長さ
測定装置10全体は透明なカバー13によって覆われて
おり、蓋15を開けることにより電源が切れるように構
成されている。
一定位置から他の一定位置までの長さを測定する長さ測
定装置であり、シート状の被測定物12を支持する支持
テーブル(支持手段)14と、被測定物12の一定位置
及び他の一定位置に穴(印)16を設ける付印手段18
と、被測定物12に対して相対的に2次元方向に移動さ
せられて一定位置及び他の一定位置の穴16を検知する
カメラ(付印検知手段)20a及び20bと、一定位置
及び他の一定位置を認識して一定位置から他の一定位置
までの長さを算出するパーソナルコンピューター(長さ
測定制御手段)22とから構成されている。なお、長さ
測定装置10全体は透明なカバー13によって覆われて
おり、蓋15を開けることにより電源が切れるように構
成されている。
【0033】また、カメラ20のX軸方向の位置を検知
するマグネスケール24と、カメラ20のY軸方向の位
置を検知するマグネスケール26とを備えており、カメ
ラ20の位置の2次元データを検知できるように構成さ
れている。すなわち、カメラ20が穴16を検知した瞬
間のカメラ20の位置の2次元データを検知することに
より、穴16の位置の2次元データを検知できるように
構成されている。
するマグネスケール24と、カメラ20のY軸方向の位
置を検知するマグネスケール26とを備えており、カメ
ラ20の位置の2次元データを検知できるように構成さ
れている。すなわち、カメラ20が穴16を検知した瞬
間のカメラ20の位置の2次元データを検知することに
より、穴16の位置の2次元データを検知できるように
構成されている。
【0034】支持テーブル14は、ACサーボモーター
28を駆動させることによってボール螺子30を回動さ
せてX軸方向へ移動させられるX軸移動テーブル32
と、ACサーボモーター34を駆動させることによって
ボール螺子36を回動させてX軸移動テーブル32上を
Y軸方向へ移動させられるY軸移動テーブル38とから
構成されている。また、X軸移動テーブル32の上面に
は、被測定物12を固定するプレート40を備えて構成
されている。なお、ブレート40は金属から構成されて
おり、被測定物12が、マグネット42によって、プレ
ート40上に固定される。
28を駆動させることによってボール螺子30を回動さ
せてX軸方向へ移動させられるX軸移動テーブル32
と、ACサーボモーター34を駆動させることによって
ボール螺子36を回動させてX軸移動テーブル32上を
Y軸方向へ移動させられるY軸移動テーブル38とから
構成されている。また、X軸移動テーブル32の上面に
は、被測定物12を固定するプレート40を備えて構成
されている。なお、ブレート40は金属から構成されて
おり、被測定物12が、マグネット42によって、プレ
ート40上に固定される。
【0035】また、付印手段18は、シリンダ44によ
って上下方向に移動させられるパンチ46と、シリンダ
48によって上下方向に移動させられるダイ50とが備
えられている。シリンダ44は、架台52に固定されて
いる。また、パンチ46の先端には、先尖形状のピン5
4が備えられ、ピン52をダイ50に挿入することによ
り、被測定物12に穴16を設けることができるように
構成されている。
って上下方向に移動させられるパンチ46と、シリンダ
48によって上下方向に移動させられるダイ50とが備
えられている。シリンダ44は、架台52に固定されて
いる。また、パンチ46の先端には、先尖形状のピン5
4が備えられ、ピン52をダイ50に挿入することによ
り、被測定物12に穴16を設けることができるように
構成されている。
【0036】また、カメラ20a及び20bは、電気信
号への変換素子としてCCDを使用する2次元視覚セン
サーであり、穴16の中心点の2次元の位置を検知でき
るように構成されている。なお、カメラ20a及び20
bは架台56に併設されており、カメラ20aの視野を
広くする一方で、カメラ20bの視野を小さくすること
により、カメラ20bの精度がカメラ20aの精度より
も高くなるように構成されている。なお、現実にはX軸
移動テーブル32及びY軸移動テーブル38が移動させ
られて被測定物12側が移動することにより、カメラ2
0a及び20bが被測定物12に対して相対的に移動す
ることとなる。
号への変換素子としてCCDを使用する2次元視覚セン
サーであり、穴16の中心点の2次元の位置を検知でき
るように構成されている。なお、カメラ20a及び20
bは架台56に併設されており、カメラ20aの視野を
広くする一方で、カメラ20bの視野を小さくすること
により、カメラ20bの精度がカメラ20aの精度より
も高くなるように構成されている。なお、現実にはX軸
移動テーブル32及びY軸移動テーブル38が移動させ
られて被測定物12側が移動することにより、カメラ2
0a及び20bが被測定物12に対して相対的に移動す
ることとなる。
【0037】また、パーソナルコンピューター22は、
図4に示すように、ACサーボモーター28及び34
と、カメラ20a又は20bと、マグネスケール24及
び26とに接続されている。これにより、ACサーボモ
ーター28及び34に回転指令を送るとともに、カメラ
20a又は20bからの検知信号を受信し、マグネスケ
ール24及び26からの位置検出信号を受信できるよう
に構成されている。また、マグネスケール24及び26
からの位置検出信号に基づき、一定位置から他の一定位
置までの距離の値を認識し、被測定物12の収縮率を算
出するように構成されている。
図4に示すように、ACサーボモーター28及び34
と、カメラ20a又は20bと、マグネスケール24及
び26とに接続されている。これにより、ACサーボモ
