JPH0775854B2 - 粉体スラッシュ成形装置 - Google Patents
粉体スラッシュ成形装置Info
- Publication number
- JPH0775854B2 JPH0775854B2 JP2210068A JP21006890A JPH0775854B2 JP H0775854 B2 JPH0775854 B2 JP H0775854B2 JP 2210068 A JP2210068 A JP 2210068A JP 21006890 A JP21006890 A JP 21006890A JP H0775854 B2 JPH0775854 B2 JP H0775854B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling tank
- slush
- type
- rotary
- slash
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/34—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C41/36—Feeding the material on to the mould, core or other substrate
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/02—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C41/18—Slush casting, i.e. pouring moulding material into a hollow mould with excess material being poured off
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、スラッシュ型に樹脂粉末を付着させて加熱溶
融させた後に冷却することにより、例えば自動車のイン
ストルメントパネルの表皮等の樹脂皮膜製品を製造する
粉体スラッシュ成形装置に関する。
融させた後に冷却することにより、例えば自動車のイン
ストルメントパネルの表皮等の樹脂皮膜製品を製造する
粉体スラッシュ成形装置に関する。
(2) 従来の技術 従来より行われている粉体スラッシュ成形は、加熱装置
によりスラッシュ型を加熱する加熱工程、揺動装置によ
りスラッシュ型に粉末樹脂を供給する材料供給工程、冷
却装置によりスラッシュ型を冷却して製品を固化させる
冷却工程、成形された製品をスラッシュ型から分離する
脱型工程から成り、このスラッシュ成形を連続的に行う
ために、予め用意した多数のスラッシュ型をコンベアに
載置して各工程間を順次循環させるように構成されてい
る。しかしながら、上述の方法では多数の金型が必要に
なるばかりか、コンベアラインが長くなって装置全体が
大掛かりなものとなり、多機種少量生産には適さない等
の問題がある。
によりスラッシュ型を加熱する加熱工程、揺動装置によ
りスラッシュ型に粉末樹脂を供給する材料供給工程、冷
却装置によりスラッシュ型を冷却して製品を固化させる
冷却工程、成形された製品をスラッシュ型から分離する
脱型工程から成り、このスラッシュ成形を連続的に行う
ために、予め用意した多数のスラッシュ型をコンベアに
載置して各工程間を順次循環させるように構成されてい
る。しかしながら、上述の方法では多数の金型が必要に
なるばかりか、コンベアラインが長くなって装置全体が
大掛かりなものとなり、多機種少量生産には適さない等
の問題がある。
そこで、本出願人は前記問題を解決すべく、特開昭58-1
97011号公報に記載された粉体スラッシュ成形装置を既
に提案している。この粉体スラッシュ成形装置は、粉末
樹脂をはね飛ばす攪拌羽根を内蔵した充填槽と、その側
部に揺動自在に設けられたスラッシュ型とを備え、この
スラッシュ型を揺動させて充填槽の開口を覆った状態で
前記攪拌羽根を回転させ、はね飛ばされた粉末樹脂を予
め加熱されたスラッシュ型の表面に付着させる。そし
て、溶融した粉末樹脂がスラッシュ型の表面に所定厚さ
の樹脂層を形成すると、スラッシュ型を冷却して前記樹
脂層を固化させ、最後にスラッシュ型を充填層から分離
して製品を脱型するように構成されている。
97011号公報に記載された粉体スラッシュ成形装置を既
に提案している。この粉体スラッシュ成形装置は、粉末
樹脂をはね飛ばす攪拌羽根を内蔵した充填槽と、その側
部に揺動自在に設けられたスラッシュ型とを備え、この
スラッシュ型を揺動させて充填槽の開口を覆った状態で
前記攪拌羽根を回転させ、はね飛ばされた粉末樹脂を予
め加熱されたスラッシュ型の表面に付着させる。そし
て、溶融した粉末樹脂がスラッシュ型の表面に所定厚さ
