JPH0776940B2 - マイクロコンピュータ装置 - Google Patents

マイクロコンピュータ装置

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JPH0776940B2
JPH0776940B2 JP63244945A JP24494588A JPH0776940B2 JP H0776940 B2 JPH0776940 B2 JP H0776940B2 JP 63244945 A JP63244945 A JP 63244945A JP 24494588 A JP24494588 A JP 24494588A JP H0776940 B2 JPH0776940 B2 JP H0776940B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はマイクロプロセッサ及びメモリを含むマイクロ
コンピュータ装置に関し、特に、プログラム又は連続し
たアドレスを有するデータを読出す場合に好適のマイク
ロコンピュータ装置に関する。
[従来の技術] 従来から、マイクロコピュータ装置として、第11図に示
すものが知られている。このマイクロコンピュータ装置
はマイクロプロセッサ1、アドレスラッチ7及びメモリ
8により構成されており、これらのユニットはアドレス
データバス(以下、ADバスという)9により相互に接続
されている。更に、マイクロプロセッサ1は処理実行部
2及び実行制御部3により構成されている。処理実行部
2はメモリ8に対するデータのリードライトサイクルの
起動を要求するバスリクエスト信号4を実行制御部3に
出力すると共に、メモリ8のアクセス先のデータアドレ
ス情報をアドレス線5を介して実行制御部3に出力す
る。また、実行制御部3はバスリクエスト信号4を受け
て処理実行部2に対してアクノリッジ信号6を出力す
る。
ADバス9は、信号線の数を削減するため、アドレスバス
とデータバスとを兼ねたもので、このADバス9上で多重
化されたアドレス情報、命令コード及び入力データはア
ドレスラッチ7によりデマルチプレクスされ、アドレス
バス10を介してメモリ8に入力される。また、マイクロ
プロセッサ1はアドレスラッチ7にラッチタイミングを
指定するアドレスラッチイネーブル信号(以下、ALE信
号という)11を出力すると共に、メモリ8に対してリー
ド信号(以下、RD信号という)12を出力する。
次に、連続したアドレスを有するプログラムを連続的に
入力する場合について、従来のマイクロコンピュータ装
置の動作を第12図のタイミング図を参照して説明する。
通常、プログラムは連続したメモリ領域に順に格納され
ており、マイクロプロセッサ1はこれらのプログラムを
アドレス順序に従って、ADバス9を介して読出し実行す
る。
プログラム入力の1サイクルは、第12図に示すように、
3つの基本動作ステートB1,B2,B3により構成され、プロ
グラムの入力が完了するまでこのサイクルが連続して起
動される。先ず、マイクロプロセッサ1は基本動作ステ
ートB1の期間においてALE信号11をアクティブにする。
また、基本動作ステートB1からB2にかけて、マイクロプ
ロセッサ1は読出しアドレスをADバス9に出力する。基
本動作ステートB2では、ALE信号11の立下りでアドレス
ラッチ7にアドレスがラッチされ、アドレスバス10に出
力される。次いで、基本動作がステートB3においてRD信
号12(負論理)がアクティブになると、メモリ8はこれ
に同期してADバス9に読出しデータを出力する。マイク
ロプロセッサ1は基本動作ステートB3期間内の所定のタ
イミングにてADバス9のデータを取込む。以上の一連の
処理により、プログラム入力の1サイクルが完了し、マ
イクロプロセッサ1は読出した命令を実行する。命令実
行終了後、再度読出しアドレスを出力し前回と同様のサ
イクルにより命令コードを読出す。これが繰返されてプ
ログラムの実行が完了する。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来のマイクロコンピュータ装置において
は、処理実行部2が基本動作ステートB1の期間に読出し
