JPH11309694A - 切断刃の向き制御装置及びその制御方法 - Google Patents

切断刃の向き制御装置及びその制御方法

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JPH11309694A
JPH11309694A JP11846898A JP11846898A JPH11309694A JP H11309694 A JPH11309694 A JP H11309694A JP 11846898 A JP11846898 A JP 11846898A JP 11846898 A JP11846898 A JP 11846898A JP H11309694 A JPH11309694 A JP H11309694A
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cutting
cutting edge
cut
cutter shaft
cutter
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JP11846898A
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Koujiro Yamamoto
好次郎 山本
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被切断物を所定の向きに切断するに際して、
切断刃43の刃先の向きを予め切断方向に向くようにカ
ッター軸40を回動させる。 【解決手段】 切断刃43が下端に備えられたカッター
軸40をカッターホルダに対して回転可能且つ昇降可能
に構成し、カッターホルダと被切断物とを、当該被切断
物の延びる平面上にて相対的に移動させて、被切断物を
所定の方向に切断するに際して、カッター軸40と一体
的に回動可能に装着した向き制御体50における抵抗部
51が切断刃43の切先43aを挟んで刃先43bの真
後ろに位置することと、カッター軸40がその回転中心
回りに回動自在であることとが相俟って、被切断物とカ
ッターホルダとの相対移動時に、抵抗部51が被切断物
の表面に当接する抵抗力にて、カッター軸40を回動さ
せて、切断刃43の刃先43bの向きが常に切断方向に
向かうように制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート類を任意の
所定平面視形状に切断するカッティングプロッタにおけ
る切断刃の向きを制御する装置の構造及び制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ラベルシートや、型紙シート、ストリッ
プコートシート等の被切断物をロール紙として供給し、
搬送されこのロール紙の表面所定箇所に印刷した後、ハ
ーフカット状態及び全カット状態で平面視略矩形状等の
所定の方向に切断するに際して、特開昭61−1523
91号公報や特開平6−8193号公報等に開示されて
いるように、カッターホルダ内にカッター取付け軸を、
その軸線回りに回動可能に保持すると共に、このカッタ
ー取付け軸の先端に、下端に傾斜状の刃先を有する切断
刃を取付け、この刃先の下端(切先)を前記カッター取
付け軸の回転中心軸に対して所定寸法だけオフセット
(偏心)させる。
【0003】これにより、切断刃の切先を被切断物の表
面に押しつけた状態にして、カッターホルダと被切断物
とを相対的に移動させると、切断刃における刃先は、前
記移動に伴う被切断物との抵抗により最も抵抗力の少な
い方向に刃先が向かうようにカッター取付け軸がその軸
心回りに回動する。この刃先が向かう方向が切断方向に
一致することになり、任意の方向に切断できることにな
る。
【0004】しかしながら、この種の切断装置では、カ
ッター取付け軸が自由回転するため、被切断物に切先を
接触させて移動させなければ、刃先の向きが決まらな
い。即ち、被切断物の切断を開始する始点に切先を置い
てもそれだけでは、切断方向が定まらないから、切断し
始めたときに切先が回転する回転軌跡ができてしまうと
いう問題があった。この問題を解決する一つの方法は、
切断開始前に別の箇所(ダミー箇所)で切断刃の切先を
