JPH0236742Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236742Y2 JPH0236742Y2 JP3331284U JP3331284U JPH0236742Y2 JP H0236742 Y2 JPH0236742 Y2 JP H0236742Y2 JP 3331284 U JP3331284 U JP 3331284U JP 3331284 U JP3331284 U JP 3331284U JP H0236742 Y2 JPH0236742 Y2 JP H0236742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed change
- shift
- guide plate
- attached
- transmission case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はミツシヨンケースから外方に突設した
押引き式シフトフオーク軸の突出端に、変速アー
ムとの係合用部材を装着状態においては抜止め可
能となる状態で着脱自在に外嵌連結した歩行型移
動農機の変速操作構造に関する。
押引き式シフトフオーク軸の突出端に、変速アー
ムとの係合用部材を装着状態においては抜止め可
能となる状態で着脱自在に外嵌連結した歩行型移
動農機の変速操作構造に関する。
従来のこの種の変速操作構造において、前記シ
フトフオーク軸への前記係合用部材の抜止め手段
として、前記軸外周に設けられた凹入溝を利用し
てネジ止め固定する機構を採つていた。
フトフオーク軸への前記係合用部材の抜止め手段
として、前記軸外周に設けられた凹入溝を利用し
てネジ止め固定する機構を採つていた。
しかし、この場合には前記ネジが機体振動や変
速操作力の影響で長期に亘る間には緩みを生じ
て、前記係合用部材の前記フオーク軸からの抜け
出し、或いは姿勢変化を来すといつた操作ミスを
誘発する問題があつた。
速操作力の影響で長期に亘る間には緩みを生じ
て、前記係合用部材の前記フオーク軸からの抜け
出し、或いは姿勢変化を来すといつた操作ミスを
誘発する問題があつた。
本考案は、かかる実情に鑑み、簡単な構造付加
で持つて、従来の問題点を解消するとともに、変
速操作確認が容易に行なえるものを提供する点に
目的を有する。
で持つて、従来の問題点を解消するとともに、変
速操作確認が容易に行なえるものを提供する点に
目的を有する。
上記目的を達成すべくなされた本考案に係る歩
行型移動農機の変速操作構造の特徴構成は前記係
合用部材から突設したゲージ部を前記ミツシヨン
ケースに固設した変速案内板の案内溝に係合さ
せ、前記変速案内板の表面には、前記ゲージ部の
各変速移動位置に対応する変速表示を設けてある
点にある。
行型移動農機の変速操作構造の特徴構成は前記係
合用部材から突設したゲージ部を前記ミツシヨン
ケースに固設した変速案内板の案内溝に係合さ
せ、前記変速案内板の表面には、前記ゲージ部の
各変速移動位置に対応する変速表示を設けてある
点にある。
このような特徴構成を有する本考案の作用効果
は次の通りである。
は次の通りである。
つまり、前記ゲージ部と案内板を設けるだけの
簡単な構造付加だけで、両者の係合作用によつ
て、前記ネジの緩みが生じたとしても前記係合用
部材は前記ゲージ部と案内溝との間隙の範囲内で
のガタ付きを起すだけで大幅な姿勢変化を来すこ
となく、前記シフト軸から抜け出すことはない。
簡単な構造付加だけで、両者の係合作用によつ
て、前記ネジの緩みが生じたとしても前記係合用
部材は前記ゲージ部と案内溝との間隙の範囲内で
のガタ付きを起すだけで大幅な姿勢変化を来すこ
となく、前記シフト軸から抜け出すことはない。
従つて、前記係合用部材をシフトフオーク軸に
取付固定するに溶接固定、或いは、一体成形する
といつた構成のものに比して組付時の前記変速ア
ームと係合用部材との係合調節が容易に行い得る
ネジ式固定構造を維持し乍ら、簡単な構造付加だ
けで、急激な操作不良といつた作業に支障をきた
す問題を防止できるとともに、前記案内板の変速
表示によつて、目視確認が可能になり、変速操作
が容易確実に行なわれるようになつた。
取付固定するに溶接固定、或いは、一体成形する
といつた構成のものに比して組付時の前記変速ア
ームと係合用部材との係合調節が容易に行い得る
ネジ式固定構造を維持し乍ら、簡単な構造付加だ
けで、急激な操作不良といつた作業に支障をきた
