JPH06178249A - 映像記録再生装置 - Google Patents

映像記録再生装置

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JPH06178249A
JPH06178249A JP4324406A JP32440692A JPH06178249A JP H06178249 A JPH06178249 A JP H06178249A JP 4324406 A JP4324406 A JP 4324406A JP 32440692 A JP32440692 A JP 32440692A JP H06178249 A JPH06178249 A JP H06178249A
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JP
Japan
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image data
representative image
memory
video
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JP4324406A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yamazaki
昌彦 山崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットテープなどの記録媒体の録画内容を
示す情報を簡単な操作で記録し、簡単に録画内容を示す
情報を知ることができる映像記録再生装置を提供する。 【構成】 VTRは、録画番組の内容を認識するための
代表画データを記憶するための画像メモリ14を備え
る。画像メモリ14に対する書込、読出し動作はメモリ
信号処理部13で行われ、メモリ信号処理部13は制御
部19で制御される。制御部19は、タイトル画記憶ボ
タン23からのタイトル画記憶指示信号が出力されると
きにメモリ信号処理部13に制御信号を出力し、この制
御信号はA/D変換器12からのデジタル映像信号をフ
レーム単位で画像メモリ14へ書き込むことを指示す
る。タイトル画表示ボタン24からのタイトル画表示指
示信号が出力されるとき、読出し動作に対する制御信号
が出力され、この制御信号は画像メモリ14のフレーム
単位のデジタル映像信号を読み出すことを指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコー
ダ、ムービーなどの映像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録媒体に映像データを記録
し、この記録媒体に記録されている映像データを再生す
る映像記録再生装置としては、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRという)がある。このVTRには、ケー
ス内に巻かれている磁気テープを収容しているカセット
テープが記録媒体として用いられている。
【0003】テレビジョン放送番組をVTRで録画する
とき、一般に、新品のカセットテープが用いられるが、
新品のカセットテープが準備されていないとき、磁気テ
ープの途中位置まで録画済みのカセットテープが用いら
れる。
【0004】この磁気テープの途中位置までの録画済み
のカセットテープで次の新しい放送番組を録画すると
き、まず、早送り、巻き戻し、再生の各操作を繰り返し
行いながら磁気テープの既に録画に用いられている部分
の終端を見出だし、次の放送番組の録画可能開始位置を
設定することが必要であり、各操作に手間が掛かる。
【0005】また、複数の録画済みのカセットテープか
ら所定の録画時間が残存しているカセットテープを選択
するとき、磁気テープの既に録画に用いられている部分
の終端を見出だすために、早送り、巻き戻し、再生の各
操作を複数回繰り返し行う必要があり、さらに手間が掛
かる。
【0006】そこで、カセットテープに録画されている
内容が分かるようにカセットテープのケースにラベルを
貼る方法が取られている。このラベルには、録画番組の
タイトル、内容などの情報が書き込まれる。
【0007】磁気テープの途中位置までの録画済みのカ
セットテープの場合、その録画内容はラベルの書込情報
から確認することができるが、このラベルに書き込まれ
ている情報量は限られているから、その磁気テープの途
中位置をラベルの情報から確認することはできない。
【0008】その磁気テープの途中位置を確認するため
に、録画が行われる毎にラベルにテープカウンタの値、
または録画時間を書き込むことが考えられるが、複数の
番組が1つのカセットテープの録画されているとき、ラ
