JPH077712A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH077712A
JPH077712A JP5251180A JP25118093A JPH077712A JP H077712 A JPH077712 A JP H077712A JP 5251180 A JP5251180 A JP 5251180A JP 25118093 A JP25118093 A JP 25118093A JP H077712 A JPH077712 A JP H077712A
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JP
Japan
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recorded
recording
picture
magnetic tape
signal
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Application number
JP5251180A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Hara
光彦 原
Koichi Shirane
功一 白根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH077712A publication Critical patent/JPH077712A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の番組(プログラム)が順次に記録され
た記録済磁気テープに、その既記録番組内容の目次を記
録する。 【構成】 複数のフィールドメモリ7の各々には、記録
済磁気テープ1から選択した番組内容を表示するため複
数の画面が夫々1フィールド分の録画内容表示用映像信
号として書き込まれ、これらフィールドメモリ7を順次
に読み出して、記録済磁気テープ1の始端近傍又は任意
の位置に順次記録する。記録済磁気テープ1に記録した
複数の録画内容表示用映像信号を再生して表示する。ま
た、記録済磁気テープ1に記録された複数の録画内容表
示用映像信号を間引いて複数の子画面映像信号に変換し
てピクチャ・イン・ピクチャ用メモリ12に書き込む。
ピクチャ・イン・ピクチャ用メモリ12に書き込んだ複
数の子画面映像信号を読み出して1フィールド分のマル
チ画面として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に係
り、特に複数の番組(プログラム)が順次に記録された
記録済磁気テープに、その既記録番組内容の目次を記録
する磁気記録再正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRによりテープカセット内の磁気テ
ープに複数の番組の映像信号及び音声信号を順次に記録
した場合、その記録番組内容をその後に識別させるた
め、従来はテープカセットのラベルなどに記録番組のタ
イトル名を記入するようにしていた。しかし、タイトル
名だけでは、その後にどんな内容であったかが把握でき
なかったり、またラベルに書ききれない(特に何度も記
録し直した時や記録番組数が多い場合など)ことがある
などの問題があった。
【0003】このため、記録済磁気テープの各記録番組
の頭部分に頭出し信号を記録しておき、この記録済磁気
テープをVTRに装填したときに、上記頭出し信号を検
出して録画番組の内容(映像信号)を次々に数秒間ずつ
再生し、この次に再生した再生映像信号をマルチ画面
(9分割)に静止画表示することにより、録画番組の内
容の目次をマルチ画面に写し出して一目で認識できるよ
うにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
装置では、マルチ画面による目次の静止画表示をするた
めに、記録済磁気テープを装置に装填した後、必ず記録
済磁気テープを始端から終端まで再生しなければなら
ず、そのため時間がかかり、装填して直ぐにマルチ画面
目次を見ることができないという問題点があった。
【0005】また、頭出し信号が記録されていないと上
記のマルチ画面による目次の静止画表示が不可能であ
り、更に静止画表示される画は、頭出し信号が記録され
ている部分(実際には、その頭出し信号記録位置から約
2分後の部分)から再生された画であり、必ずしも番組
内容を的確に表す画像とはいえず、中にはその画を見て
もどんな番組かわからない場合もあった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みて創作されたもの
で、録画内容表示用映像信号を記録しておくことによ
り、上記の問題点を解決した磁気記録再生装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、各々1フィールド分の再生映像
信号を記憶する複数のフィールドメモリと、記録済磁気
テープの既記録映像信号を再生し、この既記録映像信号
から番組内容を表示するための画面を複数選択しながら
複数の前記画面から夫々1フィールド分の録画内容表示
用映像信号として複数の前記フィールドメモリに順次書
き込むフィールドメモリ書き込み手段と、複数の前記フ
ィールドメモリに書き込まれた複数の前記録画内容表示
