JPH038906Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038906Y2 JPH038906Y2 JP1432885U JP1432885U JPH038906Y2 JP H038906 Y2 JPH038906 Y2 JP H038906Y2 JP 1432885 U JP1432885 U JP 1432885U JP 1432885 U JP1432885 U JP 1432885U JP H038906 Y2 JPH038906 Y2 JP H038906Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation fan
- nut
- shaft
- worm gear
- worm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 29
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、暖房システム等において換気扇の取
付角度を変えることができる取付構造に関する。
付角度を変えることができる取付構造に関する。
第4図に基いて従来の取付構造を説明する。換
気扇1は、その下端部16が支持基体17の下部
に揺動自在に軸着されている。支持基体17の上
部からは下方に傾斜する角度調整レバー18が延
出形成されている。該角度調整レバー18には長
手方向に長孔19が形成されている。換気扇1の
可動部位の前記長孔19に対応する位置にボルト
部が突設されており、該ボルト部を前記長孔19
に貫通させ、反対側よりナツト20で締め付ける
ことにより、換気扇1は所定の角度に保持される
よう構成されている。換気扇1の取付角度を変え
るときは、ナツト20を緩るめ、該換気扇1の可
動部位を所定角度だけ揺動させた後、再びナツト
20を締め付ける。
気扇1は、その下端部16が支持基体17の下部
に揺動自在に軸着されている。支持基体17の上
部からは下方に傾斜する角度調整レバー18が延
出形成されている。該角度調整レバー18には長
手方向に長孔19が形成されている。換気扇1の
可動部位の前記長孔19に対応する位置にボルト
部が突設されており、該ボルト部を前記長孔19
に貫通させ、反対側よりナツト20で締め付ける
ことにより、換気扇1は所定の角度に保持される
よう構成されている。換気扇1の取付角度を変え
るときは、ナツト20を緩るめ、該換気扇1の可
動部位を所定角度だけ揺動させた後、再びナツト
20を締め付ける。
ところが、従来の取付構造は換気扇1の取付角
度を変える操作がナツト20を緩るめる工程と、
換気扇1を所定角度揺動させる工程と、ナツト2
0を締め付ける工程とからなるため、その作業に
手間がかかる上、換気扇1の重量が大きい場合に
はナツト20を緩るめた後の角度変更作業に危険
性が伴うという問題があつた。更に、これらの工
程の各作業は遠隔から行なうことができないた
め、換気扇1が狭い場所あるいは高い場所等に取
り付けられている場合には取付角度の変更が事実
上不可能となると問題があつた。
度を変える操作がナツト20を緩るめる工程と、
換気扇1を所定角度揺動させる工程と、ナツト2
0を締め付ける工程とからなるため、その作業に
手間がかかる上、換気扇1の重量が大きい場合に
はナツト20を緩るめた後の角度変更作業に危険
性が伴うという問題があつた。更に、これらの工
程の各作業は遠隔から行なうことができないた
め、換気扇1が狭い場所あるいは高い場所等に取
り付けられている場合には取付角度の変更が事実
上不可能となると問題があつた。
本考案は、換気扇の取付角度の変更作業に手間
がかかる上に危険性が伴うという問題点及び遠隔
から操作できないことにより狭い場所あるいは高
い場所に取り付けられている場合等は事実上取付
角度の変更が不可能となる問題点を解決せんとす
るものである。
がかかる上に危険性が伴うという問題点及び遠隔
から操作できないことにより狭い場所あるいは高
い場所に取り付けられている場合等は事実上取付
角度の変更が不可能となる問題点を解決せんとす
るものである。
本考案は、揺動自在に取り付けられている換気
扇の可動部位にナツトを固定し、支持基体にウオ
ームとウオーム歯車とから構成されたウオームギ
ヤを収納したギヤボツクスを取り付け、基端側に
ウオームギヤの一方の構成部材を設け先端側にボ
ルト部を設けたシヤフトを前記ギヤボツクに長手
方向に移動不能に連結すると共にボルト部を前記
ナツトに螺合することにより、ウオームギヤ構造
によりシヤフトを回転させ、該シヤフトのボルト
部に螺合されたナツトが螺進移動するようにした
ものである。
扇の可動部位にナツトを固定し、支持基体にウオ
ームとウオーム歯車とから構成されたウオームギ
ヤを収納したギヤボツクスを取り付け、基端側に
ウオームギヤの一方の構成部材を設け先端側にボ
ルト部を設けたシヤフトを前記ギヤボツクに長手
方向に移動不能に連結すると共にボルト部を前記
