JPH0354306Y2 - - Google Patents

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JPH0354306Y2
JPH0354306Y2 JP4991585U JP4991585U JPH0354306Y2 JP H0354306 Y2 JPH0354306 Y2 JP H0354306Y2 JP 4991585 U JP4991585 U JP 4991585U JP 4991585 U JP4991585 U JP 4991585U JP H0354306 Y2 JPH0354306 Y2 JP H0354306Y2
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gear
gearbox
transmission mechanism
operating rod
closing device
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ブラインドの開閉装置に関するもの
である。
[従来の技術とその問題点] 従来、ブラインドの開閉装置の操作部はブライ
ンドの前面にだけついていたり、又表、裏の両方
についておりそのどちらかを使用するものであつ
た。しかしブラインドの設置場所によつては取付
難いとか、操作しづらい事があつた。
本考案はこれらの問題を解決し、開閉装置の操
作部を表面、側面裏面の3ケ所の他、任意の位置
にセツト出来、更に操作棒が360度回転出来るブ
ラインド開閉装置を提供することを目的とするも
のである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記の目的を達成するために、操作棒
の回転をブラインドの開閉装置の回転軸に伝える
ために三組の歯車伝導機構を用い、これら歯車を
二個のギヤボツクス内に納め、操作棒が取付けら
れた一方のギヤボツクスが、開閉装置に取付けら
れたギヤボツクスの周りを廻る様に接続させ、又
この操作棒が取付けられたギヤボツクス自身が
360度自転出来る様にした。従つて操作棒は360度
回転出来ると共にブラインドに対し正面、裏面、
側面の三箇所又は任意の位置にセツト出来るよう
にしたものである。
[実施例] 以下、本考案を実施例によつて詳しく説明す
る。
第1図aは本考案に係るブラインド開閉装置の
一部を切欠いた正面図、第1図bは第1図aのA
−A線断面図、第2図はAギヤボツクスの図で、
aは平面図、bは正面図、第3図は歯車の平面図
である。ここで1はAギヤボツクスで半月形の軸
受11が設けられ、この軸受11に歯車5が嵌合
している。又この軸受11には溝12が設けられ
歯車5のフランジ51が嵌まり、軸方向の位置決
めが出来るようになつている。歯車5のジヤーナ
ル部52には六角孔53が設けられ、この穴には
ストツパー6のクラツチ部61が挿入される。歯
車伝達機構Xは、歯車5と、当該歯車5に噛合す
る2段の冠歯車7とからなる。またギヤボツクス
は、AギヤボツクスとBギヤボツクスとからな
る。
第4図はBギヤボツクスの図で、aは平面図、
bは正面図、cは底面図、dは左側面図である。
2はBギヤボツクスであり、Aギヤボツクス1の
上部に接合する。Bギヤボツクス2には歯車5を
嵌合する軸受21が設けられ、Aギヤボツクス1
の軸受11の上半分を構成する。又Bギヤボツク
ス2には爪22が設けられ、Aギヤボツクス1の
溝16に咬合し、Aギヤボツクス1にBギヤボツ
クス2を冠着させることが出来る。Bギヤボツク
ス2にはAギヤボツクス1の底板13と同形の天
板23が配設され、又この天板23には軸14を
支持する穴24が設けられている。
第5図は歯車5に挿入されるストツパー6の図
で、aは平面図、bはaのB−B線断面図、cは
aのC−C線断面図である。ストツパー6の一方
の端は歯車5のジヤーナル部52に設けられた六
角形の穴53に装着されるクラツチ61となつて
いる。このクラツチ61には2ケ所に切込み62
が設けられ、操作棒94を廻しすぎて開閉装置軸
66に過大なトルクがかかつた場合、クラツチは
内外に撓み咬み合いが外れ操作棒94が空転する
様になつている。ストツパー6の63の部分はフ
ランジでAギヤボツクス1及びBギヤボツクス2
からストツパー6が抜け落ちない様位置決めとな