ベルに録画時間などの必要な情報を書き込むことは難し
く、また作業が煩雑である。
【0009】上述のラベルに代えて、最近、ビデオ・ラ
イブラリー・システムと呼ばれる機能が開発され、この
機能が内蔵されているVTRが製品化されている。
【0010】このビデオ・ライブラリー・システム機能
では、録画前にカセットテープのケースにカセットテー
プを識別するための番号を示すバーコードシールを貼
り、カセットテープがVTR内に挿入されるとVTRで
バーコードを読み取り、このバーコードが示す識別番号
に対応するVTR内のメモリ領域に録画番組名、内容、
録画時刻、チャンネルなどの情報などを書き込み、再生
時にVTR内に挿入されたカセットテープのバーコード
を読み取り、このバーコードが示す識別番号に対応する
VTR内のメモリ領域に書き込まれた録画番組名、内
容、録画時刻、チャンネルなどの情報などが読み出さ
れ、これらの情報が文字情報としてテレビジョン受像機
の画面に表示される。例えば、No.3のカセットテー
プの情報として、図8に示すように、録画番組のチャン
ネル、日時、曜日、開始時刻、ジャンルなどが画面に表
示される。
【0011】しかし、このビデオ・ライブラリーシステ
ム機能では、カセットテープの録画内容がテレビジョン
受像機の画面に映し出されるから、録画されている映像
に関する情報を得ることは簡単であるが、バーコードシ
ールを貼り付ける作業、ジヤンルなどの情報をメモリの
所定の領域に書き込む必要があり、作業に手間が掛か
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、録画
済みのカセットの使用時にその録画内容を予め知る方法
としては、早送り、巻き戻し、再生の各操作を複数回繰
り返し行うことによってカセットテープの録画内容を確
認する方法と、カセットテープのケースに録画内容を示
す情報が書き込まれているラベルを貼る方法とがある
が、録画内容などを確認するための作業に手間が掛か
る。
【0013】また、ビデオ・ライブラリー・システム機
能では、バーコードシールを貼り付ける作業、番組名、
ジヤンルなどの情報を入力する作業が必要があり、情報
の書込作業に手間が掛かる本発明は、上述の問題を解決
すべく、カセットテープなどの記録媒体の録画内容を示
す情報を簡単な操作で記録し、簡単に録画内容を示す情
報を知ることができる映像記録再生装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録手段で磁
気テープなどの記録媒体に映像データを記録し、再生手
段でこの記録媒体に記録されている映像データを再生す
る映像記録再生装置であって、前記記録媒体への記録対
象である第1の映像データの内容を認識するための第2
の映像データからなる代表画データを記憶するための画
像メモリと、前記第1の映像データの中から前記代表画
データを選択し、この代表画データの前記画像メモリへ
の記憶を指示する記憶指示手段と、前記記憶指示手段か
ら前記代表画データの前記画像メモリへの記憶が指示さ
れるとき、前記代表画データを前記画像メモリへ書き込
む書込手段と、前記代表画データの前記画像メモリから
の読出しを指示する読出し指示手段と、前記読出し指示
手段から前記読出し指示が出されるとき、前記代表画デ
ータを前記画像メモリから読み出す読出し手段と、前記
画像メモリから読み出された代表画データを前記記録媒
体の設定位置に記録することを前記記録手段に指示する
記録指示手段とを備える。
【0015】
【作 用】本発明の映像記録再生装置では、前記記録媒
体への記録対象である第1の映像データの内容を認識す
るための第2の映像データからなる代表画データを前記
第1の映像データの中からを選択し、この代表画データ
の前記画像メモリへの記憶が指示されるとき、前記代表
画データを前記画像メモリへ書き込み、前記代表画の前
記画像メモリからの読出し指示が出されるとき、前記代
表画データを前記画像メモリから読み出し、前記画像メ
モリから読み出された代表画データを前記記録媒体の設
定位置に記録する。
【0016】よって、前記画像メモリへの前記代表画デ
ータの書込、読出しによって前記記録媒体に番組の内容
を知るための前記代表画を簡単な操作で記録することが
でき、この記録媒体に記録されているされている代表画
データによって前記記録媒体に記録されている映像デー
タの内容を簡単に知ることができる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0018】図1は本発明の映像記録再生装置であるV
TRの一実施例を示すブロック図である。
【0019】映像記録再生装置であるVTRは、図1に
示すように、スイッチ10で記録対象となる映像信号お