アドレスをアドレス線5に出力して、基本動作ステート
B3の期間内にそのアドレスに対応するデータを受取るま
での期間はデータが入力されるのを待つデータ待ち期間
である。この処理実行部2の遊び時間が装置全体の処理
速度を低下させている。
また、従来のマイクロコンピュータ装置はメモリ18から
命令コードを読出し、それを実行した後、次の命令コー
ドのアドレスをADバス9に出力して、プログラムの入力
サイクルを繰返している。従って、マイクロコンピュー
タ装置の全体の処理時間は、命令コードの読出し時間と
実行時間とで決定され、高速処理が可能なマイクロプロ
セッサを使用しても、アクセスタイムの制限から処理速
度の向上に結びついていない。特に、プログラムのよう
に連続したアドレスに設定されている命令コードを読出
して入力する場合には、マイクロプロセッサ1の処理の
大半が命令コード待ち状態となり、マイクロコンピュー
タ装置全体の処理速度を低下させるという問題点があ
る。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
プログラムリード及びデータリード等のアクセス時間を
著しく短縮することができるマイクロコンピュータ装置
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るマイクロコンピュータ装置は、命令コード
を含む処理データを記憶する記憶手段と、処理データの
転送を受けてデータを処理するデータ処理手段と、前記
処理データの転送を制御すると共にデータラッチ制御信
号を出力する制御手段と、前記記憶手段の記憶内容を指
示するアドレスを格納し前記制御手段からデータラッチ
制御信号を入力してアドレスを更新すると共に格納して
いるアドレスを前記記憶手段に出力するアドレスカウン
タと、前記記憶手段の記憶内容を指示するアドレスを格
納し前記制御手段からデータラッチ制御信号を入力して
格納しているアドレスを前記記憶手段に出力するアドレ
ス保持手段と、前記制御手段からデータラッチ制御信号
を入力して前記記憶手段の出力データを前記データ処理
手段に出力すると共にこのデータを一旦保持する1又は
複数個の出力保持手段と、を有し、前記アドレスカウン
タ及びアドレス保持手段に対するアドレスの格納は選択
信号により選択され前記アドレス保持手段が前記選択信
号により選択されているときは前記アドレスカウンタは
その格納するアドレスを保持し、連続したアドレスを有
する一連のデータを読み出す場合には前記制御手段はこ
の一連のデータの先頭のアドレスのみを前記アドレスカ
ウンタに与えることを特徴とする。
[作用] 本発明においては、記憶手段から連続したアドレスを有
する一連のデータを読出す場合には、選択手段によりア
ドレスカウンタが選択されると、制御手段は読出す先頭
のデータのアドレスのみをアドレスカウンタに与える。
記憶手段はこのアドレスカウンタからアドレスを指示さ
れて、このアドレスに格納されているデータを出力す
る。制御手段は前記アドレスカウンタ及び出力保持手段
にデータラッチ制御手段を出力する。そうすると、この
出力保持手段は記憶手段から出力された出力データをデ
ータ処理手段に出力し、このデータを次に記憶手段から
の出力データを出力するまで一旦保持する。アドレスカ
ウンタは格納されているアドレスを更新して記憶手段に
出力する。次に、制御手段がデータラッチ制御信号を出
力すると、出力保持手段からは次のデータがデータ処理
手段に出力される。
制御手段が順次的にデータラッチ制御信号を出力し、出
力保持手段が記憶手段の出力データを出力して、アドレ
スカウンタが格納したアドレスを更新するから、データ
のアドレスを1データの読出し毎にアドレスカウンタに
与える必要がない。このように、データ処理手段が処理
するデータは記憶手段から先読みされているので、プロ
グラム及びデータのアクセスを高速にすることができ
る。
また、前記アドレスが連続した一連のデータ以外のデー
タを読出す場合には、例えば、制御手段がアドレス保持
手段に読み出す先頭のデータのアドレスを与えた後、こ
のアドレス保持手段及び他の出力保持手段に更新制御信