用映像信号を夫々順次繰り返し読み出して、読み出した
複数の前記録画内容表示用映像信号を前記記録済磁気テ
ープの始端近傍又は始端近傍を除いた任意の位置に夫々
複数トラック続けて順次記録する録画内容表示用映像信
号記録手段と、前記記録済磁気テープのコントロールト
ラックから出力されるコントロールパルスを基準として
デューティ・サイクルを変化させてインデックス信号を
形成し、且つ、複数の前記録画内容表示用映像信号を始
端近傍に記録した時には必要に応じて前記インデックス
信号を該録画内容表示用映像信号と対応したコントロー
ルトラックに記録する一方、複数の前記録画内容表示用
映像信号を任意の位置に記録した時には必ず前記インデ
ックス信号を該録画内容表示用映像信号と対応したコン
トロールトラックに記録するインデックス信号記録手段
と、前記記録済磁気テープに記録した前記インデックス
信号を必要に応じて高速サーチするインデックス信号検
出手段と、前記記録済磁気テープから再生した前記既記
録映像信号及び/又は前記録画内容表示用映像信号を前
記フィールドメモリを通して動画又は静止画として出力
する第1の出力手段と、時間軸を圧縮した複数の子画面
映像信号を一括して記憶するピクチャ・イン・ピクチャ
用メモリと、前記記録済磁気テープに記録した複数の前
記録画内容表示用映像信号を順次再生し、これら複数の
前記録画内容表示用映像信号を夫々間引きながら番組内
容を表示するための子画面映像信号に変換して、複数の
前記子画面映像信号を1フィールド分のマルチ画面映像
信号として前記ピクチャ・イン・ピクチャ用メモリに書
き込むピクチャ・イン・ピクチャ用メモリ書き込み手段
と、前記ピクチャ・イン・ピクチャ用メモリに書き込ん
だ前記マルチ画面映像信号を該ピクチャ・イン・ピクチ
ャ用メモリを通して静止画として出力する第2の出力手
段と、前記第1の出力手段と前記第2の出力手段とを選
択的に切り換える切り換え回路とを具備したことを特徴
とする磁気記録再生装置を提供するものである。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係わる磁気記録再生装置の一
実施例のブロック系統図を示す。同図中、記録済磁気テ
ープ1の既記録カラー映像信号は傾斜ビデオトラックか
ら回転ヘッド2a及び2bにより再生され、かつ、コン
トロールトラックからコントロールヘッド3によりコン
トロールパルスが再生されてサーボ回路(図示せず)へ
出力される。回転ヘッド2a及び2bより取り出された
再生カラー映像信号は、接点PB側に接続されているス
イッチ4及び再生アンプ5を夫々通して二分岐され、一
方はA/D変換器6に供給され、ここでディジタル映像
信号に変換された後フィールドメモリ7に供給される。
【0009】フィールドメモリ7は一例として図1に
〜,(10)で示すごとく全部で10枚あり、全部で10
フィールド分記憶できる容量を有している。
【0010】また、再生アンプ5の出力再生カラー映像
信号の他方は復調回路8に供給され、ここで、輝度信号
と2種類の色差信号R−Y及びB−Yに夫々復調された
後、後段のA/D変換器11での折り返し歪の発生を防
止するために、フィルタ9により帯域制限されてからマ
ルチプレクサ10により時分割多重信号に変換され、更
にA/D変換器11に供給され、ここでディジタル時分
割多重信号とされる。この時分割多重信号は後述する再
生時にピクチャ・イン・ピクチャ(以下、「PinP」と
記す)用メモリ12に供給される。
【0011】一方、入力端子13には水平走査周波数f
H の水平同期信号が入来し、これよりシンクメモリ14
及びメモリコントローラ15よりなる回路部により、フ
ィールドメモリ7の書き込み、読み出し用の信号に変換
された後、フィールドメモリ7に供給される。なお、P
inP用メモリ12のディジタル時分割多重信号の書き込
みと読み出しはPinP用コントローラ16によって行な
われ、また、両メモリ7及び12のアドレスはアドレス
発生器17よりのアドレス信号によって指定される。
【0012】ここで、本実施例の記録時においては、記
録済磁気テープ1に9つの番組(プログラム)が記録さ
れているものとし、これら9つの番組の夫々の内容を端
的に示す9つのフィールド画像の録画内容表示用映像信
号を記録するものであり、その動作について図2に示す
フローチャート等と共に説明する。
【0013】図2に示すように、まず再生動作が行われ
る(ステップ31)。この再生動作は再生者が上記の9
つのフィールド画像を捜すための動作で、図1に示すフ
ィールドメモリ7のうちで示す第1のフィールドメモ
リは書き込みと読み出しとを交互に繰り返し、これより
取り出された再生ディジタル映像信号がD/A変換器1
8に供給されてアナログ信号の再生カラー映像信号に戻
された後、端子19a側に接続されているスイッチ回路
19を通して出力端子20へ出力される。
【0014】出力端子20より取り出された再生カラー
映像信号は周知の再生処理回路を経てモニタ用受像機に
供給され、これにより表示される。従って、図2のステ
ップ31の再生動作によって、通常再生時と同様にノー
マル再生画像がモニタ用受像機に表示されるので、再生
者はこの画像を監視しつつその番組の内容を示す画像が
再生された時点で、所定のスイッチを操作してディジタ
ルスチルを開始する(図2のステップ32)。
【0015】このディジタルスチル時は、図1のフィー
ルドメモリ7のうち第1のフィールドメモリの書き込
