JP2643361B2 - 粉体スラッシュ成形品の成形方法 - Google Patents
粉体スラッシュ成形品の成形方法Info
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- JP2643361B2 JP2643361B2 JP63239141A JP23914188A JP2643361B2 JP 2643361 B2 JP2643361 B2 JP 2643361B2 JP 63239141 A JP63239141 A JP 63239141A JP 23914188 A JP23914188 A JP 23914188A JP 2643361 B2 JP2643361 B2 JP 2643361B2
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- mold
- heating
- molds
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/02—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C41/18—Slush casting, i.e. pouring moulding material into a hollow mould with excess material being poured off
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/34—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor movable, e.g. to or from the moulding station
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/30—Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
- B29L2031/3005—Body finishings
- B29L2031/3008—Instrument panels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、粉体スラッシュ成形品の成形方法の改良に
係るものである。粉体スラッシュ成形は、型面転写によ
る高度な意匠化、大型化及び歩留り向上によるコスト低
減が可能な成形手段であって、車両用内装材の表皮等の
製造に用いられている。
係るものである。粉体スラッシュ成形は、型面転写によ
る高度な意匠化、大型化及び歩留り向上によるコスト低
減が可能な成形手段であって、車両用内装材の表皮等の
製造に用いられている。
[従来の技術] 従来より、例えば塩化ビニル樹脂等の粉体スラッシュ
材料を用い、加熱された型面に粉体スラッシュ材料を接
触させ、型面で粉体フラッシュ材料を溶解凝着させ、一
定膜厚の溶融した可塑化ポリ塩化ビニル樹脂フィルムと
し、その後、ポリ塩化ビニル樹脂を冷却して膜状成形体
を得る粉体スラッシュ成形が実用に供されている。
材料を用い、加熱された型面に粉体スラッシュ材料を接
触させ、型面で粉体フラッシュ材料を溶解凝着させ、一
定膜厚の溶融した可塑化ポリ塩化ビニル樹脂フィルムと
し、その後、ポリ塩化ビニル樹脂を冷却して膜状成形体
を得る粉体スラッシュ成形が実用に供されている。
このような成形に用いる一般的な粉体フラッシュ成形
装置は、加熱油および冷却油を流通させる銅パイプをそ
の裏面に貼り合せたスラッシュ型(Ni、Cu等の電鋳型)
と、銅パイプに接続して加熱油および冷却油を流通させ
る加熱装置および冷却装置と、材料を投入・回収するた
めスラッシュ型および材料箱の開口部を対向させて回転
・揺動させる揺動装置とを備えている(特開昭60−1578
18号公報、実開昭60−168915号公報、特公昭60−55756
号公報等)。
装置は、加熱油および冷却油を流通させる銅パイプをそ
の裏面に貼り合せたスラッシュ型(Ni、Cu等の電鋳型)
と、銅パイプに接続して加熱油および冷却油を流通させ
る加熱装置および冷却装置と、材料を投入・回収するた
めスラッシュ型および材料箱の開口部を対向させて回転
・揺動させる揺動装置とを備えている(特開昭60−1578
18号公報、実開昭60−168915号公報、特公昭60−55756
号公報等)。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の粉体スラッシュ成形装置にあっては、1個
のスラッシュ型に対して各装置による処理工程を連続的
に行なうことにより1個の製品が製造される。即ち、加
熱装置によりスラッシュ型を加熱する加熱工程、揺動装
置によりスラッシュ型へ材料を供給する材料供給工程、
冷却装置によりスラッシュ型を冷却する冷却工程、形成
された成形体をスラッシュ型から分離する脱型工程を順
に行なう。このため、1個の製品を製造するのに約3〜
10分(加熱・冷却の容量により変わる)を要し、非常に
生産性が低いという問題がある。また、生産性を上げる
ためにスラッシュ型を急速加熱した場合、スラッシュ型
の形状により加熱度合が不均一となり粉体スラッシュの
溶融不足、焼け過ぎといった成形不良が発生するという
問題がある。
のスラッシュ型に対して各装置による処理工程を連続的
に行なうことにより1個の製品が製造される。即ち、加
熱装置によりスラッシュ型を加熱する加熱工程、揺動装
置によりスラッシュ型へ材料を供給する材料供給工程、
冷却装置によりスラッシュ型を冷却する冷却工程、形成
された成形体をスラッシュ型から分離する脱型工程を順
に行なう。このため、1個の製品を製造するのに約3〜
10分(加熱・冷却の容量により変わる)を要し、非常に
生産性が低いという問題がある。また、生産性を上げる
ためにスラッシュ型を急速加熱した場合、スラッシュ型
の形状により加熱度合が不均一となり粉体スラッシュの
溶融不足、焼け過ぎといった成形不良が発生するという
問題がある。
本発明は上記事情に鑑み案出されたものであり、その
目的は生産性及び成形性に優れた粉体スラッシュ成形品
の成形方法を提供することにある。
目的は生産性及び成形性に優れた粉体スラッシュ成形品
の成形方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の粉体スラッシュ成形品の成形方法は、少なく
とも4個のスラッシュ型をそれぞれ順に加熱ステーショ
ン、材料供給ステーション、冷却ステーション及び脱型
ステーションに搬送して粉体スラッシュ成形品を連続的
に得る粉体スラッシュ成形品の成形方法であって、上記
加熱ステーションは第1加熱ステーション及び第2加熱
ステーションよりなり、脱型ステーションでの工程を終
えた上記スラッシュ型は交互に該第1加熱ステーション
又は該第2加熱ステーションに搬送されることを特徴と
するものである。
とも4個のスラッシュ型をそれぞれ順に加熱ステーショ
ン、材料供給ステーション、冷却ステーション及び脱型