号を出力する。そうすると、データラッチ制御信号が出
力される毎に前記他の出力保持手段からは記憶手段のデ
ータが出力され、前記アドレス保持手段はアドレスを次
のデータのアドレスに更新する。
次いで、前述のアドレスが連続した一連のデータを再度
読出す場合には、前記出力保持手段に保持されているデ
ータを読出した後、制御手段が前記アドレスカウンタ及
び出力保持手段に順次的にデータラッチ制御信号を出力
することにより、前回に引き続きアドレスが連続した一
連のデータを読み出すことができる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例について説
明する。第1図は本発明の第1の実施例に係るマイクロ
コンピュータ装置を示すブロック図である。マイクロプ
ロセッサ1は、データの入出力処理、演算処理及びマイ
クロコンピュータ装置全体の制御をする。メモリチップ
13はメモリ8を有しており、このメモリ8にはマイクロ
プロセッサ1が実行するプログラム及びその実行に必要
なデータが格納されている。
このマイクロプロセッサ1は、命令を実行する処理実行
部2と、マイクロプロセッサ1全体の動作を制御する実
行制御部3とを備えている。
そして、処理実行部2から実行制御部3へはバスリクエ
スト信号4及びアドレス線5が出力される。このバスリ
クエスト信号4は命令実行に伴いメモリチップ13内のメ
モリ8との間のデータのリードサイクルの起動を要求す
る信号であり、アドレス線5はメモリ8のアクセス先の
データアドレス情報を伝達する。実行制御部3は、デー
タのリードサイクルの起動要求が入力されると、処理実
行部2へアクノリッジ信号6を出力する。
マイクロプロセッサ1は、ADバス9を介してメモリチッ
プ13に接続されている。このADバス9には、アドレス情
報及びデータがマルチプレクスされている。マイクロプ
ロセッサ1とメモリチップ13内のメモリ8との間のデー
タのリードは、このAバス9を介してなされる。
バスインターフェース部14はマイクロプロセッサ1から
出力される後述する各種信号に基きメモリチップ13の動
作を制御して、データをメモリ8の所定のアドレスから
読出す。アドレスカウンタ15はADバス9から入力される
アドレス情報をラッチし、アドレスデコーダ16に出力す
る。そして、アドレスカウンタ15は後述するデータラッ
チ制御信号(以下、DLC信号という)20の立上がりに同
期してその内容をインクリメントする。アドレスラッチ
7もバスインターフェース部14に制御されてADバス9か
ら入力されるアドレス情報をラッチする。
アドレスデコーダ16には後述する制御信号に基き、アド
レスカウンタ15の出力か又はアドレスラッチ7の出力が
入力され、その内容(アドレス情報)によりメモリ8の
セルを選択する。メモリ8はアドレスデコーダ16が選択
するセルのデータをマイクロプロセッサ1へ出力する。
出力ラッチ17はメモリ8から出力される出力データをDL
C信号20の立上りで一時的に保持する。出力バッファ18
はバスインターフェース部14により制御され、メモリ8
からの出力データを出力する。メモリアドレスバス(以
下、MADバスという)19はバスインターフェース部14、
アドレスカウンタ15、アドレスラッチ7、出力ラッチ17
及び出力バッファ18を相互に接続する。
次に、マイクロプロセッサ1及びメモリチップ13に入出
力する制御信号について説明する。
マイクロプロセッサ1には、入力制御信号として、マイ
クロプロセッサ1内のハードウェアの初期設定のために
リセット信号22が入力される。マイクロプロセッサ1は
メモリチップ13への出力制御信号として、ALE信号11、R
D信号12、DLC信号20及びカウンタ/ラッチ選択制御信号
(以下、C/L信号という)21を出力する。
ALE信号11はアドレスラッチ7か又はアドレスカウンタ1
5がMADバス19のアドレス情報をラッチするタイミングを
与える。RD信号12はマイクロプロセッサ1がメモリチッ
プ13内のメモリ8からデータを読出すタイミングを与え
る。C/L信号21はMADバス19のアドレス情報をアドレスカ
ウンタ15とアドレスラッチ7とのいずれにラッチさせる