み動作が禁止され、フィールドメモリ7ののみから1
フィールド分のディジタル映像信号が繰り返し読み出さ
れる。これにより、前記モニタ用受像機には、番組の内
容を示す画像が静止画として再生され、それが見出し画
面にふさわしいか否か再生者が判断し(図2のステップ
33)、ふさわしい場合は次の番組の見出し画面を捜す
ために、ふさわしくない場合はその番組の画面を再度捜
すために、再び再生動作を行う。
【0016】次に、2番目の番組の見出し画面を捜すと
きは、フィールドメモリ7のうち第2番目のフィールド
メモリのみが書き込み動作と読み出し動作を行ない、
ノーマル再生画像をモニタ用受像機に表示させ、その後
の番組内容としてふさわしい1フィールド分の映像信号
再生時点でのディジタルスチル再生操作により、フィー
ルドメモリ7のの書き込み動作が禁止され、かつ、こ
のフィールドメモリ7ののみから1フィールド分のデ
ィジタル映像信号が繰り返し再生され、モニタ用受像機
に2番目の番組の内容を示すディジタルスチル画像が表
示される。
【0017】このようにして、上記と同様の動作が繰り
返されて最後のN番目(ここでは9番目)の番組の再生
動作(図2のステップ34)、フィールドメモリ7のう
ちで示す9番目のフィールドメモリの出力ディジタル
映像信号を用いたディジタルスチル動作(同、ステップ
35)及び見出し画面の選択操作(同、ステップ36)
が終わると、フィールドメモリ7の〜で示す各々の
フィールドメモリには9つの番組の内容を的確に示すデ
ィジタル映像信号が各々記憶された状態となる。 次
に、記録済磁気テープ1が任意の位置まで早送り(F
F)又は巻戻し(REW)され(図2のステップ3
7)、この位置を再正後スチル再生され、この場所にイ
ンサート記録するか否かが判断される(同、ステップ3
8,39,40)。ここで、上記のスチル再生はフィー
ルドメモリ7のうち残っている1枚のフィールドメモリ
(10)を使用して行なう。ただし、ディジタルスチル再生
の場合は、記録済磁気テープ1はテープ走行し続ける
が、このステップ39でのスチル再生はテープ走行を停
止し、かつ、フィールドメモリ(10)の書き込みと読み出
しを交互に繰り返して通常の静止画を得る。これは録画
内容表示用映像信号の記録位置の確認のためである。
【0018】しかし、この確認は必ずしも必要でなく、
例えば(a) 予め記録済磁気テープ1のテープ始端から一
定区間の未記録部分を作っておく、(b) 希望の番組の頭
初部分はコマーシャル等あまり必要でない映像であるの
で、強制的に書き替える、などの方策を講じることによ
って、そこに自動的に録画内容(ここでは番組内容)表
示用映像信号を記録することもできる。
【0019】しかる後に、インサート記録をすると判断
した位置から録画内容表示用映像信号の記録が開始さ
れ、数秒、例えば3秒間間隔で連続して順次に記録され
る(図2のステップ41,42)。
【0020】上記の記録時には、フィールドメモリ7に
記憶されている9つの番組の全部で9フィールド分の映
像信号のうち、各1フィールド分の映像信号が例えば3
秒間ずつの割合で順次に読み出し出力され、端子19a
側に接続されているスイッチ回路19、接点21a側に
接続されているスイッチ21に、記録系処理回路22、
記録アンプ23、及び接点REC側に切換接続されてい
るスイッチ4を夫々通して回転ヘッド2a及び2bに夫
々供給され、これにより記録済磁気テープ1の任意の位
置に記録される。
【0021】また、このとき、後述する如く、コントロ
ールヘッド3により、番組内容を示す映像信号の記録ト
ラック識別用のためのインデックス信号が記録される。
なお、各番組の先頭位置に頭出し記号が記録されてい
る。
【0022】また、これと同時にD/A変換器18より
取り出された番組内容を示す録画内容表示用映像信号
が、スイッチ回路19及び出力端子20を介してモニタ
受像機に供給され、その画面に9つの番組の内容を端的
に示す全部で9つの見出し用静止画像が3秒程度間隔で
次々と切換表示される。
【0023】図3(A),(B)はこのマルチ画面映像
信号が記録された記録済磁気テープ1の記録内容を示
す。同図(A)中、テープ始端より一定期間(ここでは
約27秒間)の区間に録画内容表示用映像信号記録区間
45が目次(見出し用画像)として記録形成されてお
り、以下テープ終端方向に順次に第1番組の記録区間4
1 ,第2番組の記録区間462 ,…第8番組の記録区
間468 ,及び第9番組の記録区間469 が時系列的に
記録形成されている。
【0024】各番組の記録区間461 〜469 内の47
1 〜479 で示す1本のトラック位置が、その番組の内
容を端的に示す録画内容表示用映像信号として記録され
ている映像信号の再生位置を示す。
【0025】録画内容表示用映像信号記録区間45は図
3(B)にその拡大図を示す如く、複数の記録トラック
からなり、そのうち各番組の録画内容表示用映像信号の
先頭記録トラックに対応したコントロールトラック49
上の位置には、インデックス信号50が夫々記録されて
おり、また各番組の記録区間461 〜469 の先頭部分
のコントロールトラック49上の位置には頭出し信号が
51が夫々記録されている。なお、テープ始端部分に記
録内容表示用映像信号を記録する場合は、記録区間45
を特定できるのでインデックス信号50を記録しなくと
もよい。
【0026】このインデックス信号50と頭出し信号5
