JPH0776213A - モールディング及びその製造装置 - Google Patents

モールディング及びその製造装置

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JPH0776213A
JPH0776213A JP5160688A JP16068893A JPH0776213A JP H0776213 A JPH0776213 A JP H0776213A JP 5160688 A JP5160688 A JP 5160688A JP 16068893 A JP16068893 A JP 16068893A JP H0776213 A JPH0776213 A JP H0776213A
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Japan
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molding
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rainwater receiving
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JP5160688A
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Kazumasa Ohashi
大橋一正
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Katayama Kogyo Co Ltd
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Katayama Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 断面形状の異なるアッパーモールディング部
とサイドモールディング部とを連続して一体的に押出成
形し、サイドモールディング部に雨水受け溝を備え、モ
ールディング頭部には全体的にほぼ水平な上面を形成し
たモールディング及びその製造装置。 【構成】 サイドモールディング部の膨出させた頭部の
ウインドガラス側の側部を雨水受け溝を形成するために
切欠し、コーナーモールディング部においてアッパーモ
ールディング部の頭部の肉厚をサイドモールディング部
に近づくに従って上方に徐々に膨出させると共に、雨水
受け溝の切欠の深さをサイドモールディング部に近づく
に従って次第に深くさせるようにアッパーモールディン
グ部とサイドモールディング部とを連続して一体的に押
出成形させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモールディング及びその
製造装置、特に熱可塑性合成樹脂を固定ダイの一定の押
出開口部を通して押出成形することにより断面形状の異
なるアッパーモールディング部とサイドモールディング
部とを一体的に押出成形させたモールディング及びその
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来公知のモールディングは図6及び図
7に示したようにサイドモールディング部aの頭部4′
にリップ部5′を傾め上方に突設してフロントガラス
3′との間に雨水受け溝7′を形成し、コーナーモール
ディング部cにおいてリップ部5′の突出の長さをアッ
パーモールディング部bに近づくに従って次第に短く
し、雨水受け溝7′の深さを次第に浅くして消失させる
ようにサイドモールディング部aとアッパーモールディ
ング部bとを連続的に一体成形されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知のモ
ールディングにおいてはリップ部がモールディング頭部
から傾め上方に突出しているので、自動車の車体パネル
とウインドガラスとの間に介在させる時にモールディン
グを押圧して装着するのにその押え面が傾めとなるた
め、車体パネルに対して非常に取付けづらい欠点があっ
た。
【0004】本発明の目的はアッパーモールディング部
とサイドモールディング部とを連続的に一体成形し、サ
イドモールディング部には雨水受け溝を備え、モールデ
ィング頭部が全体的にほぼ水平な上面を有し、車体パネ
ルとガラスパネルとの間に容易に装着できるようにした
モールディング及びその製造装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるモールディ
ングはサイドモールディング部において平坦な上面を有
する頭部の肉厚を上方に向けてほぼ水平に膨出させ、サ
イドモールディング部の頭部の肉厚をアッパーモールデ
ィング部の頭部の肉厚よりもほぼ平均的に厚くし、サイ