振れさせて所定の切断方向に移動させて刃先の向きを決
定するというダミーカットの工程の次にカッターホルダ
を上昇させて、真の切断開始箇所にカッター取付け軸を
下ろして切断することが考えられる。しかし、この方法
では、複雑な形状を切り抜く場合、前記ダミーカットの
工程が必要となり、切断作業が煩わしく、又効率が悪く
なるのであった。
【0005】この不都合を解消する手段として、実公平
6−16714号公報では、カッター取付け軸を正逆回
転可能な駆動モータにより軸線回りに回動制御させて、
所定の方向に刃先を向けるようにすることが提案され
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成では、カッターホルダに前記駆動モータや回転力伝達
機構としての歯車等の伝動機構を設けなければならず、
構成が複雑になると共に、カッター取付け軸が駆動モー
タ及び伝動機構に拘束されているから、被切断物を切断
中も刃先の向きを常時制御しなければならず、この制御
が複雑となって、切断装置全体が高価になるという問題
があった。
【0007】本発明は、簡単な構成で、切断刃の刃先の
向きを移動方向に向かわせることができる切断刃の向き
制御装置及びその制御方法を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の切断刃の向き制御装置は、
切断刃が下端に備えられたカッター軸をカッターホルダ
に対して回転可能且つ昇降可能に構成し、カッターホル
ダと被切断物とのいずれか一方もしくは双方を、当該被
切断物の延びる平面上にて相対的に移動させることによ
り、その相対的移動方向に切断するカッティングプロッ
タにおいて、平面視において、前記切断刃の切先と刃先
とを結ぶ線上にて且つ前記切先を挟んで刃先と反対側
に、被切断物の表面に摺接する抵抗部を備えた向き制御
体を、前記カッター軸と一体的に回動可能に装着したも
のである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の切断刃の刃先の向き制御装置において、前記向
き制御体はカッター軸に対して昇降可能に装着されてい
るものである。そして、請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載の切断刃の向き制御装置において、前記向き
制御体には、前記抵抗部を上下に弾性変形可能な連設部
を介して突設させ、向き制御体をカッター軸に対して昇
降不能に装着したものである。
【0010】さらに、請求項4に記載の発明の切断刃の
向き制御方法は、平面視において、カッター軸の下端の
切断刃における切先と刃先とを結ぶ線上にて、且つ前記
切先を挟んで刃先と反対側に抵抗部を備えた向き制御体
を、カッター軸に対して少なくとも回動不能に装着し、
被切断物における切断開始点より手前の助走区間におい
て、前記抵抗部のみを被切断物の表面に摺接させて前記
切断開始点に向かって切断刃を接近させるように制御す
ることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について、図面を参照しながら詳述する。図1は本発
明を適用するタック紙の印刷装置1の平面図、図2は側
断面図、図3はカッターホルダの昇降機構部の側面図、
図4はタック紙のためのロール紙の斜視図、図5切断部
の正面図、図6は切断刃の向き制御装置の斜視図であ
る。
【0012】タック紙の印刷装置1に使用する被切断物
としてのロール紙2は、図4に示すように、表面に印刷
可能な帯状の記録紙3の裏面に感圧接着剤等の粘着剤を
塗布し、この粘着剤層を帯状の離型紙4の表面に付着さ
せたもので、通常、このロール紙2は紙管5に巻回して
ある。なお、記録紙3は普通紙の他、光沢紙や合成樹脂
フィルムもあり得る。
【0013】タック紙の印刷装置1における左右両側の
シャーシフレーム6,6の一側には、前記紙管5ごとロ
ール紙2を交換可能で、且つロール紙2の紙管5を回転
自在に軸支できる構造の左右一対の支持手段7a,7b
が配置されている。この場合前記左右一対の支持手段7
a,7bを各シャーシフレーム6,6の外側から差し込
んで紙管5の両端内径部に挿入してロール紙2の巻回部
2aを回転可能に支持し、ロール紙2の交換時には、前