の樹脂層を形成すると、スラッシュ型を冷却して前記樹
脂層を固化させ、最後にスラッシュ型を充填層から分離
して製品を脱型するように構成されている。
また、実開昭62-3708号公報には、回転軸によって回転
自在に支持された金型に粉末樹脂を収納した材料箱を結
合し、この状態で金型および材料箱を一体で回転軸まわ
りに回転させることにより、金型の成形型面に粉末樹脂
を付着させる粉体スラッシュ成形装置が記載されてい
る。
自在に支持された金型に粉末樹脂を収納した材料箱を結
合し、この状態で金型および材料箱を一体で回転軸まわ
りに回転させることにより、金型の成形型面に粉末樹脂
を付着させる粉体スラッシュ成形装置が記載されてい
る。
(3) 発明が解決しようとする課題 ところで、前記特開昭58-197011号公報に記載された攪
拌羽根式の粉体スラッシュ成形装置は成形型面の浅いス
ラッシュ型を使用するのに適しており、また前記実開昭
62-3708号公報に記載された回転式の粉体スラッシュ成
形装置は成形型面の深いスラッシュ型を使用するのに適
しているが、このような2種類の粉体スラッシュ成形装
置を別個に設けると、広い設置スペースが必要になるば
かりか設備費が嵩む問題がある。
拌羽根式の粉体スラッシュ成形装置は成形型面の浅いス
ラッシュ型を使用するのに適しており、また前記実開昭
62-3708号公報に記載された回転式の粉体スラッシュ成
形装置は成形型面の深いスラッシュ型を使用するのに適
しているが、このような2種類の粉体スラッシュ成形装
置を別個に設けると、広い設置スペースが必要になるば
かりか設備費が嵩む問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、回転式お
よび攪拌羽根式の両方の機能を兼ね備えたコンパクトで
汎用性の高い粉体スラッシュ成形装置を提供することを
目的とする。
よび攪拌羽根式の両方の機能を兼ね備えたコンパクトで
汎用性の高い粉体スラッシュ成形装置を提供することを
目的とする。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明は、加熱媒体および
冷却媒体のジャケットを成形型面の背面側に形成したス
ラッシュ型と、このスラッシュ型を保持して回転させ得
る回転装置と、前記スラッシュ型のジャケットを加熱媒
体供給源および冷却媒体供給源に接続するロータリジョ
イントと、内部に粉末樹脂を収容し、その開口部が前記
スラッシュ型の成形型面に対向するように該スラッシュ
型に結合される回転式充填槽と、内部に収容した粉末樹
脂をはね飛ばす攪拌羽根を有し、その開口部が前記スラ
ッシュ型の成形型面に対向するように該スラッシュ型に
結合される攪拌羽根充填槽と、回転式充填槽および攪拌
羽根充填槽に粉末樹脂を供給する粉末樹脂供給装置と、
使用されない回転式充填槽および攪拌羽根充填槽をそれ
ぞれ待機させる待機手段と、回転式充填槽および攪拌羽
根充填槽の何れか一方を選択的にスラッシュ型に結合す
べく、前記待機手段、粉末樹脂供給装置およびスラッシ
ュ型間で回転式充填槽および攪拌羽根充填槽を移動させ
る搬送装置とを備えて成ることを特徴とする。
冷却媒体のジャケットを成形型面の背面側に形成したス
ラッシュ型と、このスラッシュ型を保持して回転させ得
る回転装置と、前記スラッシュ型のジャケットを加熱媒
体供給源および冷却媒体供給源に接続するロータリジョ
イントと、内部に粉末樹脂を収容し、その開口部が前記
スラッシュ型の成形型面に対向するように該スラッシュ
型に結合される回転式充填槽と、内部に収容した粉末樹
脂をはね飛ばす攪拌羽根を有し、その開口部が前記スラ
ッシュ型の成形型面に対向するように該スラッシュ型に
結合される攪拌羽根充填槽と、回転式充填槽および攪拌
羽根充填槽に粉末樹脂を供給する粉末樹脂供給装置と、
使用されない回転式充填槽および攪拌羽根充填槽をそれ
ぞれ待機させる待機手段と、回転式充填槽および攪拌羽
根充填槽の何れか一方を選択的にスラッシュ型に結合す
べく、前記待機手段、粉末樹脂供給装置およびスラッシ
ュ型間で回転式充填槽および攪拌羽根充填槽を移動させ
る搬送装置とを備えて成ることを特徴とする。
(2) 作用 前述の特徴によれば、成形型面の深いスラッシュ型で成
形を行う場合には、待機手段に待機する回転式充填槽が
搬送装置で粉末樹脂供給装置に搬送され、そこで粉末樹
脂の供給を受けた回転式充填槽が更に搬送装置によって
スラッシュ型との結合位置に搬送され、その回転式充填
槽の開口が回転装置に支持したスラッシュ型の成形型面
に対向するように該スラッシュ型に結合される。次に、
加熱媒体供給源から供給される加熱媒体をロータリジョ
イントを介してスラッシュ型のキャビティ内を通過さ
せ、そのスラッシュ型を加熱する。この状態から回転装