ステーションに搬送して粉体スラッシュ成形品を連続的
に得る粉体スラッシュ成形品の成形方法であって、上記
加熱ステーションは第1加熱ステーション及び第2加熱
ステーションよりなり、脱型ステーションでの工程を終
えた上記スラッシュ型は交互に該第1加熱ステーション
又は該第2加熱ステーションに搬送されることを特徴と
するものである。
[作用] 本発明の粉体スラッシュ成形品の成形方法における成
形1サイクルは、脱型ステーション→第1又は第2加熱
ステーション→材料供給ステーション→冷却ステーショ
ンである。脱型ステーションでの工程を終了したスラッ
シュ型は、第1又は第2加熱ステーションへ搬送され
る。加熱後、スラッシュ型は第1又は第2加熱ステーシ
ョンから材料供給ステーションへ搬送され、スラッシュ
型への材料の投入・回収が行われる。その後、スラッシ
ュ型は冷却ステーションへ搬送される。冷却後、スラッ
シュ型は脱型ステーションへ搬送され、製品脱型して、
成形1サイクルを完了する。ここで、脱型ステーション
での工程を終えたスラッシュ型は第1加熱ステーション
又は第2加熱ステーションへ交互へ搬送される。したが
って、所定時間間隔を置いて4個のスラッシュ型を送り
込めば、第2加熱ステーションでスラッシュ型を加熱中
に、第1加熱ステーションで加熱したスラッシュ型を材
料供給ステーションへ送り、次のスラッシュ型を第1加
熱ステーションへ入れた後に、第2加熱ステーションで
加熱したスラッシュ型を材料供給ステーションへ送るこ
とができる。これにより、成形1サイクルの間に4個の
スラッシュ型を分離独立した4つのステーション、すな
わち脱型ステーション、加熱ステーション、材料供給ス
テーション、冷却ステーションへ順次搬送するととも
に、脱型ステーションから加熱ステーションへの搬送は
第1加熱ステーション又は第2加熱ステーションに交互
に搬送することができる。
形1サイクルは、脱型ステーション→第1又は第2加熱
ステーション→材料供給ステーション→冷却ステーショ
ンである。脱型ステーションでの工程を終了したスラッ
シュ型は、第1又は第2加熱ステーションへ搬送され
る。加熱後、スラッシュ型は第1又は第2加熱ステーシ
ョンから材料供給ステーションへ搬送され、スラッシュ
型への材料の投入・回収が行われる。その後、スラッシ
ュ型は冷却ステーションへ搬送される。冷却後、スラッ
シュ型は脱型ステーションへ搬送され、製品脱型して、
成形1サイクルを完了する。ここで、脱型ステーション
での工程を終えたスラッシュ型は第1加熱ステーション
又は第2加熱ステーションへ交互へ搬送される。したが
って、所定時間間隔を置いて4個のスラッシュ型を送り
込めば、第2加熱ステーションでスラッシュ型を加熱中
に、第1加熱ステーションで加熱したスラッシュ型を材
料供給ステーションへ送り、次のスラッシュ型を第1加
熱ステーションへ入れた後に、第2加熱ステーションで
加熱したスラッシュ型を材料供給ステーションへ送るこ
とができる。これにより、成形1サイクルの間に4個の
スラッシュ型を分離独立した4つのステーション、すな
わち脱型ステーション、加熱ステーション、材料供給ス
テーション、冷却ステーションへ順次搬送するととも
に、脱型ステーションから加熱ステーションへの搬送は
第1加熱ステーション又は第2加熱ステーションに交互
に搬送することができる。
[実施例] 以下、本発明の粉体スラッシュ成形装置の具体的実施
例を図面に基づき説明する。第1図は本実施例の粉体ス
ラッシュ成形装置の概略構成を模式的に示す側面図であ
る。
例を図面に基づき説明する。第1図は本実施例の粉体ス
ラッシュ成形装置の概略構成を模式的に示す側面図であ
る。
第1図に示すように、本実施例の粉体スラッシュ成形
装置は、4個のスラッシュ型S1〜S4と、ガイド部1と、
前方台車2と、後方台車3と、脱型ステーション4と、
冷却ステーション5と、第1加熱ステーション6と、第
2加熱ステーション6′と、材料供給ステーション7と
を主要構成要素としている。
装置は、4個のスラッシュ型S1〜S4と、ガイド部1と、
前方台車2と、後方台車3と、脱型ステーション4と、
冷却ステーション5と、第1加熱ステーション6と、第
2加熱ステーション6′と、材料供給ステーション7と
を主要構成要素としている。
4個のスラッシュ型S1〜S4は、その一面に凹状に形成
された所定形状の型面をもつ金属製の電鋳型であり、そ
の開口する一面の周面には被挟持用のフランジ部が形成
されている。このスラッシュ型S1〜S4は、製造する製品
に応じて任意に選択した4個のものを使用する。
された所定形状の型面をもつ金属製の電鋳型であり、そ
の開口する一面の周面には被挟持用のフランジ部が形成
されている。このスラッシュ型S1〜S4は、製造する製品
に応じて任意に選択した4個のものを使用する。
ガイド部1は、所定間隔を隔てて平行に配置された2
本の走行レールからなり、前方台車2および後方台車3
を支持し案内するものである、このガイド部1は、後述
する脱型ステーション4から材料供給ステーション7ま
での一列状に配置された各ステーションに沿ってその上
方位置に水平に設けられている。
本の走行レールからなり、前方台車2および後方台車3
を支持し案内するものである、このガイド部1は、後述
する脱型ステーション4から材料供給ステーション7ま
での一列状に配置された各ステーションに沿ってその上
方位置に水平に設けられている。
前方台車2は、スラッシュ型S1〜S4をその下方で挟持
して搬送するものであり、ガイド部1の2本の走行レー
ル上に載置され、ガイド部1の前方側に配置されてい
る。前方台車2は、第2図にその側面図を示すように、
4個の走行車輪21と、変速機22と、変速機22を介して走
行車輪21を駆動する駆動モータ23と、台車本体の下方部
に設けられスラッシュ型S1〜S4を挟持するクランパ25
と、クランパ25を作動させる油圧装置26とを備えてい
る。
して搬送するものであり、ガイド部1の2本の走行レー
ル上に載置され、ガイド部1の前方側に配置されてい
る。前方台車2は、第2図にその側面図を示すように、
4個の走行車輪21と、変速機22と、変速機22を介して走
行車輪21を駆動する駆動モータ23と、台車本体の下方部
に設けられスラッシュ型S1〜S4を挟持するクランパ25
と、クランパ25を作動させる油圧装置26とを備えてい
る。
後方台車3は、スラッシュ型S1〜S4をその下方で挟持
して搬送するものであり、ガイド部1の2本の走行レー
ル上に載置され、ガイド部1の後方側に配置されてい
る。この後方台車3は、前方台車2と同一仕様のもので
あり、4個の走行車輪31と、変速機32と、台車駆動モー
タ33と、クランパ35と、油圧装置36とを備えている(第
2図参照)。
して搬送するものであり、ガイド部1の2本の走行レー
ル上に載置され、ガイド部1の後方側に配置されてい
る。この後方台車3は、前方台車2と同一仕様のもので
あり、4個の走行車輪31と、変速機32と、台車駆動モー
タ33と、クランパ35と、油圧装置36とを備えている(第
2図参照)。
なお後方台車3および前記前方台車2の駆動モータ2