かを指示すると共に、メモリ8からのデータの出力先と
して出力ラッチ17と出力バッファ18とのいずれを選択す
るかを指示する。DCL信号20はその立上がりエッジに同
期してメモリ8の出力データを出力ラッチ17にラッチさ
せると共に、アドレスカウンタ15にそのカウント内容を
インクリメントさせる更新制御信号である。なお、RD信
号12は、ローアクティブ信号である。また、C/L信号21
がハイレベルの場合には、アドレスラッチ7の内容がア
ドレスデコーダ16へ出力され、ローレベルの場合にはア
ドレスカウンタ15の内容が出力される。
次に、このように構成されたマイクロコンピュータ装置
の動作について第2図,第3図及び第4図も参照して説
明する。なお、これらの図において、Pi(i=1,2,3,
…)はプログラムのアドレス及びデータを示し、Diはデ
ータの格納アドレス及びデータを示している。また、デ
ータPi(Di)はメモリ8のアドレスPi(Di)に格納され
たデータである。
第2図は分岐直後のプログラムのリードサイクルを示す
タイミング図、第3図は連続したアドレスを有するプロ
グラムのリードサイクルを示すタイミング図、第4図は
データリードのリードサイクルを示すタイミング図であ
る。
マイクロプロセッサ1のリードサイクルは複数のクロッ
クからなる4つの基本動作ステートT1,T2,T3,TI及び空
きステートにより構成される。実行制御部3はこれらの
ステートに基いてメモリチップ13に各種制御信号を出力
して、命令の実行に伴うメモリ8とのリードサイクルを
制御している。
プログラム分岐直後のリードサイクルは、第2図に示す
ように、基本動作ステートT1,T2,TIにより構成される。
先ず、実行制御部3は実行プログラムのアドレス(アド
レスP1)をアドレスカウンタ15に書込むために、ステー
トT1の開始タイミングt1において、ALE信号11を立上げ
ると共に、C/L信号21をローレベルにしてアドレスの書
込先としてアドレスカウンタ15を指定する。これによ
り、バスインターフェース部14はステートT1内の中間の
タイミングt2においてアドレスカウンタ15にMADバス19
のアドレスP1を入力させる。そして、このアドレスP1は
アドレスデコーダ16に入力される。
次に、実行制御部3はステートT1の終了タイミングt3
おいてALE信号11を立下げる。これにより、バスインタ
ーフェース部14はアドレスカウンタ15の入力ゲートを閉
じ、MADバス19上のアドレス情報(アドレスP1)をアド
レスカウンタ15にラッチされる。メモリ8はアドレスデ
コーダ16によりアドレスP1のセルを選択されて、そのデ
ータP1を出力する。
実行制御部3はステートT2の開始タイミングt3におい
て、DLC信号20を立下げ、ステートT2の中間のタイミン
グt4において、DLC信号20を立上げる。これにより、バ
スインターフェース部14はアドレスカウンタ15にその内
容をインクリメントさせ、アドレスデコーダ16に次の命
令コードのアドレスP2を入力させると共に、メモリ8か
ら出力されている内容(データP1)を出力ラッチ17にラ
ッチさせる。出力ラッチ17にラッチされたデータP1はRD
信号12がローレベルになることによりMADバス19に出力
される。次いで、ステートTIにおいて、MADバス19のデ
ータP1はADバス9に出力され、実行制御部3はステート
TIの中間のタイミングt6において、ADバス9上の命令コ
ード(データP1)を取り込んで処理実行部2に与えると
同時に、RD信号12を立上げて分岐直後のリードサイクル
を終了する。
次に、アドレスP1に引き続き連続したアドレスを有する
プログラムを読出す場合のリードサイクルについて第3
図を参照して説明する。連続したアドレスに配置された
プログラムのリードサイクルは、第3図に示すように、
基本動作ステートT3の連続及び基本動作ステートTIによ
り構成される。先ず、ステートT3の中間のタイミングt8
において、RD信号12を立下げる。そうすると、出力ラッ
チ17に保持されていたデータP2はMADバス19に出力さ
れ、更に、ADバス9を介して処理実行部2に取り込まれ