つている。ストツパー6の中心部には六角の孔6
4が貫通しており、フランジ開閉装置軸66を挿
着する様になつている。又ストツパー6には突起
65が設けられ、Aギヤボツクス1又はBギヤボ
ツクス2のいずれかに設けられた突起17又は2
5に突当り操作棒を廻し過ぎてもブラインド開閉
装置を廻し過ぎない様になつている。又ストツパ
ー6に外嵌するカラー68には止めねじ70を取
付ける穴69が設けられ、ストツパー6に設けら
れたねじ穴67と位置を合わせ、ねじ70を螺着
することにより開閉装置軸66をストツパー6に
固定する。Aギヤボツクス1には下部に張出た底
板13が配設され、この底板13にはこれに垂直
な軸14が設けられその中心軸にはリベツト18
を通す孔15が設けられている。リベツト18は
Aギヤボツクス1とBギヤボツクス2を接合する
ものである。
伝達機構Yは、歯車伝達機構Xの冠歯車7に噛
合する。ここで伝達機構Yは、2段歯車8と、当
該2段歯車8に噛合するピニオン歯車9とからな
る。
第6図は歯車5と2段の冠歯車7との関係を示
す図、第7図aは冠歯車と平歯車で構成された2
段歯車8と2段の冠歯車7との関係を示す図、第
7図bはアーム3の平面図である。第6図におい
て2段の冠歯車7は軸14に嵌装され、その上歯
71は歯車5と噛合しており、2段の冠歯車8の
回転を歯車5に伝える。第7図においてアーム3
には上部、下部に夫々孔31,32が設けられ、
軸14に嵌合し、アーム3が軸の周りに180度回
動出来る様になつている。この際フリーボツクス
4の内部に取付けられ、2段の冠歯車7の下歯7
2と噛合する2段歯車8の歯81が下歯72と噛
合した状態を保ち乍ら、フリーボツクス4は軸1
4の周りを180度回動することができる。アーム
3の下部には切込み33が夫々軸14の中心に対
し90度の位置に3ケ所設けられ、Aギヤボツクス
1の底板13の下面の突起19に係止され、フリ
ーボツクス4をブラインドの前面、裏面、側面の
3ケ所に位置決めすることが出来る。第10図乃
至第12図に、アーム3の切込み33とAギヤボ
ツクス1の突起19との係止状態を下方から見た
状態を示す。孔44には、操作棒のジヨイント9
4の先端95が嵌装されるので、操作棒は、Aギ
ヤボツクス1に接続されるブラインドに対し、第
10図が前面、第11図が裏面、第12図が側面
の位置となる。又この切込みを他の任意の位置に
設けることによりフリーボツクス4の位置を任意
の位置にセツトすることが出来る。
第8図はフリーボツクス4の断面図である。フ
リーボツクス4の内面中心には図のような軸41
が配設されその先端部42はテーパーになつてお
り、又割り溝が設けられている。先端部42から
2段歯車8を圧入するとテーパー部は内側に撓ん
で2段歯車8は奥の方に圧入される。この先端部
近くに2段歯車8のボス巾に相当する溝43が円
周に沿つて設けられているので2段歯車8が圧入
された際にこの溝に嵌装され、軸方向に動かぬよ
う嵌着される。歯車8はこの位置で2段歯車8の
歯81が2段の冠歯車7の歯72に噛合する。フ
リーボツクス4はアーム3の孔34に保持され
360度回転可能であり、この際2段の冠歯車7と
2段歯車8のかみ合いを保つことが出来る。
操作棒は伝達機構Yのピニオン歯車9に連結さ
れている。第9図は操作棒ジヨイント94の図で
ある。ジヨイント94の先端の96の部分は断面
が半月形となつておい装着されるピニオン歯者9
の廻止めとなつている。なお、ピニオン歯車9は
2段歯車8と噛合している。溝97にはストツプ
リング98が掛止されピニオン歯車9の軸方向に
位置決めを行つている。又先端の95の部分はフ
リーボツクス4の孔44に嵌装される。Aギヤボ
ツクス1及びBギヤボツクス2の張出し部の側面
は防塵、外観を整える目的でギヤカバー27を設
置している。次に上記装置の作用について述べ
る。操作棒94を廻すことにより、回転はピニオ
ン歯車9を介し、これに噛み合う2段歯車8、更
にこれに噛み合う2段の冠歯車7、更に、これに
噛み合う歯車5を回転させる。この回転は歯車5
よりクラツチ付ストツパー6を介し、ストツパー
に固定された開閉装置軸66に伝えられブライン
ドの開閉を行う。
[考案の効果] 本考案は上記の如く構成されているので、ブラ
インドの開閉を操作する操作棒の位置をブライン
ドの前面、裏面、側面、又はその中間に任意の位
置にセツト出来る他に、操作棒自身が360度回転