置を駆動してスラッシュ型と回転式充填槽を一体で少な
くとも1回転させると、回転式充填槽内の粉末樹脂がス
ラッシュ型の内部に落下し、そのスラッシュ型の成形型
面に付着した粉末樹脂は熱により溶融して所定厚さの樹
脂皮膜を形成する。続いて、冷却媒体供給源から供給さ
れる冷却媒体をロータリジョイントを介してスラッシュ
型のキャビティ内を通過させ、スラッシュ型の成形型面
に付着した製品を固化させた後、回転式充填槽を切り離
したスラッシュ型から製品を離型させる。
形を行う場合には、待機手段に待機する回転式充填槽が
搬送装置で粉末樹脂供給装置に搬送され、そこで粉末樹
脂の供給を受けた回転式充填槽が更に搬送装置によって
スラッシュ型との結合位置に搬送され、その回転式充填
槽の開口が回転装置に支持したスラッシュ型の成形型面
に対向するように該スラッシュ型に結合される。次に、
加熱媒体供給源から供給される加熱媒体をロータリジョ
イントを介してスラッシュ型のキャビティ内を通過さ
せ、そのスラッシュ型を加熱する。この状態から回転装
置を駆動してスラッシュ型と回転式充填槽を一体で少な
くとも1回転させると、回転式充填槽内の粉末樹脂がス
ラッシュ型の内部に落下し、そのスラッシュ型の成形型
面に付着した粉末樹脂は熱により溶融して所定厚さの樹
脂皮膜を形成する。続いて、冷却媒体供給源から供給さ
れる冷却媒体をロータリジョイントを介してスラッシュ
型のキャビティ内を通過させ、スラッシュ型の成形型面
に付着した製品を固化させた後、回転式充填槽を切り離
したスラッシュ型から製品を離型させる。
成形型面の浅いスラッシュ型で成形を行う場合には、待
機手段に待機する攪拌羽根充填槽が搬送装置で粉末樹脂
供給装置に搬送され、そこで粉末樹脂の供給を受けた攪
拌羽根充填槽が更に搬送装置によってスラッシュ型との
結合位置に搬送され、その回転式充填槽の開口が回転装
置に支持したスラッシュ型の成形型面に対向するように
該スラッシュ型に結合される。次に、加熱媒体供給源か
ら供給される加熱媒体をロータリジョイントを介してス
ラッシュ型のキャビティ内を通過させ、そのスラッシュ
型を加熱する。この状態から攪拌羽根を回転させて粉末
樹脂をはね上げると、その粉末樹脂がスラッシュ型の成
形型面に付着溶融して所定厚さの樹脂皮膜を形成する。
続いて、冷却媒体供給源から供給される冷却媒体をロー
タリジョイントを介してスラッシュ型のキャビティ内を
通過させ、スラッシュ型の成形型面に付着した製品を固
化させた後、攪拌羽根充填槽を切り離したスラッシュ型
から製品を離型させる。
機手段に待機する攪拌羽根充填槽が搬送装置で粉末樹脂
供給装置に搬送され、そこで粉末樹脂の供給を受けた攪
拌羽根充填槽が更に搬送装置によってスラッシュ型との
結合位置に搬送され、その回転式充填槽の開口が回転装
置に支持したスラッシュ型の成形型面に対向するように
該スラッシュ型に結合される。次に、加熱媒体供給源か
ら供給される加熱媒体をロータリジョイントを介してス
ラッシュ型のキャビティ内を通過させ、そのスラッシュ
型を加熱する。この状態から攪拌羽根を回転させて粉末
樹脂をはね上げると、その粉末樹脂がスラッシュ型の成
形型面に付着溶融して所定厚さの樹脂皮膜を形成する。
続いて、冷却媒体供給源から供給される冷却媒体をロー
タリジョイントを介してスラッシュ型のキャビティ内を
通過させ、スラッシュ型の成形型面に付着した製品を固
化させた後、攪拌羽根充填槽を切り離したスラッシュ型
から製品を離型させる。
このように、スラッシュ型の成形型面の深さに応じて回
転式充填槽と撹拌羽根充填槽とを使い分けることによ
り、効率的なスラッシュ成形が可能となるばかりか、1
台の粉体スラッシュ成形装置によって2種類のスラッシ
ュ成形を行うことが可能となり、設置スペースおよび設
備費の削減に寄与することができる。
転式充填槽と撹拌羽根充填槽とを使い分けることによ
り、効率的なスラッシュ成形が可能となるばかりか、1
台の粉体スラッシュ成形装置によって2種類のスラッシ
ュ成形を行うことが可能となり、設置スペースおよび設
備費の削減に寄与することができる。
(3) 実施例 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はその全体平面図、第2図は第1図のII-II線断面
図、第3図は第1図のIII-III線断面図、第4図〜第8
図は作用の説明図である。
図はその全体平面図、第2図は第1図のII-II線断面
図、第3図は第1図のIII-III線断面図、第4図〜第8
図は作用の説明図である。
第1図〜第3図に示すように、床面に掘設したピット1
の内部には、粉末樹脂を収容した後述の回転式充填槽V1
あるいは撹拌羽根充填槽V2を、それらの待機位置から粉
末樹脂供給装置Sを介してスラッシュ成形が行われる回
転装置Rに搬送するための搬送装置Tが配設される。搬