る。
次のステートT3のタイミングt9において、実行制御部3
はDLC信号20を立下げ、更に、タイミングt10において、
DLC信号20を立上げる。これにより、メモリ8から出力
されていた内容(データP3)は出力ラッチ17にラッチさ
れる。RD信号12がローレベルであるので、このデータP3
はMADバス19に出力され、更に、ADバス9を介して処理
実行部2に取り込まれる。また、タイミングt10におけ
るWEDAT信号20の立上がりエッジに同期して、アドレス
カウンタ15はその内容(アドレスP3)をインクリメント
すると共に、インクリメントした内容(アドレスP4)を
アドレスデコーダ16に出力する。メモリ8はアドレスデ
コーダ16選択するアドレスP4のセルのデータ(データP
4)を出力する。以後、この動作が並行して連続的に行
われ、連続したアドレスを有するプログラムが読出され
る。このリードサイクルの終了はステートTIの中間のタ
イミングにおいてRD信号12を立上げることにより行う 次に、アドレスカウンタ15が保持しているアドレスとは
異なるアドレスのデータを読出す場合について第4図の
タイミング図を参照して説明する。この場合のデータの
リードサイクルは基本動作ステートT1,T2,TIにより構成
される。実行制御部3はステートT1の開始タイミングt1
において、ALE信号11を立上げると共に、C/L信号21をハ
イレベルにし、次いで、タイミングt2において読出すデ
ータのアドレスD1をMADバス19に出力する。このMADバス
19のアドレスD1はC/L信号21がハイレベルとなっている
ので、タイミングt2においてアドレスラッチ7にラッチ
された、アドレスデコーダ16に入力される。これによ
り、メモリ8はアドレスD1のデータ(データD1)を出力
する。
次に、実行制御部3がタイミングt4においてRD信号12を
立下げると、C/L信号21がハイレベルとなっているの
で、メモリ8のデータD1は出力バッファ18から出力さ
れ、MADバス19及びADバス9を介して処理実行部2に入
力される。このリードサイクルはC/L信号21をステートT
Iの終了タイミングt7においてローレベルにすることに
より終了する。
このデータのリードサイクルの期間中において、アドレ
スカウンタ15及び出力ラッチ17の内容は保持されてお
り、データのリードサイクル終了後、直ちに、連続した
アドレスを有する命令コードを処理実行部2に出力し、
連続したアドレスを有するプログラムのリードサイクル
を再開することができる。
第12図と第2図及び第3図との比較から明らかなよう
に、本実施例においては、マイクロプロセッサ1がメモ
リ8からプログラムを入力する場合のデータの読出し時
間は極めて短いものになっている。
第5図は本発明の第2の実施例に係るマイクロコンピュ
ータ装置を示すブロック図である。第5図において第1
図と同一物には同一符号を付して説明を省略する。この
第2の実施例は第1の実施例におけるアドレスカウンタ
15及びアドレスラッチ7に替えて、夫々アドレスカウン
タA24及びアドレスカウンタB25を使用し、出力ラッチ17
及び出力バッファ18に替えて、夫々出力ラッチA26及び
出力ラッチB27を使用している。つまり、メモリチップ2
3のアドレスカウンタA24及びアドレスカウンタB25はC/L
信号21によりいずれか一方が選択されてアドレスデコー
ダ16にアドレス情報を出力し、出力ラッチA26及び出力
ラッチB27はC/L信号21により選択されていずれか一方に
メモリ8からデータが入力される。プログラムを読出す
場合には、C/L信号21をローレベルにすることによりこ
のアドレスカウンタA24及び出力ラッチA26を選択し、デ
ータを読出す場合には、C/L信号21をハイレベルにする
ことによりアドレスカウンタB25及び出力ラッチB27を選
択する。なお、メモリ8のアドレスP1乃至P5に格納され
ているデータはデータP1乃至P5であり、アドレスD1乃至
D6に格納されているデータはデータD1乃至D6である。
次に、このように構成されたマイクロコンピュータ装置
の動作について、第6図,第7図及び第8図のタイミン