ナツトに螺合することにより、ウオームギヤ構造
によりシヤフトを回転させ、該シヤフトのボルト
部に螺合されたナツトが螺進移動するようにした
ものである。
以下、本考案を図面の実施例に基いて詳細に説
明する。第1図は本考案に係る取付構造の正面
図、第2図は同側面図を示す。換気扇1は下端が
ヒンジ3により支持基体2に取り付けられ、該ヒ
ンジ3により上端側が前後方向に揺動自在に形成
されている。換気扇1の可動部位となる上端には
前後方向への貫通孔11が穿設され、該貫通孔1
1の後面側に軸芯を共通にするナツト8が一体的
に固定されている。前記支持基体2の換気扇1が
取り付けられている部位と異なる部位すなわち該
換気扇1の上端側と対応する部位にウオームギヤ
の一方の構成部材であるウオーム歯車12が取り
付けられている(第3図)。該ウオーム歯車12
はギヤボツクス6内に設けられ、該ギヤボツクス
6がヒンジ10により揺動自在に支持基体2に取
り付けられている。ウオーム歯車12の軸13は
長尺なシヤフト9と一体に回転するよう連結され
ている。シヤフト9の先端にはハンドル5が設け
られている。該ハンドル5が操作しやすい場所に
至るよう前記シヤフト9の全長が設定されてい
る。
明する。第1図は本考案に係る取付構造の正面
図、第2図は同側面図を示す。換気扇1は下端が
ヒンジ3により支持基体2に取り付けられ、該ヒ
ンジ3により上端側が前後方向に揺動自在に形成
されている。換気扇1の可動部位となる上端には
前後方向への貫通孔11が穿設され、該貫通孔1
1の後面側に軸芯を共通にするナツト8が一体的
に固定されている。前記支持基体2の換気扇1が
取り付けられている部位と異なる部位すなわち該
換気扇1の上端側と対応する部位にウオームギヤ
の一方の構成部材であるウオーム歯車12が取り
付けられている(第3図)。該ウオーム歯車12
はギヤボツクス6内に設けられ、該ギヤボツクス
6がヒンジ10により揺動自在に支持基体2に取
り付けられている。ウオーム歯車12の軸13は
長尺なシヤフト9と一体に回転するよう連結され
ている。シヤフト9の先端にはハンドル5が設け
られている。該ハンドル5が操作しやすい場所に
至るよう前記シヤフト9の全長が設定されてい
る。
換気扇1の可動側すなわち上端のナツト8とギ
ヤボツクス6とは長尺なシヤフト4により連結さ
れている。該シヤフト4は基端側にウオーム14
が設けられ、該ウオーム14が前記ギヤボツクス
6内のウオーム歯車12と連結されている(第3
図)。該ウオーム14はウオーム歯車12の回転
により回転するが、図示しないストツパーにより
該ウオーム14自体が該回転により長手方向に移
動不能に形成されている。一方、シヤフト4の先
端側にはボルト部15が設けられ、該ボルト部1
5が前記ナツト8と螺合されている。
ヤボツクス6とは長尺なシヤフト4により連結さ
れている。該シヤフト4は基端側にウオーム14
が設けられ、該ウオーム14が前記ギヤボツクス
6内のウオーム歯車12と連結されている(第3
図)。該ウオーム14はウオーム歯車12の回転
により回転するが、図示しないストツパーにより
該ウオーム14自体が該回転により長手方向に移
動不能に形成されている。一方、シヤフト4の先
端側にはボルト部15が設けられ、該ボルト部1
5が前記ナツト8と螺合されている。
次に、上記実施例の作用を説明する。ハンドル
5を回転させるとギヤボツクス6内のウオーム歯
車12が回転し、この回転がウオーム14により
シヤフ4の軸芯線のまわりの回転に伝達される。
シヤフト4がこのように回転すると該シヤフト4
先端のボルト部15と螺合するナツト8が螺進移
動する。これにより換気扇1は下端側を支点とし
て揺動し、取付角度が変わる。所定の取付角度に
なつたときにハンドル5の回転を停止すれば、そ
れで取付角度の変更作業は終了する。
5を回転させるとギヤボツクス6内のウオーム歯
車12が回転し、この回転がウオーム14により
シヤフ4の軸芯線のまわりの回転に伝達される。
シヤフト4がこのように回転すると該シヤフト4
先端のボルト部15と螺合するナツト8が螺進移
動する。これにより換気扇1は下端側を支点とし
て揺動し、取付角度が変わる。所定の取付角度に
なつたときにハンドル5の回転を停止すれば、そ
れで取付角度の変更作業は終了する。
上記実施例ではシヤフト4側にウオームギヤの
構成部材であるウオーム14を設け、支持基体2
の方にウオーム歯車12を設ける構成にしたが、
ウオーム歯車12の軸13をシヤフト4として形
成し、前記シヤフト9の先端にウオーム14を設
ける構成すなわち逆の構成にしてもよいことは勿
論である。ナツト8は本実施例のように換気扇1
の上端でなくともよく、可動部位の適宜位置に設
けてもよい。
構成部材であるウオーム14を設け、支持基体2
の方にウオーム歯車12を設ける構成にしたが、
ウオーム歯車12の軸13をシヤフト4として形
成し、前記シヤフト9の先端にウオーム14を設
ける構成すなわち逆の構成にしてもよいことは勿