ーター28及び34に回転指令を送るとともに、カメラ
20a又は20bからの検知信号を受信し、マグネスケ
ール24及び26からの位置検出信号を受信できるよう
に構成されている。また、マグネスケール24及び26
からの位置検出信号に基づき、一定位置から他の一定位
置までの距離の値を認識し、被測定物12の収縮率を算
出するように構成されている。
【0038】また、パーソナルコンピューター22は、
ACサーボモーター28及び34に接続されているた
め、カメラ20a及び20bの移動軌跡をティーチング
しておき、ティーチングデーターに基づいて、カメラ2
0a及び20bを2次元方向に移動できるように構成さ
れている。
ACサーボモーター28及び34に接続されているた
め、カメラ20a及び20bの移動軌跡をティーチング
しておき、ティーチングデーターに基づいて、カメラ2
0a及び20bを2次元方向に移動できるように構成さ
れている。
【0039】また、パーソナルコンピューター22は、
一定位置から他の一定位置までの長さを認識するが、こ
の認識した長さを補正できるように構成されている。す
なわち、測定時の温度や湿度に応じた補正係数を入力
し、その補正係数に基づいて掛け算又は割り算等をする
ことにより、測定した長さを補正する計算を行うように
構成されている。
一定位置から他の一定位置までの長さを認識するが、こ
の認識した長さを補正できるように構成されている。す
なわち、測定時の温度や湿度に応じた補正係数を入力
し、その補正係数に基づいて掛け算又は割り算等をする
ことにより、測定した長さを補正する計算を行うように
構成されている。
【0040】このような長さ測定装置10によってシー
ト状の被測定物12の熱収縮率を測定する場合について
以下に説明する。
ト状の被測定物12の熱収縮率を測定する場合について
以下に説明する。
【0041】最初にパーソナルコンピューター22及び
長さ測定装置10の電源が入れられ、熱処理を行う前の
被測定物12が、図5に示すように、プレート40上
に、マグネット42によって固定される。
長さ測定装置10の電源が入れられ、熱処理を行う前の
被測定物12が、図5に示すように、プレート40上
に、マグネット42によって固定される。
【0042】パーソナルコンピューター22の電源が入
れられると、メニュー画面がディスプレイに表示され
る。このメニュー画面において、通常測定が選択される
と、測定準備画面が表示されながら原点復帰が行われ
る。原点復帰は、X軸移動テーブル32がX軸方向に移
動し、Y軸移動テーブル38がY軸方向に移動し、図示
しないセンサが検知して移動が停止するようにして行わ
れる。原点復帰されることによって、パーソナルコンピ
ューター22の認識する位置データがリセットされる。
れられると、メニュー画面がディスプレイに表示され
る。このメニュー画面において、通常測定が選択される
と、測定準備画面が表示されながら原点復帰が行われ
る。原点復帰は、X軸移動テーブル32がX軸方向に移
動し、Y軸移動テーブル38がY軸方向に移動し、図示
しないセンサが検知して移動が停止するようにして行わ
れる。原点復帰されることによって、パーソナルコンピ
ューター22の認識する位置データがリセットされる。
【0043】次に、サンプル情報の入力画面が表示され
る。このサンプル情報の入力画面においては、測定方法
等を入力できる。例えば、測定方法として、「N=3
1回読」と入力すれば、図5に示すような3対の穴16
について、1回ずつ測定することとなる。
る。このサンプル情報の入力画面においては、測定方法
等を入力できる。例えば、測定方法として、「N=3
1回読」と入力すれば、図5に示すような3対の穴16
について、1回ずつ測定することとなる。
【0044】サンプル情報の入力が終了すると、測定開
始確認画面が表示される。測定開始確認画面が表示され
ると、X軸移動テーブル32又はY軸移動テーブル38
が移動した場合の干渉物がないこと等が作業者によって
確認される。すなわち、長さ測定装置10によって測定
を行っても安全上の問題がないか否かの確認が行われ
る。
始確認画面が表示される。測定開始確認画面が表示され
ると、X軸移動テーブル32又はY軸移動テーブル38
が移動した場合の干渉物がないこと等が作業者によって
確認される。すなわち、長さ測定装置10によって測定
を行っても安全上の問題がないか否かの確認が行われ
る。
【0045】測定開始確認が終了すると、測定開始確認
画面において「Y」が入力され、測定が開始される。測
定中においては、測定画面において、測定結果が順次表
示されていく。
画面において「Y」が入力され、測定が開始される。測
定中においては、測定画面において、測定結果が順次表
示されていく。
【0046】ここで、測定は、パーソナルコンピュータ
ー22からACサーボモーター28及び34へ回転指令
が送られ、X軸移動テーブル32及びY軸移動テーブル
38がティーチングデータに基づいて移動し、カメラ2
0aが穴16を検知することとなる。カメラ20aが穴
16を検知すると、穴16の中心点がカメラ20aの視
野の中心点と一致させられるようにX軸移動テーブル3
2及びY軸移動テーブル38が移動させられ、穴16の
中心点がカメラ20aの視野の中心点と一致した瞬間の
マグネスケール24及び26の読みがパーソナルコンピ
ューター22へ送信される。
ー22からACサーボモーター28及び34へ回転指令
が送られ、X軸移動テーブル32及びY軸移動テーブル
38がティーチングデータに基づいて移動し、カメラ2
0aが穴16を検知することとなる。カメラ20aが穴
16を検知すると、穴16の中心点がカメラ20aの視
野の中心点と一致させられるようにX軸移動テーブル3