す問題を防止できるとともに、前記案内板の変速
表示によつて、目視確認が可能になり、変速操作
が容易確実に行なわれるようになつた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図に示すように、左右一対の車輪、エンジ
ン２、操縦ハンドル３及び走行用変速レバー８等
を有した自走機体に、前記車輪に替えて耕耘ロー
タ１等を取付けて各種作業を行う歩行型移動農機
を構成する。
ン２、操縦ハンドル３及び走行用変速レバー８等
を有した自走機体に、前記車輪に替えて耕耘ロー
タ１等を取付けて各種作業を行う歩行型移動農機
を構成する。
第２図乃至第４図に基づいて変速操作構造を詳
述すると、ミツシヨンケース５の横側部に突出し
た横軸６に対して筒ボス部材７を前記横軸６の軸
心周りで上下揺動可能に枢支するとともに、この
筒ボス部材７に手元変速操作レバー８の基端部８
ａを、その基端部８ａの軸心周りに回動自在に嵌
入し、かつ、この基端部８ａから後記するシフト
フオーク軸１１，１２に向つて変速アーム１０を
固着延出する。
述すると、ミツシヨンケース５の横側部に突出し
た横軸６に対して筒ボス部材７を前記横軸６の軸
心周りで上下揺動可能に枢支するとともに、この
筒ボス部材７に手元変速操作レバー８の基端部８
ａを、その基端部８ａの軸心周りに回動自在に嵌
入し、かつ、この基端部８ａから後記するシフト
フオーク軸１１，１２に向つて変速アーム１０を
固着延出する。
又、前記ミツシヨンケース５の横外側に向けて
突設された押引き式の第１、第２シフトフオーク
軸１１，１２の突出端に、前記変速アーム１０と
の係合用凹部１３ａ，１４ａを形成した係合用部
材１３，１４を、前記シフトフオーク軸１１，１
２の突出端に形成された凹溝部１１ａを利用して
ネジ１５止め固定している。
突設された押引き式の第１、第２シフトフオーク
軸１１，１２の突出端に、前記変速アーム１０と
の係合用凹部１３ａ，１４ａを形成した係合用部
材１３，１４を、前記シフトフオーク軸１１，１
２の突出端に形成された凹溝部１１ａを利用して
ネジ１５止め固定している。
更に、前記係合用部材１３，１４の凹部１３
ａ，１４ａを上下逆向きに開放形成するととも
に、前記筒ボス部材７の横軸６周りの上下揺動に
よつて前記変速アーム１０を前記凹部１３ａ，１
４ａと択一的に係合可能に、かつ、その係合状態
を維持し乍ら前記変速レバー８の基端部８ａ軸心
周りでの回動によつて、前記シフトフオーク軸１
１，１２を押引きして変速操作を行うべく構成し
てある。前記変速操作による変速位置は中立位置
Ｎより、前記変速アーム１０を第１シフトフオー
ク軸１１に係合させて、この第１シフトフオーク
軸１１を引き出すと後進位置R1、押し込むと前
進１速位置F1、第２シフトフオーク軸１２を引
き出すと前進２速位置F2、押し込むと前進３速
位置F3に変速可能である。
ａ，１４ａを上下逆向きに開放形成するととも
に、前記筒ボス部材７の横軸６周りの上下揺動に
よつて前記変速アーム１０を前記凹部１３ａ，１
４ａと択一的に係合可能に、かつ、その係合状態
を維持し乍ら前記変速レバー８の基端部８ａ軸心
周りでの回動によつて、前記シフトフオーク軸１
１，１２を押引きして変速操作を行うべく構成し
てある。前記変速操作による変速位置は中立位置
Ｎより、前記変速アーム１０を第１シフトフオー
ク軸１１に係合させて、この第１シフトフオーク
軸１１を引き出すと後進位置R1、押し込むと前
進１速位置F1、第２シフトフオーク軸１２を引
き出すと前進２速位置F2、押し込むと前進３速
位置F3に変速可能である。
前記係合用部材１３，１４に棒状のゲージ部１
３Ａ，１４Ａを突設形成するとともに、その先端
を前記ミツシヨンケース５に固設した変速案内板
１６の案内溝１６Ａ，１６Ａに係合させ、前記変
速案内板１６の表面には、前記ゲージ部１３Ａ，
１４Ａの各変速移動位置に対応する変速表示１
７、つまり、R1，F1，F2，F3を設けている。
３Ａ，１４Ａを突設形成するとともに、その先端
を前記ミツシヨンケース５に固設した変速案内板
１６の案内溝１６Ａ，１６Ａに係合させ、前記変
速案内板１６の表面には、前記ゲージ部１３Ａ，
１４Ａの各変速移動位置に対応する変速表示１
７、つまり、R1，F1，F2，F3を設けている。
第５図、及び、第６図は別実施例を示し、前記
案内溝１６Ａ，１６Ａの周面に内方側への折り込
み部１６ａ，１６ａを形成するとともに、前記ゲ
ージ部１３Ａ，１４Ａ先端を前記案内板１６上面