論である。ナツト8は本実施例のように換気扇1
の上端でなくともよく、可動部位の適宜位置に設
けてもよい。
本考案によれば、揺動自在に取り付けられてい
る換気扇の可動部位にナツトを固定し、該ナツト
にシヤフト先端に設けたボルト部を螺合すると共
に、該シヤフトの基端をウオームギヤ構造により
該ウオームギヤを収納したギヤボツクスを介して
揺動自在に支持基体に連結したので、該ウオーム
ギヤのウオームあるいはウオーム歯車を回転する
だけで前記シヤフトが回転し、これにより前記ナ
ツトがボルト部を螺進移動して換気扇の取付角度
が変わるため、取付角度の変更作業が簡単である
と共に、危険性も少ない。更にウオームギヤをシ
ヤフト(実施例のシヤフト9)により遠隔操作で
きるようにすることができるため、換気扇が狭い
場所あるいは高い場所に取り付けられている場合
においても確実に取付角度の変更をすることが可
能となり、効率的に空気の撹拌を行なうことがで
きる。更に換気扇の運転時に振動や風圧を受けて
も、ウオームギヤ構造にしたことにより設定角度
が不用意に変動することがない。
る換気扇の可動部位にナツトを固定し、該ナツト
にシヤフト先端に設けたボルト部を螺合すると共
に、該シヤフトの基端をウオームギヤ構造により
該ウオームギヤを収納したギヤボツクスを介して
揺動自在に支持基体に連結したので、該ウオーム
ギヤのウオームあるいはウオーム歯車を回転する
だけで前記シヤフトが回転し、これにより前記ナ
ツトがボルト部を螺進移動して換気扇の取付角度
が変わるため、取付角度の変更作業が簡単である
と共に、危険性も少ない。更にウオームギヤをシ
ヤフト(実施例のシヤフト9)により遠隔操作で
きるようにすることができるため、換気扇が狭い
場所あるいは高い場所に取り付けられている場合
においても確実に取付角度の変更をすることが可
能となり、効率的に空気の撹拌を行なうことがで
きる。更に換気扇の運転時に振動や風圧を受けて
も、ウオームギヤ構造にしたことにより設定角度
が不用意に変動することがない。
第1図は本考案に係る取付構造の平面図、第2
図は同側面図、第3図はギヤボツクス内のウオー
ムギヤ構造を示す要部側面図、第4図は従来の取
付構造を示す側面図である。 1……換気扇、2……支持基体、4……シヤフ
ト、8……ナツト、12……ウオーム歯車、14
……ウオーム、15……ボルト部。
図は同側面図、第3図はギヤボツクス内のウオー
ムギヤ構造を示す要部側面図、第4図は従来の取
付構造を示す側面図である。 1……換気扇、2……支持基体、4……シヤフ
ト、8……ナツト、12……ウオーム歯車、14
……ウオーム、15……ボルト部。
Claims (1)
- 換気扇1の一側を交点として支持基体2に揺動
自在に取り付けられた換気扇の取付構造におい
て、換気扇1の可動部位にナツト8を固定し、支
持基体2の換気扇1が取り付けられている部位と
異なる部位にウオーム14とウオーム歯車12と
から構成されたウオームギヤを収納したギヤボツ
クス6を揺動自在に取り付け、基端側にウオーム
ギヤの一方の構成部材を設け先端側にボルト部1
5を設けたシヤフト4を前記ギヤボツクス6に長
手方向に移動不能に連結すると共にボルト部15
を前記ナツト8に螺合したことを特徴とする換気
扇の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1432885U JPH038906Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1432885U JPH038906Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130839U JPS61130839U (ja) | 1986-08-15 |
JPH038906Y2 true JPH038906Y2 (ja) | 1991-03-06 |
Family
ID=30499147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1432885U Expired JPH038906Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH038906Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5151593B2 (ja) * | 2008-03-24 | 2013-02-27 | 三菱電機株式会社 | 照明装置付換気扇 |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1432885U patent/JPH038906Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61130839U (ja) | 1986-08-15 |
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