JPH0776497A - 荷役車両のフォークシフト装置 - Google Patents

荷役車両のフォークシフト装置

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Publication number
JPH0776497A
JPH0776497A JP22551093A JP22551093A JPH0776497A JP H0776497 A JPH0776497 A JP H0776497A JP 22551093 A JP22551093 A JP 22551093A JP 22551093 A JP22551093 A JP 22551093A JP H0776497 A JPH0776497 A JP H0776497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
shift device
right forks
cargo handling
forks
Prior art date
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Pending
Application number
JP22551093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Sugiyama
宜子 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP22551093A priority Critical patent/JPH0776497A/ja
Publication of JPH0776497A publication Critical patent/JPH0776497A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】左右のフォークの間隔を最適位置に容易かつ迅
速に調整する上で有効な荷役車両のフォークシフト装置
を提供する。 【構成】左右のフォーク8は、その背面に固着されてい
る上下のフック9を介してフィンガーバー7に掛止され
るとともにフィンガーバー7に沿って相対移動をする。
そして、一方の上側フック9の内部には巻尺13が回動
可能に配設されており、巻尺13の寸法表示体13aの
先端が他方の上側フック9に固定されている。また、他
方の上側フック9には、表示用ブラケット14が取り付
けられており、その表示用ブラケット14に切り欠いた
表示窓14aを介して前記寸法表示体13aの目盛りを
読み取ることができるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてフォークリフ
トのような荷役車両に装着され、左右一対のフォークの
相対間隔が変更可能である荷役車両のフォークシフト装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、左右一対のフォークを離接方
向にそれぞれ相対移動させて荷の大きさに合わせて間隔
調整を行い、荷役作業の能率を高められるようにしたフ
ォークシフト装置自体は一般に知られている。以下、図
4に基づいてそのフォークシフト装置についてフォーク
リフトを例に挙げて述べる。
【0003】図4に示すように、フォークリフト40の
マスト41に沿って昇降するリフトブラケット42に固
着された上下のフィンガバー43には、左右一対のフォ
ーク44が、その背面に配設された上下のフック(図示
せず)を介して左右方向に移動可能に装着されている。
さらに、上下のフィンガーバー43の間には、左右のフ
ォーク44をシフト移動させるためのシフトシリンダ4
5が、上下に2本それぞれ水平状に配置されている。そ
して、それらのシフトシリンダ45は、一方の本体側が
リフトブラケット42の左右端内側にブラケット46を
介して固定され、他方のロッド側が左右のフォーク44
の背面にブラケット(図示せず)を介してそれぞれ固定
されている。なお、この上下のシフトシリンダ45に
は、同量の作動油が流れるように油圧配管が構成されて
おり、その結果、左右のフォーク44は互いに同等距離
だけシフト移動する。
【0004】従って、上記のように構成された従来のフ
ォークシフト装置は、パレット作業等を行う場合におい
て、シフトシリンダ45を伸縮動作させて左右のフォー
ク44を相対的に接近もしくは引き離すことによりその
間隔をパレットにおけるフォーク差込口の間隔に合わせ
て調整できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
フォークシフト装置では、作業者が左右のフォーク44
の間隔を調整する場合、フォークリフト40前側のマス
ト41等によって大幅に制限された運転席からの前方視
界を通して行わなければならない。従って、左右のフォ
ーク44の間隔を最適位置に調整するにあたっては、作
業者の経験及び勘に頼らざるをえず、相当な熟練を必要
とする問題がある。
【0006】しかも、作業者は、左右のフォーク44及
びその先端よりを見ながら、フォーク44の移動を調整
しフォーク44の間隔を確認しなければならないため、
左右のフォーク44を迅速に移動させてフォーク44間
隔を調整することが困難であり、その結果、荷役作業が
遅滞化するという問題も残している。そこで本発明は、
上記問題点に鑑みて、左右のフォークの間隔を最適位置
に容易かつ迅速に調整する上で有効な荷役車両のフォー
クシフト装置を提供することを、解決すべき技術的課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、車両前方に配設されたマストに対して昇
降可能にリフトブラケットを取着し、該リフトブラケッ
トに横設された上下一対のフィンガーバーに沿って左右
一対のフォークを相対移動可能に配設してなる荷役車両
のフォークシフト装置において、前記フォークの相対動
