JPH077517Y2 - ブラインドの回転操作装置 - Google Patents

ブラインドの回転操作装置

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JPH077517Y2
JPH077517Y2 JP1988008937U JP893788U JPH077517Y2 JP H077517 Y2 JPH077517 Y2 JP H077517Y2 JP 1988008937 U JP1988008937 U JP 1988008937U JP 893788 U JP893788 U JP 893788U JP H077517 Y2 JPH077517 Y2 JP H077517Y2
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JP
Japan
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blind
rod
universal joint
cap
operating
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JP1988008937U
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JPH01114794U (ja
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秀幸 今吉
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Nichibei Co Ltd
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Nichibei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラインドの回転操作装置に関するもので、特
に、ブラインドのスラットの回転角度を調節する回転操
作装置に関するものである。
〔従来の技術〕 ブラインドのスラットの角度の調節は、一般に、ヘッド
ボックス内に軸支されたブラインド作動軸を回転するこ
とによって行われる。ブラインド作動軸の回転機構とし
ては、作動軸の一端に傘歯車を介して連結された鎖車に
掛けられたボールチエーンを操作することによってブラ
インド作動軸を回転させるようにした機構が広く使用さ
れているが、近来、ブラインド作動軸の一端にユニバー
サルジョイントを介して回転操作棒を連結し、この回転
操作棒の下端を回転することによってブラインド作動軸
を回転させるようにした機構が使用されるようになって
きた。
しかし、従来一般に使用されているボールチエーンの操
作による構造では、ブラインドの取りつけ高さに応じて
ボールチエーンの長さを変えることによってブラインド
の種々の高さに対応できるが、回転操作棒を使用する構
造では、ブラインドの取りつけ高さに応じて回転操作棒
の長さを1つづつ変えなければならず、長さの異なる種
々の回転操作棒を準備しておく必要が生じ、経済的に不
利であるのみならず、組立ても厄介である。
〔考案が解決しようとする課題〕
本出願人は、従来の回転操作棒によってブラインド作動
軸を回転する型式のブラインド回転操作装置における不
利点を解消するものとして、或る長さの接続棒をヘッド
ボックスの高さに応じて継ぎ足してゆくことによって、
ヘッドボックスの高さに容易に適応できるようにした回
転操作棒を開発した。このような回転操作棒は、本出願
人が昭和62年1月28日付にて出願した実願昭62-11171号
に開示されている。ところが、この回転操作棒は各接続
棒をユニバーサルジョイントを介して継ぎ足してゆくよ
うな構造となっているので、ユニバーサルジョイントに
遊びがあるために、特に複数の接続棒を継ぎ足した場合
に回転の伝達が非常に悪くなる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記のような課題を解決する手段として、ブ
ラインドのヘッドボックス内に軸支されたブラインド作
動軸の一端にユニバーサルジョイントの第1の端部を連
結し、該ユニバーサルジョイントの第2の端部をヘッド
ボックスの外部にあらわし、該第2の端部に設けた下向
きに開口した断面非円形の連結用軸孔及び外周面に設け
た雄ネジに対して、回転操作棒の断面非円形に設けられ
た上端軸部が上記第2の端部の断面非円形の連結用軸孔
に相対回転不能に嵌合しかつこの回転操作棒に回転可能
に嵌挿した連結用キャップを上記第2の端部の雄ネジに
螺合させて連結することにより、該回転操作棒の回転で
上記ブラインド作動軸を回転させるようにしたブライン
ドの回転操作装置において、下端に上記のユニバーサル
ジョイントの第2の端部と同様の断面非円形の連結用軸
孔および雄ネジを有し上端に上記の回転操作棒の上端と
同様の断面非円形の軸部および上記と同様の連結用キャ
ップを設けた接続棒を準備し、必要に応じて、ユニバー