2及びY軸移動テーブル38が移動させられ、穴16の
中心点がカメラ20aの視野の中心点と一致した瞬間の
マグネスケール24及び26の読みがパーソナルコンピ
ューター22へ送信される。
【0047】ここで、より高い測定精度を必要とする場
合には、カメラ20aが穴16を検知した後にX軸移動
テーブル32がさらに移動させられ、カメラ20bが穴
16を検知する。カメラ20bが穴16を検知すると、
穴16の中心点がカメラ20bの視野の中心点と一致さ
せられるようにX軸移動テーブル32及びY軸移動テー
ブル38が移動させられ、穴16の中心点がカメラ20
bの視野の中心点と一致した瞬間のマグネスケール24
及び26の読みがパーソナルコンピューター22へ送信
される。
合には、カメラ20aが穴16を検知した後にX軸移動
テーブル32がさらに移動させられ、カメラ20bが穴
16を検知する。カメラ20bが穴16を検知すると、
穴16の中心点がカメラ20bの視野の中心点と一致さ
せられるようにX軸移動テーブル32及びY軸移動テー
ブル38が移動させられ、穴16の中心点がカメラ20
bの視野の中心点と一致した瞬間のマグネスケール24
及び26の読みがパーソナルコンピューター22へ送信
される。
【0048】なお、穴16の形状又は寸法は、予めパー
ソナルコンピューター22にティーチングされて記憶さ
せられている。このため、パーソナルコンピューター2
2は、ティーチングした形状又は寸法と略同一の形状又
は寸法の穴16のみを検知し、穴であっても形状又は寸
法の異なる傷又は凹部等は無視される。
ソナルコンピューター22にティーチングされて記憶さ
せられている。このため、パーソナルコンピューター2
2は、ティーチングした形状又は寸法と略同一の形状又
は寸法の穴16のみを検知し、穴であっても形状又は寸
法の異なる傷又は凹部等は無視される。
【0049】パーソナルコンピューター22は、このマ
グネスケール24及び26の読みを受信すると、このマ
グネスケール24及び26の読みに基づいて穴16の2
次元座標データを認識する。この2次元座標データを一
対の2個の穴16について2個認識すると、この2個の
2次元座標データから2個の穴16間の距離が算出され
る。例えば、2個の2次元座標データが(X1,Y1)
及び(X2,Y2)であった場合には、〔(X1−X
2)2 +(Y1−Y2)2 〕の平方根によって求められ
る。
グネスケール24及び26の読みを受信すると、このマ
グネスケール24及び26の読みに基づいて穴16の2
次元座標データを認識する。この2次元座標データを一
対の2個の穴16について2個認識すると、この2個の
2次元座標データから2個の穴16間の距離が算出され
る。例えば、2個の2次元座標データが(X1,Y1)
及び(X2,Y2)であった場合には、〔(X1−X
2)2 +(Y1−Y2)2 〕の平方根によって求められ
る。
【0050】例えば、図5において、カメラ20aの視
野内に穴16aが入り、穴16bが入り、穴16cが入
った後、穴16dが入るように、X軸移動テーブル32
及びY軸移動テーブル38がティーチングデータに基づ
いて移動させられいく。このように移動させられていく
過程で、カメラ20aの視野内に穴16cが入るように
移動させられ、穴16a及び16cの2次元座標データ
を認識した時には、穴16aから16cまでの距離の値
が3個算出され、測定画面68に表示される。次に、カ
メラ20aの視野内に穴16dが入るように移動させら
れ、穴16b及び16dの2次元座標データを認識した
時には、穴16bから16dまでの距離の値が3個算出
され、測定画面68に表示される。
野内に穴16aが入り、穴16bが入り、穴16cが入
った後、穴16dが入るように、X軸移動テーブル32
及びY軸移動テーブル38がティーチングデータに基づ
いて移動させられいく。このように移動させられていく
過程で、カメラ20aの視野内に穴16cが入るように
移動させられ、穴16a及び16cの2次元座標データ
を認識した時には、穴16aから16cまでの距離の値
が3個算出され、測定画面68に表示される。次に、カ
メラ20aの視野内に穴16dが入るように移動させら
れ、穴16b及び16dの2次元座標データを認識した
時には、穴16bから16dまでの距離の値が3個算出
され、測定画面68に表示される。
【0051】このようにして熱処理前の被測定物12に
ついての測定が終了すると、被測定物12がプレート4
0から取り外され、熱処理が行われる。熱処理が終了し
た被測定物12は、再びプレート40に取り付けられ、
熱処理前と同様の測定が行われる。なお、熱処理後の被
測定物12の測定時においても、測定結果が順次表示さ
れていく。
ついての測定が終了すると、被測定物12がプレート4
0から取り外され、熱処理が行われる。熱処理が終了し
た被測定物12は、再びプレート40に取り付けられ、
熱処理前と同様の測定が行われる。なお、熱処理後の被
測定物12の測定時においても、測定結果が順次表示さ
れていく。
【0052】ここで、熱処理後の被測定物12の測定が
行われると、熱処理前の測定値と熱処理前の測定値とに
基づき、熱収縮率が求められる。例えば、熱処理前の測
定値をL1とし、熱処理後の測定値をL2とした場合
に、L2/L1又はL1/L2等の式によって求められ
る。
行われると、熱処理前の測定値と熱処理前の測定値とに
基づき、熱収縮率が求められる。例えば、熱処理前の測
定値をL1とし、熱処理後の測定値をL2とした場合
に、L2/L1又はL1/L2等の式によって求められ
る。
【0053】このようにして熱収縮率が求められると、
印刷指令画面から印刷指令がプリンター72へ送られ、
データがプリンターから出力される。なお、データとし