送装置Tは固定基台2を備え、その固定基台2の上面に
敷設した一対のガイドレール3に複数のスライダ4を介
して支持された下部スライドテーブル5は、その下面に
突設したブラケット6をピッチ1の底部に設けたシリン
ダ7に接続されて前後方向(第1図における紙面の左右
方向)に駆動される。下部スライドテーブル5に平行リ
ンク8を介して支持された昇降テーブル9は、前記下部
スライドテーブル5との間に設けたシリンダ10により水
平姿勢を保ちながら昇降駆動される。昇降テーブル9の
上面に敷設したガイドレール11には更に上部スライドテ
ーブル12が支持され、前記昇降テーブル9に設けたシリ
ンダ13により前後方向に駆動される。これにより、上部
スライドテーブル12は粉末樹脂供給装置Sの下部に対向
する供給位置(第4図参照)と、回転装置Rの下部に対
向する結合位置(第5図参照)との間を往復移動するこ
とができる。
の内部には、粉末樹脂を収容した後述の回転式充填槽V1
あるいは撹拌羽根充填槽V2を、それらの待機位置から粉
末樹脂供給装置Sを介してスラッシュ成形が行われる回
転装置Rに搬送するための搬送装置Tが配設される。搬
送装置Tは固定基台2を備え、その固定基台2の上面に
敷設した一対のガイドレール3に複数のスライダ4を介
して支持された下部スライドテーブル5は、その下面に
突設したブラケット6をピッチ1の底部に設けたシリン
ダ7に接続されて前後方向(第1図における紙面の左右
方向)に駆動される。下部スライドテーブル5に平行リ
ンク8を介して支持された昇降テーブル9は、前記下部
スライドテーブル5との間に設けたシリンダ10により水
平姿勢を保ちながら昇降駆動される。昇降テーブル9の
上面に敷設したガイドレール11には更に上部スライドテ
ーブル12が支持され、前記昇降テーブル9に設けたシリ
ンダ13により前後方向に駆動される。これにより、上部
スライドテーブル12は粉末樹脂供給装置Sの下部に対向
する供給位置(第4図参照)と、回転装置Rの下部に対
向する結合位置(第5図参照)との間を往復移動するこ
とができる。
上部スライドテーブル12の上面には後述する回転式充填
槽V1を載置して左右方向(第1図における紙面の上下方
向)に搬送すべく、2列のローラコンベア14が設けられ
る。回転式充填槽V1が第4図に示す供給位置にあると
き、前記ローラコンベア14の左右両端は、ピット1の底
面に支持した一対の支持台15,16上に設けた一対のロー
ラコンベア17,18にそれぞれ接続する。そして、一方の
ローラコンベア17は前記回転式充填槽V1の不使用時の待
機位置とされ、他方のローラコンベア18は後述する撹拌
羽根充填槽V2の不使用時の待機位置とされる。
槽V1を載置して左右方向(第1図における紙面の上下方
向)に搬送すべく、2列のローラコンベア14が設けられ
る。回転式充填槽V1が第4図に示す供給位置にあると
き、前記ローラコンベア14の左右両端は、ピット1の底
面に支持した一対の支持台15,16上に設けた一対のロー
ラコンベア17,18にそれぞれ接続する。そして、一方の
ローラコンベア17は前記回転式充填槽V1の不使用時の待
機位置とされ、他方のローラコンベア18は後述する撹拌
羽根充填槽V2の不使用時の待機位置とされる。
前記回転式充填槽V1は内部に粉末樹脂を保持すべく上面
が開放した凹部19を備えた容器であって、後述のスラッ
シュ型Dに接合される平坦な上面の端縁には係合突起20
が突設される。また、前記撹拌羽根充填槽V2は回転式充
填槽V1と略同一の形状を備えているが、更にその凹部19
にはモータ21により回転駆動される多数の攪拌羽根22が
設けられる。
が開放した凹部19を備えた容器であって、後述のスラッ
シュ型Dに接合される平坦な上面の端縁には係合突起20
が突設される。また、前記撹拌羽根充填槽V2は回転式充
填槽V1と略同一の形状を備えているが、更にその凹部19
にはモータ21により回転駆動される多数の攪拌羽根22が
設けられる。
粉末樹脂供給装置Sは4個の粉末樹脂タンク23〜26を備
え、各タンク22〜26に接続される粉末樹脂供給管27から
前記供給位置にある回転式充填槽V1あるいは撹拌羽根充
填槽V2の凹部19に粉末樹脂を供給する。
え、各タンク22〜26に接続される粉末樹脂供給管27から
前記供給位置にある回転式充填槽V1あるいは撹拌羽根充
填槽V2の凹部19に粉末樹脂を供給する。
結合位置の左右上方に配設した一対の基板28にはスラッ
シュ型Dを支持する回転装置Rが設けられる。概略直方
体状に形成されたスラッシュ型Dの下面には自動車のダ
ッシュボードの表皮を形成するための成形型面29が凹設
され、その成形型面29の裏面には油等の加熱媒体あるい
は冷却媒体が流通するジャケット30が形成される。ま
た、前記スラッシュ型Dには回転式充填槽V1の係合突起