グ図を参照して説明する。本実施例のリードサイクルは
4つの基本動作ステートT1,T2,T3,TIにより構成され
る。第6図は分岐直後のプログラムのリードサイクル及
び連続したアドレスを有するプログラムのリードサイク
ルを示すタイミング図である。この第6図から明らかな
ように、この場合のリードサイクルは第1の実施例と同
様である。但し、この場合には、C/L信号21をローレベ
ルにすることにより、アドレスカウンタA24及び出力ラ
ッチA26が選択されている。
データのリードサイクルは1データのリードサイクルと
連続したアドレスを有するデータのリードサイクル(以
下、連続データリードサイクルという)とに分けられ
る。1データのリードサイクルは、第7図に示すよう
に、基本動作ステートT1,T2,TIにより構成される。先
ず、実行制御部3はステートT1の開始タイミングt1にお
いてALE信号11及びC/L信号21を立上げる。次いで、実行
制御部3はADバス9にデータD1のアドレス(アドレスD
1)を出力する。C/L信号21がハイレベルになることによ
り選択されたアドレスカウンタB25はステートT1のタイ
ミングt2において、MADバス19からアドレスD1を取り込
み、次いで、タイミングt3において、ALE信号11が立下
ると、このアドレスD1をラッチする。
実行制御部3はステートT2の開始タイミングt3において
DCL信号20を立下げ、タイミングt4においてDLC信号20を
立上げることにより、プログラムのリードの場合と同様
に、メモリ8からの出力データを出力ラッチB27にラッ
チさせると共に、アドレスカウンタB25の内容をインク
リメントさせる。これと同時に、RD信号12を立下げて、
このデータD1をMADバス19に出力させる。
次いで、実行制御部3はステートT2において、MADバス1
9の内容をADバス9を介して処理実行部2へ出力させ、
ステートTIのタイミングt6でRD信号12を立上げ、タイミ
ングt7でC/L信号21を立下げて1データのリードサイク
ルを終了する。
次に、連続データリードサイクルは、第8図に示すよう
に、基本動作ステートT3の連続及び基本動作ステートTI
により構成されている。先ず、実行制御部3はタイミン
グt7において、C/L信号21を立上げてアドレスカウンタB
25及び出力ラッチB27を選択する。次に、タイミングt8
において、RD信号12を立下げて出力ラッチB27に保持さ
れていたデータ(データD2)をMADバス19及びADバス9
を介して処理実行部2に出力させる。
実行制御部3は次のステートT3のタイミングt9におい
て、DLC信号20を上下げ、タイミングt10において立上げ
ることにより、メモリ8の出力データD3を出力ラッチB2
7にラッチさせてこのデータD3をMADバス19に出力させる
と共に、アドレスカウンタB25の内容(アドレスD3)を
インクリメントさせる。アドレスデコーダ16にはインク
リメントされたアドレスカウンタB25の内容(アドレスD
4)が入力される。アドレスデコーダ16はメモリ8のア
ドレスD4のセルを選択し、メモリ8はアドレスD4のデー
タD4を出力する。MADバス19のデータD3はADバス9を介
して処理実行部2に取込まれる。
以後、この動作の連続により、連続したアドレスを有す
るデータが読出される。この連続データリードサイクル
はステートTIにおいて、RD信号12を立上げ、C/L信号21
を立下げることにより終了する。このように、第12図と
第6図及び第8図との比較から、本実施例においては、
プログラムのリード及び連続したアドレスを有するデー
タのリードが極めて高速に行われることがわかる。
第9図は本発明の第3の実施例に係るマイクロコンピュ
ータ装置を示すブロック図である。なお、第9図におい
て第1図及び第5図と同一物には同一符号を付して説明
を省略する。この第3の実施例に係るマイクロコンピュ
ータ装置は、非連続なアドレスをもつデータの読み出し
をより速くできるように、第5図のマイクロコンピュー
タ装置に、メモリチップ23内のメモリ8から直接バスイ
ンターフェイス部14へデータを出力するためのパス31を
構成要素として新たに付加したものとなっている。