3、33および油圧装置26、36は、コード27、37を介して
制御部(図示せず)と電気的に接続されており、プログ
ラム制御によって作動するようになっている。
3、33および油圧装置26、36は、コード27、37を介して
制御部(図示せず)と電気的に接続されており、プログ
ラム制御によって作動するようになっている。
脱型ステーション4は、ガイド部1に沿ってその最前
方位置に設置され、冷却ステーション5での工程を終了
した後成形品を脱型するためのステーションであり、粉
体スラッシュ成形の最終工程を構成する。この脱型ステ
ーション4は、第1図、第3図および第4図に示すよう
に、基台40と、基台40に固定されスラッシュ型S1〜S4を
上下方向に昇降させる昇降リフタ43と、昇降リフタ43に
設けられスラッシュ型S1〜S4を回転させる型回転装置45
とを備えている。
方位置に設置され、冷却ステーション5での工程を終了
した後成形品を脱型するためのステーションであり、粉
体スラッシュ成形の最終工程を構成する。この脱型ステ
ーション4は、第1図、第3図および第4図に示すよう
に、基台40と、基台40に固定されスラッシュ型S1〜S4を
上下方向に昇降させる昇降リフタ43と、昇降リフタ43に
設けられスラッシュ型S1〜S4を回転させる型回転装置45
とを備えている。
昇降リフタ43は、第3図にその側面図、第4図にその
正面図を示すように、幅方向に間隔を隔てて基台40に直
立して設けられた左右一対の油圧シリンダ装置431を有
する。各油圧シリンダ装置431のピストンロッド431a
は、油圧駆動部(図示せず)によって上下方向に摺動自
在であるとともにその上端部が可動基部432に固定され
ている。各可動基部432は、各ピストンロッド431aと平
行してその両側に設けられたリフタガイド433に摺動自
在に保持されている。また、一対の油圧シリンダ装置43
1の間には、その下方部に装着されたラック・ピニオン
機構(図示せず)、伝達ベルト435等を介して同期バー4
36が連結されており、これにより油圧シリンダ装置431
の動作を同期させるようになっている。
正面図を示すように、幅方向に間隔を隔てて基台40に直
立して設けられた左右一対の油圧シリンダ装置431を有
する。各油圧シリンダ装置431のピストンロッド431a
は、油圧駆動部(図示せず)によって上下方向に摺動自
在であるとともにその上端部が可動基部432に固定され
ている。各可動基部432は、各ピストンロッド431aと平
行してその両側に設けられたリフタガイド433に摺動自
在に保持されている。また、一対の油圧シリンダ装置43
1の間には、その下方部に装着されたラック・ピニオン
機構(図示せず)、伝達ベルト435等を介して同期バー4
36が連結されており、これにより油圧シリンダ装置431
の動作を同期させるようになっている。
型回転装置45は、各可動基部432の内側に各々設けら
れた一対の反転駆動部451と、反転駆動部451に互に対向
して設けられスラッシュ型S1〜S4を挟持する型挟持部45
3とからなる。一対の反転駆動部451は、駆動部(図示せ
ず)によって互いに進退する方向へ移動可能であるとと
もに、型挟持部453により挟持したスラッシュ型S1〜S4
を上下反転する方向へ回転可能に設けられている。
れた一対の反転駆動部451と、反転駆動部451に互に対向
して設けられスラッシュ型S1〜S4を挟持する型挟持部45
3とからなる。一対の反転駆動部451は、駆動部(図示せ
ず)によって互いに進退する方向へ移動可能であるとと
もに、型挟持部453により挟持したスラッシュ型S1〜S4
を上下反転する方向へ回転可能に設けられている。
なお、この脱型ステーション4には、所定位置で脱型
作業を行う作業者Aが配置される(第1図参照)。
作業を行う作業者Aが配置される(第1図参照)。
冷却ステーション5は、ガイド部1の前方から後方に
向って脱型ステーション4の次に配置されており、材料
供給ステーション7での工程を終了した後溶融している
粉体材料を冷却固化させるステーションである。この冷
却ステーション5は、第1図および第5図に示すよう
に、基台50と、スラッシュ型S1〜S4を冷却するための温
調水537を投入した冷却水槽53と、冷却水槽53内へスラ
ッシュ型S1〜S4を誘導する第1リフタ55と、スラッシュ
型S1〜S4を挟持し反転させる第1型反転装置57とを備え
ている。
向って脱型ステーション4の次に配置されており、材料
供給ステーション7での工程を終了した後溶融している
粉体材料を冷却固化させるステーションである。この冷
却ステーション5は、第1図および第5図に示すよう
に、基台50と、スラッシュ型S1〜S4を冷却するための温
調水537を投入した冷却水槽53と、冷却水槽53内へスラ
ッシュ型S1〜S4を誘導する第1リフタ55と、スラッシュ
型S1〜S4を挟持し反転させる第1型反転装置57とを備え
ている。
冷却水槽53は、第5図にその断面図を示すように、仕
切板531によって区画されたメインタンク533およびサブ
タンク535からなり、上部が開口したボックス状のもの
である。メインタンク533とサブタンク535は、その周囲
に配設された連結パイプ534により各々の側底部で連通
されている。連通パイプ534には、ポンプ装置(図示せ
ず)が設けられており、メインタンク533からサブタン
ク535へ仕切板531の上を越えて溢れフローパイプ538へ
流入した温調水537は、そのポンプ装置によりメインタ
ンク533へ戻されて両タンク間を循環するようになって
いる。そして、連結パイプ534のメインタンク533内に延
出した部分には、多数のノズル部534aが設けられ温調水
537を噴出させメインタンク533内を撹拌する。なお、連
通パイプ534には、循環する温調水537を60〜80℃の温度
に維持する冷却装置(図示せず)が設けられている。
切板531によって区画されたメインタンク533およびサブ
タンク535からなり、上部が開口したボックス状のもの
である。メインタンク533とサブタンク535は、その周囲
に配設された連結パイプ534により各々の側底部で連通
されている。連通パイプ534には、ポンプ装置(図示せ
ず)が設けられており、メインタンク533からサブタン
ク535へ仕切板531の上を越えて溢れフローパイプ538へ
流入した温調水537は、そのポンプ装置によりメインタ
ンク533へ戻されて両タンク間を循環するようになって
いる。そして、連結パイプ534のメインタンク533内に延
出した部分には、多数のノズル部534aが設けられ温調水
537を噴出させメインタンク533内を撹拌する。なお、連
通パイプ534には、循環する温調水537を60〜80℃の温度
に維持する冷却装置(図示せず)が設けられている。
第1リフタ55は、第6図にその側面図、第7図にその
一方側の正面図を示すように、幅方向に間隔を隔てて基
台50に直立して設けられた左右一対の油圧シリンダ装置
551を有する。各油圧シリンダ装置551のピストンロッド
551aは、上下方向に摺動自在であるとともにその上端部