に連動して該フォークの移動位置を表示する手段を運転
席からの視認位置に付設した構成としている。
【0008】
【作用】上述のように構成された荷役車両のフォークシ
フト装置においては、フォークの移動に伴ってフォーク
の移動位置を表示する手段を、運転席からの視認位置に
て確認しながら、左右のフォークを相対移動させること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明における荷役車両のフォークシ
フト装置を具体化した一実施例につきフォークリフトを
例に挙げて、図1〜図3に従って説明する。図2及び図
3に示すように、フォークリフト1は、その車両2の略
中央上部に操作パネルや操作レバー等が装備されている
運転席3を備えるとともに、その前側には、左右一対よ
りなる柱状のマスト4がティルトシリンダ5を介して傾
動可能に設けられている。このマスト4の内側には、格
子型をなすリフトブラケット6がリフトローラ6aを介
して昇降動可能に配設されている。そして、このリフト
ブラケット6の前部に位置する上下二本の横長板のフィ
ンガーバー7の前側には、左右一対の略L字型をなすフ
ォーク8がその背面に固着されている上下のフック9を
介して、前記フィンガーバー7に沿って移動可能に装着
されている。なお、一方の上側のフック9の垂直部に
は、縦方向に刻まれた切欠9aが設けられている(図1
参照)。
【0010】そして、フォーク8をフィンガーバー7に
沿って移動させる、即ち車両2に対し左右方向にシフト
させるために、二本のシフトシリンダ10が、上下のフ
ィンガーバー7の間に水平状に配置されている。そし
て、それらのシフトシリンダ10は、一方の本体側がリ
フトブラケット6左右端内側にブラケット11を介して
固定され、他方のロッド側がフォーク8の背面にブラケ
ット12を介してそれぞれ固定されている。なお、この
上下のシフトシリンダ10には、従来と同様、同量の作
動油が流れるように油圧配管が構成されるとともに、運
転席3の図示しないレバーの操作によって左右にフォー
ク8を相互に同等距離だけシフト移動させることができ
るようになっている。
【0011】さらに、図1に示すように、左右フォーク
8のうち一方のフォーク8(図1では左側に位置するフ
ォーク)の背面に固着されている上側のフック9の内部
には、フォークの移動位置を表示する手段としての巻尺
13がその内部にて回動可能に配されている。そして、
この巻尺13は、弾性変形可能な細長状の寸法表示体1
3aを巻取り自在に有しており、常には、この寸法表示
体13aを巻尺13の内側に巻取る方向に付勢してい
る。そして、この寸法表示体13aの先端を前記上側の
フック9の垂直部に設けた切欠9aより突出させるとと
もに、他方のフォーク8(図1では右側に位置するフォ
ーク)の背面における上側のフック9の垂直部に固定さ
せている。即ち、この寸法表示体13aは、上下のフィ
ンガーバー7等と略平行となるように張り詰めて設けら
れている。従って、寸法表示体13aは、巻尺13の巻
取り動を介する等して、左右のフォーク8の接近離隔移
動に伴って伸縮することとなる。また、この寸法表示体
13aの目盛りが付されている寸法表示面は、運転席3
の方向に向くようにフォーク8の背面方向を向いてい
る。
【0012】そして、前記した如く、左右の両上側のフ
ック9間を掛け渡される寸法表示体13aの長手方向中
央部には、前記寸法表示体13a自体の一部を覆うかの
ような形状を呈する薄板状の表示用ブラケット14が形
成されている。即ち、この表示用ブラケット14は断面
が略Lの字型を呈しており、フォーク8の背面方向とそ
の上側方向に板材が存在するように設けられているとと
もに、その下端部より垂下させた細板状の支持片15を
介して上側のフィンガーバー7の背面に固着されてい
る。そして、この略Lの字型の表示用ブラケット14に
よって造り出される内側空間内を前記寸法表示体13a
が伸縮動するようになっている。また、この表示用ブラ
ケット14の先端部であってフォーク8の背面方向に向
く側の板材には、前記寸法表示体13aの目盛り表示を
読み取ることができるような矩形の切欠である表示窓1
4aが設けられている。しかも、この表示窓14aはフ
ォーク8の背面方向に向く側の板材にあることから、結
果として、運転席3を臨んでいる。なお、本実施例の場
合、前記寸法表示体13aの長手方向の中央部である表
示窓14aは、寸法表示体13aが伸縮動した際でも、
常に左右両フォーク8間の中央部に位置することとな
る。そして、その表示窓14aより読み取れる寸法表示
体13aの目盛り表示は、左右のフォーク8の間隔を表
すように予め調整して設定されている。
【0013】以上のように構成されたフォークリフト1
のフォークシフト装置の作用について述べる。作業者
が、パレットのフォーク差し込み口等の間隔に合わせて
左右のフォーク8の間隔を最適位置に調整する場合にお
いては、先ず、前記表示窓14aより読み取れる寸法表
示体13aの目盛り数値を運転席3にて確認しながら、
左右のフォーク8を接近もしくは離隔方向に相対移動さ
せる。そして、表示窓14aの目盛り数値が、フォーク
差し込み口等の距離間隔に対応した数値と一致したとこ
ろでフォーク8の移動を停止させる。その結果、左右の
フォーク8の間隔は、フォーク差し込み口等の距離間隔
に対応した最適位置に調整されており、そのままフォー
ク8をフォーク差し込み口等に挿入することができるこ
ととなる。また、作業者が表示窓14aをさらに確認し
やすいように、前記リフトブラケット6をマスト4の昇
降動を介して、予め作業者に最も接近した運転席3の前
方に配置しておいてもよい。
【0014】従って、以上のようなフォークリフト1の
フォークシフト装置によれば、運転席3より確認しやす
い表示窓14aより読み取れる数値を介して左右のフォ
ーク8の間隔を最適に調整することができる。そのた
め、作業者の視界を狭めるマスト4等の部材が存在して