よび再生映像信号の中から選択された1つの映像信号の
復調、増幅、同期分離などの処理を行う映像処理部11
を備える。スイッチ10の入力端子の一方には記録対象
となる映像信号が外部から入力され、他方の入力端子に
は再生映像信号が後述する映像再生部21から入力され
る。
【0020】映像処理部11からのアナログ映像信号は
A/D変換器12に与えられ、映像処理部11からの水
平同期信号および垂直同期信号は制御部19に与えられ
る。
【0021】A/D変換器12は、これに入力されるア
ナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する。A/D
変換器12からのデジタル映像信号はメモリ信号処理部
13に与えられる。メモリ信号処理部13は、A/D変
換器12からのデジタル映像信号の画像メモリ14への
書込、読出し動作を行う。書込動作時、A/D変換器1
2からのデジタル映像信号はフレーム単位で画像メモリ
14へ書き込まれながらD/A変換器15に出力され
る。読出し動作時、画像メモリ14に記憶されているフ
レーム単位のデジタル映像信号は読み出され、D/A変
換器15に出力される。
【0022】D/A変換器15はメモリ信号処理部13
からのデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換す
る。D/A変換器15からのアナログ映像信号は、それ
が記録対象の映像信号であるときに映像記録部16に与
えられ、それが再生映像信号であるときに映像出力部1
7に与えられる。
【0023】映像記録部16はD/A変換器15からの
アナログ映像信号をカセットテープの磁気テープ(図示
せず)に記録しながら映像出力部17に出力する。アナ
ログ映像信号が画像メモリ14から読み出された映像信
号であるとき、映像記録部16は画像メモリ14からの
映像信号とともに識別信号を磁気テープに記録する。こ
の識別信号は画像メモリ14の代表画データが記録され
ていることを示す信号である。映像出力部17は端子1
8を介してアナログ映像信号を外部に出力する。
【0024】映像記録部16の記録動作は番組録画状態
検出部20で監視される。番組録画状態検出部20は映
像記録部16の記録動作の停止の有無を検出し、記録動
作の停止の有無を示す検出信号を生成する。この検出に
おいては、記録動作の停止と、記録動作の一時停止とは
録画停止ボタンの操作と一時停止ボタンの操作との違い
から判別される。
【0025】スイッチ10に入力される再生映像信号は
映像再生部21で生成される。映像再生部21は、カセ
ットテープに記録されている映像信号を再生する。映像
再生部21で再生されるカセットテープの挿入の有無は
タイトル画検出部22で監視される。タイトル画検出部
22は、カセットテープが挿入されているか否かを検出
し、カセットテープの挿入の有無を示すカセットテープ
検出信号を生成し、カセットテープに代表画データが記
録されている否かを検出し、代表画データの記録の有無
を示す代表画検出信号を生成する。
【0026】映像処理部11からの水平同期信号および
垂直同期信号、番組録画状態検出部20からの検出信
号、タイトル画検出部22からのカセットテープ検出信
号および代表画検出信号、タイトル画記憶ボタン23の
操作によって生成されるタイトル画記憶指示信号、タイ
トル画表示ボタン24の操作によって生成されるタイト
ル画表示指示信号が制御部19にそれぞれ与えられる。
【0027】制御部19は上述の各信号を監視しながら
メモリ信号処理部13、A/D変換器12、D/A変換
器15、映像記録部16、映像出力部17および映像再
生部21に対する制御をする。
【0028】制御部19の制御には、書込動作に対する
制御と読出し制御に対する制御とがある。この書込動作
に対する制御では、タイトル画記憶ボタン23からタイ
トル画記憶指示信号が出力されるときにタイトル画像記
憶ボタン23の操作時点の映像信号を代表画データとし
て画像メモリ14に書き込むことをメモリ信号処理部1
3に指示する。また、タイトル画検出部22からのカセ
ットテープ検出信号がカセットテープの挿入を示すと
き、磁気テープの代表画データを検出するための再生動
作が映像再生部21に指示され、この再生動作期間中に
タイトルが検出部22が磁気テープに記録されている代
表画データを検出すると、この検出された代表画を画像
メモリ14へ書き込む指示がメモリ信号処理部13に与
えられる。
【0029】読出し動作に対する制御では、タイトル画
表示ボタン24からのタイトル画表示指示信号が出力さ
れるときに画像メモリ14に書き込まれているフレーム
単位のデジタル映像信号を読み出し、この読み出された
