JPH10309796A - 刻印装置 - Google Patents

刻印装置

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JPH10309796A
JPH10309796A JP12207797A JP12207797A JPH10309796A JP H10309796 A JPH10309796 A JP H10309796A JP 12207797 A JP12207797 A JP 12207797A JP 12207797 A JP12207797 A JP 12207797A JP H10309796 A JPH10309796 A JP H10309796A
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engraving
card
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melt ink
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JP12207797A
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Masahiro Kosakai
正浩 小酒井
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Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で刻印できる文字や記号、数字や図形等
が豊富で、その管理に手間のかからない刻印装置を提供
する。 【解決手段】 本発明にかかる刻印装置は、昇温手段1
4で先端に形成した刻印部7が昇温される刻印部材6
を、媒体1と刻印部7の間に熱溶融インク部材33を介
在させ状態で、刻印部材移動手段8を用いて媒体1に圧
接させながら、媒体1をX−Y軸方向移動手段16を用
いてX−Y軸方向に相対移動させ、刻印部7で媒体1に
熱と圧力を加えながら所望する文字、数字、記号や図柄
に対応する凹状の刻印を着色して板状の媒体1上に形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード等の板状の
媒体に対して文字、記号、数字あるいは図柄等を刻印す
る刻印装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報の記録や再生を行えるカード等の媒
体に、文字や数字あるいは記号や図柄などを形成する刻
印装置は知られている。例えば、先端に凸活字を設けた
刻印部材と、これに対向して配置した平らな受け部材と
を有し、両者の間に媒体とその上部にインクリボンを配
置して、刻印部材と受け部材とでプレスすることで凸活
字を凹状に刻印してその刻印内部を着色する刻印装置が
ある。この種の刻印装置では、装置の刻印位置に受け部
材を配置し、その上方に複数の刻印部材を配置し、媒体
に形成したい刻印に対応する刻印部材を選択的に刻印位
置に移動して媒体に刻印している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した刻
印装置では、刻印部材に設けた凸活字に応じた文字や数
字、記号等のサイズや種類しか媒体に刻印することがで
きない。刻印したい文字や数字、記号等、あるいはそれ
らのサイズや種類を増やそうとすると、それに応じた凸
活字を有する刻印部材を増設しなければならず装置が大
型になると共に、刻印部材の選択に時間を要してしま
う。また、刻印装置は、その利用者により刻印する文字
や記号、図柄等が異なるので、装置にセットする刻印文
字を各装置毎に管理しなければならない。
【0004】上述した刻印装置では、媒体に対してイン
クリボンを押しつけて凹状に刻印内部を着色しているの
で、媒体にインクが上手く付着しなかったり、あるいは
媒体の使用に伴いインクが落ちてしまい刻印の視認性が
低下するといった問題点もある。このような媒体が特に
カードの場合、それに刻印される文字や数字は、セキュ
リティ上非常に重要であるので、刻印の視認性の低下は
大きな問題となる。
【0005】本発明は、このような問題点を鑑み、小型
で刻印できる文字や記号、数字や図形等が豊富で、その
管理に手間のかからない刻印装置を提供することを主な
目的とし、これに加えて、媒体に刻印した文字や記号、
数字や図形等が媒体の長期間の使用にも耐えられ、かつ