記左右一対の支持手段7a,7bを各シャーシフレーム
6,6の外側に抜き出せば良い。
【0014】前記一対のシャーシフレーム6,6間を連
結する連結フレーム8には、横軸9を介して左右一対の
揺動アーム10,10が支持されており、この一対の揺
動アーム10,10の先端に回転自在に支持される押圧
駆動ローラ11は、前記ロール紙2の巻回部2aの下側
から外周面に当接するように、図示しない付勢ばねによ
り揺動アーム10,10を上向き回動付勢されている。
そして、押圧駆動ローラ11は、後述する歯車伝動機構
22を介して回転駆動し、ロール紙2を印字ヘッド13
とプラテンローラ14等とからなる印字部12の方向に
搬送し(送り出し)、また、後述するハーフカットのた
めに巻き戻すことができるように構成されている。本実
施例では、前記印字ヘッド13は前記ロール紙2の幅寸
法にほぼ等しい横長のライン型サーマルヘッドを使用
し、記録紙3として感熱紙を使用する。
【0015】印字ヘッド13の他の実施例として、イン
クジェット式のものや、インクリボンを介してドットピ
ンもしくはサーマルヘッドにより印字するタイプのもの
を利用しても良い。前記印字部12よりもロール紙2の
搬送下流側には、下面に切断部ベッド16と、その上方
にてロール紙2の幅方向に往復移動可能なカッターホル
ダ17とからなる切断部15が配置される。この切断部
15には、前記切断部ベッド16よりも搬送下流側に、
駆動ローラ19と、付勢ばね21により下向き回動付勢
された揺動レバー18の先端に支持された押圧するピン
チローラ20とからなる搬送ローラ対が配置されてい
る。
【0016】前記一方のシャーシフレーム6(実施例で
は図1の搬送方向右側のシャーシフレーム6)の内側等
に固定した正逆回転可能なステップモータ等の第1駆動
モータ23から、前記シャーシフレーム6の外側に配置
した複数の歯車群からなる第1歯車伝動部22aを介し
て伝動軸24を駆動させ、この駆動軸24から、前記一
方の揺動アーム10に配置された第2歯車伝動部22b
を介して押圧駆動ローラ11を駆動させる。他方、前記
第1駆動モータ23から第3歯車伝動部22cを介して
プラテンローラ14及び駆動ローラ19を同じ方向に回
転駆動させる。
【0017】なお、前記第1駆動モータ23が正回転
(図2において反時計回り回転)するとき、押圧駆動ロ
ーラ11は時計回りに回転し、プラテンローラ14及び
駆動ローラ19は反時計回りに回転させることにより、
ロール紙2の巻回部2aを反時計回りに回転させて紙を
送り出す方向に搬送する。逆に、前記第1駆動モータ2
3が逆回転(図2において時計回り回転)するとき、押
圧駆動ローラ11は反時計回りに回転し、プラテンロー
ラ14及び駆動ローラ19を時計回り回転させることに
より、ロール紙2の巻回部2aを時計回りに回転させて
紙を巻き戻すものである。
【0018】他方、カッティングプロッタとしての前記
カッターホルダ17をロール紙2の搬送方向に対して直
交する幅方向に往復移動可能ならしめるため、当該カッ
ターホルダ17を固定したキャリッジ26は左右のシャ
ーシフレーム6、6に装着された一対のプーリ27,2
7に巻回したタイミングベルト28の一箇所に連結され
ており、シャーシフレーム6(実施例では図1の搬送方
向右側のシャーシフレーム6)の外側に固定した正逆回
転可能なステップモータ等の第2駆動モータ29から、
複数の平歯車とベベルギヤ等からなる第4歯車伝動部3
0を介して動力伝達し、前記一方のプーリ27を駆動さ
せるものである。
【0019】さらに、図1、図3及び図5に示すよう
に、キャリッジ26の基端は、左右のシャーシフレーム
6、6に固定された主ガイド軸31に摺動自在に被嵌さ
れ、該キャリッジ26の中途部に摺動可能に貫通させた
補助ガイド軸32の両側部は、左右のシャーシフレーム
6、6に設けた回動アーム33,33に取付けられてお
り、補助ガイド軸32の一端に連結する作動リンク34
を介して第1アクチュエータ35の出力軸35aに連結
し、図示しない付勢ばねにてカッターホルダ17の下端
(切断刃43が突出する側)が切断部ベッド16の上面
に押圧するように付勢されている。そして、他方のシャ
ーシフレーム6の外面に設けた第1アクチュエータ35
の作動程度に応じて、図3において出力軸35aが上向