出来るので操作棒を傾けて操作することが出来
る。従つて従来ブラインドの取付け場所によつて
は操作棒の設置、及び操作に支障を来たす場合も
あつたが、本装置では、これら設置場所、取扱い
に関し対応出来る範囲を広げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係るブラインド開閉装置の
一部を切欠いた正面図、第1図bは第1図aのA
−A線断面図、第2図はAギヤボツクスの図、第
3図は歯車の平面図、第4図はBギヤボツクスの
図、第5図はストツパー6の図、第6図は歯車5
と2段の冠歯車7との関係を示す図、第7図aは
2段歯車8と2段の冠歯車7との関係を示す図、
第7図bはアーム3の平面図、第8図はフリーボ
ツクス4の断面図、第9図は操作棒ジヨイント9
4の図、第10図乃至第12図はアーム3の切込
み33とAギヤボツクス1の突起19との係止状
態を下方から見た状態を示す図である。 1……Aギヤボツクス、2……Bギヤボツク
ス、3……アーム、4……フリーボツクス、5…
…歯車、6……ストツパー、7……2段の冠歯
車、8……2段歯車、9……ピニオン歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ブラインド開閉軸に取付けられたブラインド
    開閉装置であつて、ブラインド開閉軸に固定さ
    れたクラツチ付ストツパー6と、このクラツチ
    を介して連結された歯車伝達機構Xと、クラツ
    チ付きストツパー6及び歯車伝達機構Xを収納
    するギヤボツクスと、歯車伝達機構Xに噛合す
    る伝達機構Yと、伝達機構Yを内臓している
    360度回転可能のフリーボツクス4と、伝達機
    構Yに連結された操作棒と、フリーボツクス4
    をギヤボツクスの軸の周りに回動するアーム3
    と、ギヤカバーより構成され、アームの切り込
    みとギヤボツクスの突起との係合により操作棒
    の位置がブラインドの前面、裏面、側面及び任
    意の位置にセツト出来、又操作棒自身も任意に
    傾けて操作することが出来、且つ操作棒を廻し
    過ぎた場合はクラツチがはずれて開閉装置の保
    護となることを特徴とするブラインド開閉装
    置。 (2) 歯車伝達機構Xは、歯車5と、当該歯車5に
    噛合する2段の冠歯車7で構成されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のブラインドの開閉装置。 (3) 伝達機構Yは、2段歯車8と、当該2段歯車
    8に噛合するピニオン歯車9で構成されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のブラインドの開閉装置。
JP4991585U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH0354306Y2 (ja)

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JP4991585U JPH0354306Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

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JP4991585U JPH0354306Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

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JPS61166096U JPS61166096U (ja) 1986-10-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3365973B2 (ja) * 1999-04-28 2003-01-14 立川ブラインド工業株式会社 横型ブラインドのスラット角度調節装置

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JPS61166096U (ja) 1986-10-15

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