デジタル映像信号をテレビジョン受像機の画面に表示す
るための動作、またはこのデジタル映像信号が磁気テー
プに記録するための動作を映像記録部16および映像出
力部17に指示される。
【0030】次に、VTRの動作について図を参照しな
がら説明する。図2は図1のVTRの動作を説明するた
めの流れ図である。
【0031】まず、カセットテープがVTR内に挿入さ
れ(ステップ101)、挿入されたカセットテープが未
使用であるか否かが判別される(ステップ102)。挿
入されたカセットテープが未使用であるか否かの判別
は、磁気テープが先頭位置まで巻き取られ、磁気テープ
の先頭部に代表画が記録されているか否かで行われる。
この判別は、磁気テープを先頭から所定の位置まで再生
する判定再生期間中に行われる。
【0032】カセットテープが未使用カセットであると
判別されると(ステップ102)、磁気テープが先頭位
置まで巻き戻され、磁気テープを先頭から所定の長さ分
送ることによって磁気テープの先頭にブランク部分が形
成される(ステップ103)。
【0033】次いで、設定されたチャンネルの放送番組
の録画を行うとき(ステップ108)、番組録画が開始
される(ステップ109)。録画開始後にテレビジョン
受像機の画面の録画番組の内容を代表的に表す映像が映
し出されるとき、タイトル画記憶ボダン23が押され
(ステップ110)、代表画記憶指示信号が制御部19
に与えられる。制御部19は画像メモリ14への映像信
号の書込動作を指示する制御信号をメモリ信号処理部1
3に出力し、メモリ信号処理部13はタイトル画記憶ボ
タン23が押された時点の映像を代表画データとして画
像メモリ14へ書き込む(ステップ111)。
【0034】録画終了が番組録画状態検出部20で検出
されると(ステップ112)、録画終了時点における磁
気テープが終端位置に到達しているか否かの判定が行わ
れる(ステップ113)。
【0035】磁気テープが終端位置に到達していないと
き、制御部19は読出し動作を指示する制御信号をメモ
リ信号処理部13に出力する。メモリ信号処理部13は
制御部19からの制御信号に基づき画像メモリ14から
代表画データとして記憶されている映像信号を読み出し
(ステップ114)、この映像信号は映像記録部16で
磁気テープの録画終了部分の次の部分に記録される。
【0036】次に、他の放送番組の録画を続けて行うと
き、代表画をテレビジョン受像機画面に表示するか否か
の選択をし(ステップ106,107)、番組録画開始
から、画像メモリ14内に代表画データとして記憶され
ているすべての映像信号が映像記録部16で磁気テープ
の録画終了部分の次の部分に記録されるまでの動作(ス
テップ109〜ステップ115)が行われる。
【0037】さらに、次の放送番組の録画が続けて行わ
れるとき、同様に、上述の動作(ステップ106〜ステ
ップ115)が行われる。
【0038】複数の放送番組の録画が行われ、これで録
画を終了するとき(ステップ108)、磁気テープを始
端まで巻き戻すか否かの判定が行われる(ステップ11
6)。磁気テープを始端まで巻き戻すとき(ステップ1
17)、磁気テープの始端のブランク部分に画像メモリ
14内の代表画データである映像信号が記録される(ス
テップ118)。
【0039】また、録画途中で磁気テープが終端位置に
到達するとき(ステップ113)、磁気テープが始端ま
で巻き戻され(ステップ117)、磁気テープの始端の
ブランク部分に画像メモリ14内の代表画データである
映像信号が記録される(ステップ118)。
【0040】録画終了時に磁気テープが終端位置に到達
しているとき、磁気テープが始端まで巻き戻しされ(ス
テップ117)、磁気テープの始端に形成されているブ
ランク部分に画像メモリ14の記憶されている代表画デ
ータのすべてが記録される(ステップ118)。
【0041】VTR内に挿入されたカセットテープが磁
気テープの途中まで録画済みのカセットテープであると
き(ステップ102)、映像再生部21は磁気テープを
再生し、タイトル画検出部22は磁気テープの録画終了
位置に記憶されている代表画データを検出する(ステッ
プ104)。
【0042】次いで、検出された代表画である映像信号
は画像メモリ14に書き込まれ(ステップ105)、こ
の代表画をテレビジョン受像機画面に表示するか否かの
選択が行われる(ステップ106,107)。
【0043】代表画の表示の有無を選択した後、磁気テ
ープの録画終了位置から録画が開始され(ステップ10
8)、上述の動作と同様に、動作処理が行われる。
【0044】また、録画済みのカセットテープの磁気テ
ープの先頭から他の放送番組などを上書き記録すると
き、磁気テープの始端のブランク部分に書き込まれてい
る映像信号を消去し、未使用カセットテープと同様に、