その視認性の低下も少なくできる刻印装置を提供するこ
とを今1つの目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、先端に刻印部が形成さ
れ、媒体に圧接して刻印する刻印位置と上記媒体から離
間した離間位置との間を移動自在に設けられた刻印部材
と、この刻印部材を上記刻印位置と離間位置との間で移
動させる刻印部材移動手段と、刻印部材の刻印部を昇温
する昇温手段と、媒体と刻印部材との間に介在される熱
溶融インク部材と、媒体と刻印部材とをX−Y軸方向に
相対移動させるX−Y軸方向移動手段とを備えるので、
昇温手段で昇温された刻印部が刻印部材移動手段により
熱溶融インク部材を介して媒体に圧接され、X−Y軸方
向移動手段で媒体と刻印部材とをX−Y軸方向に相対移
動させることで、その接触面に熱と圧力と熱溶融インク
部材により凹状で着色された刻印が形成される。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
刻印装置において、媒体と刻印部材とをX−Y軸方向に
移動させる際に、刻印部を媒体に連続して圧接するか、
間欠的に圧接させるので、媒体には連続した刻印かドッ
ト状の刻印が形成されることになる。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、熱溶融インク部材を供給する供給部と、
この熱溶融インク部材を巻き取る巻取部とを備え、媒体
を刻印装置から取り外す動作と連動させて熱溶融インク
部材を巻き取るようにしているので、媒体を取り外す時
に、この媒体に熱で付着した熱溶融インク部材が巻き取
り動作時に媒体から剥がされ、媒体の取り出しをスムー
ズに行えると共に、熱溶融インク部材の絡みつきや損傷
を低減できる。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項1、2ま
たは3記載の刻印装置において、媒体を間に挟ん記刻印
部材と対向する側に、刻印部材による媒体への押圧力を
受ける押圧受け部材を設けるので、媒体への刻印時に、
媒体がこの押圧受け部材により刻印部材の反対側から支
えられ、安定した刻印動作を行えて媒体上に鮮明な刻印
を形成することができる。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項1乃至4
の何れか1つに記載の刻印装置における媒体をプラスチ
ックカードとし、熱溶融インク部材をプラスチックリボ
ンとしているので、昇温手段で昇温された刻印部材を媒
体に圧接した状態で、X−Y軸方向移動手段により媒体
と刻印部材とを相対移動させることで、刻印部が圧接さ
れた媒体面が溶かされて刻印がなされると共に、この刻
印に刻印部の熱により熱溶融インク部材が溶融して溶け
込むため、インクの付着不良やインクの落ちがなくな
り、視認性の良い刻印が形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明にかかる刻印装置は、凸活
字を設けた刻印部材を刻印したい数だけ揃えるものでは
なく、先端に刻印部が形成された刻印部材を、昇温手段
を用いてその先端に形成した刻印部を昇温し、媒体と刻
印部との間に熱溶融インク部材を介在させ、刻印部材移
動手段を用いて媒体に圧接して刻印する刻印位置と離間
した離間位置との間で移動させると共に、X−Y軸方向
移動手段を用いて媒体と刻印部材とをX−Y軸方向に相
対移動させて、刻印部で媒体に熱と圧力を加えながら所
望する文字や数字、記号等を刻印するものである。
【0012】媒体としてはプラスチック製の板状部材
や、磁気カードやICチップを有するカード等に代表さ
れる情報の記録再生を行える記録カード等が挙げられ
る。媒体がプラスチック製の記録カードであると、刻印
部の熱により熱溶融インク部材がカードに刻印される凹
状の文字や数字、記号等に溶け込みインクが容易に落ち
なくなる。熱溶融インク部材としては、インクに樹脂が
含有されたプラスチックリボン(レジンリボン)等がプ
ラスチック製の媒体に形成する刻印にインクを溶融一体
化する点では好ましい。
【0013】熱溶融インク部材を供給部から媒体と刻印
部との間に供給し、この供給した熱溶融インク部材を巻
取部で巻き取るようにすると、使用されていない熱溶融
インク部材を媒体と刻印部の間に供給できるので、刻印
に対するインクの付着ムラがなくなる。また、熱溶融イ
ンク部材は、刻印部で加熱されることにより媒体に溶着