サルジョイントの第2の端部と回転操作棒の間に1また
はそれ以上の接続棒を順次に継ぎ足し得るように設ける
と共に、この接続棒には、下端の雄ネジに螺合する連結
用キャップのゆるみ止めを、該接続棒に対して相対回転
不能でかつ上記連結用キャップの上部開口に相対回転不
能に嵌挿するように設けたことを特徴とするブラインド
の回転操作装置を提供する。
〔作用〕
本考案の構成によれば、ユニバーサルジョイントは、ブ
ラインド作動軸と回転操作棒の接続点にあるだけで、接
続棒の下端には非円形断面の連結用軸孔と外周に雄ネジ
を設けた筒状の連結部とし、ユニバーサルジョイントを
介することなく、接続棒と操作軸が直接連結されるので
遊びは少なくなり回転の伝達が良好となる。さらに、ゆ
るみ止めを設けることによって、キャップが次第にゆる
んで、操作棒が外れることを防止できる。
〔実施例〕
以下、図示に示す実施例に基づき本考案を説明する。
第1図は本考案に係るブラインドの回転操作装置の一実
施例を示し、図中、1はブラインドのヘッドボックス、
2は該ヘッドボックス内に軸支されたブラインド作動軸
(図示せず)を回転するために、該ブラインド作動軸に
一端(図示せず)で連結されたユニバーサルジョイント
を示す。3は該ユニバーサルジョイントに連結されてブ
ラインド作動軸を回転する操作棒を示し、その下端に操
作用つまみ4がとりつけられている。
このブラインド操作装置は周知のように、つまみ4をい
ずれかの方向に回転し、これによりスラットの傾動を行
うように構成されている。また、このブラインド作動軸
はスラットの昇降をコントロールするようにしてもよ
い。
本考案によるブラインドの回転操作装置においては、ブ
ラインド作動軸の一端にユニバーサルジョイント2の第
1の端部(図示せず)を連結し、該ユニバーサルジョイ
ントの第2の端部2に下方に開口した断面非円形の例え
ば四角形の連結用軸孔を形成するとともに、その外周面
に雄ネジ2cを形成する。また、回転操作棒3の上端には
上記の連結用軸孔に嵌合する断面非円形、例えば四角形
の軸部3bを形成し、また、この回転操作棒上に係合し且
つ上記の雄ネジ2cと螺合し得る雌ネジ5aをもつ連結用キ
ャップ5が設けられる。この連結用キャップ5は、回転
操作棒3に対して相対回転が自在に設けられていて、そ
の筒内面の下部に上記雌ネジ5aが形成され、筒内面の上
部には後述するゆるみ止めが嵌合する断面非円形部5bが
形成されている。
上記構成では、回転操作棒3の上端の軸部3bをユニバー
サルジョイントの端部の連結用軸孔に挿入し、連結用キ
ャップ5の雌ネジ5aを雄ネジ2cの上にネジ込むことによ
って、回転操作棒3はユニバーサルジョイント2を介し
てブラインド作動軸に連結され、つまみ4を操作するこ
とによってブラインドの回転操作を行うことができる。
さらに、本考案では、下端部が上記のユニバーサルジョ
イントの第2の端部と同じ構造で、上端部が上記の回転
操作棒の上端部と同じ構造の接続棒6が準備される。図
中6aはユニバーサルジョイント2の第2の端部に設けた
断面非円形の軸孔に嵌合する断面非円形の軸部、6bは肩
部、8はこの接続棒の上に係合する連結用キャップ、で
あり上記連結用キャップ5と同様のものである。9は上
記の雄ネジ2cと同様の雄ネジを示す。図中、7はゆるみ
止めであり、これは第2図に示す如く、角軸状の接続棒
6に対して軸回りの相対回転不能で軸方向には移動可能
に嵌合する角軸状の上下貫通の筒状開口7bを有すると共
に、外側が波形をなしている断面非円形部7aと、上部の
つば部7cを有するように設けられている。したがって第
1図に示すように、接続棒6の下端の雄ネジ9に回転操
作棒3の連結用キャップ5を回転させてその雌ネジ5aを
螺合させた後、この連結用キャップ5の上部の断面非円
形部5bに上記ゆるみ止め7の断面非円形部7aを嵌合させ
ることで、該連結用キャップ5とゆるみ止め7の相対的
回転が阻止され、このゆるみ止め7が接続棒6の軸部に
対して第2図に示すように相対回転が不能に嵌合してい
るので、結局連結用キャップ5の回転が阻止(ゆるみ)
されることになる。
上記の構成では、ヘッドボックスの高さに応じて、ユニ
バーサルジョイントの下に、次々に接続棒6を継ぎ足し
てゆくことによって、所望の長さの回転操作棒を得るこ
とができる。1個の接続棒を継ぎ足した状態を第4図に
示す。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案によれば、ブラインド作動軸に連
結されたユニバーサルジョイントと操作軸はネジによっ
て確実に連結される。然して、回転の伝達は非円形断面
の連結用軸孔と連結用軸部との嵌合を介して伝達され、
連結キャップは単に両者を連結状態に保持する働きをす
るだけで、回転力が連結キャップに伝わることはないの
で、大きい回転力が加わることによって両者の連結が外
れることはなく、ユニバーサルジョイントと操作棒は常
に連結状態に保持される。然して、ユニバーサルジョイ
ントと操作棒との間に任意の数の接続棒を容易に継ぎ足