再び磁気テープの始端のブランク部分の形成から動作を
開始すれば良い。
【0045】さらに、磁気テープの録画済みの次の部分
から録画を開始するとき、このカセットテープがVTR
に挿入され、画像メモリ14はリセットされる。次い
で、映像再生部21は代表画を検出するための早送り、
巻き戻しなどの動作を代表画を検出するまでの行い、代
表画が検出されると、この代表画が画像メモリ14に書
き込まれる。画像メモリ14への書き込み後、放送番組
の録画が続けて行われるときと同様に、上述の動作(ス
テップ106〜ステップ115)が行われる。
【0046】録画済みのカセットテープの再生をすると
き、挿入カセットテープが未使用であるか否かの判別が
される(ステップ102)。次いで、磁気テープの先頭
のブランク部分に記録されている代表画データが検出さ
れ(ステップ104)、この検出された代表がデータは
画像メモリ14へ書き込まれる(ステップ105)。
【0047】カセットテープの録画内容を知りたいとき
(ステップ106)、タイトルが表示ボタン24が操作
され、テレビジョン受像機画面には複数の代表画データ
に対応する映像が静止画として子画面表示される(ステ
ップ107)。
【0048】次に、未使用のカセットテープによる複数
の放送番組の録画における編集例について図を参照しな
がら説明する。図3は図1のVTRの未使用のカセット
テープによる複数の放送番組の録画における編集例を説
明するためのタイムチャートである。
【0049】まず、カセットテープが未使用であるか否
かの判定をするための判定動作が行われ、カセットテー
プが未使用であることが検出される。この検出後、磁気
テープは先頭位置まで再び巻き戻される。次いで、磁気
テープを先頭から所定の長さ分送ることによって磁気テ
ープの先頭には、図3に示すように、ブランク部分が形
成される。
【0050】ブランク部分の形成後、番組Aの録画が開
始され、テレビジョン受像機の画面には番組Aの映像が
映し出される。テレビジョン受像機の画面に録画番組の
内容を代表的に表す映像が映し出されるとき、タイトル
画記憶ボタン23が押され、タイトル画記憶ボタン23
が押された時点の映像が代表画P1として画像メモリ1
4へ書き込まれる。
【0051】番組Aの録画終了が検出されると、録画終
了時点における磁気テープが終端位置に到達しているか
否かの判定が行われる。磁気テープが終端位置に到達し
ていないとき、代表画P1は磁気テープの録画終了部分
の次の部分に記録される。
【0052】次に、他の放送番組Bの録画を続けて行う
とき、タイトル画記憶ボタン23の押操作によって代表
画P2が選定され、代表画P2に対応する映像信号が画
像メモリ14に書き込まれる。
【0053】番組Bの録画終了が検出されると、録画終
了時点における磁気テープが終端位置に到達しているか
否かの判定が行われる。磁気テープが終端位置に到達し
ていないとき、画像メモリ14に記憶されている代表画
P1および代表画P2は磁気テープの録画終了部分の次
の部分に記録される。
【0054】さらに他の放送番組C,D・・・の録画が
順次に行われるとき、上述した動作と同様に、タイトル
画記録ボタン23の押操作による代表画の選定、代表画
の画像メモリ14への書き込み、録画終了時点における
磁気テープが終端位置に到達しているか否かの判定、画
像メモリ14に記憶されている代表画P1,P2,P
3,P4・・・を磁気テープの録画終了部分の次の部分
に記録することなどの各動作が各番組毎に行われる。
【0055】複数の放送番組の録画が終了すると、磁気
テープはその先頭まで巻き戻される。磁気テープの先頭
の始端のブランク部分には画像メモリ14内の代表画P
1,P2,P3,P4・・・である映像信号が記録され
る。
【0056】次に、この各番組A,B,C,D・・・が
録画されているカセットテープの再生をするとき、ま
ず、テレビジョン受像機画面には、図4に示すように、
9つの小画面が形成され、各小画面には対応する代表画
P1,P2,P3,P4・・・がそれぞれ表示される。
【0057】以上により、タイトル画記録ボタン23の
押操作などの簡単な操作で各録画番組の内容を表すため
の代表画P1,P2,P3,P4・・・をカセットテー
プに記録することができ、各代表画P1,P2,P3,
P4・・・からこのカセットテープの録画内容を簡単に
知ることができる。
【0058】なお、本実施例では、各録画番組の内容を
表すための各代表画として放送番組のタイトル映像など
を用ているが、図5に示すように、このタイトル映像に
加えてチャンネル、放送番組の録画日時、録画開始時刻
および終了時刻を磁気テープに記録する記録機能を設け
ることもできる。この機能によって録画番組の内容をさ
らに詳細に知ることができる。代表画の選定をしなかっ