が可動基部552に固定されている。各可動基部552は、各
ピストンロッド551aと平行してその両側に設けられたリ
フタガイド554に摺動自在に保持されている。また、一
対の油圧シリンダ装置551の間には、各々に装着された
ラック・ピニオン機構(図示せず)、伝達ベルト455等
を介して同期バー456が連結されており、これにより油
圧シリンダ装置551の動作を同期させるようになってい
る。
一方側の正面図を示すように、幅方向に間隔を隔てて基
台50に直立して設けられた左右一対の油圧シリンダ装置
551を有する。各油圧シリンダ装置551のピストンロッド
551aは、上下方向に摺動自在であるとともにその上端部
が可動基部552に固定されている。各可動基部552は、各
ピストンロッド551aと平行してその両側に設けられたリ
フタガイド554に摺動自在に保持されている。また、一
対の油圧シリンダ装置551の間には、各々に装着された
ラック・ピニオン機構(図示せず)、伝達ベルト455等
を介して同期バー456が連結されており、これにより油
圧シリンダ装置551の動作を同期させるようになってい
る。
第1型反転装置57は、第1リフタ55の各可動基部552
に同軸上に設けられた一対の反転軸部571と、反転軸部5
71の内側先端に互いに対向して設けられスラッシュ型S1
〜S4を挟持するクランプ部573とからなる。一対の反転
軸部571は、可動基部552内に設けられた駆動部(図示せ
ず)により互いに進退する方向へ摺動可能であるととも
に、クランプ部573によって挟持したスラッシュ型S1〜S
4を上下反転可能に設けられている。
に同軸上に設けられた一対の反転軸部571と、反転軸部5
71の内側先端に互いに対向して設けられスラッシュ型S1
〜S4を挟持するクランプ部573とからなる。一対の反転
軸部571は、可動基部552内に設けられた駆動部(図示せ
ず)により互いに進退する方向へ摺動可能であるととも
に、クランプ部573によって挟持したスラッシュ型S1〜S
4を上下反転可能に設けられている。
第1加熱ステーション6は、冷却ステーション5の後
方側に配置されており、脱型ステーション4から搬送さ
れてきたスラッシュ型S1〜S4を予め加熱するためのステ
ーションである。この加熱ステーション6は、第1図に
示すように、基台60と、スラッシュ型S1〜S4を加熱する
ための流動床炉61と、流動床炉61内へスラッシュ型S1〜
S4を誘導する第2リフタ63と、スラッシュ型S1〜S4を挟
持し反転させる第2型反転装置65とを備えている。
方側に配置されており、脱型ステーション4から搬送さ
れてきたスラッシュ型S1〜S4を予め加熱するためのステ
ーションである。この加熱ステーション6は、第1図に
示すように、基台60と、スラッシュ型S1〜S4を加熱する
ための流動床炉61と、流動床炉61内へスラッシュ型S1〜
S4を誘導する第2リフタ63と、スラッシュ型S1〜S4を挟
持し反転させる第2型反転装置65とを備えている。
流動床炉61は、第8図にその断面図を示すように、上
部が開口したボックス状のものである。この流動床炉61
は、所定間隔を隔てて多数の空気吹出し孔612aを形成し
た流動板612により上下に区画された上方側の加熱槽614
と下方側の空気吹込み室616とからなる。加熱槽614に
は、熱媒砂(ガラスビーズ、ジルコンサンド、アルミビ
ーズ等)(図示せず)が投入されており、この熱媒砂は
加熱槽614内に設けられた電気ヒータ618によって300〜3
50℃の温度に加熱されている。また空気吹込み室616
は、流動板612の空気吹出し孔612aから圧風して熱媒砂
を流動状態にさせる圧縮エアーが供給される。
部が開口したボックス状のものである。この流動床炉61
は、所定間隔を隔てて多数の空気吹出し孔612aを形成し
た流動板612により上下に区画された上方側の加熱槽614
と下方側の空気吹込み室616とからなる。加熱槽614に
は、熱媒砂(ガラスビーズ、ジルコンサンド、アルミビ
ーズ等)(図示せず)が投入されており、この熱媒砂は
加熱槽614内に設けられた電気ヒータ618によって300〜3
50℃の温度に加熱されている。また空気吹込み室616
は、流動板612の空気吹出し孔612aから圧風して熱媒砂
を流動状態にさせる圧縮エアーが供給される。
なお、第2リフタ63および第2型反転装置65は、第1
リフタ55および第1型反転装置57と同一仕様のものであ
る。
リフタ55および第1型反転装置57と同一仕様のものであ
る。
第2加熱ステーション6′は、第1加熱ステーション
6の後方側に配置されており、脱型ステーション4から
搬送されてきたスラッシュ型S1〜S4を予め加熱するため
のステーションである。すなわち、スラッシュ型S1〜S4
は上記第1加熱ステーション6とこの第2加熱ステーシ
ョン6′に交互に搬送される。この第2加熱ステーショ
ン6′の構成は、上記第1加熱ステーション6と同一で
あるため説明を省略する。
6の後方側に配置されており、脱型ステーション4から
搬送されてきたスラッシュ型S1〜S4を予め加熱するため
のステーションである。すなわち、スラッシュ型S1〜S4
は上記第1加熱ステーション6とこの第2加熱ステーシ
ョン6′に交互に搬送される。この第2加熱ステーショ
ン6′の構成は、上記第1加熱ステーション6と同一で
あるため説明を省略する。
材料供給ステーション7は、第2加熱ステーション
6′の後方側に設置されており、第1加熱ステーション
6又は第2加熱ステーション6′から搬送されてきたス
ラッシュ型S1〜S4に材料を供給するためのステーション
である。この材料供給ステーション7は、第1図に示す
ように、基台70と、スラッシュ型S1〜S4を所定位置へ誘
導する誘導リフタ71と、スラッシュ型S1〜S4を材料箱と
ともに挟持して揺動させる揺動装置73と、粉体材料を投
入した3個の材料箱75と、材料箱75を載置するターンテ
ーブル77と、ターンテーブル77上の所定の材料箱75をス
ラッシュ型S1〜S4と合体させるシザーリフト79とを備え
ている。
6′の後方側に設置されており、第1加熱ステーション
6又は第2加熱ステーション6′から搬送されてきたス
ラッシュ型S1〜S4に材料を供給するためのステーション
である。この材料供給ステーション7は、第1図に示す
ように、基台70と、スラッシュ型S1〜S4を所定位置へ誘
導する誘導リフタ71と、スラッシュ型S1〜S4を材料箱と
ともに挟持して揺動させる揺動装置73と、粉体材料を投
入した3個の材料箱75と、材料箱75を載置するターンテ
ーブル77と、ターンテーブル77上の所定の材料箱75をス
ラッシュ型S1〜S4と合体させるシザーリフト79とを備え
ている。
誘導リフタ71は、第9図にその正面図を示すように、
幅方向に間隔を隔てて基台70に直立して設けられた左右
一対の油圧シリンダ装置711を有する。各油圧シリンダ
装置711のピストンロッド711aは、その上端部が可動基
部712に固定されている。各可動基部712は各ピストンロ
ッド711aと平行してその両側に設けられたリフタガイド
714に上下方向に摺動自在に保持されている。また、各