ては、熱処理前の測定長さ、熱処理後の測定長さ、及び
熱収縮率等が出力される。
印刷指令画面から印刷指令がプリンター72へ送られ、
データがプリンターから出力される。なお、データとし
ては、熱処理前の測定長さ、熱処理後の測定長さ、及び
熱収縮率等が出力される。
【0054】なお、データとして出力される値は、補正
係数に基づいて補正計算した値であるが、この補正係数
は係数変更画面から入力される。この補正係数は、サン
プルの被測定物について長さを測定し、基準値と比較す
ることによって決定される。サンプルの測定長さは、測
定時の温度又は湿度等によって異なるからである。
係数に基づいて補正計算した値であるが、この補正係数
は係数変更画面から入力される。この補正係数は、サン
プルの被測定物について長さを測定し、基準値と比較す
ることによって決定される。サンプルの測定長さは、測
定時の温度又は湿度等によって異なるからである。
【0055】このような本発明の長さ測定装置10及び
長さ測定方法によれば、被測定物12に穴16を設けて
おいて、その穴16の中心点を検知して2個の中心点の
距離を測定するため、従来の長さ測定装置のようにチャ
ックと被測定物との境界を検知するのと異なり、被測定
物12の捻じれ等によって検知する点に誤差が生じるこ
とがない。このため、被測定物12の長さ測定の精度を
向上させることができる。
長さ測定方法によれば、被測定物12に穴16を設けて
おいて、その穴16の中心点を検知して2個の中心点の
距離を測定するため、従来の長さ測定装置のようにチャ
ックと被測定物との境界を検知するのと異なり、被測定
物12の捻じれ等によって検知する点に誤差が生じるこ
とがない。このため、被測定物12の長さ測定の精度を
向上させることができる。
【0056】また、本発明の長さ測定装置10によれ
ば、穴16の2次元データを検知して、2個の中心点の
距離を2次元方向で測定できるため、被測定物12の方
向がプレート40に対して平行でなくとも、2個の中心
点の距離を正確に測定することができる。
ば、穴16の2次元データを検知して、2個の中心点の
距離を2次元方向で測定できるため、被測定物12の方
向がプレート40に対して平行でなくとも、2個の中心
点の距離を正確に測定することができる。
【0057】また、本発明の長さ測定装置10によれ
ば、穴16の形状又は寸法を予めパーソナルコンピュー
ター22にティーチングしておき、ティーチングした形
状又は寸法と略同一の形状又は寸法の穴16のみを検知
し、穴であっても形状又は寸法の異なる傷又は凹部等を
無視することができる。このため、穴16でない傷等を
検知することによる測定ミスをなくすことができる。
ば、穴16の形状又は寸法を予めパーソナルコンピュー
ター22にティーチングしておき、ティーチングした形
状又は寸法と略同一の形状又は寸法の穴16のみを検知
し、穴であっても形状又は寸法の異なる傷又は凹部等を
無視することができる。このため、穴16でない傷等を
検知することによる測定ミスをなくすことができる。
【0058】また、本発明の長さ測定装置10によれ
ば、パーソナルコンピューター22へ補正係数を入力し
ておくことにより、測定した長さの値又は収縮率を補正
することができる。このため、測定時の環境に応じた補
正を行うことにより、測定精度をより高めることができ
る。
ば、パーソナルコンピューター22へ補正係数を入力し
ておくことにより、測定した長さの値又は収縮率を補正
することができる。このため、測定時の環境に応じた補
正を行うことにより、測定精度をより高めることができ
る。
【0059】また、本発明の長さ測定装置10によれ
ば、カメラ20aを備えるとともに、カメラ20aより
も測定精度の高いカメラ20bを備えているため、必要
に応じてカメラ20aで穴16を検知した後にカメラ2
0bに基づいて、穴16の位置を検知することができ
る。このため、測定精度を適宣選択することができる。
ば、カメラ20aを備えるとともに、カメラ20aより
も測定精度の高いカメラ20bを備えているため、必要
に応じてカメラ20aで穴16を検知した後にカメラ2
0bに基づいて、穴16の位置を検知することができ
る。このため、測定精度を適宣選択することができる。
【0060】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の長さ測定装置、長さ測定方法及び長さ測
定制御手段は、その他の形態でも実施し得るものであ
る。
たが、本発明の長さ測定装置、長さ測定方法及び長さ測
定制御手段は、その他の形態でも実施し得るものであ
る。
【0061】例えば、本発明の長さ測定装置は、図7に
示すような長さ測定装置80であっても良い。この長さ
測定装置80は、ACサーボモーター28及び34の回
転量を検知する回転量検出器82及び84が備えられて
いる。なお、回転量検出器82及び84の種類は、エン
コーダー又はタコジェネレーター等、特に限定されな
い。このような回転量検出器82及び84を備えること
により、ACサーボモーター28及び34の回転量自体
をパーソナルコンピューター22へフィードバックする
ことにより、パーソナルコンピューター22からの回転
指令に対するACサーボモーター28及び34の時間遅
れを制御することができる。このため、X軸移動テーブ
ル32及びY軸移動テーブル38の移動量自体を制御し
ながら、X軸移動テーブル32及びY軸移動テーブル3
8を精度良く移動させることができる。
示すような長さ測定装置80であっても良い。この長さ
測定装置80は、ACサーボモーター28及び34の回
転量を検知する回転量検出器82及び84が備えられて
いる。なお、回転量検出器82及び84の種類は、エン