たとき、誤って録画番組内容に相応しくない代表画を選
定したとき、録画番組の内容を録画日時、チャンネルな
どから知ることもできる。また、代表画の選定ができな
い、留守録画などを行うとき、図6に示すように、チャ
ンネル、放送番組の録画日時、録画開始時刻および終了
時刻からなる録画情報リストを作成し、この録画情報リ
ストを磁気テープに記録することもできる。
【0059】また、テレビジョン受像機画面に表示され
ている各代表画の中から1つの代表画を選択することに
よって、この選択された代表画に対応する録画番組の頭
出しをする機能を設け、再生操作をより簡単化すること
ができる。
【0060】次に、他の映像記録再生装置であるデジタ
ルVTRについて図を参照しながら説明する。図7は本
発明の映像記録再生装置であるデジタルVTRの一実施
例を示すブロック図である。
【0061】デジタルVTRは、図7に示すように、記
録対象となる映像信号の復調、増幅、同期分離などの処
理を行う映像処理部11を備える。
【0062】映像処理部11からのアナログ映像信号は
A/D変換器12に与えられ、映像処理部11からの水
平同期信号および垂直同期信号は制御部19に与えられ
る。
【0063】A/D変換器12は、これに入力されるア
ナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する。A/D
変換器12からのデジタル映像信号は、スイッチ10に
与えられる。スイッチ10は映像再生部21からの再生
デジタル映像信号とA/D変換器12からのデジタル映
像信号との中からいずれか一方のデジタル映像信号を選
択し、出力する。
【0064】スイッチ10からのデジタル映像信号はメ
モリ信号処理部13に与えられる。メモリ信号処理部1
3は、スイッチ10からのデジタル映像信号の画像メモ
リ25への書込、読出し動作を行う。デジタル映像信号
は画像メモリ25へ書き込まれる。画像メモリ25に書
き込まれたデジタル映像信号は読み出され、映像記録部
16に出力される。この画像メモリ25へのデジタル映
像信号の書込、読出しによって、輝度信号と色信号との
分離、ノンインタレース信号の生成、雑音低減動作など
の処理が行われる。
【0065】メモリ信号処理部13の書込動作および読
出し動作は制御部19で制御される。制御部19はメモ
リ信号処理部13の書込動作に対する制御信号および読
出し動作に対する制御信号を生成するとともにA/D変
換器12、D/A変換器15および映像記録部16、映
像出力部17、映像再生部21を制御するための制御信
号を生成する。
【0066】録画番組の代表画の記録を指示するとき、
メモリ信号処理部13の書込動作に対する制御信号はス
イッチ10からのデジタル映像信号をフレーム単位で画
像メモリ25へ書き込むことを指示する信号である。
【0067】録画番組の代表画の読出し動作に対する制
御信号は、画像メモリ25に書込まれているフレーム単
位のデジタル映像信号を読み出しかつ映像記録部16に
出力することを指示する信号である。
【0068】以上により、デジタルVTRでは、画像メ
モリ25を番組の内容を示す代表画のデジタル映像信号
を記憶するメモリとして共用することができる。
【0069】なお、本実施例では、映像再生記録装置と
してVTRを例に説明しているが、この録画番組の内容
を示す代表画を記録する方式をビデオカメラに適用する
こともできる。ビデオカメラでは、VTRと同様に、代
表画を画像メモリに記憶し、この記憶された代表画を読
み出し、読み出された代表画を磁気テープに記録する。
なお、このビデオカメラの代表画はVTRの代表画と異
なり、再生時に録画内容の認識に十分に足る映像であれ
ば良い。
【0070】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の映像記
録再生装置によれば、カセットテープなどの記録媒体の
録画内容を示す情報を簡単な操作で記録し、簡単に録画
内容を示す情報を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像記録再生装置であるVTRの一実
施例を示すブロック図である。
【図2】図1のVTRの動作を説明するための流れ図で
ある。
【図3】図1のVTRの未使用のカセットテープによる
複数の放送番組の録画における編集例を説明するための
タイムチャートである。
【図4】図1のVTRに記録されている代表画のテレビ
ジョン受像機画面への表示例を示す図である。
【図5】図1のVTRに記録されている代表画の構成の
一例を示す図である。
【図6】図1のVTRに記録されている代表画の構成の
他の例を示す図である。
【図7】本発明の映像記録再生装置であるデジタルVT