可動基部712には、互いに対向して進退可能に装着され
スラッシュ型S1〜S4を挟持するクランプ部715が設けら
れている。そして、一対の油圧シリンダ装置711の間に
は、伝達ベルト717等を介して連結された同期バー718が
設けられている。
幅方向に間隔を隔てて基台70に直立して設けられた左右
一対の油圧シリンダ装置711を有する。各油圧シリンダ
装置711のピストンロッド711aは、その上端部が可動基
部712に固定されている。各可動基部712は各ピストンロ
ッド711aと平行してその両側に設けられたリフタガイド
714に上下方向に摺動自在に保持されている。また、各
可動基部712には、互いに対向して進退可能に装着され
スラッシュ型S1〜S4を挟持するクランプ部715が設けら
れている。そして、一対の油圧シリンダ装置711の間に
は、伝達ベルト717等を介して連結された同期バー718が
設けられている。
揺動装置73は、第10図にその平面図を示すように、材
料供給ステーション7の略中央に配置されスラッシュ型
S1〜S4および材料箱75の開口部を対向配置させる枠体73
1と、枠体731の左右両側に同軸的に固定された一対の揺
動軸733と、各基台70に設けられ揺動軸733を揺動させる
一対の揺動部735と、揺動部735を駆動する駆動モータ73
7とからなる。枠体731には、スラッシュ型S1〜S4のフラ
ンジ部を位置決めして固定保持する固定ピン732aおよび
材料箱75のフランジ部を位置決めして固定保持する固定
ピン732bが前後方向両側に6個づつ合計12個設けられて
いる。
料供給ステーション7の略中央に配置されスラッシュ型
S1〜S4および材料箱75の開口部を対向配置させる枠体73
1と、枠体731の左右両側に同軸的に固定された一対の揺
動軸733と、各基台70に設けられ揺動軸733を揺動させる
一対の揺動部735と、揺動部735を駆動する駆動モータ73
7とからなる。枠体731には、スラッシュ型S1〜S4のフラ
ンジ部を位置決めして固定保持する固定ピン732aおよび
材料箱75のフランジ部を位置決めして固定保持する固定
ピン732bが前後方向両側に6個づつ合計12個設けられて
いる。
材料箱75は、スラッシュ型S1〜S4の開口と略同じ大き
さの開口を一面にもつボックス状のものであり、粉体材
料を投入した3個の材料箱75が用意されている。なお、
各材料箱75には、20〜30回分の粉体材料が一度に投入さ
れている。
さの開口を一面にもつボックス状のものであり、粉体材
料を投入した3個の材料箱75が用意されている。なお、
各材料箱75には、20〜30回分の粉体材料が一度に投入さ
れている。
ターンテーブル77は、第11図にその平面図を示すよう
に、回転軸771を中心に水平面上を図中矢印a方向へ120
゜づつ回転する円盤状のものである。ターンテーブル77
には、材料箱75の底面より少し小さい大きさの長孔773
が120゜間隔毎に合計3個設けられており、1個の長孔7
73が前記枠体731の直下位置で停止するようになってい
る。また、ターンテーブル77には、枠体731の直下位置
の上流側にある長孔773上へ粉体材料を投入した材料箱7
5を搬入するための搬入装置776と、枠体731の直下位置
の下流側にある長孔773上から空になった材料箱75を搬
出するための搬出装置777が設けられている。
に、回転軸771を中心に水平面上を図中矢印a方向へ120
゜づつ回転する円盤状のものである。ターンテーブル77
には、材料箱75の底面より少し小さい大きさの長孔773
が120゜間隔毎に合計3個設けられており、1個の長孔7
73が前記枠体731の直下位置で停止するようになってい
る。また、ターンテーブル77には、枠体731の直下位置
の上流側にある長孔773上へ粉体材料を投入した材料箱7
5を搬入するための搬入装置776と、枠体731の直下位置
の下流側にある長孔773上から空になった材料箱75を搬
出するための搬出装置777が設けられている。
シザーリフト79は、ターンテーブル77の下方で前記枠
体731の直下位置に配置されている。このシザーリフト7
9は、ターンテーブル77の長孔773を貫通して材料箱75の
底部を押し上げそのフランジ部を枠体731に合体させる
リフトロッド791を有する。
体731の直下位置に配置されている。このシザーリフト7
9は、ターンテーブル77の長孔773を貫通して材料箱75の
底部を押し上げそのフランジ部を枠体731に合体させる
リフトロッド791を有する。
なお、材料供給ステーション7の後方側には、現在使
用しないあるいは次の成形作業で使用するスラッシュ型
S5を準備するための段取ゾーン8が設けられている。こ
の段取ゾーン8のスラッシュ型S5との交換は、作業者A
の指示(電気的入力)により、後方台車3によって自動
的に行なわれるようになっている。
用しないあるいは次の成形作業で使用するスラッシュ型
S5を準備するための段取ゾーン8が設けられている。こ
の段取ゾーン8のスラッシュ型S5との交換は、作業者A
の指示(電気的入力)により、後方台車3によって自動
的に行なわれるようになっている。
次に本実施例の粉体スラッシュ成形装置の作用を説明
する。第12図は、本実施例の粉体スラッシュ成形装置の
作動状態を示すタイミングチャートである。ここでは4
個のスラッシュ型S1〜S4の代表として第1番目のスラッ
シュ型S1についてその動作を説明する。
する。第12図は、本実施例の粉体スラッシュ成形装置の
作動状態を示すタイミングチャートである。ここでは4
個のスラッシュ型S1〜S4の代表として第1番目のスラッ
シュ型S1についてその動作を説明する。
脱型ステーション4で9秒間の脱型作業を終了したス
ラッシュ型S1は、そのフランジ部を型回転装置45の型挟
持部453により挟持されて型面が横を向いた状態となっ
ている。この状態から型回転装置45により90゜回転され
て型面が下方に向けられ、そのまま昇降リフタ43により
上昇され、上方に待機している前方台車2のクランパー
25に受け渡される。次いで前方台車2の台車駆動モータ
23が始動するとともに変速機22を介して走行車輪21が回
転し、これにより前方台車2はガイド部1に案内されつ
つ走行してスラッシュ型S1を第2加熱ステーション6′
まで搬送する。前方台車2が第2加熱ステーション6′
の上方に到達すると、第2リフタ63′が上昇して第2型
反転装置65′によりスラッシュ型S1のフランジ部を挟持
し、前方台車2のクランパ25からスラッシュ型S1を受け
取る。スラッシュ型S1を受け取った第2リフタ63′は、
第2型反転装置65′によりスラッシュ型S1が上下に反転
された後下降する。この下降によりスラッシュ型S1は流
動床炉61′内の熱媒砂に浸漬され、ここで約300℃に加
熱される。95秒間の加熱後、第2リフタ63′が上昇する
とともにスラッシュ型S1は第2型反転装置65′により上
下に反転された後その上方まで走行して待機している後
方台車3のクランパ35に受け渡される。後方台車3は、
ガイド部1に案内されてスラッシュ型S1を材料供給ステ