きに移動する量が少なくとも3段階に変動し、作動リン
ク34、回動アーム33及び補助ガイド軸32を介して
キャリッジ26を上向き回動させてカッターホルダ17
における切断刃43の下端(切先43a)が被切断物で
あるロール紙2の上面から大きく離れる位置と、後述す
るように向き制御体50における抵抗部51のみがロー
ル紙2の上面に当接する高さ位置まで下降し、さらに、
切断刃43の下端(切先43a)が切断用ベッド16の
上面に到達するまで下降するよう構成されている。
【0020】なお、前記揺動アーム18も図示しない第
2電磁ソレノイドにて上下揺動させることができる。次
に、カッティングプロッタとしてのカッターホルダ17
に装着された切断刃43の向きの制御装置の構成につい
て説明する。第1実施例として図6〜図9に示すカッタ
ーホルダ17における下部の案内筒部17a内には、丸
棒状のカッター軸40がベアリング42を介して軸心回
りに回動可能に嵌挿されている。前記案内筒部17aの
上に連設された中空ケース部17bとその上側を覆う蓋
部17cとで囲まれた室44内に、前記カッター軸40
の上端部を臨ませ、該室44内にて、該カッター軸40
の円錐状のピボット部は上位置のベアリングケース41
内のピボット玉軸受41aにて回動可能に支持されてい
る。ベアリングケース41の上側を覆うカバー体45の
上面は、蓋部17cに螺合させた調節ネジ46の半球状
下端部にけ押圧され、ハーフカットの深さ等、カッター
軸40の上下位置もしくはピボット玉軸受41aとの摺
接程度を調節できるように構成されている。前記調節ネ
ジ46が不用意に回動しないように、蓋部17cの上面
には、ストッパーねじリング47が配置されている。な
お、カッター軸40上下中途位置には、下向き脱落防止
用の突起40bが形成されている。
【0021】カッター軸40の下端には、図10(a)
及び図10(b)に示すような切断刃43が一体的に設
けられている。また、図示実施例においては、切断刃4
3の刃先43bの下端である切先43aは、カッター軸
40の回転中心軸線40aに対して切断方向(矢印Kで
示す)に対して下流側に所定距離L1だけオフセットさ
れているが、本発明においては後述する理由からこのオ
フセットは不用である。
【0022】前記カッター軸40の下部には、前記切断
刃が下向きに突出するように円柱状のストッパー体48
が止めネジ49等を介して脱落不能に固定されている。
このストッパー体48の上側で前記案内筒部17aの下
端より下方位置には、本発明の向き制御体50の基部が
カッター軸40と一体的に回動可能で且つカッター軸4
0の軸線に沿って上下移動可能に装着されている。そし
て、図6及び図10に示すように、第1実施形態におけ
る向き制御体50には、平面視において、前記切断刃4
3の切先43aと刃先43bとを結ぶ線上にて且つ前記
切先43aを挟んで刃先43bと反対側に、被切断物と
してのロール紙2の表面に摺接する抵抗部51が丸軸状
に下向きに突設されているものである。しかも、金属板
製もしくは合成樹脂製の向き制御体50は、前記カッタ
ー軸40と一体的に回動可能で、カッター軸40に対し
てその軸線40a方向(上下方向)に摺動移動可能に装
着されている。そのため、カッター軸40の周面の一部
を軸線40aに沿って長手の平坦面を形成する等、カッ
ター軸40の断面を非円形状に形成し、向き制御体50
を前記軸線40aに沿ってのみ上下摺動移動可能となる
ように被嵌させて良いのである。
【0023】次に、全カット及びハーフカットの切断深
さ調節の構成について説明する。図5、図6及び図11
に示すように、印刷装置1の一方のシャーシフレーム6
の内面には、前記円柱状のストッパー体48が上下及び
横方向に通過可能な横向き一側部が開放された通過溝5
2aを有する支持部材52を突設している。そして、こ
の支持部材52及び前記ストッパー体48を永久磁石材
料(保磁力の大きい磁性体)にて構成する一方、切断深
さ(ハーフカットの深さ)を調節するための円盤状のス
ペーサ55を、前記磁力によって吸着可能な鉄材料等の
磁性体にて形成する。このスペーサ55の中心には、前
記切断刃43が上下に通過し得る孔を穿設すると共に、
スペーサ55の外径D2を前記通過溝52aの幅寸法H