1とは、例えば本出願人が先に特願昭61−66159
号にて提案した記録再生装置を適用して、図4に示す如
き回路によりコントロールパルスのデューティ・サイク
ルの変化として記録される。
【0027】すなわち、図4において、マイクロコンピ
ュータ(マイコン)55はVTRに内蔵されており、入
力ポート「INDEX」,「ADDRESS」及び「C
OMENT」のうち、いずれか一の入力ポートにデータ
セレクトスイッチSW1 よりローレベルの信号が印加さ
れ、それに対応して頭出し信号(インデックス記号),
番地コード及びコメントデータの計3種類のデータのい
ずれか一つを、再生モードにおいてコントロールトラッ
クに記録する。
【0028】この再生モード時におけるデータ記録動作
について、図4及び図5(A)〜(F)と共に説明す
る。データを記録しようとする記録済磁気テープはテー
プカセット内に収納されてVTR内に装填されるが、通
常の再生時には磁気テープはカセット内から引き出され
て回転ヘッドが取付けられた回転体に所定角度範囲に亘
って斜めに巻回せしめられる所定テープパスに装填され
(ローディング状態)、キャプスタン及びピンチローラ
により挟持されて走行せしめられ、その走行時に図4に
示すコントロールヘッド3により再生されたコントロー
ルパルスが、回転ヘッドの回転位相を一定にするための
ヘッドサーボ回路の位相制御系の基準信号として、又は
キャプスタンの回転位相を一定にするためのキャプスタ
ンサーボ回路の位相制御系の比較信号として用いられる
ことは周知の通りである。
【0029】ここで、再生コントロールパルスは記録時
のコントロールパルスが方形波であるのに対し、ヘッド
の微分特性等により微分処理されて、記録方形波の立上
り時には正極性パルスとなり、立下り時には負極性パル
スとして図5(A)にaで示す如き波形で再生される
が、この再生コントロールパルスaのうち正極性パルス
のみが、前記各サーボ回路にてコントロールパルスとし
て用いられ、負極性パルスはサーボ回路では使用されな
い。
【0030】この場合、記録済磁気テープを再生し、上
記サーボ回路に使用される正極性コントロールパルス
(これを、本明細書では「基準パルス」というものとす
る)を正常に供給して正常にサーボ動作を行なわせつ
つ、コントロールパルスのデューティ・サイクルを記録
データに応じて可変して記録を行なう必要上、基準パル
スの再生区間及びその前後の若干の期間での再記録(消
去)は禁止し、かつ、相隣る基準パルス間の区間を消去
すると共に、再生コントロールパルスが負極性となるよ
うな信号を再記録する(書き替える)ために、マイコン
55は図5(B)に示すパルスbをスイッチングパルス
としてスイッチ回路58に印加し、これをそのハイレベ
ル期間のみオンとする。
【0031】また、これと同時にマイコン55はその出
力ポートRECCTL1より記録制御回路56へ図5
(C)に示す如く、パルスbの立上りエッジ時点で立上
り、かつ、記録すべきデータの各ビットの値に応じた期
間(ただし、この期間はパルスbのハイレベル期間より
小である)経過した時点で立下るようなパルスcを発生
出力すると共に、その出力ポートRECCTL2より記
録制御回路56へ図5(D)に示す如く、パルスcの立
下りエッジ時点で立上り、かつ、再生コントロールパル
スaの負極性パルスを消去できるようにパルスbの立下
りエッジの直前で立下るようなパルスdを発生出力す
る。
【0032】パルスc及びdは記録制御回路56,ドラ
イブアンプ57,スイッチ回路58を夫々通してコント
ロールヘッド3へ供給され、コントロールヘッド3に図
5(E)に示す如き記録電流eを流す。記録電流eはパ
ルスcのハイレベル期間正方向に流れ、パルスdのハイ
レベル期間は負方向に流れるが、パルスc及びdが共に
ローレベルの期間とスイッチ回路58がオフであるパル
スbのローレベル期間では流れない。
【0033】この結果、再生コントロールパルスaの基
準パルスはそのままとされ、負極性パルスが正又は負の
記録電流eによって消去され、かつ、記録電流eが正方
向から負方向へ変化する時点で負極性パルスが新たに記
録されることになる。この動作は記録データの全ビット
の記録が終了するまで繰り返される。このようにして、
記録が行なわれた記録済磁気テープをその後に再生する
と、再生コントロールパルス波形は図5(F)に示す如
くになる。
【0034】この再生コントロールパルスは、1フレー
ムの周期で、かつ、その基準パルス位置は従来と同一で
あるが、そのデューティ・サイクルは記録データの1ビ
ットが「1」のとき第1の値となり、記録データの1ビ
ットが「0」のとき第2の値となり、更にデータが記録
されていないときも第2の値となる。
【0035】なお、データセレクトスイッチSW1 によ
り入力ポートINDEXにローレベルの信号が印加され
ている場合は、コントロールパルスは予め設定した短い
デューティ・サイクルで、一定回数連続して記録され、
これがインデックス信号となる。
【0036】なお、データの記録はVTRの記録モード
でも行なえる。この場合は、例えば1フレーム周期の方
形波である記録コントロールパルスのパルス幅を記録デ
ータに応じて変調したものを記録する。なお、この記録
モード時にもコメント書き換えキー59が押されるのを
待ってからVTRのデータの記録を行なうようにするこ
とも、マイコン55のソフトウェアを変更することによ
って容易にできるものである。