ーション7へ搬送する。ここで材料供給ステーション7
の誘導リフタ71が上昇してクランプ部715によりスラッ
シュ型S1を挟持する。そして、誘導リフタ71はそのまま
下降しスラッシュ型S1のフランジ部が枠体731上に位置
決めされつつ載置され固定ピン732aにより固定される。
一方、スラッシュ型S1の下降と同期して粉体材料を投入
した材料箱75がシザーリフト79によりターンテーブル77
から押し上げられ、そのフランジ部が枠体731の下方側
に位置決めされつつ固定ピン732bにより固定される。こ
れにより、スラッシュ型S1と材料箱75の開口部が向い合
せになった状態となる。この材料で揺動装置73が作動し
て枠体731を180゜回転し15秒間揺動させる。この時、材
料箱75の粉体材料がスラッシュ型S1に転移して型面に付
着し溶融を始める。次いでスラッシュ型S1が上方に来る
ように枠体731が反転され、型面に付着していない粉体
材料は材料箱75に戻り回収される。この時、スラッシュ
型S1の型面には約1mmの溶融した粉体材料が残る。そし
て、シザーリフト79のリフトロッド791が延出してその
先端面で材料箱75の底部を支持し、固定ピン732bが解除
された後材料箱75をターンテーブル77上へ戻す。なお、
材料箱75の粉体材料が所定回数供給された場合には、材
料箱を交換するためにターンテーブル77が120゜回転し
てシザーリフト79の上方に次の材料箱75が用意される。
そして、スラッシュ型S1は、誘導リフタ71により上昇さ
れて後方台車3のクランパ35に受け渡され、後方台車3
により冷却ステーション5へ搬送される。後方台車3が
冷却ステーション5に到達すると第1リフタ55が上昇す
るとともに、スラッシュ型S1は第1型反転装置57のクラ
ンプ部573に受け渡され、上下反転された後第1リフタ5
5が下降する。これにより、スラッシュ型S1は冷却水槽5
3のメインタンク533内に進入して約70℃の温調水537に4
0秒間浸漬される。スラッシュ型S1は冷却され、スラッ
シュ型S1の型面に付着し溶融している粉体材料が固化さ
れる。所定時間経過後、第1リフタ55が上昇するともも
にスラッシュ型S1は第1型反転装置57により上下反転さ
れた後前方台車2のクランパ25に挟持され受け渡され
る。そして前方台車2がガイド部1に案内されて走行
し、スラッシュ型S1は脱型ステーション4の上方位置へ
搬送される。これと相前後して昇降リフタ43が上昇し
て、型回転装置45の型挟持部453によりスラッシュ型S1
を受け取る。スラッシュ型S1は昇降リフタ43により下降
された後、型回転装置45により90゜回転され、スラッシ
ュ型S1の型面側が作業者A側に向けられる。次いでスラ
ッシュ型S1の型面で溶融固化した粉体材料(このときは
製品)が型面から作業者Aにより剥し取られる。これで
1サイクルの工程が完了する。以上は1個のスラッシュ
型S1の1サイクルの工程を280秒で完了するように設定
した場合を示す。
ラッシュ型S1は、そのフランジ部を型回転装置45の型挟
持部453により挟持されて型面が横を向いた状態となっ
ている。この状態から型回転装置45により90゜回転され
て型面が下方に向けられ、そのまま昇降リフタ43により
上昇され、上方に待機している前方台車2のクランパー
25に受け渡される。次いで前方台車2の台車駆動モータ
23が始動するとともに変速機22を介して走行車輪21が回
転し、これにより前方台車2はガイド部1に案内されつ
つ走行してスラッシュ型S1を第2加熱ステーション6′
まで搬送する。前方台車2が第2加熱ステーション6′
の上方に到達すると、第2リフタ63′が上昇して第2型
反転装置65′によりスラッシュ型S1のフランジ部を挟持
し、前方台車2のクランパ25からスラッシュ型S1を受け
取る。スラッシュ型S1を受け取った第2リフタ63′は、
第2型反転装置65′によりスラッシュ型S1が上下に反転
された後下降する。この下降によりスラッシュ型S1は流
動床炉61′内の熱媒砂に浸漬され、ここで約300℃に加
熱される。95秒間の加熱後、第2リフタ63′が上昇する
とともにスラッシュ型S1は第2型反転装置65′により上
下に反転された後その上方まで走行して待機している後
方台車3のクランパ35に受け渡される。後方台車3は、
ガイド部1に案内されてスラッシュ型S1を材料供給ステ
ーション7へ搬送する。ここで材料供給ステーション7
の誘導リフタ71が上昇してクランプ部715によりスラッ
シュ型S1を挟持する。そして、誘導リフタ71はそのまま
下降しスラッシュ型S1のフランジ部が枠体731上に位置
決めされつつ載置され固定ピン732aにより固定される。
一方、スラッシュ型S1の下降と同期して粉体材料を投入
した材料箱75がシザーリフト79によりターンテーブル77
から押し上げられ、そのフランジ部が枠体731の下方側
に位置決めされつつ固定ピン732bにより固定される。こ
れにより、スラッシュ型S1と材料箱75の開口部が向い合
せになった状態となる。この材料で揺動装置73が作動し
て枠体731を180゜回転し15秒間揺動させる。この時、材
料箱75の粉体材料がスラッシュ型S1に転移して型面に付
着し溶融を始める。次いでスラッシュ型S1が上方に来る
ように枠体731が反転され、型面に付着していない粉体
材料は材料箱75に戻り回収される。この時、スラッシュ
型S1の型面には約1mmの溶融した粉体材料が残る。そし
て、シザーリフト79のリフトロッド791が延出してその
先端面で材料箱75の底部を支持し、固定ピン732bが解除
された後材料箱75をターンテーブル77上へ戻す。なお、
材料箱75の粉体材料が所定回数供給された場合には、材
料箱を交換するためにターンテーブル77が120゜回転し
てシザーリフト79の上方に次の材料箱75が用意される。
そして、スラッシュ型S1は、誘導リフタ71により上昇さ
れて後方台車3のクランパ35に受け渡され、後方台車3
により冷却ステーション5へ搬送される。後方台車3が
冷却ステーション5に到達すると第1リフタ55が上昇す
るとともに、スラッシュ型S1は第1型反転装置57のクラ
ンプ部573に受け渡され、上下反転された後第1リフタ5
5が下降する。これにより、スラッシュ型S1は冷却水槽5
3のメインタンク533内に進入して約70℃の温調水537に4
0秒間浸漬される。スラッシュ型S1は冷却され、スラッ
シュ型S1の型面に付着し溶融している粉体材料が固化さ
れる。所定時間経過後、第1リフタ55が上昇するともも
にスラッシュ型S1は第1型反転装置57により上下反転さ
れた後前方台車2のクランパ25に挟持され受け渡され
る。そして前方台車2がガイド部1に案内されて走行
し、スラッシュ型S1は脱型ステーション4の上方位置へ
搬送される。これと相前後して昇降リフタ43が上昇し
て、型回転装置45の型挟持部453によりスラッシュ型S1
を受け取る。スラッシュ型S1は昇降リフタ43により下降
された後、型回転装置45により90゜回転され、スラッシ
ュ型S1の型面側が作業者A側に向けられる。次いでスラ
ッシュ型S1の型面で溶融固化した粉体材料(このときは