する場合があるので、刻印した媒体を刻印装置から取り
外す動作と連動させて巻取部を動作して熱溶融インク部
材を巻き取るようにすると、この付着した熱溶融インク
部材を損傷させずに媒体から剥がすことができるので好
ましい。
【0014】媒体上に形成される刻印を連続あるいはド
ット状に形成したい場合には、刻印部を有する刻印部材
を連続的または間欠的に媒体と圧接するように動作させ
たり、あるいは媒体を刻印部に対して連続的または間欠
的に圧接させるように動作させても良い。
【0015】媒体と刻印部との間に供給する熱溶融イン
ク部材は、刻印部が圧接した状態で移動すると、すなわ
ち刻印動作が行われると、シワになることも想定される
ので、熱溶融インク部材を媒体の上部に供給した後に、
媒体側に押しつけると良い。
【0016】媒体を間に挟んで刻印部材と対向する側
に、刻印部材による媒体への押圧力を受ける押圧受け部
材を設けると、この押圧受け部材が刻印時の押圧力を受
けるので、媒体に対する刻印の圧力を安定させることが
でき、安定した刻印を行う点で好ましい。また、媒体に
対する刻印時の圧力を一定に保持するには、刻印部材と
刻印部の間にコイルスプリングやラバーブッシュ等に代
表される弾性部材を介装しても良い。
【0017】刻印部材移動手段としては、単に、刻印部
材を媒体に対して往復動作させる機構であっても良い
し、あるいは、この機構にX−Y軸方向移動手段を併設
した機構であっても良い。この場合、媒体は固定側とし
ても良いし、X−Y軸方向移動手段により刻印部材に対
応させてX−Y軸方向に移動させるようにしても良い。
【0018】刻印部材移動手段を、刻印部材を媒体に対
して往復動作させる機構とすると、ソレノイドやカム、
リンク機構等を単独あるいは適宜組み合わせた構成とし
ても良い。
【0019】昇温手段としては、刻印部材の内側や外側
にヒータを設けて加熱昇温したり、熱風発生機からの熱
風や高周波等を刻印部材に当てて加熱昇温するようにし
ても良い。刻印部材の昇温としては、刻印する媒体の材
質や刻印部材と媒体の間に介在させる熱溶融インク部材
等に応じて適宜温度設定したり、制御手段で電気的に温
度制御するようにしても良い。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1、図2に示す刻印装置は、媒体となるプ
ラスチック製のカード1に凹状の文字を刻印するための
ものである。ここで云う文字とは、ひらがな、カタカ
ナ、漢字、アルファベット、数字、その他の文字、及び
記号や図形等を指す。
【0021】刻印装置は、その金属製のベースフレーム
2上に金属製の支柱部3を固定し、この支柱部3の上端
に金属製の支持アーム4の一端4aを複数のボルト5で
固定して、略コの字状の基部を構成している。基部は、
支柱部3をベースフレーム2と一体成形したり、場合に
よっては支持アーム4も一体成形したものであっても良
い。
【0022】支持アーム4の他端4bには、先端6aに
刻印部7が形成された刻印部材となる刻印シャフト6が
支持アーム4を上下方向に貫通して摺動自在に支持され
ている。刻印シャフト6と刻印部7は、熱伝導性に優れ
た金属材から構成されている。刻印部7は直径0.3か
ら0.6mm程度で、図3に示すように、その先端が球
状に成った突部であり、刻印シャフト6の端面6bから
カード1に向かって突出している。なお、刻印部7の直
径や突出量は、刻印したい文字の太さや深さに応じて適
宜設定すれば良く、この数値に限定するものでない。刻
印部7としては、軸材の先端を球状に形成したものや、
球体そのもので構成し、刻印シャフト6に固定する。あ
るいは、刻印シャフト6と一体成形しても良い。
【0023】刻印シャフト6の他端6側は、刻印部材移
動手段となる電磁ソレノイド8に接続している。電磁ソ
レノイド8は、支持アーム4の上面4Aに固定されてい
て、通電されると図3に実線で示すカード1に刻印する
刻印位置まで刻印シャフト6を下げ、カード1に刻印部
7を圧接させるようになっている。刻印シャフト6の他
端6側の端面には、ハット状のバネ受け部材9がねじ1
0で固定されている。バネ受け部材9と電磁ソレノイド
8の上面8aとの間には、圧縮コイルバネ11が刻印シ
ャフト6に巻装されて配置されている。刻印シャフト6
は、この圧縮コイルバネ11を付勢力で通常、カード1
から離間した状態におかれいる。電磁ソレノイド8の外
周面8bには、ソレノイドの中心方向に向かってその上
端を屈曲したストッパ12が取付けされており、圧縮コ