2より大きく、且つ向き制御体50における抵抗部51
に干渉しない程度に設定する。そして、前記ストッパー
体48の下面にスペーサ55が吸着された状態で、切先
43aからスペーサ55の下面迄の寸法がハーフカット
の深さになるようにスペーサ55の厚さ寸法を設定する
ものである。
【0024】前記支持部材52の下面には、スペーサ5
5が横に位置ずれしないようにするための複数の規制突
起53、54が設けられている。前記支持部材52を配
置するため、図5に示すように、切断部ベッド16の一
側に凹所59を形成し、該凹所59の上方に支持部材5
2を固定し、通過溝52aの開放端側を切断部ベッド1
6の一側縁16aに向かうように配置する。
【0025】後述するように、ストッパー体48の下面
にスペーサ55が磁気吸着された状態にて、カッター軸
40(カッターホルダ17)が支持部材52の下面側に
移動するときや、支持部材52から離れる方向に移動す
るとき、及び支持部材52における通過溝52aに向か
って接離するようにカッター軸40(カッターホルダ1
7)を上昇もしくは下降させるときに、スペーサ55、
ストッパー体48及び向き制御体50、特に抵抗部51
が切断部ベッド16の一側縁16aや、支持部材52の
自由端側縁等に干渉せずに移動が許容される程度に該凹
所59における支持部材52の自由端から切断部ベッド
16の一側縁16a迄の寸法を設定し、また、前記カッ
ター軸40の昇降時に切断刃43の切先43aが凹所5
9の底面に衝突しない程度に、支持部材52から凹所5
9の底迄の深さを設定する。
【0026】なお、スペーサ55を永久磁石材料にて構
成する一方、ストッパー体48及び支持部材52を鉄材
料等、前記スペーサ55に磁気吸着できる材料にて構成
しても良いのである。次に、タック紙の印刷装置1の動
作について説明する。ロール紙2を印刷装置1の所定箇
所にセットし、該ロール紙2の先端を印字部12の近傍
に位置させておき、図示しない電源を投入する。図示し
ないパーソナルコンピュータ(パソコン)等の外部装置
もしくは印刷装置1で予め作成された文字、記号画像等
の画像データが、印刷装置1におけるコントローラ内の
記憶部(メモリ)に伝送された後、印刷開始の指令を受
けると、第1駆動モータ23が正回転し、巻回部2aを
下側から外周面に押圧している押圧駆動ローラ11を正
回転させてロール紙2をプラテンローラ14と印字ヘッ
ド13との間に前進させながら、前記画像データを展開
して文字の場合にはキャラクタデータをサーマルヘッド
である印字ヘッド13に送り、所定の発熱素子を駆動し
て感熱紙である記録紙3に文字56(図4参照)等を印
字する。ロール紙2の先端が切断部15におけるピンチ
ローラ箇所に到達すると、駆動ローラ19と押圧ローラ
20とにより挟まれたロール紙2が図2の左方向に搬送
(送り出し)される。
【0027】次に、カッティングプロッタとしてのカッ
ターホルダ17による全カット及びハーフカットの動作
並びに切断刃43の向きの制御について説明する。図4
に示すように、ロール紙2を幅方向に切断して搬送方向
の前端側の断片として切り離す場合(全カットの場合)
には、予め、カッターホルダ17を図5の左方向に移動
させ、支持部材52における通過溝52aの開放側から
ストッパー体48の側面が嵌まるように進入させ、次い
で、カッターホルダ17を全体として大きく上昇させる
ため、第1アクチュエータ35を作動させて回動アーム
33及び補助ガイド軸32を介してキャリッジ26を上
向き回動させる。カッターホルダ17の上昇につれて、
永久磁石である支持部材52の下面にスペーサ55が磁
気吸着され、当該スペーサ55がストッパー体48の下
面から引き剥がされて外れるので、ストッパー体48の
下面から切先43aまでの高さ寸法が全カットの深さに
なるようにセットできる。次いで、切断用ベッド16方
向にカッターホルダ17を移動させる。
【0028】図12に示すように、所定の切断開始点S
より若干手前位置(切断方向の後側位置)の助走開始点
ARの位置にて第1アクチュエータ35を作動させて、
カッターホルダ17における前記向き制御体50の抵抗
部51のみが記録紙3の表面に当接するように下降させ
る(図7参照)。この状態で、キャリッジ26のみの横