も、作業者の経験や感覚に頼ることなく、しかも迅速に
左右のフォーク8を移動させてその間隔を調整すること
ができる。その結果、従来に比較してフォーク8間隔の
調整を速やかにかつ容易に行うことでき、荷役作業の効
率化を促進することができる。
【0015】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で例えば次
のように構成することもできる。 (1)上記実施例では、荷役車両の例としてフォ−クリ
フト1を挙げたが、これに限定されるものではない。例
えば、フォークシフト装置を備えるとともに人が乗車で
きるようにも構成された自動搬送車で、人為的にフォー
ク間隔を調整するような場合に本発明は効果的に作用す
る。
【0016】(2)上記実施例では、左右のフォーク8
の間隔を測定する手段として巻尺13を用いたが、これ
に限定されるものではない。例えば、一方のフック9の
垂直部に、巻尺13に代えて細長板状の定規をその基端
部を介して固定し、他方のフック9に固着させた表示用
ブラケット14の内側にその定規を摺動させるようにし
てもよい。
【0017】(3)上記実施例では、巻尺13の寸法表
示体13aの目盛り数値を介して左右のフォーク8の間
隔を測定したが、これに限定されるものではなく、目盛
り数値に代えて、色彩を用いてもよい。即ち、寸法表示
体13aと同形状を呈する白色の細長体の所々に目印と
なる色彩を施し、その色彩が表示窓14aより確認でき
た場合には、目的となるフォーク8間隔に調整できるよ
うに予め設定しておけばよい。異なる色彩にて複数設定
することにすれば、さらに複数のフォーク8間隔を設定
することができる。なお、この色彩は、蛍光色等、視認
性が良好であればあるほどよい。
【0018】(4)上記実施例では、矩形の切欠である
表示窓14aを表示用ブラケット14に設けたが、表示
窓14aは矩形の切欠でなくてもよい。丸型の切欠でも
よいし、表示窓14aに視認性を向上させるよう拡大レ
ンズを設けてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、作
業者の経験や勘に頼ることなく、左右のフォークを迅速
に移動させて、左右のフォークの間隔を最適位置に容易
に調整することができる。その結果、荷役作業の効率を
従来よりも格段に向上させるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したフォークシフト装置の背面
からの斜視図である。
【図2】本発明を具体化したフォークシフト装置の分解
斜視図である。
【図3】本発明における荷役車両を具体化したフォ−ク
リフトの側面図である。
【図4】従来技術におけるフォークシフト装置を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…荷役車両としてのフォ−クリフト、2…車両、3…
運転席、4…マスト、6…リフトブラケット、7…フィ
ンガーバー、8…フォーク、13…巻尺、13a…寸法
表示体、14…表示用ブラケット、14a…表示窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両前方に配設されたマストに対して昇降
    可能にリフトブラケットを取着し、該リフトブラケット
    に横設された上下一対のフィンガーバーに沿って左右一
    対のフォークを相対移動可能に配設してなる荷役車両の
    フォークシフト装置において、 前記フォークの相対動に連動して該フォークの移動位置
    を表示する手段を運転席からの視認位置に付設したこと
    を特徴とする荷役車両のフォークシフト装置。
JP22551093A 1993-09-10 1993-09-10 荷役車両のフォークシフト装置 Pending JPH0776497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22551093A JPH0776497A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 荷役車両のフォークシフト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22551093A JPH0776497A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 荷役車両のフォークシフト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0776497A true JPH0776497A (ja) 1995-03-20

Family

ID=16830453

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22551093A Pending JPH0776497A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 荷役車両のフォークシフト装置

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JP (1) JPH0776497A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005090043A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 舗装機械の施工幅表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005090043A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 舗装機械の施工幅表示装置

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