この実施例において、連続的なアドレスを持つプログラ
ムのリードサイクルでの各ユニット及び制御信号の動作
は第6図と同じであり、連続データリードサイクルの動
作は第8図と同じであるので、その動作説明は省略す
る。
次に、連続的なアドレスを持つプログラムコードのリー
ドサイクル(以下連続プログラムリードサイクルとい
う)実行中にプログラムの実行に伴い非連続なアドレス
を持つ単一データリードの実行要求が発生したときのリ
ードサイクルについて、第10図を参照して説明する。
連続プログラムリードサイクル実行中の動作は第1の実
施例の第3図と同様であるが、実行制御部3はこのリー
ドサイクル実行中に命令実行に伴い、非連続なアドレス
を持つ単一データリードサイクルの起動要求を受付ける
と、T3タイミングに続くTIタイミングの中間t2でRD信号
12を立上げると同時に、DLC信号20の立上りに同期してC
/L信号21によって選択されているアドレスカウンタA24
の内容をインクリメントすると共に、メモリ8からの出
力内容を出力ラッチA26にラッチさせる。以後、C/L信号
21がハイレベルの期間、DLC信号20を変化させない。
次のT1タイミングの前縁t3で実行制御部3は単一データ
リードのアドレスをアドレスカウンタB25に書込むた
め、ALE信号11を立上げると共に、C/L信号21をハイレベ
ルにする。これによりバスインターフェース部14はT1タ
イミングの中間t4でアドレスカウンタB25を介してアド
レスデコーダ16にMADバス19の内容を入力する。そして
実行制御部3は、T1タイミングの後縁t5でALE信号11を
立ち下げる。これによりバスインターフェース部14はア
ドレスカウンタB25の入力ゲートを閉じ、メモリ8から
出力されている内容を出力ラッチB31を介することな
く、パス31を介して直接バスインターフェース部14へ出
力する。
次のT2タイミングの中間t6で実行制御部3はRD信号12を
ロウレベルにすることにより、バスインターフェース部
14の内容をADバス9を介して処理実行部2に伝え、続く
TIタイミングの中間t8でADバス9上のデータを取込むと
同時にRD信号12を立上げ、同タイミングの後縁t9でC/L
信号21を立ち下げる。そして実行制御部3は非連続なア
ドレスをもつ単一データリードサイクル期間、DLC信号2
0をハイレベルに保つ。これによりアドレスアウンタA24
及び出力ラッチA26の内容は保持され、次のT3タイミン
グの中間t10でRD信号12を立ち下げることにより、中断
していた連続プログラムリードサイクルを再開する。
また、連続データリードサイクル実行中に、非連続なア
ドレスを持つ単一プログラムリードサイクルの起動要求
が実行制御部3に受付けられた場合でも、同様にメモリ
8に記憶された命令コードを、出力ラッチA26を介する
ことなくパス31を介して直接バスインターフェース部14
へ出力する。これにより、読出された命令コーダが直ち
に処理実行部2へ伝えられ、単一プログラムリードサイ
クルを実行する。そして、実行後は速やかに中断してい
た連続データリードサイクルの再開を実行する。
このように、本実施例によれば、連続プログラムリード
サイクル時及び連続データリードサイクル時に非連続な
アドレスを持つ単一プログラム又は単一データのリード
サイクルの起動要求があった場合でも、パス31を介して
命令コード及びデータを読み出すことにより、アクセス
タイムの短縮を図ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、制御手段が順次
データラッチ制御信号を出力保持手段及びアドレスカウ
ンタに出力し、出力保持手段は記憶手段の出力データを
データ処理手段に出力すると共に、そのデータを保持
し、アドレスカウンタは格納したアドレスを更新して記
憶手段に出力するから、アドレスが連続したデータを読
出す場合には、制御手段が1データの読出し毎にアドレ
スをアドレスカウンタに与える必要がないので、記憶手
段に高速参照機能を付加させることなく、アクセス時間
を極めて短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るマイクロコンピュ