移動、もしくはキャリッジ26の横移動とロール紙2の
搬送、もしくはロール紙2のみの搬送する。換言する
と、カッターホルダ17とロール紙2とを相対的にXY
方向に移動させる。
【0029】このとき、カッター軸40は回転中心線4
0aの回りで回転自在であり、且つこのカッター軸40
と一体的に水平回転する向き制御体50における抵抗部
51が切先43aを挟んで刃先43bの真後ろに位置し
ているから、このカッター軸40とロール紙2との相対
移動につれて前記抵抗部51とロール紙2(記録紙3)
との抵抗力(摩擦力)のため、当該抵抗部51が移動方
向の真後ろ側になるようにカッター軸40を強制的に回
転させ、刃先43bに切断方向に向くように向きの自動
制御が実行されるのである。この場合、抵抗部51はカ
ッター軸40は回転中心線40aから大きく離れた位置
であるから(回転モーメントの作用腕長さが大きいか
ら)、小さい抵抗力(摩擦力)であっても、カッター軸
40を回動させるための回転モーメント力を大きくで
き、迅速にカッター軸40の向きを変えることができる
のである。
【0030】この状態にて、カッターホルダ17(切断
刃43)を切断開始点Sに近づけ、この切断開始点Sに
切断刃43の切先43aが到達した時点で、第1アクチ
ュエータ35をさらに作動させて、カッターホルダ17
を下降し、図示しない付勢ばねにて下向きに押圧した状
態にて、図9に示すように、切断刃43を全カット位置
まで下降させて記録紙3と離型紙4とを同時に切断(全
カット)する。
【0031】図12に示すように、切断終点Eに前記切
先43aが到達した時点で、第1アクチュエータ35を
作動させて、カッターホルダ17を大きく上昇させ、切
先43aが記録紙3の表面から離れるようにし、次の切
断開始点Sより若干手前位置(切断方向の後側位置)の
助走開始点ARの位置にて抵抗部51のみが記録紙3の
表面に当接するように下降させるというように切断刃4
3の向きの制御ができるのである。なお、助走開始点A
Rから切断開始点S迄の移動区間を助走区間と称する。
【0032】他方、記録紙3の部分のみを所定の略矩形
や楕円形等の平面形状のタック紙3a(図4参照)とな
るように切断(ハーフカット)するには、再度、前記支
持部材52の上方にカッターホルダ17を接近移動さ
せ、通過溝52aの上方にストッパー体48を位置さ
せ、そのままカッターホルダ17を下降させると、マグ
ネット(永久磁石)であるストッパー体48の下面にス
ペーサ55が磁気吸着される一方、支持部材52の下面
からは外れる。これにより、スペーサ55の下面から切
先43aまでの高さ寸法がハーフカットカットの深さと
なるようにセットできる。
【0033】この状態で、前述と同様に、切断開始点S
より若干手前位置(切断方向の後側位置)の助走開始点
ARの位置にて抵抗部51のみが記録紙3の表面に当接
するように下降させて切断開始点Sに接近させると、上
述と同様に前記抵抗部51の作用により、切断刃43の
刃先43bを切断方向に向かわせることができる。切断
開始点Sに切先43aが位置すれば、第1アクチュエー
タ35の作動により、カッターホルダ17を下降させる
と、スペーサ55の下面が記録紙3の表面に当接して切
断刃43をハーフカットの深さまで押し込むことができ
る(図8参照)。この状態で、カッターホルダ17とロ
ール紙2とを相対的にXY方向に移動させて切断終点E
までハーフカットの切断を実行することができるのであ
る。
【0034】図13及び図14は、切断刃43の向き制
御装置の第2実施形態であり、この向き制御体60は金
属板製もしくは合成樹脂製であって、向き制御体60の
基部から一体的に横下向き方向に延びる連設部60aの
下端に側面視下向き凸湾曲状の抵抗部61が一体的に形
成されている。そして、前記連設部60aは上下方向弾
性変形可能な弾力が付与されているものである。そし
て、その第1変形例としては、向き制御体60をカッタ
ー軸40に対して上下に摺動自在なボス体62に固定す
る。摩擦係数の小さい材料からなるボス体62はストッ
パー体48にて脱落不能に支持されるように構成するも
のであり、そのときの向き制御体60における抵抗部6
1の作用・効果は前記第1実施形態とほぼ同様である。
連設部60aが上下方向に弾性変形可能であることよ