コーダー又はタコジェネレーター等、特に限定されな
い。このような回転量検出器82及び84を備えること
により、ACサーボモーター28及び34の回転量自体
をパーソナルコンピューター22へフィードバックする
ことにより、パーソナルコンピューター22からの回転
指令に対するACサーボモーター28及び34の時間遅
れを制御することができる。このため、X軸移動テーブ
ル32及びY軸移動テーブル38の移動量自体を制御し
ながら、X軸移動テーブル32及びY軸移動テーブル3
8を精度良く移動させることができる。
【0062】また、本発明の長さ測定装置は、図8に示
すような長さ測定装置86であっても良い。この長さ測
定装置86は、マグネスケールを備えないが、ACサー
ボモーター28及び34の回転量を検知する回転量検出
器82及び84をパーソナルコンピューター22へフィ
ードバックし、このACサーボモーター28及び34の
回転量に基づいて穴16の位置を算出するように構成さ
れている。このような長さ測定装置86によれば、マグ
ネスケールを備える必要がなく、全体の構成をコンパク
トにすることができる。
すような長さ測定装置86であっても良い。この長さ測
定装置86は、マグネスケールを備えないが、ACサー
ボモーター28及び34の回転量を検知する回転量検出
器82及び84をパーソナルコンピューター22へフィ
ードバックし、このACサーボモーター28及び34の
回転量に基づいて穴16の位置を算出するように構成さ
れている。このような長さ測定装置86によれば、マグ
ネスケールを備える必要がなく、全体の構成をコンパク
トにすることができる。
【0063】また、本発明の長さ測定装置は、図9に示
すような長さ測定装置88であっても良い。この長さ測
定装置88は、カメラ20a又は20bが穴16の中心
点を検知した瞬間にパーソナルコンピューター22から
ACサーボモーター28及び34に送られていた指令値
から穴16の位置を算出するように構成されている。な
お、この長さ測定装置88の場合、ACサーボモーター
28及び34の分解能を高くすることが望ましい。な
お、ACサーボモーター28及び34の代替として、分
解能の高いステッピングモーターを使用しても良い。
すような長さ測定装置88であっても良い。この長さ測
定装置88は、カメラ20a又は20bが穴16の中心
点を検知した瞬間にパーソナルコンピューター22から
ACサーボモーター28及び34に送られていた指令値
から穴16の位置を算出するように構成されている。な
お、この長さ測定装置88の場合、ACサーボモーター
28及び34の分解能を高くすることが望ましい。な
お、ACサーボモーター28及び34の代替として、分
解能の高いステッピングモーターを使用しても良い。
【0064】また、本発明の長さ測定装置は、上述のよ
うなパーソナルコンピューター22を備えた長さ測定装
置には限定されず、図10に示すような長さ測定制御手
段90を備えた長さ測定装置92であっても良い。この
長さ測定制御手段90は、長さ測定装置92専用に構成
されたマイクロコンピューターであり、CPU94と、
メモリ96と、I/Oポート98とから構成されてい
る。
うなパーソナルコンピューター22を備えた長さ測定装
置には限定されず、図10に示すような長さ測定制御手
段90を備えた長さ測定装置92であっても良い。この
長さ測定制御手段90は、長さ測定装置92専用に構成
されたマイクロコンピューターであり、CPU94と、
メモリ96と、I/Oポート98とから構成されてい
る。
【0065】以上、本発明の実施形態について図面に基
づいて説明したが、本発明に係るは、図示したものに限
定されず、その他の態様でも実施し得るものである。
づいて説明したが、本発明に係るは、図示したものに限
定されず、その他の態様でも実施し得るものである。
【0066】例えば、付印手段は、穴又は孔を設けるも
のに限定されず、切欠き、点、マーク又はシール等の印
を付ける手段であっても良い。例えば、塗料によってマ
ークを付ける手段であっても良い。
のに限定されず、切欠き、点、マーク又はシール等の印
を付ける手段であっても良い。例えば、塗料によってマ
ークを付ける手段であっても良い。
【0067】また、付印検知手段は、上述のカメラに限
定されず、1次元視覚センサであっても良い。また、印
を付印検知手段によって検知する場合において、被測定
物が付印検知手段に対して移動させられることに限定さ
れず、付印検知手段が被測定物に対して移動させられて
も良い。また、被測定物又は付印検知手段の移動方向
は、2次元方向に限定されず、1次元方向又は3次元方
向であっても良い。また、被測定物又は付印検知手段を
移動させる手段は、上述のACサーポモーターに限定さ
れず、DCサーポモーター、又はパルスモーター等であ
っても良い。
定されず、1次元視覚センサであっても良い。また、印
を付印検知手段によって検知する場合において、被測定
物が付印検知手段に対して移動させられることに限定さ
れず、付印検知手段が被測定物に対して移動させられて
も良い。また、被測定物又は付印検知手段の移動方向
は、2次元方向に限定されず、1次元方向又は3次元方
向であっても良い。また、被測定物又は付印検知手段を
移動させる手段は、上述のACサーポモーターに限定さ
れず、DCサーポモーター、又はパルスモーター等であ
っても良い。
【0068】また、長さ測定制御手段は、上述のような
パーソナルコンピューターやシーケンサーに限定され
ず、シーケンサであっても良い。また、長さ測定制御手
段による長さの算出はメモリ内のプログラムによって行
うことに限定されず、演算用ICによって行っても良
い。
パーソナルコンピューターやシーケンサーに限定され
ず、シーケンサであっても良い。また、長さ測定制御手