【0037】次に上記の如くにして書き込んだデータに
基づく頭出し動作について説明する。頭出しはローディ
ング状態(再生,正逆サーチ)、アンローディング状態
(早送り,巻戻し)のいずれの状態でも行なえる。すな
わち、マイコン55はまずコメントオンスクリーンスイ
ッチが「ON」のスイッチ位置にあるか否かを検出し
(「ON」のスイッチ位置にあるとき、図4中のスイッ
チ回路60aがオンとなる)、「ON」のスイッチ位置
にあるときはキーボード61から入力された頭出しをす
るコメントのキャラクタをキャラクタジェネレータ62
に発生させると共に内部のメモリ(RAM)に格納す
る。
【0038】このキャラクタジェネレータ62の出力信
号は、VTRにより記録済磁気テープから再生されて図
4に示す入力端子63に入来する映像信号に、加算回路
64で加算された後、出力端子65を介して出力されモ
ニタ用テレビ(TV)の画面内の表示部に表示を行なわ
せる。
【0039】しかる後に、マイコン55はVTRを早送
り又は巻戻しモードとし、そのモード中にコントロール
トラックから再生されるコントロールパルスのデューテ
ィ・サイクルから記録されたコメントを読み出し、それ
とメモリに格納されている入力コメントと比較し、両者
が一致したとき、VTRを再生モードとした後所望の再
生モードに入るような制御を行なう。
【0040】ここで、記録データの読み出しについて説
明するに、上記の早送り若しくは巻戻しモード時には、
記録済磁気テープはテープカセット内に収納されたまま
の状態で高速で走行せしめられるから、コントロールヘ
ッド3ではコントロールパルスは再生することができな
い。しかし、この早送り若しくは巻戻しモード時にはテ
ープカセット内に収納されている記録済磁気テープの裏
側であって、かつ、コントロールトラックの裏側の位置
にMRヘッド66が摺動するように配設されているの
で、コントロールパルスはこのMRヘッド66により再
生されて図4に示すアンプ67を通してシュミットトリ
ガ回路68に供給される。
【0041】シュミットトリガ回路68は図6(A)に
示す如き再生コントロールパルスgの正極性パルス入来
時に立上り、負極性パルス入来時に立下るような、図6
(B)に示す如きパルスhを発生し、このパルスhを早
送り及び巻戻しモード時に端子69よりのスイッチング
信号により端子UNLOAD側に接続されているスイッ
チ回路70を通してマイコン55へ出力する。一方、タ
イミング発生器71は図6(C)に示す如く、再生コン
トロールパルスgの最大デューティ・サイクルと最小デ
ューティ・サイクルの中間のデューティ・サイクル時の
タイミングで立上り、かつ、基準パルスのタイミングで
立下るようにされたタイミングパルスiを発生する。
【0042】マイコン55はこのタイミングパルスiの
立上りエッジで前記パルスhをラッチすることにより、
図6(D)に示す如き検出データを取り込んだ後、ハー
ドウェア若しくはソフトウェアでフォーマットし、書き
込まれているデータを読み出し、それをキャラクタジェ
ネレータ62,加算回路64,出力端子65を通して出
力し、モニタテレビに表示させる。
【0043】他方、コメントオンスクリーンスイッチが
「SCROLL」の位置にあるとき(このとき、図5中
のスイッチ回路60bがオンである。)は、マイコン5
5は読み出しデータが表示されているか(又はマイコン
55内のメモリに再生されたコメントデータが格納され
ているか)を判断する。
【0044】頭出し再生しようとする記録済磁気テープ
は、「SCROLL」の位置へ切換えられる前に通常再
生(ノーマル再生、又はスチル再生以外の変速再生)が
行なわれているのが通常であり、この通常再生時にコン
トロールヘッド3により再生されたコントロールパルス
が図4に示すアンプ72,シュミットトリガ回路73,
スイッチ回路70を夫々通してマイコン55に供給さ
れ、ここで前記した早送り又は巻戻し時と同様に記録コ
メントデータが検出される。
【0045】また、インデックス信号をコントロールト
ラックに記録した場合は、キーボード61からインデッ
クス信号の検出回数を入力することにより、現在の磁気
テープ位置からどちらかにテープを走行させ、指定した
回数だけインデックス信号を検出するとテープ走行を停
止するという動作を行なうよう構成でき、これにより相
対位置による頭出しが行なえるものである。
【0046】次に図1に示すブロック系統の再生時の動
作につき図1及び図7と共に説明するに、この場合は録
画内容表示用映像信号が記録された、図3に示す如きテ
ープパターンの記録済磁気テープを装置に挿填して目次
用釦(リモコン等に設ける)を押すと、既記録磁気テー
プのコントロールトラック49に記録されているインデ
ックス信号50の再生検出がまず行なわれる(図7のス
テップ75)。また、記録済磁気テープ1から回転ヘッ
ド2a,2bにより再生された映像信号は前記したよう
に、図1のマルチプレクサ10に供給される。
【0047】最初のインデックス信号50が検出される
と、PinP用メモリ12及びPinP用コントローラ16
等よりなるPinPシステムがオンとされ(図7中、ステ
ップ76)、これにより前記記録時には非動作であった
PinP用コントローラ16が動作状態とされ、かつ、P
inP用メモリ12の入出力データラインがオンとされた
後、PinP用コントローラ16内の変数nの値が「1」
とされる(同、ステップ77)。
【0048】これにより、マルチプレクサ10からは輝