り、ロール紙2の全体の厚さ若干異なる場合に、カッタ
ー軸40へのストッパー体48の固定高さ位置を一々変
更しなくても、抵抗部61のみを被切断物の表面に当接
させることができる。また、ハーフカットすべき記録紙
3の厚さが若干異なる場合にも、厚さの異なるスペーサ
55に一々変更しなくても、抵抗部61が記録紙3の表
面に常時摺接するように、連設部60aが上下に変移す
るのである。
【0035】この第2変形例としては、向き制御体60
の基部をカッター軸40に上下動不能に固定させても良
く、この場合、連設部60aにおける上下方向弾性変形
可能な弾力を弱くして、ハーフカットから全カットへの
移行時に、抵抗部51による被切断物への押圧抵抗力変
動を少なくすることができる。他の実施形態として、別
体の切断刃をカッター軸40に対して着脱可能(交換可
能)に装着しても良い。
【0036】また、ロール紙2を切断しない場合には、
当該ロール紙2が通過しない、切断用ベッド16の片隅
にカッターホルダ17を待機させておけば良いし、第1
アクチュエータ35を作動させて、カッターホルダ17
全体を切断用ベッド16の上面から大きく離れるように
浮かせておいても良いのである。本発明は、ロール紙2
によるタック紙の印刷装置1ばかりでなく、厚紙を所定
の平面視形状にて外形を全カットする一方、その全カッ
トされた内部の適宜位置をハーフカットして折曲げて包
装箱等を作成するための切断装置等にも適用できること
はいうまでもない。また、全カットの切断作業のみにも
適用できる。
【0037】さらに、カッターホルダがキャリッジにて
移動する代わりに被切断物を搭載した切断用ベッドが水
平面でXY方向に移動するようにしても良いのである。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の切断刃の向き制御装置は、切断刃が下端に備え
られたカッター軸をカッターホルダに対して回転可能且
つ昇降可能に構成し、カッターホルダと被切断物とのい
ずれか一方もしくは双方を、当該被切断物の延びる平面
上にて相対的に移動させることにより、その相対的移動
方向に切断するカッティングプロッタにおいて、平面視
において、前記切断刃の切先と刃先とを結ぶ線上にて且
つ前記切先を挟んで刃先と反対側に、被切断物の表面に
摺接する抵抗部を備えた向き制御体を、前記カッター軸
と一体的に回動可能に装着したものである。
【0039】このように、前記向き制御体における抵抗
部が切断刃の刃先の真後ろに位置することと、カッター
ホルダに対してカッター軸がその回転中心回りに回動自
在であることとが相俟って、被切断物とカッターホルダ
との相対移動時に、抵抗部が被切断物の表面に当接する
抵抗力にて、カッター軸を回動させて、切断刃の刃先の
向きが常に切断方向に向かうように制御できる。また、
カッター軸がその回転中心に対して抵抗部が遠くに離れ
る位置に配置できるから、小さい抵抗力(摩擦力)であ
っても、カッター軸を回動させるための回転モーメント
力を大きくでき、迅速にカッター軸の向きを変えること
ができるのである。従って、従来のように、ダミーカッ
トの工程が不用になると共に、向き制御体の構成も極め
て簡単であるから製造コストも低減できるという顕著な
効果を奏するのである。
【0040】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の切断刃の刃先の向き制御装置において、前記向
き制御体はカッター軸に対して昇降可能に装着されてい
るものである。このように構成すれば、被切断物の表面
に抵抗部のみを当接させた状態で助走させることで、切
断開始位置では切断刃の向きが切断方向に一致している
ので、迅速に被切断物を所定の方向に切断することがで
きるという効果を奏する。
【0041】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の切断刃の向き制御装置において、前記向き制
御体には、前記抵抗部を上下に弾性変形可能な連設部を
介して突設させ、向き制御体をカッター軸に対して昇降
不能に装着したものであるから、被切断物の厚さが多少
異なる場合に、全カットやハーフカットの深さを調節す
るだけで、カッター軸に対する向き切断刃体の固定高を