すことができ、ブラインドのヘッドボックスの高さに応
じて所望の長さの操作棒を得ることができ、実用上極め
て便利である。然して、接続棒を複数個継ぎ足した場合
でも、ユニバーサルジョイントは操作棒の上端とブライ
ンド作動軸との間にあるだけであるので回転操作棒の回
転はブラインド作動軸に確実に伝達される。また、継ぎ
足した接続棒の連結部分を構成する連結用キャップは、
雄ネジと雌ネジが螺合した後にゆるみ止めの嵌合でその
回転が阻止されるので、使用中に螺合がゆるんで抜け落
ちるという不具合がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラインド回転操作装置の一実施
例を示す正面図、第2図は第1図のII-II線における断
面図、第3図は連結用キャップ平面図、第4図は接続棒
を介して回転操作棒をとりつけた状態を示す正面図であ
る。 1……ヘッドボックス、2……ユニバーサルジョイン
ト、3……回転操作棒、4……操作用ツマミ、5……連
結キャップ、6……接続棒、7……ゆるみ止め、8……
連結キャップ、9……雄ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラインドのヘッドボックス内に軸支され
    たブラインド作動軸の一端にユニバーサルジョイントの
    第1の端部を連結し、該ユニバーサルジョイントの第2
    の端部をヘッドボックスの外部にあらわし、該第2の端
    部に設けた下向きに開口した断面非円形の連結用軸孔及
    び外周面に設けた雄ネジに対して、回転操作棒の断面非
    円形に設けられた上端軸部が上記第2の端部の断面非円
    形の連結用軸孔に相対回転不能に嵌合しかつこの回転操
    作棒に回転可能に嵌挿した連結用キャップを上記第2の
    端部の雄ネジに螺合させて連結することにより、該回転
    操作棒の回転で上記ブラインド作動軸を回転させるよう
    にしたブラインドの回転操作装置において、 下端に上記のユニバーサルジョイントの第2の端部と同
    様の断面非円形の連結用軸孔および雄ネジを有し上端に
    上記の回転操作棒の上端と同様の断面非円形の軸部およ
    び上記と同様の連結用キャップを設けた接続棒を準備
    し、必要に応じて、ユニバーサルジョイントの第2の端
    部と回転操作棒の間に1またはそれ以上の接続棒を順次
    に継ぎ足し得るように設けると共に、この接続棒には、
    下端の雄ネジに螺合する連結用キャップのゆるみ止め
    を、該接続棒に対して相対回転不能でかつ上記連結用キ
    ャップの上部開口に相対回転不能に嵌挿するように設け
    たことを特徴とするブラインドの回転操作装置。
JP1988008937U 1988-01-27 1988-01-27 ブラインドの回転操作装置 Expired - Lifetime JPH077517Y2 (ja)

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JP1988008937U JPH077517Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 ブラインドの回転操作装置

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JP1988008937U JPH077517Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 ブラインドの回転操作装置

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JPH01114794U JPH01114794U (ja) 1989-08-02
JPH077517Y2 true JPH077517Y2 (ja) 1995-02-22

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JP1988008937U Expired - Lifetime JPH077517Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 ブラインドの回転操作装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581590Y2 (ja) * 1979-03-19 1983-01-12 立川機工株式会社 スラツト上下索の操作用グリツプ
JPS59167197U (ja) * 1983-04-19 1984-11-09 エスエム工業株式会社 ブラインドのスラツト操作棒

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01114794U (ja) 1989-08-02

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