度信号、2種類の色差信号R−Y及びB−Yよりなる時
分割多重信号が取り出されてA/D変換器11に供給さ
れ、ここで色副搬送波周波数fc に等しい周波数で標本
化後量子化して得られ、かつ、走査線が所定本数毎に間
引かれた画素データからなるディジタル時分割多重信号
に変換された後、PinP用メモリ12に供給され、ここ
でPinP用コントローラ16よりの前記周波数fc の書
き込み用クロックパルスに基づいて書き込まれる。ここ
で、最初のインデックス信号50の検出直後より再生さ
れる映像信号は、第1番目の見出し用静止画像に関する
録画内容表示用映像信号であるから、これが第1フィー
ルドの映像信号としてPinP用メモリ12の1番のアド
レスに書き込まれる(図7中、ステップ78)。
【0049】次に、再びインデックス信号50の再生検
出が行なわれ(図7中、ステップ79)、検出されると
変数nの値が「1」だけ増加更新せしめられ(同、ステ
ップ80)、更新後のnの値が「10」になったか否か
が判定され(同、ステップ81)、ここではnの値は
「2」だから再びステップ78の処理に戻り、上記と同
様にして第2番目の見出し用静止画像に関する録画内容
表示用映像信号が、第2フィールドの映像信号としてP
inP用メモリの2番目のアドレスに書き込まれる。
【0050】以下、上記と同様の動作が繰り返されて、
最後の第9番組の見出し用静止画像に関する再生録画内
容表示用映像信号のPinP用メモリ12への書き込みが
終了すると、モニタ用TVへの出力動作が行われる(図
7中、ステップ82)。
【0051】すなわち、この出力動作はまずPinP用コ
ントローラ16から周波数3fc なる読み出し用クロッ
クパルスが切換出力され、これに基づいてPinP用メモ
リ12に記憶されている全部で9つの番組の見出し用静
止画像に関する時分割多重信号が、時間軸を書き込み時
の1/3倍に圧縮されて任意の時間、繰り返し読み出さ
れる。これにより、前記9フィールドの再生録画内容表
示用映像信号は、各々一画面の約1/9の面積を占め、
かつ、一画面上互いに異なる位置で表示されるべき1フ
ィールド分の子画面用時分割多重信号となる。
【0052】この子画面用時分割多重信号は加算回路2
4に供給され、ここでキャラクタゼネレータROM25
よりの、子画面の番号として夫々所定位置に表示される
べきデータと加算合成された後、デマルチプレクサ26
に供給され、ここで、輝度信号と色差信号R−Y及びB
−Yの各画素データに再び分離され、更にD/A変換器
27によりアナログ信号に変換され、フィルタ28を通
して復調回路29に夫々並列に供給される。
【0053】復調回路29により所定のカラー方式に復
調された複合カラー映像信号は、9つの子画面映像信号
からなり、また必要に応じて子画面の周囲の縁取り用の
所定周期DC電圧が重畳されてなるマルチ画面映像信号
として復調回路29より取り出され、PinP用メモリ1
2の読み出し時にのみ端子19b側に接続されているス
イッチ回路19、及び出力端子20を介してモニタ用T
Vに供給される。
【0054】これにより、モニタ用TVは図8に示す如
く、その画面85が9分割され、その各分割画面(子画
面)に、前記した第1番組〜第9番組の録画内容を最も
的確に示す見出し用静止画像を録画番組の番号と共に、
PinP用メモリ12の任意の読み出し期間中、表示し続
ける。従って、再生者はこのマルチ画面の見出し用静止
画像から、録画番組内容を的確に、かつ、瞬時に把握で
きることとなる。また、本実施例によれば、録画内容表
示用映像信号は間引くことなく、各々1フィールド分の
映像信号を記録しているから、ダビングを数回行なった
としても、マルチ画面の見出し用静止画像は十分鮮明と
することができる。
【0055】仮に、記録時に予め録画内容表示用映像信
号を間引いて図8に示す如く表示されるように1フィー
ルド分の静止画信号を記録するようにした場合は、その
記録済磁気テープをダビングすると、間引かれた粗い子
画面が更に悪化するため、極めて粗く見苦しい画面とな
ってしまう。
【0056】また、図3(B)に示す如きテープパター
ンとした場合は、録画内容表示用映像信号は、フィール
ドメモリやPinP用メモリ12を持たない既存のVTR
で再生された場合、9つの見出し用静止画像として例え
ば3秒毎に順次切換表示されるので、このような既存の
VTRでも録画内容を把握できることとなり、互換の点
から望ましい。
【0057】互換を考えないときは、例えば図9に示す
如きテープパターンで録画内容表示用映像信号を記録す
ることができる。図9において、記録済磁気テープ87
の例えば始端直後に、前記フィールドメモリ7の〜
から順番に1フィールドずつ読み出された録画内容映像
信号が順次に記録された全部で9本の記録トラックから
なる第1ブロック記録区間881 が形成されている。
【0058】また、第1ブロック記録区間881 の次よ
り順次に同様に各々9本の記録トラックからなるブロッ
ク記録区間882 ,…888 ,889 及び8810が時系
列的に記録形成されている。
【0059】また、コントロールトラック89には、前
記したようにコントロールパルスのデューティ・サイク
ルを可変することによって、インデックス信号及び頭出
し信号90が第1ブロック記録区間881 の先頭位置に
記録されている。また、各ブロック記録区間882 〜8
10の先頭位置にも頭出し信号が記録されている。
【0060】再生時には、この信号90を検出して、そ