製品)が型面から作業者Aにより剥し取られる。これで
1サイクルの工程が完了する。以上は1個のスラッシュ
型S1の1サイクルの工程を280秒で完了するように設定
した場合を示す。
第12図のタイムチャートに示すように、次のスラッシ
ュ型S2はスラッシュ型S1の工程開始後70秒後に工程を開
始する。そして、このスラッシュ型S2は脱型ステーショ
ン4から前方台車2により第1加熱ステーション6に搬
送される。すなわち、第2加熱ステーション6′でのス
ラッシュ型S1の加熱後70秒後には、第1加熱ステーショ
ン6にスラッシュ型S2が搬送されて加熱されることにな
る。そして、第1加熱ステーション6でスラッシュ型2
が加熱されている間に、第2加熱ステーション6′での
加熱を終えたスラッシュ型1は後方台車3により材料供
給ステーション7に搬送される。この間に、さらにスラ
ッシュ型2から70秒後に送り込まれた次のスラッシュ型
3が前方台車2により第2加熱ステーション6′に搬送
され、その後後方台車3により第1加熱ステーション6
で加熱を終えたスラッシュ型2を材料供給ステーション
7に搬送する。次のスラッシュ型4はスラッシュ型3の
さらに70秒後に工程を開始し、第2スラッシュ型2が第
1加熱ステーション6で加熱されて後方台車3により材
料供給ステーション7に搬送された後、前方台車により
第1加熱ステーション6に送り込まれる。
ュ型S2はスラッシュ型S1の工程開始後70秒後に工程を開
始する。そして、このスラッシュ型S2は脱型ステーショ
ン4から前方台車2により第1加熱ステーション6に搬
送される。すなわち、第2加熱ステーション6′でのス
ラッシュ型S1の加熱後70秒後には、第1加熱ステーショ
ン6にスラッシュ型S2が搬送されて加熱されることにな
る。そして、第1加熱ステーション6でスラッシュ型2
が加熱されている間に、第2加熱ステーション6′での
加熱を終えたスラッシュ型1は後方台車3により材料供
給ステーション7に搬送される。この間に、さらにスラ
ッシュ型2から70秒後に送り込まれた次のスラッシュ型
3が前方台車2により第2加熱ステーション6′に搬送
され、その後後方台車3により第1加熱ステーション6
で加熱を終えたスラッシュ型2を材料供給ステーション
7に搬送する。次のスラッシュ型4はスラッシュ型3の
さらに70秒後に工程を開始し、第2スラッシュ型2が第
1加熱ステーション6で加熱されて後方台車3により材
料供給ステーション7に搬送された後、前方台車により
第1加熱ステーション6に送り込まれる。
この成形1サイクルの間に、前方台車2は脱型ステー
ション4から第2加熱ステーション6′までの間を、ま
た後方台車3は冷却ステーション5から料供給ステーシ
ョン7までの間を移動して各スラッシュ型S1〜S4を搬送
する。
ション4から第2加熱ステーション6′までの間を、ま
た後方台車3は冷却ステーション5から料供給ステーシ
ョン7までの間を移動して各スラッシュ型S1〜S4を搬送
する。
以上のように本実施例の粉体スラッシュ成形装置は、
2台の台車2、3で4個のスラッシュ型S1〜S4を、脱型
ステーション4、第1(又は第2)加熱ステーション6
(又は6′)、材料供給ステーション7、冷却ステーシ
ョン5の4個所の各ステーションへ順次送り込むととも
に、前方台車2は脱型ステーション4から第1加熱ステ
ーション6又は第2加熱ステーション6′に交互にスラ
ッシュ型を送り込む。すなわち、2つの加熱ステーショ
ンに交互にスラッシュ型を搬送して、それぞれの加熱ス
テーションで独立して同時にスラッシュ型を加熱するこ
とができる。したがって、1つのスラッシュ型の加熱に
長時間をかけることが可能となる。これにより、成形1
サイクル内に70秒間隔で4個のスラッシュ型を送り込む
ことができ(この時間を以下タクトタイムという)、ハ
イサイクルでの生産が可能となる。
2台の台車2、3で4個のスラッシュ型S1〜S4を、脱型
ステーション4、第1(又は第2)加熱ステーション6
(又は6′)、材料供給ステーション7、冷却ステーシ
ョン5の4個所の各ステーションへ順次送り込むととも
に、前方台車2は脱型ステーション4から第1加熱ステ
ーション6又は第2加熱ステーション6′に交互にスラ
ッシュ型を送り込む。すなわち、2つの加熱ステーショ
ンに交互にスラッシュ型を搬送して、それぞれの加熱ス
テーションで独立して同時にスラッシュ型を加熱するこ
とができる。したがって、1つのスラッシュ型の加熱に
長時間をかけることが可能となる。これにより、成形1
サイクル内に70秒間隔で4個のスラッシュ型を送り込む
ことができ(この時間を以下タクトタイムという)、ハ
イサイクルでの生産が可能となる。
また、熱エネルギーを必要とする冷却ステーション5
および加熱ステーション6が分離独立して配置されてい
るため、1型成形に比べ製品1個に要するエネルギーは
1/3〜1/2程度に減少させることが可能となる。さらに
は、人手を要する工程は脱型ステーション4のみである
が、1人で従来の4倍の作業量をこなすことができ、作
業が集中化してロスを著しく低減させることができる。
またこの脱型ステーションにおける時間が律速段階とな
るので、脱型作業を速くすればタクトタイムの短縮が可
能となる。また4個のスラッシュ型S1〜S4の搬送を前方
台車2および後方台車3の2台の台車で行なうようにし
ているため、最小数の台車で互いに干渉し合うことな
く、かつ効率よく行なうことができる。
および加熱ステーション6が分離独立して配置されてい
るため、1型成形に比べ製品1個に要するエネルギーは
1/3〜1/2程度に減少させることが可能となる。さらに
は、人手を要する工程は脱型ステーション4のみである
が、1人で従来の4倍の作業量をこなすことができ、作
業が集中化してロスを著しく低減させることができる。
またこの脱型ステーションにおける時間が律速段階とな
るので、脱型作業を速くすればタクトタイムの短縮が可
能となる。また4個のスラッシュ型S1〜S4の搬送を前方
台車2および後方台車3の2台の台車で行なうようにし
ているため、最小数の台車で互いに干渉し合うことな
く、かつ効率よく行なうことができる。
[発明の効果] 本発明の粉体スラッシュ成形品の成形方法では、4個
のスラッシュ型を脱型ステーション、第1(又は第2)
加熱ステーション、材料供給ステーション、冷却ステー
ションへ順に搬送し、各ステーションでの作業工程を4
個のスラッシュ型について同時に行なうことができる。
従って、スラッシュ成形に必要な成形サイクル単位内で
4個の成形品が得られ、従来装置に比べ4倍に生産性を
向上させることができる。
のスラッシュ型を脱型ステーション、第1(又は第2)
加熱ステーション、材料供給ステーション、冷却ステー
ションへ順に搬送し、各ステーションでの作業工程を4
個のスラッシュ型について同時に行なうことができる。
従って、スラッシュ成形に必要な成形サイクル単位内で
4個の成形品が得られ、従来装置に比べ4倍に生産性を
向上させることができる。
さらに、本発明の粉体スラッシュ成形品の成形方法で
は、加熱ステーションを2つ設け、これらを独立して同