段による長さの算出はメモリ内のプログラムによって行
うことに限定されず、演算用ICによって行っても良
い。
【0069】その他、本発明の技術的範囲には、その趣
旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改
良,修正,変形を加えた態様も含まれる。
旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改
良,修正,変形を加えた態様も含まれる。
【0070】
【発明の効果】本発明の長さ測定装置及び長さ測定方法
によれば、被測定物の一定位置及び他の一定位置に、穴
又は孔等の印を付けておき、一定位置の印及び他の一定
位置の印を認識して一定位置から他の一定位置までの長
さを算出することができる。このため、従来の長さ測定
装置のようにチャックと被測定物との境界を検知するの
と異なり、被測定物の捻じれ等によって検知する点に誤
差が生じることがなく、被測定物の長さ測定の精度を向
上させることができる。
によれば、被測定物の一定位置及び他の一定位置に、穴
又は孔等の印を付けておき、一定位置の印及び他の一定
位置の印を認識して一定位置から他の一定位置までの長
さを算出することができる。このため、従来の長さ測定
装置のようにチャックと被測定物との境界を検知するの
と異なり、被測定物の捻じれ等によって検知する点に誤
差が生じることがなく、被測定物の長さ測定の精度を向
上させることができる。
【0071】また、長さ測定制御手段が一定位置から他
の一定位置までの距離の値を少なくとも2以上認識し、
2以上の距離の値に基づいて被測定物の収縮率を算出す
ることを特徴とする本発明の長さ測定装置によれば、長
さ測定制御手段によって収縮率を容易に算出することが
できるとともに、ディスプレイやプリンターによる出力
が可能となる。
の一定位置までの距離の値を少なくとも2以上認識し、
2以上の距離の値に基づいて被測定物の収縮率を算出す
ることを特徴とする本発明の長さ測定装置によれば、長
さ測定制御手段によって収縮率を容易に算出することが
できるとともに、ディスプレイやプリンターによる出力
が可能となる。
【0072】また、付印手段によって設けられる印が穴
又は孔であることを特徴とする本発明の長さ測定装置に
よれば、印が凹部を有する穴又は孔であるため、付印検
知手段によって印を容易に検知することができる。
又は孔であることを特徴とする本発明の長さ測定装置に
よれば、印が凹部を有する穴又は孔であるため、付印検
知手段によって印を容易に検知することができる。
【0073】また、付印検知手段が測定物に対して2次
元方向に移動させられて、又は被測定物が付印検知手段
に対して2次元方向に移動させられて、印の位置の2次
元データを検知できることを特徴とする本発明の長さ測
定装置によれば、印の2次元データを検知して、2個の
印の距離をピタゴラスの定理又は三角関数等を用いて2
次元方向で測定できるため、被測定物の方向が支持手段
に対して平行でなくとも、2個の中心点の距離を正確に
測定することができる。
元方向に移動させられて、又は被測定物が付印検知手段
に対して2次元方向に移動させられて、印の位置の2次
元データを検知できることを特徴とする本発明の長さ測
定装置によれば、印の2次元データを検知して、2個の
印の距離をピタゴラスの定理又は三角関数等を用いて2
次元方向で測定できるため、被測定物の方向が支持手段
に対して平行でなくとも、2個の中心点の距離を正確に
測定することができる。
【0074】また、付印検知手段又は被測定物の移動軌
跡をティーチングすることが可能であることを特徴とす
る本発明の長さ測定装置によれば、付印検知手段又は被
測定物の移動軌跡をティーチングしておいて再生するこ
とにより、付印検知手段又は被測定物の移動を自動的に
行うことができる。
跡をティーチングすることが可能であることを特徴とす
る本発明の長さ測定装置によれば、付印検知手段又は被
測定物の移動軌跡をティーチングしておいて再生するこ
とにより、付印検知手段又は被測定物の移動を自動的に
行うことができる。
【0075】また、印の形状及び/又は寸法をティーチ
ングすることが可能であり、ティーチングした形状等と
略同一の形状等の印のみを付印検知手段が検知すること
を特徴とする本発明の長さ測定装置によれば、ティーチ
ングした形状又は寸法と略同一の形状又は寸法の印のみ
を検知し、印であっても形状又は寸法の異なる傷又は凹
部等を無視することができる。このため、検知すべき印
でない傷等を検知することによる測定ミスをなくすこと
ができる。
ングすることが可能であり、ティーチングした形状等と
略同一の形状等の印のみを付印検知手段が検知すること
を特徴とする本発明の長さ測定装置によれば、ティーチ
ングした形状又は寸法と略同一の形状又は寸法の印のみ
を検知し、印であっても形状又は寸法の異なる傷又は凹
部等を無視することができる。このため、検知すべき印
でない傷等を検知することによる測定ミスをなくすこと
ができる。
【0076】また、長さ測定制御手段により認識した一
定位置から他の一定位置までの長さを補正し得ることを
特徴とする本発明の長さ測定装置によれば、測定した長
さの値又は収縮率等を補正することができる。このた
め、測定時の環境に応じた補正を行うことにより、測定
精度をより高めることができる。
定位置から他の一定位置までの長さを補正し得ることを
特徴とする本発明の長さ測定装置によれば、測定した長
さの値又は収縮率等を補正することができる。このた
め、測定時の環境に応じた補正を行うことにより、測定
精度をより高めることができる。
【0077】また、付印検知手段が少なくとも2個備え
られ、一方の付印検知手段の精度が他の付印検知手段の