一々変更することなく、被切断物を迅速に切断できると
いう効果を奏するのである。
【0042】さらに、請求項4に記載の発明の切断刃の
向き制御方法は、平面視において、カッター軸の下端の
切断刃における切先と刃先とを結ぶ線上にて、且つ前記
切先を挟んで刃先と反対側に抵抗部を備えた向き制御体
を、カッター軸に対して少なくとも回動不能に装着し、
被切断物における切断開始点より手前の助走区間におい
て、前記抵抗部のみを被切断物の表面に摺接させて前記
切断開始点に向かって切断刃を接近させるように制御す
るものであるから、僅かの助走区間の間にカッター軸を
回動させてその刃先の向きを切断方向に向かわせること
ができ、刃先の向きの制御のためだけに複雑な制御を実
行しなくて良く、制御方法が至極簡単となるという顕著
な効果を奏することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷装置の概略平面図である。
【図2】印刷装置の概略側面図である。
【図3】カッターホルダ全体の昇降装置である。
【図4】ロール紙の切断の作用説明図である。
【図5】図1のV−V線矢視正面図である。
【図6】向き制御装置及びスペーサの着脱装置の斜視図
である。
【図7】向き制御体による刃先の向きを変更させる状態
の作用説明のための側断面図である。
【図8】ハーフカット時における刃先の向きを変更させ
る状態の作用説明のための側断面図である。
【図9】全カット時における刃先の向きを変更させる状
態の作用説明のための側断面図である。
【図10】(a)はカッター軸における刃先及び切先の
位置、並びの抵抗部の位置を示す側面図、(b)は図1
0(a)の下面図である。
【図11】スペーサの着脱装置の平面図である。
【図12】刃先の向きを変更させる作用説明のための平
面図である。
【図13】向き制御体の第2実施形態を示す側断面図で
ある。
【図14】図13のXIV−XIV線矢視図である。
【符号の説明】
2 被切断物としてのロール紙 3 記録紙 16 切断用ベッド 17 カッターホルダ 40 カッター軸 40a 回転中心軸線 41a ピボット玉軸受 43 切断刃 43a 切先 43b 刃先 50 向き制御体 51 抵抗部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断刃が下端に備えられたカッター軸を
    カッターホルダに対して回転可能且つ昇降可能に構成
    し、カッターホルダと被切断物とのいずれか一方もしく
    は双方を、当該被切断物の延びる平面上にて相対的に移
    動させることにより、その相対的移動方向に切断するカ
    ッティングプロッタにおいて、 平面視において、前記切断刃の切先と刃先とを結ぶ線上
    にて且つ前記切先を挟んで刃先と反対側に、被切断物の
    表面に摺接する抵抗部を備えた向き制御体を、前記カッ
    ター軸と一体的に回動可能に装着したことを特徴とする
    切断刃の向き制御装置。
  2. 【請求項2】 前記向き制御体はカッター軸に対して昇
    降可能に装着されていることを特徴とする請求項1に記
    載の切断刃の刃先の向き制御装置。
  3. 【請求項3】 前記向き制御体には、前記抵抗部を上下
    に弾性変形可能な連設部を介して突設させ、向き制御体
    をカッター軸に対して昇降不能に装着したことを特徴と
    する請求項1に記載の切断刃の向き制御装置。
  4. 【請求項4】 平面視において、カッター軸の下端の切
    断刃における切先と刃先とを結ぶ線上にて、且つ前記切
    先を挟んで刃先と反対側に抵抗部を備えた向き制御体
    を、カッター軸に対して少なくとも回動不能に装着し、
    被切断物における切断開始点より手前の助走区間におい
    て、前記抵抗部のみを被切断物の表面に摺接させて前記
    切断開始点に向かって切断刃を接近させるように制御す
    ることを特徴とする切断刃の向き制御方法。
JP11846898A 1998-04-28 1998-04-28 切断刃の向き制御装置及びその制御方法 Withdrawn JPH11309694A (ja)

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