20を係止するための3個のクランプ爪31が設けられる。
シュ型Dを支持する回転装置Rが設けられる。概略直方
体状に形成されたスラッシュ型Dの下面には自動車のダ
ッシュボードの表皮を形成するための成形型面29が凹設
され、その成形型面29の裏面には油等の加熱媒体あるい
は冷却媒体が流通するジャケット30が形成される。ま
た、前記スラッシュ型Dには回転式充填槽V1の係合突起
20を係止するための3個のクランプ爪31が設けられる。
スラッシュ型Dの左右両端面から突設する一対の回転軸
32の中心には、前記ジャケット30に連通する媒体流路33
が貫通するとともに、その回転軸32の外周にはピニオン
34が一体に形成される。前記各基板28には上下に分割可
能な下部軸受部材35と上部軸受部材36が設けられ、両軸
受部材35,36によって前記回転軸32を支持する各2個の
ボールベアリング37が固定される。これによりスラッシ
ュ型Dは回転軸32を中心に回転自在に支持されるととも
に、上部軸受部材35を下部軸受部材36から分離すること
により、そのスラッシュ型Dを交換することができる。
各基板28に設けた2個のシリンダ38により駆動されるラ
ック39は、スラッシュ型Dを回転駆動すべく下部軸受部
材35の内部において前記ピニオン34に噛合する。
32の中心には、前記ジャケット30に連通する媒体流路33
が貫通するとともに、その回転軸32の外周にはピニオン
34が一体に形成される。前記各基板28には上下に分割可
能な下部軸受部材35と上部軸受部材36が設けられ、両軸
受部材35,36によって前記回転軸32を支持する各2個の
ボールベアリング37が固定される。これによりスラッシ
ュ型Dは回転軸32を中心に回転自在に支持されるととも
に、上部軸受部材35を下部軸受部材36から分離すること
により、そのスラッシュ型Dを交換することができる。
各基板28に設けた2個のシリンダ38により駆動されるラ
ック39は、スラッシュ型Dを回転駆動すべく下部軸受部
材35の内部において前記ピニオン34に噛合する。
型温制御装置Cに設けられた加熱媒体供給源40と冷却媒
体供給源41は、各々切換弁48,49とロータリジョイント
Jを介してスラッシュ型Dに接続され、そのスラッシュ
型Dを加熱・冷却すべく加熱媒体あるいは冷却媒体を選
択的に供給する。ロータリジョイントJは前記基板38に
設けた各2個のシリンダ42を備え、そのシリンダ42を伸
長して連結部43を前記回転軸32の媒体通路3に嵌合させ
ることにより、前記加熱媒体供給源40あるいは冷却媒体
供給源41とスラッシュ型Dを接続する閉じた流路を構成
する。
体供給源41は、各々切換弁48,49とロータリジョイント
Jを介してスラッシュ型Dに接続され、そのスラッシュ
型Dを加熱・冷却すべく加熱媒体あるいは冷却媒体を選
択的に供給する。ロータリジョイントJは前記基板38に
設けた各2個のシリンダ42を備え、そのシリンダ42を伸
長して連結部43を前記回転軸32の媒体通路3に嵌合させ
ることにより、前記加熱媒体供給源40あるいは冷却媒体
供給源41とスラッシュ型Dを接続する閉じた流路を構成
する。
回転装置Rの側部には門型の支柱44が立設され、その支
柱44に昇降自在に支持されたシャッタ45はワイヤ46を介
してモータ47に接続される。このシャッタ45はスラッシ
ュ型Dによる成形が行われている時に、作業員の安全を
確保すべく下降される。
柱44に昇降自在に支持されたシャッタ45はワイヤ46を介
してモータ47に接続される。このシャッタ45はスラッシ
ュ型Dによる成形が行われている時に、作業員の安全を
確保すべく下降される。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。
て説明する。
成形型面29が深いスラッシュ型Dを用いて成形を行う場
合には、支持台15に設けたローラコンベア17上に待機す
る回転式充填槽V1を、第4図に示す粉末樹脂の供給位置
に停止するように上部スライドテーブル12のローラコン
ベア14上に移動させる。そこで粉末樹脂タンク23〜26か
ら粉末樹脂の供給を受けた回転式充填槽V1は、シリンダ
7で下部スライドテーブル5を前進させ、同時にシリイ
ンダ13で上部スライドテーブル12を前進させることによ
り、第5図に示す回転装置Rとの結合位置まで搬送され
る。
合には、支持台15に設けたローラコンベア17上に待機す
る回転式充填槽V1を、第4図に示す粉末樹脂の供給位置
に停止するように上部スライドテーブル12のローラコン
ベア14上に移動させる。そこで粉末樹脂タンク23〜26か
ら粉末樹脂の供給を受けた回転式充填槽V1は、シリンダ
7で下部スライドテーブル5を前進させ、同時にシリイ
ンダ13で上部スライドテーブル12を前進させることによ