ドモールディング部の膨出させた頭部のウインドガラス
側の側部を雨水受け溝を形成するために切欠し、コーナ
ーモールディング部においてアッパーモールディング部
の頭部の肉厚をサイドモールディング部に近づくに従っ
て上方に徐々に膨出させると共に雨水受け溝の切欠の深
さをサイドモールディング部に近づくに従って次第に深
くさせるようにアッパーモールディング部とサイドモー
ルディング部とを連続して一体的に押出成形するもので
ある。
【0006】本発明によるモールディングの製造装置は
固定ダイにモールディングの頭部と、脚部と、ガラス押
え部とを形成する部分を有する押出開口部を形成し、固
定ダイの上部には押出開口部における頭部の部分の頂面
を形成するほぼ水平の下面を有する第1可動ダイを押出
開口部の頭部を形成する部分の面積を膨出及び縮小させ
るために垂直方向に移動可能に設け、固定ダイの側部に
はサイドモールディング部の頭部に雨水受け溝を形成す
る第2可動ダイを横方向に移動可能に取付けたものであ
る。
【0007】
【実施例】本発明のモールディング1は車輌のフロント
部の車体パネル2とガラスパネル3との間に介在させ、
接着剤により取付けるもので、モールディング1は車体
パネル2のフロントピラー部とガラスパネル3の左右両
側縁との間に装着させるサイドモールディング部A(図
1参照)と、車体パネル2の上方ルーフ部とガラスパネ
ル3の上縁との間に装着させるアッパーモールディング
部B(図2参照)と、サイドモールディング部Aとアッ
パーモールディング部Bとを接続させるコーナーモール
ディング部Cとから構成され、これらのモールディング
部A,B,Cは本発明の装置により以下に詳述するよう
に連続的に押出成形して一体的に形成されるものであ
る。
【0008】サイドモールディング部Aは図1に示すよ
うにほぼ水平の上面を有する膨出頭部4と、該頭部4か
ら垂直に下方に延伸する脚部5と、該脚部5の下端に突
設したガラス押え部6とから成り、頭部4はガラスパネ
ル側の側部に形成した雨水受け溝7を有しており、雨水
受け溝5の下側の頭部4とガラス押え部6との間に凹部
を形成し、該凹部にガラスパネル3を嵌挿するようにし
てある。
【0009】アッパーモールディング部Bは図2に示す
ようにほぼ水平の上面を有する縮小頭部4と、該頭部4
から垂直に下方に延伸する脚部5と、該脚部5の下端に
突設したガラス押え部6とから成り、頭部4とガラス押
え部6との間に凹部を形成し、該凹部にガラスパネル3
を嵌挿するようにしてある。従ってサイドモールディン
グ部Aはアッパーモールディング部Bと頭部を上方に向
けて膨出させ、その側面に雨水受け溝7を形成した点で
その断面形状が異なっている。
【0010】次に上記アッパーモールディング1を製造
する装置を図3乃至図5について説明する。図3及び図
4に示すように本発明の装置はモールディング1の頭部
4と、脚部5と、ガラス押え部6とを形成する部分を有
する押出開口部8を形成した固定ダイ9から成り、固定
ダイ9の上部には押出開口部8の頭部を形成する部分の
頂面を形成するほぼ水平な下面10を有する第1可動ダ
イ11を図3に示した矢印の方向に移動可能に設け、第
1可動ダイ11を上下移動させることにより押出開口部
8の頭部を形成する部分の面積を膨出及び縮小できるよ
うにしてある。
【0011】更に固定ダイ9の側部には押出開口部8中
の頭部を形成する部分を膨出させた後にその膨出部分の
ガラスパネル側の側部を切欠する切欠端部12を有する
第2可動ダイ13を図3に示した矢印の方向に移動可能
に取付けてあり、第2可動ダイ13の切欠端部12を進
入させることにより膨出頭部の側部に雨水受け溝7を形
成することができる。
【0012】図3はサイドモールディング部Aを形成す
る位置を示したもので、第1可動ダイ11は上方に移動
し、押出開口部8の頭部を形成する部分の面積を膨出さ
せ、膨出頭部のガラスパネル側の側部には第2可動ダイ
13が進入して雨水受け溝7を形成している状態を示し
ている。
【0013】図4はアッパーモールディング部Bを形成
する位置を示したもので、第1可動ダイ11が下方に移
動し、押出開口部8の頭部を形成する部分の面積を縮小
させ、第2可動ダイ13が押出開口部8から退出してい
る状態を示してある。
【0014】図5に示してあるように、第1可動ダイ1
1を下方に移動させ、第2可動ダイ13を押出開口部8
から退出させてアッパーモールディング部Bを形成し、
符号Iにおいて第1可動ダイ11の上昇移動を開始さ
せ、一定期間後の符号IIにおいて第1可動ダイ11を
上昇移動させつつ第2可動ダイ13の切欠端部12の押
出開口部8に対する挿入移動を開始させ、その後の符号
IIIにおいて第1可動ダイ11の上昇移動と共に第2
可動ダイ13の挿入移動を停止させることにより、サイ
ドモールディング部Aを形成するもので、固定ダイ9と
第1可動ダイ11とによってモールディング頭部に膨出
部分を形成し、第1可動ダイ13を所定のタイミングで
挿入することにより雨水受け溝7を形成することができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述した構成であるから、断面
形状の異なるサイドモールディング部とアッパーモール
ディング部とを連続的に一体成形し且つサイドモールデ
ィング部に雨水受け溝を備えたモールディングにおい
て、モールディング頭部にほぼ水平な上面を形成できる
ので、モールディングを車体に取付ける際にモールディ
ングを押圧する力が組付け方向に対して平行に負荷され
るため、車体に対する組付け性が向上し、車体に少ない
押圧力で容易に組付けることができるモールディングを
製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモールディングを車体パネルとガラス
パネルとの間に介在させたサイドモールディング部の縦
断側面図である。
【図2】本発明のモールディングを車体パネルとガラス
パネルとの間に介在させたアッパーモールディング部の
縦断側面図である。
【図3】サイドモールディング部を製造する位置を示す
本発明による装置の正面図である。
【図4】アッパーモールディング部を製造する位置を示
す本発明による装置の正面図である。
【図5】アッパーモールディング部からコーナーモール
ディング部を至てサイドモールディング部に移行する成
形工程を示す成形品の説明図である。
【図6】従来公知のモールディングのサイドモールディ
ング部とアッパーモールディング部とを示す一部切欠斜
視図である。
【図7】従来公知のモールディングにおいて車体パネル
とガラスパネルとの間に介在させたサイドモールディン
グ部の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 モールディング 2 車体パネル 3 ガラスパネル 4 頭部 5 脚部 6 ガラス押え部 7 雨水受け溝 8 押出開口部 9 固定ダイ 10 固定ダイの下面 11 第1可動ダイ 12 切欠端部 13 第2可動ダイ A サイドモールディング部 B アッパーモールディング部 C コーナーモールディング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60J 10/02 // B29L 31:30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドモールディング部において平坦な
    上面を有する頭部の肉厚を上方に向けてほぼ水平に膨出
    させ、サイドモールディング部の頭部の肉厚をアッパー
    モールディング部の頭部の肉厚よりもほぼ平均的に厚く
    し、サイドモールディング部の膨出させた頭部のウイン
    ドガラス側の側部を雨水受け溝を形成するために切欠
    し、コーナーモールディング部においてアッパーモール
    ディング部の頭部の肉厚をサイドモールディング部に近
    づくに従って上方に徐々に膨出させると共に雨水受け溝
    の切欠の深さをサイドモールディング部に近づくに従っ
    て次第に深くさせるようにアッパーモールディング部と
    サイドモールディング部とを連続して一体的に押出成形
    したことを特徴とするモールディング。
  2. 【請求項2】 固定ダイにはモールディングの頭部と、
    脚部と、ガラス押え部とを形成する部分を有する押出開
    口部を形成し、固定ダイの上部には押出開口部における
    頭部の部分の頂面を形成するほぼ水平な下面を有する第
    1可動ダイを押出開口部の頭部を形成する部分の面積を
    膨出及び縮小させるために垂直移動可能に設け、固定ダ
    イの側部にはサイドモールディング部の頭部に雨水受け
    溝を形成する第2可動ダイを横方向に移動可能に取付け
    たことを特徴とするモールディングの製造装置。
JP5160688A 1993-06-30 1993-06-30 モ―ルディング及びその製造装置 Expired - Fee Related JP2502456B2 (ja)

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Citations (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04353016A (ja) * 1991-05-30 1992-12-08 Tokai Kogyo Kk 車両用ウインドモールディングの製造方法
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