イルバネ11で上方に付勢された刻印シャフト6の移動
を規制するようになっている。
【0024】支持アーム4の下面4Bには、断熱材13
を介して昇温手段となる昇温円筒ヒータ14が固定され
ている。この昇温円筒ヒータ14は、この中央の貫通孔
14aに刻印シャフト6を挿通し、同シャフト6を介し
て刻印部7を加熱昇温するものである。昇温円筒ヒータ
14には、図示しない温度調整手段となるサーミスタが
設けられていて、このサーミスタの作用になり刻印部7
の温度を110℃程度に保持するようになっている。本
例では、ストッパ12でその移動を阻止され、かつ、昇
温円筒ヒータ14内に刻印部7が位置する刻印シャフト
6の位置を刻印シャフト6の離間位置としている。
【0025】ベースフレーム2には、刻印シャフト6と
対向する部位に、押圧受け部材となる金属製のシャフト
15が、昇温円筒ヒータ14の下端面14bとの間に空
間Lを持って埋設されている。シャフト15の直径は、
刻印シャフト6の直径よりも大きく設定されている。
【0026】ベースフレーム2には、図1,図2,図4
に示すように、カード1をX軸方向とY軸方向に移動さ
せるX−Y軸方向移動手段16が設けられている。X−
Y軸方向移動手段16は、X軸方向移動手段17とY軸
方向移動手段18とを備えている。
【0027】X軸方向移動手段17は、ベースフレーム
2に固定したフレーム19の一側19aに正逆回転可能
な駆動モータM1を装着し、この駆動モータM1でフレ
ーム19の両側部19a,19bに水平に支持したねじ
軸20を正逆両方向に回転駆動するように構成されてい
る。ねじ軸20には、スライダ22が螺合している。こ
のスライダ22は、ねじ軸20の回転方向によりねじ軸
20上を往復動作するようになっている。スライダ22
は、両側部19a,19bに互いに平行でかつ水平に支
持された一対のガイド軸21に摺動自在に支持され、そ
の移動の安定化を図られている。
【0028】Y軸方向移動手段18では、正逆回転可能
な駆動モータM2をスライダ22に固定したフレーム2
3の一側部23aにブラケット24を介して装着してい
る。フレーム23の両側部23a,23bには、ねじ軸
25が回転自在に支持されている。ねじ軸25は、水平
かつ、ねじ軸20と平面視において直交するように配置
されている。ねじ軸25は、駆動モータM2と連結して
いて、正逆両方向に回転駆動されと共に、スライダ26
が螺合している。スライダ26は、ねじ軸25の回転方
向によりねじ軸25上を往復動作するようになってい
る。スライダ26は、両側部23a,23bに互いに平
行でかつ水平に支持された一対のガイド軸27に摺動自
在に支持されて、その移動の安定化を図られている。
【0029】スライダ26の上部26aは、シャフト1
5と相まって受け部材となる金属製のカード載置台28
が固定されている。カード載置台28は、カード1より
も十分に大きく形成された長方形状であって、空間L内
に配置されてシャフト15の上端面15aに摺接してお
り、下方からシャフト15によって支えられている。カ
ード載置台28の一側28aには、カード1の設置基準
面29a,30aを有するガイド部材29,30がねじ
31,32でそれぞれ固定されている。
【0030】カード1と刻印部7との間には、熱溶融イ
ンク部材としてプラスチックリボン33が供給部34と
巻取部35とからなるリボン搬送手段により供給される
ようになっている。供給部34には、図5に示すよう
に、ロール状のプラスチックリボン33aがガイド部材
29に設けたブラケット36で支持した軸37に回転自
在に保持されている。軸37は、ブラケット36に設け
た長孔38に挿入され、引っ張りバネ39で下方に付勢
されており、ロール状のプラスチックリボン33aの巻
き径が変化しても一定の位置からリボンを供給できるよ
うになっている。
【0031】巻取部35は、刻印後のプラスチックリボ
ン33bを巻き取るもので、カード1を挟んで供給部3
4と対向する取り出し側に配置されている。巻取部35
は、ガイド部材30の上部に駆動軸40の一端を回転自
在に支持し、この駆動軸40にホルダ41を装着しい
る。巻取部35は、このホルダ41にプラスチックリボ
ン33の先端を係止している。また、駆動軸40は、カ
ード載置台28上のカード1よりも、巻き取ったリボン
33bの最外周がカード1よりも常に上方に位置する位
置に配置されている。
【0032】駆動軸40の他端は、図1,図2,図4に