り、第5図に示す回転装置Rとの結合位置まで搬送され
る。
次に、シリンダ10を駆動することにより平行リンク8を
介して昇降テーブル10と上部スライドテーブル12を一体
で上昇させると、第2図に示すように回転式充填槽V1は
回転装置Rに支持したスラッシュ型Dに当接してクラン
プ爪31により一体に結合される。スラッシュ型Dに回転
式充填槽V1が結合されると、一対のロータリジョイント
Jのシリンダ42が伸長して連結部43をスラッシュ型Dの
回転軸32を貫通する媒体流路33に嵌合させる。続いて、
型温制御装置Cの加熱媒体供給源40から供給される高温
の加熱媒体をスラッシュ型Dのジャケット30内を通過さ
せることにより、そのスラッシュ型Dを高温に加熱す
る。
介して昇降テーブル10と上部スライドテーブル12を一体
で上昇させると、第2図に示すように回転式充填槽V1は
回転装置Rに支持したスラッシュ型Dに当接してクラン
プ爪31により一体に結合される。スラッシュ型Dに回転
式充填槽V1が結合されると、一対のロータリジョイント
Jのシリンダ42が伸長して連結部43をスラッシュ型Dの
回転軸32を貫通する媒体流路33に嵌合させる。続いて、
型温制御装置Cの加熱媒体供給源40から供給される高温
の加熱媒体をスラッシュ型Dのジャケット30内を通過さ
せることにより、そのスラッシュ型Dを高温に加熱す
る。
次に、第6図に示すように上部スライドテーブル12を下
降させた後、シリンダ38で駆動されるラック39を介して
ピニオン34を回転させることにより、スラッシュ型Dと
回転式充填槽V1を少なくとも1回転させる。これによ
り、回転式充填槽V1内の粉末樹脂を重力で落下してスラ
ッシュ型の成形型面29の隅々に行き渡って溶融し、成形
型面29に所定厚さの樹脂層が形成される。スラッシュ型
Dと回転式充填槽V1が元の位置に復帰すると、今度は冷
却媒体供給源41からスラッシュ型Dのジャケット30内に
冷却媒体を供給し、前記樹脂層を冷却固化させる。
降させた後、シリンダ38で駆動されるラック39を介して
ピニオン34を回転させることにより、スラッシュ型Dと
回転式充填槽V1を少なくとも1回転させる。これによ
り、回転式充填槽V1内の粉末樹脂を重力で落下してスラ
ッシュ型の成形型面29の隅々に行き渡って溶融し、成形
型面29に所定厚さの樹脂層が形成される。スラッシュ型
Dと回転式充填槽V1が元の位置に復帰すると、今度は冷
却媒体供給源41からスラッシュ型Dのジャケット30内に
冷却媒体を供給し、前記樹脂層を冷却固化させる。
而して、第7図に示すようにスラッシュ型Dから分離し
た回転式充填槽V1を供給位置に退避させるとともに、モ
ータ47を駆動してシャッタ45を開放した後、スラッシュ
型Dから製品Wが取り出される。
た回転式充填槽V1を供給位置に退避させるとともに、モ
ータ47を駆動してシャッタ45を開放した後、スラッシュ
型Dから製品Wが取り出される。
一方、成形型面29が浅いスラッシュ型Dを用いて成形を
行う場合には、前述と逆の手順で回転式充填槽V1をロー
ラコンベア17上に退避させ、今度はローラコンベア18上
に待機する撹拌羽根充填槽V2を粉末樹脂の供給位置を介
して回転装置Rとの結合位置に搬送する。続いて、第8
図に示すように前記撹拌羽根充填槽V2を平行リンク8で
上昇させてスラッシュ型Dに結合した後、モータ21を駆
動して攪拌羽根22を回転させる。すると、攪拌羽根22に
よりはね飛ばされた撹拌羽根充填槽V2内の粉末樹脂は、
加熱媒体により高温となったスラッシュ型Dの成形型面
29に付着して溶融する。このとき、スラッシュ型Dの成
形型面29は浅いものであるため、粉末樹脂を均一に成形
型面29に付着させることができる。而して、スラッシュ
型Dの成形型面29に形成された樹脂層は、冷却媒体によ
り冷却固化された後、前述と同様の手順で取り出され
る。
行う場合には、前述と逆の手順で回転式充填槽V1をロー
ラコンベア17上に退避させ、今度はローラコンベア18上
に待機する撹拌羽根充填槽V2を粉末樹脂の供給位置を介
して回転装置Rとの結合位置に搬送する。続いて、第8
図に示すように前記撹拌羽根充填槽V2を平行リンク8で
上昇させてスラッシュ型Dに結合した後、モータ21を駆
動して攪拌羽根22を回転させる。すると、攪拌羽根22に
よりはね飛ばされた撹拌羽根充填槽V2内の粉末樹脂は、
加熱媒体により高温となったスラッシュ型Dの成形型面
29に付着して溶融する。このとき、スラッシュ型Dの成
形型面29は浅いものであるため、粉末樹脂を均一に成形
型面29に付着させることができる。而して、スラッシュ
型Dの成形型面29に形成された樹脂層は、冷却媒体によ
り冷却固化された後、前述と同様の手順で取り出され
る。
上述したように、1台の粉体スラッシュ成形装置により
回転式充填槽V1を用いた粉体スラッシュ成形と撹拌羽根