の頭から1フィールド分ずつPinP用メモリ12に順次
に第1ブロック記録区間881 の再生映像信号を書き込
み、その後に順次に読み出し動作を行なうことにより、
上記と同様に番組内容を示す見出し用静止画像をマルチ
画面で表示することができる。
【0061】図9に示すように、同じブロックの信号を
10回繰り返して記録したのは、ランダムアクセス時に
テープが所定位置よりもオーバーランして停止しても、
その停止位置から最も近いブロック記録区間の頭から短
時間で見出し用静止画像の再生表示ができるようにした
ためである。また、この場合は一部のトラックが欠如し
たり、ダメージを受けても、残りのブロックでカバーで
きる。
【0062】なお、図1において、通常の記録時にはス
イッチ4は接点REC側に切換接続され、かつ、スイッ
チ21は接点21b側に切換接続され、入力端子30よ
りの映像信号が回転ヘッド2a及び2bにより磁気テー
プに記録される。
【0063】なお、記録済磁気テープの記録番組数が9
未満のとき及び10以上のときにも、上記の実施例では
マルチ画面の数は9つであるから、記録済磁気テープの
9箇所の位置から再生された記録画像がマルチ画面映像
信号として記録再生される。なお、マルチ画面の数は実
施例の9つの限定されるものでははなく、またフィール
ルドメモリや専用バッファを用いて、子画面の入れ替え
をすることも可能である。また、各番組の記録区間の先
端部分には、頭出し信号を記録しておかなくともよい。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係わる磁気
記録再生装置によると、 .記録済磁気テープから選択した番組内容を表示する
ための複数の画面を圧縮することなく、夫々1フィール
ド分づつ録画内容表示用映像信号として複数のフィール
ドメモリに記憶した後に、複数のフィールドメモリから
複数の録画内容表示用映像信号を記録済磁気テープの始
端近傍又は任意の位置に複数トラック続けて順次記録し
ているから、記録済磁気テープから再生した複数の録画
内容表示用映像信号による複数の目次用画面も当然圧縮
されていないため、モニタ上に表示した時には画質の劣
化がなく、夫々の目次用画面はモニタ上の1フィールド
分の画枠内に鮮明に表示できると共に、且つ、記録済磁
気テープから目次用画面を繰り返して再生した時でも画
質の劣化が全く生じない。 .また、記録済磁気テープに記録した複数の録画内容
表示用映像信号のうちで例えば一つの録画内容表示用映
像信号を入れ替える場合には、複数の目次用画面を全数
更新することなく、新たに選択した一つの目次用画面を
一つのフィールドメモリを介して記録済磁気テープ上の
該当する一つの目次用画面部分のみに再記録すれば良
く、これにより目次用画面の更新に手間がかからず、目
次用画面の更新時の操作性能が大変良い。 .また、本願発明の複数のフィールドメモリは記録済
磁気テープに記録した既記録映像信号及び録画内容表示
用映像信号を動画又は静止画として出力することができ
るので、記録済磁気テープの既記録映像信号から目次用
画面のための複数の画面を選択する際には記録済磁気テ
ープを走行しながらフィールドメモリを介してディジタ
ルスチル再生操作により選択した画面の良否を判定でき
ると共に、更に記録済磁気テープから再生した複数の録
画内容表示用映像信号による複数の目次用画面も夫々1
フィールド分の静止画として見ることができる。 .また、記録済磁気テープに記録した録画内容表示用
映像信号と対応するインデックス信号を必要に応じて高
速サーチすることにより、記録済磁気テープの始端近傍
に記録した複数の録画内容表示用映像信号は勿論のこ
と、記録済磁気テープの任意の位置に記録した複数の録
画内容表示用映像信号を瞬時に且つ確実に再生すること
ができる。この高速サーチの際に、目的の録画内容表示
用映像信号位置より若干オーバーランして停止しても、
録画内容表示用映像信号が複数トラックに亘って記録さ
れているので何らの支障もなく、更に録画内容表示用映
像信号内の数トラックが万一ダメージを受けても残りの
トラック数でカバーすることができる。 .また、記録済磁気テープに記録した複数の録画内容
表示用映像信号を再生した際、複数の録画内容表示用映
像信号を夫々間引いて1フィールド分のマルチ画面映像
信号としてピクチャ・イン・ピクチャ用メモリに書き込
き込んでいるため、上記項の場合とは異なってピクチ
ャ・イン・ピクチャ用メモリに記憶したマルチ画面映像
信号をピクチャ・イン・ピクチャ用メモリを通してモニ
タテレビ上で1フィールド分の複数の子画面(目次画
面)からなる静止画として表示することにより、複数の
番組内容を適確に把握でき、磁気テープの操作性がより
向上できる。 .また、記録済磁気テープから複数の録画内容表示用
映像信号を再生する際、使用者は録画内容表示用映像信
号をフィールドメモリを介してモニタテレビに表示する
か、あるいはピクチャ・イン・ピクチャ用メモリを介し
てモニタテレビに表示するかを選択できるので、大変便
利である。 .更に、複数の録画内容表示用映像信号を記録済磁気
テープの始端近傍に記録するスペースが無い場合でも、
複数の録画内容表示用映像信号を始端近傍を除いた任意
の位置に記録できるので、いかなる記録済磁気テープに
も対応できる利点がある。勿論、本願発明に係わる磁気
記録再生装置により複数の録画内容表示用映像信号を夫
々複数トラック続けて記録した記録済磁気テープは、フ