示すように、カード載置台28の他側28b側に配置し
たブラケット43に回転自在に支持されている。この駆
動軸40の先端には、歯車44が嵌合されている。歯車
44には、駆動モータM3の出力軸45に嵌合した歯車
46が噛合している。駆動モータM3の回転は、これら
歯車機構を介して駆動軸40に伝達されている。駆動モ
ータM3は、定速回転モータであって、プラスチックリ
ボン33を巻き取る方向に駆動軸40を回転させる向き
に回転駆動する。なお、プラスチックリボン33の初期
配置は、供給部34のロール状のプラスチックリボン3
3aの先端を伸ばし、その先端を巻取部35のホルダ4
1に係止し、カード1の載置前にカード載置台28と昇
温円筒ヒータ1の下端面14aとの間に介在させてお
く。
【0033】刻印装置は、カード1を装置から取り出す
取出機構50を備えている。取出機構50は、ブラケッ
ト43に設けた駆動モータM4と、カード1に摺接する
送りローラ51及び、両者をつなぐ伝達機構52から構
成されている。伝達機構52は、駆動モータM4の出力
軸56に一体回転可能に設けた駆動プーリ53と送りロ
ーラ51の支持軸57に一体回転可能に設けた従動プー
リ54と、及び両プーリに巻き掛けられた駆動ベルト5
5とからなり、駆動モータM4の回転を送りローラ51
に伝達している。駆動モータM4は、送りローラ51を
図4において反時計廻り方向に回転駆動するように、そ
の出力軸56を回転させる。
【0034】駆動モータM1,M2,M3,M4と電磁
ソレノイド8及び昇温円筒ヒータ14は、図1に示すよ
うに、制御手段となるコントローラ60と電気的に接続
されている。コントローラ60は、文字形成情報部61
と電気的に接続されている。コントローラ60は、周知
のマイクロコンピュータからその要部を構成されてい
て、文字形成情報部61から送られる文字情報に応じて
各駆動モータの駆動や回転方向を制御してカード載置部
28ををX−Y軸方向に自由に移動させると共に、電磁
ソレノイド8を駆動して刻印シャフト6の上下動を制御
している。このコントローラ60は、X−Y軸方向移動
手段の一部を構成している。コントローラ60は、メイ
ンスイッチ64を有し、このメインスイッチ64がオン
されると、コントローラ60が起動させると共に昇温円
筒ヒータ14に通電して発熱させ、刻印部7を加熱昇温
するようになっている。
【0035】本例において、コントローラ60は、1つ
の文字情報に対する刻印動作を行う際に、カード載置部
28をX−Y軸方向に移動してカード1をX−Y軸方向
に移動させると共に、その刻印移動中は常に電磁ソレノ
イド8を駆動し、刻印部7をプラスチックリボン33を
介してカード1に対して連続して圧接するように制御す
る。コントローラ60は、刻印すべき文字がカード1に
全て刻印されてカード取り出し時となると、電磁ソレノ
イド8への通電をオフし、駆動モータM4を駆動すると
共に、これに連動して駆動モータM3も駆動するように
なっている。また、コントローラ60は、図5に示すよ
うに、カード1の先端1aが刻印シャフト6の近傍に位
置するようにカード載置台28の初期位置を制御し、カ
ード1に対する刻印が進む毎にカード1を矢印方向に送
るべく、同方向にカード載置台28を移動させるように
駆動モータM1,M2を制御する。
【0036】カード載置台28上のカード1は、図示し
ないカード搬送機構によって供給部34側からカード載
置台28に搬送供給されるように成っている。あるいは
手でカード1を1枚ずつカード載置台28に供給するよ
うにしても良い。カード1の先端1a側に位置するカー
ド載置台28には、図示しない機構でカード載置台28
上に進退動作されるカードストッパ63が設けられ、送
りローラ51とガイド部材29,30と相まってカード
載置台28上におけるカード1の位置決めを行ってい
る。カードストッパ63は、通常カード載置台28上に
突出していてカード取り出し時となると、カード載置台
28の下方に退避するようになっている。カードストッ
パ63の上方には、カード載置台28のカード1を検知
するセンサS1が配置されている。センサS1には、光
学的なフォトセンサが用いられ、カード1を検知する
と、その検知情報をコントローラ60に入力している。
コントローラ60は、センサS1からカード検知情報が
入力されると、刻印動作をスタートさせるべく各駆動モ
ータや電磁ソレノイド8を駆動するようになっている。
【0037】このような構成の刻印装置による刻印動作
を説明する。メインスイッチ64をオンすると、昇温円