充填槽V2を用いた粉体スラッシュ成形とを行うことがで
き、しかもその際にスラッシュ型Dの設置場所(即ち、
回転装置R)、粉末樹脂供給装置Sおよび搬送装置Tを
2種類のスラッシュ成形に対して共用することができる
ため、設置スペースや設備費の増加を招くことなく粉体
スラッシュ成形装置の汎用性を高めることができる。ま
た、搬送装置Tが両充填槽V1,V2が待機するローラコン
ベア17,18、粉末樹脂供給装置Sおよびスラッシュ型D
を相互に接続しているので、両充填槽V1,V2の交換作業
や両充填槽V1,V2への粉末樹脂の供給作業を効率的に行
うことができる。
回転式充填槽V1を用いた粉体スラッシュ成形と撹拌羽根
充填槽V2を用いた粉体スラッシュ成形とを行うことがで
き、しかもその際にスラッシュ型Dの設置場所(即ち、
回転装置R)、粉末樹脂供給装置Sおよび搬送装置Tを
2種類のスラッシュ成形に対して共用することができる
ため、設置スペースや設備費の増加を招くことなく粉体
スラッシュ成形装置の汎用性を高めることができる。ま
た、搬送装置Tが両充填槽V1,V2が待機するローラコン
ベア17,18、粉末樹脂供給装置Sおよびスラッシュ型D
を相互に接続しているので、両充填槽V1,V2の交換作業
や両充填槽V1,V2への粉末樹脂の供給作業を効率的に行
うことができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく種々の小設計変更を行
うことが可能である。
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく種々の小設計変更を行
うことが可能である。
例えば、本粉体スラッシュ成形装置は、自動車のインス
トルメントパネルの表皮に限らず、いかなる製品の粉体
スラッシュ成形に対しても適用することができる。
トルメントパネルの表皮に限らず、いかなる製品の粉体
スラッシュ成形に対しても適用することができる。
C.発明の効果 以上のように、本発明によれば、内部に粉末樹脂を収容
した回転式充填槽をスラッシュ型に結合して両者を回転
装置で一体に回転させているので、スラッシュ型の成形
型面が深いものであっても、その隅々まで粉末樹脂を行
き渡らせて均一な樹脂層を形成することができる。しか
も、加熱媒体供給源と冷却媒体供給源がロータリジョイ
ントを介してスラッシュ型のキャビティに接続されてい
るので、回転装置によるスラッシュ型の回転を自由に行
うことができる。また、成形型面が深いスラッシュ型を
用いる場合には回転式充填槽を使用し、また成形型面が
浅いスラッシュ型を用いる場合には撹拌羽根充填槽を使
用することにより、効率的なスラッシュ成形が可能とな
る。しかも、スラッシュ型の設置場所、粉末樹脂供給装
置および搬送装置を2種類のスラッシュ成形に対して共
用することができるので、設置スペースの削減および設
備費の削減が可能となる。また、回転式充填層および撹
拌羽根充填槽を交換する際に、搬送装置で待機手段に回
転式充填槽および撹拌羽根充填槽を出し入れするだけで
良いため、交換作業を短時間で容易に行うことが可能と
なる。更に、搬送装置による回転式充填槽および撹拌羽
根充填槽の搬送途中において、粉末樹脂供給装置から粉
末樹脂の供給を行うことができるので、作業能率の向上
が可能となる。
した回転式充填槽をスラッシュ型に結合して両者を回転
装置で一体に回転させているので、スラッシュ型の成形
型面が深いものであっても、その隅々まで粉末樹脂を行
き渡らせて均一な樹脂層を形成することができる。しか
も、加熱媒体供給源と冷却媒体供給源がロータリジョイ
ントを介してスラッシュ型のキャビティに接続されてい
るので、回転装置によるスラッシュ型の回転を自由に行
うことができる。また、成形型面が深いスラッシュ型を
用いる場合には回転式充填槽を使用し、また成形型面が
浅いスラッシュ型を用いる場合には撹拌羽根充填槽を使
用することにより、効率的なスラッシュ成形が可能とな
る。しかも、スラッシュ型の設置場所、粉末樹脂供給装
置および搬送装置を2種類のスラッシュ成形に対して共
用することができるので、設置スペースの削減および設
備費の削減が可能となる。また、回転式充填層および撹
拌羽根充填槽を交換する際に、搬送装置で待機手段に回
転式充填槽および撹拌羽根充填槽を出し入れするだけで
良いため、交換作業を短時間で容易に行うことが可能と
なる。更に、搬送装置による回転式充填槽および撹拌羽
根充填槽の搬送途中において、粉末樹脂供給装置から粉
末樹脂の供給を行うことができるので、作業能率の向上
が可能となる。
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はその全体平面図、第2図は第1図のII-II線断面