時に利用することができるので、1つのスラッシュ型の
加熱に長時間をかけることができる。したがって、タク
トタイムを短くすることができハイサイクルでの生産が
可能となる。そして、律速段階が脱型ステーションに要
する時間となるので、脱型作業を速くすればタクトタイ
ムの短縮が可能となる。また、加熱時間に余裕ができる
ので、加熱装置に流動床炉を使用した場合、流動床炉及
びスラッシュ型に蓋をすることもでき、砂飛散及びスラ
ッシュ型内に砂が入り込むことを防ぐことができるとと
もに、スラッシュ型の砂落しを十分に行うことができ
る。また、熱媒体を介した加熱装置を使用した場合、熱
媒温度を下げられることから低い温度で長時間加熱する
ことが可能となり、これにより、型温度の均一化、型割
れ防止、設備準備時間の短縮を図ることができる。ま
た、加熱装置を2つ使用するため、一方の加熱装置が故
障した場合でも、生産は可能である。さらに、2つの加
熱装置の設定を変えることで、2通りの成膜条件が可能
となる。
は、加熱ステーションを2つ設け、これらを独立して同
時に利用することができるので、1つのスラッシュ型の
加熱に長時間をかけることができる。したがって、タク
トタイムを短くすることができハイサイクルでの生産が
可能となる。そして、律速段階が脱型ステーションに要
する時間となるので、脱型作業を速くすればタクトタイ
ムの短縮が可能となる。また、加熱時間に余裕ができる
ので、加熱装置に流動床炉を使用した場合、流動床炉及
びスラッシュ型に蓋をすることもでき、砂飛散及びスラ
ッシュ型内に砂が入り込むことを防ぐことができるとと
もに、スラッシュ型の砂落しを十分に行うことができ
る。また、熱媒体を介した加熱装置を使用した場合、熱
媒温度を下げられることから低い温度で長時間加熱する
ことが可能となり、これにより、型温度の均一化、型割
れ防止、設備準備時間の短縮を図ることができる。ま
た、加熱装置を2つ使用するため、一方の加熱装置が故
障した場合でも、生産は可能である。さらに、2つの加
熱装置の設定を変えることで、2通りの成膜条件が可能
となる。
第1図〜第12図は本発明の実施例に係り、第1図は粉体
スラッシュ成形装置の概略構成を模式的に示す側面図、
第2図は前方台車の側面図、第3図は脱型ステーション
の側面図、第4図はその正面図、第5図は冷却水槽の断
面図、第6図は冷却ステーションの側面図、第7図はそ
の一方側の正面図、第8図は流動床炉の断面図、第9図
は材料供給ステーションの正面図、第10図は揺動装置の
平面図、第11図はターンテーブルの平面図、第12図は成
形工程を実施する際のタイムチャートである。 1……ガイド部、2……前方台車 3……後方台車、4……脱型ステーション 5……冷却ステーション 6……第1加熱ステーション 6′……第2加熱ステーション 7……材料供給ステーション S1〜S4……スラッシュ型
スラッシュ成形装置の概略構成を模式的に示す側面図、
第2図は前方台車の側面図、第3図は脱型ステーション
の側面図、第4図はその正面図、第5図は冷却水槽の断
面図、第6図は冷却ステーションの側面図、第7図はそ
の一方側の正面図、第8図は流動床炉の断面図、第9図
は材料供給ステーションの正面図、第10図は揺動装置の
平面図、第11図はターンテーブルの平面図、第12図は成
形工程を実施する際のタイムチャートである。 1……ガイド部、2……前方台車 3……後方台車、4……脱型ステーション 5……冷却ステーション 6……第1加熱ステーション 6′……第2加熱ステーション 7……材料供給ステーション S1〜S4……スラッシュ型
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも4個のスラッシュ型をそれぞれ
順に加熱ステーション、材料供給ステーション、冷却ス
テーション及び脱型ステーションに搬送して粉体スラッ
シュ成形品を連続的に得る粉体スラッシュ成形品の成形
方法であって、 上記加熱ステーションは第1加熱ステーション及び第2
加熱ステーションよりなり、脱型ステーションでの工程
を終えた上記スラッシュ型は交互に該第1加熱ステーシ
ョン又は該第2加熱ステーションに搬送されることを特
徴とする粉体スラッシュ成形品の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63239141A JP2643361B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 粉体スラッシュ成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63239141A JP2643361B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 粉体スラッシュ成形品の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0286416A JPH0286416A (ja) | 1990-03-27 |
JP2643361B2 true JP2643361B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=17040375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63239141A Expired - Lifetime JP2643361B2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 粉体スラッシュ成形品の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643361B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2364263B2 (es) * | 2011-03-01 | 2012-03-15 | Abn Pipe Systems, S.L.U. | Sistema y procedimiento de moldeo de piezas con moldes autoportantes. |
JP6933160B2 (ja) * | 2018-02-27 | 2021-09-08 | トヨタ自動車株式会社 | パウダースラッシュ成形システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2605349B2 (ja) * | 1988-05-26 | 1997-04-30 | トヨタ自動車株式会社 | 粉体スラッシュ成形装置 |
-
1988
- 1988-09-24 JP JP63239141A patent/JP2643361B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0286416A (ja) | 1990-03-27 |
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