筒ヒータ14が発熱して刻印部7を加熱して所定温度に
保持する。このような待機状態で、カード載置台28上
にカード1が供給載置され、文字形成情報部61から刻
印すべき文字情報がコントローラ60に入力されると、
電磁ソレノイド8とX−Y軸方向移動手段16の駆動モ
ータM1,M2とが文字情報に応じて駆動制御される。
電磁ソレノイド8が駆動されると、図3に示すように、
離間位置にある刻印シャフト6が実線で示す刻印位置ま
で下げられ、刻印部7がプラスチックリボン33の上か
らカード1の上面に押圧される。また、駆動モータM
1,M2が駆動制御すると、カード載置台28が文字情
報、具体的には文字形状に応じてX−Y軸方向に移動す
る。
【0038】つまり、昇温された刻印部7をプラスチッ
クリボン33を介してカード1に圧接させた状態でカー
ド1を刻印したい文字の形状に移動させることで、カー
ド1を刻印部7によって溶かされながら移動してカード
1の表面に情報に応じた凹状の刻印を形成すると同時
に、刻印部7と当接しているプラスチックリボン33の
インクを溶かして刻印部7の周部に溶融させ、着色され
た凹状の刻印をカード1上に形成する。1つの文字の刻
印動作が終ると、Y軸方向移動手段18を用いてカード
載置部28が図4に2点鎖線で示す位置から実線で示す
位置に向かって移動され、次の文字情報に応じた刻印動
作が行われる。この刻印動作は、文字情報に対応する刻
印がカード1に全て形成されるまで行なわれる。
【0039】カード1に刻印される刻印文字の例を図6
に示す。本例では、1つの文字の刻印中において、刻印
部7はカード1に連続して接触しているので、図6
(a)に示すように、数字やローマ字、あるいは、図6
(c)に示すカタカナや連続した線で構成された図柄等
を形成することができる。
【0040】図6(c)に示す漢字やひらがな、あるい
は、離れた部位の多い文字を刻印する場合には、1文字
毎に刻印部7をカード1に連続接触させるのではなく、
刻印したい文字の連続した部位毎に対応させて電磁ソレ
ノイド8をオン/オフ制御すれば良い。また、図6
(b)に示すように、ドット状の刻印を形成する場合に
は、電磁ソレノイド8を断続的に駆動し、刻印部7を間
欠的にプラスチックリボン33を介してカード1に圧接
し、その圧接部を加圧、溶融させれば良い。
【0041】従って、刻印したい文字やそのサイズに対
応する刻印部材を装置に設けなくとも、刻印したい文字
に応じて、昇温された刻印部7をプラスチックインク3
3を介して上下動させるながらカード1に圧接し、カー
ド1をX−Y軸方向に移動させることで、刻印部7と接
触したカード1上に熱と圧力とインクにより凹状で着色
された刻印を形成することができる。刻印部材を従来の
ように刻印したい文字の種類だけ設けなくて良いので、
装置が小型、軽量となる。
【0042】刻印動作が終了すると、駆動モータM4が
駆動される共に、このモータと同期して駆動モータM3
も駆動され、カードストッパ63がカード載置台28上
から退避される。すると、図7に示すように、送りロー
ラ51が回転駆動されてカード載置台28上のカード1
が矢印方向に送り出されると共に、駆動軸40も回転駆
動してカード1上のプラスチックリボン33をホルダ4
1に巻き取る。
【0043】この時、プラスチックリボン33は、図8
に示すようにカード1に形成した刻印部やその周部に溶
着しているが、送りローラ51の送り作用とホルダ41
の巻き取り作用により、カード1からめくり上げられる
ように剥がされるので、リボンを破損することなくカー
ド1から剥がす個とができると共に、剥がしたリボンが
絡まることがない。よって、刻印装置から刻印済みのカ
ード1をスムーズに取り出すことができる。
【0044】また、カード1を間に挟んで刻印シャフト
6と対向したベースフレーム2に、シャフト15を設
け、カード載置部28を下方から支えるようにしている
ので、カード1への刻印時に、カード載置部28を安定
した状態で移動させることができると共に、刻印時にカ
ード1に加わる圧力をカード載置部28とシャフト15
で受けることができるので、鮮明に刻印することができ
る。さらに、昇温円筒ヒータ14で昇温した刻印部7を
カード1に圧接させた状態でカード1を移動させて刻印
するので、従来の凸活字を有する刻印部材と受け部材で
カード1をプレスして刻印を形成する場合に比べ、カー
ド1にかかる応力を低減でき歪を少ないカード1とな
る。
【0045】この実施例では採用していないが、カード