Rの一実施例を示すブロック図である。
【図8】従来のVTRに記録されている録画番組情報の
テレビジョン受像機画面への表示例を示す図である。
【符号の説明】
13…メモリ信号処理部、14,25…画像メモリ、1
6…映像記録部、17…映像出力部、19…制御部、2
0…番組録画状態検出部、21…映像再生部、22…タ
イトル画検出部、23…タイトル画記憶ボタン、 2
4…タイトル画表示ボタン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録手段で磁気テープなどの記録媒体に映
    像データを記録し、再生手段でこの記録媒体に記録され
    ている映像データを再生する映像記録再生装置であっ
    て、 前記記録媒体への記録対象である第1の映像データの内
    容を認識するための第2の映像データからなる代表画デ
    ータを記憶するための画像メモリと、 前記第1の映像データの中から前記代表画データを選択
    し、この代表画データの前記画像メモリへの記憶を指示
    する記憶指示手段と、 前記記憶指示手段から前記代表画データの前記画像メモ
    リへの記憶が指示されるとき、前記代表画データを前記
    画像メモリへ書き込む書込手段と、 前記代表画データの前記画像メモリからの読出しを指示
    する読出し指示手段と、 前記読出し指示手段から前記読出し指示が出されると
    き、前記代表画データを前記画像メモリから読み出す読
    出し手段と、 前記画像メモリから読み出された代表画データを前記記
    録媒体の設定位置に記録することを前記記録手段に指示
    する記録指示手段とを備えることを特徴とする映像記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】前記記録媒体に記録されている前記代表画
    データを検出する検出手段と、 前記検出手段が前記記録媒体から代表画データを検出す
    るとき、この検出された代表画データを前記画像メモリ
    に書き込むことを前記書込手段に指示する書込指示手段
    と、 前記画像メモリに記憶されている前記代表画データの表
    示を指示する代表画表示手段と、 前記代表画手段で前記代表画の表示を指示するとき、前
    記画像メモリに書き込まれている代表画データの読出し
    を前記読出し手段に指示する読出し指示手段と、 前記読出し指示手段の指示に基づき前記画像メモリから
    読み出された代表画データを対応する第2の映像データ
    として外部に出力する代表画出力手段とを備えることを
    特徴とする請求項1に記載の映像記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記画像メモリから読み出された前記代表
    画データを前記記録媒体に記録するときに、前記代表画
    データが前記記録媒体に記録されていることを識別する
    ための識別信号を生成し、この識別信号を前記代表画デ
    ータとともに前記記録媒体に記録することを前記記録手
    段に指示する識別記録手段を備えることを特徴とする請
    求項2に記載の映像記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記代表画データを前記記録媒体に記録す
    る設定位置として前記記録媒体の始端にブランク部分を
    設ける記録位置設定手段と、 前記記録媒体が始端に戻されているときに、前記画像メ
    モリに記憶されている代表画データを前記ブランク部分
    に記録することを前記記録手段に指示する代表画データ
    記録指示手段とを備えることを特徴とする請求項3に記
    載の映像記録再生装置。
JP4324406A 1992-12-03 1992-12-03 映像記録再生装置 Pending JPH06178249A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11215472A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Pioneer Electron Corp 情報記録装置及び情報再生装置
JP2009284526A (ja) * 2009-08-24 2009-12-03 Victor Co Of Japan Ltd 映像データ情報生成装置
JP2009284527A (ja) * 2009-08-24 2009-12-03 Victor Co Of Japan Ltd 映像データ情報生成装置

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