ィールドメモリなどを持たない既存のVTRによっても
何らの支障も生じることなく複数の録画内容表示用映像
信号を高画質に再生することができる。 など上記〜記載の本願発明固有の作用効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる磁気記録再生装置の一実施例を
示すブロック系統図である。
【図2】本発明に係わる磁気記録再生装置の記録時の動
作説明用タイムチャートである。
【図3】本発明に係わる磁気記録再生装置により記録さ
れた記録済磁気テープのテープパターンの一実施例を示
す図である。
【図4】本発明に係わる磁気記録再生装置により記録さ
れるインデックス信号,頭出し信号の記録再生系の一例
を示す、本出願人が先に提案した装置のブロック系統図
である。
【図5】図4に図示したブロック系統の動作説明用信号
波形図である。
【図6】図4に図示したブロック系統の動作説明用信号
波形図である。
【図7】本発明に係わる磁気記録再生装置の再生時の動
作説明用タイムチャートである。
【図8】本発明に係わる磁気記録再生装置によるマルチ
画面画像の一例を説明する図である。
【図9】本発明に係わる磁気記録再生装置により記録さ
れた記録済磁気テープのテープパターンの他の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
1…記録済磁気テープ、2a,2b…回転ヘッド、3…
コントロールヘッド、5…再生アンプ、6…A/D変換
器、7…フィールドメモリ、8…復調回路、10…マル
チプレクサ、11…A/D変換器、12…ピクチャ・イ
ン・ピクチャ(PinP)用メモリ、14…シンクメモ
リ、15…メモリコントローラ、16…PinP用コント
ローラ、17…アドレス発生器、18…D/A変換器、
19…スイッチ回路、20…出力端子、22…記録系処
理回路、23…記録アンプ、25…キャラクタゼネレー
タROM、26…デマルチプレクサ、27…D/A変換
器、29…復調回路、461 〜469 …第1番組〜第9
番組の記録区間、471 〜479 …第1番組〜第9番組
の目次用画面、45…録画内容表示用映像信号記録区
間、49…コントロールトラック、50…インデックス
信号、55…マイクロコンピュータ(マイコン)、66
…MRヘッド、85…モニタ用TV上の9分割画面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々1フィールド分の再生映像信号を記憶
    する複数のフィールドメモリと、 記録済磁気テープの既記録映像信号を再生し、この既記
    録映像信号から番組内容を表示するための画面を複数選
    択しながら複数の前記画面から夫々1フィールド分の録
    画内容表示用映像信号として複数の前記フィールドメモ
    リに順次書き込むフィールドメモリ書き込み手段と、 複数の前記フィールドメモリに書き込まれた複数の前記
    録画内容表示用映像信号を夫々順次繰り返し読み出し
    て、読み出した複数の前記録画内容表示用映像信号を前
    記記録済磁気テープの始端近傍又は始端近傍を除いた任
    意の位置に夫々複数トラック続けて順次記録する録画内
    容表示用映像信号記録手段と、 前記記録済磁気テープのコントロールトラックから出力
    されるコントロールパルスを基準としてデューティ・サ
    イクルを変化させてインデックス信号を形成し、且つ、
    複数の前記録画内容表示用映像信号を始端近傍に記録し
    た時には必要に応じて前記インデックス信号を該録画内
    容表示用映像信号と対応したコントロールトラックに記
    録する一方、複数の前記録画内容表示用映像信号を任意
    の位置に記録した時には必ず前記インデックス信号を該
    録画内容表示用映像信号と対応したコントロールトラッ
    クに記録するインデックス信号記録手段と、 前記記録済磁気テープに記録した前記インデックス信号
    を必要に応じて高速サーチするインデックス信号検出手
    段と、 前記記録済磁気テープから再生した前記既記録映像信号
    及び/又は前記録画内容表示用映像信号を前記フィール
    ドメモリを通して動画又は静止画として出力する第1の
    出力手段と、 時間軸を圧縮した複数の子画面映像信号を一括して記憶
    するピクチャ・イン・ピクチャ用メモリと、 前記記録済磁気テープに記録した複数の前記録画内容表
    示用映像信号を順次再生し、これら複数の前記録画内容
    表示用映像信号を夫々間引きながら番組内容を表示する
    ための子画面映像信号に変換して、複数の前記子画面映
    像信号を1フィールド分のマルチ画面映像信号として前
    記ピクチャ・イン・ピクチャ用メモリに書き込むピクチ
    ャ・イン・ピクチャ用メモリ書き込み手段と、 前記ピクチャ・イン・ピクチャ用メモリに書き込んだ前
    記マルチ画面映像信号を該ピクチャ・イン・ピクチャ用
    メモリを通して静止画として出力する第2の出力手段
    と、 前記第1の出力手段と前記第2の出力手段とを選択的に
    切り換える切り換え回路とを具備したことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
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