図、第3図は第1図のIII-III線断面図、第4図〜第8
図は作用の説明図である。 D……スラッシュ型、J……ロータリジョイント、R…
…回転装置、S……粉末樹脂供給装置、T……搬送装
置、V1……回転式充填槽、V2……撹拌羽根充填槽、17…
…ローラコンベア(待機手段)、18……ローラコンベア
(待機手段)、22……撹拌羽根、29……成形型面、30…
…ジャケット、40……加熱媒体供給源、41……冷却媒体
供給源
図はその全体平面図、第2図は第1図のII-II線断面
図、第3図は第1図のIII-III線断面図、第4図〜第8
図は作用の説明図である。 D……スラッシュ型、J……ロータリジョイント、R…
…回転装置、S……粉末樹脂供給装置、T……搬送装
置、V1……回転式充填槽、V2……撹拌羽根充填槽、17…
…ローラコンベア(待機手段)、18……ローラコンベア
(待機手段)、22……撹拌羽根、29……成形型面、30…
…ジャケット、40……加熱媒体供給源、41……冷却媒体
供給源
Claims (1)
- 【請求項1】加熱媒体および冷却媒体のジャケット(3
0)を成形型面(29)の背面側に形成したスラッシュ型
(D)と、このスラッシュ型(D)を保持して回転させ
得る回転装置(R)と、前記スラッシュ型(D)のジャ
ケット(30)を加熱媒体供給源(40)および冷却媒体供
給源(41)に接続するロータリジョイント(J)と、内
部に粉末樹脂を収容し、その開口部が前記スラッシュ型
(D)の成形型面(29)に対向するように該スラッシュ
型(D)に結合される回転式充填槽(V1)と、内部に収
容した粉末樹脂をはね飛ばす攪拌羽根(22)を有し、そ
の開口部が前記スラッシュ型(D)の成形型面(29)に
対向するように該スラッシュ型(D)に結合される攪拌
羽根充填槽(V2)と、回転式充填槽(V1)および攪拌羽
根充填槽(V2)に粉末樹脂を供給する粉末樹脂供給装置
(S)と、使用されない回転式充填槽(V1)および攪拌
羽根充填槽(V2)をそれぞれ待機させる待機手段(17,1
8)と、回転式充填槽(V1)および攪拌羽根充填槽
(V2)の何れか一方を選択的にスラッシュ型(D)に結
合すべく、前記待機手段(17,18)、粉末樹脂供給装置
(S)およびスラッシュ型(D)間で回転式充填槽
(V1)および攪拌羽根充填槽(V2)を移動させる搬送装
置(T)とを備えて成る、粉体スラッシュ成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2210068A JPH0775854B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 粉体スラッシュ成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2210068A JPH0775854B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 粉体スラッシュ成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0493211A JPH0493211A (ja) | 1992-03-26 |
JPH0775854B2 true JPH0775854B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=16583291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2210068A Expired - Lifetime JPH0775854B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 粉体スラッシュ成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775854B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58197011A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-16 | Honda Motor Co Ltd | 表皮成形材の製造法並にその製造装置 |
JPH0436252Y2 (ja) * | 1985-06-24 | 1992-08-27 |
-
1990
- 1990-08-08 JP JP2210068A patent/JPH0775854B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0493211A (ja) | 1992-03-26 |
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