ータ装置を示すブロック図、第2図は第1の実施例にお
いて分岐直後のプログラムのデータリードサイクルを示
すタイミング図、第3図は第1の実施例において連続し
たアドレスを有するプログラムのデータリードサイクル
を示すタイミング図、第4図は第1の実施例においてデ
ータのリードサイクルを示すタイミング図、第5図は本
発明の第2の実施例に係るマイクロコンピュータ装置を
示すブロック図、第6図は第2の実施例において分岐直
後のプログラムのリードサイクル及び連続したアドレス
を有するプログラムのリードサイクルを示すタイミング
図、第7図は第2の実施例において単一のデータのリー
ドサイクルを示すタイミング図、第8図は第2の実施例
において連続したアドレスを有するデータのリードサイ
クルを示すタイミング図、第9図は本発明の第3の実施
例に係るマイクロコンピュータ装置を示すブロック図、
第10図は第3の実施例において連続プログラムリードサ
イクル時に非連続データのリード要求があったときのタ
イミング図、第11図は従来のマイクロコンピュータ装置
を示すブロック図、第12図はその動作を説明するための
タイミングチャート図である。 1;マイクロプロセッサ、2;処理実行部、3;実行制御部、
4;バスリクエスト信号、5;アドレス線、6;アクノリッジ
信号、7;アドレスラッチ、8;メモリ、9;ADバス、10;ア
ドレスバス、11;ALE信号、12;RD信号、13,23;メモリチ
ップ、14;バスインターフェース部、15;アドレスカウン
タ、16;アドレスデコーダ、17;出力ラッチ、18;出力バ
ッファ、19;MADバス、20;WEDAT信号、21;DRC信号、22;
リセット信号、24;アドレスカウンタA、25;アドレスカ
ウンタB、26;出力ラッチA、27;出力ラッチB、31;パ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】命令コードを含む処理データを記憶する記
    憶手段と、処理データの転送を受けてデータを処理する
    データ処理手段と、前記処理データの転送を制御すると
    共にデータラッチ制御信号を出力する制御手段と、前記
    記憶手段の記憶内容を指示するアドレスを格納し前記制
    御手段からデータラッチ制御信号を入力してアドレスを
    更新すると共に格納しているアドレスを前記記憶手段に
    出力するアドレスカウンタと、前記記憶手段の記憶内容
    を指示するアドレスを格納し前記制御手段からデータラ
    ッチ制御信号を入力して格納しているアドレスを前記記
    憶手段に出力するアドレス保持手段と、前記制御手段か
    らデータラッチ制御信号を入力して前記記憶手段の出力
    データを前記データ処理手段に出力すると共にこのデー
    タを一旦保持する1又は複数個の出力保持手段と、を有
    し、前記アドレスカウンタ及びアドレス保持手段に対す
    るアドレスの格納は選択信号により選択され前記アドレ
    ス保持手段が前記選択信号により選択されているときは
    前記アドレスカウンタはその格納するアドレスを保持
    し、連続したアドレスを有する一連のデータを読み出す
    場合には前記制御手段はこの一連のデータの先頭のアド
    レスのみを前記アドレスカウンタに与えることを特徴と
    するマイクロコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】前記出力保持手段は、前記制御手段からデ
    ータラッチ制御信号を入力して前記記憶手段の出力デー
    タを前記データ処理手段に出力すると共にこのデータを
    一旦保持する出力ラッチ及び出力保持手段を有し、この
    出力ラッチ及び出力保持手段は前記選択信号により選択
    されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロコン
    ピュータ装置。
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