より上方に突出しない状態で前記折り込み部１６
ａ，１６ａと係合させ、かつ、この折り込み部１
６ａを利用して案内溝１６Ａの中立位置Ｎに不透
明樹脂製等の板状材１８を嵌入固定して、中立側
のゲージ部１３Ａもしくは１４Ａを前記板状体１
８で隠し、もつて、変速されているゲージ部のみ
の目視確認が容易に行なえる構成を採つてもよ
い。
案内溝１６Ａ，１６Ａの周面に内方側への折り込
み部１６ａ，１６ａを形成するとともに、前記ゲ
ージ部１３Ａ，１４Ａ先端を前記案内板１６上面
より上方に突出しない状態で前記折り込み部１６
ａ，１６ａと係合させ、かつ、この折り込み部１
６ａを利用して案内溝１６Ａの中立位置Ｎに不透
明樹脂製等の板状材１８を嵌入固定して、中立側
のゲージ部１３Ａもしくは１４Ａを前記板状体１
８で隠し、もつて、変速されているゲージ部のみ
の目視確認が容易に行なえる構成を採つてもよ
い。
図面は本考案に係る歩行型移動農機の変速操作
構造の実施例を示し、第１図は歩行型管理機の側
面図、第２図は一部切欠側面図、第３図は平面
図、第４図は第３図の−線断面図、第５図及
び第６図は夫々、案内板の別実施例を示す一部切
欠側面図、平面図である。 ５……ミツシヨンケース、１０……変速アー
ム、１１，１２……シフトフオーク軸、１３，１
４……係合用部材、１３Ａ，１４Ａ……ゲージ
部、１６……変速案内板、１６Ａ……案内溝、１
７……変速表示。
構造の実施例を示し、第１図は歩行型管理機の側
面図、第２図は一部切欠側面図、第３図は平面
図、第４図は第３図の−線断面図、第５図及
び第６図は夫々、案内板の別実施例を示す一部切
欠側面図、平面図である。 ５……ミツシヨンケース、１０……変速アー
ム、１１，１２……シフトフオーク軸、１３，１
４……係合用部材、１３Ａ，１４Ａ……ゲージ
部、１６……変速案内板、１６Ａ……案内溝、１
７……変速表示。
Claims (1)
- ミツシヨンケース５から外方に突設した押引き
式シフトフオーク軸１１，１２の突出端に、変速
アーム１０との係合用部材１３，１４を、装着状
態においては抜止め可能となる状態で着脱自在に
外嵌連結した歩行型移動農機の変速操作構造であ
つて、前記係合用部材１３，１４から突設したゲ
ージ部１３Ａ，１４Ａを前記ミツシヨンケース５
に固設した変速案内板１６の案内溝１６Ａ，１６
Ａに係合させ、前記変速案内板１６の表面には、
前記ゲージ部１３Ａ，１４Ａの各変速移動位置に
対応する変速表示１７…を設けてある歩行型移動
農機の変速操作構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3331284U JPS60144529U (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 歩行型移動農機の変速操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3331284U JPS60144529U (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 歩行型移動農機の変速操作構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60144529U JPS60144529U (ja) | 1985-09-25 |
| JPH0236742Y2 true JPH0236742Y2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=30535644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3331284U Granted JPS60144529U (ja) | 1984-03-07 | 1984-03-07 | 歩行型移動農機の変速操作構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60144529U (ja) |
-
1984
- 1984-03-07 JP JP3331284U patent/JPS60144529U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60144529U (ja) | 1985-09-25 |
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