載置部28に保持されたカード1の前後端よりも外側に
位置するカード載置部28の上方に、カード1の幅以上
の長さを有する角状の部材を上下動可能に配置する。そ
して、カード1をカード載置部28に供給した後に、こ
の角状の部材でカード1の前後端よりも外側に位置する
プラスチックリボン33をカード載置部28に対して押
さえつけると、カード1に対してプラスチックリボン3
3が張られた状態で圧接され、かつ、その位置を定めら
れるので、刻印時におけるプラスチックリボン33のシ
ワやよれを抑えられる。従って、カード1に形成される
刻印に対するインクの付着ムラを防止して明瞭な刻印を
形成できる。
【0046】あるいは、図9に示すように、プラスチッ
クリボン33の上方に電磁ソレノイド73で駆動される
枠板70を設ける。枠板70には、文字、記号、図形等
を記入する範囲を十分にカバーする開口部71が形成さ
れると共に、プラスチックリボン33と対向する面に、
スポンジやゴム等の摩擦係数の大きな弾性部材72が貼
設する。枠板70は、軸74を中心に回動自在なアーム
75を介して電磁ソレノイド73の可動片73aと連結
する。そして、この電磁ソレノイド73を吸引して枠板
70を下降して弾性部材72でプラスチックリボン33
と一緒にカード1をカード載置台28に押し付けると、
プラスチックリボン33のシワや予期せぬ移動、及びカ
ード1の予期しない移動を防止でき、明瞭な刻印を形成
することができる。
【0047】枠板70とアーム75とを固定した状態で
連結すると、枠板70の上下動に伴いプラスチックリボ
ン33に対する開口部71の位置がずれるので、図9に
示すように、軸76を介して枠板70をアーム75に揺
動自在に支持すると、開口部71とプラスチックリボン
33との位置関係を安定させることができ、刻印すべき
範囲に確実に刻印できる。電磁ソレノイド73の吸引力
や枠板70の質量によりカード1に対する押圧力を調整
することで、湾曲したカード1を矯正できるので、湾曲
したカード1にも明瞭な刻印を形成することができる。
また、軸76を支持するアーム75と図示しない装置の
フレーム等の不動部との間に引っ張りコイルバネ77を
介装してアーム75を上方に向かって引っ張ることで、
電磁ソレノイド73の吸引動作の終了と同時に、枠板7
0をプラスチックリボン33から離すことができる。
【0048】このように、熱溶融インク部材や、媒体を
押圧する押圧手段を刻印装置に設けることで、熱溶融イ
ンク部材の耐久性を向上させることができると共に、媒
体の状態にかかわらず明瞭な刻印を媒体に形成すること
ができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、昇温手段
で昇温された刻印部材が刻印部材移動手段により熱溶融
インク部材を介して媒体に圧接され、X−Y軸方向移動
手段で媒体と刻印部材とをX−Y軸方向相対移動させる
ことで、その接触面に熱と圧力と熱溶融インク部材によ
り凹状で着色された刻印が形成されるため、形成したい
刻印文字に対応する刻印部材を装置に全て設けなくて済
み、小型で刻印できる文字や記号、数字や図形等が豊富
で、刻印部材の管理に手間がかからなくなる。熱溶融イ
ンク部材を刻印部で加熱しながら媒体に押圧するので、
単なる圧接によるインクの付着に比べてカードに形成し
た刻印部に対するインクの付着力が強くなり、形成した
刻印の視認性が良くなり、明瞭な刻印を形成できる。ま
た、昇温された刻印部を媒体に圧接させて刻印するの
で、従来の凸活字を有する刻印部材と受け部材で媒体を
プレスして刻印を形成する場合よりも媒体にかかる応力
が低減され、媒体の歪を低減することができる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、刻印部材の
動作を制御することで媒体に対して連続した刻印やドッ
ト状の刻印が形成されるので、請求項1記載の発明の効
果に加えて、より多種な刻印を装置の大型化を図ること
なく媒体に形成することができる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、媒体に熱で
付着した熱溶融インク部材が巻取部で巻き取られるの
で、請求項2記載の発明の効果に加えて、媒体の取り出
しをスムーズに行えると共に、熱溶融インク部材の絡み
つきや損傷を低減でき、スムーズに媒体の取り出しを行
える。
【0052】請求項4記載の発明によれば、媒体への刻