精度よりも高いことを特徴とする本発明の長さ測定装置
によれば、必要に応じて他方の付印検知手段で印を検知
した後に一方の付印検知手段に基づいて、印の位置を検
知することができる。このため、測定精度を適宣選択す
ることができる。
られ、一方の付印検知手段の精度が他の付印検知手段の
精度よりも高いことを特徴とする本発明の長さ測定装置
によれば、必要に応じて他方の付印検知手段で印を検知
した後に一方の付印検知手段に基づいて、印の位置を検
知することができる。このため、測定精度を適宣選択す
ることができる。
【0078】また、支持手段が略水平な上面を有するテ
ーブルを備え、テーブル上に被測定物を固定することを
特徴とする本発明の長さ測定装置によれば、略水平な上
面を有するテーブル上に被測定物を略水平方向に固定し
ておいて、被測定物の測定を行うことができ、被測定物
を安定して固定することができる。
ーブルを備え、テーブル上に被測定物を固定することを
特徴とする本発明の長さ測定装置によれば、略水平な上
面を有するテーブル上に被測定物を略水平方向に固定し
ておいて、被測定物の測定を行うことができ、被測定物
を安定して固定することができる。
【0079】また、本発明の長さ測定制御手段によれ
ば、付印検知手段から印の一定位置及び他の一定位置を
認識して、一定位置から他の一定位置までの長さを算出
することができ、本発明の長さ測定装置又は長さ測定方
法の実現が可能となる。
ば、付印検知手段から印の一定位置及び他の一定位置を
認識して、一定位置から他の一定位置までの長さを算出
することができ、本発明の長さ測定装置又は長さ測定方
法の実現が可能となる。
【図1】本発明の長さ測定装置を示す平面断面図であ
る。
る。
【図2】図1に示す長さ測定装置を示す側面断面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す長さ測定装置を示す正面断面図であ
る。
る。
【図4】図1に示す長さ測定装置を示す構成図である。
【図5】図1に示す長さ測定装置のY軸移動テーブルを
示す平面図である。
示す平面図である。
【図6】図1に示す長さ測定装置の付印手段を示す拡大
正面図である。
正面図である。
【図7】本発明に係る長さ測定装置の他の実施形態を示
す構成図である。
す構成図である。
【図8】本発明に係る長さ測定装置の更に他の実施形態
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図9】本発明に係る長さ測定装置の更に他の実施形態
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図10】本発明に係る長さ測定装置の長さ測定制御手
段の他の実施形態を示す構成図である。
段の他の実施形態を示す構成図である。
【図11】従来の長さ測定装置を示す側面図である。
10,80,86,88:長さ測定装置 12:被測定物 14:支持テーブル(支持手段) 16:穴(印) 18:付印手段 20a,20b:カメラ(付印検知手段) 22:パーソナルコンピューター(長さ測定制御手段) 24,26:マグネスケール 28,34:ACサーボモーター 32:X軸移動テーブル 38:Y軸移動テーブル 46:パンチ 50:ダイ 72:ブリンター 92:長さ測定制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA21 AA65 BB27 CC02 DD11 FF04 GG10 JJ03 JJ05 JJ19 JJ26 MM03 MM07 QQ25 QQ31 SS06 SS13 TT07 2F069 AA03 AA31 AA68 BB20 GG04 GG07 GG63 HH30 JJ07 JJ14 KK03 MM02 MM24 PP04
Claims (11)
- 【請求項1】 被測定物の一定位置から他の一定位置ま
での長さを測定する長さ測定装置であり、 前記被測定物を支持する支持手段と、該被測定物の一定
位置及び他の一定位置に印を設ける付印手段と、該被測
定物に対して移動させられることにより又は該被測定物
が移動させられることにより該一定位置及び他の一定位
置の印を検知する付印検知手段と、該一定位置及び他の
一定位置を認識して該一定位置から他の一定位置までの
長さを算出する長さ測定制御手段とから構成されること
を特徴とする長さ測定装置。 - 【請求項2】 前記長さ測定制御手段が前記一定位置か
ら他の一定位置までの距離の値を少なくとも2以上認識
し、該2以上の距離の値に基づいて前記被測定物の収縮
率を算出することを特徴とする請求項1に記載する長さ
測定装置。 - 【請求項3】 前記付印手段によって設けられる印が穴
又は孔であることを特徴とする請求項1又は請求項2に
記載する長さ測定装置。 - 【請求項4】 前記付印検知手段が前記被測定物に対し
て2次元方向に移動させられて、又は該被測定物が該付
印検知手段に対して2次元方向に移動させらて、前記印
の位置の2次元データを検知できることを特徴とする請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載する長さ測定装
置。 - 【請求項5】 前記付印検知手段又は前記被測定物の移
動軌跡をティーチングすることが可能であることを特徴
とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載する長さ
測定装置。 - 【請求項6】 前記印の形状及び/又は寸法をティーチ
ングすることが可能であり、該ティーチングした形状等
と略同一の形状等の印のみを前記付印検知手段が検知す
ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに
記載する長さ測定装置。 - 【請求項7】 前記長さ測定制御手段により認識した一
定位置から他の一定位置までの長さを補正し得ることを
特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載する
長さ測定装置。 - 【請求項8】 前記付印検知手段が少なくとも2個備え
られ、一方の付印検知手段の精度が他の付印検知手段の
精度よりも高いことを特徴とする請求項1乃至請求項7
のいずれかに記載する長さ測定装置。 - 【請求項9】 前記支持手段が略水平な上面を有するテ
ーブルを備え、該テーブル上に被測定物を固定すること
を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載す
る長さ測定装置。 - 【請求項10】 被測定物の一定位置から他の一定位置
までの長さを測定する長さ測定方法であり、 前記被測定物を支持手段によって支持し、該被測定物の
一定位置及び他の一定位置に付印手段によって印を設
け、付印検知手段を該被測定物に対して移動させること
により又は該被測定物を移動させることにより付印検知
手段によって該一定位置及び他の一定位置の印を検知
し、該一定位置及び他の一定位置を認識して該一定位置
から他の一定位置までの長さを算出することを特徴とす
る長さ測定方法。 - 【請求項11】 被測定物の一定位置から他の一定位置
までの長さを測定する長さ測定装置を制御する長さ測定
制御手段であり、 前記被測定物に対して移動させられることにより又は該
被測定物が移動させられることにより一定位置及び他の
一定位置に設けられた印を検知する付印検知手段に接続
され、該一定位置及び他の一定位置を認識して該一定位
置から他の一定位置までの長さを算出することを特徴と
する長さ測定制御手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10325393A JP2000146562A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 長さ測定装置、長さ測定方法及び長さ測定制御手段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10325393A JP2000146562A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 長さ測定装置、長さ測定方法及び長さ測定制御手段 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000146562A true JP2000146562A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18176345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10325393A Withdrawn JP2000146562A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 長さ測定装置、長さ測定方法及び長さ測定制御手段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000146562A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006504537A (ja) * | 2002-06-26 | 2006-02-09 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 同期化されたサーボ作動型作業ユニットを使用して材料ウェブから別個の物品を製造するための方法 |
JP2007225522A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Shimadzu Corp | 基板の変形量測定方法 |
CN101963481A (zh) * | 2010-09-07 | 2011-02-02 | 南车长江车辆有限公司 | 车轴轴端螺纹孔位置度检测方法及其装置 |
CN108731588A (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-02 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种机器视觉钢板长度及对角线测量装置及方法 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10325393A patent/JP2000146562A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006504537A (ja) * | 2002-06-26 | 2006-02-09 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 同期化されたサーボ作動型作業ユニットを使用して材料ウェブから別個の物品を製造するための方法 |
JP2007225522A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Shimadzu Corp | 基板の変形量測定方法 |
CN101963481A (zh) * | 2010-09-07 | 2011-02-02 | 南车长江车辆有限公司 | 车轴轴端螺纹孔位置度检测方法及其装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |