JPH0775915B2 - 感熱転写記録媒体用検知マーク作製装置 - Google Patents

感熱転写記録媒体用検知マーク作製装置

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JPH0775915B2
JPH0775915B2 JP1322055A JP32205589A JPH0775915B2 JP H0775915 B2 JPH0775915 B2 JP H0775915B2 JP 1322055 A JP1322055 A JP 1322055A JP 32205589 A JP32205589 A JP 32205589A JP H0775915 B2 JPH0775915 B2 JP H0775915B2
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detection mark
ribbon
thermal transfer
pressing
heating plate
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真永 山郷
和夫 松永
健二郎 黒田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はサーマルヘッドを用いた熱転写プリンターに
使用する感熱転写記録媒体に、位置等に関する検知マー
クを付するための装置に関する。
[従来の技術] サーマルヘッドを用いた熱転写プリンターに使用する感
熱転写記録媒体(又は熱転写リボン)においては終端検
知,印字位置合わせ等の目的で感熱転写記録媒体の一定
位置に光学的に検知できるようなマークを設けることが
行われていた。このマークを設ける方法としてはマーキ
ングインキを直接印刷する方法が多く用いられている。
しかし、グラビア印刷で検知マークを印刷する場合は、
溶剤系のインキを使用するため、乾燥,排気ガス設備の
ほか防爆設備を必要するなど莫大な費用がかかり、検知
マークの印刷はグラビア印刷版と圧胴との着脱を極めて
短時間でおこなうことになるため検知マーク用グラビア
印刷機は非常に高価な設備とならざるを得ない。さらに
グラビア印刷機で検知マークを作製する場合、その運転
時間のほとんどが空通しとなり非常に非能率的であり、
検知マーク印刷部分は印字用にほとんど使用できない、
などの問題がある。
他の印刷方式においても同じような問題があり、例えば
スクリーン印刷の場合はインキの盛り量が多くなり転写
リボンにしわが発生して実用上問題となるほか使用され
る有機溶剤により、環境衛生上に問題が生ずる。
[発明が解決しようとする課題] そのため、転写法により検知マークを転写リボンに転写
することも考えられるが、検知マークを転写リボンに確
実に転写することは極めて困難であった。例えば転写リ
ボンの基材裏面の粘着防止層上に検知マークを転写しよ
うとしても、その易剥離性のため転写が困難である。
又、転写リボンの基材表面の転写インキ層上に転写しよ
うとすると、この転写インキ層が逆に検知マーク用転写
リボン側に移行してしまうことがあり、やはり確実に転
写をおこなうことが困難である。
したがって、本発明は転写法により検知マークを転写リ
ボン上に確実に転写することができる感熱転写記録媒体
用検知マーク作製装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するため、検知マーク用リボン
を感熱転写記録媒体(又は熱転写リボン)上に熱圧着さ
せたのち、この熱圧着による溶融部分が十分に固化する
まで検知マーク用リボンを熱転写リボン上に接着した状
態に保つようにするという手段を構じた。
即ち、本発明は、上下動自在に設けられ、下端に加熱板
を備えたプレス装置と、該加熱板の下面に着脱自在に取
着された検知マーク用加圧板と、該加熱板の左右両側に
それぞれ離間して上下動自在に設けられ下端に検知マー
ク用リボンを案内,押圧する一対のローラと、該加熱板
の左右両側にそれぞれ上記一対の押圧ローラに近傍して
設けられた検知マーク用リボン供給ローラ及び検知マー
ク用リボン巻取りローラと、該プレス装置に接続され、
該加熱板の温度及び該加圧板による加圧の大きさ,時間
を制御するための制御機構とを具備してなることを特徴
とする感熱転写記録媒体用検知マーク作製装置を提供す
るものである。
なお、上記ローラはプレス装置の左右両側に伸縮アーム
を介して取着し、さらに検知マーク用リボン供給ローラ
及び巻取りローラも同じくプレス装置の左右両側に固定
するようにしてもよい。
[作用] 一対の押圧ローラ間に検知マーク用リボンを張架した状
態で検知マーク用加圧板を降下させ、この加圧板で検知
マーク用リボンを熱転写リボン上に押圧,加熱する。こ
れにより検知マーク用リボンの検知マーク転写層を溶融
させる。このとき、一対の押圧ローラも熱転写リボン上
に押圧した状態に保つ。ついで、検知マーク用加圧板を
上昇させ検知マーク用リボンから引き離すが、一対の押
圧ローラは検知マーク転写層又は熱転写リボンの転写層
の溶融部分が再び固化するまで熱転写リボン上に押圧し
たままの状態に保つ。ついで、一対の押圧ローラが上昇
し、検知マーク用リボンが熱転写リボンから引き離さ
れ、同時に検知マーク用リボンが検知マーク用リボン巻
取りローラにより所定距離、巻き取られ、次の検知マー
ク転写のための準備が完了する。
[実施例] 第1図中、1は感熱転写記録媒体用検知マーク作製装置
を示し、この装置は上下動自在に設けられたロッド2a
と、このロッド2aの下端に水平に取着されたプレス板2b
と、このプレス板2bの下面に取着された加熱板2cとを具
備するプレス装置と;上記加熱板2cの下面に着脱自在に
取着された検知マーク用加圧板3と;プレス板2bの左右
両側に斜め上方に向けて延出された支持アーム4からそ
れぞれ垂下された伸縮シャフト5と;これら伸縮シャフ
ト5の下端にそれぞれ回転自在に取着された押圧ラーラ
6と;上記支持アーム4の一方の先端部に回転自在に軸
支された検知マーク用リボン供給ローラ7と;他方の支
持アーム4の先端部に回転自在に軸支された検知マーク
用リボン巻取りローラ8と;上記プレス装置に接続さ
れ、上記加熱板の温度,加圧板による加圧の大きさ,時
間を制御するための制御機構(図示しない)と;を具備
してなる。
なお、伸縮シャフト5は大径のシリンダ5a内に、押圧ロ
ーラ6を取着した小径のロッド5bがガス,オイル又はス
プリング等を介して弾性的に収納されるようになってい
る。したがって、装置1全体の上下動により、後述する
作業板10上に押しつけられ自動的に収縮し、又はその押
圧から解放されて自動的に伸びたりするようになってい
る。検知マーク用リボン9は図示の如く一対の押圧ロー
ラ6に案内されながら上記供給ローラ7から上記巻取り
ローラ8に張架される。
この検知マーク作製装置の下方には作業板10上に載置さ
れるようにして熱転写リボン11が配置される。この作業
板は耐熱性,熱伝導性,静電防止性,低摩擦係数の材質
が選ばれる。
このような構成からなる検知マーク作製装置を用いて検
知マークを転写する場合、装置1全体を降下させる。こ
のとき第1図の状態から第2図に示す如く左右双方の押
圧ローラ6が熱転写リボン11上に当接し、検知マーク用
リボン9が熱転写リボン11と密着する。
次に、装置1全体をさらに降下させると、伸縮シャフト
5が押圧されてロッド5bがシリンダ5a内に徐々に挿入さ
れ、最終的に検知マーク用加圧板3が作業板10上に圧着
されることになる(第3図参照)。これにより検知マー
ク用リボン9が熱転写リボン11と圧着し、この状態で所
定時間加熱する。そののち、装置1を再び上昇させる
が、その場合、伸縮シャフト5はその弾性力により、当
初の状態まで伸びきるまで、その押圧ローラ6を介して
検知マーク用リボン9を熱転写リボン11上に押圧しつづ
ける(第4図参照)。
さらに、装置1を上昇させると伸縮シャフト5が伸びき
り、押圧ローラ6が作業板10から離れ、同時に検知マー
ク用リボン9も熱転写リボン11から剥離される(第5図
参照)。この装置1の再上昇から押圧ローラ6による検
知マーク用リボン9の押圧が終了するまでの間に、上記
加圧板3を介しての検知マーク用リボン9及び熱転写リ
ボン11の熱溶融部分の十分な固化がおこなわれるよう、
装置1の上昇速度を制御する。
上記工程により検知マーク用リボン9に予め付された所
定の検知マークが熱転写リボン11の熱転写層上又は裏面
の粘着防止面上に転写することができ、あるいは検知マ
ーク用リボン9として、インキ吸着用リボンを用いるこ
とにより熱転写リボン11の熱転写層の一部を検知マーク
用リボン9側に加熱転写させて透過形センサー用検知マ
ークを形成することもできる。
以上のようにして検知マークを熱転写リボン11の熱転写
層又は粘着防止面に形成したのち、巻取りローラ8を回
転させ検知マーク用リボン9を所定距離、巻き取り、次
の検知マークのための準備が完了する。
上記装置1全体の上下動タイミング,加熱板2cに対する
加熱温度,加圧の程度等の制御は、その装置に接続され
た制御機構(図示しない)により設定し得るようになっ
ている。
なお、上記実施例では検知マーク用リボン供給ローラ及
び巻取りローラ、さらに伸縮シャフトをプレス板2bに一
体に取着させたが、これらはプレス板2bから切り離して
独立的に設け、プレス板2bの上下動を機械的又は電気的
に測定し、伸縮シャフトの伸縮を連動されるようにして
もよい。
本発明に係わる感熱転写記録媒体用検知マーク作製装置
は熱転写リボンのためのスリッターに取付けて、熱転写
リボンの切断と同時に検知マークの熱転写をおこない作
業能率を高めるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上、詳述した如く、本発明の感熱転写記録媒体用検知
マーク作製装置は上述の如き構成からなるから、検知マ
ークの印字に際し、溶剤を使用する必要はなくなり、高
価な防爆設備,乾燥設備,排気処理設備等が不要となる
とともに、公害上の問題もなく、検知マークを効率良く
作製することが可能となった。さらに、伸縮シャフト等
の採用により検知マーク用リボンを熱圧着後、熱転写リ
ボンに密接させたまま溶融部を固化させてから検知マー
ク用リボンを熱転写リボンから剥離するように設計され
ているため、熱転写リボン及び検知マーク用リボンの性
質にかかわりなく高品質の検知マークを作製することが
可能となった。
又、検知マーク用加圧板は加熱板の下面に着脱自在に設
けるようにしたから、単にこの加圧板を交換するだけ
で、種々の形状の検知マークの作製を容易におこなうこ
とが可能となった。さらに、検知マーク用転写リボンと
インキ吸着用リボンを使い分けることで、反射型センサ
ー用あるいは透過型センサー用の検知マークのいずれを
も作製することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明に係わる検知マーク作製装
置の動作を順次示す概略側面図である。 図中、1……感熱転写記録媒体用検知マーク作製装置、
2a……ロッド、2b……プレス板、2c……加熱板、3……
検知マーク用加圧板、4……支持アーム、5……伸縮シ
ャフト、6……押圧ローラ、7……検知マーク用リボン
供給ローラ、、8……検知マーク用リボン巻取りロー
ラ、9……検知マーク用リボン、11……熱転写リボン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動自在に設けられ、下端に加熱板を備
    えたプレス装置と、該加熱板の下面に着脱自在に取着さ
    れた検知マーク用加圧板と、該加熱板の左右両側にそれ
    ぞれ離間して上下動自在に設けられ下端に検知マーク用
    リボンを案内,押圧する一対のローラと、該加熱板の左
    右両側にそれぞれ上記一対のローラに近傍して設けられ
    た検知マーク用リボン供給ローラ及び検知マーク用リボ
    ン巻取りローラと、該プレス装置に接続され、該加熱板
    の温度及び該加圧板による加圧の大きさ,時間を制御す
    るための制御機構とを具備してなることを特徴とする感
    熱転写記録媒体用検知マーク作製装置。
  2. 【請求項2】該一対のローラが該プレス装置の左右両側
    に伸縮アームを介して固定され、かつ該検知マーク用リ
    ボン供給ローラ及び検知マーク用リボン巻取りローラも
    該プレス装置の左右両側に固定されていることを特徴と
    する請求項1記載の検知マーク作製装置。
JP1322055A 1989-12-12 1989-12-12 感熱転写記録媒体用検知マーク作製装置 Expired - Lifetime JPH0775915B2 (ja)

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DE69931823T2 (de) * 1998-03-06 2007-01-04 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Zwischenträger eines Übertragungsaufzeichnungsmaterials, Verfahren zur Herstellung eines Druckes, sowie entsprechendes Druckerzeugnis

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