印時に媒体が押圧受け部材により刻印部材の反対側から
支えられるので、上記各発明の効果に加えて、安定した
刻印動作を行え、媒体により鮮明で明瞭な刻印を形成す
ることができる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、昇温手段で
昇温された刻印部材を媒体に圧接した状態で、X−Y軸
方向移動手段により媒体と刻印部材とを相対移動させる
ことで、刻印部材が圧接された媒体面が溶かされて刻印
されると共に、この形成された刻印に刻印部の熱により
熱溶融インク部材が溶融して溶け込むため、インクの付
着不良やインクの落ちがなくなり、上記各請求項記載の
発明の効果に加えて、より視認性が良く明瞭な刻印を媒
体上に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す刻印装置の全体構成を
示す正面図である。
【図2】図1に示す刻印装置の平面図である。
【図3】刻印部材と刻印部材移動手段の一構成例並びに
刻印状態を示す断面図である。
【図4】X−Y軸方向移動手段と巻取部の一構成例を示
す拡大図である。
【図5】熱溶融インク部材及びその供給部と巻取部の一
構成例を示す断面図である。
【図6】カードとそれに形成される刻印文字の種類の一
例を示す平面図である。
【図7】カードの取り出し動作と、巻取部による熱溶融
インク部材の巻取り動作を示す拡大斜視図である。
【図8】カードに溶着した熱溶融インク部材の剥がれ状
態を示す拡大断面図である。
【図9】熱溶融インク部材とカードを押圧する押圧手段
の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 媒体 6 刻印部材 7 刻印部 8 刻印部材移動手段、 14 昇温手段 15,28 押圧受け部材 16 X−Y軸方向移動手段 33 熱溶融インク部材 34 供給部 35 巻取部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体に文字を刻印するための刻印装置にお
    いて、 先端に刻印部が形成され、上記媒体に圧接して刻印する
    刻印位置と上記媒体から離間した離間位置との間を移動
    自在に設けられた刻印部材と、 この刻印部材を上記刻印位置と上記離間位置との間で移
    動させる刻印部材移動手段と、 上記刻印部材の刻印部を昇温する昇温手段と、 上記媒体と上記刻印部材との間に介在される熱溶融イン
    ク部材と、 上記媒体と上記刻印部材とをX−Y軸方向に相対移動さ
    せるX−Y軸方向移動手段とを備えたことを特徴とする
    刻印装置。
  2. 【請求項2】上記媒体と上記刻印部材とをX−Y軸方向
    に移動させる際に、上記刻印部を上記媒体に連続的に、
    または間欠的に圧接させることを特徴とする請求項1記
    載の刻印装置。
  3. 【請求項3】上記熱溶融インク部材を供給する供給部
    と、上記熱溶融インク部材を巻き取る巻取部とを備え、 上記媒体を上記刻印装置から取り外す動作と連動させて
    上記熱溶融インク部材を巻き取ることを特徴とする請求
    項2記載の刻印装置。
  4. 【請求項4】上記媒体を間に挟んで上記刻印部材と対向
    する側に、上記刻印部材による上記媒体への押圧力を受
    ける押圧受け部材を設けたことを特徴とする請求項1、
    2または3記載の刻印装置。
  5. 【請求項5】上記媒体は、プラスチックカードであり、
    上記熱溶融インク部材は、プラスチックリボンであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の刻
    印装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210093A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Toppan Printing Co Ltd 通信距離評価装置及び通信距離評価方法
JP2011251409A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Fuji Impulse Kk 印字装置
CN104943342A (zh) * 2015-06-25 2015-09-30 刘海明 一种组合生产线中的凹版印刷机

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